ロッテドラフト3位左腕小島和哉投手(22=早大)に早くも個人グッズ発売プランが持ち上がった。名字は「おじま」だが「こじま」と読み間違えられることが多く、球団スタッフはプロ初勝利と同時に「コジマじゃないよ。オジマだよっ!!」Tシャツを発売する意向。
小島本人も「ずっとガチで間違えられ続けていたので嬉しい」。さらに「コジマだよっ!」のギャクで有名なアンジャッシュ児嶋とのテレビ共演も希望し「その時はこのTシャツを着ていきたい」と初勝利へ意気込んだ。
ロッテが「マリーンズ公式ユーチューブチャンネル(https://www.youtube.com/user/marinesTVOfficial)」に石垣島春季キャンプ中にアップした特別動画21本の総再生回数が、18日午前10時の時点で86万回となった。
昨年は24本の動画を投稿し55万回。今年は大幅に再生回数を伸ばしている。
再生回数ベスト5は次の通り。
SNS担当者は球団を通じ「トップ5のうち4つが新人選手に関する動画であることから新人選手への期待、注目度の高さがうかがえる数値となりました。中でも藤原選手の注目度は群を抜いて高くユーチューブだけではなくツイッター、インスタグラムでも彼に関する投稿ではたくさんの『いいね!』がついています。分析をした中で分かった傾向として従来のロッテファンだけではなく、幅広い層にリーチされています。1月、2月といい形でSNSを通して盛り上げることが出来ていると思うので引き続き、展開をしていきたいです」とコメントした。
ロッテは14年9月からユーチューブへの特別動画投稿を始め、これまで投入した動画を合わせた総再生回数は3800万回で12球団トップ。今年もチームの舞台裏動画など、様々な動画をマリーンズ公式ユーチューブチャンネルを通じて積極的に情報発信していくという。
ロッテのドラフト3位ルーキー・小島(おじま)和哉投手(22)=早大=がプロ初勝利を挙げた際に、オリジナルTシャツの発売が検討されていることが18日、分かった。
その名も「コジマじゃないよ。オジマだよっ!!」Tシャツ。名前が1文字違いのお笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋(こじま)一哉が、名前を間違えられて「コジマだよっ!!」と鋭いツッコミを入れることで有名だが、小島もよく名前を間違えられ、こちらは「オジマです…」と丁寧に訂正する生真面目な左腕。活躍&Tシャツ発売で「オジマ」の名を一気に全国に広める。
「そんなTシャツを出してもらえるんですか?ぜひ買いたいです。練習試合、オープン戦としっかりとアピールして1軍で勝てるように頑張ります」と小島。浦和学院高2年春の2013年センバツ優勝投手で、早大でも通算22勝を挙げた。球の出所が見にくいフォームから最速146キロの直球を武器に、15日の韓国・斗山との練習試合では実戦初登板で1回1奪三振無失点。開幕ローテ入りを目指し、順調なアピールを続けている。
1月にアンジャッシュとテレビ番組で共演した先輩・佐々木を通じて、児嶋からヒーローインタビューの“アドバイス”も受けた。「そのときはこのTシャツを着ていきたい」と小島。お立ち台で「オジマだよっ!!」の絶叫をファンも待ち望んでいる。
ロッテがドラフト3位・小島(早大)の「おじま」の読み方普及へ「コジマじゃないよ。オジマだよっ!!Tシャツ」(価格未定)の発売を企画したことが18日、分かった。
本人がよく「こじま」と間違えられることや、元ネタの「こじまだよっ!!」を持つお笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉(46)からテレビ番組で「全力で“オジマだよっ!!”とツッコんで」と助言をもらった縁もあり「プロ初勝利」を条件に発売が決まった。
「ガチで間違えられ続けていたので嬉しいです。1軍で勝てるように頑張ります」と小島。15日の韓国・斗山戦(具志川)では1回無失点デビュー。この日、石垣島2軍キャンプへ再合流したが、アピールを続けて1軍再昇格と開幕ローテーション入りを狙う。
ロッテの中村奨吾内野手(26)、田村龍弘捕手(24)、松永昂大投手(30)が18日、3月9、10日に行われる侍JAPANのメキシコ戦(東京ドーム)に選出された。各選手のコメントは以下の通り。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が広島の同1位・小園との「初対決」完勝を目指す。
中学時代は同じ「枚方ボーイズ」に所属し、高校日本代表でも一緒にプレーした間柄で19日の広島との練習試合(コザ)に向けて「小園とはやってみたかった。しっかり結果を出したい」と対抗心を燃やした。
「自分も(1軍に)生き残れるかどうかが、かかっている。自分のことだけに集中したい」と目の前のプレーに全力を尽くす覚悟だ。
ロッテのドラフト3位・小島(おじま)和哉投手(22)=早大=のオリジナルTシャツが作製されるプランが18日、浮上した。既にネーミングも検討されており「コジマじゃないよ。オジマだよっ!!」Tシャツで決まりそうだ。
小島はこれまで「こじま」と名前の読み方を間違えられることが多く、お笑いコンビ・アンジャッシュの「児嶋(こじま)一哉」と「小島(おじま)和哉」の名前の読み方が似ているという理由で企画が持ち上がった。プロ初勝利を挙げたタイミングで発売(サイズ、金額などは未定)する予定だ。
開幕ローテを狙う即戦力左腕は「そんなTシャツを出してもらえるのですか?せひ、買いたいです。ずっとガチで間違えられ続けていたので嬉しいです。練習試合、オープン戦としっかりとアピールして1軍で勝てるように頑張ります」と新たな“発奮材料”ができて気合十分。
また、チームメートの佐々木千隼投手(24)がアンジャッシュと同じ都立日野高出身というつながりで、同コンビがMCを務めるチバテレビの人気番組「白黒アンジャッシュ」へ出演していることも知っており、「僕もオフに呼んでもらえるように頑張ります。その時はこのTシャツを着ていきたいですね」と共演を熱望していた。
19日に広島と練習試合を行うロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が広島のドラフト1位・小園とのプロ初競演に向け「対戦してみたかった。しっかり結果を出したい」と闘志をみなぎらせた。
小園は中学時代に所属した「枚方ボーイズ」のチームメート。年明けには藤原家と小園家で正月旅行に出掛けた間柄で、グラウンドでは少年時代から切磋琢磨してきたライバル同士だ。
小園について「1番実戦向きなタイプ。どんな球でも打つんじゃないか」と認めるものの、負けてはいられない。同年代の出世頭として「藤原世代」を目指している。
もっとも今は「(対小園は)刺激になるけど、1軍に残れるかがかかっている。自分のことに集中したい」とチーム内での競争を制することに全力を傾ける。プロ初の同世代対決に一意専心で挑む。
ロッテは18日、マリーンズ公式YouTubeチャンネルに石垣島春季キャンプ中にアップした特別動画21本の総再生回数が同日午前10時時点で86万回となったことを発表した。昨年は動画24本で再生数は55万回だった。
以下は再生回数ベスト5。
ロッテは18日、3月9、10日に開催される侍JAPANトップチームのメキシコ代表戦に、田村龍弘捕手(24)、中村奨吾内野手(26)、松永昂大投手(30)の3選手が選出されたと発表した。コメントはそれぞれ以下の通り。
2月18日午後、沖縄県那覇市内にて3月9、10日に開催される『ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019「日本vsメキシコ」』に関する記者会見が行われ、日本代表・侍ジャパントップチームの稲葉篤紀監督が出場メンバー28名を発表した。「昨年2018年を私は試すことのできる年と位置づけました。就任以来、掲げてきたスピード&パワーを実践し、2018日米野球ではある程度の手応えを感じることができました。東京オリンピック2020本番を来年に控えた今年は前哨戦であるプレミア12も見据えながらチームを作ることをテーマにしました」と語った稲葉監督が発表したメンバーは、下記の通り。
28人中、実に11人が侍ジャパントップチーム初選出というフレッシュなメンバー構成となった。これについて稲葉監督は「チームを作り上げていく過程で、本番(今秋のプレミア12、来夏の東京オリンピック2020)までに不測の事態や想定外のことが起きる可能性もあると考え、このメキシコ戦は私の選択肢を増やすためにも、まだ見ていない力のある選手を試す最後のチャンスと考えています。大会本番をイメージしながら直接見たいと思って初めて呼んだ選手、2020年以降のトップチームでの活躍を期待し、(国際)経験を積んで欲しい選手も呼んでいます」と説明。
稲葉監督が2017年に侍ジャパントップチーム監督に就任以降、昨秋の2018日米野球などいくつかの大会を経験した指揮官だが、あらためて自身が目指す野球については「スピード&パワー。野手に関しては、なかなか国際大会では点を取るのが難しい。ある程度スピードを出していかなければいけないですし、スピードだけではなく、パワーという部分では大量点にもつながります。スピード&パワーを掲げながらこの先もやっていきたいと思います」と明かし、秋に控えるプレミア12、そして東京オリンピック2020に向けてチームをビルドアップすることを誓っている。
なお、今大会で対戦するメキシコについて、「MLBオールスターチームと同様に非常に強いチーム」と評価した稲葉監督。フレッシュなメンバー達が、国際大会独特の緊張感の中で、「今持てる全ての力を出して欲しい」と期待した。
誰よりも注目を集め続けている。大阪桐蔭高校から鳴り物入りでマリーンズに入団したドラフト1位ルーキーの藤原恭大外野手の周りには、いつもテレビカメラがある。並みの新人であればプレッシャーを感じるところ。だが、彼は違う。泰然自若。18歳にして臆することなく自らのスイングを繰り返している。
「それは高校時代の指導のおかげだと思います。カメラとかお客さんとかは意識しないのではなく、意識しながらやっていましたから」。
藤原はそう言って大阪桐蔭高校時代の西谷浩一監督の指導方法に感謝をする。名門中の名門である母校のグラウンドには毎日のようにマスコミが取材に来ていた。通常であれば「気にせず練習をしろ」と選手に指示するところだが、西谷監督は違った。
「甲子園では多くのファン、テレビカメラの前で行う。いつも見られていると思って練習をしろ。せっかくの機会なのだからテレビカメラを向けられていることを意識すればいい」。
この言葉が入学したばかりの藤原の心に響いた。元々は人見知りで目立つことは得意ではなかったが、目標としている甲子園優勝のためには避けては通れない道であることを理解した。だから、いつもマスコミの姿をグラウンドで見つけると、ここぞとばかりにアピールした。人前でどのようにすれば能力を発揮することが出来るかを考えるようになった。
「慣れたからといって大観衆の前で緊張しないということはさすがにありません。だから、緊張する中でどこまで自分のプレーをできるかを考えながら取り組みました。甲子園に何回も出させてもらって、いい緊張感を感じることができるようになった。緊張をある程度、楽しめるようになりました」と藤原は言う。
今年1月6日に大阪桐蔭高校グラウンドで行ったマスコミ向けの自主トレ公開にはテレビ、新聞など大勢のメディアが集結した。その中で当初は予定されていなかったフリー打撃のメニューを組み込むと、まだ慣れない木のバットでフルスイング。場外まで打球をかっ飛ばし、大きな話題となった。プロ入り決定後、木のバットで場外まで打球を飛ばしたのはこれを入れて、わずか2度。その2本目は大勢のマスコミの前で見せた。
2月1日にキャンプイン。初日から紅白戦が行われるなど様々な形で実戦形式の打席に立ってきた。しかし17打席無安打。それでも本人には焦りはなかった。石垣島キャンプを打ち上げた後に行われる沖縄本島での実戦に照準を合わせ、試行錯誤を繰り返し、打撃の形を作り上げてきた。そして北谷で行われた2月14日のドラゴンズとの練習試合。日本プロ野球チームとの対外試合初戦とあって多くのマスコミが駆け付ける中、3安打猛打賞の2打点で文句なしの結果を見せつけた。
「今日から日本のプロチームとの対戦だったので。今日からは結果にこだわろうと気持ちを入れていました。ここからの試合はしっかりとヒットを打って結果を出そうと考えていました」。
試合後にグラウンドで行われた会見では涼しげな表情を見せた。してやったりとばかりの凛とした面構え。末恐ろしい若者がマリーンズに入団した。
藤原は高校3年になった時に「ドラフト1位指名される選手になる」という目標を掲げ、それを実現させた。マリーンズがドラフト会議で3球団競合の末、クジで引き当て交渉権を獲得した時、新たな目標を自分に約束した。
「あの日、マリーンズとファンに、ここまで期待してもらっている以上、絶対に日本を代表する選手にならないといけないと思いました。だからインタビューで聞かれた時は『なりたい』ではなく、『日本を代表するプレーヤーにならないといけない』と答えています」。
大志を抱き、若者のプロ1年目は最高の形でスタートしている。順風満帆。もちろん先には、いくつもの苦難や壁は待ち構えているだろう。それでもこの若者ならどんな困難も乗り越え、成長してくれるはずだ。藤原恭大、18歳。若くして、その背中はオーラが漂う。若者は大きな夢を追う。そしてその姿にファンは夢を抱く。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)