わたしはかもめ2019年鴎の便り(6月)

便

6月16日

千葉ロッテ8x−7中日(ZOZOマリン)

ロッテは2−7の9回に6点を奪い、逆転サヨナラ勝ち。鈴木のソロと中村奨の適時二塁打、藤岡の2点打で追い上げ、2死満塁から鈴木が2点打を打った。救援の田中が3勝目。中日は救援の田島、R.マルティネスが不調だった。

123456789R
中日0201110207
千葉ロッテ000000116x8x

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「大地は満塁で回ることが多い」/井口監督[ニッカン]

ロッテが5点差をひっくり返し劇的なサヨナラ勝ち。鈴木の2打席連続弾となる10号ソロに始まり、中村奨、藤岡の適時打などでつないで打者一巡。再び打席に立った鈴木が2死満塁から逆転サヨナラ打を放った。井口資仁監督のコメント。

「最後の満塁だけは何とかしてくれと言った。大地は満塁で回ることが多い。彼が打ってくれれば勝てる」。

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ロッテ鈴木が今季3度目サヨナラ打、球団では3人目[ニッカン]

ロッテが5点リードされた9回裏に6点を挙げてサヨナラ勝ち。9回裏に5点差以上をひっくり返したサヨナラ勝ちは、14年8月6日ロッテが楽天戦で記録して以来9度目。

ロッテは83年8月2日日本ハム戦でもやっており、今回が3度目。9回裏に5点差以上の逆転サヨナラ勝ちを複数回記録しているのはロッテだけだ。9回の鈴木大地内野手は1点目の本塁打とサヨナラ安打。鈴木は14年楽天戦でも2−7から1点目の適時安打を打っており、両方の大逆転劇に参加した。

ロッテのサヨナラ勝ちは4月9日オリックス戦、6月1日西武戦に次いで今季3度目だが、全て鈴木がサヨナラ安打。ロッテでシーズン3本のサヨナラ安打は大毎時代の58年葛城、東京時代の64年ソロムコに次いで55年ぶり3人目の球団タイ記録。

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ロッテ鈴木「僕のは汚い…」今季3度目のサヨナラ打[ニッカン]

5点差をひっくり返した。ロッテが「日本生命セ・パ交流戦」の中日2回戦で、9回に6点を奪う劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

鈴木大地内野手(29)の2打席連続弾となる10号ソロに始まり、中村奨、藤岡の適時打などでつないで打者一巡。再び打席に立った鈴木が2死満塁から逆転サヨナラ打を放った。全員野球で、交流戦4カード連続の負け越し決定を阻止した。

“サヨナラの申し子”が歓喜の輪でもみくちゃになった。1点を追う9回裏2死満塁フルカウント。ロッテ鈴木はバットを折りながら、中日ロドリゲスの150キロを執念で一、二塁間へ転がした。1人、2人生還。スコアボードに「6x」が刻まれた。「本当にカッコいい人は、あそこでホームランで終わるんですけど。僕のは汚いヒットだった」と照れた。

大地に始まり、大地に終わった。2−7の敗戦ムードで迎えた最終回。先頭の10号ソロで反撃の口火を切った。1死から井上、レアードが四球でつなぐ。投手交代も苦にしない。復調傾向の中村奨が左翼後方への二塁打で1点をかえせば、肉離れから復帰2戦目の藤岡は「自分で終わりたくない」と中前へ2点打。「1点差で1アウト。まだいける」とベンチの士気を高めた。

誰よりも奇跡を信じていた。「不思議ですけど、回ってくる気がしていた」と鈴木。今季3度のサヨナラ全てで決勝打を放っている。藤岡と同じく1軍に戻ってきたばかりの9番田村は「レアード(5番)あたりから、大地さんが『回ってくるぞ』と言ってくれた。香月とか代打はまだいるけど、自分でいこうと。しっかり準備できた」。右前打できっちりチャンスを広げ、好調の上位に回した。

得点圏に進んでもなかなか1本が出ない。そんな流れを変えたのも鈴木だった。7回にチーム初得点となる9号ソロ。その前の打席では、2死満塁で一ゴロに倒れていた。「満塁で打てなかったんで。思いきり振ってやろう」。このひと振りで迷いは消え、9回先頭アーチにつながり、打者一巡の劇的勝利へと波及していった。

「みんながつないでくれて、美味しいとこを持ってっただけです」。もちろん個人プレーではなく、藤岡、田村の復帰で下位に厚みが出たことも大きい。だが負ければ4カード連続負け越しが決まる場面。交流戦本拠地最後の一戦を前に、選手会長がした仕事の大きさは計り知れない。

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ロッテ5位中村稔弥が1軍に初合流「結果残したい」[ニッカン]

ロッテ・ドラフト5位の中村稔弥投手が1軍に初合流した。右肘違和感で登録を抹消された石川に代わり、17日の中日戦でプロ初先発を迎える。

11日のイースタン・リーグ楽天戦では完封目前で1点を失ったものの、8回2/3までマウンドを守った。「2軍で結果が残せて自信になった。本番は1軍の舞台。楽しみというよりチャンスをつかんでやろう、結果を残したいという気持ちが1番」と意気込んだ。

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ロッテ荻野ら「選手のタオル屋さん」ファンサービス[ニッカン]

今季3度目の「マリンフェスタ」として開催した試合前に、ロッテの選手が様々なファンサービスを行った。

荻野貴司外野手、清田育宏外野手、鈴木大地内野手、井上晴哉内野手の4人は「選手のタオル屋さん」として、球場正面特設スペースで先着150人にフェースタオルを販売。その他にもトークショー、撮影会、サイン会などのイベントを開催し、来場者先着1万5000人にはアイス「爽」が配布された。

荻野は「ファンの皆さまと接して、すごい熱気を感じましたし、エールをいただきました。ファンの皆さまに喜んでいただけるように試合も頑張ります」とコメントした。

マリンフェスタは「毎月ファン感謝デーの開催」をコンセプトに、15年から始まった催し。

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ロッテ、大大大逆転サヨナラ!ミラクル9回6点、大地弾から打者一巡[サンスポ]

爽快な大逆転劇!!ロッテは16日、日本生命セ・パ交流戦の中日2回戦(ZOZOマリン)で9回に5点差をひっくり返し、8−7のサヨナラ勝ちを飾った。「2番・一塁」で出場した鈴木大地内野手(29)が、2打席連続本塁打に加え、今季3本目のサヨナラ打まで放つ大活躍。頼れる選手会長が、交流戦史上最大となる9回裏5点差からの大逆転劇を演出し、交流戦最下位転落の危機からチームを救った。

バットを真っ二つに折られながら執念で一、二塁間を抜いた。鈴木が6−7の9回2死満塁フルカウントから2点打。ヒーローは東洋大の先輩・清田をはじめ、仲間達から輪の中でもみくちゃにされ、喜びに浸った。

「本当にかっこいい人は、あそこで本塁打で終わると思う。僕はバットも折れて汚い当たりでしたけど、最高でした」。

5点差で迎えた9回。反撃の号砲を鳴らしたのも、鈴木のバットだった。7回の9号ソロに続き、先頭で右翼席に自己最多(11本)にあと1本とする2打席連発。2死満塁で迎えたこの回2打席目でトドメの右前打を放ち、諦めずに声援を送り続けた3万191人の大観衆を沸かせた。

あくまで「美味しいところを持っていっただけ」と控えめだが、昨季までのプロ7年間で2本だったサヨナラ打は今季3本目。今季チームの全サヨナラ勝ちを、そのバットで決めており「今年はありがたい巡り合わせが多い」とほほ笑んだ。

“持ってる男”の座は、偶然に得られたものではない。胸に秘めた覚悟が運を引き寄せる。

8年目の今季、本職の三塁にレアードが加入。開幕戦で出番がなく、2015年からの連続試合出場が532で止まった。チームの補強策に腐ってもおかしくない中、鈴木は東洋大時代の恩師、高橋昭雄元監督(71)に電話でこう誓っていた。

「頑張る以外ないです。プロ野球は競争が激しいことは分かっている。悔しいところもあるけど、自分の力をつけるだけです」。

46年間で通算542勝を挙げた名将が「大したもんだよ」と感心した決意表明。大学4年時には後任監督として就任を打診された人格者は、その魂を持ち続けている。

井上が不調で外れれば人生初の一塁、角中の離脱時には中学時代以来の外野を守った。代打からスタートしながらレギュラーの座を取り戻し、打率.300、37打点はともにチーム2位。13、16年に遊撃手でベストナイン、17年には二塁手としてゴールデングラブ賞に輝いた実力者は貪欲に出場機会を追い求め、逆に輝きを増した。

負ければ交流戦最下位に転落した試合。チームは05、06年に優勝し、昨季も3位と得意とする舞台で苦戦を強いられているが、井口監督は「最後の満塁だけは何とかしてくれという思いで、大地がしっかり打ってくれた」とうなずいた。

17日には雨天中止となった15日の振り替え試合が行われる。「明日が大事。早い回から先発を楽にしたい」と鈴木。交流戦史上最大の9回5点差からのサヨナラ勝ちを飾り、次に目指すはペナントレースでの大逆転。大きな目標へ、チームリーダーは日課の打ち込みのため足早に室内練習場へ向かった。

中村奨(9回に3点差とする適時二塁打)
「1点でもいいから何とかつなごうと思っていた。」
藤岡(続いて1点差に迫る中前への2点打)
「自分で終わるのは嫌だった。」
田村(2死一塁から右前打でつないだ)
「(打順が)レアードの辺りで大地さんに回ってくるぞといわれ、しっかり準備できた。そして、最後に決める。さすがやなと。」

◇父に感謝

この日は「父の日」。鈴木にとって、大の野球好きで自身を野球に導いてくれた父・哲夫さん(65)にささげる活躍にもなった。「今自分がここにいるのも父のおかげ。自分の活躍を老後の楽しみにしているそうなので、よかった」と感謝の思いを口にした。ちなみに「大地」という名前は、生まれる前年の1988年にソウル五輪競泳男子100メートル背泳ぎで金メダルを獲得した鈴木大地氏(現スポーツ庁長官)が由来だ。

鈴木大地(すずき・だいち)
1989(平成元)年8月18日生まれ、29歳。静岡県出身。神奈川・桐蔭学園高、東洋大を経て2012年ドラフト3位でロッテ入団。13年には遊撃のレギュラーに定着し、ベストナインを2度受賞。17年には二塁でゴールデングラブ賞を受賞。今季成績は60試合に出場、打率.300、10本塁打、37打点。通算成績は981試合に出場、打率.273、49本塁打、353打点(16日現在)。175センチ、79キロ。右投げ左打ち。既婚。年俸1億円。背番号7。

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球団最多タイ!ロッテ・大地、シーズン3本目サヨナラ打[サンスポ]

ロッテは16日、日本生命セ・パ交流戦の中日2回戦(ZOZOマリン)で9回に5点差をひっくり返し、8−7のサヨナラ勝ちを飾った。「2番・一塁」で出場した鈴木大地内野手(29)が、2打席連続本塁打に加え、今季3本目のサヨナラ打まで放つ大活躍。

ロッテが5点をリードされた9回裏に6得点を挙げて逆転サヨナラ勝ち。9回裏に5点差以上をひっくり返すサヨナラ勝ちは、2014年8月6日のロッテ(9回表終了2−7→裏8x−7、対楽天、QVCマリン)以来、5年ぶり史上9度目で、交流戦では初めて。ロッテは他に1983年8月2日(9回表終了0−5→裏6x−5、対日本ハム、川崎)にも記録しており、最多の3度目となった。

プロ野球記録は93年6月5日の近鉄(9回表終了2−8→裏9x−8、対ダイエー、藤井寺)がマークした6点差。

ロッテのサヨナラ勝ちは4月9日のオリックス戦、6月1日の西武戦に次いで今季3度目で、いずれも鈴木のサヨナラ単打。ロッテ(前身球団を含む)の選手でシーズン3本のサヨナラ安打は最多タイで、58年の葛城隆雄(本塁打2、単打1)、64年のソロムコ(単打3)に次いで55年ぶり3人目。

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ロッテ・ボル、6回5失点「言葉にならない」[サンスポ]

ボルシンガーが1日以来、約2週間ぶり先発で6回5失点。「言葉にならない。すまない。今日は勘弁してほしい」と肩を落とした。昨季はチームトップ13勝を挙げたが、今季は1勝止まり。助っ人右腕について井口監督は「四球の後に適時打を打たれるのが続いている」と苦言を呈した。

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ロッテ・ボルシンガーに井口監督「調整するところがいっぱい」[サンスポ]

1日以来の先発だったロッテのボルシンガーは6回7安打5失点と期待に応えられなかった。三者凡退だった1、3回以外は全てのイニングで失点。チームは逆転サヨナラ勝ちしたが「今日は言葉にならない」と浮かない表情だった。

昨季は13勝(2敗)をマークして勝率第1位のタイトルを獲得したが、2年目の今季は1勝3敗、防御率4.99と壁にぶち当たっている。井口監督は「四球の後に打たれる形が続いている。調整するところがいっぱいある」と手厳しかった。

井口監督(サヨナラ打の鈴木に)
「必死にやっているし、どのポジションでもとにかく試合に出て結果を残そうという思いは伝わってくる。」

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ロッテ・大地、2打席連発、昨季超える9&10号[サンスポ]

ロッテの鈴木大地内野手(29)が16日、中日2回戦(ZOZOマリン)に「2番・一塁」で出場。7回と9回に2打席連続の本塁打を放った。

まずは0−5の7回先頭、中日3番手・祖父江の高めに浮いた直球を捉えた。上空は風速11メートルの逆風が吹いていたが、左中間ホームランラグーンへ9号ソロを運んだ。

さらに2−7となった9回先頭、5番手・田島のまたしても高めに浮いた直球を捉え、今度は右翼席へと飛び込む2打席連発の10号ソロを放った。

昨季は全143試合に出場し8本塁打だった。今季はレアードの加入もあって開幕戦の出番はなく、一塁、外野に指名打者など任されたポジションで結果を残し続け、63試合目で昨季を上回る10号をマーク。一昨年の自己最多11本塁打にもあと1本に迫った。

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ロッテ・ボルシンガー、2週間ぶり先発も6回5失点「今日は言葉にならない…」[サンスポ]

ロッテのマイク・ボルシンガー投手(31)が16日、中日2回戦(ZOZOマリン)に先発。6回7安打5失点でマウンドを降りた。

「今日は言葉にならない…。すまない。今日は勘弁して欲しい」。

不調で1度ローテを外れ、6月1日以来の先発登板も悔しい結果に終わった。昨季チームトップ13勝を挙げた助っ人右腕だが、今季はいまだ1勝と苦悩の日々が続いている。

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ロッテ・荻野、今季3度目のマリンフェスタに「すごい熱気を感じた」[サンスポ]

ロッテは16日、「毎月ファン感謝デーの開催」をコンセプトに2015年より始まったマリンフェスタの今季3度目の開催に至った。

中日2回戦(ZOZOマリン)の試合前に、荻野、清田、鈴木、井上の4選手は「選手のタオル屋さん」として球場正面特設スペースにて、フェースタオル(税込み1300円)を先着150人に販売。その他にも試合前にトークショー、撮影会、サイン会など様々なイベントを行った。

荻野は「ファンの皆様と接して、すごい熱気を感じましたし、エールをいただきました。ファンの皆様に喜んでいただけるように試合も頑張ります」とコメントした。

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ロッテ・鈴木大地を讃えよ!2打席連発&1イニング2安打サヨナラ打、9回5点差大逆転「最高です」[スポニチ]

ロッテが16日の中日戦で、9回に5点差をはね返す交流戦初の逆転劇をやってのけた。この回先頭の鈴木大地内野手(29)が2打席連発の右越え10号ソロ、さらに打者一巡で回ってきた打席で右前へ逆転サヨナラとなる2点打を放った。選手会長が負ければ交流戦球団ワーストとなる4カード連続負け越しの危機を救った。

この男の生きざまのように泥くさい打球だった。5点差から一気に6−7と迫った9回2死満塁、フルカウント。鈴木のバットは真っ二つに折れる。だが、打球は一、二塁間を抜けた。9回に一挙6得点で5点差をひっくり返す逆転サヨナラ劇。背番号7は一塁付近で両手を突き上げる。そこには幾重にも歓喜の輪が広がった。

「本当にかっこいい人はあそこでホームランで終わるんでしょうけど、僕はバットが折れた汚いヒット。でも、勝ったことには変わりない。最高です」 。

今季チーム3度のサヨナラは全て鈴木のバットから。シーズン3度のサヨナラ打は球団タイ記録だ。9回に5点差をひっくり返した逆転サヨナラはプロ野球史上でも9度目のドラマだった。

号砲もこの男だった。9回無死、中日・田島から16年3月29日の楽天戦以来3年ぶり2度目の2打席連続となる10号ソロを放った。1死から井上、レアードの連続四球で一、二塁となると「回ってくるぞ」とベンチで9番・田村にハッパを掛けた。中村奨、藤岡の連続適時打で2点差とした2死一塁、その田村が右前打でつなぎ、荻野の四球で再び、鈴木へ。1イニング2安打目でサヨナラを決めたのは球団では83年の落合博満(野球評論家)以来36年ぶりの快挙だった。

今季はレアードの加入で3月29日の開幕戦(対楽天戦)はスタメンを外れ、試合出場さえなかった。ただ、誰よりも早くグラウンドに入り、早出特打。試合後は必ず、室内で打ち込むその背中はチームの象徴だ。開幕戦も居残りで打ち込み、帰宅しようとした深夜、車のフロントガラスに2枚の紙が置いてあった。「僕達は必ず、ついて行きます」と「頑張りましょう」。1人は後輩で、もう1人は差出人不明だが「試合は勝ったのに出なかった自分のことを気に掛けてくれた。手紙は宝物ですね」。昨季からキャプテン制度廃止となった中で、今季から選手会長となった鈴木に好機が巡ってくるのは必然だった。

敗れれば交流戦ではチーム初の4カード連続負け越しだった。「不思議な感じですけど、回ってくる気がしていたんです」。ドラマでも描けないシナリオは、鈴木とナインの信頼が生んだ。

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ロッテ、交流戦初の9回5点差逆転サヨナラ勝利、鈴木は落合以来イニング2安打目が劇打[スポニチ]

ロッテが5点ビハインドの9回裏に6点を挙げサヨナラ勝利。9回裏に5点差以上を逆転してサヨナラ勝ちは、93年近鉄の6点差を筆頭に史上9度目で、交流戦では初。ロッテは14年8月6日楽天戦以来3度目で、2度以上はロッテだけだ。

鈴木は今季3本目のサヨナラ安打。チームでシーズン3本のサヨナラ安打は、大毎時代の58年葛城、東京時代の64年ソロムコに並ぶ55年ぶりの球団最多タイ記録だ。また、鈴木の一打は9回打者一巡しての2安打目。9回裏に5点差以上をひっくり返したサヨナラ試合で、イニング2安打目がサヨナラ安打は10年9月4日西武戦のルイーズ(楽天)以来。チームでは83年8月2日日本ハム戦の落合以来2人目だ。

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ロッテ、ファンフェス開催で荻野「すごい熱気を感じました」[スポニチ]

ロッテが「毎月ファン感謝デーの開催」をコンセプトに2015年から行う「マリンフェスタ」の第3回目が16日の中日戦(ZOZOマリン)で開催され、試合前に選手によるファンサービスが行われた。

「選手のタオル屋さん」を出店した荻野、清田、鈴木、井上の4選手は球場正面の特設スペースでフェイスタオル(1300円)を先着150人に販売。その他、試合前にトークショー、撮影会、サイン会など様々なイベントが行われた。

荻野は「ファンの皆様と接して、すごい熱気を感じましたし、エールをいただきました。ファンの皆様に喜んでいただけるように試合も頑張ります」と意気込んでいた。

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9回5点差から逆転サヨナラ、鈴木大地、バット折れても決めた[報知]

バットを折りながらも執念で持っていった。6−7の9回2死満塁フルカウント。鈴木の打球は一、二塁間をしぶとく抜けた。2者が生還。一塁を回ったところで両手を上げて感情を爆発させると、ナインから歓喜のシャワーを浴びた。「抜けてくれと思って…。気づいたらサヨナラだった」。

昨年までの7年間で2本だけだった男が、球団タイ記録(58年葛城隆雄、64年ソロムコ)となるシーズン3度目の劇打。5点差を逆転してのサヨナラ勝ちに、お立ち台で「本当にかっこいい人はあそこでホームランを打つ。僕は汚いヒットでしたけど、勝ったことには変わりないんで最高です!」と声を弾ませた。

まさに“大地劇場”だった。0−5の7回に左翼へ9号ソロを放ち、反撃ののろしを上げた。2−7の9回先頭では右翼席へ自身3年ぶりの2打席連発となる10号ソロ。自己最多の11発を放った17年に続く2度目の2ケタ本塁打で追い上げムードを加速させた。

選手会長の姿にナインも奮い立った。1死から井上、レアードが連続四球でつなぐと、中村奨が左翼線二塁打。なおも1死二、三塁で藤岡が中前適時打を放ち、6点目を奪った。岡が二飛に倒れて2死となるも、誰も諦めてはいなかった。ベンチで戦況を見詰めていた大地は「回って来い、回って来いと思っていた」。

祈りは通じた。田村が右前打、荻野が四球でつないで満塁に。巡って来た最高のシーンで決めた。「みんながつないでくれたことが全て。気持ちに応えられてよかった。美味しいところを持っていっただけです。でも勝ったことが1番」と再度、白星の味をかみ締めた。

9回の5点差逆転サヨナラは、チームが果たした14年8月6日の楽天戦(QVC)以来5年ぶり。負ければ球団史上初の交流戦4カード連続負け越しのピンチだったが「勝てば全てが報われる」。頼れるリーダーがチームを救った。

◇4月末に3女誕生、父親参観の代わり

鈴木が最愛の3人の娘達にかっこいい姿を見せた。16日は長女(5)が通う幼稚園の「父親参観日」だった。「試合があって出てあげられないのは分かっていた。かわいそうでしたけど、ごめんねっていう思いで…」。家族の行事に参加ができないのはプロ野球選手の“宿命”だが、私情は胸にしまってグラウンドに立ち、2本塁打とサヨナラ打。「いい活躍は見せられた」とパパは胸を張った。

4月末に3女が誕生し、守るべき存在が増えた。「プロ野球選手って特殊な職業ですよね。色々と分かるまでは選手でやり続けたい。奥さんを含めて4人を幸せにしないといけない」。0歳の娘が自分の仕事を理解できる日まで現役バリバリの姿を見せることが目標だ。「チームにとっても今日勝てたことが1番」と大地。大黒柱として家族もマリーンズも支えていく。

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井口監督「必死にやっている」9回5点差逆転勝利の立役者・鈴木に賛辞[報知]

ロッテは14年8月以来となる9回5点差逆転勝利。井口資仁監督(44)の主な一問一答は以下の通り。

≫9回の猛攻について。
井口監督
「最後にみんながつないで逆転できて、まだまだ力が残っているなと改めて実感しました。」
≫6回5失点のボルシンガーについて。
井口監督
「初回はよかったけど、まだまだ制球に苦しんでいる。四球を出した後の失点が続いている。まだまだ調整するところがある。」
≫鈴木の本塁打から始まり、締めも鈴木だった。
井口監督
「大地は満塁で回ってくる機会が非常に多い。彼が打ってくれれば、勝てる。」
≫鈴木の姿勢について。
井口監督
「必死にやっている。どのポジションでもとにかく試合で結果を残そうという気持ちはずっと伝わってきている。」
≫明日17日の試合に向けて。
井口監督
「3カード負け越している。明日勝ってこのカードを何とか勝ち越したい。」

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マリンフェスタで荻野ら4選手がタオル屋さんに変身[報知]

ロッテは16日の中日戦(ZOZO)で19年シーズン3回目のマリンフェスタを開催。試合前に選手が様々なファンサービスを行い、荻野、清田、鈴木、井上の4選手が「選手のタオル屋さん」として球場正面特設スペースにて1300円(税込)のフェースタオルを先着150人に販売した。

その他にも試合前にトークショー、撮影会、サイン会など様々なイベントでファンサービスした。来場者先着1万5000人にはロッテアイスの「爽(バニラ)」をプレゼントした。

荻野
「ファンの皆様と接して、すごい熱気を感じましたし、エールをいただきました。ファンの皆様に喜んでいただけるように試合も頑張ります。」

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ロッテ・鈴木、バット真っ二つ!執念のサヨナラ打![デイリー]

バットを真っ二つに折られながら、執念で右前に運んだ。ロッテの鈴木が6−7の9回2死満塁から今季3本目となるサヨナラの2点適時打を放った。絶体絶命の5点差を逆転し「興奮している。みんながつないでくれた気持ちに応えられて良かった」と歓喜の余韻に浸った。

自らのバットで反撃の機運を醸成した。9回は先頭で打席に立ち、田島の直球を完璧に捉えて右翼席に2打席連続となる10号ソロ。自己最多の11本塁打をマークした2017年に続き、2度目の2桁ホームランとなり「昨年からスイング量を増やし、自信を持って振れている」とうなずく。

今季は勝負どころで打席が回り、印象的な一打を放っている。ベンチで戦況を見守りながら「2死満塁で回ってくるような気がしていた」。昨年までの7年間でサヨナラ打は計2本だっただけに「不思議な感じ。今年はありがたい巡り合わせが多い」と感謝した。

普段は全体練習前から黙々と打ち込むが、雨天中止となった15日は思い切って休養に充てた。「自分の体と心のバランスがすごくいい状態」と実感する。打率も再び3割に乗せ、29歳のチームリーダーの勢いは増すばかりだ。

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ロッテ、9回に一挙6点の大逆転サヨナラ勝ち、鈴木が執念の劇的打![デイリー]

ロッテが9回に6点を奪い、大逆転サヨナラ勝ち。最後は鈴木が2死満塁でバットを折りながら右前に運び、劇的の一打を放った。

5点を追う9回にドラマが待っていた。鈴木がこの試合2本目のソロを放ち、反撃を開始。中村奨、藤岡の適時打など4点を返し、なお2死満塁と攻め立てた。ここで代わったばかりの左腕ロドリゲスに対し、鈴木が執念の一打。バットはへし折られたが、一、二塁間を抜け、ボールが右翼へ転々する間に2者が生還。大逆転のドラマが完結し、本拠地が大歓声に包まれた。

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ロッテ、「毎月ファン感謝デー」開催、荻野「熱気を感じました」[デイリー]

ロッテは16日、「毎月ファン感謝デーの開催」をコンセプトにマリンフェスタを開催した。

15年から始まったもので、19年の3回目。中日戦の試合前に選手が様々なファンサービスを行った。

荻野、清田、鈴木、井上の4選手は「選手のタオル屋さん」として球場正面特設スペースで定価・税込み1300円のフェイスタオルを先着150人に販売した。

その他にもトークショー、撮影会、サイン会など様々なイベントを行い、来場者先着1万5000人にロッテアイスの「爽(バニラ)」をプレゼントした。

荻野貴司外野手は「ファンの皆さまと接して、すごい熱気を感じましたし、エールをいただきました。ファンの皆さまに喜んでいただけるように試合も頑張ります」と話していた。

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