名前 | 年俸(万円) | 前年比 |
---|---|---|
石川 | 11500 | △500 |
有吉 | 4200 | △1400 |
南 | 4000 | △600 |
東條 | 1200 | − |
種市 | 680 | △200 |
荻野 | 4500 | △700 |
三木 | 2240 | − |
ロッテ林球団本部長は21日、FA獲得を目指す広島丸との交渉について「進展はありません」と話した。
交渉解禁日の15日に丸の代理人に獲得の意向を伝え、応答を待っている状態。日付、場所ともに指定は丸サイドに委ねており「もちろん外せない日もありますけど、できる限りそこに合わせる努力をする」と話した。
ロッテからドラフト8位指名された松山聖陵・土居豪人投手(18)が21日、愛媛・松山市内のホテルで契約金2000万円、年俸440万円(金額は推定)で契約した。
長身から投げ下ろす最速148キロの直球を中心に組み立てる投球が魅力。「今日はとても緊張しましたが、無事に契約することができてホッとしています。まずはトレーニングをしっかりと行い、プロで通用する身体をつくっていきたいと思います。将来は子供達から目標とされるような投手になりたいです」と話し、ロッテで1番好きなお菓子にはトッポを挙げた。
ロッテ有吉優樹投手(27)が21日、ZOZOマリン契約更改交渉を行い、1400万円増の年俸4200万円(金額は推定)で合意した。
2年目の今季は中継ぎから5月に先発に転向。6勝5敗、防御率3.74の成績を残した。来季の起用法は未定だが「どちらも同じくらい苦しいし、どちらも同じくらいやりがいがある。来年もまだ3年目なので、どちらがやりたいというより、チームに貢献する方が大事」と話した。
ロッテ南昌輝投手(29)が21日、ZOZOマリン契約更改交渉を行い、600万円増の年俸4000万円(金額は推定)でサインした。
今季は7月までに35試合に登板して2勝2敗、防御率3.00をマーク。だが国が指定する難病の黄色靱帯骨化症と診断され、8月に手術を受けた。来季の復活を目指し「今は普通に練習もしてますし、キャンプに向けてレベルを上げられたら。そういう病気になる人はそんなに多くない。自分が道を開けたらいいと言いますか、そうなった人達のために元気な姿を見せられたならと思います」と話した。
ロッテ東條大樹投手(27)が21日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1200万円(金額は推定)でサインした。
3年目の今季は9月、10月に11試合に登板して2ホールド、防御率1.54をマーク。「球団からは、来年は開幕から(今季の)終盤のような投球をしてくれと言われました。この3年間は悔しい思いしかしていない。勝ってる試合で投げたいですし、ピンチの場面で右バッターに嫌がられるような投球をしたい」。
来季の目標に50試合登板を掲げた。
ロッテ三木亮内野手(27)が21日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、現状維持の年俸2240万円(金額は推定)で合意した。
66試合に出場も守備固めや代走からの出番が多く「一言でいうと、煮え切らないというか、歯がゆいシーズンだった」と振り返った。内野のユーティリティーだが、レギュラーを狙うにあたっては「やっぱりショートで勝負したい。打てるようになれば自分の可能性が広がる。スタメンじゃなくても代打から出たりもできる」と打力向上を掲げた。
ロッテ荻野貴司外野手(33)が21日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、700万円増の年俸4500万円(金額は推定)でサインした。
今季前半戦は不動の1番打者として78試合に出場。走塁強化を掲げた井口監督に応えて20盗塁をマークしたが、7月9日の西武戦で投球を受けた右手人差し指を骨折。初選出されたオールスターも辞退し、シーズン終了まで復帰できなかった。
「ケガがなければというのも、ちょっともう言い飽きた。言うのも申し訳ないくらい。来年こそケガのないシーズンにしたい」と決意を新たにし、右手の回復具合については「スローイングもある程度、自分の中では投げられるようになってきている。(万全な状態まで)もうあと1、2割くらいですかね」と話した。
ロッテ石川歩投手(30)が21日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、500万円増の年俸1億1500万円(金額は推定)で合意した。
今季は6月までに9勝を挙げる好スタートを切ったが、7月以降は右肩違和感や右足首の捻挫もあって、8試合に先発して0勝5敗と失速した。「今年、前半はいい球が投げられた試合が5、6試合はあった。毎年同じ。いい球を投げられる確率を上げるだけ」と話し、若手投手の台頭に「スピードは僕より速い投手がたくさんいる。自分はスピードでいくタイプじゃない。しっかり精度よく投げたいという気持ちが強くなりました」と刺激にした。
ロッテ種市篤暉投手(20)が21日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、200万円増の年俸680万円(金額は推定)でサインした。
2年目の今季は1軍デビューを果たし、白星こそつかめなかったが7試合に先発した。「勝ってないので、上がっただけで嬉しい」と笑顔。自身へのご褒美?に遠征用の約20万円のリュックを購入した。
11月末からはオーストラリアでのウインターリーグに参加予定。スライダーをカット系に改良中で「打者の手元でキュッと曲がるようにしたい。それとフォーム、体の使い方を試してきたい」と意気込んだ。
来季の目標に「二木さんが3年目に7勝したので、それは超えたい。目標は10勝です」と2ケタ勝利を掲げた。
ロッテ・荻野は21日、700万円増の4500万円でサイン。7月に右手人差し指を骨折して離脱し「悔しかったし、申し訳ない気持ちもあった」と振り返った。その間、関学大の先輩から送られた煮干しを食べてカルシウムを補給し「骨が強くなってくっついたと思う」。33歳のベテランは激化が予想される来季の外野手争いに「若い選手には負けない」と意欲をみせた。
ロッテがD8位で指名した愛媛・松山聖陵高の土居豪人投手(18)=1メートル91、84キロ、右投げ右打ち=の入団が21日、決まった。契約金2000万円、年俸440万円で合意した。
ロッテがドラフト8位で指名した愛媛・松山聖陵高の土居豪人投手(18)=191センチ、84キロ、右投げ右打ち=の入団が21日、決まった。松山市内で交渉し、契約金2000万円、年俸440万円で合意した。(金額は推定)
ロッテの契約更改交渉が21日、ZOZOマリンで行われ、三木亮内野手(27)は2240万円、東條大樹投手(27)は1200万円のいずれも現状維持でサインした。
三木は「一言で言えば煮え切らない、歯がゆいシーズンだった」と悔しさをにじませた。内野のポジション争いは激しいが「遊撃で勝負したい。まずは自分のレベルアップを意識高くやっていきたい」と来季を見据えた。
また、終盤に1軍昇格し11試合に登板した東條は「準備をすればいい成績につながった。今までは悔しい思いしかないので、来年はいいシーズンにしたい」と意気込んだ。
ロッテの有吉優樹投手(27)は21日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み1400万円増の4200万円、南昌輝投手(29)は600万円増の4000万円でそれぞれサインした。
2年目の有吉はシーズン途中に中継ぎから先発に転向。「先発で得られた部分も大きいので今後に生かしていければ」と投手としての転機を素直に喜んだ。先発として安定感ある投球をみせたが、有吉自身は「最後の3試合くらいで防御率が上がってしまった。できれば3点台前半にしたかった」と話す。
来季の起用法は未定だが「どちらもやりがいがある。まだ3年目、チームに貢献するのが大事だと思っている」とチームの勝利を優先して働く意気込みをみせた。
ロッテの荻野貴司外野手(33)が21日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み700万円増の4500万円でサインした。
7月9日の西武戦で右手人差し指を骨折、78試合の出場にとどまったが「前半戦を評価していただいた」と納得の表情をみせた。ケガが多く、今季もシーズン途中で離脱したことには「悔しかったし、申し訳ない気持ちもあった」という。
それでも秋季キャンプからはバットも振り込めるようになり、「スローイングもあと1、2割」とほぼ万全に近い状態に回復してきた。
来季はドラフト1位・藤原恭大外野手(大阪桐蔭高)の加入もあり、外野は激戦の様相を呈している。しかし荻野は「若手が活躍するのは普通のこと。負けないようにやりたい」と意気込む。前半戦だけで20を決めた盗塁の技術も「今までは感覚で走っていたけど、コーチと配球やカウントで走る勉強もして、まだ伸びるところもある」と自身の可能性を信じて10年目の来季に挑む。
ロッテの石川歩投手(30)が21日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み500万円増の1億1500万円でサインした。
今季は交流戦で4勝するなど前半に9勝を挙げたが、後半戦は右肩の違和感などもあり勝ち星なく終わった。自身も「前半はいい球が投げられた試合が5、6試合あった。後半は結果的に疲労もあったのかもしれない。悪いところは自分で分かっている」と振り返った。右肩に関しては「大丈夫です」と不安を払拭。来季に向け、コンディション調整など取り組んできたことを継続する方針で「とにかく僕はいい球を投げたい。それだけです」と淡々と話した。
ロッテ2年目の種市篤暉投手(20)が21日、契約更改交渉に臨み200万円増の680万円でサインした。
今季初めて1軍登板を果たし、勝星こそつかめなかったが7試合に先発登板して実績を積んだ。「勝っていないのでどうかと思いましたが、(年俸が)上がって嬉しい。遠征用のリュックを買いました」と笑顔をみせた。
フレッシュオールスターでの好投でチャンスをつかみ、今月末から豪州のウインターリーグに参加する。後半戦は存在感のある投球をみせた試合もあったが「まだまだ課題しかない。直球もそうですが変化球をレベルアップしたい」とオフもさらなる向上を目指すことを誓った。
ロッテ・荻野は700万円増の4500万円で契約を更改した。今季は打率.287、20盗塁と1番に定着したが、7月9日の西武戦で右手人差し指を骨折して以降、2軍暮らし。「試合に出続けたい」と毎年のように故障に泣かされる33歳は知人から送られた煮干しといりこで骨の強化に挑戦中だ。
FA補強を狙う広島・丸が加われば強力ライバルだけに「丸かじり」で負けない体をつくる。また石川は500万円増の1億1500万円で合意した。
今季、中継ぎから先発転向し、6勝をマークしたロッテの有吉優樹投手(27)は21日、ZOZOマリン内の球団事務所で交渉し、1400万円増の年俸4200万円で契約を更改した。
「先発も中継ぎも両方、評価してもらいました」と納得の表情。今季は同姓のタレント・有吉弘行に「同姓という特殊事情でロッテの有吉投手も応援しています。何卒お身体ご自愛ください」と応援ツイートされ、初勝利も祝福ツイートがあった。有吉は「ありがたかったです。次は2桁勝利の期待に応えられるよう、頑張りたい」と奮起していた。(金額は推定)
ロッテ・荻野貴司外野手(33)が21日、ZOZOマリンで交渉し、700万円増の4500万円で契約を更改した。
今季は7月9日の西武戦(メットライフドーム)で投球を右手の人差し指に受け、負傷交代。「右手第二指基節骨骨折」と診断され、シーズン中の1軍復帰はならなかった。
1年目の2010年は開幕46試合で25盗塁と新人王候補に名乗りを上げたが、二盗の際に右膝半月板を損傷し、手術した。その後も毎年のように故障を繰り返し、16年のオフには「ケガを0へ」と願いを込めて背番号を「4」から「0」へと変更していた。
今季は78試合、打率.287、2本塁打、25打点、20盗塁で監督督推薦での球宴初出場が決まっていたが、故障で辞退することになった。「ケガのないシーズンにしたいと言うのも申し訳ないくらい言い飽きましたが、1年間、試合に出続けたい」とベテランは来年こその願いを込めて、例年と同じ誓いを立てた。(金額は推定)
ロッテの石川歩投手(30)が21日、ZOZOマリン内の球団事務所で交渉し、500万円増の1億1500万円で更改した。
プロ5年目の今季は21試合に先発し、9勝8敗、防御率3.92。昨季の3勝11敗からは上積みしたが、右肩違和感、右足首捻挫などもあり7月以降は未勝利だった。
「前半戦は5、6試合はいい球を投げることができた。来季は毎試合、いい球を投げたいと思います」と淡々と語った。(金額は推定)
ロッテの種市篤暉投手(20)は21日、ZOZOマリン内の球団事務所で交渉し、200万円増となる年俸680万円で契約を更改した。
高卒2年目の今季は井口監督に積極起用され、7試合に先発。0勝4敗とプロ初勝利はならなかったが、1完投など1軍の経験を積んだ。さらに第2回WBSC U−23ワールドカップ(コロンビア)では侍ジャパンのユニホームにも袖を通した。
「スライダーでカウントを取れなければ直球を待たれる。フォークが落ちなければ空振りは取れない。変化球の精度を上げたい」と種市。スライダーは曲がりが大きく、ボール球を見極められることが多かった反省を踏まえ、カットボールも習得する予定。今月下旬から参加するオーストラリアのウインター・リーグで、テストするつもりだ。(金額は推定)
ロッテ・石川歩投手(30)が21日、後輩育成へ“天ぷら教室”を開講することを明かした。基本的には「『食事に誘ってください』と言われたら連れていきますよ」という受け身のスタイルだが、これまで酒居や二木らを食事に連れていき、野球談議に花を咲かせてきた。「野球は全て技術」という持論を、好物の天ぷらや、すしを頬張りながら熱く伝えてきた。
若手への指導は「嫌いではないです」と照れながらも、「自分からは言いませんけど、聞かれたら答えます」と門戸を開いて待つ。今季プロ初勝利を挙げた土肥や岩下、飛躍が期待される種市ら発展途上の若手が多く「みんな勢いがありますし、スピードなら自分より速い投手はいっぱいいる」と成長に目を細めた。
この日はZOZOで500万円増の1億1500万円で契約更改。5年目の今季は21試合で9勝8敗、防御率3.92の成績だった。来季については「防御率は2点台にいけば嬉しいです」と控えめに目標を掲げた。涌井、ボルシンガーと並び、先発3本柱として結果を求められる一方で“先生”として後輩のレベルアップにも一役買うつもりだ。
ロッテ・東條大樹投手(27)が21日、ZOZOマリンで現状維持の1200万円で契約更改した。
今季は9月に昇格し11試合に登板し、0勝0敗2ホールド、防御率は自己最高の1.54をマークした。
来季に向けて右腕は「勝っている場面で投げたい。ピンチの場面で右打者に嫌がられるような投球をしたい」と気合十分。「50試合登板」とリードした場面での登場を誓っていた。
ロッテ・南昌輝投手(29)が21日、ZOZOマリンで万円契約更改した。7年目の今季は35試合に登板し、2勝2敗、防御率3.00をマークした。
7月に国指定の難病である「黄色靱帯骨化症」を発症し、8月に手術を受けた。「前半戦は順調過ぎるくらいだった。最後までいきたかったですけど仕方ない」と振り返った。
現在はブルペンで投げ込めるまでに回復。来季の復活を目指す右腕は「同じ病気になった人がいたら、自分が道をひらくというか、そうなった人達のために元気な姿を見せたい」と、難病と闘う人達の希望になることを誓った。
ロッテ・有吉優樹投手(27)が21日、ZOZOマリンで1400万円増の4200万円で契約更改した。
今季は5月末から先発に転向し、6勝5敗、防御率3.74をマークした。右腕は「中継ぎも先発も経験して得られたものが多かった」と振り返った。
6月6日の中日戦で先発初勝利を挙げた際には、お笑い芸人・有吉弘行がツイッターで「ロッテ有吉投手!おめでとうございます!!同姓会万歳!!」と投稿し祝福された。
来季の活躍次第では有吉が司会を務める番組にも呼ばれる可能性もゼロではない。「有吉さんの期待に応えられるように頑張ります」と“オファー”を心待ちにしている様子だった。
ロッテ・三木亮内野手(27)が21日、ZOZOマリンで現状維持の2250万円で契約更改した。
5年目の今季は主に試合途中から守備固めや代走として66試合に出場したが「煮え切らないというか、歯がゆいシーズンだった」と悔しさをにじませた。
打率は2割3分5厘、0本塁打、4打点。昨季から成績を落としたが、僅差の試合展開では走者を置いた場面で“ピンチバンター”として起用されるなど、チームに欠かせない存在として働いたものの、納得はいかず「先発で出たい。スタメンで出たい気持ちをなくしてはダメ。ショートで勝負したい」と来季の定位置争いを見据えた。
ロッテ・種市篤暉投手(20)が21日、ZOZOマリンで200万円増となる680万円で契約更改した。
2年目の今季はシーズン終盤に先発ローテに抜てきされると、7試合に登板。0勝4敗、防御率6.10。惜しくもプロ初勝利を挙げることはできなかったが、完投した試合もあるなど、手応えも得た。「勝ってないので200万円も上がって嬉しい」と笑みをこぼした。
11月末からは酒居、平沢とともに豪州ウィンターリーグにも派遣される。「オフもしっかり練習していきたい。技術面ではカットボールを練習している。打者の手元で曲がるように改良中です」と“新兵器”取得へ意気込んだ。
来季の開幕ローテ候補は「(先輩の)二木さんが3年目で7勝したので、超えたい。1勝もしたことがない投手が言うのもあれですけど、目標は10勝です」と気合をみなぎらせた。
二木からは「7勝すれば何でも買ってやる」と言われており、「時計をおねだりします」とニヤリと笑った。
ロッテ・荻野貴司外野手(33)が21日、ZOZOマリンで700万円増の4500万円で契約更改。「前半戦を評価していただいた」と頬を緩めた。
今季は7月9日の西武戦(メットライフドーム)の6回に空振り三振に倒れた場面で平井の球を右手人差し指に受けて、負傷交代。「右手第二指基節骨骨折」と診断され出場選手登録を抹消後は2軍でリハビリ暮らしが続いた。「例年通りケガをしてしまった。後半戦は仕事をすることができなくて悔しい。(離脱して)申し訳ないという気持ちはあった」と振り返り、「来年は1年間、試合に出続ける」と全試合出場を目標に掲げた。
今季は78試合に出場し、打率2割8分7厘、2本塁打、25打点、20盗塁をマークしていたリードオフマンは監督推薦での初出場が決まっていた球宴も辞退しただけに「来季も選んでもらえるように頑張りたい」と意気込んでいた。
ロッテ・石川歩投手(30)が21日、ZOZOマリンで500万円増の1億1500万円で契約更改した。
プロ5年目の今季は21試合に先発し、9勝8敗、防御率3.92の成績。昨季の3勝11敗から大きく勝ち星を伸ばした。カード初戦で相手のエース級投手と投げ合い前半戦までに9勝を挙げた点が評価された。「前半戦はよかった。5、6試合は納得できる試合があった」と振り返った。
7月17日の楽天戦以降は勝ち星をつかむことができなかったため、16年以来の2ケタ勝利はならなかったが、「自分でも悪かったところはわかっている。オフは今年取り組んできたことを継続していく」とさらなるレベルアップに取り組むつもりだ。
来季も涌井、ボルシンガーと並んで先発3本柱としての期待がかかる石川は「自分はやるべきことをやるだけ」と静かに闘志を燃やした。
シーズン途中に中継ぎから先発に転向した有吉が21日、1400万増の4200万円でサイン。29試合の登板で6勝5敗、防御率3.74。「中継ぎ、先発ともに評価してもらった」。
4月にはタレントの有吉弘行から同姓のよしみで激励のツイートをもらった。初勝利の際も祝福されて「本当に嬉しかったです」と笑顔で話した。
ロッテからドラフト8位指名された土居豪人投手(18)=松山聖陵高=が21日、愛媛県・松山市内で入団交渉に臨み、契約金2000万円、年俸440万円で契約合意した。(金額は推定)背番号は新入団会見で発表の予定。
土居投手は「今日はとても緊張しましたが、無事に契約することができてホッとしています。まずはトレーニングをしっかりと行い、プロで通用する身体を作っていきたいと思います。将来は子供達から目標とされるような投手になりたいです」と話し、さらに「。チョコレートが大好きでその中でも1番好きなお菓子はトッポです」と早くもPRに一役買っていた。
土居投手は191センチの長身から最速149キロの速球に落差のある変化球を投げ下ろす“アドゥワ2世”。制球力が課題だが、大化けの可能性を漂わせている。
ロッテ・石川歩投手(30)が21日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、500万増の1億1500万円で更改を終えた。
プロ5年目の今季は21試合に先発して9勝8敗、防御率3.92だった。昨年は3勝11敗で、今季は大黒柱として復活が期待された。
その期待に前半戦は応えて9勝をマーク。7月31日の日本ハム戦で10勝目を狙って先発した。
だが、結果は2/3を被安打11で10失点。黒星を喫して以後は未勝利に終わった。
プロ初という右肩の違和感が原因だった。ファームで再調整中には右足首を捻挫した。「今のところは(肩は)大丈夫です。結果的に見ると疲労的でした」と振り返った。
前半戦では「5、6試合はいい球を投げていたと思う。来年は毎試合でいい球を投げられるように頑張ります」と話した。
来季は1シーズン通しての活躍が期待される。「自分のスタイルでやっていく」。石川らしく締めた。(金額は推定)
今季、中継ぎから先発に転向したロッテ・有吉優樹投手(27)が21日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、1400万増の4200万円でサインした。
球団からは「(今シーズンは)中継ぎをやって途中から先発をやって、色々だったがご苦労さん」とねぎらわれたそうで、“両役”とも評価されて大幅増となった。
プロ2年目。29試合に登板して6勝5敗2HP、防御率3.74の成績を残した。
「最後の3試合で(防御率が)上がった。自分でも悔いが残る。今後の課題ですね」と振り返った。
5月23日の日本ハム戦で初先発した。4月には広島ファンで知られるタレントの有吉弘行が同姓のよしみでツイート。激励エールを送っていた。
「広島が血液にしみこんでいるカープファンですが、同姓の特殊事情で(中略)応援しています」。
6月6日の中日戦で初勝利を挙げたが、その際も有吉弘行は「おめでとうございます。同姓会万歳」と祝福していた。
「本当に嬉しかったです」と話し、2ケタ勝利を挙げると再び祝福メッセージが届きそうで、「期待に応えられるように頑張ります」と笑顔だった。(金額は推定)
ロッテ・荻野貴司外野手(33)が21日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、700万円増の4500万円でサインした。
今季は開幕から機動力野球を掲げたチームの「不動の1番」として引っ張った。
だが、7月9日の西武戦(メットライフD)での6回、スイングした際に投球を受けて途中交代した。診察の結果は「右手第二指基節骨骨折」(人差し指)で全治2ヶ月。そのまま戦線離脱した。
例年、ケガで泣かされてきた。今季は順調に過ごしていただけに本人、チームにも痛かった。初の球宴出場も辞退した。
78試合に出場して打率.287、25打点、2本塁打、20盗塁の成績が残った。「前半戦を評価していただき少し上がった。イメージに近かった」。
現在、骨の強化のために「煮干し」を積極に取っている。「チンするとパリパリになって美味しい」。
今シーズン途中で岡が加入、大型新人の藤原(大阪桐蔭)も入団するなど外野の争いは激しくなる。「センターにこだわりはない。まずは1年間をやり続けたい」。荻野が前を見据えた。(金額は推定)
ロッテ・南昌輝投手(29)は21日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、600万増の4000万円でサインした。
「自分的には良かったと思う。すぐに納得しました。前半戦の働きを評価してくれた」。
今季35試合に登板して2勝2敗8HP、防御率3.00だった。
この言葉通り、前半戦は中継ぎとして活躍したが、8月に「黄色靱帯骨化症」と診断されて手術を受けた。
厳しいリハビリを経て、現在は捕手を座らせて投球練習ができるまでに回復した。
「黄色靱帯骨化症」は国から難病と指定されている。脊髄の靭帯が骨化して神経を圧迫する。
病気になり、「考え方が変わった。普通にできることはありがたい」と話し、同じ病気の人々に「元気な姿を見せたいなと思う」と完全復活を目指す。
ロッテではソフトバンク時代に大隣憲司投手(現2軍投手コーチ)が同じ症状で手術を受けて勝利を挙げている。「その存在は大きいです」。南が良き師を見習い2・1キャンプインに向かう。(金額は推定)
ロッテ・東條大樹投手(27)が21日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、現状維持の1200万円でサインした。
今季は11試合に登板して0勝0敗2HP、防御率1.54だった。
後半戦で右の中継ぎとしてマウンドに上がった。球団からは「(シーズンの)最後に投げていたような投球を(来年は)最初からして欲しい」と言われたそうで、東條も「6回のピンチの場面あたりから登板して、右打者に嫌がられるような投球をしたい」。
今季は真っ直ぐが力強くなったという手応えを感じている。来年はプロ4年目。「これまでは悔しい思いしかない。自分のできることをやれば結果が付いてくる。(来季は)50試合に登板したい」と語った。(金額は推定)
ロッテ・種市篤暉投手(20)は21日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉に臨み、200万円増の680万円で更改を終えた。
後半戦からローテの一端を担ったが、7試合で0勝4敗、防御率6.10だった。
「1つも勝っていませんでしたが上がりました」と種市。球団からは「来年、頑張って欲しい」と激励されたそうで、「全ての球種をレベルアップしていきたい。変化球はカット系のボール、スライダーは手元でキュッと曲がるようにマスターしたい」と抱負を語った。
来季は3年目。先輩の二木が3年目で7勝を挙げており「マネをしていけたらいいな」。自分へのご褒美で約20万円のリュックサックを購入したという。球団の期待も背負って来季は飛躍を期す。(金額は推定)