1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
紅組 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
白組 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 4x |
打順 | 守備 | 名前 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 中 | 岡 | 4 | 4 | 0 | 0 |
2 | 左 | 伊志嶺 | 4 | 4 | 0 | 0 |
3 | 三 | 鈴木 | 2 | 2 | 1 | 0 |
遊 | 松田 | 2 | 1 | 0 | 0 | |
4 | 指 | 井上 | 2 | 2 | 1 | 1 |
指 | 李杜軒 | 2 | 2 | 0 | 0 | |
5 | 一 | 細谷 | 2 | 2 | 0 | 0 |
二 | 大木 | 2 | 2 | 1 | 0 | |
6 | 右 | 菅野 | 3 | 2 | 0 | 1 |
右 | 山口 | 1 | 1 | 1 | 0 | |
7 | 遊三 | 三木 | 4 | 4 | 0 | 0 |
8 | 捕 | 吉田 | 1 | 1 | 1 | 0 |
捕 | 江村 | 1 | 1 | 0 | 0 | |
捕 | 柿沼 | 1 | 1 | 0 | 0 | |
9 | 二 | 香月一 | 3 | 3 | 1 | 0 |
打順 | 守備 | 名前 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 右 | 荻野貴 | 2 | 2 | 1 | 0 |
右 | 三家 | 2 | 2 | 0 | 0 | |
2 | 指 | 清田 | 2 | 2 | 1 | 2 |
二 | 茶谷 | 2 | 2 | 0 | 0 | |
3 | 二指 | 中村 | 3 | 3 | 1 | 0 |
中 | 藤原 | 1 | 0 | 0 | 0 | |
4 | 三 | 安田 | 4 | 4 | 0 | 0 |
5 | 左 | 角中 | 2 | 2 | 0 | 0 |
左 | 和田 | 2 | 2 | 0 | 0 | |
6 | 中 | 加藤 | 4 | 3 | 2 | 0 |
7 | 一 | 高濱 | 4 | 3 | 1 | 1 |
8 | 捕 | 田村 | 1 | 1 | 0 | 0 |
捕 | 宗接 | 2 | 1 | 0 | 0 | |
捕 | 細川 | 1 | 1 | 0 | 0 | |
9 | 遊 | 平沢 | 4 | 4 | 1 | 1 |
名前 | 投球回 | 安打 | 本塁打 | 三振 | 四死球 | 失点 | 自責点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
涌井 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
大谷 | 1 | 2 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 |
松永 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 2 |
唐川 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東條 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
酒居 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
山本 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 |
岩下 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 |
種市 | 1 | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 |
名前 | 投球回 | 安打 | 本塁打 | 三振 | 四死球 | 失点 | 自責点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
石川 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
田中靖 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
益田 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 |
高野 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 |
有吉 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
渡邉 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 |
土肥 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
島 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
成田 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ロッテ涌井秀章投手(32)が、中日松坂と新背番号18対戦を熱望した。石垣島キャンプ初日の1日、紅白戦に先発。変化球を交えて打者4人に17球を投じ、内野安打は許したが、無失点に抑えた。「今日はまず投げられたことがよかった。あとは球の強度を上げていくだけ」と順調な仕上がりをアピールした。
背番号16から18に変更して初めて実戦に臨んだ。スマートフォンで中日松坂のニュースを見ると「やっぱり松坂さんは18番が似合ってるなと。松坂さんと対戦したい」。あらためて横浜高校の先輩で、西武でともにプレーした憧れの存在との再会を心待ちにした。
11日にキャンプを打ち上げてからは、13の練習試合が予定されている。「コーチと話し合って、練習試合で投げるのであればその日程に合わせていきたい」と今後の見通しを語った。
ロッテドラフト1位の藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が1日、実戦デビューした。キャンプ初日の紅白戦の8回に代打で登場し「ストライクは全部振っていこうと決めていた」と初球からフルスイング。
フルカウントまで持ち込み、最後は低めを見極めて四球を選んだ。出塁こそしたが「高校野球とは球の質が違った」と、プロの球筋を実感。井口監督は積極性を評価した上で「ラミゴ戦あたりで先発を考えている」と9、10日の台湾・ラミゴ戦でのスタメン起用を示唆した。
日刊スポーツ評論家の里崎智也氏が1日、古巣ロッテの沖縄・石垣島キャンプを訪れ、紅白戦を視察した。
キャンプ初日から紅白戦を行ったロッテのドラフト1位コンビは、良い形で内容が残せていた。
8回に代打で出た今年のドラ1藤原恭大は、打ちにいきながらボール球をしっかり見逃した。四球になったというより、四球を取ったという表現が適切。新人らしからぬ姿を見せた。昨年の1位安田尚憲も4打数無安打だったが、一直など打席内容は良かった。チームとして明るい材料でスタートを切れた。
2月1日に試合をすることは悪いことではない。ただ、その必要性や意図が、全員で共有できていないように感じた。ポジションの確約がない選手や、1軍の当落線上メンバーからは何とかしようという姿勢が伝わった。だが絶対的な主力は、心の中で開幕に合わせればいいと思っているから、打とうが打てまいが調整の一環。悲壮感はない。
この時期の実戦は投手が圧倒的に有利だ。打者は球の見え方や体感速度にブランクがある。そんな中で失点したのは1軍当確であろう松永や益田。松永は全部真っ直ぐを投げて2ランを打たれた。本塁打したのは角中や井上、中村ではなく、当落線上の高浜と清田だった。1、2軍の振り分けに関わるとはいえ、安泰組と、レギュラーを狙う組の温度差が感じられる紅白戦だった。競争をうたうなら、もう少し意図を明確にして、モチベーションを統一したほうが良かったのではないか。
レギュラーを狙う選手や、若手がアピールするには紅白戦は大事な場だ。熱量の高かったメンバーの雰囲気は、チームの課題でもある選手層の強化、底上げにつながっていく。これを継続してやっていけるかどうかが今後のキャンプ、オープン戦に向けてのロッテの課題といえる。
ロッテが1日、沖縄・石垣島で始まったキャンプ初日に行った紅白戦を受け、今後の1軍メンバーを発表した。
注目のドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)は1軍スタートとなった。また藤原の他に同2位東妻勇輔投手(22=日体大)同3位小島和哉投手(22=早大)同5位中村稔弥投手(22=亜大)同7位松田進内野手(24=ホンダ)の新人4選手も1軍スタートとなった。1軍メンバーは以下の通り。
ゴールデンルーキーが実戦デビューした。ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が1日、沖縄・石垣島でのキャンプ初日に行った紅白戦に代打で出場。
12球団の高卒新人で最速実戦デビューした。「『今日は出ない』と言われていたが、7回くらいに『バットを振っておけ』と言われた。イメージしながら素振りをし、三振でもいいから、この状況を楽しもうと思った」。不安が晴れたような満面の笑みを浮かべた。
3−3で迎えた8回2死、代打藤原がアナウンスされると球場は歓声に包まれた。「ありがたかったが、まずは自分のバッティングに集中しようと思った」とギアを入れ、初球の直球をフルスイング。空振りにも拍手が起こった。「ストライクは全部振っていこうと決めていた」。2度のファウルを挟んでフルカウントから低めの球を見送り、初打席は四球を選んだ。
井口監督は、出場したルーキー打者3人(藤原、山口、松田)に「3人とも初球から振っていって頼もしい。(藤原)はラミゴ戦あたりで先発を考えている」と9、10日に行われる台湾・ラミゴ戦でのスタメン起用を示唆した。高校球界のスターが、プロ野球選手として一歩を踏み出した。
ロッテがキャンプ初日からいきなり紅白戦。先発は涌井秀章投手(32)と石川歩投手(30)。注目のドラフト1位ルーキー藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)は8回に代打でデビュー。プロ初打席は四球だった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
紅組 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
白組 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 4x |
先発は紅組が涌井、白組が石川
ロッテのドラフト4位山口航輝外野手(18=明桜)が1日、沖縄・石垣島で行われている紅白戦に代打で出場し、新人最速安打を放った。
3−3の同点で迎えた9回2死走者なしで、代打で登場。大きく打ち上がった打球は、くしくも8回裏に代打で登場し、そのまま中堅の守備についた藤原恭大外野手(18大阪桐蔭)の頭を越える二塁打となった。
ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が1日、紅白戦でプロデビューした。白組でベンチ入りし、3−3の8回2死走者なしで代打で登場。球場からの拍手に迎えられ打席に向かった。
初球から直球をフルスイングし球場を沸かせると、四球で出塁。一塁走者で2回スタートする構えを見せたが走らず。3回目のスタートで盗塁を試みたが、打者の安田が左飛に倒れ、盗塁はならず。
9回の守備では中堅に入り、危なげなく飛球を処理した。
ロッテに加入したブランドン・レアード内野手(31=日本ハム)が1日、沖縄・石垣島のキャンプ地に合流し、入団会見を行った。「千葉ロッテマリーンズ入団の機会をいただいて非常に光栄に思っています。今シーズンしっかりチームメートと戦って、新たなシーズンとして千葉ロッテマリーンズのユニホームを着て、頑張りたい。(本塁打をたくさん打って)すしをたくさんたくさん作って食べたいと思います」と意気込みを語った。
注目されるポジション争いについては、本職の三塁では鈴木、安田と争うことになる。「チーム内の競争は必要だと思うし、その2人とサードを争うのは大切なことだと思う。一塁も出来ますし、DHも考えられているかもしれない。(外野は)以前も守ったことがあるし、外野をやるんだということでしっかりと準備してきた」と複数のポジションに自信を見せた。
ロッテは1日、昨季最高勝率のタイトルを獲得したマイク・ボルシンガー投手(31)が2日に来日し、4日から石垣島キャンプに合流する予定と発表した。
ロッテは1日、2年目左腕の永野将司投手(25)が体調不良のため石垣島キャンプに合流せず、自宅療養すると発表した。
体調が戻り次第、キャンプに合流する予定。
石垣島キャンプをスタートしたロッテは1日、藤岡裕大内野手(25)が右足膝窩筋腱炎のため、第1クールを別メニューで調整すると発表した。
7日の第2クールから通常メニューに合流する予定。
ロッテは1日、石垣キャンプ初日の紅白戦のメンバーを発表した。紅組先発は涌井。白組先発は石川。ドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)は白組の控えとなった。
早くも実戦デビューでアピール!ロッテは1日、沖縄・石垣島でのキャンプ初日に紅白戦を実施。ドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=は8回に代打で登場すると、初球からフルスイングで空振りした。その後四球を選び、盗塁も狙った姿を、井口資仁監督(44)は高く評価。2月9、10日に予定されている台湾プロ野球・ラミゴとの交流試合(石垣市)でのスタメン起用を示唆した。
異例のキャンプ初日の紅白戦、最大の見せ場は終盤に訪れた。8回2死走者なし。「代打・藤原」のコールを待たずに、打席へ向かう背番号2へ、石垣島の1100人の観衆からこの日1番の拍手が起きた。3球団競合の末、井口監督が当たりくじを引いた藤原が実戦初打席に立った。
「三振でもいいからこの打席を楽しむ。しっかり経験して次に生かしたいと思っていたので。ストライクは全部振っていこうと思っていました」。
高校通算32本塁打を放ち、大阪桐蔭高で3度甲子園大会を制した大型新人は、5年目右腕・岩下の初球、143キロの直球を気持ちのいいフルスイングで空振りした。「高校野球と違って球の質もすごい。真っ直ぐだけでもすごくいい経験ができた」。最後はフルカウントから7球目の低めのボールを見極め、初打席は四球で出塁した。
50メートル走5秒7(手動計測)の快足。「いけたらいけ」とベンチの指示を受け「1球目から走ってやろうと思った」と、盗塁の機会をうかがった。3ボール1ストライクからの5球目にスタート。打者・安田が左飛を打ち上げ、初盗塁とはならなかったが、積極的な姿勢を走塁でも示した。
先月17日にインフルエンザを発症し、新人合同自主トレを5日間離脱。当初は体調を考慮し、指揮官も起用しない方針でいたが、前日31日のコーチとの話し合いで「1打席だけなら」と出場を決めた。本人には直前の7回まで告げられない“サプライズ起用”にも、「言われた瞬間は緊張したけど、打席に立つイメージをしてしっかり準備できた」。そのまま中堅守備に入ると、フライを無難に処理。初の実戦も堂々とプレーした。
井口監督は「初日にあれだけどんどんストライクを振っていくというのは、今までやってきた選手でも難しい。次の打席も使ってみたくなる選手でした」と絶賛。この日発表された1軍キャンプメンバーにも入り、さらに9、10日に予定されている初の対外試合では、スタメン起用の可能性も一気に高まった。
試合後には特打も行い、激動のキャンプ初日を終えた藤原は「これまでより時間も長いので、結構体には(疲れが)きています」と汗を拭った。18歳の若武者が、スターへと続く道を力強く歩み始めた。
紅白戦で先発した涌井、石川がともに1回を無失点。涌井は「まずは投げられてよかった。あとは球の強度を上げていくだけ」と今季実戦初登板での手応えを口にした。開幕投手候補に挙がる2人の投球に井口監督は「今までより調整は難しかったと思いますが、しっかり投げてくれた。彼らがああいう姿を見せることが、チームを引っ張っていくためにも必要」とたたえた。
D7位・松田(ホンダ)が5回の遊撃の守りから新人の先陣を切って出場。6回の初打席では「ボールは見えていた」と12級粘って四球を選び、初盗塁も決めて1軍メンバー入りした。藤原の6学年上で、宿舎では同部屋。「昨日(31日)の夜は2人ともソワソワしていて、消灯してから30分以上寝付けませんでした」と明かした。D4位・山口(秋田・明桜高)も9回に代打でデビュー。高めの直球を捉え、中堅・藤原の頭上を越える二塁打を放った。“安打一番乗り”となったが「たまたまです」と謙遜。こちらはまず2軍で鍛えることになった。
昨季、新人ながら全試合出場を果たした藤岡が右膝裏を痛めて全体練習とは別メニューでの調整となった。7日の第2クールから通常メニューに合流できる予定。
ロッテは1日、永野が体調不良のため沖縄県石垣市で行うキャンプには合流せず、自宅で療養すると発表した。
日本ハムから今季、ロッテに新加入のブランドン・レアード内野手(31)が1日、入団会見を行った。
「本当に千葉ロッテマリーンズ入団の機会をいただき光栄ですし、嬉しく思います。たくさんホームランも打って、打点も稼いで、優勝に貢献できるように頑張りたい」。
本職の三塁では鈴木、安田らとレギュラーを争うことになるが、「チーム内で競争は必要。2人とサードを争うのは大事なこと」とポジション争いを歓迎。その上で「外野も以前、守ったことがあるので、守れるんだという気持ちを持ちながら、監督の方針に従って今年は色んなポジションを守りたい」と頼もしかった。
日本ハムでの4年間で通算131本塁打を放ち、本塁打を放った際に好物のすしを握る「すしポーズ」を披露するなどファンに愛されてきた助っ人は「ファンの皆さまも僕のパフォーマンスを期待されていると思うので、日本ハムのときと同じようにたくさんのホームランを打って、たくさんすしポーズをやりたい」と笑顔を見せた。
ロッテは1日、沖縄・石垣島の石垣市中央運動公園野球場で春季キャンプ(11日まで)をスタートした。
キャンプインセレモニーでは、石垣市の中山義隆市長から「心待ちにしていた12年目の石垣島キャンプが始まります。市民をあげて大歓迎します」と挨拶を受けた。
井口資仁監督は「このキャンプでは昨年の反省を生かし、1年間戦える体力とメンタルを鍛えていきたい。石垣の皆さまとともに、開幕へ向けて活気あるキャンプにしたい」と力強く宣言した。
前日本ハムのレアードがロッテ入団会見を行った。日本球界4シーズンで通算131本塁打の大砲はご存じ「寿司ポーズ」の継続を宣言し「ファンの皆さんも期待してくれている。たくさんの寿司を握りたいね」とZOZOマリンで本塁打量産を約束。「僕は食べないでね」と警戒していたチームの人気キャラクター・謎の魚には「あまり、美味しくないと思うので食べません」と笑った。
ロッテのドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)がキャンプ初日の紅白戦で快足を証明した。緊張のあまり、初歩的ミスを犯したが、それが能力の高さを際立たせた。「アウトカウントを間違えてしまいました」。照れくさそうに苦笑いした。
8回2死から代打で登場。四球で出塁し、3ボール1ストライクで二盗を試みたが、打席の安田は左飛に倒れた。走者が止まる必要はないが、一瞬、アウトカウントに自信がなくなり、確認した分だけ足を緩めたが、50メートル5秒7の快足でカバー。左翼手が捕球した時には三塁を回っていた。大塚明外野守備走塁コーチは「あの塁間の速さは将来30盗塁できる」と絶賛。この日計測した塁間タイム3秒26は1位の和田(3秒16)に肉薄していた。
プロ初打席では5年目・岩下と対戦。初球は豪快な空振りを見せたが、フルカウントから外角の140キロ直球を悠然と見送った。捕手の柿沼が試合後「見えていた?」と確認したほど際どいコース。井口監督は「ストライクもどんどん振っていける。次の打席も使ってみたいと思わせた」と評価。1軍帯同を決定し、早ければ初の対外試合となる9日の台湾ラミゴ戦(石垣)で先発デビューさせる考えも伝えた。
1月中旬のインフルエンザの影響も考慮し、井口監督は当初出場を見送る考えだったが、コーチの進言で急遽出場となった。藤原は「(試合に)出ないと聞いていたので…」と慌ただしくベンチ前でバットを振って準備したが、母・道子さん(42)が見守る中で光を放てるのは、甲子園を春夏連覇したスターのなせる技だった。
ロッテのドラフト4位・山口(明桜)が、9回2死、代打で秋田商出身の4年目左腕・成田から中越え二塁打し、藤原より先に今季の「新人最速安打」を記録した。
両親や祖母が見守る中、打球は中堅を守る藤原の頭上を越し「芯でとらえられました」とにっこり。投げては最速146キロ、打っては高校通算25発の18歳は高2夏に金足農を倒し、甲子園に出た日本ハム・吉田輝のライバル。プロでは野手専念となり、2日からは2軍で鍛え上げるが「吉田輝には絶対、負けない。いずれ対戦した時には超えられるように頑張ります」と気合十分だった。
ロッテのドラフト7位・松田(Honda)は6回無死で代打出場すると四球を選び、無死一塁から二盗を決めた。
国学院久我山出身の井口監督の後輩は藤原と同部屋で「2人とも昨日は寝付きが悪かった」と緊張気味だったが「思い切ってできました。意外にボールも見えていた」と手応え。1、2軍振り分けを決める実戦で結果を残し、2日からは1軍で力を試すことになった。
ロッテのドラフト4位ルーキー・山口航輝外野手(18=明桜)が1日、紅白戦で実戦デビュー。9回2死、代打で出場すると同じ、秋田・秋田商出身の左腕・成田から中越え二塁打し、12球団の新人最速で「プロ初安打」を記録した。
打球は途中から中堅を守っていたドラフト1位・藤原の頭上を越える「藤原超え」の快打。投げては最速146キロ、打っては高校通算25本塁打の山口は高2夏に金足農を倒し、甲子園へ出場するなど、日本ハム・吉田輝のライバルだった。プロでは野手専念の方針だが、潜在能力の高さを見せつけた。
ロッテの石垣島キャンプが1日、石垣市中央運動公園野球場でスタート。いきなり初日に1、2軍を振り分ける紅白戦が行われ、注目のドラフト1位・藤原恭大外野手(18)が“実戦デビュー”した。
藤原は、1月中旬にインフルエンザA型を発症し、5日間、新人合同自主トレを休んだことなどからスタメンを外れたが、3−3の8回2死、代打で登場すると、1100人が押しかけた客席からは拍手が起こる。フルカウントから岩下の外角低め140キロを見極めて、四球を選んで出塁。そのまま、中堅の守備にもつき、守備でもデビュー。先頭打者のセンターフライを抑えた。
この日からロッテのキャンプは日本テレビのCS放送「日テレNEWS24」で中継されており「全国デビュー」も期待されたが、藤原の登場は午後3時前で放送時間の午前10時〜午後2時に惜しくも入らなかった。
紅白戦前に行われたフリー打撃では、2年目の安田尚憲内野手(19)と並んでケージに入った。まずはマシン相手に、バントを1回決めた後、スイングを開始。初球を見逃し、2球目以降は、ファウルが続くなど差し込まれる場面が目立った。続いて打撃投手相手にスイングし、徐々に鋭い打球を飛ばすようになったが、サク越えはなかった。
ロッテの石垣島キャンプが1日、石垣市中央運動公園野球場でスタート。いきなり初日に1、2軍を振り分ける紅白戦が行われ、高浜卓也内野手(29)が実戦で12球団一番乗りとなる“1号アーチ”を放った。
高浜は、白組の7番・一塁で先発出場。両軍無得点で迎えた2回2死、1ボール1ストライクから大谷の内角カットボールをジャストミート。打球は軽々と右翼フェンスを越えた。一塁手として初回、2回の3回の守備機会でも軽快な動きで一ゴロをさばいてみせた。
昨年は10試合の出場で12打数3安打の成績にとどまった。1軍定着を図りたいところだけに、キャンプ初日から猛アピールした格好だ。
ロッテは1日、永野将司投手(25)が体調不良のためにこの日、始まった石垣島キャンプには参加しないと発表した。
当面は自宅療養し、体調が戻り次第、合流することになる。1年目の昨季は4試合に登板し、0勝0敗0セーブ、防御率0.00。最速154キロ左腕として期待されていた。
ロッテ入りした前日本ハムのブランドン・レアード内野手(31)が1日、石垣市中央運動公園野球場で入団会見を行った。
「4年間過ごした日本ハムを離れるのは寂しいが、新たなシーズンをロッテで迎える。しっかりとしたシーズンを迎えたい」。
日本球界4シーズンで通算131本塁打の大砲は、アーチをかけた後の「すしポーズ」でも知られる。「僕のパフォーマンスはファンの皆さんも期待してくれている。たくさんのすしを握りたいね」とZOZOマリンでも本塁打量産を宣言した。
また「僕は食べないでね」と警戒していたチームの人気キャラクター・謎の魚については「あまり、美味しくないと思うので食べません」とにやり。最後は山室晋也社長と一緒に「すしポーズ」を決めながら「幕張すし!」と叫んでいた。
ロッテは1日、藤岡裕大内野手(25)が右足膝窩筋腱炎のために別メニュー調整になったと発表した。
1年目だった昨季は143試合に出場し、打率.230、5本塁打、42打点だった。
7日の第2クールからは通常メニューに合流できる見通しだ。
ロッテの石垣島キャンプが1日、午前9時から始まった。井口資仁監督(44)は「このキャンプでは体を鍛え、今シーズンこそ“マウエ”を目指し、石垣島の皆さんとともに戦って行きたい」と挨拶し、自身の生まれた1974年以来となるリーグ優勝を誓った。
午後からは石垣市中央運動公園野球場で紅白戦が行われ、スタメンは以下のように発表された。
ロッテのドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)は、1日の紅白戦を欠場することが濃厚になった。石垣島で行われた合同自主トレを視察した井口監督は「明日はユニホームを着て出てくる。張り切ると思うし、抑えながらやっていく」と話し、キャンプ初日の実戦出場に慎重だった。
1月中旬にインフルエンザA型を発症。5日間、新人合同自主トレを休んだことなど総合的に判断し、見送られたもようだ。この日は初の合同練習の緊張からか靴下を左右逆にはき、田村に指摘されて「よく、やってしまいます」と苦笑い。ただ、最高気温26度の石垣島で約3時間汗を流し「暑いですけど、久しぶりに汗をかいて気持ちいい」と充実した表情を浮かべた。
中日・根尾昂(あきら)内野手(18)、ロッテ・藤原恭大(きょうた)外野手(18)=ともに大阪桐蔭高=、日本ハム・吉田輝星投手(18)=金足農=の高卒ドラフト1位トリオが1日、各キャンプ地でプロとしての第一歩を踏み出した。スポーツ報知では“BIG3”の動向を徹底マーク。“秘話”も交え、随時紹介していく。
藤原のプレーを一目見ようと、母・道子さん(42)が大阪から石垣へと駆けつけた。愛息がグラウンドに立つ姿を見て「ちゃんとフルスイングもできていたし、よかったです」とホッとした表情を浮かべた。
藤原が小6の時、オリックスジュニアのメンバーに選ばれた際に札幌Dでプレーする機会があった。人生で最初の大舞台。マウンドに立つ恭大少年を見て「自分の子やのに、すごいな。この子、頑張ったらプロにいけるんちゃうか」と感じた。“1番の応援団になる”と決めた瞬間だった。
6年の月日が流れ、成長した息子はマリーンズのユニホームを着てプロ野球選手の仲間入りを果たした。「想像はしていましたけど、やっとこの日が来たかと思いました」と道子さん。母もまた、夢をかなえた瞬間だった。
中日・根尾昂(あきら)内野手(18)、ロッテ・藤原恭大(きょうた)外野手(18)=ともに大阪桐蔭高=、日本ハム・吉田輝星投手(18)=金足農=の高卒ドラフト1位トリオが1日、各キャンプ地でプロとしての第一歩を踏み出した。スポーツ報知では“BIG3”の動向を徹底マーク。“秘話”も交え、随時紹介していく。
藤原が12球団高卒新人最速の実戦デビューで、快足を首脳陣にアピールした。8回2死から代打で初打席を迎えると「球はよく見えていた」と岩下から四球を選んで出塁。ここから“見せ場”がきた。
続く安田の5球目に猛然とスタートした。二塁手前で「アウトカウントを(1死と)間違えてしまった」と少しスピードが緩んだが、ギアを入れ直し再加速。安田の打球は左飛となったが、驚異の快足であっという間に三塁ベースに到達。1100人が集まった観客席からは、どよめきが起こった。
三塁コーチャーを務めた大塚外野守備走塁コーチは「足は速いよ。持ってるものは素晴らしい。言うことをやれば30盗塁くらい走れるよ」と絶賛。この日、計測した一、二塁間走のタイムは育成の和田に次いでチーム2位の3.26。大阪桐蔭高の陸上部顧問が「ウチの陸上部の1番早い選手より早い」と惚れ惚れした非凡な素質を十分に示した。井口忠人監督(44)は、9日のラミゴ戦(石垣)に「先発でいけたらいいなと思っている」とスタメン起用する方針だ。
初日を終えたルーキーは「楽しかったですけど、疲れました」。心地良い疲労感に包まれてグラウンドを後にした。
ロッテのドラフト4位・山口航輝外野手(18)=秋田・明桜高3年=が1日、プロ初実戦となる紅白戦で“12球団新人最速”のプロ初安打をマークした。3−3の9回2死から代打で登場。「芯で捉えられました。練習の成果が出た」。左腕・成田翔(20)=秋田商出=の直球を完璧に捉えると、打球はぐんぐん伸びて中堅を守っていた同1位・藤原恭大(18)=大阪桐蔭高=の頭を越える二塁打となった。
人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の主人公似の大砲候補は約2800グラムで生まれたが、好物の納豆をおかずに毎日、丼飯2杯をかき込み体を大きくした。ブロッコリーはマヨネーズをつけないまま、茹で立てを頬張るほど大好きで健康派の一面も持つ。
18年夏の秋田大会決勝では金足農のエース右腕・吉田輝星(18)=日本ハム=と対戦し敗れた。プロ入り後も話題は何かとライバルが先行しているが、「いずれ吉田を超えるために自分は頑張っている。成長した姿をいつか見せたい」と負けん気の強さと意地をバットで見せた。
ロッテのドラフト4位・山口航輝外野手(18)=明桜高=が12球団新人最速で安打を放った。
3−3の9回2死から代打で登場すると、左腕・成田から中越え二塁打を放った。
山口は秋田・明桜高出身。18年の夏の秋田大会決勝では金足農・吉田(現日本ハム)と対戦し敗れていた。吉田のライバルとして「プロでは勝ちたい」と話していたルーキーが持ち前の長打力を見せつけた。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が、プロ初の実戦に臨み8回2死から初打席に入った。昨季初勝利を挙げた高卒5年目の岩下と対峙。全球直球勝負でフルカウントからの7球目が真ん中低めに外れて四球となった。
「全力疾走だったり、当たり前のことをしっかりやりたい。自分にもチャンスはあると思うのでアピールしていきたい」と語っていたルーキーは、ハツラツとしたプレーを披露した。続く安田の打席で3ボール1ストライクからスタート。左飛でチェンジとなったが、驚異の快足で三塁ベースに進んでいた。チェンジとなったが、観客席からは大きな声援が飛んだ。
ロッテ・高浜卓也(29)が1日、沖縄・石垣島キャンプ初日に行われた紅白戦でソロアーチを放ち、2019年の12球団最速弾となった。
1、2軍の振り分けをかけて異例とも言えるキャンプ初日に行われた紅白戦。涌井、石川が先発するなど、主力選手も出場する中、白組の「7番・一塁」で先発した高浜が、2回2死で、大谷から右翼へソロホームランをたたき込んだ。
チームでは若返りが進み、内野でも藤岡、安田、平沢らが台頭して日本ハムからレアードも加入。昨季は10試合のみの出場に終わった高浜が、十分すぎる滑り出して、井口監督にアピールした。
ロッテ・涌井秀章投手(32)が紅組の先発として登板。1イニングを1安打無失点に抑えた。昨季までの背番号16から、新に背番号18を背負うエースは1番・荻野を二ゴロ、2番・清田を空振り三振、3番・中村には遊撃内野安打を打たれたが、4番・安田を一直に打ち取った。
昨季は22登板で7勝9敗。今季、3月29日の楽天戦(ZOZO)で5年連続、現役最多10度目となる開幕投手を狙う大黒柱が好スタートを切った。
異例ともいえるキャンプ初日の紅白戦は、1、2軍をかけた“デスマッチ”。平沢、安田、菅野ら若手はもちろんのこと、荻野、角中、鈴木、井上といった主力打者もスタメンに名を連ねた。
ロッテ・石川歩投手(30)が紅白戦の白組の先発し、直球主体の投球で打者3人を完璧に抑えた。
1番・岡を外角の直球で空振り三振。2番・伊志嶺を遊ゴロ、3番・鈴木を一ゴロに打ち取った。
石川は昨季9勝8敗。涌井、ボルシンガーと並ぶ開幕投手候補が上々の試運転を終えた。
異例ともいえるキャンプ初日の紅白戦は、1、2軍をかけた“デスマッチ”。平沢、安田、菅野ら若手はもちろんのこと、荻野、角中、鈴木、井上といった主力打者もスタメンに名を連ねた。
日本ハムを退団し、ロッテに入団したブランドン・レアード内野手(31)が沖縄・石垣島キャンプ初日の1日、入団会見を行った。対戦したい投手には古巣のマルティネス、有原の名前を挙げた助っ人砲は「ぶつかっていきたい」と抱負。続けて「(日本ハムの)チームメートにはまださよならを言えていない。4年間過ごしたチームなので寂しいですけど、新たなシーズンを千葉ロッテでスタートする気持ちが勝っている。優勝に貢献できるようにしっかり仕事をしたい」と別れを惜しむ本音も漏れたが、最後はロッテの一員としての自覚を見せた。
会見の最後には恒例の「寿司ポーズ」を披露。「マクハリ・スシ!」と笑顔で締めた。
ロッテの新外国人、ケニス・バルガス内野手(28)=ツインズ傘下3A=が、沖縄・石垣島キャンプ初日の1日、いきなり圧巻のパワーを見せつけた。
午前中から屋外でフリー打撃を行ったスイッチヒッターの助っ人。左投げの打撃投手相手に右打席では8スイング。5スイング目に左越えの一発を見せると、今度は左打席に立ち11スイングで、右中間ネット中段に直撃する大飛球を放つなど2本がサク越えとなった。
左右合わせて19スイングで3発。故郷プエルトリコでは「ゴリラ」の愛称で呼ばれ、身長196センチで今季のNPB最重量となる133キロの大砲は、MLB通算35発の実力を発揮した。
日本ハムを退団してロッテに入団したブランドン・レアード内野手(31)が沖縄・石垣島キャンプ初日の1日、いきなり「寿司ポーズ」を報道陣に披露した。
米国出身ながら寿司が大好物のレアード。日本ハムでは本塁打を打った際に、ベンチ前で寿司を握るしぐさを見せる「スシポーズ」が定着していた。新天地に移ったこの日も、球場入りした際に報道陣の要望に応えるようにして笑顔で「スシポーズ」を見せていた。
ロッテは1日、永野将司投手(25)が体調不良のため石垣島キャンプには合流せず、自宅療養することを発表した。体調が戻り次第、キャンプに合流予定。
17年ドラフト6位で入団した最速154キロ左腕は昨季、4試合に登板し、防御率0.00。今季は貴重な左のリリーバーとしての飛躍が期待されている。
ロッテの藤岡裕大内野手(25)が1日、右膝の負傷で別メニュー調整することが決まった。石垣島キャンプ初日には紅白戦が予定されていたが、メンバーに藤岡は入っていなかった。
昨季は遊撃で143全試合に出場して打率2割3分、5本塁打、42打点、14盗塁をマーク。今季も平沢、三木、新人の松田らとのポジション争いに挑むことになっていたが、思わぬ形での離脱となった。
藤岡は7日からの第2クールで通常メニューに戻る予定だ。
ロッテが1日、沖縄・石垣島キャンプをスタートさせた。井口資仁監督(44)は「このキャンプでは昨年の反省を生かして、1年間しっかり戦えるように体力、メンタルを鍛えていきたいと思います。今シーズンこそ、マウエを目指して石垣の皆様とともに戦って参りたいと思います。まずは開幕に向けて活気のあるキャンプにしていきたいと思います」と所信表明。チームスローガンである「マウエ」を掲げ、リーグ優勝、日本一に向けての覚悟を示した。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が1日、紅白戦に代打で出場。フルカウントから四球を選んだ姿に、井口監督は“1軍残留”の合格点を与えた。
この日の紅白戦は1、2軍を振り分けるもので、期待のルーキーは8回2死から代打で登場。「三振でもいいから楽しんで経験を生かしたいと思った。ストライクは全部振っていこうと決めていた」。岩下に対し、わずか3球で追い込まれたが、ここから粘った。
フルカウントへ持ち込んでからの7球目、外角低めのボール球を冷静に見送って四球を選んだ。次打者、安田が3−1から左翼へ飛球を上げると、50メートル5秒7の俊足は捕球される瞬間にはもう三塁ベースを踏んでいた。 この姿に井口監督も「もう1打席使ってみようかという気持ちになった」と明言。9、10日のラミゴ戦での先発起用も示唆した。
期待された盗塁には「1球目から走ろうと思ったがタイミングが合わなかった」と残念そうに笑った藤原。高校ビッグ4の先陣を切って実戦デビューを果たした18歳が、確かな輝きを放った。
ロッテは1日、紅白戦の結果を参考にコーチ会議を開き、キャンプ1軍メンバーを次の通りに決めた。
ロッテに日本ハムから新加入したレアードが1日、キャンプ地の沖縄県石垣市で入団記者会見に臨み「優勝に貢献するため、しっかりとプレーしたい」と意気込んだ。
2016年に39本塁打でタイトルを獲得するなど日本ハム時代の4年間で131本塁打をマークした31歳の長距離砲。本塁打を放った際に、大好きなすしを握るポーズが人気で「たくさんのホームランを打って、たくさんのすしポーズをしたい」と笑顔だった。
ドラフト1位・藤原恭大外野手(大阪桐蔭)が、紅白戦に代打で登場。注目を浴びたプロ初打席で、落ち着いて四球を選んだ。
藤原は8回2死走者無しの場面で、3番DH・中村の代打として打席へ。大物ルーキーの登場に、ファンから歓声と拍手が沸き起こった。
5年目右腕の岩下と対戦。初球を豪快に空振りすると、その後は2球のファウルを含め、3ボール2ストライク。フルカウントから、最後は低めを見極めて四球を選んだ。
持ち味の俊足を生かした二盗に期待がかかったが、次打者の安田が左飛。それでも、打席で独特な雰囲気を漂わせ、十分に存在感をアピールした。攻撃終了後、中堅の守備位置についた。
藤岡裕大内野手が、右足膝窩筋腱炎のため、別メニュー調整となった。第2クールから通常メニューに合流する予定。
また、永野将司投手が体調不良のためキャンプ合流を見送り、自宅療養。体調が戻り次第、合流するという。
ブランドン・レアード内野手が、笑顔でキャンプインした。
4年間プレーした日本ハムを退団し、ロッテ入り。日本通算131本塁打の実績を誇る助っ人は現在のコンディションについて「70%の段階。開幕までに100%にしたい」と、自信をのぞかせた。
本塁打を放った際に行う「寿司ポーズ」も披露。「チームの優勝に貢献して、寿司ポーズがたくさんできるようにしたい」とうなずいた。三塁が本職だが「競争はもちろん必要。一塁でも外野でも、監督の方針のもとでやれと言われたらしっかり準備してやっていく」と、頼もしかった。
また、チームの公式キャラクター「謎の魚」が、「寿司のネタにはしないで」と懇願していることについても言及。「あまり、美味しそうに見えないので、食べるつもりはない」と、笑っていた。