1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
ラミゴ | 0 | 2 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | x | 7 |
ハオツー!台湾遠征中のロッテ井上が桃園で1番美味しいと噂の「永川牛肉麺」で名物の牛肉麺と絶品の小籠包3人前をぺろりと平らげた。「小籠包、間違いないですね。食べた瞬間、皮が破れて肉汁が旨い」と舌鼓。ラミゴとのナイター前に英気を養った。
来季は体重133キロの新外国人バルガスの加入が決まっており、114キロ砲が目指すはバルガス超え?…さすがに20キロは食べられない。が、計247キロの大砲コンビ結成には「面白いじゃないですか」と笑う。一塁か指名打者というポジションかぶりも「いつも外国人と争ってますし。何番でも役目は変わらないですけど、4番を打つ気で頑張ります」と定位置を譲る気はない。
初めてシーズンを完走し、残した成績は打率2割9分2厘、24本塁打、99打点。いずれも自己最多で「出来過ぎ」とも思う。ただ「打点はチームに貢献した数字。100打点はいきたい」。99という数字にハングリー精神を刺激された。この日の試合も4回2死一塁から左中間への適時二塁打で打点1を記録。「負けている時こそ役割を果たさなきゃ」と、今季最後の対外試合で4番の仕事をした。
来季ZOZOマリンには「ホームランラグーン」が新設され、外野フェンスが最大4メートル前に出る。過去フェンス直撃打や強風に戻された打球も多かった。「もし今年あったら30本いったかも。球場が狭くなるし、前年の成績は超えたいですね」。アジャのおなかと目標が、大きくふくらんだ。
ロッテ酒居知史投手(25)が3日連続で最終回に登板した。この日は8回裏を3者凡退。3連投全て無失点に抑えた。
今季レギュラーシーズンでは14試合に先発した。井口資仁監督は「1イニングを全力でいくというのが良い経験。来年どっちになるか分からないですけど、(現段階で)本格的に転向という訳じゃない」と説明。
酒居は「今年先発で、全力で投げるというのを忘れかけていた部分もある。体を使って目いっぱい投げろと、起用にそういう意図があるのかなとくみ取って投げました。この経験は先発にも生きるし、もし来年配置が換わっても生きる」と話した。
ロッテの林信平球団本部長は11日、国内フリーエージェント(FA)権を行使する手続きを取った広島の丸佳浩外野手との交渉に井口資仁監督を同席させる意向を示した。「来ていただけたら大事な選手になるので、監督には会ってもらいたい。アポイントが取れたらなるべく早く会いたい」と話した。
林本部長は「2009年に井口選手が加わってチームに筋が通り、10年の日本一につながった。引退するまでずっと模範だった。丸選手にも成績とともにそういうリーダーシップを期待している」と語り、井口監督の後を追う存在になることを希望した。
丸はロッテが本拠地を置く千葉県出身。条件については「目安はあるが上限はない」とした上で「地域密着のチームということが、地元出身の彼の意向にマッチしてくれたら」と話した。
年内最終戦でロッテの4番・井上が意地の一打を放った。0−2の4回2死一塁から今シリーズ初適時打となる左越え二塁打。「小籠包(ショウロンポウ)も食べたんで打てました」と笑った。
この日はナイター前に桃園市内の食堂で小籠包3人前などぺろり。「まだ伸びしろはある」と肉体面の成長に自信を見せる。今季は自己最多24本塁打、99打点。来季は体重133キロの新外国人バルガスが加わるが、114キロの井上は「一塁やDHでかぶるけど、自分が4番を打ちたい」と「重量コンビ」でライバル関係を築くと表明。刺激をもらいながら、30本塁打、100打点を目指す。
ロッテの4年目・香月一也内野手(22)が、台湾ラミゴとの国際親善試合に3試合ともスタメンで起用され、13打数5安打2打点の打率.385と85と頭角を現した。
「香月は非常にいい打撃を見せてくれた。昨年も(1軍に)上げるタイミングは何度かあった。苦しい思いをしたが、台湾で結果を出したし、来年は1軍で使えると思う」と井口監督はこのシリーズの成長株に上げた。
今年3月に2軍の練習試合(対法大)で左手親指を負傷し、その後、左手親指靭帯断裂形成手術を受けた。全治は3、4ヶ月。17年は19試合に出場し、1軍定着のきっかけをつかみつつあったが、この大ケガにより、今季の出場は0試合と振りだしに戻った。
「チーム内の競争が、活性化されればいい。若手を底上げしなければ勝てない」と井口監督。指揮官の語った危機感に応える形で22歳の期待の星が、名乗りを上げた。
今季は先発ローテーションだったロッテの酒居知史投手(25)が、台湾ラミゴとの国際親善試合3連戦で中継ぎで3連投し、無失点と結果を出した。
「結果はどうであれ、3試合投げられた。全力で投げるのはちょっと、忘れかけていた部分もある。これが先発で生きればいい」。
ローテーションの一角と期待されたが、15試合2勝6敗、防御率5.59と裏切る形になった。突然の中継ぎ起用について、井口監督は「1イニング全力で投げるにはどうするか、いい経験だったと思う。これで1イニングの大切さも分かる」と意図を説明。先発し、長いイニングを投げるためにどこか、セーブしていたことを見抜き、全力投球の大切さを説くための「荒療治」だったようだ。
「昨年は中継ぎで悔しい思いをした。今季は先発で色々なことを感じた。どちらがいいかは難しいけど、どっちでも大丈夫です」と酒居。その笑顔は何かが吹っ切れたように爽やかだった。
ロッテ・井上晴哉内野手(29)が来季のノルマとして「30本塁打、100打点」を掲げた。
今季は133試合に出場し、自己最多となる打率2割9分2厘、24本塁打、99打点をマーク。来季からはZOZOマリンの外野にテラス席(ホームランラグーン)が完成し、現在よりも最大4メートル狭くなる“追い風”もある。「今年できてたら30本は打っていたと思う。来年?期待に応えられるように頑張りますよ」と意欲。球団日本人では86年の落合以来となる大台到達を狙う。
主砲として一発よりも意識するのが打点だ。「99で終わったので、次こそという思いはある。打点の方がチームに貢献している感じがある。100は意識しますよ」と鼻息を荒くした。
この日は昼食で台湾料理に舌鼓を打ったアジャ。小籠包は3人前をペロリと平らげ、「間違いない味でした」と腹を叩いてみせた。ラミゴとの最終戦は0−2の4回2死一塁から左越えに意地の適時二塁打。「負けている時こそ役目を果たさないといけない」。4番として来季へつながる一打だった。
ロッテは先発・種市篤暉投手(20)が4回6失点と打ち込まれた。打線も4回の井上の適時二塁打と9回の岡の適時三塁打の2得点に終わるなど完敗だった。井口監督は「勝ちたかったですけど、種市は真ん中に球が集まって打ち込まれた。向こうの積極的な打撃にやられたという感じでした」と悔しがった。
台湾遠征の3試合を終えて「打線に関しては積極的に振っていくようになった。強いスイングを心掛けるようにやってきて、それが試合で出てきているかなと思う」と振り返った。
中でも3戦で13打数5安打の打率3割8分5厘、2打点をマークした香月を「非常にいい打撃を見せてくれた」と称賛。今季は1軍出場なしに終わった22歳について「今年も何度か上に上げようと思っていた。4、5回(昇格の)タイミングがあったけど、その時に限ってタイミングが悪かった。彼も悔しい思いをしていた。台湾で結果を出してくれて来年使えるんじゃないかという思いにはなりました」と戦力としてメドが立ったことを明かした。
指揮官は続けて「中堅が今年のような成績じゃチームは勝てない。若手が底上げして彼らを脅かすような選手になってもらわないとチームは強くならない。春のキャンプからチーム内の競争が激しくなってくれればいいなと思う」と、今回遠征に参加していないベテランや中堅への刺激になることを願った。
ロッテ・酒居知史投手(25)が8回に登板し、1イニングを無失点に抑えた。台湾遠征では“抑え”として3戦連続無失点の好投を見せた右腕は「初めての体験だった。結果はどうであれ自分の球は投げられた。配置転換があるかもしれないけど、良い経験になった。体を目いっぱい使って投げるとか。先発でも生かせる部分もある」と収穫を得た様子だった。
今季は先発で15試合2勝6敗、防御率5.59の成績だった酒居に対して、井口監督は中継ぎとしての適性を見るために3試合全て試合終盤に送り出した。「今日はよかった。昨日はまだまだ。もっと1イニングを全力でいって欲しいと思った。でもこういう1イニングをどう抑えるかというのは良い経験になるだろうし、先発か中継ぎか分からないですけど、今回は良い経験になったと思います」と起用法について説明。今季は結果を残せなかった右腕の成長を期待していた。
ロッテの林信平球団本部長は11日、国内FA権を行使する手続きを取った広島の丸佳浩外野手との交渉に井口資仁監督を同席させる意向を示した。「来ていただけたら大事な選手になるので、監督には会ってもらいたい。アポイントが取れたらなるべく早く会いたい」と話した。
林本部長は「2009年に井口選手が加わってチームに筋が通り、10年の日本一につながった。引退するまでずっと模範だった。丸選手にも成績とともにそういうリーダーシップを期待している」と語った。
丸はロッテが本拠地を置く千葉県出身。条件については「目安はあるが上限はない」とした上で「地域密着のチームということが、地元出身の彼の意向にマッチしてくれたら」と話した。
ロッテの林信平球団本部長は11日、国内フリーエージェント(FA)権を行使する手続きを取った広島の丸佳浩外野手との交渉に井口資仁監督を同席させる意向を示した。「来ていただけたら大事な選手になるので、監督には会ってもらいたい。アポイントが取れたらなるべく早く会いたい」と話した。
林本部長は「2009年に井口選手が加わってチームに筋が通り、10年の日本一につながった。引退するまでずっと模範だった。丸選手にも成績とともにそういうリーダーシップを期待している」と語り、井口監督の後を追う存在になることを希望した。