楽天が連敗を4で止めた。0−1の4回に島内とウィーラーの2者連続ソロで逆転。その後はウィーラーの15号3ランなどでリードを広げた。則本は7回1失点で9勝目。ロッテは2回に1点を先制しながら3回以降は打線が沈黙した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 5 | 0 | x | 8 |
ロッテ井口資仁監督(8敗目の石川に)
「かわす投球、らしくない投球。13日(の最終戦先発)は岩下か石川か、また明日話します」。
ロッテのドラフト1位、安田尚憲内野手(19)が1年目の1軍戦出場を終えた。
「5番三塁」で先発。楽天則本と3打席対戦し、いずれも空振り三振に倒れた。これで来季新人王の資格を残すためのリミット「60打席」に到達。今後は8日からみやざきフェニックス・リーグで調整した後、U23(23歳以下)ワールドカップ(19日開幕、コロンビア)の日本代表に合流する。
安田は「まだまだ実力不足。前から分かっていたことですけど、この3打席で課題も見えた。今日で1軍は最後ですが、すごくいい勉強になりました。来年、開幕1軍でレギュラーをとれるように頑張っていきたい」と1軍で経験した17試合を総括した。
ロッテのドラフト1位ルーキー安田は、対戦を心待ちにしていたという則本に3打席で3三振を食らった。1回の打席は落ちる球、3回は速球に空振り三振。6回は沈む球を当てられず「分かってはいたが実力不足を痛感した」と脱帽した。
これで60打席に到達。新人王の資格を来年にも残すために1軍から外れることが決まった。「来季は新人王を取る気持ちでやる。開幕1軍に入り、レギュラーを取れるように頑張る」と前向きに話した。
ロッテドラフト1位の安田は「5番・三塁」で先発出場し、則本に3打数3三振。来季の新人王資格を維持する規定60打席で1年目を終えた。
2日のソフトバンク戦でプロ1号も放ったが「まだまだ実力不足です。来季はレギュラーを獲り、新人王をモチベーションに頑張りたい」。今後は宮崎フェニックス・リーグで調整し、19日からコロンビアで開催されるU−23ワールドカップで侍ジャパンU−23代表として世界と戦う。
ロッテの安田尚憲内野手(19)が6日、楽天戦(楽天生命パーク)に「5番・三塁」でスタメン出場し、則本の前に3打数無安打3三振。新人王資格規定60打席に達し、来季へタイトルの可能性を残し、プロ1年目のシーズンを終えた。
「まだまだ実力不足です。3打席で課題も見えた。来季は開幕1軍でレギュラーをとり、新人王をモチベーションに頑張りたい」。
1年目は17試合、53打数8安打、打率.151、1本塁打、7打点だった。今後はフェニックス・リーグで3試合出場し、その後、U−23侍ジャパン代表に合流。10月19〜28日にコロンビアで行われる「第2回WBSC U−23ワールドカップ」で世界と戦う。
ロッテの石川歩投手(30)が6日の楽天戦(楽天生命パーク)に先発したが、8度目の挑戦もまた、2年ぶり4度目の2桁10勝には届かなかった。
「何もないです…」と試合後は言葉数は極端に少なかった。
3回までは無安打無失点と安定した立ち上がりだったが、2巡目に入った4回1死、島内、ウィーラーに2者連続本塁打を浴び、逆転を許した。6、7回にも失点し、7回途中6失点でKO。右肩不調や右足首捻挫での離脱もあったが、6月26日の楽天戦(ZOZOマリン)以来、白星から遠ざかり、8敗目を喫した。
今季最終戦となる13日の楽天戦(ZOZOマリン)で登板の可能性はあるものの、井口監督は「どうでしょう。岩下を行かせるか、石川か。明日また、決める」と10勝のチャンスを与えるかどうか白紙に戻した。
ロッテの平沢大河内野手(20)が11月中旬からオーストラリアで行われるウィンターリーグ(WL)に派遣されることが6日、分かった。球団によると同国への派遣は初。井口政権1年目は2年連続Bクラスが確定。若手のレベルアップを目指し、将来の主力候補を異国での武者修行に送り込む。
平沢は15年ドラフト1位で入団し3年目の今季は自己最多107試合に出場。本職の遊撃にはルーキーの藤岡が定着したが、「どんな形でも1軍に貢献したい」との強い気持ちから外野に挑戦した。持ち前のセンスに加え、大塚外野守備走塁コーチとマンツーマンで特守に取り組むなど、努力を重ねて右翼の定位置を奪取。試合途中からは遊撃や三塁の守備にも入り、ユーティリティーとして年間を通じて1軍の戦力になった。WLには遊撃の守備力向上と打撃力アップを求めて参戦する。
ロッテのドラフト1位・安田尚憲内野手(19)が“今季最終戦”に臨み、相手先発・則本の前に3打数無安打3三振に倒れた。
新人王資格(60打席以内)を考慮し、9回に代打を送られた。「まだまだ実力不足。この3打席で課題も見えました。1軍でやるのは今日が最後でしたが、いい勉強になりました。来季は開幕1軍でレギュラーを取れるように頑張っていきたい」と2年目を見据えた。
プロ1年目は17試合に出場。60打席に立ち、53打数8安打で打率1割5分1厘、1本塁打、7打点の成績だったが、収穫もあった。「自分のスイングができれば前に飛ぶということもわかった。その確率をもっともっと上げていきたい」。
今後は7日にフェニックスリーグが行われる宮崎に移動。3試合に出場予定で、その後は19日からコロンビアで開催される「第2回U−23(23歳以下)野球W杯」の日本代表として直前合宿に合流する。
高校日本代表としても世界の舞台を踏んだゴールデンルーキーは「(チームの)最年少なので元気を出していきたい。チームが勝つことが1番。勝ちにつながるプレーをしたい」と意気込みを語った。
5試合を残し、ロッテ・ドラ1安田の1年目が終わった。「対戦したかった」という則本に、全てが空振りの3三振。「真っ直ぐも変化球もよくて追い込まれてからやられました」。
今季は60打席で終えて来季に新人王の権利を残した。「課題はたくさんありますが、(来季は)開幕から1軍で新人王を取れるように頑張ります」と前を見つめていた。
5試合を残し、ロッテのドラ1・安田尚憲内野手が来季の新人王の権利を持って今季を終えた。
17試合に出場して60打席(53打数)、8安打(1本塁打、3二塁打)、7打点で打率は.151だった。
「(自分の)実力は分かっていたが、課題が(たくさん)見つかった。いい経験にしたいと思います」。
この日、「対戦したかった」という則本の前に3三振だった。
「真っ直ぐも変化球もよかった。早いカウントからが勝負なのに、追い込まれてやられました。追い込まれてからどう対応するか。挙げていけばキリがないけど、これも課題です」。
こう振り返ったが、見逃しはなく、全て打ちにいっての空振りだった。
もちろん、収穫もあった。「自分のスイングをすれば前へ飛ぶ。その確立を上げていきたい」。そしてキッパリと言った。
「(来季は)開幕から1軍にいて、新人王を取れるように頑張ります」。
今後は宮崎でのフェニックス・リーグに参加、18日からコロンビアで開催される「第2回WBSC U−23ワールドカップ」の日本代表として国際大会の打席に立つ。
先発したロッテ・石川が発したのはたった一言だけだった。「特に何もないです」。
6回2/3を被安打7で6失点。4連敗で8敗目(9勝)を喫した。
立ち上がりは小林雅投手コーチが「調子は悪いが、ここまで調子が悪いなりに変化球をうまく使って抑えられている」と評したように3回まで被安打は0(1四球)で無得点に抑えていた。
145キロ前後の真っ直ぐにカーブ、シュート、カットボールを駆使した。
しかし4回だ。1死から島内に初球の変化球を右翼席中段に運ばれた。同点の11号ソロ。さらに続くウィーラーには2−2から141キロの真っ直ぐをこれまた左翼席中段へと突き刺された。逆転の14号ソロ弾だ。
回を追うごとに少しずつ球威が落ちた。
6回には2死一、三塁で銀次に右前適時打を許した。7回にも1死から嶋、代打・今江、田中に3連打で1点を失い、オコエを遊直に打ち取ってマウンドを降りた。
井口監督は「真っ直ぐが走っていなかった。石川らしくない投球だった。もっともっと投げられる投手だと思う」と首をかしげた。
13日、ZOZOマリンでの最終戦(楽天)が今季最後の登板になりそうだ。
2ケタ勝利を挙げて来季につなげたい。