8月28日8月28日ロッテは0−1の4回に鈴木の適時打で追い付き、8回に田村の適時二塁打で勝ち越した。有吉は7回を1失点で粘り6勝目。救援陣も踏ん張り、内が25セーブ目を挙げた。ソフトバンクは11残塁の拙攻で、連勝が9で止まった。
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| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
| 福岡ソフトバンク | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
再調整中のロッテ涌井が、来月6日のソフトバンク戦で1軍復帰する。28日、イースタン・リーグ西武戦で4安打完封の好投。リフレッシュも兼ねて9日から2軍に降格していた。
小林投手コーチは「これくらい、やって当たり前の投手。久しぶりに元気な姿を見せてくれた」と変わらぬ信頼を寄せた。
ロッテがソフトバンクの10連勝を阻止した。攻守に勝負の8回を制した。攻めては4安打の角中が二塁打でチャンスメーク。犠打を挟み、1死三塁から田村がスアレスの初球高めストレートを右中間へ運んだ。勝ち越しの適時二塁打は「球種関係なく、ストライクが来たら打とう」と迷いのない一振りだった。
指揮官の有言実行だった。9連勝中と勢いに乗る相手。井口監督は前日「でもこういう時、止めてきたのはウチですからね。たたいてやりましょう」と言った。4月にも開幕8連勝中の西武に今季初黒星を付けていた。決勝打の場面はスクイズの手もあったが「田村は得点圏で思い切りよく振り抜けるから」と25日から打順を1つ上げた。狙いに応えてくれた。
守ってはその裏、1死二塁からの中前打を岡がノーバウンド好返球。本塁でアウトをもぎ取った。「守備も、今日は投手陣も頑張ってくれた」。被安打10で失点1。粘り腰の大きな1勝だ。
ロッテ有吉優樹投手が、9連勝中だったソフトバンク打線を7回1失点に抑えて6勝目を挙げた。
初回に先制されるなど8安打を浴びたが、走者を背負いながらも要所を締めた。福岡は社会人野球の九州三菱自動車時代を過ごした思い出の場所。「社員とか店長とか、皆さん結構連絡をくれて。無様なピッチングができないなと思いました」と話した。
ロッテは31日の日本ハム戦（ZOZOマリン）でチケット・ビール半額デーを開催するにあたり、「紙製・ビールハット」を来場者に配布すると28日、発表した。各ゲートで成人対象に1万5000枚を配る。
当日、チケットは一部スペシャルシートを除いた席種で、ブロンズ試合における一般価格の半額設定になる。通常700円で販売している生ビールは1杯350円に。5回裏終了後には花火も打ち上がる。
井上晴哉内野手は「ビール半額デーはこちらのビールハットをかぶってぜひ盛り上がってください。試合に勝ってファンの皆さまにビールで乾杯をしてもらえるように頑張ります」とコメントした。
ロッテは28日、ソフトバンク14回戦（ヤフオクドーム）に2−1で競り勝った。粘りの守りで相手の連勝を9で止めた。
8回に田村の適時打で勝ち越した直後の守り。1死二塁から代打・川島の打球は中前で弾んだ。だが、岡が「打つ方で貢献できていなかったので、切り替えて守備でと思っていた」と矢のような返球で同点を阻止。5打席無安打の汚名をレーザービームで打ち消し、流れを渡さなかった。
井口監督は試合前に、「今日も連勝を止めますよ」と予告していた。開幕から負けなしだった西武を8連勝で止め、7月も5連勝中だった西武にストップをかけた。予告通りにソフトバンクを止めて「みんなよくやってくれた」とナインをたたえる一方、「今日は投手に助けられた。チャンスで点を取らないと」と、打線への注文も忘れなかった。
ロッテ2年目の有吉が相手の連勝を止める好投を見せた。7回を投げて毎回安打を許したものの、失点は1回の犠飛による1点だけ。「連勝の勢いがあるので初回の入りを強くと思ったら点を取られた。でも逆にそれで割り切れた」とその後は粘った。
九州三菱自動車時代は福岡で自動車販売の優秀な営業マンとして評判だった。懸命に仕事をこなしながら投球を磨き、プロ入りをつかんだ。なじみの地で成長した姿を見せた27歳の有吉は「お客さまも店長もチームメートも応援に来てくれた」と感謝を忘れなかった。
ロッテの田村が8回に殊勲の勝ち越し打を放った。先頭打者の角中が二塁打で出て、鈴木が犠打を決めて迎えた1死三塁で、スアレスの甘く入った初球を逃さず右中間へ適時二塁打。「（鈴木）大地さんが1球で進めてくれて気楽に入れた。ストライクはどの球種でもいこうと思っていた」とうなずいた。
捕手としては有吉を好リード。3回2死一、二塁では柳田に速球を続けて最後は空振り三振に仕留め「低めに、内角にと粘り強く投げる有吉さんのいい面が出た」と喜んだ。
ロッテの福浦和也内野手（42）が28日、ソフトバンク戦（ヤフオクドーム）に「8番・DH」で先発出場し、4回の第2打席で右前打を放ち通算2000安打まで残り9とした。
21日の西武戦（東京ドーム）以来のスタメン出場となった福浦は、2回の第1打席は1死満塁の好機で遊飛に倒れた。2死一塁で迎えた第2打席は、東浜のシンカーをとらえ右前に運ぶ安打。いよいよ偉業まで残り1桁としてカウントダウンに入った。
ロッテは28日、チケット・ビール半額デーとして開催される日本ハム戦（ZOZOマリン、午後6時半開始）で「紙製・ビールハット」を来場者に配布（各ゲート、成人対象1万5000枚）すると発表した。
当日は一部スペシャルシートを除く席種で、チケットがブロンズ試合の一般価格の半額に設定されるほか、通常700円の生ビールは350円で販売される。井上晴哉内野手は「ビールハットをかぶってぜひ盛り上がってください。試合に勝ってファンに乾杯してもらえるように頑張ります」とコメントした。
1−1の4回2死一塁。8月21日の西武戦での右太腿裏死球以来6試合ぶりのスタメンだったロッテ・福浦は東浜のカットボールを捉え、右前へ。通算1991安打となり、偉業へ「9」になった。
2、6回の得点圏は打てず「どっちかで打ちたかった。ただ、打てなくても勝てばいい」とホッと一息。精神的支柱が復帰したチームは4月10日に西武の連勝を8で止めたのに続き、今度はソフトバンクの連勝を9で止めた。
ロッテの有吉優樹投手（27）が、28日のソフトバンク戦（ヤフオクドーム）で7回8安打1失点と粘り、3連勝で6勝目をマークした。
「先に点を取られ、割り切れました。走者を出しても返さなければいいと思った」。
初回、いきなり、先制点を許したが、2回以降は4度、得点圏の走者を背負いながら最少失点で逃げ切った。
福岡は九州三菱自動車時代にプロへの基礎を作った第2の故郷。ソフトバンクの連勝を9で止め、ヒーローインタビューでは歓声を浴びていた。
1−1の4回2死一塁。ロッテ・福浦は東浜の内角カットボールに鋭く反応した。打球はライナーで右前へ。通算1991本目の安打で1死一、三塁と好機を拡大した。2、6回の得点圏には凡退し、得点には直接からまなかったが、偉業達成へカウントダウンの「9」とした。
「（得点圏の）どっちかで打ちたかった。ただ、打ってタイムリーが1番だけど打てなくても勝てばいい」。
8月21日の西武戦で右太もも裏に受けた死球の影響で全力疾走ができなかったが、6試合ぶりのスタメン出場で力を見せた。
この日、07、08年とプレーしたフリオ・ズレータ氏がヤフオクドームを訪れていたが「アップ中だったから会えなかったよ」と姿は見かけたものの、練習の手を止めることだけはしなかった。周囲の期待と喧騒とは裏腹に背番号9はただ、勝利に貢献しようとひた向きだった。その姿が、ソフトバンクの連勝を「9」で止める原動力となった。
ロッテは8月31日の日本ハム戦（ZOZOマリン、午後6時半開始）で「チケット・ビール半額デー」を開催するにあたり「紙製・ビールハット」を来場者先着1万5000人（成人のみ）に配布すると発表した。
また、当日は通常700円の生ビールが半額の1杯350円。5回裏終了後に花火も打ち上がる。井上晴哉内野手は「ビール半額デーはこちらのビールハットを被ってぜひ盛り上がってください。試合に勝ってファンの皆様にビールで乾杯をしてもらえるように頑張ります」とコメントした。
ロッテ・有吉優樹投手（27）が7回8安打されながらも1失点にまとめ、6勝目を挙げた。初回にグラシアルの左犠飛で先取点を献上したが、「最初に点を取られて逆に割り切れた。走者を出してもホームにかえさなければいいと思って（捕手の）田村を信じて投げた」と、毎回走者を背負いながらも粘れた要因を明かした。
井口監督も「有吉は試合を作ってくれた。しっかり投げてくれた。今日は投手陣に助けてもらった試合だった」と8、9回を抑えた松永、内と合わせて称賛した。
ロッテ・角中勝也外野手（31）が今季3度目の4安打で全得点に絡んだ。直近5試合で20打数3安打の打率1割5分と苦しんでいたヒットメーカーは「たまたまです」と謙遜した。1日の日本ハム戦（帯広）から打撃フォームが「崩れていた」といい、「何となく打ち方を思い出した」とホッとした様子だった。
ロッテ・岡大海外野手（27）が最後にチームを救った。バットでは7回無死一塁で送りバントを失敗するなど5タコも、守備で見せた。
2−1の8回1死二塁、川島の中前打で本塁を狙った二塁走者・中村を“レーザービーム”で刺し、同点を阻止した。タカの連勝を9で止めた守備のヒーローは「打つ方で貢献できていないので、守りで貢献しようと思っていた」と胸をなで下ろしていた。
ロッテが1点差で競り勝ち、ソフトバンクの連勝を9で止めた。
1−1の8回。先頭の角中勝也外野手（31）が、この日4安打目となる左翼線二塁打で無死二塁のチャンスを作ると、続く鈴木大地内野手（29）が犠打で1死三塁とし、田村龍弘捕手（24）が初球を右中間に運ぶ適時二塁打を放った。
その裏の守備では1死二塁で代打・川島の中前打で本塁を狙った二塁走者の中村に対して中堅手・岡が強肩を発動。“レーザービーム”で刺し、ピンチを乗り切った。
ロッテの福浦和也内野手（42）が自身4試合ぶりの先発出場で2000安打に残り9本とした。
1−1の4回2死一塁から右前打を放った。この試合を入れて残り33試合。今季中の達成へ、ラストスパートに入った。
ロッテは28日、31日の日本ハム戦（ZOZO）で「チケット・ビール半額デー」を開催するにあたり、「紙製・ビールハット」を来場者に配布すると発表した。
当日、チケットは一部スペシャルシートを除いた席種でブロンズ試合における一般価格の半額設定になる。
また、通常700円で販売している生ビールが1杯350円となる。5回裏終了後には花火も打ち上がるなど企画も目白押しだ。
ビールハットをかぶった井上は「ビール半額デーはこちらのビールハットをかぶってぜひ盛り上がってください。試合に勝ってファンの皆様にビールで乾杯をしてもらえるように頑張ります」と意気込んだ。
ソフトバンクの10連勝を止める価値ある一打となった。8回、ロッテ・角中の二塁打からつかんだ1死三塁。田村がスアレスの初球、ストレートをたたくと、中堅への適時二塁打。三塁から代走・加藤が本塁を踏んだ。
「チャンス、ここ一番で打ちたい」と言いながら、こう続けた。
「キャッチャーは（打率）2割5分くらいだが、終盤の勝負どころで代打は出されたくない」。
今季はしぶとい打撃が光る。本塁打は3本でも三塁打は5本。いい場面で出ている。
110試合に先発出場している。スタメンでなかったのは1試合のみで、投手陣のいい女房になっている。
「有吉さんが持ち味を出していい投球をしてくれました」。もちろん、勝利投手を立てるのを忘れなかった。
ロッテ・福浦和也内野手が2000本安打へあと「9」とする安打を放った。
4回、鈴木の適時打で同点として、なお2死一塁。1−0から東浜の変化球を右翼へ打ち返し、一、三塁と好機を広げたが、続く平沢が二ゴロに倒れた。
21日の西武戦で右足太ももに死球を受けて、代打での出場が続いていた。だが、負傷も癒えてこの日は「8番・DH」でスタメン出場した。
ロッテは28日、31日の日本ハム戦（ZOZOマリンスタジアム・18時半）で、チケット・ビール半額デーを開催するにあたって、「紙製・ビールハット」を来場者に配布すると発表した。
当日、チケットは一部スペシャルシートを除いた席種でブロンズ試合における一般価格の半額設定になる。
また、通常700円で販売している生ビールが1杯350円となる。5回裏終了後には花火の打ち上げも予定している。
井上晴哉内野手は「ビール半額デーはこちらのビールハットをかぶってぜひ盛り上がってください。試合に勝ってファンの皆さまにビールで乾杯をしてもらえるように頑張ります」と気合を込めていた。