わたしはかもめ2018年鴎の便り(12月)

便

12月31日

根尾「GG目指す」藤原「プロの球早く見たい」対談[ニッカン]

新春ルーキー対談だ!中日ドラフト1位・根尾昂内野手(18)とロッテ同1位の藤原恭大外野手(18=ともに大阪桐蔭)が慣れ親しんだグラウンドで赤裸々に語り合った。昨夏甲子園を沸かせたミレニアム世代の中心2人が、本紙の用意した質問に答えた。話は野球にとどまらず、プライベートにまで及び、リラックスムードでトークを繰り広げた。

≫先に安打を打つのは自分。
根尾
「負けたくないんで。多分(藤原も)一緒ですけど。」
藤原
「根尾は守備ばっかやってるんで。これで逆に自分が負けたらやばいかなと。」
≫引退してから守備ばかり。それはなぜ。
根尾
「バッティングよりまず守備だと思っているので。バッティング練習に割く時間は、基本グラウンドで守備をずっとやってますね。」
≫藤原君は逆。
藤原
「そうっすね。逆で守備をやる時間はバッティングですね。」
≫初安打はいつ打つ。
藤原
「いつじゃないんですけど、(初めて)出た試合で初ヒットを打ちたいと思います。」
根尾
「早く。出来るだけ早く打ちたいです。」
≫初アーチは?
根尾
「高校の初ホームランは藤原にいかれてるので早く打てたら打ちたいです。」
≫自分にとっての本塁打とは。
根尾
「藤原みたいに狙って打てないんで、そこまで飛ばせる球が来たときにしっかり仕留められたらいいなという考えで、自分は長打というか左中間、右中間に強いライナーを打っていくようなタイプなので。」
藤原
「高校の時は金属バットというのもありましたし、プロになったら本当に打てなくなると思うので、金属で打ってた時の感覚を早く木でも作れるようにやってます。」
≫バレンタインチョコの数が多いのは。
根尾&藤原
「(お互いを指差し)こっちっす。」
≫高校時代のチョコレートの数は。
根尾&藤原
「もらってないっす。」
根尾
「学校が禁止しています。持ってくるなと。」
≫女の子にもてるのは自分ではない。
根尾
「(藤原は)格好いいじゃないですか。」
藤原
「(根尾は)学校とかでも1番人気あるんで。キャーとか教室の前で待ち伏せとかされてます。」
根尾
「色紙持って来られてる感じなんで。キャーとはなってないですよ。」
藤原
「僕はあんまりですね。」
≫タイトルはどちらが先。
根尾
「守らせてもらえる以上は自分が1番上のショートの選手になれるようにということで、自分の中でもっとこうしないといけないというのが明確になっているので、ゴールデングラブ賞は目指したいですね。」
藤原
「先だったら盗塁王(の方)が早いかなと。」
≫2人とも日本一の味を知り尽くしている。日本一になるために必要なことは。
藤原
「チームワークですかね。一体感とか。」
根尾
「ドラゴンズの話になるんですけど、やっぱり優勝してた頃のドラゴンズの印象が強いので、そういうチームは堅い守備と走塁っていうのがどこの球団にも負けてない印象があったので、守備と走塁が1番大事になってくるかなと思いますね。負けにくいっていうのが大事だと思うので。」
≫ファッションセンスは。
根尾
「僕が全く。ないというか、センスがないというか、まずファッションというものに縁がないんで。」
≫お互い私服を見る機会は。
根尾
「3年間はなかったです。この間、買い物に付き合ってもらった。」
≫初めて私服を買った。
根尾
「私服を選びに一緒に…。あの僕の服を…選ぶのに付き合ってもらいました。」
≫変なクセは。
根尾
「僕言って良いですか?(藤原は)ことあるごとに数値化します。伝えるのは難しいですけど、めちゃくちゃ負けず嫌いなところがにじみ出てて。」
≫数字だと明確に分かる。
藤原
「野球は個人競技じゃないんで、1対1のボクシングとか卓球とか柔道とかそういう絶対こっちの方が強いとかじゃないんで。成績見て、俺の方が打ったぞとか見てます。」
≫白黒つけたい。
藤原
「そうですね。小さい頃から。そういうのは自分の中にありました。」
≫藤原君から見て根尾君の変なクセは。
根尾
「(小声で)ないやん。」
藤原
「名前からして変な名前なんで。あんまりいないんで根尾って。そこからクセがあるな。」
根尾
「何やねん、それ。ふざけんなよ(笑)。」
≫寮は同部屋のこともあった。
根尾&藤原
「はい。」
≫その時は。
藤原
「荷物が多い。本であったり、体を手入れするやつだったり。僕の2倍くらいあったんで。」
根尾
「はい。すみませんでした。」
≫整理は。
根尾
「結構していない。重ねてました。」
≫子供に好かれるのは。
藤原
「根尾がめっちゃ(子供)好きやん。対応もいいですし、ファンとか、たまに写真とか撮ってあげてますし。すごく優しい。」
≫藤原君は子供嫌いな訳ではない。
藤原
「ちょっと苦手ですね。あんまりだめですね。こんなん言ったらだめですけど(笑)。」
根尾
「接するのが得意とかじゃなく、好かれるのは藤原っす。僕な訳がない。」
藤原
「知名度が違うんで。これはほんまに10個の(質問の)中で絶対根尾と思います。」
≫お互い人間的な魅力は。
根尾
「藤原の筋肉ですね。かっこいいです。筋肉のある筋が。」
藤原
「はっ、お前それやばいやん(笑)。」
根尾
「まず格好いいじゃないですか。バット持っているときも格好いい。あと優しいですし。」
藤原
「(根尾は)男としてというか1人の人間として男からも女からも、色んな人から尊敬される人だと思ってるんで。野球だけじゃなく、すごい人柄だと思います。」
≫1年目のプランは。
根尾
「高3の夏の野球が終わってからは、ずっとプロに行くための準備を(大阪桐蔭からプロ入りする)4人はやっていた。その分の体作りは出来てると思うので、少しでも早くプロの体になって上のところで試合をさせていただきたいというのはある。開幕から行かせていただけるのであれば、自分でしっかりアピールして、つかみ取れたらいいなというのはあります。」
≫体作りは順調。
根尾
「まだまだ子供なんで、もっと大人の体になっていかないといけないと思いますけど、夏秋に比べたらこの冬で作ってきてますし、そこには自信はあります。」
藤原
「体は当たり前なんですけど、プロの球を早く見たいというのがあって、根尾もそうですけど、プロの球は想像がつかないので、そこに立って分かることがほとんどだと思う。打席に立ってどういうプランを作っていくかが明確になっていくと思うので、1日でも早く見てやっていきたいなと思います。」

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ロッテドラ1藤原、新人王へ30盗塁狙う、快足に絶対的な自信[スポニチ]

新人王を目標に掲げるロッテのドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)は「1年目からやってやるという気持ち。しっかり練習し、獲れるように頑張りたい」と闘志を燃やした。

高校通算32本塁打を誇るが、高卒ですぐに打てるほどプロは甘くないことも分かっている。ただ、50メートル5秒7の快足には絶対的な自信を持つ。「盗塁は30個以上決めないといけない」と高卒新人では史上初の盗塁数を狙っている。年末年始は枚方ボーイズ(大阪)時代のチームメートで、親同士も仲のいい広島の1位・小園(報徳学園)と過ごす。親友であり、ライバル。高校時代の同僚・根尾も含めて互いを高め合う。

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