わたしはかもめ2018年鴎の便り(10月)

便

10月25日

ドラフト会議

◇1位:藤原恭大(ふじわら・きょうた)

生年月日
2000-05-06
位置
外野手
所属
大阪桐蔭高
身長/体重
181cm/78kg
投打
左投左打
担当スカウト
下敷領悠太
コメント
抜群の身体能力を誇る外野手。ここ一番での集中力の高さと試合の流れを変えることが出来る選手として1番打者として期待している。時には福岡ソフトバンク・柳田選手のように、時には埼玉西武・秋山選手のように見える選手で、将来的にはトリプル3を狙える逸材。

◇2位:東妻勇輔(あづま・ゆうすけ)

生年月日
1996-04-04
位置
投手
所属
日本体育大
身長/体重
172cm/80kg
投打
右投右打
担当スカウト
井辺康二
コメント
投げっぷりのよさと強気のピッチングが最大の持ち味。小柄ではあるが140キロ後半のストレートに加え、空振りのとれるスライダーでピンチをしのぐことができる。基本的にはリリーフタイプ。スタミナも抜群で即戦力として1年目から70試合以上の登板をこなすことも期待される。

◇3位:小島和哉(おじま・かずや)

生年月日
1996-07-07
位置
投手
所属
早稲田大
身長/体重
177cm/81kg
投打
左投左打
担当スカウト
井辺康二
コメント
キレ、制球が抜群。安定感ある即戦力左腕。2種類のスライダーとチェンジアップを駆使しストライクゾーンを広く使いこなせるテクニシャン。浦和学院時代には2年夏に全国制覇。名門・早稲田大学でもキャプテンを務めた。将来的にチームの主軸となる投手で、長い期間にわたっての活躍が期待される。

◇4位:山口航輝(やまぐち・こうき)

生年月日
2000-08-18
位置
外野手
所属
明桜高
身長/体重
182cm/85kg
投打
右投右打
担当スカウト
井辺康二
コメント
高校生離れのパワーの持ち主。将来はホームランを量産できるような打者になることが期待できる。大柄な打者だが足も速い。打者としてのタイプを考えるとマリーンズの井上晴哉内野手。左右に打ち分けるシュアな打撃も出来るなど、将来は主軸としてチームを引っ張る存在になりうる。

◇5位:中村稔弥(なかむら・としや)

生年月日
1996-07-08
位置
投手
所属
亜細亜大
身長/体重
177cm/86kg
投打
左投左打
担当スカウト
山森雅文
コメント
制球力抜群!!度胸も抜群!!体力も抜群!!ストレートは140キロ中盤で特筆すべきはツーシームの精度の高さ。空振りもとることができれば、ゴロの山も築くことができる。先発もリリーフも出来るがまずはセットアッパー、リリーフから結果を出していって欲しい。さらに伸びしろもあり、将来性抜群。

◇6位:古谷拓郎(ふるや・たくろう)

生年月日
2000-04-21
位置
投手
所属
習志野高
身長/体重
182cm/76kg
投打
右投右打
担当スカウト
榎康弘
コメント
しなやかなホームでキレのいいストレートを投げる投手。カーブ、スライダー、カット、フォーク、スピリットと多彩な変化球を操る。地元・千葉県鎌ケ谷市出身で市立習志野高校からは福浦和也内野手以来の指名。大先輩のように息の長い選手となってもらい、チームの顔となって欲しい。細身でキレのあるボールを投げ込むことから、楽天イーグルスの岸投手を彷彿とさせる。

◇7位:松田進(まつだ・しん)

生年月日
1994-08-29
位置
内野手
所属
Honda
身長/体重
188cm/95kg
投打
右投右打
担当スカウト
榎康弘
コメント
188センチ、95キロの巨体ながら走れる大型内野手。シュアでさらにパワフルな打撃が魅力。これまでのマリーンズには少ない走攻守3拍子そろった大型内野手。昨年までは遊撃手で國學院久我山時代から井口二世の異名を持つ。1年目から1軍で活躍する可能性を秘めている。将来的には主軸を打って欲しい。

◇8位:土居豪人(どい・ひでと)

生年月日
2000-04-02
位置
投手
所属
松山聖陵高
身長/体重
191cm/84kg
投打
右投右打
担当スカウト
黒木純司
コメント
長身から投げ下ろすボールには角度があり、下半身が出来てくれば先発としてローテーション入りが期待できる投手。球持ちもいいことから、打者は球速以上に速さを感じる。カーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップと球種も豊富。身長があって角度があることから外国人投手を彷彿させる。スケールの大きな投手だ。

◇育成1位:鎌田光津希(かまた・みずき)

生年月日
1995-09-06
位置
投手
所属
徳島インディゴソックス
身長/体重
180cm/91kg
投打
右投右打
担当スカウト
黒木純司
コメント
150キロを計測するストレートで空振りがとれる。ナックルカーブも武器の1つ。スライダー、フォークもウィニングショットとして十分に使える。主に先発として登板していたが、まずはセットアッパーとして期待が出来る。千葉県匝瑳市出身で伸びしろがある。

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井口監督「残っていた」占い最良日に藤原引き当てた[ニッカン]

残り物に福があった!ロッテ井口資仁監督(43)が3球団競合の末、1位指名した大阪桐蔭・藤原恭大外野手(3年)の交渉権を獲得した。抽選順は最後だったが、就任後初のくじ引きで“当たり”をゲット。将来的にトリプル3を狙える超高校級の逸材に、1年目から外野陣の刺激となることを期待した。

会場のファンから飛んだ「絶対残ってる!」の声援を背に、ロッテ井口監督は1枚残されたくじを右手で引き抜いた。広げて目に飛び込んだ「交渉権獲得」の文字。思わず右こぶしを突き上げた。「いやあ、福がありましたね。最後だから選ぶ権利はなかったですけど、1番いいのが残っていた」。1位指名を公言していた藤原の交渉権を狙い通り“ゲット”した。

競合は覚悟していた。就任初年度の昨年は山室球団社長が抽選を担当したが、「今年は僕が」と約1週間前に大役を引き受けた。「できれば単独が良かったですけどね。2分の1より3分の1のほうが気が楽だった」。いつも信じる占いでもこの日が最良と出ていた。「今日何かいいことがある。それがずばり的中した」。笑みが止まらなかった。

「うちのチームにベストマッチする」と褒めちぎる。俊足に高校通算32本塁打の長打力を備える。1位候補には同じ大阪桐蔭の根尾もいる中「自分の野球では足を非常に大事にしている。1番ないし3番を打ってもらいたい」と走力を重視。将来的に「サーティ・サーティ(30本塁打30盗塁)をクリアできる選手ではないかな」。ソフトバンク柳田や西武秋山のような、球界を代表する外野手になる逸材と惚れ込んでいる。

主力が30代と高齢化が進む外野陣の若返りも目的だ。今季は7月に荻野が右手を骨折して以降、先発メンバーは流動的だった。「そろそろ世代交代していかなきゃいけない時期。刺激になって欲しいですし、良ければどんどん使っていきたい」と、春季キャンプから1軍メンバーを脅かす存在になることを期待している。

指名挨拶にも監督自ら大阪へ赴く予定。「ミスター・マリーンズになれるようにこれから一緒に頑張っていきましょう」。カメラを通して伝えたラブコールも次は直接、伝えたい。

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ロッテ1位藤原トリプルスリーへ安田に弟子入り志願[ニッカン]

ロッテが3球団競合の末、1位指名した大阪桐蔭・藤原恭大外野手(3年)の交渉権を獲得した。

大阪桐蔭・藤原が念願の1位指名を受けた。ドラフト会議開始直後、1番手の楽天から阪神、ロッテと立て続けに指名を受けた。甲子園春夏連覇の立役者となるなど大舞台を経験してきた男も、思わずはにかんだ。「最初から自分の名前が止まらなかったので、まずはやっぱりホッとしたんですけど、嬉しい気持ちもありました」と振り返った。

交渉権を得たロッテには、同じ大阪でしのぎを削るライバル校・履正社出身で昨年ドラフト1位安田がいる。昨年U18日本代表でもチームメートだったこともあり、「本当にすごいバッターで、目標とする選手の1人。もう1度一緒になるので、しっかり学んでいきたいと思います」と“弟子入り”を宣言した。

目標は大きい。50メートル走5秒7の俊足に遠投110メートルの強肩。さらに高校通算32本塁打とパンチ力も十分な逸材は以前からプロでの目標を「トリプルスリー」と話していたが、この日あらためて「走攻守で一流を目指して最終的にはトリプルスリーを達成できるように、力をつけていきたいです」と決意を口にした。偉業達成を掲げ、藤原がプロへの道に踏み出す。

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柳田目標!ロッテ1位藤原が体重増で怪物変身プラン[ニッカン]

大阪桐蔭・藤原恭大外野手(3年)がロッテに1位指名された。楽天、阪神、ロッテと立て続けに指名を受け、3球団競合の末に、ロッテ井口監督が“当たりくじ”を引き当てた。藤原は「最初から自分の名前が(3球団続いて)止まらなかったので…、まずはやっぱりホッとしたんですけど、嬉しい気持ちもありました」と振り返った。

中学時代は枚方ボーイズで広島のドラフト1位に指名された報徳学園・小園と、高校時代は中日のドラフト1位に指名された根尾という好選手と同じチームで互いに高め合ってきた。

「(2人は)本当に素晴らしい選手。終わってみればみんな1位で選ばれたので、これほど身近にこんなに良い選手がいるっていうのは本当に自分だけじゃないかっていうくらい良い経験をさせてもらった。中学高校といい仲間に恵まれたと思います」。

この日の会見では「走攻守で一流を目指して最終的にはトリプルスリーを達成できるように、力をつけていきたいです」と打率3割・30本塁打・30盗塁の偉業達成を誓った。トリプルスリー経験者のソフトバンク柳田については「すごい選手なので、憧れていますし、自分が目標としてる選手。話してみたいなというのはあります」と目を輝かした。

パ・リーグで敵対する相手ではあるが「どうしてああいう風に打てるか聞いてみたい。規格外なところもあるので」と学びの姿勢を示した。

現在の体重は78キロ。怪物柳田は92キロということもあり、偉業達成へ向け、「徐々に増やしていければ。自分の武器は足なので、足が遅くなれば体重を増やさないっていう形を考えている。目標としては85キロを目指してやっていきたいです」とパワーアップを宣言した。

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ロッテが日体大・東妻2位指名「同リーグの先輩が」[ニッカン]

日体大の東妻(あづま)勇輔投手(4年=智弁和歌山)は、ロッテから2位指名を受けた。

名前が呼ばれると、パブリックビューイング会場に駆けつけた野球部員150人や、学生らから歓声があがり、東妻は頭を下げた。

チームメートでもあり、ライバルでもある松本航投手(4年=明石商)が西武に1位指名を受けてから約50分後、ついにその瞬間が訪れた。

東妻は「小さい頃から夢だったプロ野球選手なので、嬉しいです。すごく緊張して、ドキドキしていた。2巡目に選んでいただいて、ありがたいです。両親、祖父母に連絡をしたいです」と喜んだ。ロッテの印象については「(首都大の)リーグの先輩である佐々木千隼さんがいらっしゃるので、同じリーグの先輩がいるのでやりやすいと思います」と明かした。プロ1年目の目標については「開幕から1軍のベンチに入れるように頑張ります」と宣言した。

東妻は、即戦力右腕としてドラフト上位候補として名前が挙げられていた。3年秋にノーヒットノーランを達成。昨秋の明治神宮大会優勝投手でもある。

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ロッテ3位小島「開幕1軍に」6大学秋V置き土産に[ニッカン]

早大の主将・小島和哉投手(4年=浦和学院)はロッテから3位指名を受けた。 指名確定後、カメラマンから色紙を渡されると「開幕一軍 早稲田大学 小島和哉」と書き込んだ。

「体が丈夫なのが自分では1番なので、そこを井口監督にアピールして開幕1軍に行きたい」と話した。

27日からは優勝のかかった早慶戦が控える。1敗もできない状況ながら、2連勝なら逆転優勝となる。「優勝は自分が1年のときが最後なんです。これで野球に集中できるので、優勝を置き土産にしたいです」と話していた。

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浦和学院・森監督「ライバル意識を」新旧エース指名[ニッカン]

浦和学院・森士(おさむ)監督(54)は“新旧エース”の指名を喜んだ。

渡辺勇太朗投手(3年)が西武から2位指名を受け、挨拶している最中に同校OBの早大・小島和哉投手(4年=浦和学院)がロッテから3位指名を受けた。

不思議な縁がある2人だ。13年春、エース小島(当時2年)を擁しセンバツ優勝を果たした。春夏連覇を期待されて迎えた夏、1回戦で仙台育英にサヨナラ負けを喫して連覇を逃した。5年の月日が流れ、今夏2回戦で同一カードが実現。エース渡辺ら4投手の継投で完封勝ち。新エースが旧エースのリベンジを果たしていた。

その2人が同時に指名を受け、森監督は「リベンジを果たした渡辺、悔しい思いをした小島。2人そろって、夢であったプロの世界に飛び込んでいけるというスタートラインに立てるのを見させていただいて、非常に感謝する次第でございます。2人がどのようなチャレンジして頑張ってくれるかを高校の現場から見届けたい。お互いライバル意識を持って頑張って欲しい」とエールを送った。

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ホンダ・松田進、ロッテ7位指名にどよめき「ほっ」[ニッカン]

ロッテ7位指名のホンダ・松田進内野手(24=中大)が、ホンダ硬式野球部寮で会見を行った。

野球部寮の応接室で同僚とドラフト会議のテレビを観ており、木浪と斎藤が先に指名された。大分遅れて松田の名前が呼ばれたときには、室内が大きなどよめきと歓声に包まれた。「ほっとしているのと嬉しい気持ちでいっぱい。2人が(ドラフト指名に)かかって、どうだろうというのがあった」と笑顔。「パ・リーグにはいいピッチャーがっいっぱいいるので、負けないように頑張りたい」と話した。

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ロッテ1位藤原「チームを引っ張っていける選手に」[ニッカン]

大阪桐蔭・藤原恭大外野手(3年)がロッテに1位指名された。一問一答は以下の通り。

≫今の率直な気持ちは。
藤原
「今はすごくホッとしています。」
≫名前は呼ばれ続けた瞬間はどんな気持ちだったか。
藤原
「最初から自分の名前が(3球団続いて)止まらなかったので。まずはやっぱりホッとしたんですけど、嬉しい気持ちもありました。」
≫指名後、井口監督から力強い言葉があった。
藤原
「より一層こういうチームを引っ張っていける選手になりたいなという気持ちになりました。」
≫ロッテのイメージは。
藤原
「若い選手がたくさんいて、ファンの皆さんもすごく大きな応援しているので、すごく勢いに乗ったチームだと思います。」

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大阪桐蔭・藤原はロッテが交渉権ゲット、3球団競合[ニッカン]

大阪桐蔭・藤原恭大外野手は楽天、阪神、ロッテの3球団が1位入札。抽選の結果、ロッテが交渉権をゲットした。

藤原はスピードとパワーを兼ね備えた高校NO.1外野手。今夏の甲子園では4番を務め甲子園春夏連覇に貢献した。プロではトリプルスリー達成を目指す。

藤原恭大(ふじわら・きょうた)
2000年(平12)5月6日生まれ、大阪府出身。小6でオリックスジュニアに所属。枚方ボーイズでは小園海斗(現報徳学園)らと全国V。大阪桐蔭では17、18年の甲子園に春夏連続出場し、通算19試合で85打数27安打(打率3割1分8厘)、5本塁打、21打点。甲子園通算5発は森友哉に並ぶ左打者最多。U18日本代表に2年連続で選ばれ、今夏のアジア選手権は18打数8安打(打率4割4分4厘)。50メートル走5秒7。遠投110メートル。181センチ、78キロ。左投げ左打ち。

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井口監督、藤原引いた!「野球界背負っていく選手」[ニッカン]

残り物に福があった!ロッテ井口資仁監督が、大阪桐蔭・藤原恭大外野手(3年)の交渉権を獲得した。

1位指名で3球団が競合。楽天、阪神に続いて最後に、笑顔を見せながら右手で残ったくじを引いた。

「交渉権獲得」の文字を確認すると右こぶしを突き上げてガッツポーズ。「いやあ、福がありましたね。最後だから選ぶ権利はなかったですけど、1番いいのが残っていた。感謝しています」と喜んだ。

俊足好打の藤原について「うちのチームにベストマッチする選手。マリーンズと野球界を背負っていく選手だと思っています。スカウトの中で1番の評価でした。マリーンズで待ってますんで、一緒に戦っていきましょう!」とラブコールを送った。

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最初か最後に当たりくじ…根尾は最初、藤原は最後[ニッカン]

最初か最後に当たりくじが潜んでいた。

3球団競合の藤原恭大(大阪桐蔭)は、最後にくじを引いたロッテ井口監督が的中。「福がありました。1番いいところが残っていた」と右手で会心のガッツポーズを見せた。

4球団が競合した根尾(大阪桐蔭)は、最初にくじを引いた中日与田新監督が的中した。「絶対に外せない。下から2番目を引きました」。

4球団が競合した小園(報徳学園)は、広島緒方監督が最後に残ったくじで引き当てた。「今日の流れは残っているか、最初か。オーナーから『絶対引いてこい』と言われ、うれしさよりホッとした」と笑顔を見せた。

外れ1位では、辰己(立命大)が4球団の競合となった。こちらは最初に引いた楽天石井GMが、当たりくじをゲットした。

同じく外れ1位で2球団競合の上茶谷(東洋大)は、先に引いたDeNAの三原代表が当たりを引いた。高田GMが小園を外した後、初めてのくじでいきなり的中した。

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ロッテ、大阪桐蔭・藤原を獲得!安田先輩に“弟子入り”へ/ドラフト[サンスポ]

大阪府大東市の大阪桐蔭高で報道陣の前に座ってテレビ中継を見守る藤原の緊張した表情が、驚きに変わり、そして笑顔に変わった。

「楽天、藤原」
「阪神、藤原」
「ロッテ、藤原」

1位指名の入札が始まると、最初の楽天から3球団連続で、自身の名前がコールされた。

「今は、すごくホッとしています。まさかこんなにたくさん名前が呼ばれるとは思っていなかった」。

抽選の末、交渉権を獲得したロッテは3球団の中で最も早く、23日に1位指名を公表していた。

「公表してもらっていて、嬉しかった。(ロッテは)若い選手が多くて、ファンの声援が大きい印象です」。

プロでのビジョンもすでに明確に描けている。「自分はまだまだ実力不足。課題を1つずつクリアしていきたい」とした上で、成し遂げたい目標を「トリプルスリー(3割、30本、30盗塁)を考えています」と言い切った。一番の武器という50メートル5秒7の走力に加え、4度出場した甲子園では打率.318、5本塁打、21打点。プロでも三拍子そろった選手を目指す。

昨年、ロッテに1位指名を受けた安田(履正社高出身)に“弟子入り”も誓った。

「昨年は日本代表で一緒にやらせてもらった。同じ左打者として打撃を学びたいです」と先輩の背中を追う。甲子園のスターが、次はZOZOマリンで躍動する。

藤原恭大(ふじわら・きょうた)
2000(平成12)年5月6日生まれ、18歳。大阪府出身。小1から園和北フレンズで野球を始め、豊中市立第五中ではオール枚方ボーイズでプレー。大阪桐蔭高では1年夏からベンチ入り。甲子園は2年春から今夏まで4季連続で出場し、50メートル5秒7の俊足で1番、4番を打つ中堅手として計3度の優勝に貢献。2年から2年連続で高校日本代表。高校通算32本塁打。1メートル81、78キロ。左投げ左打ち。

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ロッテ3位・小島、まずは「開幕1軍」/ドラフト[サンスポ]

ロッテ3位・小島(早大)は「開幕1軍」を目標に掲げ「ここからが勝負」と気を引き締めた。最速147キロの左腕で今秋のリーグ戦では5勝を挙げている。1学年上の大竹(ソフトバンク)ら早大出身選手が多く在籍していることから「パ・リーグに行きたいという気持ちがあった。先輩方と対戦したい」と目を輝かせた。

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ロッテ2位・東妻、目指すは虎の球児/ドラフト[サンスポ]

ロッテ2位・東妻(あづま、日体大)は「(プロは)小さい頃からの夢だったので嬉しい」と第一声。リリーフとして期待される右腕は藤川(阪神)に憧れを抱いており「出てきたら無理だなという投手になりたい」と誓った。同僚の松本は西武に1位指名され「ライバル。絶対に負けないように頑張りたい」と鼻息を荒くした。

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独立リーグ徳島の鎌田、ロッテから育成1位指名に「ほっとした」/ドラフト[サンスポ]

ロッテから育成ドラフトの1位指名を受けた四国アイランドリーグplus徳島インディゴソックスの鎌田光津希投手は徳島県藍住町で開かれた球団イベントの控室で、同僚らに囲まれながら指名の行方を見守った。名前が呼ばれた瞬間も表情を崩さなかったが、その後の記者会見で感想を問われると「いつ呼ばれるかと思っていた。ほっとした」と述べた。

ロッテの本拠地がある千葉県は出身地。「地元で活躍したい」と言葉少なに目標を語ると、唇を真一文字に結んだ。ストレートを武器とする鎌田投手は「分かっていても打てない球を投げたい」と意気込みを見せた。

会見の終盤、マイクを握ったチームの同僚から「お腹がすいています」と食事をねだられ、ようやく相好を崩した。

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日体大・東妻はロッテ2位「小さい頃からの夢だったので嬉しい」/ドラフト[サンスポ]

日体大の東妻(あづま)勇輔投手は、ロッテの2位で指名された。昨秋のリーグ戦で無安打無得点を達成した右腕は「小さい頃からの夢だったので嬉しい」と第一声。西武1位指名の松本と同じパ・リーグからの指名となり、「対戦が楽しみ。絶対に負けないように頑張りたい」と、目を輝かせた。

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ロッテ1位指名の藤原「チームを引っ張っていける選手になりたい」/ドラフト[サンスポ]

1位で今夏の甲子園を沸かせた大阪桐蔭高・藤原恭大外野手はロッテ、楽天、阪神の3球団が競合し、ロッテが抽選の末に交渉権を獲得した。

ロッテに1位指名された藤原は「今はすごくホッとしています」と安堵の表情。井口監督に「これからマリーズと野球界を背負っていく選手だと思っています」とのメッセージに「チームを引っ張っていける選手になりたいという気持ちが芽生えました」と応え、ロッテの印象について「若い選手がたくさんいて、勢いのあるチームだと思っています」とコメントした。

藤原恭大(ふじわら・きょうた)
2000(平成12)年5月6日生まれ、18歳。大阪府出身。原田小1年から園和北フレンズで野球を始め、豊中市立第五中ではオール枚方ボーイズでプレー。大阪桐蔭では1年夏からベンチ入り。甲子園は2年春から今夏まで4季連続で出場し、3度の優勝に貢献。左投げ左打ち。50メートル5秒7。高校通算32本塁打。1メートル81、79キロ。

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ロッテ・井口監督が藤原を引き当て「残り物に福があった。30−30をクリアできる」/ドラフト[サンスポ]

プロ野球ドラフト会議が25日、東京港区のグランドプリンス新高輪で行われ、ロッテは藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=を3球団競合の末に井口資仁監督(43)がくじで引き当てた。

楽天・石井GM、阪神・矢野監督に続き最後のくじを右手で引いた井口監督は、開いた瞬間に右手を上げてガッツポーズ。「最後の1枚に福がありましたね」と破顔一笑で勝負強さをみせつけた。

23日のスカウト会議で1位指名を公表。当日まで指名を公言する他の球団はいなかったが、会場の控室では「3球団くらいの競合になるだろう」と予想していたという。

初めてくじ引きを担当した井口監督は「1/2より1/3のほうが気が楽だった。25日は運がいいと出ていたし、何かいいことがあると思っていた」と会心の結果に納得の表情。スカウト会議でも最高評価だった藤原には「30−30をクリアできる選手。1番か3番として、できるだけ早く1軍に上がって欲しい。外野手は高齢化しているので刺激になる」と大きな期待を寄せた。

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大阪桐蔭高・藤原はロッテが交渉権/ドラフト[サンスポ]

1位で今夏の甲子園を沸かせた大阪桐蔭高・藤原恭大外野手はロッテ、楽天、阪神の3球団が競合し、ロッテが抽選の末に交渉権を獲得した。

交渉権を得た井口監督は「うちのチームにマッチしている選手だと思っているし、これからマリーズと野球界を背負っていく選手だと思っています。マリーンズで待っているので、一緒に戦っていきましょう」とコメントした。

藤原恭大(ふじわら・きょうた)
2000(平成12)年5月6日生まれ、18歳。大阪府出身。原田小1年から園和北フレンズで野球を始め、豊中市立第五中ではオール枚方ボーイズでプレー。大阪桐蔭では1年夏からベンチ入り。甲子園は2年春から今夏まで4季連続で出場し、3度の優勝に貢献。左投げ左打ち。50メートル5秒7。高校通算32本塁打。1メートル81、79キロ。

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ロッテ、秋季キャンプメンバーを発表、安田ら参加[サンスポ]

ロッテは25日、千葉・鴨川市で行われる秋季キャンプ(10月31日〜11月16日 休日は11月5、12日)の参加メンバーを発表した。

[投手]
石川歩、関谷亮太、唐川侑己、東條大樹、酒居知史、山本大貴、西野勇士、土肥星也、渡辺啓太、島孝明、成田翔、岩下大輝、高野圭佑、永野将司、種市篤暉、二木康太
[捕手]
田村龍弘、吉田裕太、江村直也
[内野手]
藤岡裕大、安田尚憲、中村奨吾、平沢大河、三木亮、井上晴哉、香月一也
[外野手]
荻野貴司、加藤翔平、菅野剛士、岡大海、和田康士朗

台湾遠征メンバーは11月7日にキャンプを一時離れ、13日から再合流する。

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ロッテ井口監督、メジャー本塁打王バティスタ調査認める「リストにはあります」[スポニチ]

ロッテの井口資仁監督(43)は25日、秋季練習中のロッテ浦和球場で取材対応し、2度の本塁打王などメジャー通算344本塁打を誇るフィリーズのホセ・バティスタ外野手(38)の獲得へ向けて調査していることを認めた。「他にも狙っている選手はいますけど、リストにはあります」と語った。

バティスタはブルージェイズに所属した10年に54本塁打で初タイトルを獲得し、翌11年も43本塁打で2年連続の戴冠。今季13本塁打に終わったが、昨季まで8年連続20本塁打以上を記録している。

「打てる選手を獲る」と指揮官は今オフの大型補強を推進しており、外国人は4人獲得予定。12球団ワーストの78本塁打だった長打力不足解消へ超大物に白羽の矢を立てた。

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ロッテ1位藤原も3球団競合、大阪桐蔭から根尾と史上初ドラ1野手2人誕生[スポニチ]

クジ引き直後。テレビ越しにロッテ・井口監督から「一緒に戦っていきましょう」との言葉にうなずいた。大阪桐蔭・藤原は3球団競合の末、唯一事前に公表していたロッテに引き当てられた。東京、大阪と離れた2人が以心伝心する。

藤原 1番か3番を打てる打者になりたい。目標としてトリプルスリーを掲げたい。

井口監督 1番ないし、3番を打つ選手になって欲しい。自分が目標にしてきたサーティーサーティーもクリアできる。

ドラフトまでの不安な気持ちを和らげてくれたのが、事前公表だった。自身も会場に同席した両親も「縁」を感じたという。球団は角中や荻野ら主力外野手が30代と世代交代が必須で、まさに「相思相愛」だ。

50メートル5秒7、高校通算32本塁打と三拍子そろった外野手。昨年、U18日本代表で共に戦った同郷の安田が、再びチームメートになる。大阪でしのぎを削った履正社の1学年先輩は、近い将来の4番候補に挙げられる。自身と同じ左の強打者。将来のクリーンアップ像について「安田さんと(3、4番を)組めたらいい。盛り上げたい」と目を輝かせた。

根尾が4球団から指名され、分離開催を除けば史上初めて同一高校から2人のドラフト1位野手が誕生。中学時代に同じ枚方ボーイズだった報徳学園・小園も4球団から指名された。3人で、計11球団の指名を独占。「素晴らしい選手に恵まれた。中学、高校で身近にいい選手がいた」と感謝し、共闘を誓った。

スラッと高い鼻に、切れ長の目で女子生徒からの人気も高い。用意されていたロッテの帽子をかぶると肩車され、右手の人差し指を突き上げた。「キャー!」と黄色い歓声が上がる。「ロッテは若い選手がたくさんいて、ファンの応援も凄い。チームを引っ張っていける選手になりたい」。最大の武器を「足」と言い、当面の目標「30盗塁」から大偉業を目指す。

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ロッテ1位に藤原両親もホッ「安田君がいるので安心」[スポニチ]

3球団競合の末、ロッテからドラフト1位で指名された大阪桐蔭・藤原の父・史成さん(43)は、会見に同席し「トリプルスリーを目標に、まずは地に足を着けてプロの野球に慣れて欲しい」とエールを送った。

母・道子さん(42)は、昨年ドラフト1位で履正社からロッテに入団した安田の母親と親交があり「安田君がいるので安心していける球団。縁を感じました」と笑顔で話した。

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ロッテ・井口監督、藤原引き当てガッツポーズ!「サーティーサーティーもクリアできる選手」[スポニチ]

プロ野球のドラフト会議は25日に東京都内で開催され、ロッテが1位指名で大坂桐蔭・藤原恭大外野手の交渉権を獲得した。

楽天、阪神と3球団が競合した末、当たりくじを引き当てた井口監督は「自然とね」とガッツポーズで喜びを表した。

最後に残ったくじだったが「(運が)ありましたね。よかったです」と語り「予想はしていたんですけど、2分の1より、3分の1のほうが、僕的には気が楽だった。昨日からいいことあるだろうなと思っていた」と、当たりは予感していたと話す。

藤原は“最強世代”と称された今年の大阪桐蔭の主砲で高校日本代表の4番も務めた。高校通算32本塁打の長打力と50メートル走5秒7の俊足を併せ持つ。井口監督も「バッティングも守備も足もすべてに対し、評価している。自分が目標にしてきたサーティーサーティーもクリアできる選手。そういう選手がチームに貢献できる。そういう選手に育って欲しい。自分の野球では足は大事。必ずマッチすると思う。1番ないし、3番を打つ選手になって欲しい。」と期待。

藤原は3年以内に1軍と言っていると聞かされると「もっともっと早く1軍に上がってほしいし、それができる選手だと思っている。プレーを生で見るのが楽しみ。ミスターマリーンズになれるように、一緒に頑張りましょう」と呼びかけた。

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日体大の155キロ腕・東妻、ロッテ2位に「選ばれるかドキドキした」[スポニチ]

プロ野球のドラフト会議で、日体大・東妻勇輔投手(22)がロッテから2位指名を受けた。

「小さい頃からの夢だったプロ野球の舞台に行けるのが嬉しい。緊張して選ばれるかドキドキしたが、2巡目で選んでいただいてありがたい」と喜びをかみしめた。

最速155キロを誇り、3年秋のリーグ戦ではノーヒットノーランを記録した本格派右腕。「最終的には守護神、抑えを目指していきたい。開幕から1軍のベンチに入れるように、しっかり頑張っていきたいと思います」と目標を掲げた。

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大阪桐蔭“最強世代”の4番・藤原はロッテが交渉権獲得、3球団が競合[スポニチ]

プロ野球のドラフト会議は25日に東京都内で開催され、1位指名で大阪桐蔭の藤原恭大外野手(18)は3球団から重複指名を受け、抽選の結果、ロッテが交渉権を獲得した。

“最強世代”と称された今年の大阪桐蔭の主砲で高校日本代表の4番も務めた。高校通算32本塁打の長打力と50メートル走5秒7の俊足を併せ持つ。

今夏の甲子園大会では、準々決勝(浦和学院戦)で2本塁打を含む4安打5打点をマークするなど、4番としてチームを牽引。史上初となる2度目の春夏連覇に大きく貢献した。甲子園は4大会19試合に出場し、85打数27安打(打率.318)、5本塁打、21打点。大舞台でも打ちまくった。

ソフトバンクの柳田悠岐に憧れ、プロでの目標は「トリプルスリー」。プロの世界でも持ち味のフルスイングで結果を残す。

藤原恭大(ふじわら・きょうた)
2000年(平12)5月6日生まれ、大阪府豊中市出身の18歳。原田小1年から園和北フレンズで野球を始め5年からエース。豊中市立第五中では枚方ボーイズに所属し投手と中堅手。大阪桐蔭では1年夏からベンチ入り。50メートル走5秒7。遠投110メートル。1メートル81、78キロ。左投げ左打ち。

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ロッテ秋季キャンプメンバー発表、安田ら参加、11・16まで[スポニチ]

ロッテは10月31日から鴨川市営球場で開催する秋季キャンプの参加メンバーを発表した。

[投手]
石川、関谷、唐川、東條、酒居、山本、西野、土肥、渡邉、島、成田、岩下、高野、永野、種市、二木
[捕手]
田村、吉田、江村
[内野手]
藤岡、安田、中村、平沢、三木、井上、香月
[外野手]
荻野、加藤、菅野、岡、和田

打ち上げは11月16日。休日は5日、12日。台湾遠征メンバーは11月7日にキャンプを一時離れ、13日から再合流する。

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投手コーチに前日本ハム・吉井理人氏招聘へ[報知]

ロッテが来季の投手コーチに前日本ハムの投手コーチの吉井理人氏(53)をリストアップしていることが25日、分かった。吉井氏は2008〜12年、16〜18年の計8年間、日本ハムで指導にあたり、今季は目にかけてきた石川直也投手(22)が守護神として19セーブマークするなど育成にも定評がある。

今季はチーム防御率がリーグ5位の4.04と低迷。先発陣では涌井、石川ら主戦の不調や故障に加え、開幕ローテに据えた酒居、二木らが伸び悩んだ。救援陣も年間を通じて安定感を欠いた。来季に向けて投手陣の再建は急務となっており、現役時代には日本とメジャーで先発と救援をこなした経験がある同氏に狙いを定めた形だ。吉井氏は近い関係者に「まだ体力はあるので、できれば現場でやりたいなと思っています」と意欲を示しており、ロッテでの手腕発揮が期待される。

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ドラ2の日体大・東妻、阪神・藤川のような守護神に[報知]

西武に1位指名された同僚の松本の隣で吉報を待った日体大・東妻勇輔投手(22)は、ロッテの2位指名に「選ばれなかったらどうしようとドキドキしてました。神宮(昨秋の明治神宮大会)で優勝した時以来の嬉しさです」と笑顔。

MAX155キロで強気のマウンドさばきが自慢の右腕。「守護神を目指します。子供の頃から憧れていた藤川さん(阪神)のように、出た瞬間に相手が『もうダメだ』と思う存在になりたい」と目標を掲げた。

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井口監督「予感あった」ガッツポーズ!残り物には福があった[報知]

残り物には福があった。ロッテ・井口資仁監督(43)は右拳を突き上げ、喜びを爆発させた。1位指名を公表していた大阪桐蔭・藤原の交渉権を獲得。楽天、阪神との3球団競合の末、1番最後にくじを引き、“お口の恋人”をゲット。「今日は何かいいことがあるなと昨日から思っていた。それが的中した。球団は藤原くんのことを1番評価していた。その選手が獲れたのは非常に大きい」と満面の笑み。普段から星座などで吉日を調べており、この日は最高の1日になると予告していた通りとなった。

走攻守の3拍子そろった高校NO.1外野手に対し「キャンプで早く(プロの世界に)なじんでもらって、よければどんどん使っていきたい。それに順応できる力はある」と大きな期待を込めた。「外野は世代交代しないといけない時期」と指揮官。大きな波を起こす逸材が幕張にやって来る。

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3球団競合の大阪桐蔭・藤原、目標は「トリプル3」[報知]

今年のドラフトは、西武を除く11球団が高校生野手を1位入札した。大阪桐蔭・根尾昂内野手(18)は4球団から1位指名を受け、中日が交渉権を獲得。ロッテ1位の藤原恭大外野手(18)には3球団が競合した。横川凱(かい)投手(18)は巨人4位、柿木蓮投手(18)は日本ハム5位で、高校では2001年の日大三高以来となる4選手が同校から指名された。

会議スタートから3球団連続での1位入札に、緊張の面持ちだった藤原は思わず驚きの表情を浮かべた。それでも、抽選の末にロッテの井口監督が右手でガッツポーズすると、画面に向かって一礼。会見では「最初から(1位指名を)公表してくれていたチームだったので嬉しかったです」と頬を緩めた。

高校通算32本塁打の長打力に加えて50メートル走5秒7の俊足を武器に史上初となる2度目の春夏連覇に貢献した藤原は、プロでも大きな頂を目指す。「大きな目標としてトリプルスリーを掲げて、それに向かって頑張りたいです」。ヤクルト・山田哲、ソフトバンク・柳田が達成したことで芽生えた大きな目標。まずはプロで戦うために、現在の体重78キロから、85キロへのパワーアップを目指していく。

仲間の存在もプロで活躍するための原動力になる。4球団競合の末に中日にドラフト1位で指名された根尾に対して、報道陣から負けたくないという思いはあるかと聞かれ「あります」と即答。巨人から4位指名された横川、日本ハムから5位指名された柿木らと切磋琢磨しながら、プロでの活躍を目指す。

さらに今夏の甲子園の決勝戦で戦った金足農の吉田は、日本ハムに1位指名された。同じリーグでの再戦に「球界を背負えるような選手になった時に、対戦したいなと思います」と意欲。超高校球の逸材が、堂々とプロの世界に飛び込む。

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ドラ4明桜・山口航輝「輝星に勝つ」ライバルに闘争心…今夏秋田大会決勝で3三振[報知]

明桜の山口航輝投手(18)がロッテの4位指名を受けた。打者として期待される山口は日本ハム1位指名を受けた金足農・吉田輝星投手(17)との対戦を熱望した。

ロッテの4位指名がテレビを通じて伝えられると、山口は「思っていた以上に早い指名でビックリした」と驚きの表情を浮かべた。夢に見てきたプロ選手。その夢がかない、チームメートから「おめでとう」と声をかけられ「指名を受けてとても嬉しい」と笑顔を見せた。

大きな志を持ってプロの門をたたく。ロッテは、集中力の高さと試合の流れを変える1番打者の外野手として期待しているが、指名後の会見では「投手と打者の二刀流を目指したい」と言い切った。高校通算で25本塁打を放ち、通常のフライでも高く上げすぎて相手が見失う場面もあるなど、パワーヒッターの一面もあるが、投手としては最速146キロ右腕として、昨夏の秋田県大会優勝に貢献。決勝の金足農戦で右肩を亜脱臼して以降、公式戦での登板はなかったものの、練習は継続している。「(来春には)問題なく投げられる。目標は大谷翔平選手(エンゼルス)」と、憧れのメジャーリーガーの名前を挙げた。

今後については、球団との話し合いになるが、打者として楽しみなのが、日本ハムのドラフト1位・吉田との対戦だ。今夏の秋田を盛り上げた金足農の吉田は同じパ・リーグの日本ハムに1位指名を受けた。球場を離れれば気軽に連絡を取り合う仲間だが、今夏の決勝では3三振。悔しさもあるだけに「同じ舞台で勝負して、今度は絶対に勝ちたい」と決意。今の段階では一歩リードを許しているが、プロの世界で自らを磨き、吉田以上に輝いてみせる。

山口航輝(やまぐち・こうき)
2000年8月18日、大阪・箕面市生まれ。18歳。大阪・加美北小1年から平野エンゼルスで野球を始める。加美中では吉川大幾内野手(巨人)らを輩出した「ナガセボーイズ」でプレー。明桜では1年夏からベンチ入り。昨夏は背番号11で甲子園出場。181センチ、85キロ。右投右打。家族は両親。

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ロッテ、3位で大学NO.1左腕の早大・小島の交渉権獲得[報知]

ロッテが3位で早大のエース左腕・小島和哉投手(22)の交渉権を獲得した。

小島は最速147キロ直球とチェンジアップのコンビネーションが持ち味。今秋のリーグ戦では5勝を挙げるなど「大学NO.1左腕」の呼び声が高く、通算22勝をマークしている。チームは今季は1軍で常時活躍した左腕は松永だけ。厳しい左腕事情があるだけに、小島が加入すればブルペンの厚みは増すに違いない。

小島和哉(おじま・かずや)
1996年7月7日、愛知県生まれ。22歳。浦和学院では1年夏からベンチ入り。2年生エースとして13年センバツで優勝。14年夏は高校日本代表に選ばれ、U18アジア野球選手権準V。早大では4年から主将を務める。リーグ戦通算22勝12敗。177センチ、81キロ。左投左打。

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ロッテが2位で155キロ右腕日体大・東妻の交渉権獲得[報知]

ロッテが2位で日体大の最速155キロ右腕・東妻(あづま)勇輔投手(22)の交渉権を獲得した。

170センチと小柄な体格ながら150キロ超の直球を投げ込む強気なスタイルが魅力だ。今季はチーム防御率が4.04とリーグ5位に低迷。中継ぎは補強ポイントだっただけに東妻が加入すれば大きな戦力アップとなる。

東妻勇輔(あづま・ゆうすけ)
1996年4月4日、和歌山生まれ、22歳。小2から野球を始め、中学時代は、和歌山興紀ボーイズで日本選抜に選出。智弁和歌山から日体大に進み、2年春からリーグ戦登板。17年春に最優秀投手、同年秋はリーグ史上16人目のノーヒットノーランを達成するなどMVPを獲得。170センチ、70キロ。右投右打。

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ドラ1大阪桐蔭高・藤原、3球団競合の末にロッテが交渉権を獲得[報知]

ロッテはドラフト1位で大阪桐蔭高の藤原恭大外野手(18)を獲得した。楽天、阪神と3球団が競合。抽選の結果、ロッテが交渉権を獲得した。

大東市内の同校の会見場で根尾とともにテレビで見守り、スタートから3球団連続での1位指名には驚きの表情を浮かべた。ロッテの井口監督が引き当てると、少しだけ表情を緩めた。

藤原は「最初から公表して頂いたチームなので嬉しいです。(将来は)大きな目標のトリプルスリーに向かってやっていきたい」と話した。

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ロッテが3球団競合もドラ1で“お口の恋人”大阪桐蔭・藤原の交渉権獲得[報知]

ロッテが1位指名を公表していた大阪桐蔭・藤原恭大外野手(18)の交渉権を獲得した。楽天、阪神との競合の末、井口資仁監督(43)が最後に右手で当たりクジを引いた。

右手を突き上げ、ガッツポーズを繰り出した指揮官は「ありがとうございます。福がありましたね」と大興奮。会場のファンからは「残っているぞ」という声援があった。「あの一言だと思います。ありがとうございます」と感謝した。

ロッテは23日のスカウト会議後に藤原の1位指名を公表。「ウチのチームにベストマッチする選手だと思っています。マリーンズと野球界を背負っていく選手だと思っている。スカウトの中で1番の評価でした」と“お口の恋人”への思いを語った。

藤原は今夏の甲子園では4番として大会3本塁打をマークし、史上初となる2度目の春夏連覇に貢献。高校通算32本塁打の長打力に加えて50メートル5秒7の俊足と遠投120メートルの強肩も持ち合わせている高校NO.1外野手。未来のスター候補をゲットした。

藤原恭大(ふじわら・きょうた)
2000年5月6日、大阪・豊中市生まれ。18歳。原田小1年から「園和北フレンズ」で野球を始める。豊中第五中ではボーイズリーグの「枚方ボーイズ」に所属。大阪桐蔭では1年夏からベンチ入り。50メートル走は5秒7。家族は両親と兄。181センチ、78キロ。左投左打。

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ロッテがドラ1で大阪桐蔭・藤原の交渉権獲得[報知]

ロッテが1位指名を公表していた大阪桐蔭・藤原恭大外野手(18)の交渉権を獲得した。楽天、阪神との競合の末、井口資仁監督(43)が最後に右手で当たりクジを引いた。

藤原は今夏の甲子園では4番として大会3本塁打をマークし、史上初となる2度目の春夏連覇に貢献。高校通算32本塁打の長打力に加えて50メートル5秒7の俊足と遠投120メートルの強肩も持ち合わせている高校NO.1外野手。未来のスター候補をゲットした。

藤原恭大(ふじわら・きょうた)
2000年5月6日、大阪・豊中市生まれ。18歳。原田小1年から「園和北フレンズ」で野球を始める。豊中第五中ではボーイズリーグの「枚方ボーイズ」に所属。大阪桐蔭では1年夏からベンチ入り。50メートル走は5秒7。家族は両親と兄。181センチ、78キロ。左投左打。

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大阪桐蔭・藤原は3球団競合でロッテへ、根尾に負けん!別リーグでも闘志メラメラ[デイリー]

大阪桐蔭・藤原恭大外野手(18)は楽天、阪神、ロッテが1位指名し、残り福でロッテが当たりくじを引き当てた。

想像もしていなかった展開だった。ドラフト会議がスタートして、1番目の楽天から阪神、ロッテと3球団連続で1位指名。藤原は驚きを隠さなかった。

「まさかと思った。嬉しさと、どこが引くんだろうと思った。野球より緊張した」。

戸惑いはすぐに笑顔に変わる。井口監督がクジを引き当て、ロッテが交渉権を獲得。「(事前に)公表してもらっていたチームで嬉しい。若くて勢いがある印象があるし、ファンの応援もすごい」。夢が現実に変わり、気持ちを高ぶらせた。

チームメートの根尾とともに1位指名を受けた。大阪桐蔭から2人が1位指名を受けるのは、05年の高校生ドラフト1巡目・辻内(巨人)、平田(中日)以来2度目となった。根尾とリーグは違うが、敵チームとなる。

「意識が高い選手なので。負けたくない気持ちがある」。50メートル走5秒7。リンゴをつぶせる握力を持ち、腕相撲は負け知らず。パワーもスピードも兼ね備えた逸材は、ライバル以上の活躍を目指す。

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ロッテ・井口監督、阪神が外したクジをゲット!「必ず残っているぞと」[デイリー]

3球団競合の末、藤原の交渉権を獲得したロッテ・井口資仁監督(43)は「(残り物に福が)ありましたね」と満面の笑みを浮かべた。

当初は一本釣りかと思われたが、楽天、阪神と競合した。それでも「3球団になるかなという予想はしていました。2分の1よりも3分の1で気が楽になりました」と井口監督。先に楽天、阪神がクジを引く展開になったが「必ず残っているぞというファンの声であるような気がした」と最後まで交渉権確定の封筒は残っていた。

「外野の高齢化も進んでいるので、刺激を与えて欲しい」と藤原に期待を寄せた指揮官。来年2月の1軍キャンプ参加を示唆し「ミスターマリーンズと呼ばれるような選手になって欲しい」と目を細めた。

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徳島の鎌田投手「ほっとした」、ロッテ育成ドラフトの1位指名[デイリー]

ロッテから育成ドラフトの1位指名を受けた四国アイランドリーグplus徳島インディゴソックスの鎌田光津希投手は徳島県藍住町で開かれた球団イベントの控室で、同僚らに囲まれながら指名の行方を見守った。名前が呼ばれた瞬間も表情を崩さなかったが、その後の記者会見で感想を問われると「いつ呼ばれるかと思っていた。ほっとした」と述べた。

ロッテの本拠地がある千葉県は出身地。「地元で活躍したい」と言葉少なに目標を語ると、唇を真一文字に結んだ。ストレートを武器とする鎌田投手は「分かっていても打てない球を投げたい」と意気込みを見せた。

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ロッテ・井口監督、藤原恭大に熱い期待「ミスターマリーンズとよばれる選手に」[デイリー]

3球団競合の末、大阪桐蔭・藤原の交渉権を獲得したロッテ・井口監督は「(福が)ありましたね」と満面の笑みを浮かべた。

当初は一本釣りかと思われたが、楽天、阪神と競合した。それでも「3球団になるかなという予想はしていました。2分の1よりも3分の1で気が楽になりました」と井口監督。クジの順番も1番最後だったが「必ず残っているぞというファンの声で、あるような気がした」と最後まで交渉権確定の封筒は残っていた。

「外野の高齢化も進んでいるので、刺激を与えて欲しい」と言い「1年目から競争に入って欲しい。ミスターマリーンズと呼ばれるような選手になって欲しい」と期待を寄せた。

大阪桐蔭で指名の行方を見守った藤原は「すごくホッとしています。(ドラフト1位を)公表してもらったチームで嬉しい」と目を細めた。井口監督から熱いメッセージももらい、「より一層チームを引っ張っていける選手になりたいと思いました。(ロッテは)若い選手が多くて勢いのあるチームだと思います」と話した。

プロ入り後の目標にも触れ、「30盗塁を目指したい」とアピールしていた。

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大阪桐蔭・藤原はロッテ、井口監督残りくじで交渉権「1番いいのが残ってたなと」[デイリー]

1巡目指名のアナウンスは下位球団から行われ、いきなり大阪桐蔭・藤原恭大外野手が3連続で指名された。

楽天、阪神、ロッテが藤原を指名。前日までに1位指名を公言していたロッテ以外は大方の予想を覆しての指名。会場からは大きなどよめきが起こった。阪神・矢野監督は楽天の指名が予想外だったのか、首をかしげる様子も見えた。

楽天・石井GM、阪神・矢野監督、ロッテ・井口監督の順で引き、井口監督が残りくじで交渉権を獲得した。井口監督は「最後ですから。選ぶ権利ないですから。最後1つ1番いいのが残ってたなと。感謝しています。マリーンズで待ってますので一緒に戦って行きましょう」と藤原に語りかけた。テレビ中継を見ていた藤原は、このコメントに頭を下げ、大阪桐蔭の西谷監督から声をかけられると笑顔を見せていた。

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