巨人は0−2の4回に若林のプロ初本塁打の2ランで追い付き、5回に岡本、大城の連続適時打で2点を勝ち越した。メルセデスが6回途中2失点で5勝目。中川が9回を1点でしのいだ。ロッテは再三の好機を生かし切れなかった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | x | 4 |
ロッテの投手交代をハプニングが襲った。
8回のイニング間、6回から登板したチェン・グァンユウ投手(28)が1度マウンドに向かうも、ベンチに下がり西野勇士投手(28)がマウンドへ。投球練習中に審判団が何やら話し合った。西野は投球練習を終えたがベンチに戻り、チェンが再びマウンドに向かった。
実は8回から西野が登板する予定だったが、チェンが交代に気づかずインフィールドに立ち入ったため、交代が認められなかった。公認野球規則5・10(i)の「すでに試合に出場している投手がイニングの初めにファウルラインを越えてしまえば、その投手は第1打者がアウトになるかあるいは一塁に達するまで、投球する義務がある」が適用された。
野球規則には例外として「ただし、その打者に代打者が出た場合、またはその投手が負傷または病気のために、投球が不可能になったと球審が認めた場合を除く。また、投手が塁上にいるとき、または投手の打席で前のイニングが終了して、投手がダッグアウトに戻らずにマウンドに向かった場合は、その投手は、準備投球のために投手板を踏まない限り、そのイニングの第1打者に投球する義務はない」とあるが、当てはまらなかった。その後チェンは無死一、二塁のピンチを作ったが西野と交代し後続を断った。
井口監督は「ピッチングコーチがチェンに(交代を)伝えたとは言っていたけど、なかなかチェンが理解できてなかったのかなと。こっちもちゃんと伝えないといけなかった」と振り返った。
ロッテ先発二木康太投手を援護できず、接戦を落とした。3回に2点を先制し、なおも無死満塁と好機が続いたが後続が倒れ2点止まり。
2点を追う6回にも無死二、三塁としたが代打菅野が遊飛。続く代打香月の左飛で三塁走者が本塁を狙うも左翼亀井の好返球で憤死。もう一押しできず、井口監督は「一気に取れるところで流れが止まってしまった。二木は全然責めることができない。打線でカバーできなかった」と悔やんだ。
ロッテ吉田裕太捕手(27)がアクシデントに見舞われた。2点を追う8回1死一塁、遊撃深くへのゴロを放ち、併殺を免れようと全力疾走。一塁を駆け抜けたところで左太もも付近を痛めた。自らの足でベンチまで戻ったが、その裏の守備から柿沼と交代した。
ロッテは現在、右ハムストリングス筋損傷の田村、右大腿二頭筋肉離れの藤岡、左大腿直筋肉離れの角中、左肘の炎症の松永と故障者が相次いでいる。
ロッテ二木康太投手(23)が5回4失点で降板し、5試合連続のクオリティースタートとはならなかった。
2点リードの4回2死一塁から若林に2ランを浴び同点に追いつかれると、5回も2死無走者から3連打で2点を失った。最速145キロの直球を軸に8三振を奪うなど力投をみせたが、あと1歩踏ん張れなかった。「悪くはなかったと思うんですが、ピッチャーにフォアボールであったり、ツーアウトからの失点だったり、防げる失点というのがあったのではないかと思います」と悔やんだ。
ロッテ・レアードが4月21日以来、今季2度目の4番起用に応える適時打を放った。
3回、3番清田の押し出し四球で先制し、なお無死満塁。巨人先発メルセデスの初球、141キロの直球を左翼前へライナーで運んだ。「先制した後、すぐに追加点が取れて良かったよ。グレートだよ」と喜んだ。主砲井上を5日の死球の影響で欠く中、貴重な適時打だった。
ロッテが7日、交流戦ポスターに登場するウサギ型ロボットの詳細が判明したと発表した。
ロッテが交流戦優勝奪回作戦(通称:V作戦)遂行のため、秘密裏に開発を進めていた12球団最強ロボット・マジワランに対抗するロボットとして装甲をできる限り厚くした新型機。角ばった前期型から丸みを帯びることで衝撃を緩和している。全ロボット中、最重量機で、がまぐち財布から変身する。
ロッテは毎回塁上をにぎわせたが、適時打はレアードの1本だけで3得点に終わった。井口監督は「今日は打線でカバーしないといけない試合」と、先発の二木を援護できなかった攻撃陣を敗因に挙げた。
3回に2点を先行した後の無死満塁でたたみかけられず、2点を追う6回には無死二、三塁の好機を逸した。井口監督は「そこでしっかり点を取らないと」と渋い表情だった。
若林は試合前、桐蔭学園高の4学年先輩であるロッテ・鈴木の元に駆け寄った。「めちゃくちゃ優しい人です」。法大時代に母校のグラウンドで挨拶したのが最初の出会い。JX−ENEOSに進んだ2016年に高校時代の恩師、土屋恵三郎・現星槎国際湘南高監督の元を訪れた際には、鈴木も契約更改交渉を終えて昼食に合流した。鈴木は年俸1億円に到達した年だったが、若林は「昼食代?土屋監督が払っていましたね」と暴露していた。
8回、ロッテの投手交代でハプニングが起きた。3番手で西野が登板のはずが2番手のチェンが1度インフィールドに入ったため、先発投手および救援投手の義務が記載されている野球規則の「5・10のf」に従ってチェンに打者1人をアウトにするか一塁に達するまで投球する義務が生じた。
結局無死一、二塁で登板した西野が無失点に切り抜けたが、日本語が堪能で通訳を付けていない台湾出身のチェンは「僕の責任」。吉井投手コーチも「伝達できなかったこっちの責任」と反省した。
ロッテは主力に負傷者が相次ぎ、逆転負けを喫した。主砲の井上が6日の阪神戦の走塁で右太腿裏を痛めた影響から欠場。代役4番のレアードが3回に無死満塁で左前打を放って2点目を挙げたが、大量点には至らず。井口監督は「ノーアウト満塁で一気に取れなかったので流れをつかめなかった」と振り返った。
8回には2番手捕手の吉田が走塁で左太腿裏付近を痛め交代。正捕手の田村を欠く捕手陣にまた大きな不安材料となった。
終盤に起きた投手交代時のハプニングにロッテ・井口監督は「チェンが理解できてなかった。こっちもちゃんと伝えないといけなかった」と反省を口にした。
2−4の8回。3番手の西野がマウンドに上がり、投球練習を始めたが審判が交代を認めなかった。
交代と認識していなかったチェンが1度インフィールドに入ったため、ルール上、次の打者に投球しなければいけなかったため。無死一、二塁となったところで、ようやく西野が登板したが、終盤のドタバタ劇で反撃ムードにも水を差す形となった。
ロッテ・井上晴哉内野手(29)が7日の巨人戦の先発出場メンバーから外れた。井上は5日の交流戦・阪神戦では左ふくらはぎに2度、6日の同戦では左肘に1度死球を受けていた。出場選手登録の抹消はせず、この日の出場は様子を見て決める。
6日の試合では井上の死球をきっかけに両軍がマウンド付近に入り乱れ、警告試合が宣告された。
大相撲・元横綱武蔵丸の武蔵川親方が東京ドームの交流戦・巨人戦前のロッテベンチを陣中見舞いに訪れた。
鳥越ヘッドコーチが現役時代から親交があり、日本シリーズの観戦など野球ファン歴は長いという。この日は鳥越コーチを介して友人となった井口監督を激励。握手を交わして記念写真におさまった武蔵川親方は「もう長い付き合いだから」と、2人にエールを送っていた。
ロッテが交流戦・巨人戦用の「挑発ポスター」に登場するウサギ型ロボットの詳細を公開した。
終盤の投手交代でドタバタ劇が起きた。
2−4の8回に3番手で西野がマウンドに上がり、投球練習を始めるも審判が交代を認めず。この回から交代と認識していなかったチェンが1度インフィールドに入ったため、次の打者に投球する必要があった。
その後、無死一、二塁となったところで西野が登板。無失点に抑えたが、試合の結果を左右する場面でもあったため、吉井投手コーチは「ミスコミュニケーションでした。こちらのミスです」と反省していた。
ロッテ・二木康太投手(23)が5回7安打4失点で4敗目(4勝)を喫した。
2−0の4回2死から陽に右前打、若林に右翼への同点2ランを被弾。5回にも2点を失った。「悪くはなかったと思うんですが、ピッチャーにフォアボールであったり、ツーアウトからの失点だったり、防げる失点というのがあったのではないかと思います」と反省を口にした。
4試合連続で続いていたクオリティースタート(6回以上自責3以下)もストップした。
ロッテ・井上晴哉内野手(29)がスタメンを外れた。井口監督は「晴哉は、ちょっと足が動かないということで、今日は後からになる」と説明。6日の阪神戦(ZOZO)での走塁中に右足かかとを負傷。指揮官は「いるメンバーでやっていくしかない」と話したが、打線は昨季交流戦の首位打者・角中も負傷離脱で“飛車角落ち”。正捕手の田村、藤岡と攻守の要も離脱しており厳しい戦いとなりそうだ。
また、この日はレイビンが再調整のため2軍降格。代わって、李が昇格した。
ロッテは巨人戦における交流戦恒例の挑発ポスターに登場するウサギ型ロボットの詳細を明かした。
ロッテ・田村龍弘捕手(25)と藤岡裕大内野手(25)が8日のイースタン・巨人戦(ロッテ浦和)で実戦復帰することが7日、分かった。田村は5月11日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で右太もも裏筋損傷。藤岡は5月21日のオリックス戦(京セラD)で右太ももの肉離れで2軍調整していた。井口監督が「思ったよりも2人とも早く戻ってこれそう」と語っていたように、順調に回復。2軍戦に数試合出場した後、1軍に昇格する見込み。チームにとってもレギュラーコンビの復帰は明るいニュースだ。
まさに踏んだり蹴ったりだ。ロッテが逆転負けの上に、捕手の吉田が左足肉離れで戦列離脱だ。
途中出場で迎えた8回1死一塁の打席。遊ゴロで併殺を避けようと一塁へ全力疾走した際に「(ベースを)踏む前にやってしまった。気づいたら駆け抜けていた」と顔をしかめた。田村、藤岡、角中に続き、ここ1ヶ月で4人目の肉離れだ。
吉田は田村不在の穴を江村とともに埋めてきた。井口監督は「(ケガは)厳しいと思う。捕手を下から上げなくては」とこれまた厳しい表情を浮かべる。
3回に2点を奪ってなお無死満塁。だが、中村奨が三振、岡が遊ゴロ併殺打だ。6回無死二、三塁の絶好機も逃した。「3回に一気にいけるところで流れを止めた。6回、あそこで点を取れなきゃ勝てない」。井上も左足の不調で出番なし。借金は3になった。
ロッテは7日、巨人戦の交流戦ポスターに登場する「ウサギ型ロボット」の詳細を発表した。
ロッテが交流戦優勝奪回作戦(通称V作戦)遂行のため、秘密裏に開発を進めていた12球団最強ロボット・マジワランに対抗して装甲をできる限り厚くした新型機。角ばった前期型から丸みを帯びることで衝撃を緩和している。全ロボット中、最重量機でがま口財布から変身する。