ロッテが連敗を4で止めた。1回に角中の2ランで先制し、3回に鈴木の2ラン、4回に井上の3点二塁打などで4点を加点し差を広げた。シェッパーズは5回3失点で来日初勝利。ソフトバンクは松本裕が崩れ、連勝が4で止まった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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北海道日本ハム | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
千葉ロッテ | 2 | 0 | 2 | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 | x | 11 |
2番平沢大河外野手(20)が5回に2号3ランを放つなど、13安打で11点を奪い、連敗を4で止めた。1回には角中の先制2ラン、3回は鈴木の2ランと3本塁打が飛び出した。
井口資仁監督(43)は「クリーンアップが今日はしっかりと打ってくれた。角中の初回のホームランも大きかったし、中押しもできた。(平沢は)ずっといい感じでバッティングしている。それが結果につながった。打線のつながりとしてはしっかりとあった。チャンスでなかなか1本が出なかったが、今日はしっかりと出た」と評価した。
先発のシェッパーズは5回3失点で初勝利。
井口監督は「何とか5回投げ切って欲しい中で、3点取られましたけど、こういうタフな状況ですけどホームですから、勝てて良かった」と言った。
ロッテの4番井上晴哉内野手(29)が、本拠地特有の強風を生かした走者一掃の「レフト前二塁打」を放った。
4回2死満塁から、142キロの直球を芯でとらえると、左翼スタンドへの満塁本塁打かと思いきや、高く上がった打球は左翼から本塁方向へ吹く11メートルの逆風に押し戻された。
フェンス際まで追ったソフトバンク長谷川が慌てて前進し、最後はダイブしたが届かない。3人の走者がホームに返り、井上は二塁に到達した。
「風がなければ?自分の感触では入っていたと思います」と笑った。
井上は、13メートルの強風が吹いた6月27日の楽天戦でも、1回2死一、三塁から高く打ち上げた打球がポテンヒットになる漫画「ドカベン」の「通天閣打法」を披露。地の利を生かした打法で得点を重ねている。
ロッテ福浦和也内野手(42)が「8番DH」で先発し、第2打席で中前打を放ち、2000安打まで残り7本とした。
1ボールから、ソフトバンク中田の内角への146キロ直球を中前に運んだ。 安打は8月29日のソフトバンク戦以来で、「FUKU METER」は「1993」とカウントされた。
強風による3年ぶり5度目の中止から一夜明けても、ZOZOマリンには相変わらずの風が吹き荒れていた。ロッテ練習時には16メートル、試合開始時には左翼から本塁方向へ14メートルの強風が吹く中、1回1死二塁から3番角中勝也外野手(31)が右翼席に先制2ランを放った。
1死一塁からボークで二塁に進んだ直後、122キロのスライダーをとらえた。
「相手のミスもあってランナー二塁に行って、まずは先制点というところだったので、コンパクトに振ることを意識していきました。しっかりとらえることができました」と喜んだ。
1点差に迫られた3回には、1死一塁から鈴木大地内野手が右翼席に5号2ランを放った。
ロッテは5日、8月31日の日本ハム戦で行われた「ビール半額デー」の売り子ペナントレース1位に、397杯を売り上げた、なつきさんが輝いたと発表した。
参加88人の売り上げベスト5は以下の通り。
売り子ペナントレースは、3月30日の本拠地開幕戦から実施し、ZOZOマリン主催ゲーム55試合(東京ドーム、富山は除く)を終えた時点での途中経過は以下の通りになった。
1位まりなさん1万1820杯、2位まなみさん9792杯、3位ゆきさん9313杯、4位みこさん9296杯、5位なつきさん9076杯。
ビール半額デーで奮闘した、なつきさん(5年目、アサヒビール販売)は「ビール半額デーはお祭りのようで、楽しくビールを売ることができました。ペナントレース参加者で上位5位の中で1番、ビールを販売したと聞いて嬉しかったです。今年のビール半額デーは400杯を目標に挑みましたが3杯足らず397杯でした。少し悔しい思いをしましたが、私が5年間売り子として販売した過去最高記録を出すことができて達成感と満足感でいっぱいです。今シーズンのホームゲームも残りわずかですがファンの皆様はビールを片手に千葉ロッテマリーンズを全力で応援していただき野球観戦を楽しんでいただけたら嬉しいです。私も千葉ロッテマリーンズの9月の大マクリを信じて笑顔で頑張ります」と喜んだ。
売り子ペナントレースは、開幕〜ホーム最終戦までで競われる。参加者は立ち売り販売のドリンクメニュー(ソフトドリンクも含む)を販売している売り子経験5年以内で、参加を希望した88人。
販売杯数NO.1には優勝賞品として「ハワイアン航空 成田−ホノルル往復ペア航空券」がプレゼントされる。
早大は5日、東京6大学リーグの同大野球部の次期監督にOBでロッテや米大リーグのメッツなどで活躍した小宮山悟氏(52=日刊スポーツ評論家)が、来年1月1日付で就任すると発表した。4年の任期満了で退任する高橋広監督(63)の後任で、プロ野球経験者が同大の監督を務めるのは47年秋〜57年の森茂雄氏(元後楽園イーグルス選手兼監督)以来2人目。6日に都内で記者会見する。
小宮山氏は千葉・芝浦工大柏から2年の浪人を経て86年に早大へ入学。4年時には主将を務め、リーグ通算20勝をマークした。89年にドラフト1位でロッテに入団し、1年目からローテーション入り。頭脳的な投球を持ち味とし、開幕投手を7度務め、10年間エースとして君臨した。99年オフに自由契約になり横浜へ移籍。02年にはFA権を行使しメッツに入団した。1年間の浪人生活を送った後、04年にロッテに復帰。日本での通算成績は117勝141敗4セーブ、防御率3.71。09年に引退後はNHKのMLB解説者など評論家として活動し、11年から14年までは早大のコーチも務めた。
早大は17年秋のリーグ戦では東大と同率の5位に終わり、今年春は3位だった。秋のリーグ戦は高橋監督の指揮のもと、開幕日の8日に法大と対戦する。
早大は5日、ロッテなどで活躍した小宮山悟氏(52=日刊スポーツ評論家)が、来年1月1日付で野球部の監督に就任すると発表した。15年に就任した高橋広監督(63)は任期満了となる。
小宮山氏は早大へ2年の浪人を経て入学し、ロッテに入団。10年間エースとして君臨した。99年横浜に移籍し、02年はメジャーリーグのメッツに入団した。03年は現役評論家としての活動とトレーニングを続けながら浪人生活を送り、04年にロッテに復帰。09年に引退後はNHKのMLB解説者などを務めている。
13安打で11点を挙げて快勝し、連敗を4で止めた。鈴木が3回に右越え5号2ランを放つなど4安打3打点の活躍。三塁打が出ればサイクル安打だった第5打席は冷静に四球を選んだ。ここ4試合で3本塁打と気を吐くチームリーダーは「長距離打者ではない自分に本塁打が出ているのは、いい打ち方をしているからだと思う。ヒットの延長が本塁打なので“ホームラン病”にかからないようにしたい」と気を引き締めていた。
ロッテ・中村奨吾内野手(26)が2日の日本ハム戦から1番で出場している。4年目の今季は、ここまで不動の3番打者として活躍。初めて規定打席に到達して30盗塁をクリアするなど、才能を開花させた。
井口監督は打順を変更した理由を「打席でちょっと積極性がなくなってきたので。1番打者としてどんどん振っていって欲しい。クリーンアップは崩したくなかったが、そうせざるを得ない状況でもある」と説明。リードオフマンとして、本来の積極的な打撃を取り戻してチームを引っ張っていって欲しい。
角中が先制の6号2ランを放ち、勝利を呼んだ。1回1死二塁で松本裕のスライダーを右翼席へたたき込み「コンパクトに振ることを意識して、しっかり捉えることができた」と胸を張った。
前の試合から3番に座って2試合連続打点。低調だった打撃が8月下旬から上向き「伝わらない細かい部分だが、打ち方の感覚で思い出したことがある」と手応えを口にした。井口監督は「カク(角中)の本塁打が大きかった」と目尻を下げた。
ロッテは5日、「ビール半額デー」として行われた8月31日の日本ハム戦(ZOZOマリン)での「売り子ペナントレース」参加88人の売り上げベスト5を発表した。
1位・なつきさん(397杯、ペナントレース5位)、2位・まりなさん(387杯、同1位)、2位・ゆきさん(387杯 同3位)、4位・みこさん(304杯、同4位)、5位・まなみさん(296杯、同2位)。開幕戦から実施中の主催55試合(東京ドーム、富山除く)の途中経過は1位・まりなさん(1万1820杯)、2位・まなみさん(9792杯)、3位・ゆきさん(9313杯)、4位・みこさん(9296杯)、5位・なつきさん(9076杯)。
ビール半額デーでトップを記録したなつきさん(5年目 アサヒビール販売)は「ビール半額デーはお祭りのようで、楽しくビールを売ることができました。400杯を目標に挑みましたが3杯足らず397杯でした。少し悔しい思いをしましたが、5年間売り子として販売した過去最高記録を出すことができて、達成感と満足感でいっぱいです」とコメントした。
売り上げ1位には優勝賞品としてハワイアン航空から「成田−ホノルル往復ペア航空券」が贈られる。
東京六大学リーグの早大は5日、次期監督にOBで元ロッテなどで活躍した小宮山悟氏(52)が来年1月1日付で就任すると発表した。慣例として、任期は2期4年の予定。同氏は6日に東京都内で記者会見を開く。プロ出身の監督は慶大・大久保秀昭監督らがいる。
2015年に就任し、同年春と秋のリーグ戦、全日本大学選手権で優勝に導いた高橋広監督(63)は8日開幕の秋季リーグ戦も指揮を執り、12月末の任期満了により退任する。
小宮山氏は千葉・芝浦工大柏高から2浪して早大に入学。リーグ戦通算20勝(10敗)を挙げた。1989年にドラフト1位でロッテに入団。97年に最優秀防御率のタイトルを獲得し、2000年に横浜(現DeNA)へ移籍した。2002年にフリーエージェント権を行使して米大リーグ、メッツへ移籍したが未勝利に終わり、04年にロッテに復帰して09年までプレーした。日本通算117勝141敗、防御率3.71。メジャー通算0勝3敗、防御率5.61。
その後は早大大学院で学び、11〜14年に岡村猛監督のもとで早大のコーチを務めた。
小宮山氏は早大時代の監督だった石井連蔵氏から、“一球入魂”の精神野球を学んだ。同氏が15年9月に83歳で死去後も、OB会には毎年出席し、東京六大学リーグ戦も足しげく早大の視察に訪れていた。
この日、ロッテ−ソフトバンク(ZOZOマリン)のテレビ解説を務めた小宮山氏は試合後、「明日(6日)、会見で」とだけ話した。
今季4度目の2桁11得点。ロッテが負ければCS自力進出が消滅する危機をはね返した。鈴木が4安打3打点で5出塁。前日は強風で中止となったが「風と友達になれるように」と、台風の影響を残すグラウンドで3回に4戦3発となる右越え5号2ランを放った。
三塁打が出ればサイクル安打の8回は「本塁打はある意味で狙えるけど三塁打は難しい」と、粘って四球で出塁。福浦にも通算1993安打目が出るなど打線の爆発で連敗を4で止めた井口監督は「打線のつながりがあった」と納得の表情だった。
ロッテが8月31日にZOZOマリンスタジアムの日本ハム戦で行われた「ビール半額デー」における売り子ペナントレース参加88人の売り上げベスト5を発表した。
1位・なつきさん(397杯、ペナントレースは5位)、2位・まりなさん(387杯、ペナントレースは1位)、同2位・ゆきさん(387杯 ペナントレース3位)、4位・みこさん(304杯、ペナントレースは4位)、5位・まなみさん(296杯、ペナントレースは2位)。
なお3月30日の本拠地開幕戦より実施をしている売り子ペナントレースのZOZOマリン主催ゲーム55試合(東京ドーム、富山は除く)を終えての途中経過は次の通り。
1位・まりなさん(1万1820杯)、2位・まなみさん(9792杯)、3位・ゆきさん(9313杯)、4位・みこさん(9296杯)、5位・なつきさん(9076杯)。
ビール半額デーで奮闘した5位のなつきさんは球団を通して「ビール半額デーはお祭りのようで楽しくビールを売ることができました」とコメントした。
販売杯数ナンバー1を達成した売り子には優勝賞品として「ハワイアン航空 成田−ホノルル往復ペア航空券」がプレゼントされる。
早大は5日、野球部次期監督として、ロッテや大リーグのメッツでもプレーしたOBの小宮山悟氏(52)が来年1月1日付で就任すると発表した。小宮山氏は6日に記者会見を行う。1901年創部の早大で、プロ野球経験者が監督を務めるのは森茂雄氏(47年秋〜57年秋)以来となる。
東京六大学秋季リーグ戦開幕を8日に控える中での異例の次期監督発表。15年に就任した高橋広監督(63)は今年が任期最終年で、15年秋を最後に優勝から遠ざかる早大は後任の人選を進めていた。ロッテ、横浜(現DeNA)で通算117勝を挙げた小宮山氏は現役時代から理論派投手として知られ、11〜14年には早大でコーチ経験もあり、かねて監督待望論が出ていた。部員にはこの日夕、西東京市東伏見の野球部寮で川口浩部長から伝えられたが、開幕前の突然の通達に驚いた様子だったという。
リーグ戦通算45度の優勝を誇る早大だが、昨秋は70年ぶりに東大と同率最下位に沈み、今春も3位。一方、ライバルである慶大は同じく元プロの大久保秀昭監督の下で、秋春連覇を達成するなど、最近は水をあけられていた。大リーグを経験した選手が東京六大学の監督を務めるのは初めて。名門再建へ、小宮山氏の手腕に注目が集まる。
元プロ選手が東京六大学の監督に就任したケースとしては、早大・森茂雄監督(47年秋〜57年秋)、法大・服部力監督(57年春〜60年秋)、慶大・江藤省三監督(10年春〜13年秋)、慶大・大久保秀昭(15年春〜)らがいる。また、長嶋茂雄、杉浦忠らを育てた立大・砂押邦信監督(50年春〜55年春)は61年から国鉄で2年間、法大・田丸仁監督(61年春〜64年秋)は66年に東京の監督を務めた。
ロッテのタナー・シェッパーズ投手(31)が5回8安打3失点にまとめ、25登板目で来日初勝利を挙げた。
7−1の5回。2死から上林の投前への内野安打と牧原の適時三塁打で2点を返された。さらに長谷川の内野安打と柳田への死球で満塁のピンチを招いたが、最後は松田を左直に抑えて乗り切った。
その後は6、7回を唐川、8回を益田、9回チェンが抑えた。
助っ人右腕は「攻撃陣がいい仕事をしているので自分もそれに応えようと思って投げました。風について?今日は野手の方が味方につけたんじゃないかな(笑)。マウンド上ではリリーフの時にも同じくらいの風は経験していたので、その時の経験が今日は生きたんじゃないかな」と振り返った。
ロッテ・井上晴哉内野手(29)が強風に泣いた。4−1の4回2死満塁のチャンスで中田の直球を強振すると打球は高々と舞い上がり、左翼席へとすっ飛んでいった…かに思われたが、左翼後方から吹く風速11メートルの逆風で押し戻された。左翼手・長谷川はフェンスぎりぎりまで下がっていたが、そこから前方へ猛ダッシュ。最後はヘッドスライディングで捕球を試みたが、グラブの前にポトリと落ちる3点二塁打となった。
球団では2013年の井口以来となる日本人20本塁打にリーチをかけている井上は「チャンスに1本出て良かったです。風に助けられたり逆もあるかもしれませんが最後は勝てるように頑張ります。風が無ければ?自分の感触としては入っていたと思います」と残念がった。
ロッテの福浦和也内野手(42)が3試合ぶりの安打で2000安打に残り7本とした。
4−1の3回先頭で中前打を放った。この試合を入れて残り28試合。全身全霊でスパートをかける。
ロッテ・角中勝也外野手(31)が6号2ランを放った。両軍無得点の初回1死二塁のチャンスで松本のスライダーを右翼席中段に運んだ。
8月11日のオリックス戦(京セラD)以来19戦ぶりの一発で先取点を挙げ「相手のミス(ボーク)もあってランナーも二塁にいって、まずは先制点というところだったので、コンパクトに振ることを意識していきました。しっかり捉えることが出来ました」と納得の表情だった。
ロッテは5日、8月31日の日本ハム戦(ZOZO)で行われた「ビール半額デーにおける」売り子ペナントレース参加88人の売り上げベスト5を発表した。
なお、3月30日の本拠地開幕戦より実施をしている売り子ペナントレースのZOZOマリンスタジアム主催ゲーム55試合(東京D、富山は除く)を終えての途中経過は次の通り。
ビール半額デーで奮闘した5位のなつきさん(5年目、アサヒビール販売)は「ビール半額デーはお祭りのようで楽しくビールを売ることができました。ペナントレース参加者で上位5位の中で1番、ビールを販売したと聞いて嬉しかったです。今年のビール半額デーは400杯を目標に挑みましたが3杯足らず397杯でした。少し悔しい思いをしましたが、私が5年間売り子として販売した過去最高記録を出すことができて達成感と満足感でいっぱいです。今シーズンのホームゲームも残りわずかですが、ファンの皆様はビールを片手に千葉ロッテマリーンズを全力で応援していただき野球観戦を楽しんでいただけたら嬉しいです。私も千葉ロッテマリーンズの9月の大マクリを信じて笑顔で頑張ります」とコメントした。
販売杯数No.1を達成され売り子には優勝賞品として「ハワイアン航空 成田−ホノルル往復ペア航空券」がプレゼントされる。
東京六大学リーグの早大は5日、野球部の次期監督にOBで元ロッテ、大リーグ・メッツ投手の小宮山悟氏(52)が来年1月1日付で就任すると発表した。高橋広監督(63)が今年限りで任期満了を迎えるためで、メジャーリーグ経験者が大学野球の監督に就任するのは、日本球界で初めて。8日に開幕する秋季リーグ戦は高橋監督が指揮を執る。小宮山氏は6日に記者会見を行う。
15年秋を最後にリーグ優勝から遠ざかる名門が、大物OBに復活を託す。メジャーリーグも経験した小宮山氏は、20年間の現役生活で通算117勝をマーク。1901年創部の早大で、プロ野球経験者が監督を務めるのは、戦後すぐの47年秋から57年の森茂雄監督(元イーグルス選手兼任監督)以来。メジャー経験者が大学野球の監督に就任するのは、早大どころか日本球界でも初めてだ。
早大は昨秋のリーグ戦で70年ぶりの最下位(東大と同率)に沈むなど、最近は成績不振が続いていた。大学側は、高橋監督が今年12月末に任期満了を迎えるため、水面下で新監督の選任作業に着手。低迷する成績を立て直すだけではなく、高校生にとって魅力のあるチームづくりを目指す上で、若くて体力があり、情熱を持った人材を探していた。
そこで白羽の矢が立ったのが小宮山氏だった。球界屈指の理論家としても知られる同氏は、千葉・芝浦工大柏から一般受験で2浪の末に早大に進学。高校時代は無名だったが、当時の故・石井連蔵監督に才能を見いだされ、2年秋からエースとして活躍。4年時には主将を務めた経緯もあり、母校愛の強さは人一倍だ。
さらに、ロッテ時代の06年には早大大学院スポーツ科学研究科に入学。現役生活の傍ら、投球フォームに関するバイオメカニクスを専攻し、08年に修士号を取得している。早大野球部関係者は「メジャーまで行った男だが、その経験を買った訳ではない。大学院で理論を勉強している点を評価した」と明かした。年齢も52歳とまだ若く、11年からの4年間は特別コーチを務めた経験もある。
来年1月に就任する次期監督を秋季リーグ戦開幕前に発表するのは異例だが、関係者は「現チームは目の前の戦いに集中できるようになるし、有力な高校3年生が、小宮山さんに指導を受けたいと進路を早大に変更するかもしれない」と説明。ナインは今秋のリーグ戦で高橋監督の有終の美を飾ることに全力を注ぐ。
シェッパーズが先発転向3試合目で念願の初勝利を挙げた。5回を被安打8で3失点。打線の大量援護に「攻撃陣がいい仕事をしているのでそれに応えようと思って投げた」と笑った。
マリン名物の強風の中での投球を「マウンドでは救援の時にも同じくらいの風は経験していた。その経験が生きた」とご満悦だった。
力強いスイングからはじき返された打球が右翼席中段に突き刺さった。ロッテ・平沢大河内野手が5回2死一、二塁から中田のストレートをダメ押しとなる2号3ランだ。
7月7日の日本ハム戦以来の1発を「手応え十分でした。あの風の中であそこまで飛んでくれた。自信になります」と話し、プロ3本目の本塁打を「1番の当たりでした」と振り返った。
ここ3試合でヒットは1本。それでも「焦りはありませんでした。いい当たりもありましたから」と気持ちは前向きだった。
ZOZOマリンの試合後には必ず室内練習場に足を運んで黙々と打ち込む。「しっかり右足を踏み込んで強く振る。これを心がけています」。
平沢を見守ってきた井口監督は「ずっといい感じでバッティングをしていた。結果が出てよかった」とほめていた。
ロッテ・福浦和也内野手(42)が2000本安打へあと「7」と迫る安打を放った。
4点リードで迎えた4回。先頭打者として打席に入り、ソフトバンクの2番手・中田の1−0からの146キロ真っ直ぐを捉えた。打球は中前で弾んだ。
2試合ぶりに「8番・DH」でスタメン出場。8月29日のソフトバンク戦(ヤフオク)以来の安打となった。
2回の第1打席は中飛だった。
ロッテの角中が先制弾を放った。
1回1死後、平沢が中前打で出塁、さらに松本のボークで二進した。ここで角中が1−1からの変化球をハッシと捉えた。打球は右翼性中段に吸い込まれる6号2ラン。8月11日のオリックス戦(京セラ)以来となる1発となった。
「打ったのはスライダーです。相手のミスもあってランナーも2塁にいってまずは先制点というところだったので、コンパクトに振ることを意識していきました。しっかり捉えることができました」と静かに振り返っていた。
ロッテは5日、8月31日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)で行われた「ビール半額デー」での売り子ペナントレース参加88人の売り上げベスト5を発表した。
なお、3月30日の本拠地開幕戦からスタートした「売り子ペナントレース」のZOZOマリンスタジアム主催ゲーム55試合(東京D、富山は除く)を終えての途中経過は次の通り。
ロッテや米大リーグ・メッツで投手としてプレーした野球評論家の小宮山悟氏(52)が母校の早大で野球部の監督に就任することが5日、明らかになった。
早大がこの日、高橋広監督の任期満了(今年12月31日)に伴い、2019年1月1日付で就任することを発表した。小宮山氏は9月6日に記者会見する。
小宮山氏は芝浦工大大柏から1986年に早大教育学部に入学。4年時には野球部主将を務め、東京六大学では通算20勝を挙げた。89年のドラフト1位でロッテに入団し、NPB通算は117勝141敗4セーブ。2002年にはニューヨーク・メッツでもプレーした。
引退後の08年には早大大学院スポーツ科学研究科修了。11年から14年まで野球部でコーチを務めていた。