ロッテが今季限りで楽天を戦力外になった枡田慎太郎外野手(31)の獲得を検討していることが2日、分かった。枡田は05年高校生ドラフト4巡目で楽天に入団。パンチ力のある打撃で13年には自己最多の86試合に出場し、打率2割7分2厘、8本塁打、47打点の成績を残して球団初のリーグ優勝と日本一に貢献した。
今季は出場33試合にとどまったが、7月16日のロッテ戦(ZOZOマリン)では1点を追う9回2死から代打で登場。起死回生の同点ソロを放つ勝負強さを見せつけた。左の代打は今季引退した根元(現内野守備走塁コーチ)やベテラン福浦が主だったが、一撃で仕留める仕事人を“切り札”候補として調査している。
チームとして若手育成はは1つのテーマ。一方でシーズン終了直後から獲得に前向きな姿勢を見せている前楽天細川亨捕手(38)のように、手本となるベテランの技と姿勢にも着目していく。
NPBエンタープライズは2日、「ENEOS侍ジャパンシリーズ2018」と「2018日米野球」に招集されていた侍ジャパンのソフトバンク石川柊太投手(26)が右肘痛で辞退し、代わりにロッテ成田翔投手(20)を選出した、と発表した。
成田は秋田商で甲子園に出場した3年目の左腕。今季は5試合に登板し、0勝0敗、防御率4.50だったが、10月にコロンビア・バランキージャで行われたU23(23歳以下)ワールドカップ(W杯)で救援投手部門のベストナインを獲得した。同大会はフル代表の稲葉篤紀監督が指揮を執り、決勝でも起用するなど信頼を得た。
選出に成田は「信じられないほどビックリしました。選んでいただいたのでこのチャンスを生かすべく、今持っている力を全て出しきりたいと思います。U23W杯で決勝で打たれてしまい悔しい思いをしました。またこうして稲葉監督に抜擢していただきましたので、その悔しさをぶつけたいと思います。千葉ロッテの代表にもなりますので、堂々と投げたいと思います」とコメントした。
石川は日本シリーズ第1戦で中継ぎとして登板し、ホールドを挙げた。しかし、その後は右肘に違和感を訴え、第3戦からベンチ入り登録から外れていた。
ロッテは2日、鴨川秋季キャンプに参加中のロッテ江村直也捕手(26)が千葉・鴨川市内の病院で右大腿二頭筋筋損傷と診断され、3日から浦和球場でリハビリに移ると発表した。全治は約4週間。
江村は秋季キャンプ2日目となる1日の走塁練習中に右足を痛め、そのまま病院で検査を受けていた。キャンプには江村に代わって宗接唯人捕手(24)が、8日からの台湾遠征には代わって田村龍弘捕手(24)が参加する。
積極的に社会貢献活動に取り組むプロ野球関係者に贈られる「ゴールデンスピリット賞」にロッテの井口資仁監督(43)が選ばれたと2日、発表された。プロ入り時から車椅子の寄付を始め、東日本大震災で被災した福島・須賀川市の市庁舎再建にクラウドファンディングを利用して多額の寄付を集めるなど幅広く活動している。また、ソフトバンクの王貞治球団会長(78)と巨人の吉村禎章打撃総合コーチ(55)に特別賞が贈られた。
ロッテの成田翔投手(20)が2日、侍ジャパンに追加招集された。トップチーム初選出で、台湾代表との壮行試合や日米野球に出場する。
今季は5試合に出場し、防御率4.50。10月にコロンビアで行われたU−23ワールドカップ(W杯)では救援投手部門でベストナインに選ばれ準優勝に貢献した。千葉・鴨川での秋季キャンプ参加中の成田は「W杯決勝では打たれ悔しい思いをしましたが、また稲葉監督に抜擢していただきましたので、その悔しさをぶつけたいと思います。ロッテの代表にもなりますので堂々と投げたいと思います」とコメントした。
ロッテは2日、江村直也捕手(26)が鴨川秋季キャンプ2日目の1日に走塁練習で足を痛め右大腿二頭筋筋損傷で全治約4週間程度と診断されたと発表した。キャンプを離脱し、3日からロッテ浦和球場でリハビリを行うと発表した。
代わって宗接唯人捕手(24)がキャンプに合流、台湾遠征は田村龍弘捕手(24)が参加する。
プロ野球の秋季キャンプは春季と違い、ハードな練習で追い込む期間でもある。ロッテは10月31日に千葉・鴨川でキャンプイン。午前9時に練習開始、個別練習が終わるのは8時間以上が経過した午後5時すぎだ。
とっぷりと日も暮れ、井上晴哉内野手(29)は「それじゃ、僕はサインして帰ります」と笑顔でファンの波の中に入っていった。
グラウンドでの結果が全ての世界ではあるが、井上には自身のキャラクターに徹する違った意味での“プロ精神”にもあふれている。日本選手最重量の114キロは見た目のインパクト抜群。たとえば本拠地ZOZOマリンでフードイベントの「肉祭り」があれば、ためらうことなく大食いキャラで看板にかぶりついてみせる。本塁打を放ってベンチに戻れば、ロッテ商品の「乳酸菌ショコラ」をほうばる姿もおなじみになった。我々が求めるいわゆる“つくり絵”は道化役かもしれないが、嫌な顔1つせず「チームのアピールになればいいじゃないですか」とサラリと言う。
プロ5年目の今季は99打点、24本塁打。一時期の体調不良をのぞけば初めてシーズンを全うした。井口資仁監督は「やることが1年間変わらず、ぶれなかった」と評価する。
今季、19号が出てから目標の20号まで約1ヶ月かかった。苦しい1ヶ月だったが、井口監督からは「19の苦しみなんて分からない。29で苦しめ」と言われたという。出場数も何かもがキャリアハイだった今季を「未知の世界」と評した井上は、「本塁打の目標数字はいいませんけど、29の苦しみは経験してみたい」と次なる目標を設定した。
環境や結果は人を変える。昨季までは「1軍に定着したい」「レギュラーを獲りたい」という個人のものしか見えていなかったという。それが今は「チーム貢献して勝ちたい」と意識に変化が生じた。キャンプイン前夜、「僕と(中村)奨吾が中心になって引っ張らないといけない」と語り、その言葉通りにバットを振り込んでいる。
ただ「ランニングメニューは引っ張ってもらわないといけないけど…」と笑わせた。サービス精神のあるキャラは健在なままだ。
鴨川秋季キャンプ2日目だった1日の走塁練習中に右足を痛めたロッテ・江村は鴨川市内の病院で検査し、右大腿二頭筋筋損傷で全治4週間程度と診断された。3日から2軍の浦和球場でリハビリを再開する。
また、代わりに宗接がキャンプに合流し、8日からの台湾遠征は田村が代役を務める。
「ENEOS侍ジャパンシリーズ2018」と「2018日米野球」に出場する野球日本代表・侍ジャパンにロッテ・成田翔投手(21)が追加招集された。成田は「信じられないほどビックリしました。選んでいただいたのでこのチャンスを活かすべく、今持っている力を全て出しきりたいと思います」と驚きを隠せなかった。
今季は5試合0勝0敗、防御率4.50だったが、10月にコロンビアで行われたU23ワールドカップでは救援投手部門のベストナインを獲得した。指揮を執ったフル代表の稲葉監督の信頼をつかんだ。決勝で失点し、優勝は逃したが「またこうして稲葉監督に抜擢していただきましたので、その悔しさをぶつけたいと思います。ロッテの代表にもなりますので、堂々と投げたいと思います」と雪辱を誓っていた。
ロッテは2日、江村直也捕手(26)が鴨川秋季キャンプ2日目となる1日の走塁練習中に足を痛め、鴨川市内の病院で右大腿二頭筋筋損傷で全治4週間程度と診断されたと発表した。
江村は3日からロッテ浦和球場でリハビリを再開する。また、江村に代わって宗接唯人捕手(24)が鴨川秋季キャンプに合流。台湾遠征(9〜11日)は江村に代わって田村龍弘捕手(24)が参加する。
プロ野球人の社会貢献活動を表彰する報知新聞社制定「ゴールデンスピリット賞」の第20回受賞者が2日、ロッテ・井口資仁監督(43)に決定した。アマ時代に社会貢献活動を開始し、プロ入り後は自身が代表を務める「愛基金」を通じて野球教室やボランティア、被災地の復興支援に尽力。活動は多岐にわたり、20年以上の継続性も評価された。また王貞治(78=ソフトバンク会長)、吉村禎章(55=巨人打撃総合コーチ)両氏が特別賞を受賞した。表彰式は12月4日に都内のホテルで行われる。
現役時代に数々の記録を打ち立てた井口監督に、新たな“勲章”が加わった。平成最後となった受賞の知らせを聞くと、勝負師とは違う柔らかい表情で喜びを口にした。「色んな方々に支えてもらいながらやってきたことなので素直にうれしい。僕だけじゃなく、施設のセッティングや訪問先とのアポイントを取り付けてくださった方々に感謝したい。その方達とこの賞を分かち合いたい」。これまで共に活動に協力してくれた支援者1人1人の顔が真っ先に浮かんだ。
活動の第一歩は1997年3月。プロ入りを控えた青学大4年時に故郷・西東京市役所を訪問した際、ボロボロの車いすが目に入ったことだった。「こういうところには支援が行き届いてないのかなと思った」ことが原点だった。これまでに車いすは42台、加えて自動体外式除細動器(AED)も6台を寄付。今では市民の生活にしっかりと根付いている。プロ入り後も「愛基金」を通じて野球教室をはじめ、小児病棟や障害者施設への慰問、東日本大震災の復興支援など幅広い活動に尽力してきた。
20年以上も活動を続けてきた中で、命を左右する現場にも立ち会った。Wソックス時代の2007年4月。心臓移植手術を受けるため、シカゴの病院に入院していた埼玉県熊谷市の松本拓也君(当時12歳)の激励に訪れた。手術費用として100万円を支援団体に寄付。移植手術も無事に成功した。
訪問から2ヶ月後、拓也君を13歳の誕生日だった6月6日のヤンキース戦に招待。試合前には同級生でヤ軍の松井秀喜氏も加わって記念撮影を行うなど交流を深めた。「手術した時の生存確率を聞いた時はシビアな数字が出ていた。それでも移植にチャレンジすることはなかなかできないこと。テレビとかで呼び掛けない限り、なかなかお金も集まらないですし、少しでも貢献できたのはうれしかった」。1人の少年の命を救えた感動はこの先も忘れることはない。
井口監督は「生きている間はずっとこういう活動ができればいい。若い人に野球を伝えるのも仕事ですし、こういう活動も伝えていきたい」と新たな誓いを立てた。野球と同じく、社会貢献の大切さも伝道師として後世へと伝えていく。
12球団から計14人の候補者を対象とした選考委員会は、今年も白熱した議論が展開された。まず各委員が重視したのは活動の継続性。現役時代から延べ21年と息の長い活動を続ける井口監督をはじめ、広島赤十字・原爆病院への訪問が10年目になる広島・東出コーチ、病院訪問やアジアの恵まれない子供達へ靴を届ける活動などを10年間続ける阪神・鳥谷選手らに高い評価が集まった。
中でも井口監督に対しては「期間に加え、金額や活動の幅広さなど、“走攻守”ではないがハイレベルでバランスがとれている」(三屋委員)、「野球教室を開いたことがある場所(須賀川市)など、小さな縁を自分で見つけて支援している」(丸山委員)、と推す声が上がり、3年連続3度目のノミネートで初受賞が決まった。
惜しくも受賞は逃したものの、自身と同じ1人親家庭への支援活動に取り組む西武・秋山選手には「ストーリー性という部分で印象に残る」(大塚委員)、「ファンからも『秋山はすごいね』という声を聞く」(斉藤委員)、ドミニカ共和国などへの野球用具支援が5年目を迎えたDeNA・筒香選手にも「外国への支援という珍しい活動」(佐山委員)と、今後のさらなる活動の継続や拡大に期待する意見が寄せられた。
また、第20回の節目にあたり、日本球界での社会貢献活動の礎となった王、吉村両氏に特別賞を贈ることも満場一致で承認された。
ロッテ・種市がU−23(23歳以下)W杯の経験を生かし、来季のプロ初勝利を誓った。10月にコロンビアで行われた同大会では2試合に先発し2勝0敗、防御率1.80で最優秀勝率投手を獲得。「コロンビアで初勝利できて、ウィニングボールももらって、嬉しかった」と勝つ喜びを知った。
今季7戦に先発し4敗も、井口監督が来季の先発ローテ候補に挙げる右腕は千葉・鴨川秋季キャンプに参加中。「来年こそは勝ちます!」と力強く宣言した。
ロッテは2日、「ENEOS侍ジャパンシリーズ2018」並びに「2018日米野球」に出場する野球日本代表「侍ジャパン」に成田翔投手(20)が追加招集されたことを発表した。
日本シリーズで右肘痛を発症していたソフトバンク・石川柊太投手(26)が辞退したため、代役に選ばれた成田は「信じられないほどビックリしました。選んでいただいたのでこのチャンスを生かすべく、今持っている力を全て出しきりたいと思います。U−23ワールドカップでは決勝で打たれてしまい悔しい思いをしました。またこうして稲葉監督に抜てきしていただきましたので、その悔しさをぶつけたいと思います。千葉ロッテの代表にもなりますので、堂々と投げたいと思います」と意気込んだ。
ロッテは2日、江村直也捕手(26)が鴨川秋季キャンプ2日目となる1日の走塁練習中に右足を痛め、鴨川市内の病院での診断の結果、右大腿二頭筋筋損傷で全治4週間程度と診断されたと発表した。
江村は3日から浦和球場にてリハビリを開始する。また、江村に代わって宗接唯人捕手(24)が鴨川秋季キャンプに合流。台湾遠征(9〜11日)は江村に代わって田村龍弘捕手(24)が参加する。
積極的に社会貢献活動に取り組むプロ野球関係者に贈られる「ゴールデンスピリット賞」にロッテの井口監督が選ばれたと2日、発表された。
井口監督はプロ入りした時から車いすの寄付を始め、東日本大震災で被災した福島県須賀川市の市庁舎再建にクラウドファンディングを利用して多額の寄付を集めるなど幅広く活動している。
また表彰20回目の今回、ソフトバンクの王会長と巨人の吉村打撃総合コーチにも特別賞が贈られた。
2018日米野球広報事務局は2日、MLBオールスターチームと対戦する侍ジャパントップチームに選出されていいたソフトバンクの石川柊太投手が右ひじ痛のために出場を辞退したと発表した。代わりにロッテの成田翔投手が出場する。
成田は「信じられないほどビックリしました。選んでいただいたのでこのチャンスを生かすべく、今持っている力を全て出し切りたいと思います。WBSC U−23ワールドカップでは決勝で打たれてしまい、悔しい思いをしました。またこうして稲葉監督に抜擢していただきましたので、その悔しさをぶつけたいと思います。千葉ロッテの代表にもなりますので、堂々と投げたいと思います」とコメントした。
成田は、コロンビアで行われたU−23ワールドカップのメキシコとの決勝に2番手として登板。タイブレークの延長10回、2点適時打を許し、チームも敗れた。
ロッテの江村直也捕手(26)が2日、千葉県・鴨川市の鴨川秋季キャンプを離脱した。
2日目となる1日の走塁練習中に足を痛め、鴨川市内の病院で診察を受けた結果、「右大腿二頭筋筋損傷」で全治4週間程度と診断されたもので、3日から浦和球場でリハビリを再開する。
また、江村捕手に代わって宗接捕手が鴨川秋季キャンプに合流する。台湾遠征は江村に代わって田村捕手が参加する。