名前 | 年俸(万円) | 前年比 |
---|---|---|
関谷 | 1650 | ▼400 |
土肥 | 1180 | △160 |
岡 | 2300 | △300 |
伊志嶺 | 1690 | ▼150 |
吉田 | 1300 | ▼280 |
江村 | 1200 | △280 |
ソフトバンクを戦力外となった茶谷健太内野手(20)が球団からの育成選手契約の打診を断り、他球団に移籍することが22日、分かった。
ロッテが獲得に興味を示しており、早ければ年内にも移籍が決まる。
3年目の今季は1軍出場0だったが、達川前ヘッドコーチから背番号55にちなんで「茶ゴジラ」と評したパンチ力が武器。育成残留ではなく、新天地へ活路を求め、「環境が変わるので、さらに気を引き締めてやっていきたい」と力を込めた。
丸に3つのお願い!ロッテが22日、広島からFA宣言した広島丸佳浩外野手(29)と都内のホテルで初交渉を行った。
井口資仁監督(43)を筆頭に球団幹部ら5人で出向き、熱意を伝えた。当初4年20億円だった条件は6年総額25億円規模に上積みして提示。選手としての成績、リーダーシップ、地域振興への貢献と、移籍後に求める3つの役割を本人に直接訴えかけた。
都内を一望できる高層ホテルの一室で、井口監督は丸と初対面を果たした。約40分間にわたって熱意を伝え、丸からの質問にも快く応じた。「一緒に戦って欲しいという思いを伝えさせてもらいました。短い時間でしたが、お会いできて本当に良かった」と実りある会談を振り返った。
戦力としてはもちろんのこと、球団が丸に期待する役割は3つある。
ロッテがどれだけ丸を必要としているか−。誠意を込めて井口監督のほか林球団本部長、山室球団社長、松本編成部長ら5人で足を運んだ。良縁を願って験も担いだ。会場は5年前、西武から涌井をFAで獲得した際の交渉と同じホテル、同じ部屋。末広がり88平方メートルのスイートルームだ。
当初は4年総額20億円を用意していた契約条件も弾んだ。6年総額で25億円程度に上方修正。林球団本部長は「オーダーがあれば、考えられるものは考えます」と可能な限り要望に応える心づもりでいる。
丸からはZOZOマリンの利用可能時間など練習環境、住環境について積極的に質問があった。練習熱心な性格がかいま見え、山室球団社長は「あれだけ実績があるのにまじめで謙虚。(ロッテに対し)好意的だったと思いますね」と人となりにも好印象を抱いた。秋季キャンプ地である鴨川市の隣、勝浦市出身で、林球団本部長も「千葉への愛を感じた」とうなずいた。
次回は提示を受けてのレスポンス待ちとなる。井口監督は「今1度、我がチームでリーダーとして引っ張って欲しい、優勝するための力になって欲しいという思いが強くなりました」。“恋人”への愛を一層強くして、返答を待つ。
ロッテ伊志嶺翔大外野手(30)が22日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、150万円減の1690万円(金額は推定)で合意した。
プロ8年目は、16年の3試合に次いで自己最少の出場18試合にとどまった。「今季は最初、ケガで出遅れた。球団から1年間、1軍の戦力でいて欲しいと言われました」。今オフは持ち前の走力を磨くべく、陸上の短距離走専門講師に初めて師事していると明かし「まだ速くなれそうな実感はあります。走り方から磨きたい」と意気込んだ。
ロッテが22日、FA獲得を目指す広島丸佳浩外野手(29)と都内で初交渉を行った。林信平球団本部長が明かした。
交渉には丸と代理人、ロッテ側は林球団本部長のほか井口資仁監督、山室晋也球団社長ら5人が同席した。都内のホテルで午前中に約40分間の会談を持ち、球団から条件の提示を行った。
井口監督からは「若い選手達を引っ張って、リーダー的存在になって欲しい」と訴え、丸からは野球に取り組む上での練習環境や施設の利用可能時間などについて質問があったという。
初めて丸本人に会った林球団本部長は「練習の虫とは聞いていましたが、野球に対して真っ直ぐ。ますます来てもらいたくなった」と惚れ直していた。
ロッテ岡大海外野手(27)が22日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、300万円増の年俸2300万円(金額は推定)で合意した。
7月下旬にトレードで日本ハムから移籍。以降は1軍に定着して51試合で打率2割4厘、3本塁打、13打点、7盗塁の成績を残した。「あっという間に終わったシーズン。移籍してから1軍で、スタメンで出た試合もあって、試合の中で成長できたと感じています。特にバッティングはロッテに来て一から見直して、自分の引き出しが増えた。1番自信があるのは足なので、盗塁も守備範囲もアピールしていきたい」と話した。
10月には結婚して家族もできた。「レギュラーをとりたいとずっと言ってきて今までとれなかった。来年こそは、もう1人ではないので、責任を持ってやっていきたい」と決意を新たにした。
ロッテ吉田裕太捕手(27)が22日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、280万円減の年俸1300万円(金額は推定)でサインした。
1軍出場は8試合と昨年の61試合から減少し、プロ5年目で自己最少に。打席では10打数1安打に終わった。「契約してもらえただけで感謝です。今年は2軍で組んでいた若い投手が上がってきて、岩下は1軍初先発で組んで勝ちを付けられた。僕はポジションが1つしかないので、捕手として攻撃、守備どちらも頑張っていきたい」と話した。
ロッテ江村直也捕手(26)が22日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、280万円増の年俸1200万円(金額は推定)で合意した。
出場試合数は35試合も「1年間、1軍にいたことを評価してもらいました。今は田村がマスクをかぶってますけど、田村じゃなしに江村になるように、張り切ってこのオフ、やっていきたい」とレギュラーどりへ意気込んだ。
11月の鴨川秋季キャンプでは2日目の走塁練習で右足を痛め、リタイア1号となった。既にスパイクを履いて走れる程度まで回復したが「26歳、そろそろ体も気を付けないといけないのかな」。柔軟性に加えてバランスや体幹も鍛えるべく、初めて「ピラティスとかヨガに通おうかなと思っています」と新たな挑戦も明かした。
来年は大阪桐蔭の後輩である藤原恭大外野手(18)がドラフト1位で入団してくる。「監督を通じて電話が来たので、よろしくお願いします、頑張っていこうと言いました」と話した。
ロッテ土肥星也投手(23)が22日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、15%増の1180万円(金額は推定)で合意した。
2年目の今季は6試合に先発し、2勝1敗、防御率5.08。8月の日本ハム戦で初勝利をつかんだ。「1軍で何試合か先発を経験できた。左ピッチャーも少ないですし、来年は開幕ローテで2ケタ勝利目指して頑張ります」と意気込んだ。また「今年は2ストライクから変化球で決められないとか、決め球が良くなかった。今はストレートとチェンジアップが主体。スライダーを磨いていきたい」と課題を掲げた。
ロッテ関谷亮太投手(27)が22日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、400万円減の1650万円(金額は推定)でサインした。
3年目の今季は、7月に2試合中継ぎ登板したのみにとどまった。「2試合しか投げてないので、査定云々のレベルじゃない。競争に勝てていない。何が足りないか考えて自主トレに取り組みたい」と話した。
ロッテは22日、国内フリーエージェント(FA)権を行使した広島・丸佳浩外野手(29)と東京都内のホテルで初交渉を行った。球団からは井口資仁監督(43)や球団幹部ら計5人が出席。同じく獲得に動く巨人に先がけ、4年20億円をベースにした好条件を提示したほか、地元・千葉出身の強打者に対して、「若手の精神的支柱」や「地元の地域振興」など、高い期待を伝えた。
熱意と誠意を示した。丸との初交渉でロッテ側は井口監督の他にも、山室球団社長、林本部長、実務担当者ら計5人が席に着いた。対する丸側は本人と代理人。験を担ぎ2013年に涌井とFA交渉した際と同じ部屋を利用したという。
「一緒に戦って欲しい、若い選手が多いチームをリーダーとして引っ張って欲しいという思いを伝えさせてもらった」と井口監督。約40分の交渉では4年20億円をベースにした好条件のほか、千葉出身の29歳に対し、「走攻守の成績」「若手の精神的支柱」「地元の地域振興」を挙げて、獲得を熱望した。
一方の丸本人からは、ZOZOマリンやその他施設の練習環境や、家族との生活を含めた住環境など具体的な質問も出たという。
ロッテとの交渉後、23日のファン感謝デーに参加するため、広島に戻った丸は、「今思っていること、疑問に感じていることを聞くことができました。誠意は当然、感じました。ぜひ、来て欲しいというお話をしていただいた。しっかりと考えていきたいです」と感想を語った。
巨人とは24日以降に交渉予定で場所についても調整中という。FA残留を認める広島、“千葉愛”を訴えたロッテ、そして原巨人。本格的な三つ巴が幕を開けた。
ロッテは23日、ZOZOマリンで選手の契約更改交渉を行い、関谷亮太投手(27)は400万円ダウンの1650万円、吉田裕太捕手(27)は280万円ダウンの1300万円、伊志嶺翔太外野手(30)は150万円ダウンの1690万円でそれぞれ更改した。
今季はわずか登板2試合だった関谷は「実力というか、競争に勝てていない。来季は1軍で多く投げられるよう、オフに考えてやりたい」と奮起を誓った。出場8試合に終わった吉田も「ポジションは1つしかない。(レギュラーだった)田村を追い抜き、追い越していきたい」と話した。
また伊志嶺は、陸上短距離走のスペシャリストの指導を受けていることを明かし「打撃も、走塁も磨きをかけたい」と来季への意欲をみせた。
ロッテの江村直也捕手(26)が22日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み280万円増の1200万円でサインした。
今季は出場35試合とレギュラーは後輩の田村に譲ったが、シーズンを通して1軍に帯同。「監督、コーチのおかげですが、この位置で満足している訳ではない。来年は“田村じゃなく江村”で、はりきっていきたい」と意欲をみせた。
秋季キャンプでは右太もも裏を痛めリタイア。初のケガだったこともあり、このオフはピラティスに取り組んでいる。「柔軟性や体幹を鍛えて、野球の動きにつなげられれば」とレギュラー奪取に向けて動き出した。
ロッテの岡大海外野手(27)が22日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み300万円増の2300万円でサインした。
今季途中に日本ハムから移籍、ケガの荻野の穴を補う活躍をみせた。「日本ハムにもロッテにも感謝している。あっという間だが内容のあるシーズンだった」と振り返った。来季は復帰する荻野をはじめ、ドラフト1位の藤原(大阪桐蔭高)の加入など外野のポジション争いは激戦が予想される。「試合に出る以上は争いになる。相手より、まず自分のことをしっかりやって試合で出せるように」と気持ちを高めた。
ロッテの土肥星也投手(23)が22日、ZOZOマリンで契約更改交渉に臨み160万円増の1180万円でサインした。
2年目の今季は1軍で初先発、6試合で2勝(1敗)を挙げ起用に応えた。「直球でカウントを取れたが、追い込んでからの変化球など決め球がまだ。精度を上げて、球速も体力もアップしたい」と振り返った。
来季に向け「開幕ローテーションに入り、10勝。1年間、1軍にいられるように頑張りたい」と意気込みをみせた。
ロッテの林信平球団本部長は22日、フリーエージェント(FA)での獲得を目指す広島・丸佳浩外野手(29)と都内で初交渉を行ったことを明らかにした。
球団からは山室晋也球団社長、井口資仁監督、林本部長ら総勢5人が出席。丸と代理人と約40分の交渉では「初めてお会いするので、まずはあいさつをして、球団の誠意や期待、条件面もお伝えした」という。丸からも質問などを受け、井口監督からもチーム事情などの説明を行った。
林本部長は「しっかり話を聞いていただいた。思いは伝えられたと思う。誠実な人という印象で、野球に対して真面目な人だと感じた」と丸の印象を語った。
次回以降の交渉は未定だが、さらに条件面など詳細を詰め、獲得を目指すことになる。
ロッテは22日、広島から国内フリーエージェント(FA)宣言している丸佳浩外野手(29)と都内で初交渉を行った。井口監督、山室晋也球団社長、林信平球団本部長、松本尚樹編成部長と球団首脳が勢ぞろいして「恋人」と約40分間、面会した。
上京した丸と代理人へ都内を見渡す高層ホテルのスイートルームを用意。13年オフに西武から移籍した涌井と交渉した時と同じ、88平方メートルの「末広がり」部屋で験を担いだ。「短い時間でしたが、若い選手が多いチームをリーダーとして引っ張って欲しい。優勝するための力になって欲しいとの思いが強くなった。一緒に戦って欲しいという思いを伝えさせてもらった」。井口監督の言葉からは熱い思いがこぼれた。
球団は連結の売り上げが6兆円を超える本社のバックアップを受け、6年24億円超に加え将来的な「監督手形」を用意したとみられる。また、戦力、リーダー、地元貢献の3点で球団の中核になって欲しいと申し出た。
交渉は金銭に触れず、一方で具体的だった。丸からはZOZOマリンやキャンプ地、オフ期間の練習環境、家族のことを考えた教育面や住環境と質問が相次いだ。また、井口監督へ「メジャーで良かったことは?」と移籍での経験談を尋ねるシーンもあった。
今後は丸側からの反応を待つことになるが「考えられるものは考えると伝えてあります」と林本部長は条件交渉も応じる構え。今オフ最大の補強へ向けた戦いが、始まった。
ロッテとの交渉を終えた丸は広島駅で取材に応じ「ぜひ来て欲しいというお話を頂いた。しっかりと考えていきたい」と語った。
広島からFA宣言後初の他球団との交渉で「今思っていること、疑問に感じていることは聞けた。(誠意は)当然感じた」と納得顔。同じく獲得を目指している巨人とも近日中に交渉する予定だといい、「近いうちに。(場所や日時は)調整中」と話した。
ロッテの吉田裕太捕手(27)は22日、ZOZOマリンの球団事務所で交渉し、280万円減の年俸1300万円で契約した。
正捕手も期待されたが、プロ入りワーストとなる1軍出場8試合にとどまった。「1番、数字が低かったシーズン。それでも来季契約していただいた。感謝してますし、下がるのは仕方ないと思う」と反省しきり。
オフは2年連続でソフトバンク・内川の自主トレに参加する予定。内川門下生は広島・鈴木、ソフトバンク・上林ら活躍する選手が続出しており「その流れに乗れるようにチームの名を汚さないようにやっていきたい」と気合を入れていた。
ロッテの江村直也捕手(26)は22日、ZOZOマリンの球団事務所で交渉し、280万円増の年俸1200万円で契約した。
今季35試合に出場し、打率.063。ヒットは1本だったが、1年間、1軍で田村のバックアップを務めたことなどが、評価された。「今までで1番、評価してもらった。この位置で満足せず、レギュラーは田村じゃなくて江村だと言われるようにしたい」と定位置をつかみにいくと誓った。
秋季キャンプでは右大腿二頭筋損傷の重傷を負った。「今は100%で行けますが、初めて大きな故障をした。26歳ですけど、気をつけないといけないと思い、ピラティスを始めることにしました」と江村。体のバランスから整え、さらなる高みを目指していく。
ロッテの岡大海外野手(27)は22日、ZOZOマリンの球団事務所で交渉し、300万円増の年俸2300万円で契約した。
7月に日本ハムからトレード移籍し、51試合、打率.204、3本塁打、13打点、7盗塁。スタメン出場は40試合だった。
「あっという間に終わったシーズンでした。ロッテでは1軍に帯同し、スタメン出場もあった。内容としてはあったと思います」。
10月には結婚を発表し、責任も増えた。「もう1人ではないので、責任を持ってやっていきたい。今まで取れていないレギュラーを来年こそはと思う」と勝負のプロ5年目へ挑む。
今季プロ初勝利を挙げたロッテの土肥星也投手(23)が22日、ZOZOマリンの球団事務所で交渉し、160万円増の年俸1180万円で契約を更改した。
「来季は直球、変化球、体力全てを今以上にパワーアップしたいと思います」。
中継ぎから先発へ転向した2年目の今季は8月16日の日本ハム戦(札幌ドーム)で初白星を手にするなど、6試合2勝1敗、防御率5.08。来季ローテーション定着へ土台となる1年だった。
「1軍での経験を生かし、来季は開幕ローテーションで2桁勝利を目指したい」。チームでは貴重な左腕が、3年目の飛躍を誓った。
ロッテの井口資仁監督(43)が広島から国内フリー・エージェント(FA)宣言した丸佳浩外野手(29)と都内で交渉したことが22日、分かった。山室球団社長、松本編成部長らも同席したことを林信平球団本部長(57)が認めた。
「会ってきました。監督も同席しました。40分くらい話をさせていただいた。しっかりと話を聞いていただいた。野球に対し、とても真面目で、誠実な人という印象です」。
21日に上京した丸と代理人にこの日、午前中に接触。6年24億円超とみられる条件提示とともに球団の理念、地元千葉からの待望論などを伝えた。井口監督の熱い口説き文句もあったという。
今後は丸からの要望などに応じ、条件を詰めていくことになる。「我々の思いを伝えることはできたと思う。連絡を待つ」と林本部長。今オフ最大の補強へ向けた交渉が、ようやく始まった。
ロッテは22日、広島から国内FA宣言した丸佳浩外野手(29)と都内のホテルで初交渉を行った。
6年30億円級の超大型契約と将来の監督手形などを用意しているロッテは、井口監督が自ら出馬。成績面だけでなくチームの精神的支柱、さらには地域密着の象徴としての期待をアピールした。千葉・勝浦市出身の丸からも練習環境などについての質問があり、球団側は「千葉への愛を感じた」と手応えのよさを強調した。
この日午前に非公開で行われた初交渉には、丸と代理人、ロッテ側は山室球団社長、林球団本部長、井口監督らが出席。会場は13年オフに西武からFAで獲得した涌井との初交渉と同じホテルを選ぶなど本気度MAXのロッテは、約40分間にわたって猛アタックをかけた。
交渉後、ZOZOマリンで取材に応じた山室社長、林本部長によると、ロッテ側は出来高を含め6年最大30億円を超えるとみられる金銭面や、将来の監督手形を含めた契約条件を提示し、
との強い期待をアピールした。
特に井口監督は、09年にメジャーからロッテに移籍した自身の経験をふまえ(2)のリーダーとしての役割について熱く語りかけた。丸からは、オフ期間にZOZOマリンなどの施設がどの程度使えるかといった野球に関する質問だけでなく、子供の教育や選手・家族の住環境などについて質問があったという。
初対面を終えた両首脳は「非常に謙虚な人」(山室社長)、「野球に対して真っ直ぐな気持ちを持った人物」(林本部長)と、ホレ直した様子。地元・千葉に関するやりとりもあり「千葉への愛?感じましたね、すごく」(林本部長)と手応えを強調。また、井口監督も球団を通じたコメントで「直接会って話をして、優勝するための力になって欲しいという思いが強くなりました」と、改めてラブコールを送った。
今後は丸側からの反応待ち。林本部長は「(条件面など)オーダーがあれば、考えられるものは考えると伝えてある」と、さらなる条件アップまで示唆。獲得への強い意欲をのぞかせた。
ロッテと交渉を終えた丸は移動後、広島駅で取材に応じ、率直な感想を口にした。「ぜひ、来て欲しいというお話をいただいた。今思っていること、疑問に感じていることは聞けた。(誠意は)当然感じた」。7日のFA宣言後、初となる他球団との交渉に納得の表情を浮かべた。
井口監督からも熱烈アタックを受け「色々と言っていただいた」と感謝を述べた。近日中に同じく獲得に乗り出している巨人と交渉する見込みだが「近いうちに。(場所や日時は)調整中」と話すにとどめた。広島からは4年総額17億円の提示を受け、他球団との交渉を前に19日に再交渉。宣言残留も選択肢に入れる。23日にはマツダスタジアムで開催されるファン感謝デーに参加予定だ。
ロッテの岡大海外野手(27)が22日、ZOZOマリンで契約更改を行い、300万円増の年俸2300万円(金額はいずれも推定)でサインした。
プロ5年目の今季は、期限直前の7月26日に日本ハムからトレード移籍。持ち前のスピードを武器に、51試合で142打数29安打、打率2割4厘の成績を残した。アップ提示に「球団からは『来てくれてありがとう』と言っていただいた。色んなことがあったけど、内容のあるシーズンだった」と満足そうな表情。来季の目標はレギュラー確保。「結婚もして1人ではない。責任感を持ってやりたい」と意気込んだ。
ロッテの江村直也捕手(26)が22日、ZOZOマリンで契約更改を行い、280万円増の年俸1200万円(金額はいずれも推定)でサインした。
8年目の今季は、35試合と出場機会は多くなかったものの、控え捕手としてシーズンを通して1軍に帯同。「今までで1番の評価をしていただいた」と笑顔の一発サインだ。
もちろん、このまま控え捕手で終わるつもりはない。「レギュラーを獲らないと。『タムラ』じゃなくて『エムラ』になるように頑張りたい」と、正捕手の田村に挑戦状。秋季キャンプで左太ももを痛めたことから、「そろそろ体に気をつける年齢」と、このオフは女性に人気の最新エクササイズ「ピラティス」を自主トレメニューに盛り込み、柔軟性アップや体幹強化に努めている。
「守備はもちろんですけど、打つ方もある程度頑張らないと。ヒット1本じゃ(レギュラーは)無理」と、16打数1安打に終わった打撃面の強化も課題にあげた。
ロッテの伊志嶺翔大外野手(30)が22日、ZOZOマリンで契約更改を行い、150万円減の年俸1690万円(金額はいずれも推定)でサインした。
2010年ドラフト1位入団のスター候補も、今季は1、2軍の往復で出場18試合と不本意な成績に終わり、年俸も大幅ダウン。「1年間、1軍の戦力になれるように」と、レギュラー奪取に改めて意欲を見せた伊志嶺は、自慢の俊足にさらに磨きをかけるため、今オフは陸上の短距離を専門とするコーチに指導を受け、走り方から見直しているという。
「走り方の変なクセとかを指摘してもらいました。もっと速くなれそう」と手応え十分。井口監督が掲げる機動力野球にマッチする戦力になるべく、プロ9年目のシーズンに向けた準備を進めている。
ロッテの土肥星也投手(23)が22日、ZOZOマリンで契約更改を行い、180万円増の年俸1200万円(金額はいずれも推定)でサインした。
2年目の今季は、8月16日の日本ハム戦(札幌D)でプロ初勝利をあげるなど、6試合に先発して2勝1敗。「今年の経験を来年に生かしたい。開幕1軍と2ケタ勝利を目指します」と、さらなる飛躍を誓った左腕は、オフの課題として「変化球の精度と球速アップ、体力もアップさせたい」と語った。
ロッテ・林信平球団本部長は22日、広島からFA宣言した丸佳浩外野手(29)と同日の午前中に都内のホテルで獲得への初交渉を行ったことを明かした。
交渉にはロッテから山室球団社長、井口監督、松本編成部長らが出席。丸本人と代理人を交えて約40分間にわたり熱い思いを伝えた。「4年総額20億円」を基本線に、将来の指導者の約束手形も用意したとみられる。
ロッテは丸に対して走攻守での活躍、リーダーシップを期待。また、丸が千葉県勝浦市出身であることから、地域振興にも貢献してほしいことを伝えた。丸からは練習環境などについて具体的に尋ねられたという。
井口監督は「若い選手が多いわがチームを引っ張って欲しい。地元出身の選手として力になってほしい」と熱く訴えた。
林本部長は「野球に対して誠実な姿勢の持ち主だった。真剣にこちらの話を聞いてもらった。ぜひ来てもらいたい」と獲得への思いをさらに強くした。
ロッテは今後、丸サイドからの連絡待ちとなるが、展開によっては契約年数を延ばす可能性もある。
広島から国内フリーエージェント(FA)宣言した丸佳浩外野手(29)が22日、東京都内でロッテと交渉を行った。広島駅で取材に応じ「ぜひ来て欲しいというお話をいただいた。しっかりと考えていきたい」と語った。
FA宣言後初の他球団との交渉で「今思っていること、疑問に感じていることは聞けた。(誠意は)当然感じた」と納得顔。ロッテの井口資仁監督も同席し「色々と言っていただいた」と感謝の思いを述べた。
同じく獲得を目指している巨人とも近日中に交渉する予定だといい、丸は「近いうちに。(場所や日時は)調整中」と話した。
ロッテ・江村直也捕手(26)が22日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、280万増の1200万円でサインした。(金額は推定)
更改を終えた江村は「(今まで)もらった中では1番でした」と明かし、上機嫌。15年の1050万円が最高だった。そして、その上で続けた。
「(ロッテの捕手が)田村ではなく江村と言われたい」。
今季の試合出場数は35でヒットは1本だけだった。だが、1年間を通して1軍に帯同したことが評価された。
「今年は監督やコーチに(1軍に)いさせてもらった。来年はこの位置で満足せずにレギュラーを獲りたい。1本じゃダメ、全体的にレベルアップを図らなければ」。
鴨川秋季キャンプの2日目に右太ももを痛めてリタイア。プロ入り初のケガだったこともあり肉体改造に着手。ヨガに取り組み、「26歳で体にガタが来る頃。柔軟性やバランス、体幹を鍛えたい」と19年シーズンに燃えていた。
ロッテ・林信平球団本部長は22日、広島からFA宣言した丸佳浩外野手(29)と同日の午前中に東京都内の高層ホテルで獲得に向けた初交渉を行ったことを明らかにした。
交渉の席にはロッテから山室晋也球団社長、井口資仁監督らが出席し、丸本人と代理人を交えて約40分間に渡って獲得への熱い思いを伝えた。
ロッテは丸に対して走攻守でいい成績を期待する。若い選手へのリーダーシップ、さらに丸が千葉県・勝浦市出身であることから県民球団を掲げるロッテの立場として地域振興に貢献してほしい。この3点を基本に訴えたという。
井口監督は「リーダーとなって若いチームを引っ張って欲しい」と要望。2人のやり取りもあった。
丸からは野球をしていく上での練習環境などを具体的に尋ねられたという。
林本部長は「野球に対して真っ直ぐで誠実な姿勢の持ち主だった。真剣にこちらの話を聞いてもらった。ぜひ来てもらいたい」と獲得への思いをさらに強くしていた。
林本部長は交渉内容については口を閉ざしたが、「総額4年20億円」、さらには将来の指導者(監督)としての手形を用意して交渉に臨んだと思われる。
今後、ロッテは丸サイドからの連絡待ちとなる。展開によっては契約年数の見直しも考えられる。
広島、巨人を含めた“丸獲得戦”が本格的に幕を開けた。
ロッテ・岡大海外野手(27)が22日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、300万増の2300万円でサインした。(金額は推定)
今年、7月末に藤岡貴との交換トレードで日本ハムから移籍してきた岡。51試合に出場して打率.204、3本塁打、13打点、7盗塁の成績を残した。
球団からは「頑張ってくれた」と評価された。本人も「アッという間に終わったが、内容のあるシーズンだった。スタメン出場させてもらい、試合の中で成長できる部分があった」と振り返った。
今年10月に3歳年上の一般女性と結婚していたことを明かした。「食事のバランスを考えてパワーアップを図りたい。1年間、ケガをしない体作りをしたい」と話した。
来季の目標は外野の定位置確保だ。打撃面はもちろん、「足を含めた守備でアピールしていきたい」と抱負を語った。
最後に、「結婚して1人じゃない。責任感を持ってやっていきたい」と改めて誓いを立てていた。
プロ8年目のロッテ・伊志嶺翔大外野手(30)が22日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、300万減の1540万円でサインした。
昨年は52試合に出場した伊志嶺だが、今季は18試合で13安打、2打点だった。開幕を2軍で迎えた。「最初にケガをして出遅れた」と振り返った。
だが、「球団からは「(来年は)1年間、1軍の選手としてやって欲しい。期待している」と言われたそうで、伊志嶺も「やり続けたい」と話した。
打撃の向上はもちろん、走塁面を見直して短距離走の専門家の指導を受けている。
「1年間、打つ走るをアピールした中で結果を出していかなければ」と誓っていた。(金額は推定)
ロッテ・土肥星也投手(23)が22日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、160万増の1180万円でサインした。
2年目の左腕は今季、6試合に先発して、プロ初勝利を含む2勝1敗で防御率は5.08だった。
「何試合か先発させてもらったので来季はそれを生かして、勝てるように頑張ります」と話し、続けて「ストレートにチェンジアップが投球の基本だが、これにスライダーの精度を上げていきたい」と課題を挙げた。
自主トレは浦和球場を主体に行う予定で、「来年は開幕からローテに入り、1年間通して頑張りたい」と貴重な先発左腕が飛躍を期した。(金額は推定)