巨人は2回に陽岱鋼の適時三塁打などで2点を先制した。その後も亀井、若林、阿部の本塁打などで着実に加点。菅野が6回3安打2失点で、5月8日以来の6勝目を挙げリーグ最多に並んだ。ロッテは石川が4回6失点と誤算だった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 |
巨人 | 0 | 2 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | x | 11 |
ロッテ細谷圭内野手(31)が今季2度目の昇格で初安打を放った。
4点を追う7回1死、代打で登場。カウント1−1から巨人宮国のフォークボールを中前にはじき返した。「(開幕当初、イースタン・リーグでともに戦ってきた)他のやつらもみんな打ってたんで、柿沼も打ったし俺もいったろうと思った」と前日にプロ初安打を放った後輩の勢いに続いた。
今季は開幕1軍こそ逃したものの、2軍で打率3割7分1厘の成績を残し4月16日に1軍昇格。しかし正捕手田村がケガで離脱すると、内外野どこでも守れ、太田商2年時に捕手経験があったことから、有事の際の「第3捕手」に指名された。「捕手細谷」はあくまでも捕手がケガした場合などの最終手段だったため、最後の1人までベンチに残る必要があった。
そのため、1軍で打席に立ったのは7打席と少なく安打が出ないまま、ベテラン捕手細川を登録する関係で、5月20日に抹消された。「そういう中で打たなきゃいけないので、そう(打席数が少ない)は言ってられない」と言い訳はなかった。
2軍降格後は「打席の中で力まず、焦らないように取り組んできた。1軍に向けてしっかりやる。それだけでした」と10試合に出場し30打数12安打、打率4割の成績を残し、3週間たたず再昇格をつかみ取った。チームは巨人に3−11と大敗したが、ケガ人が相次ぐ中でのユーティリティープレーヤーの昇格即安打は大きな収穫だった。
ロッテは交流戦2カード連続の負け越しとなった。
先発石川が初回、自己最速の153キロの直球を軸に3者連続の三振を奪う完璧な立ち上がりを見せたが、2回から連続失点し4回6失点で降板。中継ぎ陣も打ち込まれ今季ワーストタイの11失点となった。
井口監督は石川について「初回は素晴らしい立ち上がりだったけど、点を取られてから逃げるピッチングになってしまった」と指摘した。
ロッテ先発の石川歩投手(31)が4回6失点で降板。自身3連勝とはならなかった。
初回、1番亀井、2番坂本に対し6球連続で直球を投じ、2者連続3球三振。3番丸からも自己最速の153キロの直球で空振り三振を奪い、完璧な立ち上がりを見せた。
しかし2回に大城、陽岱鋼に連打を浴び先制を許すと内野ゴロの間に2点目を与えた。3回からは球威も落ち、3回先頭の亀井に5号ソロ、4回先頭の若林にも2号ソロを浴びるなどなど4回9安打6失点で5回に代打を送られた。
石川は「ボールが全部高かったです。それだけです」とうつむいた。17年6月13日から続いた交流戦の連勝も5で止まった。
ロッテが9日、売り子ペナントレース6月ラウンドの途中経過を発表し、1位はあやかさんとなった。
あやかさんは「売り子2年目のあやかです。6月は天候にも恵まれ、ビールが売れるようになってきました。暑い中でも売り子を頑張れるのはお客様の皆様が沢山励ましてくれるおかげです。6月なんとか1位を死守できるようにこれからマリンでの残り6試合、頑張ります!」と意気込んだ。
以下順位。
先発の石川が、今季ワーストタイの4回9安打6失点で3敗目を喫した。1回は最速153キロの直球を主体に3者三振でスタートした交流戦5連勝中の右腕だが、2回以降は亀井、若林に本塁打を浴びるなど6本の長打で沈み、「ボールが全部高かった」と猛省した。井口監督は「初回はすばらしかったが、変化が多くなって逃げる投球になると、つかまってしまう」と奮起を促した。
ロッテの石川は1回に150キロ台の直球を連発して3者三振で立ち上がったが、2回以降は別人の投球だった。亀井、若林にソロ本塁打を浴び、4回6失点で3敗目を喫し「ボールが全部高かった。それだけです」とうつむいた。
井口監督は「素晴らしい立ち上がりだったが、点を取られてから変化球が多くなった」と指摘。4回に捕手を江村から柿沼に交代させても、復調の兆しは見えずじまいだった。開幕投手まで任せたが、防御率は5.12にまで悪化し「逃げたような投球ではつかまってしまう」と苦言を呈した。
ロッテの石川歩投手(31)が9日、巨人3回戦(東京ドーム)に先発。今季ワーストタイの4回9安打6失点で、マウンドを降りた。
「ボールが全部高かったです。それだけです」。
1回は先頭の亀井、続く坂本に対してオール直球で2者連続の3球三振斬り。3番・丸も空振り三振に仕留め、3者三振スタート。自己最速に並ぶ153キロを4度も計測した。
しかし、2回1死から大城に左中間を破る二塁打で初めての出塁を許すと、続く陽のつまった左前への飛球が左翼手・菅野の前に弾み、後逸。三塁打となり先制され、続く若林の一ゴロの間にさらに1点を失った。
3回には亀井に、4回には若林に本塁打を浴びるなど、6失点を喫し、五回の打席で代打を送られた。
石川は昨季の交流戦で3戦3勝をマークしパ・リーグの日本生命賞を獲得するなど、2017年から5連勝中の“交流戦男”だったが、今季1戦目は厳しい結果に終わった。
ロッテの鈴木大地内野手(29)が9日、巨人3回戦(東京ドーム)に「2番・一塁」で出場。6点を追う5回の第3打席で、巨人先発・菅野のスライダーを捉え、右翼席に飛び込む8号2ランを放った。
「まだ負けているので、昨日みたいにひっくり返せるように最後まであきらめないで全力で頑張るだけです」。
頼れる選手会長が、2試合連続の一発。昨季全143試合に出場して記録した8本塁打に、今季は58試合目で並んだ。
ロッテは9日、好評企画の「売り子ペナントレース」の6月ラウンドのホームゲーム5試合を終えての集計結果を発表し、売り子歴2年目のあやかさんが初めてトップに立った。
「6月は天候にも恵まれ、ビールが売れるようになってきました。暑い中でも売り子を頑張れるのは、お客さまの皆様がたくさん励ましてくれるおかげです。6月何とか1位を死守できるようにこれからマリンでの残り6試合、頑張ります!」。
6月の途中経過は以下の通り。
昨年は、立ち売り販売のドリンクメニュー(ソフトドリンクも含む)を販売している売り子経験5年以内が条件だったが、今年はハンデをつける形で売り子年数に関わらず参加。また男性も参加可能となり、参加者総勢110人(昨年は88人)で行われている。
月毎(3月は4月度と合わせて集計する)に売り上げ杯数1位の売り子を決定し、9月に実施する決勝ラウンドへの進出権を獲得。9月(10月に試合があれば加える)の決勝ラウンドでは、各月の勝者で杯数を競い、ハンデを含み、9月にトップだった人が優勝となる。優勝者には、多大なる栄誉と優勝賞品として「ハワイアン航空 成田−ホノルル往復ペア航空券」がプレゼントされる。
ロッテ・石川が2発を浴び、4回6失点と精彩を欠いた。初回は3者連続三振も2回に2点を先制されると、3、4回も2点ずつ失った。17年からの自身の交流戦連勝も5で止まり「ボールが全部高かった。次頑張ります、としか言えません」とうな垂れた。
打線も菅野を攻略できず、2カード続けて負け越し。井口監督は「石川は点を取られてから変化球が多くなり、逃げの投球になった」と指摘した。
ロッテの石川歩投手(31)が得意の交流戦&巨人戦で4回9安打6失点KOと精彩を欠いた。初回はMAX153キロで三者連続三振も、2回に2点を先行されると3回は亀井、4回は若林にソロを被弾。17年からの自身の交流戦連勝は5で止まり、過去3試合通算防御率1.50の巨人戦防御率も3.68まで下降した。
「ボールが全部高かった。打たれたからダメです。次、頑張りますとしか言えません」。石川が神妙な表情で振り返る。井口資仁監督(44)は「素晴らしい立ち上がりだったのに…。点を取られてから変化球が多くなり、逃げの投球になった」と指摘。吉井理人投手コーチ(54)も「自分の真っ直ぐを信じて欲しい。真っ直ぐがああるからこその変化球」と話した。
打線も初回1死一、三塁としながら巨人・菅野を攻略できず。3点差としなお8回1死満塁で代打・井上が登場したが遊ゴロ併殺打に倒れ、交流戦2カード連続負け越しとなった。
ロッテの石川歩投手(31)が得意の交流戦で早々とマウンドを降りた。
初回は巨人・坂本、丸をともに153キロで三振に斬るなど三者連続三振と最高のスタート。だが2回に大城、陽の連続長打から2点を先行されると、3回は亀井の5号ソロ、4回にも若林の2号ソロなどで2点ずつを失った。
結局、4回9安打6失点で降板。17年からの自身交流戦連勝が「5」でストップするとともに、過去3試合通算防御率1.50と得意だった巨人戦防御率も3.68まで下降した。
ロッテは序盤の大量失点が響き、2カード連続の負け越しとなった。井口資仁監督(44)は4回6失点の石川について「初回は素晴らしい立ち上がりでしたけど、点を取られてから、変化球が多くなって逃げの投球になってしまうと捕まるなという感じでした。ディフェンスの方(で不運な当たり)もありましたけど、それでもしっかりと抑えてもらわないといけない」と苦言を呈した。
石川は過去の巨人戦は3試合で防御率1.50と好相性だったが4回6失点で3敗目を喫した。初回は平均球速152キロの直球を中心に攻め、3者連続三振。最高の立ち上がりも2回に崩れた。1死二塁で陽の打球は左翼手・菅野の前に落ちて抜ける不運な適時三塁打となった。リズムが崩れた右腕は立ち直れず亀井と若林にソロを被弾するなど「球が高かった」と反省を口にした。
打線は0−6の5回に鈴木が2試合連続となる8号2ランで反撃。3−6の7回には1死満塁のチャンスを作り、「1番の勝負所」と踏んだ指揮官は代打・井上を送り込んだが、頼みの主砲が遊ゴロ併殺に倒れた。 交流戦はこれで2勝4敗となり、「2カード連続で負け越してしまいましたけど、来週はマリンなので連勝できるように」と井口監督は前を向いた。
右足かかとを負傷していたロッテ・井上晴哉内野手(29)が3試合ぶりに出場した。
3−6の8回2死満塁の場面で代打で登場。本塁打が出れば一気に逆転とムードは最高潮だったものの、左腕・高木の初球のカーブを引っかけて遊ゴロの併殺打となった。
ロッテ・鈴木大地内野手(29)が今季初となる2試合連続の8号2ランを放った。
0−6の5回1死一塁で菅野のスライダーを完璧に捉えて右翼席に運んだ。
同い年のセ・リーグNO.1右腕からの一発。「まだ負けているので、昨日みたいにひっくり返せるように最後まで諦めないで全力で頑張るだけです」と逆転への意気込みを口にした。
ロッテ・石川歩投手(31)が4回9安打6失点の乱調でKOされた。
初回は今季自己最速153キロの直球を中心に攻め、3者連続三振の最高の立ち上がりを見せた。だが、2回1死で大城に149キロの直球を左中間へ運ばれると、続く陽の打球は左翼前にふらふらと上がった。左翼手・菅野が猛ダッシュし、スライディングキャッチを試みたが、後逸。記録は適時三塁打となった。さらに若林の一ゴロで三塁走者の陽が本塁を陥れ、2点目を失った。
3回には亀井のソロ、大城の適時二塁打で2失点。さらに4回には若林のソロと坂本勇の適時二塁打で2失点。5回に代打を送られて降板となった。
ロッテは9日、売り子ペナントレース6月ラウンドの本拠地5試合を終えての途中経過を発表した。
ハンデを含めた1位はあやかさん(ビール)1097杯(2年目のため140%計算で1536杯としてカウント)。
2位つかささん(ソフトドリンク)721杯(ソフトドリンクのため200%計算で1442杯としてカウント)
3位ななさん(ビール)1025杯(2年目のため140%計算で1435杯としてカウント)
4位りかさん(ビール)1005杯(3年目のため130%計算で1307杯としてカウント)
5位かなさん(ビール)868杯(1年目のため150%計算で1302杯でカウント)。
昨年は立ち売り販売のドリンクメニュー(ソフトドリンクも含む)を販売している売り子経験5年以内が参加条件だったが、今年はハンデをつける形で売り子年数に関わらず参加できる。また男性も参加可となり参加者110名(昨年88名)で争っている。
今年のルールは以下の通り。
3連勝中だったロッテ・石川が4回6失点KOで3敗目。1回は3者連続三振。
井口監督は「素晴らしい立ち上がりだった…」と話したが「点を取られて変化球が多めになり、逃げの投球で捕まった」と厳しかった。3点差の8回1死満塁で、足に故障を抱える井上を代打に送ったが遊ゴロ併殺。「あそこは勝負ですからね」と淡々と振り返った。
3連勝中の石川歩投手が4回を被安打9で6失点。3敗目となった。
1回は亀井、坂本、丸を3者連続三振。いずれも150キロ超の真っ直ぐだった。
井口監督は「素晴らしい立ち上がりだった」と話したが、2回以降は別人になった。
1死後、大城に二塁打を許すと、続く陽岱鋼の打球は左翼へ上がった。菅野が前進。グラブを差し出して捕球しようとしたが、できずに適時三塁打となった。続く若林の一ゴロで2点目を失った。
3回は先頭の亀井にシンカーを右翼席に運ばれ、大城の適時打でまた2点を失った。4回は若林に2号ソロ弾、坂本に適時打を喫してしまった。
井口監督は2回以降の石川を「変化球が多くなり、逃げていくピッチングになって捕まってしまった」と指摘した。
その石川は「ボールが全部高かったです。それだけです」と話し、こう付け加えた。「次、頑張ります」。
ロッテ・鈴木が反撃の足がかりとなる一発を放った。
6点差の5回1死。一塁に内野安打の荻野を置いて1−0から菅野の変化球をジャストミート。2試合連続となる右翼席への8号2ランとなった。
「まだ負けているので、昨日みたいにひっくり返せるように最後まで諦めないで頑張るだけです」。
昨季は143試合に出場して8本塁打。早くも58試合目で並んだ。今季はレアードの加入もあって開幕戦では出番がなかった。だが、内野の全ポジション、さらに左翼も守るなど与えられた場所での全力プレーを続けている。