名球会の総会が23日、東京ドームホテルで開かれ、主に投手の名球会入会条件について議論された。
今季、通算2000安打を達成し、名球会入りした福浦(ロッテ)、内川(ソフトバンク)が23日、総会に初参加した。偉大な先輩に囲まれ、約2時間を過ごした福浦は「胃に穴が空きそう…。意見?言える訳ない。挨拶はしました」と苦笑い。内川も「いるだけで疲れました」と終始、緊張しきりだった。
ロッテが育成ドラフト1位で指名した四国アイランドリーグplus徳島の鎌田光津希投手(23)=180センチ、91キロ、右投げ右打ち=の入団が23日、決まった。徳島市内で交渉し、支度金300万円、年俸230万円で合意した。(金額は推定)
国内フリーエージェント(FA)権を行使した広島・丸佳浩外野手(29)が23日、マツダスタジアムでの「V9カープファン感謝デー」に参加した。表彰式にときに背番号「9」が姿をあらわすと残留を願うファンからはひときわ大きな拍手と歓声が沸き起こった。
表彰式後、ベンチ裏で取材に応じた丸は「素直に嬉しいです。ご迷惑や心配をファンの皆様にかけてしまっている。結果はどうであれ、しっかりとした決断を1日でも早くして、ファンの皆様に報告できればいいと思っています」と心境を語った。
前日22日には東京都内のホテルでロッテとFA宣言後、初めて交渉を行った。「ロッテさんからは熱意を感じました。一緒に千葉を盛り上げようという話もいただきました」。現在、巨人と交渉日と場所を調整中で24日にも交渉をする可能性がある。
球界屈指のバットマンにはすでに広島が4年総額17億円前後のオファーを掲示し、宣言残留を容認している。11年過ごした広島、地元ロッテ、ペナント奪還に燃える巨人の3球団で大争奪戦が起こっている。
ロッテの井口資仁監督(43)が、FAで獲得を目指す広島・丸に自からの背番号「6」を提示したことが23日、分かった。名球会総会に出席した指揮官は22日に都内のホテルで行った交渉で打診したことを明かし「もし来てくれるのならば“6”をという話をしました」と語った。
ロッテへ移籍した09年から背負い、監督就任後もそのままだったが「相応しい選手が現れれば、いつでも渡したい」と話していた。球団も6年24億円超とみられる好条件を提示。チームリーダーとしてだけでなく「監督手形」も用意するなど「ポスト井口」と期待される丸には継ぐ資格があると判断した。
交渉で印象的だったことを「(オフも)練習していないと気が済まないと言っていた」と頼もしそうに語った井口監督。熱意は伝えきった。祈るような気持ちで吉報を待つ。
ロッテが獲得調査を進めているメジャー通算344本塁打のホセ・バティスタ外野手(38=フィリーズからFA)が、昆虫の名前になった。
10年間プレーしたブルージェイズの本拠トロントのあるカナダの昆虫学者が、新種のゾウムシを「Sicoderus bautistai」と命名。バティスタの出身地ドミニカ共和国で発見された。
今季、通算2000安打を達成したロッテ・福浦、ソフトバンク・内川が名球会総会に初出席した。
福浦は「緊張した。胃に穴が開きそう」と苦笑い。内川も「いるだけで疲れました。“よろしくお願いします”と挨拶させてもらいました」と話した。24日は「名球会ベースボールフェスティバル2018」が東京ドームで行われる。
丸くん、いらっしゃ〜い!ロッテ・唐川侑己投手(29)、益田直也投手(29)、井上晴哉内野手(29)の3選手が23日、広島からFA宣言した丸へラブコールを送った。セ・リーグ屈指のスラッガーと同じ「89年生まれ」トリオが盤石の受け入れ態勢を整えて“吉報”を待つ。
巨人、広島との争奪戦の渦中、22日に初交渉を行い、チーム内もにわかに慌ただしくなってきた。地元の千葉・成田高時代から、千葉経大付高出身の丸としのぎを削ってきた唐川は「丸が来たらチームも千葉も盛り上がる。来てもらいたいですね。同い年ですから、何かあれば手伝いたい」。新天地に不安もあるはずの丸が加入すれば、“心のケア”に一役買うつもりだ。
「シーズン中も試合前にしゃべりますよ」という益田は「そりゃあ、入って来て欲しいですよ」と熱望し、「支えてあげるとかいうレベルじゃないから自分で何でもできると思うけど、自分も含めて同級生がいるので、やりやすい環境にはできるのかなと思う」とバックアップを約束。加入が実現すれば、ともに主軸を組むであろう井上からは「同級生ですし、ぜひ来てもらいたい。仲良くなれると思うし、一緒に日本一を目指したい」と早くも共闘宣言が飛び出した。
チームには来季から選手会長を務める鈴木、高浜、阿部も合わせ計6人の同級生がいる。丸にとっては心強い仲間になりそうだ。
ロッテは23日、育成ドラフト1位指名の鎌田光津希投手(23)=四国IL徳島=と徳島市内のホテルで、支度金300万円、年俸230万円で正式契約したと発表した。
最速155キロを誇る本格派右腕は「本日契約が終わり、より一層身が引き締まりました。まずは支配下登録を目指して泥臭く取り組んでいきたいと思います。将来は1軍で貢献出来るような活躍をして、チームに必要とされる選手になり、またファンにも愛されるような選手になりたいです」と意気込みを語った。
日本プロ野球名球会総会が23日、都内のホテルで開催され、今年2000本安打を達成して新会員となったロッテ・福浦和也内野手(42)、ソフトバンク・内川聖一内野手(36)が出席した。
「名球会フェスティバル2018 前夜祭」で新会員として挨拶に立った福浦は、「今日は非常に緊張しています。名球会の皆さんに会って、野球の発展のためにもっともっと頑張っていきたい」と語った。
司会の徳光和夫氏からは「いい低音ですね」とほめられた福浦は照れ笑いを浮かべた。
2000本安打には、「井口監督から絶対に打たすと言われた。期待に応えようとガムシャラにバットを振った。気持ちだったと思う」と振り返った。
ロッテから育成ドラフト1位指名された鎌田光津希投手(23)=四国ILP・徳島=が23日、徳島市内のホテルで入団交渉に臨み、支度金300万円、年俸230万円で契約合意した。背番号は新入団会見で発表の予定。
鎌田投手は「本日契約が終わり、より一層身が引き締まりました。まずは支配下登録を目指して泥臭く取り組んでいきたいと思います。将来は1軍で貢献できるような活躍をして、チームに必要とされる選手になり、またファンにも愛されるような選手になりたいです。好きなロッテのお菓子は乳酸菌ショコラです」と笑顔で話していた。
鎌田投手は180センチ、91キロ、右投げ右打ち。(金額は推定)