1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
埼玉西武 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 中右 | 岡 | 4 | 2 | 1 |
2 | 右左 | 加藤 | 4 | 1 | 0 |
3 | 二 | 中村奨 | 3 | 1 | 0 |
遊 | 平沢 | 1 | 0 | 0 | |
4 | 指 | バルガス | 1 | 0 | 0 |
打指 | 井上 | 1 | 0 | 0 | |
打指 | 宗接 | 1 | 0 | 0 | |
5 | 一 | 安田 | 3 | 0 | 1 |
6 | 左 | 清田 | 2 | 1 | 1 |
左二 | 高濱 | 1 | 1 | 0 | |
7 | 三 | 鈴木 | 2 | 0 | 0 |
8 | 捕 | 田村 | 3 | 1 | 0 |
打捕 | 吉田 | 1 | 0 | 0 | |
9 | 遊二 | 三木 | 3 | 0 | 0 |
打中 | 藤原 | 1 | 0 | 0 | |
計 | 31 | 7 | 3 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 左 | 金子侑 | 5 | 1 | 0 |
2 | 遊 | 源田 | 3 | 1 | 0 |
遊 | 山田 | 0 | 0 | 0 | |
3 | 中 | 秋山 | 3 | 0 | 0 |
一 | 呉念庭 | 1 | 0 | 0 | |
4 | 一 | 山川 | 2 | 1 | 2 |
走右 | 鈴木 | 1 | 1 | 0 | |
5 | 捕 | 森 | 3 | 0 | 0 |
捕 | 駒月 | 0 | 0 | 0 | |
6 | 二 | 外崎 | 3 | 1 | 0 |
二 | 金子一 | 1 | 0 | 0 | |
7 | 指 | 木村 | 4 | 1 | 0 |
8 | 右中 | 愛斗 | 4 | 0 | 0 |
9 | 三 | 佐藤 | 4 | 1 | 0 |
計 | 34 | 7 | 2 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
ボルシンガー | 2 | 2 | 2 |
有吉 | 3 | 2 | 0 |
ブランドン | 1 | 0 | 0 |
酒居 | 0 2/3 | 2 | 0 |
成田 | 0 1/3 | 0 | 0 |
東條 | 1 | 1 | 0 |
高野 | 1 | 0 | 0 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
高木勇 | 3 | 4 | 3 |
粟津 | 2 | 1 | 0 |
斉藤大 | 2 | 1 | 0 |
森脇 | 1 | 1 | 0 |
平井 | 1 | 0 | 0 |
すこぶる仕上がり順調なのだろう。2月下旬にもかかわらず、各チームの主力がシーズンと変わらぬ高い技術を披露している。代名詞の「技」を拾った。
ロッテの「背番号1」清田育宏外野手も、横っ跳び一番の「ザ・キャッチ」を決めた。西武との練習試合(春野)の2回1死一塁、愛斗が放った左翼ポール際の大飛球に全力で追いついた。トップスピードに入ると、打球めがけて一直線。最後はダイビングキャッチでグラブにボールを収めた。滑り込みながらの超美技に高知のファンは大喝采。15年ゴールデングラブ賞獲得の守備範囲が衰えていないことを示した。
激しい外野手争いで、守備力は大きな武器になる。プロ10年目の今季は例年以上に白熱。角中、荻野と実績を備えた選手に加え、ドラフト1位ルーキーの藤原、加藤、岡らとライバルは多い。井口監督はかねがね「どんどん競争があって、入れ替えも激しくなると思う」と競争意識で戦力の底上げを期待している。清田には、守備から出場機会を増やし、足場を固めていったルーツがある。練習試合でみせたベテランのガッツあふれるプレーは価値が高い。
ロッテ岡大海外野手がプレーボール弾を放った。先頭打者で迎えた1回、西武高木勇の初球を捉え、先制ソロを左翼席へぶち込んだ。
「ビジターの1番でチームに勢いをつけたかった。積極的にいこうと思った」と初球を狙いすましての一撃。2回にも初球をたたいて左前打を放ち、持ち味の積極性をアピールした。加藤、藤原と繰り広げる外野の定位置争いで存在感を見せ、井口監督も「ああいった形の1番打者として食い込んでもらいたい」と評価した。
先発したロッテ・ボルシンガー投手が開幕までの修正を期す。
1回に山川に2ランを浴びるなど、2回2安打2失点。直球主体の投球をテーマに投げ込んだが「西武のいいバッターには高めの真っ直ぐが続けば打たれる。低めに集めることが必要」と反省。細かい制球を上げていく。
ロッテが3−2で勝利。西武山川穂高内野手が2ランを放った。
岡が西武との練習試合で1回に先頭打者本塁打を放った。高木勇の初球を左翼に運び「チームに勢いをつけたかった。積極性は継続していきたい」と満足げだった。
昨季途中に日本ハムから移籍した6年目の27歳。外野の定位置争いはドラフト1位ルーキー藤原(大阪桐蔭高)の活躍で激しくなっている。「僕自身、刺激をもらっている」と先輩の意地をのぞかせた。
岡が初回、左越えに先頭打者弾を放った。高木勇の初球を捉え「ビジターの1番なのでチームに勢いをつけたかった」。2打席目も初球を左前打。
昨季途中に日本ハムから移籍。ドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)も加わり、外野の定位置争いは激しい。約5キロ増の体重86キロで臨んでいる6年目の岡は「藤原のがむしゃらさは見習わないといけない」と年下のルーキーからも貪欲に学ぶ。井口監督も「(岡)大海がいい形をつくってくれた。ああいう1番打者が必要」と積極性を評価した。
開幕ローテを狙うロッテ・有吉優樹投手(27)が3回から2番手で登板し3イニングを2安打無失点に抑えた。
前回登板の17日の楽天戦(金武)では3回4失点と精彩を欠いたが、中6日で修正してきた。それでも右腕は「納得していない。バットを折りながらもヒットになったりしたので」と自己採点は低かった。一方で井口監督は「前回より球威もよくてコントロールもよかった。順調に調整してきてくれているかなと思う」と評価していた。
「僕は涌井さんや石川さん達みたいに席が用意されている訳ではない」と語っていた有吉。次回のマウンドも必死の思いで腕を振るつもりだ。
ロッテ・高浜卓也内野手(29)が“代打の切り札”襲名に名乗りを上げた。8回1死一塁の場面に代打で登場し、右前打。得点には結び付かなかったが、この一打で対外試合9千、16打数8安打と打率を5割に浮上させた。
試合前には室内練習場で黙々と30分間マシン相手に打ち込んだ。「試合が増えてくると、どうしてもバットを振る量が少なくしまう。それ(特打)もよかったのかなと思う」と大粒の汗を拭った。
横浜高から2007年高校生ドラフト1巡目で阪神に入団も、10年に小林宏のFAによる人的補償によりロッテに加入。16年の53試合出場をピークに年々出場機会は失われている。
本人の中にも葛藤はあったというが「プロ12年目になって、年齢も考えないといけない。プロである以上、レギュラーとして出たいというのがありますが、僕にとって1番長く野球をできる『生きる道』なのかなと思った。そこで生きていくと決めました」と腹をくくり、左の代打として生き抜く決意を固めた。
「守備も疎かにできない」と、わずかな出場機会を得るためにグラブは一塁用ミット、内野手用と外野手用の3つを持ち、出番を待つ。
「結果を出さないといけない。難しいですけど、結果が出るように諦めずにやりたい」と言葉に力を込めた。30歳を迎える勝負の年。もがいて、泥まみれになって花を咲かせるつもりだ。
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が3−2の8回2死満塁の場面で、対外試合2度目となる代打で登場。西武の同6位・森脇=セガサミー=と対戦し、変化球攻めに「食らいついて何とか振っていきました」。2球で追い込まれながらも2球ファウルで粘ったが、最後は132キロのフォークにバットは空を切った。
これで対外試合は9千25打数6安打の打率2割4分となったルーキーは26日からの宮崎遠征に向けて「今まで通り自分にできることをやっていきます」と気持ちを切り替えていた。
ロッテのマイク・ボルシンガー投手(31)が今季初の対外試合に初先発した。3−0の初回2死一塁から4番・山川に外角高めの直球を左中間席に運ばれる2ランを被弾。直球主体の投球で2回を2安打2失点だった。
助っ人右腕は昨季13勝2敗で最高勝率(8割6分7厘)のタイトルを獲得。涌井、石川と並ぶ三本柱としてのフル回転が期待されている。
石川が3月29日の楽天との開幕戦(ZOZO)に登板することが決まったため、「去年のように土曜日に投げて自分で流れを作れた。土曜日に投げたい気持ちは変わらない。ただ、他の曜日でも監督に『ここで任せたぞ』と言われたところでしっかりとした投球をしたい。そこらへんは監督に決めてもらいたい」と笑った。
ロッテ・岡大海外野手(27)が初球先頭打者アーチを放った。初回の第1打席で相手先発・高木勇の内角に入ってくる球を強振すると打球は左翼フェンスを越えた。
14日の中日戦(北谷)以来、6試合ぶりの対外試合2号。外野の一角を争うなかで持ち前のパンチ力をアピールした。
ロッテの岡大海外野手(27)が西武との練習試合で初球先頭打者アーチを放った。
18歳には負けられない。ドラ1藤原の必死な姿に間近で見てきた岡は「刺激をもらっています。ボク自身がもっとガムシャラにいっていいのかな」と言う。「1番・中堅」で起用された第1打席。高木勇の初球、甘い真っ直ぐをたたいた。打球はグングン伸びて左翼席へ。2回の第2打席でも初球を逆方向へと運んだ。
「1球で仕留める。キャンプから意識している」。外野の一角を争っている。25日には角中、荻野が1軍に合流予定だが、中でも藤原の結果を求める姿勢に気持ちが湧き立つ。
井口監督が「どんどん振っていかなきゃいけない打者」と期待を寄せる岡の原動力は、若武者の藤原だ。