わたしはかもめ2018年鴎の便り(10月)

便

10月15日

侍稲葉監督が安田をべた褒め、1球1球熱心に指導[ニッカン]

コロンビアで19日に開幕するU23(23歳以下)ワールドカップ(W杯)に出場する日本代表が15日、国内合宿を打ち上げた。千葉・鎌ケ谷での出発前最後の練習では、3番に入る予定のロッテ安田が稲葉監督にトスを上げてもらい約30分間ロングティーに取り組んだ。1球1球指導を受けて気持ちよさそうにスイング。強い直球に負けないよう、高めへのバットの出し方やヘッドの使い方を練習し、同監督から「ラスト5球」と言われると最後の5球をすべて柵越えさせた。

稲葉監督は「彼の成長がこれからのプロ野球に大きく影響を与えると思う」とべた褒め。これを伝え聞いた安田は「自分の実力ではまだまだなんで、もっともっと練習していきたい」と照れながらも「まずは打撃で貢献できるように。そして目標はあくまで2連覇なので、打てなくても声とかベンチワークで貢献できれば」と意気込んだ。

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ロッテ山室球団社長が今季を総括「5位深くお詫び」[ニッカン]

ロッテは15日、球団ホームページに、今季を終えての山室晋也球団社長のファンへ向けたメッセージを掲載した。コメントは以下の通り。

今シーズンも熱い応援で選手達を力強く後押ししていただき、本当にありがとうございました。まずはZOZOマリンスタジアム、そして日本各地の球場にてたくさんのご声援を送っていただきましたことに感謝申し上げます。

皆さまが球場にお越しいただきましたことで今年、球団創設以来最多となる観客動員を達成することができました。そしてこのように皆さまから大きな期待をかけていただいたにもかかわらず、結果的に5位となってしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

何よりも本拠地ZOZOマリンスタジアムにて14連敗を喫するなど、ホームゲームにて大幅な負け越しを記録し、ファンの皆さまを失望させてしまったことは、あってはならないことであると痛感しています。

井口資仁新監督を迎えてスタートをした2018年シーズン。井上晴哉内野手はマリーンズの日本人選手では5年ぶりとなる20本塁打を超え、勝負強い打撃で4番打者として定着し、中村奨吾内野手も全試合フルイニング出場を果たし、リーグ2位の39盗塁を記録しました。機動力野球を掲げたチームはリーグ優勝をした埼玉西武ライオンズの次に多い124の盗塁を積み重ねました。積極的に次の塁を狙っていく野球に新しいマリーンズの形を見ることができました。

野手は球団最多となる鈴木、中村、藤岡、田村の4選手が全試合に出場。この経験はきっと来年につながるものだと確信しています。

イベント企画などのファンサービスも皆さまに楽しんでいただけるよう新しいものを積極的に投入し、強化に努めて参りました。まだまだ至らぬ点も多く改善すべきことがある中で、笑顔でご来場して楽しんで帰ってもらえるような球場の雰囲気づくりを目指し、これからも色々な事に挑戦し、取り組んでいきたいと思っております。さらに良いものをつくり上げ、喜んでもらえるサービスを提供できますよう努力して参りますので、期待をしていただければと思います。

すでに千葉ロッテマリーンズは来シーズンの開幕に向け、新たなスタートを切っています。選手達は今年の反省と悔しさを胸に刻みながら鍛錬の日々を過ごしています。編成面でも今年1年の戦い方を分析し反省をしながら、的確な補強を行い、チームを強化していきます。応援をしていただいているファンの皆さまを魅了し、心を動かすような野球をグラウンドで繰り広げるチームを作り上げるべく、様々な角度から効果的な強化をして参ります。

チームだけではなくZOZOマリンスタジアムも新シートが誕生し大きく生まれ変わります。よりグラウンドがスタンドから近くなり、臨場感あふれる迫力あるプレーをお見せします。来る2019年に選手達が最高のパフォーマンスを発揮できるように最善の準備と投資を行い、生まれ変わる球場で魅力あふれる野球を展開することをお約束します。

ファン、チーム、球団が一体となって突き進み、勝利の瞬間に喜びを分かち合える。それは12球団でも千葉ロッテマリーンズが1番です。これからもファンの皆様と1つとなり、日本一という目標に向かってまい進していきます。新しいシーズンをご期待いただくとともに、これからも千葉ロッテマリーンズへの変わらぬご声援の程、よろしくお願い申し上げます。

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ロッテ、秋季キャンプの日程を発表、選手は後日発表[ニッカン]

ロッテは15日、秋季キャンプの日程を発表した。

千葉・鴨川市総合運動施設内の鴨川市営球場にて、10月31日から11月16日まで行う。休日は5日と12日。選手は後日、発表される。また8日からの台湾遠征に参加するメンバーは、7日にキャンプを一時離れ、13日に再合流する。

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ロッテ、秋季キャンプは10・31から[サンスポ]

ロッテは15日、秋季キャンプを10月31日から11月16日まで、千葉・鴨川市営球場で行うと発表した。休日は11月5、12日。参加メンバーは後日発表する。また期間中には台湾遠征(11月7〜12日)に一部選手が参加予定。

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ロッテ、福沢コーチらと契約せず[サンスポ]

ロッテは15日、福沢洋一2軍総合コーチ(51)と、鶴岡一成2軍バッテリーコーチ(41)と来季の契約を結ばないと発表した。

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ロッテ球団社長が謝罪文「ファンの皆さまを失望させてしまった」[サンスポ]

ロッテの山室球団社長が15日、公式サイトでファンへのメッセージを公開し「ホームゲームにて大幅な負け越しを記録し、ファンの皆さまを失望させてしまったことは、あってはならないことであると痛感している」と今季最終戦に勝てず本拠地14連敗で5位に終わったことを謝罪した。

編成面については「的確な補強を行いチームを強化する。ファンの皆さまを魅了し、心を動かすような野球を繰り広げるチームをつくり上げるべく、様々な角度から効果的な強化をする」とつづった。

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ロッテ、10月31日から千葉・鴨川で秋季キャンプ[サンスポ]

ロッテは15日、今季の秋季キャンプを10月31日から千葉県鴨川市の鴨川市総合運動施設内鴨川市営球場で行うと発表した。

11月16日までで、休日は同5、12日。参加メンバーは後日発表する。また期間中には台湾遠征(11月7日〜12日)に一部選手が参加予定。

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ロッテ山室球団社長、本拠14連敗を謝罪「的確な補強でチームを強化する」[スポニチ]

ロッテ・山室晋也球団社長が球団公式サイト上に異例の謝罪文を掲載。

最終戦も含めて本拠地14連敗で5位に終わったことに「ホームゲームにて大幅な負け越しを記録し、ファンの皆さまを失望させてしまったことは、あってはならないことであると痛感している」と認めた。すでに千葉出身の広島・丸がFA権を行使した際に獲得へ動く方針などが明らかになっている。山室社長は「的確な補強を行いチームを強化する」と編成面について言及した。

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侍J稲葉監督、ロッテ安田をマンツーマン指導「彼の成長が将来のプロ野球に影響する」[スポニチ]

第2回U−23ワールドカップ(19日開幕・コロンビア)に出場する侍ジャパンU−23代表が15日、国内合宿を打ち上げた。軽めの調整後、稲葉監督は安田(ロッテ)を約30分間マンツーマン指導。ロングティーで内角高めをさばく打法をアドバイスした。

「彼の成長が将来のプロ野球に影響する」と期待する指揮官に、安田は「参考になりました。国際大会は一発勝負。自分の成績よりチームの勝利に貢献したい」と意気込んだ。チームはこの日夜の羽田空港発の全日空機で現地へ出発した。

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ロッテ、福沢、鶴岡両2軍コーチが退任[スポニチ]

リーグ5位に終わったロッテが福沢洋一2軍総合コーチ(51)と鶴岡一成2軍バッテリーコーチ(41)と来季のコーチ契約を結ばないことを発表した。

ロッテは14日に金森栄治1軍打撃コーチ(61)と小林雅英投手1軍コーチ(44)とも来季のコーチ契約を結ばないことを発表している。

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ロッテ・山室社長が球団HPで謝罪、本拠14連敗「あってはならないこと」[スポニチ]

ロッテが15日、球団の公式サイトを更新。「ファンの皆様へ」とのタイトルで山室晋也社長による長文メッセージを掲載した。

山室社長は「球団創設以来最多となる観客動員を達成することが出来ました」と感謝する一方で、「このように皆様から大きな期待をかけていただいたにも関わらず、結果的に5位となってしまいましたことを深くお詫び申し上げます。何よりも本拠地ZOZOマリンスタジアムにて14連敗を喫するなど、ホームゲームにて大幅な負け越しを記録し、ファンの皆様を失望させてしまったことは、あってはならないことであると痛感しています」と謝罪した。

そして、井口監督2年目となる来季に向けては「編成面でも今年1年の戦い方を分析し反省をしながら、的確な補強を行い、チームを強化していきます。応援をしていただいているファンの皆様を魅了し、心を動かすような野球をグラウンドで繰り広げるチームを作り上げるべく様々な角度から効果的な強化をして参ります」としている。

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ロッテ、秋季キャンプの日程を発表、メンバーは後日発表[スポニチ]

ロッテは14日、秋季キャンプの日程を発表した。

参加メンバーは後日、発表される。また、台湾遠征メンバーは11月7日に一時離れ、13日から再合流する。

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今季引退の岡田幸文がBC派遣コーチに[報知]

ロッテは15日、福沢洋一2軍総合コーチ(51)、鶴岡一成2軍バッテリーコーチ(41)の退団を発表した。福沢コーチはロッテ一筋14年間の現役生活を送り、引退後は17年に2軍監督などを務め、今季から同ポスト。鶴岡コーチは横浜、巨人、DeNA、阪神で現役を16年間過ごし、17年から同ポストに就いていた。

また、今季限りで現役を引退した大隣憲司投手(33)が2軍投手コーチ、金沢岳捕手(34)が2軍バッテリーコーチ、根元俊一内野手(35)が2軍内野守備走塁コーチ、岡田幸文外野手(34)は球団に籍を置き、派遣コーチとしてBC栃木で指導に当たることも決まった。

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福沢&鶴岡コーチと来季契約せず[報知]

ロッテは15日、福澤洋一2軍総合コーチ(51)、鶴岡一成2軍バッテリーコーチ(41)と来季コーチ契約を行わないことを発表した。

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山室球団社長ファンに約束「的確な補強を行い、チームを強化していきます」[報知]

ロッテは15日、山室晋也球団社長(58)のファンに向けたコメントを発表した。

今シーズンも熱い応援で選手達を力強く後押ししていただき、本当にありがとうございました。まずはZOZOマリンスタジアム、そして日本各地の球場にて沢山のご声援を送っていただきましたことに感謝申し上げます。皆様が球場にお越しいただきましたことで今年、球団創設以来最多となる観客動員を達成することができました。そしてこのように皆様から大きな期待をかけていただいたにも関わらず、結果的に5位となってしまいましたことを深くお詫び申し上げます。何よりも本拠地ZOZOマリンスタジアムにて14連敗を喫するなど、ホームゲームにて大幅な負け越しを記録し、ファンの皆様を失望させてしまったことは、あってはならないことであると痛感しています。

井口資仁新監督を迎えてスタートをした2018年シーズン。井上晴哉内野手はマリーンズの日本人選手では5年ぶりとなる20本塁打を超えて勝負強い打撃で4番打者として定着し、中村奨吾内野手も全試合フルイニング出場を果たし、リーグ2位の39盗塁を記録しました。機動力野球を掲げたチームはリーグ優勝をした埼玉西武ライオンズの次に多い124の盗塁を積み重ねました。積極的に次の塁を狙っていく野球に新しいマリーンズの形を見ることができました。野手は球団最多となる鈴木、中村、藤岡、田村の4選手が全試合に出場。この経験はきっと来年につながるものだと確信しています。

イベント企画などのファンサービスも皆様に楽しんでいただけるよう新しいものを積極的に投入し、強化に努めて参りました。まだまだ至らぬ点も多く改善すべきことがある中で、笑顔でご来場して楽しんで帰ってもらえるような球場の雰囲気作りを目指し、これからも色々なことに挑戦し、取り組んでいきたいと思っております。さらに良いものを作り上げ、喜んでもらえるサービスを提供できますよう努力して参りますので期待をしていただければと思います。すでに千葉ロッテマリーンズは来シーズンの開幕に向け、新たなスタートを切っています。選手達は今年の反省と悔しさを胸に刻みながら鍛錬の日々を過ごしています。編成面でも今年1年の戦い方を分析し反省をしながら、的確な補強を行い、チームを強化していきます。応援をしていただいているファンの皆様を魅了し、心を動かすような野球をグラウンドで繰り広げるチームを作り上げるべく様々な角度から効果的な強化をして参ります。

チームだけではなくZOZOマリンスタジアムも新シートが誕生し大きく生まれ変わります。よりグラウンドがスタンドから近くなり、臨場感溢れる迫力あるプレーをお見せします。来る2019年に選手達が最高のパフォーマンスを発揮できるように最善の準備と投資を行い、生まれ変わる球場で魅力溢れる野球を展開することをお約束します。ファン、チーム、球団が一体となって突き進み、勝利の瞬間に喜びを分かち合える。それは12球団でも千葉ロッテマリーンズが1番です。これからもファンの皆様と1つとなり日本一という目標に向かって邁進していきます。新しいシーズンをご期待いただくと共に、これからも千葉ロッテマリーンズへの変わらぬご声援の程、よろしくお願い申し上げます。

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10・31から鴨川秋季キャンプ[報知]

ロッテは秋季キャンプを10月31から11月16日まで千葉・鴨川市営球場で行うと発表した。11月5、12日が休日。

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ロッテ、来季1軍投手コーチに野村弘樹氏が浮上[デイリー]

ロッテの来季1軍投手コーチに元横浜(現DeNA)投手コーチで野球評論家の野村弘樹氏(49)が浮上した。15日、球団関係者への取材で分かった。

今季、ロッテのチーム防御率は4.04とリーグ5位に低迷。小林投手コーチは責任を取る形で退団したが、球団は再建に向けて野村氏を筆頭候補にリストアップした。

同氏は現役時代101勝をマーク。引退後は古巣の横浜で2度にわたってコーチを務めるなど経験豊富だ。現在は評論業務のかたわら桜美林大の特別コーチを務めている。

井口監督が「今季は若い力が出てきた」と話すように有吉、岩下、土肥、種市ら若手投手が台頭。一方で中堅投手陣の巻き返しが必要な状況で、野村氏が来季、ロッテで手腕を発揮する可能性は高い。

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ロッテ、福沢、鶴岡両コーチと来季契約せず[デイリー]

ロッテは15日、福沢洋一2軍総合コーチ(51)、鶴岡一成2軍バッテリーコーチ(41)と来季のコーチ契約を結ばないと発表した。

ロッテは14日には小林雅英投手コーチ、金森栄治打撃コーチと来季契約を行わないことを発表していた。

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ロッテの山室球団社長が謝罪文[デイリー]

ロッテの山室球団社長が15日、公式サイトでファンへのメッセージを公開し「ホームゲームにて大幅な負け越しを記録し、ファンの皆さまを失望させてしまったことは、あってはならないことであると痛感している」と今季最終戦に勝てず本拠地14連敗で5位に終わったことを謝罪した。

編成面については「的確な補強を行いチームを強化する。ファンの皆さまを魅了し、心を動かすような野球を繰り広げるチームをつくり上げるべく、様々な角度から効果的な強化をする」とつづった。

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ロッテ・山室球団社長2018年を総括、来季は「的確な補強を行い、チームを強化」[デイリー]

ロッテの山室晋也球団社長が15日午後、千葉ロッテマリーンズHPで、18年シーズンを終えてのファン向けへのコメントをアップした。

毎年シーズン終了後、HPにアップしており、内容は次の通り。

今シーズンも熱い応援で選手達を力強く後押ししていただき、本当にありがとうございました。まずはZOZOマリンスタジアム、そして日本各地の球場にてたくさんのご声援を送っていただきましたことに感謝申し上げます。

皆さまが球場にお越しいただきましたことで今年、球団創設以来最多となる観客動員を達成することができました。そしてこのように皆さまから大きな期待をかけていただいたにも関わらず、結果的に5位となってしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

何よりも本拠地ZOZOマリンスタジアムにて14連敗を喫するなど、ホームゲームにて大幅な負け越しを記録し、ファンの皆さまを失望させてしまったことは、あってはならないことであると痛感しています。

井口資仁新監督を迎えてスタートをした2018年シーズン。井上晴哉内野手はマリーンズの日本人選手では5年ぶりとなる20本塁打を超え勝負強い打撃で4番打者として定着し、中村奨吾内野手も全試合フルイニング出場を果たし、リーグ2位の39盗塁を記録しました。機動力野球を掲げたチームはリーグ優勝をした埼玉西武ライオンズの次に多い124の盗塁を積み重ねました。積極的に次の塁を狙っていく野球に新しいマリーンズの形を見ることができました。

野手は球団最多となる鈴木、中村、藤岡、田村の4選手が全試合に出場。この経験はきっと来年につながるものだと確信しています。

イベント企画などのファンサービスも皆さまに楽しんでいただけるよう新しいものを積極的に投入し、強化に努めて参りました。

まだまだ至らぬ点も多く改善すべきことがある中で、笑顔でご来場して楽しんで帰ってもらえるような球場の雰囲気作りを目指し、これからも色々なことに挑戦し、取り組んでいきたいと思っております。さらに良いものを作り上げ、喜んでもらえるサービスを提供できますよう努力して参りますので期待をしていただければと思います。

すでに千葉ロッテマリーンズは来シーズンの開幕に向け、新たなスタートを切っています。選手達は今年の反省と悔しさを胸に刻みながら鍛錬の日々を過ごしています。

編成面でも今年10月年の戦い方を分析し反省をしながら、的確な補強を行い、チームを強化していきます。応援をしていただいているファンの皆さまを魅了し、心を動かすような野球をグラウンドで繰り広げるチームを作り上げるべく様々な角度から効果的な強化をして参ります。

チームだけではなくZOZOマリンスタジアムも新シートが誕生し大きく生まれ変わります。よりグラウンドがスタンドから近くなり、臨場感あふれる迫力あるプレーをお見せします。来る2019年に選手達が最高のパフォーマンスを発揮できるように最善の準備と投資を行い、生まれ変わる球場で魅力あふれる野球を展開することをお約束します。

ファン、チーム、球団が一体となって突き進み、勝利の瞬間に喜びを分かち合える。それは12球団でも千葉ロッテマリーンズが1番です。これからもファンの皆さまと1つとなり日本一という目標に向かってまい進していきます。新しいシーズンをご期待いただくと共に、これからも千葉ロッテマリーンズへの変わらぬご声援の程、よろしくお願い申し上げます。

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[千葉魂]グラウンドは戦場、最終戦後、選手に檄[千葉日報]

今まで見たことのない鬼の形相だった。13日。千葉ロッテマリーンズは2018年シーズンの全日程が終了した。59勝81敗3分けの5位。最後は本拠地ZOZOマリンスタジアムで14連敗を喫して終わった。試合終了後、スタンドから大きなため息が漏れた。井口資仁監督は最終戦セレモニー内のスピーチで、どんな時も熱い声援を送ってくれたファンに感謝と謝罪の言葉を続けた。そしてベンチに戻ると全員を選手食堂に集めた。

「やっぱり悔しいよね」。まず短い言葉を掛けた。しかし、その言葉こそ将の本音だった。誰よりも負けず嫌いで、勝ち負けにこだわる。現役時代に華麗なる成績で成功を収め続けてきた男は今シーズンからマリーンズの指揮を執った。昨年の最下位からの巻き返しを誓っての出発。前半戦は随所にキラリと光るものを見せ、善戦したが7月に入ると歩みはピタリと止まった。7月は7勝10敗3分け。8月に9勝14敗。9月は5勝14敗で10月は2勝9敗。借金は雪だるま式に増えた。開幕から全力疾走を続けたチームは一度、歩みを止めると、もう前に進めなくなった。屈辱の6連敗でのシーズンフィニッシュ。が、結果よりも許せなかったのはその戦う姿勢だった。

負けが込み始めるとチームに諦めムードが漂い始めた。試合の中でも疲れが表情に出たり、リードを許すとベンチの雰囲気はイッキに沈む。戦う気持ちの欠如がどうしても許せなかった。タイミングを見定めた。あえて最終戦終了後に全選手に厳しい言葉を投げ掛けた。

「球場は戦場なんだ!勝つか負けるか。生きるか死ぬか。そんな気持ちで戦っていた選手がどれほどいた?オレにはそうは見えないことがあった。魂を込めてやって欲しい。まず気持ちで負けないでやって欲しい」。

これまで優しい兄貴分のイメージで知られる指揮官が初めて全員の前で語気を荒げた。全力プレーと諦めない姿勢はグラウンドに立つ上での最低限の条件だと春季キャンプより言い続けてきた。しかし試合を重ね、勝敗を積み重ねる中でいつの間にか大事なことが置き去りになってしまったのが悔しかった。だから本来の自身のスタイルを変えてでも、しっかりと伝えないといけないと考えた。怒声が飛んだ。

「結果が全ての世界。来年は全員で向かっていこう。この悔しい想いを来年、みんなでぶつけよう。この結果を真摯に受け止めて、秋から死に物狂いでやっていこう。1球1打。もう一歩の守備、走塁。今年、勝負を分けたのはそういうところ。課題を見つめ直してやっていこう」。

最後はいつもの若き指揮官に戻り、静かに語り掛けるように伝えた。ミーティングを終えた選手たちはなかなか席を立つことができなかった。悔しさと不甲斐ない想いをそれぞれが噛みしめているようだった。グラウンドは戦場。その言葉の意味を熟考し、自らを律した。屈辱を胸に巻き返しに挑む2019年のマリーンズはここから始まる。将の言葉はそう予感させる重さがあった。

悔しさを重ねたシーズンの中でも光明はあった。チームの総得点は昨年の479から534と大幅にアップした。機動力野球をテーマに掲げ盗塁は78個から124個と飛躍。鈴木大地、中村奨吾、藤岡裕大、田村龍弘の4選手は全試合に出場した。4選手が全試合に出場をするのは球団初のことだ。疲れがたまっても結果が出なくても使い続けた。それは開幕から決めていた信念だった。長期的に考えた場合、若い選手達が全試合に出場する経験は絶対に未来に生きる。そう信じての起用。想いを貫いた。

井口マリーンズは屈辱を胸に新シーズンに向かう。悔しさと反省。様々な種をまき、糧となり来季に挑む。スタンドから聞こえた無数のため息を歓声に変えるのは結果しかない。グラウンドは戦場。戦に勝利するため。マリーンズはこれから刀を研ぎ澄ませる鍛錬の日々を送る。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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