わたしはかもめ2018年鴎の便り(12月)

便

12月1日

安田ら若手に伝授する「心のあり方」/今岡真訪1[ニッカン]

ロッテ今岡真訪2軍監督(44)に就任1年目の今季を聞いた。現役時は阪神で03年首位打者と05年打点王に輝き、2度の優勝に貢献した一方で、不遇も味わった。現役時代の経験をもとにして、若き指揮官が抱く哲学を2回連載でお届けする。ファーム指導で浮き彫りになったのは「無言力」「1軍力」「管理力」だ。最初に“教えない将”の若手へのアプローチに迫る。

もし万歩計で計ったら、グラウンドの誰よりも歩数が少ないだろう。同じところに立ち続け、じっと腕組みして選手の動きに目を配る。しかも声を掛けることはほとんどない。これが今岡真訪のスタイルだ。プロ野球では、コーチが身ぶり手ぶりで選手を教えるのが日常だ。今季からロッテの2軍を指揮し“常識”とは一線を画すコーチングを行ってきた。埼玉のロッテ浦和球場で、胸中を聞いた。

「少なくとも自分が率先して教えることはない。自分が思う指導者は『必要なときに必要なことを言う』ということ。必要なときに必要なことを褒める。必要なときに必要なことを怒る。必要なときに必要なコミュニケーションを取る。そういう行動なら、ほとんど見ている人になるからね」。

何よりも、見ることを重んじて導く。今岡は「今日も、一言も(選手に)喋ってないやろ?9対1くらいになるかな。9割見て、1割教える」と続けた。阪神で2年間、2軍打撃兼野手総合コーチとして鳴尾浜のグラウンドに立った日々とまったく変わらない。ロッテは今季、1軍が夏場に失速し、5位に終わった。だが、2軍では投打とも有望な若手が出番を待つ。香月、菅野、岩下、成田…。しかも、今秋ドラフトで大阪桐蔭・藤原もドラフト1位で指名した。若手を育てる2軍は未来図を描く上で重要な役割を担う。

この春は新たな才能と出会った。大阪・履正社で通算65本塁打を放った昨秋ドラフト1位の安田だ。春季キャンプ、オープン戦は1軍同行がチーム方針。プロの壁に阻まれ、2軍に降格すると今岡は告げた。「エラーしても打てなくても、何も言わないから」。まだ高卒1年目。軽率に好素材に手を加えない。

今岡
「結果がどうとか、そんな心配はいらないということ。どんどん失敗していい。エラーして、どんどん凡打を打って自分で考えろと。技術的なことも、ちゃんと自分で考える能力がある。だから、我々は基本的に何も言う必要がない。」

安田の育成方針は一貫しており、井口資仁監督と共有する。188センチ、95キロと肉体に恵まれた左打者を今岡は春先から「将来はロッテにとどまらず、日本を代表するバッターになる可能性がある」と評した。能力を見込む。だから、大きく育てていく。「タイミングの取り方とかは、自分で考えるもの」。感覚がモノをいう打撃技術は感性を尊重し、手取り足取り教える光景はほとんど見られない。

今岡が若い選手に伝えるのは「心のあり方」だ。あるとき、ナインの前で安田を強く叱った。失策した試合途中に敵の三塁コーチと談笑しているのが目に入ったという。「野手はエラーをしても自分がヒットやホームランを打ったら気分いいよ。でも、それじゃ大した選手にならない。投げる投手やチームメートが、安田の態度を見て、どう思う?」。投手は野手の失策で人生すら変わるのだ。19歳の心の甘さを突いた。

今岡
「安田は何でも真面目に取り組むし、明るい。守備は下手だけど、そんなんええねん。エラーで怒るんじゃない。相手に話し掛けられたら話すよ。『それでも、話し掛けられるお前にスキがある』って言うのよ。自分に厳しいマインドを持っていたら、そういう態度にはならない。安田だけじゃなくて、チーム全員に当てはまること。」

阪神で奮闘した現役時の自らと重ね合わせた。「自分も守備は下手やった。でも、ヘラヘラしたことはない」。失策の翌日、和気あいあいと守備練習を行う安田がいた。今岡は口酸っぱく諭す。「必ず、投手はエラーした野手の次の日の守備練習を見てる。集中した守備の姿を」。プレーよりも大切なことを伝えた。いまは違う。今岡は「もう頭に入った。シートノックでよく声を出すし、守備の意識も高い」と目を細めた。

そうやって、スラッガーの心を押し広げていく。2軍戦の打順も意図がある。3月、今岡は井口に「4番を打たせますか」と相談した。「ちょっと悩んでいるから6、7番にしようか」と返事が来た。4番に座ったのは7月中旬以降だ。今岡は「4番にした瞬間、ブワッと打った。やっぱり違う。持って生まれたもの。4番を打たせたのは実力じゃないけど、後半は本当に自分の実力で4番を打っている」と感心した。安田に王道を歩ませる。だからこそ、高いハードルを課す。

今岡は安田には冗談交じりで「ヒットばかりじゃなくて、たまにはホームラン打てよ」と声を掛ける。

今岡
「そういう選手にならないといけない。『チームプレーってバント、右打ち、エンドラン、バスターだけと違うやろ』と。『0−0で9回に一発打てば勝ちのときにホームランを打ってくれる。これもチーム打撃と違うか。そういうチーム打撃が求められるのはお前ちゃうか』ってね。」

安田は高卒1年目の今季1軍17試合で打率1割5分1厘、1本塁打と苦戦し、その一方、2軍ではチーム最多の432打席で打率2割7分1厘、12本塁打だった。10月のU23W杯は日本代表として打率3割9分3厘でMVPに輝くなど、着実に階段を上る。独自のアプローチで気鋭の若手と接する。厳しくも温かい眼差しで、新生ロッテの土台を築いている。(敬称略)(続く)

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ロッテ50年目で初黒字、2億円投じ「戦略部」新設[ニッカン]

ロッテは26日、ZOZOマリンで仕事納めを行い、創設50年目で初の黒字化が明らかになった。観客動員、グッズ、飲食など全て最高益を更新し、黒字額は7億円近いとみられる。 山室晋也球団社長(58)は「資金作り、基礎体力が付いた。来年は強化に大きくかじを切っていきたい」と、2億円以上を投資した「チーム戦略部」の新設を明かした。 同部にはメジャースカウト経験者ら6人の統計アナリストを配置。打撃投手が兼任していたスコアラーを専任とし、今季まで楽天のチーム戦略室に所属した行木(なめき)氏を招くなど計18人を原田球団副本部長が統率する。大リーグ・アストロズのようなデータ野球を目指してFAやトレード、ドラフト、海外選手獲得にも生かしていく。来季は球団50周年の節目。山室球団社長は「松本新球団本部長の下、優勝に向かって邁進してきたい」と意気込んだ。

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ロッテ1位藤原Youtube動画が54万回超再生[ニッカン]

ロッテが、マリーンズ公式チャンネルにアップしたドラフト1位大阪桐蔭・藤原恭大外野手の動画(12月17日にアップ)の再生回数が26日、54万回を超えた。この映像は藤原が母校大阪桐蔭高校野球部グラウンドで打撃練習をしている映像を広報が撮影したもの。 今年1年間で広報が撮影し、Youtubeにアップした動画は141本あり、これまではドラフト会議の舞台裏を映した映像(10月25日にアップ)が18万再生回数でトップだったが、これを塗り替えた。 動画編集担当者は「改めて藤原人気のすごさを痛感しました。大体、アップした動画の再生回数の平均は1万回程度。それが1週間で50万再生回数を超えていたのでビックリしました。マリーンズファンのみならず、幅広く見られているという実感があります。彼にとってプロ1年目となる19年もしっかりと映像を撮影し、ファンの皆様にご提供しなくてはいけないなあと思いました」とコメントした。

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ロッテ、2億円投入「チーム戦略部」新設!データ野球で目指せアストロズ[サンスポ]

ロッテは26日、ZOZOマリンで年内の業務を終了。山室晋也球団社長(58)と松本尚樹球団本部長(48)が総括を行い、来季へ向け2億円規模の投資で「チーム戦略部」を新設することを明かした。 来年1月から本格始動する約20人の戦略部には、楽天で今季までチーム戦略室スコアラーグループマネジャーを務め、データ分析に定評がある行木(なめき)茂満氏(44)を専任スコアラーに配置。さらに楽天、オリックスでデータ分析を行ってきた専門家を含む6人のアナリストをそろえた。 球団では、フライで長打を狙う「フライボール革命」で、昨年のワールドシリーズを制覇した米大リーグ、アストロズをモデルにデータを収集。選手育成、獲得、戦略などあらゆる分野でデータ活用を推し進めていく。 「(資金面で)ようやく基礎体力がついてきたので、来年からチーム強化に大きく舵をきっていきたい」と山室球団社長。球団創設50年目の今季は観客動員で過去最高を記録し、球団初の約7億円の黒字を計上した。今度は2010年以来となる日本一のために、12球団屈指の戦略部構築を目指していく。

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ロッテD1位・藤原、再生回数54万超!球団撮影の練習動画[サンスポ]

ロッテは26日、17日に球団公式YouTube(ユーチューブ)チャンネルにアップしたD1位・藤原の動画の再生回数が、26日正午の時点で54万回を超えたことを発表した。藤原が母校・大阪桐蔭高野球部グラウンドで打撃練習をしている姿を撮影したもので、今年同チャンネルにアップした141本の動画の中で、再生回数トップに立った。

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ロッテが球団初の黒字!7億円見込み、山室球団社長「チーム強化に大きくかじを切る」[サンスポ]

ロッテの山室球団社長は、千葉市内の球団事務所で仕事納めを迎えた26日、球団創設50年目で初となる黒字が約7億円になる見込みだと明らかにし「ようやく第1ステージが達成できた。チーム強化に大きくかじを切る」と力強く語った。 来季は2億円以上を投入し、総勢約20人の「チーム戦略部」を新設する。米大リーグのアストロズを参考に、データの収集に本腰を入れる。山室球団社長は「現場に役立つ戦略をつくりたい」と話した。

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ロッテが仕事納め、黒字化の1年を総括[サンスポ]

ロッテが26日、仕事納めを行い、山室晋也球団社長(58)と松本尚樹球団本部長(48)がZOZOマリンスタジアムで1年を総括した。 山室球団社長は「井口新監督のもとスタートし、結果的には途中で失速して、チーム成績はなかなか厳しいものになったが、学ぶことも多く、強化すべき点など色々見えてくるものもあった。来年は松本新球団本部長とともに、優勝へ向かって突き進んでいきたい」と述べた。 球団50周年の今年は、過去最高売り上げで初の黒字化を達成。山室球団社長は「私も来て5年目で、第1ステージは達成できたと思う。得意の事業面で成果を上げて、資金面における基礎体力はようやくついてきたので、来年からは攻めに転じていきたい」とチーム強化を誓った。

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ロッテ・藤原の打撃練習動画が再生回数54万回超え[サンスポ]

ロッテは26日、今月17日にマリーンズ公式YouTube(ユーチューブ)チャンネルにアップした、ドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=の動画の再生回数が、26日の12:00時点で、54万回を超えたことを発表した。 この映像は、藤原が母校・大阪桐蔭高野球部グラウンドで打撃練習をしている映像を広報が撮影したもの。今年1年間で広報が撮影し、YouTubeにアップした動画は141本。これまではドラフト会議の舞台裏を撮影し、10月25日にアップした映像が18万再生回数でトップだったが、これを塗り替え今年、千葉ロッテマリーンズが投稿した動画再生回数のトップとなった。 動画編集担当者は「改めて藤原人気のすごさを痛感しました。大体、アップした動画の再生回数の平均は1万回程度。それが1週間で50万再生回数を超えていたのでビックリしました。マリーンズファンのみならず、幅広く見られているという実感があります。彼にとってプロ1年目となる2019年もしっかりと映像を撮影し、ファンの皆様にご提供しなくてはいけないなあと思いました」とコメントした。 映像のURLは次の通り(https://www.YouTube.com/watch?v=GgL5T1IZhaM)。

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井口ロッテ、データ改革に2億円投資、来季「チーム戦略部」新設[スポニチ]

ロッテの山室晋也球団社長(58)は球団仕事納めの26日、来季のチーム強化へアストロズの「フライボール革命」をモデルにした「チーム戦略部」を新設することを明らかにした。2年目を迎える井口資仁監督(44)が要望し、2億円を投入した日本一の「データ野球」を目指していく。 ロッテは変わった。球団創設50年目で初の黒字は約7億円になる見通しだと語った山室社長は、その資金を来季のチーム強化へとつなげると約束した。 「球団経営が黒字化し、来年から攻めに転じます。2億円を投資し、目指すのはフライボール革命を成功させたアストロズです」。 強化の目玉の1つは「チーム戦略部」の新設だ。「フライボール革命」とはシフトが進化し、速い打球のゴロが守備の網にかかることから、内野を越す飛球の方が安打の確率が高くなる理論。アストロズはこの「データ野球」を基に、17年にワールドシリーズを制した。 一方、ロッテのデータ部門は、今季までスコアラーと打撃投手が兼務など専門家が不在だった。新たな部署は19人体制。楽天のチーム戦略室スコアラーグループマネジャーだった行木(なめき)茂満氏ら他球団の専門家4人を含む6人を新たに雇用。アナリスト(分析官)6人体制であらゆる情報を分析する。 新たな部署は選手起用から守備位置に至るまでデータを提供し、井口監督ら首脳陣との協議でチームの戦略が決まる。グラウンドだけではなく育成、外国人選手の獲得、トレード、ドラフトなどもビッグデータではじき出す。「最終的に決めるのは井口監督だが、意見を出せる場所があることは大事」と山室社長は展望を語った。 球界では当たり前だった高性能弾道測定器「トラックマン」を今季ようやく導入するなど、データ部門は最後発だったロッテ。12球団トップのデータ野球を目指す戦いが、年明けから始まる。

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ロッテ、助っ人調査続行、メジャー344発バティスタ本命[スポニチ]

ロッテ・松本尚樹球団本部長が年明けも助っ人の調査を続けると明かした。 残留のボルシンガーに加え、大砲候補のバルガス、合意間近の中継ぎのレイビンと順調だが「井口監督も外野手は1人欲しいと言っているし、まだやります」。メジャー通算344本塁打のバティスタ(フィリーズ)を本命とし、複数選手をリストアップ中だ。

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ロッテ広報がつづる選手の素顔「千葉魂」発売中、福浦もオススメ「懐かしい話いっぱい」[スポニチ]

ロッテの梶原紀章球団広報が選手達の素顔をつづる「千葉魂」シリーズの第5巻「千葉魂 VOL5 2018マリーンズ挑戦の日々」(1200円、税抜き、千葉日報社)は12月21日に販売開始され、アマゾンや千葉県の主要書店などで販売中だ。 手に取った福浦は「すごいね。ビックリだよ。年末年始の時間があるときに読ませてもらうよ。懐かしい話がいっぱいだね。ファンの方も読むときっと面白いと思うよ」とお薦めした。 問い合わせは千葉日報社(043−227−0055)

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ロッテ、ドラ1・藤原の“練習動画”再生回数54万回超え!担当者ビックリ[スポニチ]

ロッテは12月17日に「マリーンズ公式ユーチューブチャンネル」にアップしたドラフト1位・藤原恭大外野手(18)の動画の再生回数が26日午後0時時点で54万回を超えたと発表した。 藤原が母校大阪桐蔭高校野球部グラウンドで打撃練習をしている映像を広報が撮影したもの。今季、ユーチューブにアップした動画は141本あり、これまではドラフト会議の舞台裏を映し10月25日の映像の18万回がトップだったが、約3倍の数字をたたき出した。 球団の動画編集担当者は「改めて藤原人気のすごを痛感しました。普段、動画の再生回数の平均は1万回程度。それが1週間で50万再生回数を超えたのでビックリしました」とコメントした。 動画は下記リンクから閲覧できる。 https://www.youtube.com/watch?v=GgL5T1IZhaM

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「チーム戦略部」を新設、専任チーフには前“楽天の頭脳”行木氏[報知]

ロッテが「チーム戦略部」を新設したことが26日、明らかになった。球団の仕事納めで対応した山室晋也球団社長(58)は「強化のための資金作り、体力づくりに努めてきた。ようやく基礎体力がついてきたので攻めに転じていく。選手補強だけでなく組織強化をしてチームの魅力を上げていく」と力説。球団は今季、創設50年目にして初の黒字化を達成。近年、各球団がデータ分析に力を入れているが、純利益が約7億円に上ったことでチーム強化のための資金投入が可能となった。 すでに日本でも広島以外の11球団が本拠地で採用している、MLBのトラックマン(高性能弾道測定器)などのデータを基に意図的に飛球を打って本塁打を量産する「フライボール革命」を打ち出し、17年のワールドシリーズを制したアストロズをモデルに「データ野球」を推進していく。 専任チーフスコアラーには前楽天のチーム戦略室に所属した“楽天の頭脳”こと、行木(なめき)茂満氏を起用する。さらにアナリスト(分析担当)など約20人で構成される同部にはインフラ設備を含めて2億円超を投資する。現場へのデータ重視の高度な戦略提供に加えて選手育成や海外選手のスカウティングも行っていく。「現場のためになるように。新しいデータベース野球の姿を作っていきたい」と、山室社長はチームの“データ革命”を思い描いた。
巨人のデータ分析室
データ解析は17年まではスコアラーらが属する運営部戦略室が行ってきたが、今年1月から戦略室を「データ分析室」として独立させる形で新設。小久保監督指揮下の侍ジャパンで最新データ分析に携わった高梨慎一氏を室長に、総勢8人で「トラックマン」などで得たデータの分析や、選手の動画を撮影して動作解析などを行っている。
楽天の戦略室
2005年の球団創設時にJリーグの組織図を参考にチーム統括本部を設立すると、11年に統括本部をサポートするチーム強化部が新設され、13年にチーム戦略室に改称された。14年には日本球界では初めて「トラックマン」を導入。18年は村田慎吾室長を筆頭にスコアラーなど11人が所属して、チーム内外のデータの収集や分析を行っている。試合前には選手1人1人に、集めたデータを基にアドバイスを送る。

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ロッテ、球団創設50年目で初の黒字、「チーム戦略部」の新設[デイリー]

ロッテ・山室晋也球団社長(57)が26日、今年を総括するとともに「チーム戦略部」の新設を明かした。 2年連続Bクラスながら、球団経営は絶好調。ロッテ球団創設50年目にして、親会社の支援を受けずに初の黒字化を達成した。 観客動員数、グッズ販売などが最高益を更新。初の黒字化につながった。黒字幅は約7億円とみられる。 山室球団社長は「これまでの親会社の支援もあって」と前置きし、「黒字化で一区切りついた。チーム強化に大きくかじを切る。組織の強化に努めたい」と2億円以上を投じての「チーム戦略部」を新設すると語った。 6人のアナリストを中心に19人の新組織となる。多方面からのデータを徹底的に蓄積、分析し、今後のチーム編成、FA戦線、戦術、ドラフト、選手育成などに活用する。 米大リーグではアストロズの「データ活用」によるチーム強化が有名だが、今後ロッテは「幕張のアストロズ」を目指す。

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ロッテ、球団創設50年目で初の黒字、「チーム戦略部」を新設[デイリー]

ロッテ・山室晋也球団社長(57)と松本尚樹本部長(48)が26日、18年シーズンを総括するとともに、「チーム戦略部」の新設を明かした。 冒頭、山室社長は「井口監督のスタートの年となり前半はよかったが、途中から失速した。学ぶことがあって強化していく。松本体制の下で(来季)優勝に向かってまい進していきたい」と来季のV奪回を誓った。 2年連続Bクラスの5位に終わったが、球団経営は絶好調。ロッテ球団創設50年目にして親会社の支援を受けずに初の黒字化を達成した。観客動員数、グッズ販売などが最高益を更新。初の黒字化につながった。どの部門も10〜15パーセントの伸びだったという。黒字幅は約7億と見られる。 山室球団社長は、「これまでの親会社の支援もあって」と前置きし、「黒字化で一区切りついた。チーム強化に大きくかじを切る。組織の強化に努めたい」と2億円以上を投じての「チーム戦略部」を新設すると語った。 6人のアナリストを中心にこれまでのデータを徹底的に蓄積・分析。今後のチーム編成、FA戦線、ドラフト、選手育成などに活用する。トップには原田卓也球団副本部長が就任。来年1月10から本格始動する。 来季はZOZOマリンに「ホームランラグーン」が設置される。これまで以上に本塁打が出やすくなるが、松本本部長は「あくまでも投手力を基本にしたい。打つ方も期待していますが、投手力だと思います」と話し、守りの野球を強調した。 夏場には衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する前澤友作社長が「プロ野球球団を持ちたいです」と球団買収プランを明かし、千葉が本拠地のロッテが浮上した。 これに山室社長は同日、「基本的にロッテのことではない。売る意思はないし今後も売る意思はない」と全面否定していた。 この日、山室社長は「頑張るべきと思った」と騒動を乗り越えて球団発展へ思いを熱くしていたことを改めて明かしていた。

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ロッテ、ドラ1藤原動画が54万回再生突破、担当者「改めて人気を痛感」[デイリー]

ロッテは26日、17日に「マリーンズ公式YouTubeチャンネル」にアップしたドラフト1位・藤原恭大外野手(18)の動画の再生回数が同日正午時点で、54万回を超えたと発表した。 藤原外野手が母校・大阪桐蔭高校野球部グラウンドで打撃練習をしている映像を広報が撮影した。 今年1年間で広報が撮影し、YouTubeにアップした動画は141本あり、これまではドラフト会議の舞台裏を映した10月25日の映像が18万再生回数でトップだったが、これを塗り替え、本年度にロッテが投稿した動画再生回数のトップとなっている。 動画編集担当者は「改めて藤原人気のすごさを痛感しました。大体、アップした動画の再生回数の平均は1万回程度。それが1週間で50万再生回数を超えていたのでビックリしました。マリーンズファンのみならず、幅広く見られているという実感があります。彼にとってプロ1年目となる19年もしっかりと映像を撮影し、ファンの皆さまにご提供しなくてはいけないなあと思いました」と話していた。

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