西武は初回、外崎の適時打などで2点を先制する。続く2回裏に、金子侑、源田、秋山の3者連続適時打で3点を加えると、5回には中村が走者一掃の適時二塁打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・武隈が5回3失点で今季初勝利。敗れたロッテは、先発・ブランドンが誤算だった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
埼玉西武 | 2 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | x | 9 |
ロッテは7年ぶりNPB登板のブランドンが2回7安打5失点でKOされ、4連敗。制球も甘く、3盗塁と揺さぶられた。井口資仁監督のコメント。
「やり直さないといけない。もう1回チャンスは与えようと思う」。
ロッテ中村奨吾内野手(26)が2号3ランを放った。5点を追う3回2死一、二塁で西武武隈の甘く入った直球を左翼席中段に運んだ。
「ランナーもいたので何とかかえせるようにと思っていました」と開幕戦楽天戦以来の1発を振り返った。
序盤に大量リードを許し、4連敗。先発のブランドンは2回7安打5失点で「失投を見逃してくれず、残念な結果となってしまった」と振り返った。井口監督は「制球も定まっていなかったし、盗塁もかなりされていた。もう1回チャンスを与えるとは思いますが、やり直さないといけない」と険しい表情で、打線にも「明日(4日)は大幅に変えていこうかと思います」と話した。
開幕から4試合連続本塁打を放っていたロッテのブランドン・レアード内野手(31)が3日、西武2回戦(メットライフ)に「6番・三塁」で出場。本塁打は出なかったが、3打数2安打と好調をキープし、4連敗を喫したチームで気を吐いた。
開幕から5試合連続本塁打となれば、1989年のブーマー(オリックス)以来30年ぶり、プロ野球史上2人目の快挙だったが、レアードは「知っていたけど、連続で打つのは難しいこと。4連続で打てたことは大きな達成。ただ、満足はしていない。これからもやることは変わらない」とすぐに気持ちを切り替えた。
ロッテは3日、西武2回戦(メットライフ)に3−9で敗れて4連敗。4試合で計34失点と守りが崩壊した。
2回7安打5失点で黒星を喫した先発・ブランドンについて、井口監督は「制球も定まっていなかったし、盗塁もかなりされていましたし、(クイックも)色々考えながらやっていたみたいですけど、もう1回やり直さないといけないでしょうね。もう1回はチャンスを与えるとは思いますが」と苦言を呈した。
昨季8勝17敗と、大きく負け越した西武に今季も連敗スタート。打線も中村奨の3ラン以外は得点できず「調子のいい選手と悪い選手がいるので、明日(4日)は大幅に打線を変えていこうかと思います」と話した。
ロッテのブランドン・マン投手(34)が3日、西武2回戦(メットライフ)に先発したが、2回7安打5失点で降板した。
「自分の投球をしようとマウンドに上がったが、相手が失投を見逃してくれず、残念な結果となってしまった。まだシーズンが始まったばかりなので、またしっかり立て直してやっていきたい」。
1回、先頭の金子侑をいきなり遊撃手・藤岡の失策で出塁を許すと、2番・源田の中前打で一、三塁、続く併殺打の間に先制を許した。さらに6番・外崎に左前適時も打たれ、1回から2失点。2回には4連打に加えて、1イニングで3盗塁を許すなどクイックの課題も露呈。この回さらに3失点を喫し、2回で70球を要して降板した。
これで開幕から5試合続けて先発投手に勝ち星がつかなかった。試合前に井口監督は「何とか先発にゲームをつくってもらって、打ち勝たないといけないので」と話していたが、4試合連続で先発投手が5回を持たずにマウンドを降りた。
ブランドンは2011年から2年間、DeNAでプレーした。この日、勝利投手となれば12年9月29日以来の日本での白星となったが、7年ぶりの日本での公式戦登板は悔しい結果に終わった。
ロッテの中村奨吾内野手(26)が3日、西武2回戦に「3番・二塁」で先発出場。3回に今季2号となる左越え3ランを放った。
「打ったのはストレート。ランナーもいたので、何とかかえせるようにと思っていた。まだ序盤なので流れをこっちに持ってこれたらと思った」。
0−5の3回、2死から1番・荻野が右翼線二塁打で出塁。2番・加藤が四球を選び一、二塁となり、中村奨が西武先発・武隈の1ボール2ストライクからの4球目の甘く入った真っすぐを捉え、左翼席中段まで運んだ。
ロッテのブランドン・マン投手(34)が3日、西武2回戦(メットライフ)に先発したが、2回7安打5失点で降板した。
1回、先頭の金子侑をいきなり遊撃手・藤岡の失策で出塁を許すと、2番・源田の中前打で一、三塁、続く併殺打の間に先制を許した。さらに6番・外崎に左前適時も打たれ、1回から2失点。2回には4連打に加えて、1イニングで3盗塁を許すなどクイックの課題も露呈。この回さらに3失点を喫し、2回で70球を要して降板した。
これで開幕から5試合続けて先発投手に勝ち星がつかなかった。試合前に井口監督は「何とか先発にゲームをつくってもらって、打ち勝たないといけないので」と話していたが、4試合連続で先発投手が5回を持たずにマウンドを降りた。
ブランドンは2011年から2年間、DeNAでプレーした。この日、勝利投手となれば12年9月29日以来の日本での白星となったが、7年ぶりの日本での公式戦登板は悔しい結果に終わった。
ロッテのドラフト3位・小島(おじま)和哉投手(22)=早大=が、4日の西武3回戦(メットライフ)で初先発する。
「いよいよですね。今までやってきたことを発揮できるように、しっかり準備していきたい。マウンドに上がったら大丈夫ですが、それまでは緊張するタイプです」。
登板を翌日に控えたこの日は、同球場で軽めの練習。「傾斜がちょっと低いと、先輩からも聞いていたので」とマウンドの傾斜も確認した。
生まれ育った埼玉でのプロ初登板。メットライフドームには、小学生の頃から観戦に訪れていた。「たまたまですが、これもめぐり合わせ。今持っている力を出すことに集中したい」と気合を入れた。
ロッテの福浦和也内野手兼コーチ(43)が3日、選抜高校野球大会の決勝で東邦高に0−6で敗れ、準優勝となった母校・習志野高に対して「結果は準優勝でしたが、選手の皆さんは本当によく頑張ったと思います。『あと1勝』を夏の目標に、これからも期待しています。僕も皆さんに負けないように頑張ります」とエールを送った。
ロッテは投手陣が崩れて4連敗を喫した。先発・ブランドンはDeNA時代の12年10月6日の巨人戦以来、2370日ぶりの日本でのマウンドだったが2回7安打5失点KO。3盗塁を許すなどクイックモーションでの不安も露呈し「相手が失投を見逃してくれなかった。残念な結果になった」。
これで4連敗中は9、9、7、9失点。一方で打線では4番・井上が打率.048と絶不調で、井口監督は「明日は大幅に打線を変える」と話した。
ロッテ・レアードの偉業達成はならなかった。
前日まで開幕から4試合連続本塁打。5試合に伸ばせば89年のブーマー(阪急)に並ぶプロ野球記録だったが、この日は3打数2安打。9回1死の第4打席も左前打に終わり「(記録は)知っていたけど、難しい。4試合でも大きな達成だし、満足しているよ」と振り返った。
それでも「状態はいい」と好調はキープ。4番・井上が打率.048と絶不調で、井口監督は試合後に「明日は大幅に打線を替える」と明言した。レアードが4番に座る可能性もあり、頼もしい助っ人は「どこの打順でも、自分のやることは変わらない」と力を込めた。
習志野OBのロッテ・福浦が、春のセンバツで準優勝に輝いた母校の奮闘を称えた。
93年度卒の福浦は、球団を通じて「結果は準優勝でしたが、選手の皆さんは本当によく頑張ったと思います」とコメント。
夏の大会に向けては「“あと1勝”を夏の目標に、これからも期待しています。僕も皆さんに負けないように頑張ります」と話した。
また、18年ドラフト6位でロッテに入団した古谷は、昨年まで一緒にプレーしていた後輩に「甲子園で活躍する姿はとても立派でした。夏にまた甲子園に戻ってこられるように頑張ってください」とエールを贈った。
ロッテの新外国人ブランドンが今季初先発。日本球界でのマウンドはDeNA時代の12年10月6日の巨人戦以来2370日ぶりだったが、2回7安打5失点でKOされた。
初回に味方失策も絡んでピンチを作り2失点。2回には9番・木村からの4連打に3盗塁と足攻にもあって3点を失った。
前日には「こうやってロッテと契約できて、開幕から2カード目に起用してもらう。本当に名誉なこと。しっかりしたピッチングをしたい。準備は万端だよ」と話していた助っ人だが、残念ながら結果にはつながらなかった。
「おじま」を全国にアピールする。ロッテのドラフト3位左腕・小島和哉投手(22=早大)が、4日の西武戦に先発。地元・埼玉での1軍デビューに「巡り合わせかな。自分の持っている力をしっかり出したい」と意気込んだ。
名字の読みは「こじま」ではなく「おじま」。これまでも間違われることが多かったが、1軍の舞台で名を売って「おじま」の読みを定着させる。
習志野OBのロッテ・福浦和也内野手兼2軍打撃コーチ(43)が3日、センバツで準優勝した母校の後輩たちをねぎらった。「結果は準優勝でしたが選手の皆さんは本当によく頑張ったと思います」と、決勝まで勝ち抜いた選手をたたえた。
今季限りでの引退を決めている福浦は現在、2軍で指導を行いながら選手としての調整を続けている。「『あと1勝』を夏の目標に、これからも期待しています。僕も皆さんに負けないように頑張ります」と、後輩の奮闘に刺激を受けた様子だった。
ロッテ・レアードに、この日は本塁打は出ず、89年のブーマーが持つ開幕からの連続試合本塁打記録の5試合には並べなかった。
3打数2安打と好調は維持しつつも、一発はなく「(記録は)知っていた。連発で打つのは難しい…」と静かに振り返った。
井口監督は打線の大幅な入れ替えを示唆しているが、レアードは「状態はいい。どこの打順でも自分のやることは変わらない」と語った。