わたしはかもめ2018年鴎の便り(12月)

便

12月27日

ロッテ藤原12年以来の札幌ドームで思い描く躍動姿[ニッカン]

ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手と中日同1位根尾昂内野手(ともに大阪桐蔭)が27日、NPB12球団ジュニアトーナメント(札幌ドーム)の開会式で始球式を務めた。

藤原が札幌ドームでプレーする姿をイメージした。バファローズジュニアで出場した12年以来となるグラウンド。「広いですね、やっぱり。センターなんか特に、まだ自分じゃ入らない」とパワー増の必要性を実感。一方、守備面では「ファインプレーとか、自分の足を生かして守備範囲も広がると思うので、そういうプレーも増えるんじゃないかな」と外野を駆け回る姿を思い描いた。

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新生ロッテ誕生へ「3本柱」を大改革/今岡真訪2[ニッカン]

ロッテ今岡真訪2軍監督(44)に就任1年目の今季を聞いた。現役時は阪神で03年首位打者と05年打点王に輝き、2度の優勝に貢献した一方で、不遇も味わった。現役時代の経験をもとにして、若き指揮官が抱く哲学を2回連載でお届けする。ファーム指導で浮き彫りになったのは「無言力」「1軍力」「管理力」だ。最初に“教えない将”の若手へのアプローチに迫る。

本気でロッテを変える。今季から就任した今岡真訪2軍監督(44)が盟友の井口資仁監督とともに抱く決意だ。指揮1年目は118試合で59勝54敗5分けの3位。昨季、借金5の4位から躍進した。チーム打率はリーグ2位、同本塁打数は同1位だ。「今岡野球」って何ですか?そんな問いにしばし考え、反論した。

今岡
「2軍監督の野球って、そんな『色』はいらない。選手を1軍に上げる、1軍につながっている野球をするのに『俺の野球』って何?やるのは1軍に行っても絶対にやらないといけないこと。極力、1軍と2軍で求められるもののギャップが出ないように。必要な打撃、必要な声やね。」

1、2軍の連係がチーム強化の根幹にある。ファームの若手が1軍でも戸惑わずプレーできるか。いわば「1軍力」を鍛えているのだ。試合の中でも、勝ちにつながる行動を追求。今岡が特にナインに伝えるのは、個々の技術以上にチームプレーの徹底だった。

◇チームバッティング

今岡
「前提として勝とうとしないと教育できない。例えば走者が三塁にいて、内野手は1点やってもいい守備陣形で下がっているのにポップフライや空振り。こういうのは強烈に言う。『下がっているのに空振りしても何も生まれない。当ててゴロで1点やろ?』と。バント失敗した選手には次の日、点差に関係なく、絶対にバントのサインを出す。エンドランに失敗した選手も、次の機会で必ずサインを出す。ミスを怒ることはないけど、成功するまでサインを出し続ける。」

◇チームボイス

今岡
「極端に言えば『さあ、行こうぜ!』というありきたりな声はいらない。『チームボイスを出しなさい』と言っている。選手同士で、いいプレーをしたら、まず褒め合え、悪いプレーをしたらヤジり合え、と。コーチが言う前にね。それがチームプレー。ピリッとしたいい空気になる。」

勝つための道を進み、攻守ともに、細かく突き詰めてきた。例えばシートノックだ。「タッチプレーが柔らかかったら、やり直しをさせる。必ず、強く『タッチ!』とやらないと」。時にはアウト1つが命取りになる。だからこそ、タッチの差も制すべく、細かいプレーをおろそかにしない。

ロッテ変革は「管理力」の強化にも表れている。今季から指導体系を一変。練習メニューから日常生活まで、全てを主導するのはトレーニングコーチだという。練習負荷、体重計測、食事量…。日々、細かく選手の状態を把握する。「トレーニング」「休養」「食事」の3本柱を、いかに循環させるか。今岡は「トレーニングコーチから『体重が落ちました。体力的に弱っています』と報告が来たら、普段の特打や特守はなしにしましょう、としている」と説明。プロ野球界は打撃、投手など、技術部門のコーチの意見が優先されがちだが、ロッテは違う。現役時から筋力強化を重んじた井口の方針もあって、トレーニング部門を重視した強化を推し進めている。

象徴的な光景があった。あるときのビジター戦だ。新人安田ら若手が、5回で急に交代。トレーニングコーチが付き添い、ウエート室に向かう。プレーを途中で切り上げてまで徹底して取り組ませていた。

今岡
「高卒1年目の選手に、そこまでしてウエートをさせるのは若いうちから意識づけをさせるということ。それくらい、我々はウエートを大事にしている。」

合理的な理由もある。関東近郊でビジター戦を終えると拠点の埼玉・浦和までバスで帰る。渋滞なら4時間かかる。「帰ってから夜にウエートしろとか無理。それなら、遠征先でやればいい」。ユニークな操縦法で若手の体力強化を図る。

日常生活も整える。今岡が取り組んだのが「お風呂改革」だ。今年の新年早々、浦和の寮に一夜、寝泊まり。「そうしないと改善点が分からない」。気づいたことがあった。「朝、お風呂に入ろうと思ったらお湯が出ない。聞けば『朝は寮でお風呂に入れない』と」。練習前の朝、体を温めるために風呂に入る選手は多い。戦える環境を作った。

改革は、寮の食生活にも及ぶ。これまで休日は朝昼晩の食事なし。コンビニや外食で済ませる選手が多かったという。今岡は休日の食事の必要性を訴え、午後6時からの夕食を義務づけた。「寮生として当たり前のことができていないと感じた。寮生活は体を作る上で大事な時期。強く意識させている」。全て井口に提案し、相談して決めた取り組みで、着々と新生マリーンズの礎を築く。

1時間少々の今岡へのインタビューで、ボソッと言った言葉が脳裏に焼きつく。「邪魔しないことやね、コーチが」。グラウンドで選手に声を掛けず“教えない将”の本音に触れた気がした。いつも今岡の背中は伸びている。規律、礼節、志…。指導のあるべき姿を自戒しつつ、こう言う。

今岡
「2軍は若手だけじゃなく中堅、ベテランもいる。誠実にモノを言うのが大事。例えば『気合を入れろ』と言うなら、気合を入れている自分でいないといけない。自分が吐く言葉は自分が鏡。自分が、いつ見られても絶対に凜としていること。『あの人に言われたら文句ない』と思われないといけない。だらしない、緊張感がない指導者であってはいけない。現役のときは自分のことばかり考えて角が立って、ある意味、生意気でした。人の言うことを聞かないタイプでした。だからこそ、いま、人にモノを言うときは自分を律しないといけない。毎日、そう思いながら過ごしています。」

(敬称略)(終わり)

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根尾と藤原が始球式「素晴らしい経験ができる」大会[ニッカン]

ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手と中日同1位根尾昂内野手(ともに大阪桐蔭)が27日、NPB12球団ジュニアトーナメント(札幌ドーム)の開会式で始球式を務めた。

12年の同大会に藤原はバファローズジュニア、根尾はドラゴンズジュニアの選手として出場しており、登場時には当時の映像が大型ビジョンに映し出された。

藤原は「自分もこの大会を経験してすごく良い経験ができました。この大会では素晴らしい経験ができると思うので1試合1試合、1球1球、何かを感じてもらえればいいと思っています。頑張って下さい」。

根尾は「ここに選ばれた選手は力があって選ばれたと思いますが、このような素晴らしい環境でやらしてもらうのは小学校、中学校、高校通じてもあまりできる経験ではありません。今日、そしてこの大会で仲間達と、中学生になっても高校生になっても、意識しあってできるように全力で戦い抜いて下さい。応援しています」と、それぞれ激励の言葉を送った。

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ロッテ、喋る“藤原人形”発売へ、異例の個人グッズ早くも4種目[サンスポ]

黄金ルーキーの“珍グッズ”が誕生する。ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)の肉声を収録した「藤原恭大の元気が出る人形(仮)」(販売時期、価格未定。高さ約19センチ、ポリストーン素材)が発売されることが27日、分かった。

「素直に嬉しい。色々なグッズのパターンがあるなあとびっくりしています。完成したら両親や大阪桐蔭の西谷監督、チームメートなどにプレゼントしたい」と藤原。すでに本人も「恥ずかしかった」と振り返る肉声収録を行っており、人形のボタンを押すと「おはようございます。今日もギアをいれて頑張りましょう!」というメッセージが流れる仕掛けも搭載されている。

「買ってくださった方にはぜひ朝、自分の声を聞いていただいて、もし元気になってくれたら嬉しいなあと思います」と大物ルーキーは、ファンに呼びかけた。

藤原のグッズは今月2日に発売となったTシャツ、キーホルダー、フェースタオルに続き、早くも4作目。まだキャンプ前の新人選手に4種類目のグッズができるのは極めて異例だ。「これまで発売したグッズは、3点とも1000個以上の売り上げを記録したので、この人形も1000個売りたいと思っています」と担当者も気合十分。来年1月10日開始の新人合同自主トレへ向けて、期待のルーキーの人気は、さらに過熱していく。

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根尾「藤原に負けない」藤原「タイトル争う」そろって始球式、原点からの誓い[スポニチ]

「NPB12球団ジュニアトーナメント2018」が27日、札幌ドームで開幕し、ロッテ・ドラフト1位・藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)と中日同1位・根尾昂内野手(同)が始球式を行った。12年の同大会に出場した2人にとっては原点。この経験を生かして切磋琢磨してきた経験から、プロでもしのぎを削り、タイトルに絡む活躍を誓った。

2人が参戦した12年と同じ札幌ドーム。プロ野球選手が戦う本拠地に足を踏み入れて目を輝かせる姿は6年前と変わらない。大阪桐蔭の制服姿で登場した藤原と根尾は、あの頃の自身の姿に選手達を重ね、2人そろって白球を投じた。

根尾
「自分達が出た時は(登録人数が)18人だったが、今回は16人。野球をやる子供が少なくなってきている。プロの野球を見て野球をしたいと思ってもらえるような選手になりたい。」
藤原
「自分もまだまだ下手なので向上心を持ってプロの世界でも活躍して、そういう憧れられる存在になれたらいいなと思う。」

自らが成長するきっかけとなる大会だからこそ、選手の気持ちに応えて全力投球する準備を進めていた。登場する前のブルペンでは制服姿で全力投球。だが、最速150キロの二刀流・根尾、外野手ながら最速144キロの藤原が、捕手役の小学生相手に全力投球は危険と判断し、投球距離も近かったことから、「全力で投げるかどうかを相談していた」という根尾は「2人でスローボールを投げました」と笑顔で話した。

オリックスJrの一員としてこの大会で本塁打を放った藤原は、小6ながら128キロをマークした元中日Jrの根尾を「いいライバルで凄く自分を高めてくれた」と感謝する。年明けの入寮前に顔を合わせるのはこれが最後。藤原は「(プロでは)まだ入ったばかりで2人は下の下だが、お互い力をつけて最終的にはそういう(タイトル争いができるような)形になればいい」と力を込めた。

ロッテと中日は来年2月に練習試合が1試合(14日)、3月にオープン戦4試合(2、3、9、10日)が組まれている。「リーグが違うので、試合ができるとしたら(交流戦か)そこくらい。負けたくない」と根尾。永遠にかけがえのない仲間であり、ライバル。原点の地から2人は新たな誓いを立てた。

NPB12球団ジュニアトーナメント
「プロ野球選手への夢」という目標をより身近に持てるように、とのコンセプトでスタート。05年12月に福岡ドームで第1回大会が開催され、年末恒例となっている。地域性を考慮した上で12球団が推薦、編成した小学5、6年生による軟式野球のチーム(16選手)が、プロと同じユニホームを着て日本一を争う。監督は各球団OBが務める。今年が14回目で、これまで中日、巨人が最多の3度優勝。

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根尾&藤原、日本ハム輝星&柿木にも対抗心「負けたくない」[スポニチ]

ロッテ・藤原と中日・根尾は札幌ドームを本拠地とする日本ハムドラフト1位・吉田輝(金足農)、同5位・柿木(大阪桐蔭)にもライバル心を燃やした。

藤原は今夏甲子園決勝で3安打した吉田輝らとの対戦について「早く1軍で対戦できるように向上心を持ってやりたい」と笑顔。根尾も「(吉田輝とは侍ジャパン高校代表で)チームメートだった時期もあるので負けたくない」と力を込めた。

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ロッテ藤原、肉声入り人形4種類目、新人異例ハイペース[スポニチ]

ロッテ・藤原の肉声入り「藤原恭大の元気が出る人形(仮称)」が発売される。グッズは4種類目でロッテの新人としては異例のペースだ。ボタンを押すと「おはようございます。今日もギアを入れて頑張りましょう!」と声が流れる仕組み。

藤原は「音声収録は恥ずかしかった。完成したら両親や大阪桐蔭の西谷(浩一)監督、チームメートなどにプレゼントしたい」と苦笑い。高さは約19センチで販売価格は未定。3月29日のシーズン開幕までに発売開始の予定だ。

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ロッテが“藤原人形”発売、ドラ1藤原「両親にプレゼントしたい」[デイリー]

ロッテは27日、ドラ1・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=の「(仮称)藤原恭大の元気が出る人形」を販売すると発表した。

藤原関連グッズとしては早くもキーホルダー、フェイスタオルに続く第4弾で、キャンプ前の新人に4種類目のグッズが出るのは異例中の異例だ。

すでに本人の肉声を収録。ボタンを押すと「おはようございます。今日もギアを入れて頑張りましょう!」と肉声が流れて聞く人達を激励する。「ギアを入れて」は本人がよく使う言葉だ。高さは19センチ程度、販売価格・販売時期は未定。ポリストーン素材。

藤原は「素直に嬉しいです。色々なグッズのパターンがあるなあとビックリしています。音声収録は恥ずかしかったです。完成したら両親や大阪桐蔭の西谷監督、チームメートなどにプレゼントしたいと思います。買ってくださった方にはぜひ朝、自分の声を聞いていただいて、もし元気になってくれたら嬉しいなあと思います」とギアを入れてPRしていた。

グッズ担当者は「これまで3点のグッズは1000個以上の売り上げを記録した。この人形も1000個売りたいと思っています。できれば、毎年、違うメッセージが入った人形を製作して、どんどんパターンを増やしてコレクションをしてもらいたいと考えています」とシリーズ化を目論んでいた。

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