わたしはかもめ2019年鴎の便り(1月)

便

1月10日

ロッテ1位藤原は長距離走4位「ビリはまずいと…」[ニッカン]

巻き返すぞ!ロッテが10日、埼玉・ロッテ浦和球場で新人合同自主トレ初日を迎え、ドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)はほろ苦発進となった。

藤原が遅れた。12分間走のスタートから5周目、先頭から150メートルほど後ろの最後尾にいた。「実は長距離を走るのは苦手なんですよ」。不安は的中。「みんな苦手と言っていたのに速くて。さすがにビリはまずいと思い、最後は気持ちで走りました」とギアを上げた。6周目で1人を抜くと7、8周目で4人をごぼう抜き。9人中4位の2800メートルで終えた。

ロングティーでも1番になれなかった。同じ高卒外野手のドラフト4位山口航輝(18=明桜)と、同7位松田進内野手(24=ホンダ)と並んでスイング。2人が柵越えを連発する中、藤原はゼロ。「2人ともホームランバッターでそういうタイトルを狙っていく打者。自分も30本を目標にしているので、飛距離を伸ばしていきたい」と前を向いた。

藤原のキャンプ1軍同行を明言している井口監督は「体が一回り大きくなっていた。(キャンプ初日の2月)1日からレギュラー争いが始まる。みんなスタートラインは一緒なのでしっかり食い込んできて欲しい」と期待していた。

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ロッテ山口「集中していた」ロングティー柵越え連発[ニッカン]

ロッテのドラフト4位山口航輝内野手(18=明桜)が快音を響かせた。

藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)らとロングティーを行い、柵越えを連発。注目のドラ1を横目に持ち前のパワーでアピールした。「集中していたので周りは気になりませんでした。遠くに飛ばす感覚をつかめるのでロングティーは高校時代からやっていた。試合の前の日にやると次の日ホームランが出たりしていた」と笑顔で話した。

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ロッテ藤原フィーバー対策で警備員、取材陣も殺到[ニッカン]

ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)の姿を一目見ようと、ファンが集まった。

一番乗りの女性は、練習開始2時間前の午前7時から球場を訪れた。藤原フィーバー対策のため、3人の警備員を配置した効果もあり大きな混乱は起きなかった。報道陣はテレビカメラ9台、記者ら60人が取材にあたった。

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ロッテ安田「目標積み重ね」小学生に夢への努力説く[ニッカン]

夢を持つ大切さを人に説くことで、自らの大きな夢を再確認した。

ロッテ安田尚憲内野手(19)が10日、JFA(日本サッカー協会)こころのプロジェクト「夢の教室」の一環で、東京・渋谷区立鳩森小学校を訪問。5年生15人を相手に約2時間の「特別授業」を行った。

生徒達の待つ体育館にユニホーム姿で現れると、体を使ったゲームで一緒になって走り回った。188センチの長身をかがめ、生徒と目線を合わせながら「作戦」を相談しあう姿は、先生というより「良きお兄ちゃん」。ゲームを終えるころには「ヤスさん」と呼ばれ、すっかり子供達の心をつかんでいた。

その後はスーツに着替えて教室で授業。「1ヶ月前から準備した」手書きのパネルで、自らの野球生活の栄光と挫折を振り返りながら、夢に向かって努力する大切さを説いた。

「皆さん大きな夢があると思います。その過程で、小さな目標を積み重ねることが大切。その先に、でっかいゴールがある」。

小1から野球を始め、プロを夢見た。「文武両道を目指して」進学した履正社では、勉強量や厳しい練習環境などに苦しみ、体重が10キロ落ちたことも告白。兄や監督の言葉に支えながら奮起し、甲子園に出場。漠然とした「夢」だったプロが、現実的な「目標」に変わっていったという。

現在の夢について「誰もが知っている選手になること。世界で活躍できる選手になりたい」と宣言した安田。緊張の初授業を終えると「今日で自分が目指すべき夢を再確認できました。先生をやって、自分が勉強させられました」。初対面となる記者にも誠実に、目を合わせて応えた。「そのために、1軍定着と新人王を目標にやっていきたい」。子供達に夢を語った「ヤスさん」が、大きな夢に向かって歩み始める。

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ロッテ井口監督が藤原ら視察「違う顔になっていた」[ニッカン]

ロッテの新人合同自主トレが10日、ロッテ浦和球場で始まり、井口資仁監督ら首脳陣も見守る中、ドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)ら新人9選手がノックや12分完走で約3時間汗を流した。

井口監督は「入団発表の時とは、これからやってやるぞという、違う顔になっていた。キャンプインまで20日ありますので、その中でしっかりなじんでいって欲しい。また(キャンプ開始の2月)1日からレギュラー争いが始まるので、1日も早くポジションをつかみ取って欲しい。みんなスタートラインは一緒なのでしっかり食い込んできて欲しい」とエールを送った。

注目が集まる藤原については「体も一回り大きくなっていたし、まだまだ今日は初日なので彼の動きを見ながらどういう形でキャンプに入っていくか考えていきたい」と期待を口にした。

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DeNA1位上茶谷、楽天1位辰己ら選出、学生表彰[ニッカン]

日本学生野球協会は10日、2018年度の第51回表彰選手73人(高校47人、大学26人)を発表した。

大学の部では、ロッテからドラフト3位指名された早大(東京6大学)小島和哉投手(22=浦和学院)DeNA1位の東洋大(東都大学)上茶谷大河投手(22=京都学園)楽天1位の立命大(関西学生)辰己涼介外野手(22=社)らが選ばれた。高校の部は、春夏甲子園連覇を果たした大阪桐蔭(大阪)中川卓也主将(3年)らが選ばれた。軟式野球部からも、中京学院大中京(岐阜)島田侑弥主将(3年)天理(奈良)井筒春一主将(3年)の2人が選ばれた。

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ロッテD1・藤原、苦手12分間走で意地の5人抜き!ロングティーでは本領[サンスポ]

ロッテの新人合同自主トレが10日、さいたま市のロッテ浦和球場でスタート。ドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が視察した井口資仁監督(44)に猛アピールした。

苦手の12分間走はグラウンド3周目まで全9選手中で最下位。「さすがにビリは駄目。いつもだったらあのまま落ちていくけど、気持ちでいきました」とギアを上げ、4周目で「5人抜き」の4位でフィニッシュした。

その後のロングティーでは、自慢の打撃を披露し、指揮官も「体も一回り大きくなり、強い打球も飛んでいて、しっかり準備してきたのかな」と目尻を下げた。この日の来場者数は球団発表で550人。日本ハムの600人には及ばなかったが、注目度は高い。沖縄・石垣島キャンプの2月1日に予定される紅白戦に向け、藤原は「そこを目指してやっていかないと」と気合を込めた。

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ロッテ・安田『夢先生』、小学校で熱弁[サンスポ]

ロッテ・安田が10日、日本サッカー協会が子供の育成を目的に展開する「こころのプロジェクト」で『夢先生』となり鳩森小学校を訪問。5年生15人を前に「人任せにせず、自分で決めて行動することが大切」などと熱弁した。1年目の昨季は1軍で17試合に出場。子供達に「誰もが知っている選手になりたい」と誓った安田は、今季に向け「1軍定着と新人王、そこを目指し練習していく」と思いを新たにした。

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ロッテD4・山口、12分間走で最下位もロングティー打撃では柵越え連発[サンスポ]

ロッテの新人合同自主トレが10日、さいたま市のロッテ浦和球場でスタート。D4位・山口(明桜高)は「走るのは小学校のころから苦手」と12分間走では最下位に。それでも、ロングティー打撃では高校時代にグラウンドを超えて道路まで飛ばしたことがあるというパワフルな打棒で、柵越えを連発。18歳の大砲候補は「フルスイングした結果。体力も含めてまだまだ足りないことも多いので、キャンプまでに少しでも成長したい」と目を輝かせた。

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ロッテ・安田が夢先生に、「誰もが知っている選手に」自身の夢も語る[サンスポ]

ロッテの安田尚憲内野手(19)が10日、日本サッカー協会が子供の育成を目的に展開する「こころのプロジェクト」で『夢先生』となり、東京・渋谷区の鳩森小学校を訪問した。

5年生15人と体育館でゲームなどでコミュニケーションを深めた安田は、スーツ姿になり教室で登壇。12歳年上の兄の影響で母のお腹の中にいた頃から野球に親しんでいたというエピソードや、履正社高へ進学を決めた理由、プロ入りを目指し高校時代に工夫していたことなどを丁寧に話した。

「“夢”が“目標”に変わった時が大事。実現するために、まず小さい目標をたて1つ1つ、クリアできるよう頑張れば必ずかなえられると思います」と熱弁した安田。子供達から「憧れている選手は?」、「将来の夢は?」などと質問を受けると、「憧れや松井秀喜さんや大谷翔平選手。世界で活躍したり、誰もが知っているような選手になりたい」と自らの大きな夢も語った。

少年野球で同じ三塁を守っているという男子児童は、「お話を聞けて嬉しかった。体も大きいし、将来のために色々と努力しているところがすごいと思った」と笑顔。安田は「いい雰囲気のクラスで授業させてもらいました。自分も目指す夢を再確認できて、勉強させてもらった」と充実感をにじませた。

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ロッテD1・藤原「体に堪えた」、新人合同練習が開始[サンスポ]

ロッテのドラフト1位ルーキー藤原恭大外野手(大阪桐蔭高)は10日、さいたま市のロッテ浦和球場で、新人の全選手が参加してスタートした合同練習で基礎体力づくりに励んだ。午前9時からみっちりメニューをこなし「初めてのことで、体にもすごく堪えた」と充実した表情で話した。

12分間走では一時最下位に沈んだが、終盤の追い上げで5人を抜き、4位でフィニッシュ。長距離走は苦手と言いながらも「さすがにビリは駄目だなと思って、ペースを上げた」とはにかんだ。

視察した井口資仁監督は「2月1日から紅白戦をやるのでスタートラインは一緒。1人でも1軍で活躍する選手が出てきて欲しい」と期待した。

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ロッテ井口監督、前代未聞プラン!2・1サバイバル紅白戦、翌日1、2軍振り分け[スポニチ]

2・1からサバイバル―。ロッテ・井口監督はロッテ浦和で始まった新人合同自主トレを視察。キャンプインとなる2月1日に行う紅白戦後に1、2軍を振り分ける前代未聞のプランを明かした。

「2月1日の紅白戦が終われば2日から1、2軍を振り分ける。ある程度は決めているが、31日の自主トレや紅白戦で判断する」。

1軍は11日に石垣島キャンプを打ち上げ、沖縄→高知→宮崎と転戦し、2月だけで練習試合を15試合こなす。平沢、安田といった期待の若手に実戦を積ませることが目的だが、そこには空席を十分に残している。

当然、新人9人へ向けた指揮官の訓示も力が入った。「キャンプインすればドラフトの順位、新人、ベテランは関係ない。レギュラーを獲る思いで取り組んでもらいたい。優勝するにはみんなの力が必要だ」。ドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)は英才教育もあり1軍同行が内定しているが、それ以外は白紙。「全員で初日から争わせる」と新人のやる気をあおった。

目の色も変わる。ロングティーでは柵越えなしだった藤原に対し、並んで打った4位・山口(明桜)、7位・松田(Honda)がそろってアーチを連発した。「うちに足りないものを持っている。力強いスイング。(新人達は)入団発表の時と違う顔になっている。やるぞという風に見える」と井口監督を喜ばせた。

今季のチームスローガン「マウエ↑」はリーグ優勝を目指したもの。ルーキーズの躍動があれば、頂上への道を切り開くことも可能だ。

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ロッテドラ1藤原、ビリから5人抜き「さすがにまずいと」[スポニチ]

注目のロッテ・藤原が新人合同自主トレ初日の話題をさらった。

1周300メートルの12分間走では5周目途中まで最下位だったが、「さすがにビリはまずいと思って、後半は上げました」と5人抜きを見せ、9人中4位タイと報道陣や550人のファンを沸かせた。距離2800メートルは秋季キャンプで計測した伊志嶺と同距離。また、トップはドラフト6位の古谷(習志野)で3000メートルだった。

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ロッテ、ドラ1・藤原、「5人抜き」快走でアピールも「長距離は本当に苦手…」[スポニチ]

ロッテの新人合同自主トレは10日、ロッテ浦和球場で初日が行われ、ドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=は12分間走で「5人抜き」の快走を見せた。

「長距離は苦手なんですが、いつもよりは頑張って走りました。さすがにビリはまずいと思って後半は(ペースを)上げました」。

1周300メートルのコースで2周目までに最下位に転落したが、5周目の途中にドラフト4位・山口(明桜)を抜き去ると、一気にペースを上げて9人中4位に上がった。

新人の距離別順位は以下の通り。

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ドラ1藤原、「苦手」長距離走で意地の4位「気持ちでいきました」[報知]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が10日、ロッテ浦和で新人合同自主トレ初日に臨み、「苦手」な長距離走で意地を見せた。

ファン550人、報道陣60人が見守る中、グラウンド1周300メートルの12分間走では途中まで本人の予想通り(?)最下位。それでも、残り2分から「さすがにビリは恥ずかしい」と、ギアを上げてスパートをかけると、前にいた5人を抜いて4位でフィニッシュし「気持ちでいきました」とホッと胸をなで下ろした。距離にして2775メートルは若手主体の秋季キャンプで計測した荻野、三木、伊志嶺に次ぐ4位相当。“負けん気”の強さも非凡だった。

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ドラ4山口、井口監督の前でサク越え3本アピール[報知]

ロッテのドラフト4位・山口航輝外野手(18)=明桜高=が10日、新人合同自主トレ初日に臨み、井口資仁監督(44)の前で打撃力のアピールに成功した。午前最後のメニューとなったロングティーでは約60スイングでサク越え3本。「そこが1番の武器。アピールできたらと思っていた」と満足の笑みを見せた。

横にいた社会人・ホンダ出身の即戦力、同7位の松田進内野手(24)にも飛距離では引けを取らないほどの怪力を見せつけた。指揮官からは「初日からパワフルな打撃をしていた。今のウチに足りない部分を持っている」と未来の大砲候補として絶賛された。

一方で、1周300メートルの12分間走では後半にバテて最下位に終わるなど持久力には課題を見せ、「最初に飛ばしすぎた。気づいたら1番後ろだった」と苦笑い。山口は「キャンプまでに少しでも成長していけたら」。目標の「本塁打王」へ、一歩ずつ進む。

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ドラ1藤原「苦手」長距離走で最下位からギア上げ4位締め[報知]

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)が10日、新人合同自主トレ初日に臨み、軽快な動きを見せた。グラウンド1周300メートルの12分間走では「長距離は苦手で不安」を語っていた本人の予想通り(?)5周半までは最下位。それでも、6周目に入る直前にギアを一気に上げてスパートをかけると、前にいた5人を抜いて4位でフィニッシュし意地を見せた。

その後はロングティーでは鋭いライナー性の当たりを披露。ルーキーの54スイングを近くで見ていた井口監督は「準備してきたのかなと思う。強い打球を打っていた」と目を細めていた。

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井口監督「みんなの力が必要」、新人合同自主トレで訓示[報知]

ロッテ・井口資仁監督(44)が10日、ロッテ浦和球場で行われた新人合同自主トレを視察。練習前には「みんないい顔をしているね。今までしっかりとした準備をしてきてくれたと思う。あと20日でユニホームを着て実戦が始まる。そこまでの間にもう1回、体力と技術を身に付けてキャンプインできるようにして欲しい。キャンプインしたらドラフトの順位もルーキーもベテランも関係ない。今年、レギュラーを取るぞという思いを持ってしっかりと取り組んでもらいたい。今年のスローガンは『マウエ』なので、みんなの力が必要になる。日本一を目指して頑張っていきましょう」と訓示した。

新人の挨拶は以下の通り。

ドラフト1位・藤原恭大外野手=大阪桐蔭高=
「日本一に貢献できるように頑張ります。」
同2位・東妻勇輔投手=
日体大「気持ちの強さは誰にも負けない。その強さを生かして頑張っていきたい。」
3位・小島和哉投手=早大=
「新人らしく明るく頑張りたい。」
4位・山口航輝外野手=明桜高=
「チームのために頑張ります。」
5位・中村稔弥投手=亜大=
「開幕1軍を目指して頑張ります。」
6位・古谷拓郎投手=習志野高=
「1日でも早くマリンスタジアムのマウンドに立てるように頑張ります。」
7位・松田進内野手=ホンダ=
「井口監督を日本一の監督にするために頑張っていきます。」
8位・土居豪人投手=松山聖陵高=
「1日でも早く1軍に上がれるように頑張ります。」
育成1位・鎌田光津希投手=四国IL徳島=
「まずは支配下登録に向けて頑張っていきます。」

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ロッテ・ドラ1藤原、負けん気みせた!12分間走でラスト根性の5人抜き[デイリー]

ロッテの新人合同自主トレが10日、井口監督ら首脳陣が見守る中、ロッテ浦和球場でスタートした。新人9選手はランニング、ノックなど約3時間にわたって汗を流した。ドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=は『12分間走』で早くも勝負根性を見せつけた。

「長距離は苦手です」の言葉通り、ヨーイドンすると後方から走り始めた。ピッチは上がらず、ずっと最後方で一時はトップに半周以上の遅れを取った。

だが「あと2分!」の号令でスパートをかけた。2.8キロを走り、最後方から5人を抜いて4位。「1番後ろでまずいと思った。みんなのペースが速く、自分は離されていて恥ずかしかった。頑張ろうと思った」と振り返った。負けん気の強さが出た12分の走りだった。

ロングティーでは54スイングでサク越えは0ながら、鋭い打球を数多くフェンス際に運んだ。自主トレ初日を終えた藤原は「今のままでは通用しない。もっともっとレベルアップしていきたい」と気を引き締め直した。

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ロッテ藤原、新人合同練習に参加、「体に堪えた」[デイリー]

ロッテのドラフト1位ルーキー藤原恭大外野手(大阪桐蔭高)は10日、さいたま市のロッテ浦和球場で、新人の全選手が参加してスタートした合同練習で基礎体力づくりに励んだ。午前9時からみっちりメニューをこなし「初めてのことで、体にもすごく堪えた」と充実した表情で話した。

12分間走では一時最下位に沈んだが、終盤の追い上げで5人を抜き、4位でフィニッシュ。長距離走は苦手と言いながらも「さすがにビリは駄目だと思って、ペースを上げた」とはにかんだ。

井口資仁監督は「2月1日から紅白戦をやるのでスタートラインは一緒。1人でも1軍で活躍する選手が出て欲しい」と期待した。

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ロッテ、ドラ1藤原が新人12分間走で勝負根性見せる、ドラ6古谷がトップ[デイリー]

ロッテの新人合同自主トレが10日、ロッテ浦和球場でスタートした。井口監督ら首脳陣、フロント幹部が見守る中、ドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=ら新人9選手がランニング、ノックなど約3時間にわたって汗を流した。

藤原が早くも『12分間走』で勝負根性を見せつけた。「長距離は苦手です」と話していた通り、9人でヨーイドンすると、やや遅れて後方から走りだした。先頭を快走するのはドラフト6位・古谷拓郎投手(18)=習志野=だ。藤原のピッチは上がらない。ずっと最後方のままで一時はトップの古谷に半周近く遅れを取った。

だが、「あと2分!」の号令が出ると、ギアを上げた。急ピッチで追い上げた。最後にスパートをかけて終わってみれば、2.8キロを走って最下位からの脱出に成功した。

「1番後ろでまずいと思った。みんなのペースが速く、自分は離されていて恥ずかしかった。頑張ろうと思った」と振り返った。

前夜、寮で新人9人が集まって「オレがビリだ」、「いや、オレがビリだ」とワイワイやっていたという。いざ本番になっての勝負強さ。某フロントは「負けん気の強さが出ている」と話していた。

ロングティーでは54スイングでサク越えは0。だが、鋭い打球を中堅方向中心に飛ばし、フェンス際に落ちる打球が数多く目についた。

相手を務めた石田2軍打撃投手は、「強く振れている。インパクトも強い。ライナーで打球を飛ばし、ちょっと上がったらホームランという感じだ」と話し、こう続けた。

「モノが違います」。

それでも藤原は自主トレ初日をこう締めくくった。「今のままでは通用しないと思います。もっともっとレベルアップしていきたい」。

◇12分間走結果

(1)
古谷 3キロ
(2)
小島 2キロ875メートル
(3)
土居 2キロ850メートル
(4)
藤原 2キロ800メートル
(4)
中村 同
(5)
東妻 2キロ775メートル
(5)
山口 同
(5)
松田 同
(5)
鎌田 同

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