わたしはかもめ2018年鴎の便り(9月)

便

9月30日

福岡ソフトバンク1−9千葉ロッテ(ヤフオクドーム)

ロッテが快勝した。4回に中村のソロ、鈴木の2点適時打で3点を先行。3−1の8回は角中の適時打、岡の満塁本塁打で突き放した。二木は1失点で完投し、完封した8月17日以来の4勝目。ソフトバンクは投打に精彩を欠いた。

123456789R
千葉ロッテ0003000519
福岡ソフトバンク0000010001

ページトップ

ロッテ中村38盗塁、盗塁王「とれる時にとりたい」[ニッカン]

ロッテ中村奨吾内野手(26)が38盗塁でリーグ単独トップに躍り出た。

先頭で中前打した8回に井上への5球目で二盗、7球目で三塁も陥れた。1試合複数盗塁は3盗塁した4月26日以来、今季3度目。日本ハム西川、西武源田と争う盗塁王のタイトルに「とれる時にとりたいというのはある。できるだけ走りたい」と意欲を見せた。

この日は7号先制ソロを含む2安打2盗塁の活躍で、1打点2得点。「今日みたいに先頭で出て走って、点につながるのが1番いい。自分で頑張りながらチームの勝利につながれば」と充実感をにじませた。

また二木康太投手(23)も4安打1失点で今季3度目の完投を見せ、投打がかみ合っての快勝だった。

ページトップ

西武が常識覆すV、防御率、失点、失策がワースト[ニッカン]

西武が08年以来、西鉄時代から通算22度目のリーグ優勝を決めた。

開幕8連勝でスタートした今年は、首位の座を1日も明け渡さずにゴール。開幕日からオール1位の優勝は38年春タイガース、53年巨人、62年東映、97年ヤクルトに次いで5度目。パ・リーグでは62年東映以来、56年ぶりだ。

前回優勝の08年は25歳の中村が46本塁打で初タイトルを獲得したが、今年は5年目の山川が46本塁打、121打点とブレーク。30本塁打、120打点の3番浅村と4番山川を軸にした打線は破壊力抜群で、歴代4位タイの771得点をマークした。西武打線はチャンスに強く、チームの得点圏打率が3割8厘。リーグの得点圏打率10傑に5人が入り、満塁弾8本、3ラン28本と、走者がたまった場面の1発も多かった。2桁安打70度は球団新記録で、138試合のうち半分以上の71試合で6点以上を挙げた。6点以上の試合数が多いチームを出すと、

(1)
18年西武71試合
(2)
50年松竹70試合
(3)
01年近鉄67試合
(4)
80年近鉄、00年日本ハム65試合

今年の西武は、最多得点記録をつくった50年松竹を抜いて史上最多。当然、6点以上の試合では白星が多く、62勝9敗で勝率8割7分3厘を記録した。

打線とは対照的なのが投手陣。リーグ最多の636失点で、防御率4.27はリーグ最下位。リーグ最多失点で優勝は92年ヤクルト、01年近鉄に次いで3度目、最低防御率で優勝は01年近鉄に次いで2度目だ。最多失点、最低防御率で優勝した01年近鉄には26セーブの大塚がいたが、西武は20セーブもいない。これに加えて、84失策がリーグワースト。過去に最多失点、最低防御率、最多失策は昨年のヤクルトとロッテまで42チームあったが、これまで全チームが負け越して、そのうち昨年のヤクルトとロッテを含め27チームが最下位。プロ野球史上初めて最多失点、最低防御率、最多失策で優勝した。

今年のプロ野球で最も多いスコアは3−2だが、西武は7−4の8試合が最多。強力打線が投手陣をカバーした結果、西武は4失点以上の試合で39勝。85年近鉄の36勝を抜き、4失点以上の白星はプロ野球史上最も多かった。優勝には「投手を中心とした守りが重要」と言われてきたが、西武はこれまでの常識を覆す野球でペナントを制した。

ページトップ

ロッテ・福浦、来季もコーチ兼任[サンスポ]

通算2000安打を達成し、来季の現役続行を表明したロッテ・福浦和也内野手(42)が来季、再び打撃コーチを兼任することが9月30日、分かった。井口監督は「指導するのも好きなようだし、色々と教えてやって欲しい」と期待。福浦も「若手に教えていきたいこともたくさんあるし、強いチームをつくって監督を胴上げしたい」と話した。

ページトップ

ロッテ、3本塁打で快勝、中村は盗塁王へ2盗塁に成功[サンスポ]

ロッテは9月30日、敵地で3本のアーチをかけソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に9−1で快勝した。本拠地では苦闘が続くが、この日は先発の二木が立ち上がりから抜群の制球力でテンポよく快投。リズムに乗った打線の口火を切ったのは中村だ。

「感触はよかった。最近はいいスイングができている」。

4回、先頭でバックスクリーン横に7号ソロ。そこから井上の安打、連続四球と鈴木の適時打で3点を奪い主導権を握った。さらに一挙5点を奪いビッグイニングとなった8回は、先頭で中前打。すかさず二盗を決め、さらに三盗にも成功した。この時点で単独トップとなる38個目の盗塁を決め「走れるときに走って、それがチームの勝ちにつながれば」と勝利を呼び込んだ。井口監督も「1試合に2つですから、大したもの」と高く評価した。

日本ハム・西川、西武の源田と激しく盗塁王のタイトルを争う。30日現在、ロッテは残り11試合あり状況は有利。それでも「西川は走り出したら止まらない。僕も警戒されるだろうがチャンスがあれば走って、取れるならタイトルは取りたい」と強く意識する。

チームは苦しい状況にあるが、初のタイトルに向けラストスパートをかける

ページトップ

ロッテ・二木、今季2度目の完投勝利「今回の方がしっかり抑えられた」[サンスポ]

ロッテの二木が今季2度目の完投勝利を飾った。失点は3点リードで前進守備をしなかった6回の内野ゴロによるものだけ。8月17日の楽天戦で完封勝ちしているが「制球が良く、今回の方がしっかり抑えられた。1人で投げ切れて良かった」と胸を張った。

190センチの長身から繰り出す直球とフォークボールに、スライダーも効果的に交ぜて打たせて取った。23歳のエース候補は「まだ100点ではない。来季につながるようにまたしっかり頑張る」と貪欲だった。

井口監督(3本塁打の打線に)
「もっと振って強いスイングをしようと言っている。こういういい当たりがどんどん出てくれたらいい。」

ページトップ

ロッテ・中村、早大後輩から一発「入ってくれて良かった」[サンスポ]

ロッテの中村が4回に先制の7号ソロを放った。早大の後輩でもある大竹の直球を捉えると、中堅左のグラウンドにせり出しているホームランテラス席に飛び込んだ。「感触は入るかどうかといった感じだったので入ってくれて良かった」と喜んだ。

チーム初安打でもあった一発で打線は活気づき、この回はさらに鈴木が満塁から2点適時打を放った。

ページトップ

ロッテ福浦、来季再び打撃コーチ兼任へ、井口監督が指導を高く評価[スポニチ]

ロッテの福浦和也内野手(42)がプロ26年目となる来季、再び打撃コーチ兼任となることが30日、分かった。井口監督が「(打撃コーチ兼任を)やってもらいます。今季も最初は兼任でしたからね」と明かした。

今季は1軍ベンチ入りコーチの制限があり、5月に兼任コーチを解かれたが、指揮官は9月22日の西武戦で通算2000安打を達成した福浦の打撃指導を高く評価しており「再登板」となる。また、今季の残り試合は首痛もあり、出場選手登録はしない方針。ただ、1軍の遠征については「コーチに専任してもらう」と全て同行し、治療と並行し、若手の育成を託していくことになる。

ページトップ

ロッテ、中村、後輩に「倍返し」[スポニチ]

ロッテ・中村奨吾内野手(26)が、先輩の意地を見せつけた。30日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)、0−0の4回無死、早大の後輩・大竹の136キロ直球を左中間ホームランテラス席へ豪快に運んだ。これが決勝の7号だった。

「感触は入るかどうかという感じでしたけど、打撃の感じはいい。入ってよかった」。

9月6日の同カードでは大竹から2三振。試合後は「後輩に抑えられてしまいましたね」とミラールームで1人、打ち込み行った。だから同じ失敗を繰り返すことはない。2度目の対決でしっかりと「倍返し」にした。

8回無死から中前打で出塁すると、強肩捕手の甲斐から二盗、三盗と成功し、リーグ単独トップの38盗塁だ。初タイトルも視界良好だが「(2差で2位の日本ハム)西川は走り出すと止まらない。自分も走って行きたい」と気は抜かない。

8回には岡の自身初となる2号満塁本塁打、9回はルーキー・菅野の2号ソロと「明大コンビ」にも一発が出て、3発9得点の大勝。マジック対象だったソフトバンクを破り、西武の優勝をアシストする形になったが、井口監督は「打線がよく、つながった」と連敗ストップに納得の表情だった。

「まだまだ、ミスの部分が多いですが、少しずつ、良くなっている。」
菅野
「いい角度で上がった。これをきっかけにしたい。」

ページトップ

[パ5球団監督懺悔]工藤監督「ホームランが大きなプレッシャーになった」[スポニチ]

ソフトバンク・工藤監督
「西武打線はうちの投手陣でも抑えきることができなかった。ホームランが大きなプレッシャーになった。CSもあるので、しっかりいい状態で入れるようにしたい。」
日本ハム・栗山監督
「多くの重圧の中で一年間を走り切った。敬意を表するしかない。(シーズンの)勝負どころで全員が調子を上げたのは凄かった。それに負けないチームをつくるしかない。」
オリックス・福良監督
「下位でも長打があり、どこからでもビッグイニングをつくる打線が印象的。点を取りにくる強力打線が、シーズンを通して機能していた。」
ロッテ・井口監督
「点を取っても何倍も取り返されるような試合が多かった。足にもやられた。うちは課題しかない。若い選手をどんどん使って5年、10年後のチームづくりをしないといけない。」
楽天・平石監督代行
「打線は1つも2つも抜けていた。春先から良くて、ずっとは続かないだろうと思っていたが…。長打もあって足も使える。こんな打線なかなかない。かなり手ごわかった。」

ページトップ

押切もえが夫のロッテ・涌井との結婚秘話明かす「始球式の話があるからと…」[報知]

プロ野球・ロッテの涌井秀章投手(32)の妻でモデルの押切もえ(38)がフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(日曜・後7時)に出演し、結婚秘話を明かした。

2人が急接近したのは2014年8月。押切がロッテの本拠地で始球式を行った際、投球フォームの指導をしたのが涌井だった。その後、約1年半の交際期間を経て16年11月に結婚した。18年3月には、第1子となる男児を出産した。

押切は「元々知り合いで、始球式の話があるからと(涌井に)相談したら、教えるからちゃんと練習してって言われた。毎日『ちゃんとタオル振ってる』とか連絡があって、本番の日も(涌井の)登板日じゃなかったけど、見に来てくれました」と明かした。

涌井をサポートするために、アスリートフードマイスターの資格を取得した押切。SNSにアップする料理の写真がプロ並みだと、話題になっている。

「結婚式はハワイで挙げました」と押切。「私の仕事がハワイであって、急遽2ヶ月前に決めて、家族だけでガーデンウエディングを行いました」と笑顔を見せた。

ページトップ

パ5球団監督、西武の猛打に参った…敗軍の将コメント[報知]

ソフトバンク工藤監督
「やっぱり打撃。ウチの投手陣でも抑え切れなかった。先取点を取られて、なかなかリズムが取れなかった。ホームランは大きなプレッシャーになった。」
日本ハム栗山監督
「最初から走っていって、色んなプレッシャーがある中で最後までみんなが頑張り切った。開幕から最後まで打ちまくれたという強さはすごかった。」
オリックス福良監督
「下位でも長打があり、どこからでもビッグイニングを作ることができる打線が印象的です。走塁に関してもスキがなく、走攻守、全てにおいて、選手個々がしっかりと役割を果たしていました。」
ロッテ井口監督
「点を取っても、何倍も取り返される。それに加え、1、2、9番の足があり、理想の打線。本塁打数も多く、ここ一番で一発がある。ああいう打線をつくっていきたい。」
楽天平石監督代行
「正直、打線は1つも2つも抜けていた。長打もあって足も使えてバランスがいい。どこからでもチャンスを切り開き、いつ火がつくか分からない怖さがあった。」

ページトップ

ロッテ・二木、2度目の完投勝利「1人で投げ切れて良かった」[デイリー]

ロッテ・二木康太投手が今季2度目の完投勝利を飾った。

失点は3点リードで前進守備をしなかった6回の内野ゴロによるものだけ。8月17日の楽天戦で完封勝ちしているが「制球が良く、今回の方がしっかり抑えられた。1人で投げ切れて良かった」。23歳のエース候補は「まだ100点ではない。来季につながるようにまたしっかり頑張る」と貪欲だった。

ページトップ