ロッテが今季2度目の3連勝を飾った。2回に田村の1号3ランで先制。1点差に追い上げられた直後の5回に角中の右前打で加点した。3年目の種市が5回2失点でプロ初勝利。益田が7セーブ目。楽天は拙攻が響き5連敗を喫した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
東北楽天 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
平成10年生まれの3年目右腕、ロッテ種市篤暉投手(20)が、チーム平成最後の試合でプロ初勝利を挙げた。
3年目の種市がプロ初勝利。これで「平成」の時代に勝利を挙げた投手は、89年4月8日ヤクルト戦の桑田(巨人)から始まり、種市で通算1288人目となった。ちなみに平成最多勝は214勝を挙げた山本昌(中日)。
青森バッテリーの女房役が攻守で勝利を呼び込んだ。高校3年間を青森・光星学院で過ごしたロッテ田村龍弘捕手が2回1死一、二塁から、左翼席へ決勝の1号3ラン。
「しっかり振り抜けました。昨日も2本(安打が)打てて、今日が大事と思っていた。しっかり今日も打ててよかった」と、まずは会心のアーチで種市を援護した。
リードでも巧みに引っ張った。「真っ直ぐが1番いい球なんで、相手の調子と特徴は関係なく、どんどん勝負して行こうと思った」。初回は19球中13球が直球。球数が50球を超え、疲れが見えてきた4回には「球威も5、6キロ落ちてきていたので。スライダーとフォークを交えながら」と21球中10球が変化球のリードに変え、楽天打線をかわした。「たね(種市)が勝てたことが1番よかった。あいつ中継ぎで頑張ってたんで、何とかしてあげたかった」と後輩の勝利を喜んだ。
平成10年生まれの3年目右腕、ロッテ種市篤暉投手(20)が、チーム平成最後の試合でプロ初勝利を挙げた。今季はこれまで全て中継ぎ。勝ちパターンを任されていたが、今週から試合数が増えることに伴い、先発のチャンスをつかんだ。5回を6安打2失点にまとめ、念願の白星。師と仰ぐソフトバンク千賀の背中を追って、令和の球界を代表する投手を目指す。
9回2死一塁、1発が出れば同点の場面。種市は何度もまばたきをしながら、ベンチの最前列で声援を送った。守護神益田が空振り三振を奪うと喜びを爆発させた。「鳥肌が立ちました。よかったです。ほっとしました。9回は試合(で投げている時)より緊張しました」と本音が漏れた。
意地でも足を離さなかった。5回1死一、三塁。楽天の4番島内の一ゴロで一塁ベースカバーに走った。一−遊とつなぎ2死。遊撃手からの転送を倒れながら捕った。きわどいタイミングも判定はセーフ。併殺崩れの間に追加点を与えたかに思われたが、リクエストで判定が覆り、併殺が完成した。「自分の中ではセーフかなと思ってスクリーンを見たら『アウトだな』と。リクエストしてもらえてよかったです」。勝ち投手の権利を持って、5回88球、6安打2失点でバトンをつないだ。
オフには「千賀さんのようになりたい」とソフトバンク千賀も参加する鴻江寿治氏が行う自主トレ合宿の門をたたいた。「体の使い方を教えてもらいたいなと思っていた。自分でも1年間投げられるフォームだと思っていなかったので」と動作解析を元にフォームの修正に臨んだ。千賀とは同じそり腰という共通点もあり「自主トレで言われたことを意識して一から見直してます。難しいですが、色々と勉強中です」。苦戦しながらも、憧れる男のフォーム再現に励んだ。
師匠と同じ道を歩んでいる。プロ入り後まずは先発を務め、その後中継ぎ。そして再び先発マウンドへ。速球で押すスタイルも同じで、初回1死では試合前に「打ちとっているイメージがない」と話していた楽天田中に対し、全て150キロ超えの直球で勝負。最後はこの日最速の151キロで空を切らせ、3球三振に仕留めた。
青森出身の20歳は「平成で勝てて良かった」とうなずき、力強く誓った。「球界を代表する選手になりたい」。平成で挙げた1勝を土台とし、令和で白星を積み重ねる。
ロッテは2回に田村1号3ランで先制。投げては先発種市が3回まで1安打無失点4奪三振の好投を見せ、主導権を握る。
楽天は4回に4連打で2得点し、1点差に迫る。ロッテは5回に角中の適時打で2点差に広げる。先発種市は5回2失点で降板。
両チーム継投に入った終盤は投手戦となった。ロッテが逃げ切り3連勝、種市はプロ初勝利を挙げた。益田が7セーブ目。楽天は5連敗。近藤が2敗目。
3年目右腕のロッテ種市篤暉投手(20)がプロ初勝利の権利を持ってマウンドを降りた。
初回から140キロ後半の直球を軸に腕を振った。3回2死に楽天茂木に右前打を打たれるまで無安打投球。4回に4連打で2点を奪われたが、無死一、二塁のピンチで後続を断った。
5回1死一、三塁では楽天4番島内の併殺崩れの間に追加点を与えたかに思えたが、井口監督のリクエストが成功し併殺が完成。5回88球を投げ6安打2失点、3者連続を含む4奪三振でバトンをつないだ。今季はこれまで全て中継ぎで8試合に登板し、防御率1.38。勝ちパターンで6回を任されていた。
打線では女房役の田村が2回に1号3ランを放つなど種市を援護。4−2で終盤戦に入った。
パ・リーグは29日、平成最後となる3試合が行われ、ロッテは今季2度目の3連勝で平成を締めた。先発した3年目の種市篤暉(あつき)投手(20)が、5回6安打2失点でプロ初勝利。楽天は拙攻が響き5連敗を喫した。
平成10(1998)年に生まれた20歳の若武者が、ロッテにとって平成最後となった試合で輝きを放った。種市が今季初先発で5回を6安打2失点と好投し、3年目で待望のプロ初勝利。「平成で勝ててよかったです。人生最高の日になった」と実感を込めた。
4回に4連打で2点を失い、4−2の5回には1死一、三塁のピンチを招いた。ゴロをさばいた井上が二塁へ送球。懸命に一塁カバーに入って遊撃手からの転送を捕ったが判定はセーフ。リクエストによるリプレー検証で判定が覆り、併殺を完成させ「最後はばてていた。アウトで良かった」と息をついた。
青森・八戸工大一高から2017年にドラフト6位で入団。契約会見では、13年に放送された東北を舞台にしたNHK連続ドラマ「あまちゃん」で俳優、福士蒼汰が演じた「種市先輩」を引用し「顔も負けていない」と猛アピールを誓った。
2年目の昨季に1軍デビューを果たし、7試合に先発して0勝4敗。今季は初めて開幕1軍入りし、中継ぎで8試合に投げて防御率1.38と好結果を残して、この日のチャンスをつかんだ。「ピンチで粘れるようになった。昨年よりは成長した」と胸を張るように、敵地の大観衆の前でも動じなかった。
開幕前はソフトバンク・千賀に弟子入りを志願し、練習をともにした。貪欲に成長を求めるホープは「球界を代表する投手になりたい」と令和の時代での飛躍を誓った。
田村が攻守で種市の初勝利をアシストした。大阪出身だが青森・光星学院高(現八戸学院光星高)で3年間を過ごした24歳捕手は、2回1死一、二塁で左越えに先制の1号3ラン。八戸工大一高出身の20歳右腕との「八戸バッテリー」で楽天打線を封じ込んだ。「真っ直ぐが1番いいので、どんどん勝負していこうと考えていた。タネが勝ったことが良かった」と4学年後輩の活躍を何よりも喜んだ。
ロッテの田村が2回1死一、二塁で2ボールから近藤の直球を狙い澄ましたように捉え、左翼席に先制の1号3ランを放った。
大阪府出身だが青森・光星学院高(現八戸学院光星高)で3年間を過ごした。この日は青森・八戸工大一高出身の種市と「八戸バッテリー」を組んでいた。「真っ直ぐが1番いいので、どんどん勝負していこうと考えていた。タネが勝ったことが良かった」と後輩のプロ初勝利を何より喜んだ。
7度はね返され、8度目でつかんだプロ初勝利だ。ロッテの3年目・種市は4−2の9回2死一塁、最後の打者・田中が空振りの三振に倒れたことを確認し、やっと笑った。
「鳥肌が立ちました。(9回は)試合より、緊張した。人生最高の日になりました」。
初回1死、田中をこの日最速151キロで3球三振。3球全て空振りだ。自主トレで入門したソフトバンク・千賀に「貫通力が凄い」と絶賛される直球は、今季初先発で途中球速が落ちても差し込んだ。5回1死一、三塁では一ゴロで1点差とされたが、井口監督のリクエストで覆り、併殺打。5回6安打2失点でチームを2度目の3連勝へ導いた。
昨季は7試合に先発し、0勝4敗。今季は中継ぎで8試合、防御率1.38と順調だったが、4月中旬、遠征中の千賀と食事した際、指摘された。「自主トレの時は140キロが150キロに見えた。今は150キロが150キロのままだ」。中継ぎで全力を意識するあまり、脱力の意識が薄かった。シーズン中も師匠が全投球を確認してくれていたことも知った20歳は結果で恩返しした。
「平成の最後に勝ててよかった。球界を代表する投手になりたい」。ウイニングボールは野球殿堂博物館入りし、5回3アウト目のボールとなったが「(博物館で)あれが自分のウイニングボールだと言いたい」と全く気にしていない。
「令和時代」にいくつも記念球をつかむ使命を負う右腕の歴史は始まったばかりだ。
スタメン唯一の「1割打者」だったロッテ・田村は2回1死一、二塁から左翼へ決勝の1号3ラン。18年8月22日の西武戦(ZOZOマリン)以来250日ぶりの一発で種市を援護した。「監督のアドバイスのおかげでいい感覚が戻ってきた」。
ミートポイントが前で打ち過ぎる点と、バットのヘッドが寝ているのを修正。2試合連続マルチ安打で打率.207と2割に乗せた。
ロッテの3年目・種市が、5回6安打2失点。8度目の先発でプロ初勝利を挙げた。
3回までは1安打無失点。4回には4連打で2失点したが、4−2の5回1死一、三塁、島内の一ゴロで失点したかに思えたが、ベンチの井口監督からのリクエストで判定は覆り、併殺打で最後のピンチも切り抜けた。
「9回は投げているより、どきどきした。(勝った瞬間は)鳥肌が立ちました。人生、最高の日になりました」。
今季は中継ぎで8試合、防御率1.38と結果を出し、再び、先発に抜てきされた。パ・リーグでは平成最後の試合で駆け込みプロ初勝利を挙げた20歳は「平成で勝ててよかったです。球界を代表する投手になりたい」と新時代の令和でさらなる活躍を誓った。
リーグ最後の「平成ゲーム」だったために記念のウイニングボールは、野球殿堂博物館入りすることが決まっていたために、種市の手元には代わりに5回の3アウト目を奪ったボールが届いた。思わぬ形で記念球を手にすることができなかったが、若き右腕は「(博物館で)あれが自分のウイニングボールだと言いたい」と笑い飛ばしていた。
ロッテ・田村の2018年8月22日の西武戦(ZOZOマリン)以来250日ぶりとなる1号3ランが、決勝弾になった。
楽天・近藤の137キロ直球を左翼席へ。「しっかり振り抜けました。会心です。仙台で初めてのホームラン。監督のアドバイスのおかげでいい感覚が戻ってきたので、続けていきたいです」と田村は手応えを語る。
その指導とは「八重樫風」の修正法だった。26日の練習日、マシン打撃に取り組む田村に近づいた井口監督が、足下に斜めにバットを置いて、投手側に正対して構えるようにさせた。「打撃ポイントが前だったので、も少し、近くになるようにですね。もっと打てる打者なんでね」と指揮官。ヤクルトで活躍した八重樫幸雄氏(67)の現役時代を彷彿とさせる体を開いた構えで練習し、ポイントをつかんだ。
チームにとって「平成最後の一発」は種市のプロ初勝利を大きく、後押し。種市と田村はそれぞれ、高校時代は八戸工大一と八戸学院光星で活躍した「八戸バッテリー」。捕手としても20歳の右腕を巧みにリードし、チームを3連勝へと導いた。
平成最後となったパ・リーグ3試合のウイニングボールは野球殿堂博物館に寄贈された。勝利監督らがサインを入れ、早ければ令和の時代を迎える1日から同博物館に展示される予定。30日のセ・リーグ3試合でも同様に寄贈され、1日に行われる6試合の「令和1球目のボール」と、「令和1号本塁打を打ったバット」も展示される。
27個目のアウトを取った瞬間、ベンチにいた種市の表情が一気に和らいだ。今季初先発で5回を2失点。チームにとって平成最後の試合でプロ初勝利だ。「最後は自分が投げてる時よりも緊張しました。平成で勝ててよかった。人生最高の日になりました!」。高卒3年目右腕は、初々しい笑顔をはじけさせた。
気力と体力を振り絞った。初回から飛ばし、最速151キロの直球を軸に3回までは楽天打線をねじ伏せた。球速が落ちた4回以降はピンチを招いたが、5回1死一、三塁では、島内の一ゴロ併殺打で体を投げ出すようにして一塁ベースカバーに入った。際どいタイミングだったが、リプレー検証の末にセーフ判定が覆った。「すごくバテてたので、リクエストしてもらってよかったです」と井口監督に頭を下げた。
力強い直球は、パの奪三振王仕込みだ。オフにソフトバンク・千賀に弟子入りを志願し、投球時の体の使い方や千賀がダルビッシュから教わったトレーニング法などをたたき込まれた。「同じリーグの僕にも隠さずに教えてくれた。いずれは追いつき、追い越したいです」と目を輝かせる。
ヒーローインタビューでは「球界を代表するピッチャーになりたいです!」と宣言。20歳の若き“種”が、プロで確かな芽を出した。
プロ初勝利を挙げた種市が、ウィニングボールを手にできない珍事となった。この日はパ6球団の平成最後の試合で、30日のセ3試合と合わせた平成最後のウィニングボール計6球は野球殿堂博物館に寄贈される予定。種市には、5回を投げ切った際に自身が最後のアウトを取ったボールが“勝利球”として手渡された。事情は本人にも説明されたが「両親に渡して、神棚にでも飾ってもらえれば」と話した。
ロッテの3年目右腕・種市篤暉投手(20)が、今季初先発で5回2失点と好投。チームにとって平成最後の試合で、プロ初勝利の権利を手にしてマウンドを降りた。
種市は、23日の西武戦(ZOZO)で、中継ぎで1回を投げて以来、中5日での登板。序盤、最速151キロを計測した直球を軸に、フォーク、スライダーを交えた力の投球を披露。3回までわずか1安打に封じ、4三振を奪った。疲れが見え始めた4回に4連打で2点を奪われながらも踏ん張ると、勝利投手の権利がかかった5回も1死一、三塁のピンチを招いたが、島内を一ゴロ併殺打に仕留めた。
島内の一打は、自身が遊撃手からの転送を受けて一塁ベースカバーに入った判定が、リプレー検証の末にセーフからアウトに覆った。当初の判定通りだったら、1点差に迫られ、なお2死一塁となるところだったが、何とかこの回を投げきった。
種市は5回で88球を投げ、6安打4奪三振2死球で2失点だった。
ロッテ・田村龍弘捕手(24)が、2回に先制の今季1号3ランを放った。「8番・捕手」で出場し、2回1死一、二塁から楽天の先発・近藤がカウントを取りに来た甘い直球を強振。打球はライナーで左翼席に飛び込んだ。
「しっかり振り抜けました。会心です。仙台で初めてホームランが打てました。監督のアドバイスのおかげでいい感覚が戻ってきたので、続けていきたいです」。昨年8月22日の西武戦(ZOZO)以来の一発は、プロ7年目にして楽天生命パークでの初アーチ。今季初先発となった3年目右腕・種市に大きなプレゼントとなった。
5回6安打2失点でプロ初勝利初勝利の瞬間を、ロッテ・種市は「鳥肌が立ちました」と振り返り、こう続けた。
「人生、最高の日になりました」。
5回6安打2失点。「最初は飛ばしました。最後はバテましたが」の言葉通り、3回までは4奪三振で安打は1本のみだった。時に150キロを超える真っ直ぐを中心にフォーク、スライダーで緩急を利かせた。
4回に4連打で2点を失った。5回には1死一、三塁から楽天・島内の併殺崩れの間に追加点を奪われたかに見えたが、井口監督のリクエストが功を奏した。
昨季は7試合に先発して0勝4敗。今季は8試合の中継ぎを経てチャンスをつかみ「平成最後の試合に全力で投げて勝ちたい」の願いはかなった。「次は6、7回までいけるように」。プロ3年目の20歳がキッと前を見据えた。
ロッテ・田村龍弘捕手が今季初先発した種市をリードとともに打撃面でもバックアップした。
2回に援護弾を放った。鈴木と清田の連打で1死一、二塁。近藤の2−0から真っ直ぐを左翼席へ運んだ。今季1号3ランは20歳の右腕を鼓舞した。
「しっかり振り抜けた。会心です」と言いながら、「とにかくタネ(種市)が1番です。勝ってよかった。中継ぎで(8試合)頑張っていたし」と自分のことのように喜んだ。
「(種市は)真っ直ぐが1番いい球なので(序盤は)それで押した。球速も5、6キロ落ちてきたのでスライダーやフォークを織り交ぜた」。種市の88球を演出して被安打6で2失点に導いた。
この日までの打率は.185だったが、4回にも中前打を放った。「前の日(28日)も2本打ったし」と打撃上昇への手応えを強調する。
井口監督からは「打つ時にヘッドを立てて」とアドバイスをもらったそうで、その井口監督は「(田村は)振りがよくなった」とほめた。
「よかったです」。田村が笑顔を浮かべていた。
5回。先頭の荻野が安打で出塁してすかさず二盗を決めて無死二塁。近藤から右翼へキッチリと運んだ。楽天は近藤を諦めて、マウンドに青山を送った。
「打ったのはシュートかツーシームです。点を取られたあとだったので、すぐに1点返すことができて良かったです」と話した。
1、2番コンビがうまく機能しての追加点となった。
田村が今季初先発の種市を後押しする1発を放った。
2回、鈴木と清田の連打で1死一、二塁。この好機に近藤の2−0からストレートをたたいた。打球は左翼席への今季1号となる3ラン。昨年8月22日の西武戦以来の本塁打だ。
「しっかり振り抜けました。会心です。仙台で初めてホームランが打てました。監督のアドバイスのおかげでいい感覚が戻ってきたので、続けていきたいです」。
プロ3年目の種市は8試合の中継ぎ登板(0勝0敗2H、防御率1.38)を経ての今季初先発となった。
昨季は7試合に先発したものの、0勝4敗だった。「平成のうちに勝ちたい」と話して上がったマウンドだった。
3回までは0を並べたが、4回に先頭・浅村の右二塁打からの4連打で2点を失った。