ロッテが元DeNAで昨季は米大リーグのレンジャーズでプレーしたブランドン・マン投手(34)を獲得することが13日、分かった。週明けにも発表される。
ロッテが元DeNAで昨季は米大リーグのレンジャーズでプレーしたブランドン・マン投手(34)を獲得することが13日、分かった。週明けにも発表される。
昨季の先発ローテーションは涌井、ボルシンガー、石川など右腕中心。18年ドラフト会議でも左腕を2選手(小島和哉、中村稔弥)獲得するなど、チームにとって先発左腕は補強ポイントだった。7日の仕事始めの際、山室球団社長は「左の先発型の左腕を獲得する予定」と明かしていた。現地の渉外担当が実際に投球を見て「すごくいい」と惚れ込み白羽の矢が立った。
ブランドンは02年ドラフト27巡目でデビルレイズに入団。11、12年は横浜、DeNAでプレーし、日本通算28試合で3勝9敗、防御率4.27の成績を残した。昨季は自身初のメジャー登板を果たし、7試合に登板。勝ち負けは付かず防御率5.40だった。
チーム新人一番乗りでアピールだ!ロッテ新人合同自主トレ2日目の12日、ドラフト5位の中村稔弥投手(22=亜大)が雪の降るロッテ浦和球場でブルペン入り。
感覚を確かめるように、全て直球で20回左腕を振った。「大学の頃は初日にブルペンに入っていたし、アピールの意味もあります」。ドラフト2位東妻勇輔投手(22=日体大)同3位小島和哉投手(22=早大)など新人6投手の中で、一番乗りで投げ込んだ。
新調したグラブには「感謝」の文字を入れた。入寮時の持参品は、大学3年時の17年秋、亜大・生田監督の薦めで読み始めた「なぜ、感謝をするとうまくいくのか」という著書。「その時期負けが続いていたので、変わるきっかけになった。試合の前には読むようにしている」。以降、17年秋は最優秀防御率(1.21)、18年秋にも最優秀防御率(0・96)とベストナインのタイトルを獲得。両親はじめ、自分を支えてくれる全ての人に感謝することで成績も向上した。この日もブルペン捕手に「ありがとうございました」と深々と一礼。感謝を忘れなかった。
投球を見守った永野チーフスカウトは「彼らしい、いい球だった。球の出どころが見にくく、力強さのあるソフトバンク和田みたい」。目標の開幕1軍に向け、感謝を忘れず努力する。
ロッテの新人9人が8日、浦和寮に入寮した。それぞれが思い思いの持参品を報道陣に披露する。何を持ってくるのか楽しみな選手がいた。ドラフト8位の土居豪人投手(18=松山聖陵)だ。
191センチと9選手の中で最長身。気の強い選手なのかなと思いきや「僕ちゃんと喋ってました?」。昨年12月4日の入団会見の際に不安そうに確認する姿を見て以来、気になっていた。
そんな土居が寮生活最初の相棒に選んだのが、週刊ヤングジャンプ(集英社)で連載中の「BUNGO」だった。「中学生の話で、野球素人の主人公が努力して強豪チームでエース争いをする話」だという。好きな登場人物や何か影響を受けたことなどを質問されても「特に…」。まだまだ人前で話すのが苦手なようだった。
本業では長身から投げ降ろす最速148キロの直球を中心に試合を組み立てる投球が魅力の右腕。昨春、母校の松山聖陵を創部48年目で初のセンバツ出場に導いた実績を持つ。
いよいよ10日から新人合同自主トレが始まる。土居は「練習にしっかりついていって、置いていかれないように。しっかり自分のやるべきことをやりたい」と言った。潜在能力の高さはピカイチ。プロの世界で練習を積み、猛者の中でもまれてたくましく成長して…。スタート地点に立ち会える縁に感謝しながら、1軍のマウンドで活躍する姿を楽しみに取材したい。
ロッテが新外国人投手として横浜・DeNAなどでプレーした左腕ブランドン・マン投手(34=レンジャーズからFA)を獲得することが12日、分かった。先発要員として期待され、近日中に発表される。
10年オフに来日し、横浜の入団テストに合格。11、12年で先発を中心に28試合3勝9敗0セーブ、防御率4.27を記録した。13年はルートインBCリーグの信濃に所属。帰国後もツイッターには「ひらがな」でツイートするほどの日本通だ。
マリナーズの本拠地シアトル近郊の街タコマの出身。かねて憧れの存在だったイチローに、思わぬ形で後押しを受けた。レンジャーズの招待選手として昨年3月23日、マ軍と練習試合で対戦し、レジェンドに頭部死球を与えてしまった。しかし、降板後に直接謝罪に行くと「これで君の投球に影響して欲しくない。内角に投げ続けて」と逆に励まされた。そして同年5月、33歳11ヶ月で悲願のメジャーデビュー。3Aでも36試合4勝1敗、防御率2.41の好成績を残した。
チームは左腕不足が深刻。昨季の左腕先発試合は13試合で先発に白星がついたのは2度だけだった。日本で実績もある遅咲きの34歳が、その1ピースになる可能性は大きい。ドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)らロッテの新人9選手が、初の「サイン会」を行った。
新人合同自主トレ終了後、雪がちらつく寒さの中、ロッテ浦和球場に集まった800人のファンに約20分間対応。1番人気だった藤原は「ファンの方あってのプロ野球。大切にしていかないといけない」と笑顔を浮かべ、ペンを走らせた。
ロッテが新外国人として昨季、米レンジャーズでプレーしたブランドン・マン投手(34)と契約合意したことが12日、分かった。山室球団社長は7日の仕事始めの際に「左の先発型のピッチャーを獲得する予定」と明かしていた。近日中にも正式発表される。
ブランドンはドジャースのマイナーや独立リーグなどを経て2010年オフに横浜(現DeNA)の入団テストに合格。11年10月5日の巨人戦(東京D)で来日初先発初勝利するなど、日本球界で通算3勝を挙げた。その後は米球界に戻り、マイナーで腕を磨いてきた苦労人だ。
念願かなって昨季、レ軍でメジャーデビューを果たし7試合に登板した。188センチの長身から140キロ中盤の直球を投げ込み、スライダーで打ち取る投球スタイルで、先発も救援もできる“便利屋”といえる。昨季の開幕前には練習試合でマリナーズと対戦。イチローに頭部死球を与え、すぐさま帽子を取って謝るなど“日本的”な一面を持つ。
球団は残留が決まったボルシンガーに加えて守護神候補のレイビン、主軸を担うバルガスを獲得。さらに昨季フィリーズでプレーしたメジャー通算344発のホセ・バティスタを最優先に強打の野手の獲得も進めており、戦力が整いつつある。
中日・平田良介外野手(30)が12日に放送されたTBS系「ジョブチューン〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」(後7時)に出演し、自身が昨年購入した高級車「ロールスロイス ゴーストブラック・バッジ」について語った。
番組では出演したプロ野球15選手の高級車ランクキングを紹介。1位は平田の英国製の超高級車「ロールスロイス ゴーストブラック・バッジ」で金額はダントツの5000万円だった。平田は高級車への憧れについて「僕が住んでいた街に阪神や近鉄の選手がよく来る病院があった。そこに新庄(剛志)選手がフェラーリで来た。その時に『うわっ、すっごいな』と思って。プロ野球選手になったら、絶対高級車に乗ったると思った。夢ですよ」と語った。
実力で夢を叶えた平田の高級車については、昨年11月29日にスポーツ報知が写真入りで特集し、インターネット上でも野球ファンを中心に大きな話題となっていた。
ロッテ・田村龍弘捕手が12日、TBS系「ジョブチューン『超一流プロ野球選手はスゴい!だけじゃなくこんなに面白かったんだ!』SP!!」に出演。マスク越しに行う“ささやき戦術”の内容を暴露された。
昨季は全143試合に出場した正捕手。試合中の裏話として、日本ハム・杉谷が田村について「『来たぞ、来たぞホームランバッター』とかおちょくってきます」と、切り出した。
2人に面識はないというが、杉谷は「試合開始と同時におちょくってくるから、ずっとそのやり取りが始まるんです。『おい、何で変化球でくるんだよ』と言うと、『どうせ見逃すでしょ?』って。ささやき戦術どころか会話している」と、グラウンド上でのやり取りを明かした。
対象になっているのは杉谷だけでなく、ソフトバンク・上林は「打席入る前に田村さんが、『こいつセコいからセーフティーしてくるぞ』とかそういうことばかり言ってくる」と、証言。楽天・銀次も「ずっと喋ってます。この辺まで喋っています」と、スイング途中のインパクト寸前まで揺さぶってくるとした。
苦笑いの田村は「ピッチャーが甘いところ投げると、『アッ!』とか言っています」と認め、「大体全員に話しかけて、返してくれる人はずっと話しかけます」とうなずいた。
ささやき戦術は、名捕手だった野村克也氏も行っていたことで有名。相手打者を動揺させ、集中力をかき乱す狙いがある。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=ら新人9人が12日、ロッテ浦和球場の自主トレ終了後、“即席サイン会”を開いた。
1枚1枚色紙に真剣な表情でペンを走らせた。「ファンがあってのプロ野球です。大事にしていかなければならない」と藤原。3連休初日の土曜日、関東地方は朝から寒さが厳しく、浦和球場付近も午後2時で気温4度。だが、ファンが朝から集結。その数は延べで約800人。寒さの中、最後まで残ったファンにお礼のサイン会を午後4時前から寮への帰り道で開いた。
藤原には約100人が列を作った。「(今の)サインを変えたいのですが思いつかない」と言いながら笑顔。練習をこなし、プロの実感を味わった厳寒の1日だった。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=ら新人9人が12日、ロッテ浦和球場で、“即席サイン会”を開いた。自主トレ終了後に行ったもので、夕暮れの寒さの中でファンの求めに応じた。
1枚1枚の色紙に真剣な表情でペンを走らせた。「ファンがあってのプロ野球です。大事にしていかなければならない」。
この日は新人自主トレ2日目。関東地方は朝から厳寒となり、浦和球場付近も午後2時で4度くらいだった。
だが、3連休の初日・土曜日とあってファンが朝から球場周辺に集結。その数は延べで約800人。寒さをこらえて最後まで残ったファンにお礼の意味を込めて、午後4時前から寮への帰り道で即席サイン会となった。
藤原には約100人が列を作った。「(今の)サインを変えたいのですが思いつかない」と言いながらプロ初のサイン会に笑顔で臨んだ。
自主トレ2日目とあって、「ちょっと慣れてきました」という。一通りのメニューをきっちりとこなして最後は打撃練習となった。
マシン打撃を終えると入念なティー打撃に移った。「崩れたスイングティーで修正するようにしてます」。
小学校時代からの日課を続けている。1日の締めとなる“素振り”だ。「(寮の)部屋は結構広いのでやっています。ずっと習慣になっていて、小学校から自分がしっくりと来る(打撃)フォームを求めています」。
練習メニューを終えて、ファンサービスもしっかりと務める。藤原、そして8人の仲間達もプロの実感を味わった厳寒の土曜日だった。
大阪桐蔭は昨年、史上初となる2度目の甲子園春夏連覇を果たした。中心となった柿木蓮投手(18)、横川凱投手(18)、根尾昂内野手(18)、藤原恭大外野手(18)は昨秋のプロ野球ドラフト会議で夢を叶えた。西谷浩一監督(49)がキャンプに備えて自主トレに励んでいる4人へのエールや、思い出を語った。2回目はロッテ1位・藤原。