ロッテがサヨナラ勝ちで連敗を3で止めた。5−5の9回、平沢の中前打などで2死一、二塁から、井上が左越え安打で試合を決めた。9回を抑えた内が3勝目。オリックスは7回に4点を奪って追い付いたが、抑えの増井が打たれた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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オリックス | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 5 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 6x |
前日24日の試合で3打数無安打、2失策と散々だった「9番右翼」平沢大河内野手が、7月20日オリックス戦以来となる今季2度目の猛打賞で借りを返した。
4回1死二、三塁の第2打席で、ローチの139キロカットボールを右翼線へ2点適時二塁打。
6回の第3打席では左腕大山の141キロ直球を左前へ。
そして同点で迎えた9回の第4打席。先頭打者として打席に立つと、オリックス守護神・増井の148キロ直球を中前へはじき返して出塁。岡の犠打で二進し、井上の左前打でサヨナラのホームを踏んだ。
この日は守っても5回の若月の右中間への飛球をフェンス際で好捕する活躍ぶり。井口監督も「そういう意地を見せてくれて、これからもどんどん成長すると思う。明日も期待したい」。1日で立ち直り、素晴らしい活躍を見せた平沢の精神力をたたえた。
平沢は試合後のお立ち台で「昨日は眠れたか?」と聞かれると「ぐっすりです」とにっこり。この日からファンによって披露された平沢のオリジナル応援歌について「格好良いですね。もっと歌ってもらえるように頑張りたい」と嬉しそうに話した。
ロッテは25日の試合前、ZOZOマリン正面ロビーで「おもてなしプロジェクト」7月の月間表彰を実施した。
これは本拠地スタジアムでクルー、職員がよりよい接客対応を行うように、意識向上を目的に行っているもの。15年より月1回表彰しており、今回は今年の第4回目。警備クルー1人、案内クルー1人、飲食クルー2人、ストアクルー1人、サンプリングクルー1人、清掃クルー1人、ボランティアクルー1人、インターン1人の計9人が表彰された。
表彰式には前日24日の試合で好投した二木康太投手も参加。表彰状と観戦チケット、二木投手サイン色紙がプレゼントされた。
山室晋也社長は「クルーの皆様のおもてなしにファンの方々も非常に満足をしていただいています。チームもまだまだこれから。『マクレ』のスローガンの通り、これからが本当の『マクレ』です。勝ちマクレ。おもてなしをしマクレでいきたいと思います」とコメントした。
ロッテが、8月26日オリックス戦(ZOZOマリン、午後6時)を「マリンフェスタ」として開催する。
同イベントは「毎月ファン感謝デーの開催」がコンセプト。26日は試合終了後にスペシャルイベントとして「スターライトハーモニー2018・花火1000発打ち上げ」が行われるほか、様々なファンサービスが実施される。
主なイベントは以下の通り。
当日はその他、試合前、イニング間、試合後と様々なイベントを行う。また来場者先着2万人にLEDバッジをプレゼント。試合終了後に予定されている花火打ち上げ時などにLEDバッジを光らせることで壮大な光のショーが展開される。
100回大会を迎えた夏の甲子園決勝の日、ロッテもまた、オリオンズ誕生50年目の特別試合を行っていた。
東京ドームの先発マウンドに立ったのは有吉優樹投手(27)。偶然とはいえ、球団の節目のゲームに千葉出身の選手があたるなんて、縁だなと思った。
それはどうやら本人も感じていて「火曜って開幕してからずっと石川さんが投げてたじゃないですか。だから僕じゃないと思ってたんですけど」と話す。石川が右足を捻挫、さらに台風で登板間隔がずれて、こうなった。
ロッテは有吉が生まれた年に千葉移転が承認された。でも「子供の頃、テレビでやってたのはジャイアンツ戦。ロッテはお菓子の印象が強くて、野球のイメージはなかったです」。東京ドームで投げる巨人上原を、漠然と「かっこいいな」と思っていた幼少期。そこに将来自分が立つなんて、考えてもみなかった。
そもそも野球の道に進んだのだって縁だ。2歳でJリーグが開幕。小6までサッカー少年だった。時は02年、日韓W杯で世はサッカーフィーバー。「中田さんや三都主さんが活躍して。ベッカムのソフトモヒカンも、丸刈りから髪伸びかけの時にやったことあります」。今でもサッカーゲームをするし、海外サッカーも見るくらい好きだ。だが「中学で野球かサッカーかどっちか選ぶってなって、なぜか、気付いたら野球部入ってたんですよね」。
甲子園で準優勝した秋田代表、金足農・吉田輝星投手(3年)は「東北全体の期待も背負う」と言っていた。100年前なんて当然生まれていないし、これまで優勝に届かなかった東北勢の挑戦も直接は知らないだろう。けれど99年の伝統の先に自分がおり、縁あって、100回大会に出場した。記者の母校(福島・磐城)も71年夏の甲子園で準優勝している。勝手にその歴史を乗っけて、彼らを応援していた。
多くの先人達の偶然や必然。それが積み重なってロッテも50年続いてきた。千葉に生まれ、社会人野球で1度は九州へ渡った有吉が再び千葉の球団に戻ってきたのも、意図せず記念試合で投げた不思議な巡り合わせも、どこか運命的と言ったら大げさだろうか。
ロッテは25日、オリックス22回戦(ZOZOマリン)に6−5でサヨナラ勝ちし、連敗を3で止めた。9回2死一、二塁で4番の井上晴哉内野手(29)が左中間にサヨナラ安打を放った。
「(3番の中村)奨吾が粘って(四球で)歩いたので『今日の主役は俺』と思って打席に入った。感触は最高でした」。
カウント1−0から増井が投じた149キロの直球を仕留めた。3回には中前2点打を放つなど、3安打3打点。井口監督も「晴哉が4番の仕事をしてくれた」と頬を緩めた。
最近は打線が機能せずに3連敗。試合前には中村、井上、角中の中軸3人で話し合ったという。「クリーンアップが初回からしっかりやろうという話をした。何とか挽回できてよかった」。重責を任される和製大砲は、ホッと胸をなでおろした。
平沢が3安打2打点。4回に右翼線へ2点二塁打を放ち、9回には先頭で増井から中前打。井上の安打でサヨナラのホームを踏んだ。前日24日は右翼守備で8回に2つの失策を犯して逆転負けにつながっただけに、汚名返上の活躍。この日からオリジナルの応援歌がファンによって歌われ、「かっこいい。多く歌っていただけるようにもっと頑張る」と決意を新たにしていた。
24日の試合で失点につながる2失策を犯したロッテの平沢が、3安打2打点の活躍で汚名返上、守備でも好捕があった。「悔しさを晴らすようにしっかりやりました」と笑顔だった。
前夜の試合後もみっちりと日課の特打を行い、気持ちを切り替えて臨んだ。4回に2点二塁打、9回は先頭で中前打を放って出塁し、サヨナラのホームを踏んだ。ファンがオリジナルの応援歌を作成し、この日から打席に立つたびに流れた。「多く歌ってもらえるように頑張りたい」と気を良くしていた。
打線が低迷しているロッテが0−1の3回に3、4番の適時打で3点を奪い、逆転した。1死一、三塁から中村が左翼線に二塁打を放って同点とし、なお二、三塁で井上が中前打して2点を勝ち越した。
1点しか奪えず、3連敗を喫した前夜は2人で計1安打に終わっていた。中村が「何とかしたいと思っていたので、3、4番でかえせて良かった」と言えば、井上は「奨吾(中村)が打った流れで続くことができて良かった」と喜んだ。
ロッテは25日、本拠地ZOZOマリンのクルー、職員による接客対応の意識向上を目的とした「おもてなしプロジェクト」の7月度表彰を行った。今季4度目で警備クルー1人、案内クルー1人、飲食クルー2人、ストアクルー1人、サンプリングクルー1人、清掃クルー1人、ボランティアクルー1人、インターン1人の計9人。表彰式では二木康太投手から表彰状と観戦チケット、サイン色紙がプレゼントされた。山室晋也球団社長は「クルーのおもてなしにファンも非常に満足していただいています。チームもまだまだこれから。勝ちマクレ。おもてなしをしマクレでいきたいと思います」とコメントした。
ロッテは、26日のオリックス戦(ZOZOマリン、午後6時開始)で、毎月ファン感謝デーをコンセプトにしたマリンフェスタとして「スターライトハーモニー2018 花火1000発打ち上げ」などのファンサービスを実施する。
主なイベントは「ウェルカム・ハイタッチ」(午後4時20分〜同40分、球場外周正面パネル前)、「選手のお店屋さん」(選手による飲食メニュー、グッズの販売)、「特別トークショー」(午後4時10分〜同40分、球場外周ボールパークステージ)など。
4番が決めた。5−5の9回2死一、二塁、ロッテ・井上は増井の149キロ直球を捉え、左中間を破った。2度目のサヨナラ打。3安打3打点の活躍でお立ち台では「アジャ節」も完全復活した。
「絶対に回せ!今日の主役は俺だ!と思って打席に立ちました。最高でした」。前回7月7日のお立ち台では、広島市内の実家が豪雨災害で一時孤立している最中だった。心配で小声になり「自信を持て」とヤジも飛んだが、この日はいつもの姿。現在19本塁打。20本で獲得する「乳酸菌ショコラ5年分」の副賞は被災地へ送るつもりだ。7日のソフトバンク戦以来14試合ノーアーチだが「安打が出なければ一発も出ない」と今季6度目の猛打賞に前向きだった。
3年目のロッテ・平沢大河内野手(20)は25日のオリックス戦で3−1の4回1死二、三塁、ローチの内角球につまりながらも右前2点適時打を放った。「いい当たりではなかったけど好機で1本出て良かった。応援歌もありがたいです。力に変えて頑張ります」とこの日、お披露目された応援歌にも刺激を受け、16日の日本ハム戦以来となる打点に今季2度目の猛打賞と大活躍だった。
24日の同カードは1点差の8回に自らの2失策がからみ、逆転負けした。試合後は午後11時まで室内練習場でバットを振った。この日、試合前は井口監督から「インパクトで力が集約できるように」とアドバイスを受けた。「引きずってもいいことはない。悔しい思いを晴らしたかった」と屈辱をバットで返した。
ロッテの石川歩投手(30)は25日、さいたま市内の球団施設でブルペン投球を再開した。35球を投げ、26日も2日連続投球練習をする予定だ。
「ブルペン再開しました。まだ、実戦の予定は立ってません」と小林雅英投手コーチは説明した。
右肩不調での2軍調整中だった今月4日、ランニング中に右足首を捻挫していた。順調に回復すれば9月中旬以降に1軍復帰の見通しだ。
石川は6月26日の楽天戦までに9勝を挙げたが、7月以降は未勝利。今季ここまで18試合9勝5敗、防御率3.19だった。
ロッテは「毎月ファン感謝デーの開催」がコンセプトのマリンフェスタとして実施する8月26日のオリックス戦(ZOZOマリン、午後6時開始)の試合終了後にスペシャルイベントとして「スターライトハーモニー2018 花火1000発打ち上げ」を行うと発表した。当日は来場者2人に花火打ち上げ時に光るLEDバッジをプレゼントする。
その他も
ロッテは今季4度目のサヨナラ勝ちで本拠地での連敗を5で止めた。打のヒーローとなったのは井上だ。5−5の9回2死一、二塁のチャンスで「今日の主役は俺だ!と思って打席に入った」と増井の直球を左中間に運んだ。
前日24日は自身も1安打でチームも逆転負けを喫したが、一夜明けて3安打3打点と意地を見せた主砲は「最高でした!」と声を張り上げて喜んだ。
ロッテが今季4度目のサヨナラ勝ちで本拠地での連敗を5で止めた。井上晴哉内野手(29)が5−5の9回2死一、二塁から相手守護神・増井の直球を左中間に運んで決着をつけた。
お立ち台では「今日の主役は俺だ!と思って打席に入った」と語ったが、記者の囲み取材では「今日の試合は全体的に奨吾がつないでくれたのも大きかった。最後も絶対につなげてくれると思っていた。決める準備はしてました」と、四球を選んだ中村への感謝を真っ先に口にした。
前日24日の同カード(ZOZO)では中村、井上、角中の中軸で安打は9回に出た井上の1本だけだった。試合後に井口監督から「クリーンアップで1本。みんなで沈んでいる」と奮起を求められていた。
0−1の3回1死から連打で一、三塁とすると中村の適時打で同点とした。中村は「昨日はクリーンアップが打てずに負けていたしクリーンアップで何とかしたいと思っていたので、3、4番で返せて良かったです」と、井上との連打を喜べば、続く井上も二、三塁から中前に2点適時打を放ち、「奨吾(中村)が返してくれた後でしたし、自分も何とか返そうという気持ちでした。奨吾が打った流れで続くことが出来てよかったです」と後輩のつなぎの姿勢をたたえた。
試合前には「ここ最近打ててなかった。僕と奨吾とカクさん(角中)、クリーンアップでしっかり打てるようにという話はしました」と主軸3人で“緊急ミーティング”。角中こそ無安打だったが、中村と井上で4安打4打点と指揮官のゲキに応えてみせた。
チームはオリックス戦の連敗を4で止めたが、3位・日本ハムとは5.5差。逆転CS進出へ、打ちマクるしかない。
ロッテは25日、マリンフェスタとして実施する26日のオリックス戦(ZOZO)の試合終了後にスペシャルイベントとして『スターライトハーモニー2018・花火1000発打ち上げ』が行われると発表した。
主なイベントは次の通り。
当日はその他にも試合前、イニング間、試合後と様々なイベントを行う。
また、来場者先着2万人にLEDバッジをプレゼントする。試合終了後に予定されている花火1000発打ち上げ時などにLEDバッジを光らせることで壮大な光のショーが展開される。
5−5の9回2死一、二塁、ロッテ・井上が増井の149キロを左中間に運んだ。
昨年10月の楽天戦以来、プロ2度目のサヨナラ打でチームの連敗を5で止め「今日の主役はオレだと思って打席に入った。決める準備はしていました」とドヤ顔。3回の2点打など、猛打賞の大暴れ。井口監督は「しっかり4番の仕事をしてくれた」と最敬礼だった。
ロッテがサヨナラ勝ち。井上晴哉内野手が、9回2死一、二塁でオリックスの増井から左中間へはじき返し、負ければ5位転落の危機を救うとともに、チームの連敗も3で止めた。
ヒーローインタビューに呼ばれた井上は「主役は俺だと思って打席に入りました。最高です」と白い歯を見せた。
打線は1点を追う3回に中村、井上の連続タイムリーで3点を奪って逆転に成功。続く4回には平沢の適時打で2点を加えた。
先発のチェンは5回1失点と好投したが、3番手の岩下が7回につかまり、4失点で同点とされたが、その後の田中、松永、内が無失点に踏ん張り、サヨナラ勝ちに結びつけた。
3勝目が付いた内は「今日のヒーローは僕じゃない。チェンにあげたい。よく頑張ってくれた」と先発左腕をねぎらっていた。
ロッテは25日、「おもてなしプロジェクト」7月の月間表彰を行った。
これはZOZOマリンスタジアムで働くクルー、職員の接客対応の意識向上を目的にしたもので、15年から月1回の表彰を実施している。今回は今年の第4回となる。
警備クルー1人、案内クルー1人、飲食クルー2人、ストアクルー1人、サンプリングクルー1人、清掃クルー1人、ボランティアクルー1人、インターン1人の計9人が表彰された。
表彰式には二木康太投手も参加。表彰状と観戦チケット、二木選手サイン色紙がプレゼントされた。
山室晋也球団社長は「クルーの皆さまのおもてなしにファンの方々も非常に満足をしていただいています。チームもまだまだこれから。『マクレ』のスローガンの通り、これからが本当の『マクレ』です。勝ちマクレ。おもてなしをしマクレでいきたいと思います」と改めて呼びかけた。
ロッテは25日、「毎月ファン感謝デーの開催」をテーマにマリンフェスタとして開催する26日のオリックス戦(ZOZOマリンスタジアム・18時試合開始)で、試合終了後に『スターライトハーモニー2018・花火1000発打ち上げ』を行うと発表した。
この他にも様々なファンサービスを実施。主なイベントは次の通り。
当日はその他にも試合前、イニング間、試合後と様々なイベントを行う。
また、来場者先着2万人に「LEDバッジ」をプレゼント。試合終了後に予定されている花火1000発打ち上げ時などにLEDバッジを光らせることで壮大な光のショーが展開される。