ロッテ平沢が24日、オーストラリアでのウインターリーグから帰国した。
14試合に出場し打率1割6分7厘。慣れない環境に苦しんだが「違うライフスタイルを経験できて引き出しが増えたと思う。いい遠征でした」と手応えを口にした。この日は21歳の誕生日。「今季は試合に出られたが結果を残せなかった。もっと上を目指したい。毎年キャリアハイの成績を残したいと思っている」と誓った。
ロッテが24日、球団公式インターシップメンバー(マリーンズ・スポーツカレッジ)の19年メンバーの募集を呼びかけた。
「マリーンズ・スポーツカレッジ」はチームが地域に根差したプロスポーツ球団として発展すべく、スポーツ業界を志望する学生のために設けたインターンシッププログラム。球団業務やイベント運営に参画することや、実務に携わる機会を提供する。
スタジアムや地域における活動・サービスの拡充に取り組むことで、将来のプロスポーツビジネス業界で活躍できる人材の育成を目指している。
担当の上野大樹氏は「プロスポーツチームで働いてみたいという夢を持っている学生、スポーツビジネスに興味がある学生、またプロ野球が好きな学生の方をお待ちしています。千葉ロッテマリーンズの一員として球団イベントの運営補助や球団としての取組である『おもてなしプロジェクト』などに加わり、お客様により楽しんでいただけるスタジアムとは何か、エンターテインメントとは何かを学ぶ事ができ、お客様とのヒューマンコミュニケーションの中でお客様の『笑顔』にふれ、人を楽しませる喜びやスポーツエンターテインメントという仕事の楽しさを知ることが出来ます。とてもやりがいを感じてもらえると思うのでぜひご参加ください」と球団を通じて呼びかけた。
募集詳細は以下の通り。
オーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)に派遣されていたロッテ・平沢、酒居、種市が24日、豪州からカンタス航空機で帰国。平沢は「(打撃の)タイミングの取り方とか、日本とは違う。新たな引き出しとして、生かしていきたい」と収穫を口にした。クリスマスイブのこの日、21歳の誕生日を迎えた若武者は「キャリアハイを意識して、来年が勝負」と表情を引き締めた。
オーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)に派遣されていたロッテの平沢大河内野手(21)、酒居知史投手(25)、種市篤暉投手(20)の3選手が24日、豪州からカンタス航空の便で成田空港に帰国した。
14試合に出場し、打率.167、0本塁打2打点だった平沢は「(投手の)モーションも速いので、タイミングの取り方とか、日本とは違う。新たな1つの引き出しとして、今後に生かしていきたい」と収穫を口にした。
日本との環境の違いも実感した。「日本とは違うスタイルで新鮮な部分もあった。向こうでは試合前にあまり練習しないので、各自でやる。色々な面で日本は恵まれていると感じたので、(この経験を)生かしていければ」と先を見据えた。
「クリスマス・イブ」のこの日、21歳の誕生日を迎えた若武者は「毎年キャリアハイを意識してやりたい。来年は勝負だと思っているので、結果を残せればと思います」と抱負を述べた。
種市は5試合に先発し、0勝3敗で防御率は4.56ながら、チームトップの29奪三振を記録した。「失点は多かったけど、いい感覚をつかめた」と3年目となる来季の飛躍を誓った。
酒居は救援として7試合に登板し1勝1敗、防御率3.27、16奪三振を記録した。
ロッテは24日、球団公式インターシップ(マリーンズ・スポーツカレッジ)の2019年メンバーの募集を行うことを発表した。
マリーンズ・スポーツカレッジは、ロッテが地域に根差したプロスポーツ球団として発展すべく、スポーツ業界を志望する学生のために設けたインターンシッププログラム。スタジアムや地域での活動・サービスの拡充に取り組むことで、将来のプロスポーツビジネス業界で活躍できる人材の育成を目指している。
マリーンズ・スポーツカレッジ担当の上野大樹氏(32)は「プロスポーツチームで働いてみたい!という夢を持っている学生、スポーツビジネスに興味がある学生、またプロ野球が好きな学生の方をお待ちしています。千葉ロッテマリーンズの一員として球団イベントの運営補助や球団としての取組である『おもてなしプロジェクト』などに加わり、お客さまにより楽しんでいただけるスタジアムとは何か、エンターテインメントとは何かを学ぶことができ、お客さまとのヒューマンコミュニケーションの中でお客さまの『笑顔』にふれ、人を楽しませる喜びやスポーツエンターテインメントという仕事の楽しさを知ることができます。とてもやりがいを感じてもらえると思うのでぜひご参加ください」とコメントした。
募集要項は、以下の通り。
オーストラリアのウインターリーグから成田空港着の航空機で帰国したロッテ・平沢が21歳の誕生日を迎えた。「キャリアハイを意識してやりたい」と新たな1年の目標を明確にした。
ドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)、昨季の1位・安田と若手野手の成長は課題。「若い選手が出てくればチームは活気づく。僕を含めて力を出したい」。それぞれの名前を組み合わせた「平・安・藤原」トリオで、平安時代で覇権を握った藤原氏のようにチームの中核になると誓った。
ロッテの平沢大河内野手(21)、酒居知史投手(25)、種市篤暉投手(20)は24日、ウインター・リーグに参加していたオーストラリアから成田空港へ帰国した。
14試合、打率.167、0本塁打、2打点と不振だった平沢はこの日が、21回目の誕生日。「いかに日本が恵まれているかが、分かった。来季はキャリアハイを意識してやりたい」と気持ちを新たにした様子だった。
酒居は中継ぎのみ7試合1勝1敗0セーブ、防御率3.27、種市は先発5試合0勝3敗0セーブ、防御率4.56だった。
ロッテは球団公式インターンシップメンバー(マリーンズ・スポーツカレッジ)の2019年メンバーを募集すると発表した。
球団業務、イベント運営に携わる機会を提供。将来のプロスポーツビジネス業界で活躍できる人材の育成を目指す。
定員に達し次第、申込を終了する。
申し込み方法は球団オフィシャルホームページ内の応募フォームから申し込む。
マリーンズ・スポーツカレッジ担当上野大樹氏(2015年引退プロ通算117試合11勝10敗)は「とてもやりがいを感じてもらえると思うのでぜひご参加ください」とコメントした。
ロッテ・平沢大河内野手(21)が24日、酒居、種市とともに参加していた豪州ウィンターリーグ(WL)を終えて、成田空港へ帰国した。この日、21回目の誕生日を迎えた平沢は来季の目標に「キャリアハイ」を掲げた。
今季112試合で打率2割1分3厘、5本塁打、32打点はいずれも自己最高だったが、「成績はよくなかった」と満足感はなし。「毎年キャリアハイを意識している。来年は勝負の年」と飛躍への意気込みを見せた。
豪州では長時間のバス移動後の試合や、荒れたグラウンドでのプレーも経験し「日本はすごく恵まれているなと思った」と環境面での違いに触れることもできた。
14試合の出場で打率1割6分7厘、0本塁打、2打点と数字こそ低調だったが、モーションの速い外国人投手との対戦を繰り返し、タイミングの取り方など「引き出しができた」と収穫を口にした。
ロッテは24日、2019年の球団公式インターンシップメンバー(マリーンズ・スポーツカレッジ)の募集を行うと発表した。
マリーンズ・スポーツカレッジはロッテが地域に根差したプロスポーツ球団として発展すべく、スポーツ業界を志望する学生の為に設けたインターンシッププログラム。球団業務や球団イベント運営に参画することや実務に携われる機会を提供する。
また、スタジアムや地域における活動・サービスの拡充に取り組むことで、将来のプロスポーツビジネス業界で活躍できる人材の育成を目指していく。
生まれ育った栃木を愛する岡田らしい再出発となった。BCリーグ・栃木で外野守備走塁コーチとして、指導に当たる。ロッテから1年間の“出向”である。
球団から告げられたのは10月4日で、その4日後に引退試合が行われた。最初は「エッ」と戸惑ったが、将来を見据えた武者修行の色彩もある。
「ありがたい話だと思いました。感謝です。やれることしかできないが、(10年間)色んな方に教わり、僕なりの考えもある。しっかり伝えたい」。
全足利クラブでの活躍が認められ、08年度育成ドラフト6位でロッテに入団。翌09年の3月に支配下登録された。俊足を生かしたその広い守備は「エリア66」と呼ばれ、11、12年にゴールデン・グラブ賞を獲得した。最大の武器である守備で、チーム内での居場所をつかんだ。
10月8日の引退試合は伝説となった。59打席連続無安打は野手のプロ野球ワーストとなったが、60打席目で安打が出るとポン、ポンと3安打の猛打賞だ。今、つくづく思う。
「ヒットが打てないと焦りが出る。それが1本出たら気持ちが楽になった。悩んでいたのは何だったのかと思いました」。
全2501打席で本塁打なし。野球の華とは無縁だったが、これこそ岡田がプロで生き抜いた勲章だ。「僕が本塁打をいっぱい打てるような打者だったら、(守備に)興味がなかったと思う」。守備の向上については「(打球の行方を)予測することが大事です」と話し、こう強調した。
「1番いいのは1番多く打球を捕ること。練習中のフリー打撃の打球を数多く捕った。色んな発見がある」。
外野守備走塁コーチとして、選手達に基本練習の大事さとともに、練習を通じて何かを発見する。そんな姿勢を伝えたいと願う。
つい最近、中学校で「諦めないこと」をテーマに講演した。育成からプロでの活躍を諦めずに一時代を築いた岡田が、指導者として地元で新たな一歩を踏み出す。
ロッテは24日、球団公式インターシップメンバー(マリーンズ・スポーツカレッジ)の2019年メンバーの募集を行っていると発表した。
マリーンズ・スポーツカレッジはロッテが地域に根差したプロスポーツ球団として発展すべく、スポーツ業界を志望する学生のために設けたインターンシッププログラムだ。
球団業務や球団イベント運営への参画や実務に携われる機会を提供する。また、スタジアムや地域における活動・サービスの拡充に取り組むことで、将来のプロスポーツビジネス業界で活躍できる人材の育成を目指す。
マリーンズ・スポーツカレッジ担当の上野大樹氏(15年引退、プロ通算117試合登板。11勝10敗)は「プロスポーツチームで働いてみたい!という夢を持っている学生、スポーツビジネスに興味がある学生、またプロ野球が好きな学生の方をお待ちしています。
千葉ロッテマリーンズの一員として球団イベントの運営補助や球団としての取り組である『おもてなしプロジェクト』などに加わり、お客さまにより楽しんでいただけるスタジアムとは何か、エンターテインメントとは何かを学ぶことができ、お客さまとのヒューマンコミュニケーションの中でお客さまの『笑顔』にふれ、人を楽しませる喜びやスポーツエンターテインメントという仕事の楽しさを知ることが出来ます。とてもやりがいを感じてもらえると思うのでぜひご参加ください」と話していた。
プロの世界では必然的に苦しい事、つらい事、悲しい事と出会う。ただ苦しさに背を向けたら、そこで終わり。目の前の苦しい現実を真正面から受け止めることが出来る人間が生き残る世界。プロ5年目。充実したシーズンを終えた井上晴哉内野手にとって2018年は苦しみと共に歩むことの大切さを知った1年となった。
「シーズンを終えてみると色々と苦しんで良かったなあと思うようになりました。シーズンの途中、本当に体が思い通りに動かなくてつらい時があったけど、ここが踏ん張りどころだと思っていた。こういうところから変わらないといけないと。弱音を吐くのではなく我慢の積み重ねが必要だと思った」。
井上は結局、今シーズン、自己最多の133試合に出場。打率2割9分2厘、24本塁打、99打点を挙げた。全てにおいてキャリアハイ。1軍でのチャンスを掴み切るために必死に生きた結果、たどり着いた栄光だった。疲労が蓄積し体が思い通りに動かない時もあった。それでも歯を食いしばり、最後まで最高のパフォーマンスを続けた。そこには強い決意があった。
1軍でレギュラーとして試合に出続けるのは初めての経験。最高のパフォーマンスと結果を要求される毎日が続いた。猛暑の真夏は何とかしのいだが、疲労は残暑と共に訪れる。9月に入ると突如、体の重さを感じた。練習の時から思い通りに体が動かない。頭もボーッとした。いつもは練習の中にも試合に向けたひらめきが起こるものだったがこの時ばかりは、ただ時間だけが過ぎている状態となった。疲労は表情にも出た。ある日の試合前、鳥越裕介ヘッドコーチに呼び止められた。そして言葉を投げかけられた。胸の奥深くまで響く忘れられない一言だった。
「苦しいか?そうだろうな。ここまで頑張るのは初めてだから。いいんだ、それで。苦しんで苦しめ。そういう経験がこれからの財産になる。今、苦しいと思えていることをありがたいことと思ってプレーをしてみろ。そうすると全ていい方向に行く」。
ハッとさせられた。これまでの井上はここぞというところで踏ん張り切ることが出来なかった。その結果、1軍と2軍を行ったり来たりする毎日。いつも苦しみと真正面から向き合えない自分がいた。スタメンで試合に出続けることが出来ている2018年。シーズンも残り少ない今こそが踏ん張りどころだと思い直した。
「いつの間にか下を向いていた。自分の性格上、そういうのが表に出てしまうタイプ。それではいけないと思った。ヘッドコーチの言葉は凄く重くて自分にピッタリだった。今、目の前にある苦しみとしっかりと向き合い、打ち勝とうと思いました」。
その結果、4番として誇るべき数字を残した。マリーンズで20本塁打以上は2013年の井口資仁(現監督)以来、実に5年ぶりの快挙となった。打点は惜しくも100打点まであと1打点足りなかったが、4番として申し分のない成績だった。
「来年は全試合に出場して、99打点で終わったので100打点を超えたい。全てにおいてまた今年以上の成績を狙っていきたいです。もちろん、来年も苦しいと思います。でもそういう経験が自分を成長させる。そう思って乗り越えます」。
自己最高の成績を残した井上の2018年は幕を閉じた。ただ成績より得たものがある。それは苦しみから逃げない事。背を向けない事。苦しい事に向かっていく精神の尊さ。人は苦しみを財産に変え、大きくなる。来年もまた苦しい時は来る。その時はまた鳥越ヘッドコーチの教えを思い出し、前に出るつもりだ。その先にこそ本当の栄光が待っている。生涯、忘れることのない想いを手に入れた一年はあっという間に終わった。そして、また新しい1年が始まろうとしている。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)