ロッテ岩下大輝投手がカード頭を任される。これまで主に2戦目の登板だったが、交流戦後のローテ再編により7月2日オリックス戦に登板予定変更。
「投げる日が変わったとしか思ってない。器用なことできる投手じゃないのでいつも通りパワープレーです。オリックスも調子がいいので、回の先頭と入り球を気をつけたい」。楽天戦の雨天中止で、先発予定だった種市は次カードで中継ぎ待機する。
ロッテは中止が決まり、室内練習場で汗を流した。井口監督は「しょうがない」と淡々と受け止め、7月2日から前半戦終了までの9連戦に向けて「(シーズンの)半分が終わり、ここからが勝負」と気合を入れ直した。
9連戦の頭となる7月2日のオリックス戦(京セラドーム大阪)は岩下が先発する。今季は3勝を挙げ、防御率3.03と安定しているプロ5年目の22歳。大事な一戦を任され「いつも通り、力で押す投球をしたい」と話した。
ファン投票で球宴へ出場するロッテ・レアードが、本塁打競争の初選出へ異例のお願いだ。
各リーグ4人ずつの出場選手は2日から7日までNPB公式サイトでファン投票により決定するが、16、17年と過去2度は出番なし。「米国でも10年に2Aのオールスターに選ばれたけど、直前に自打球を当てて辞退した。ファンの皆さんにお願いしたい」と意欲を見せた。結果は9日に発表される。
ロッテが8月に過密日程を強いられることになりそうだ。30日の楽天戦(楽天生命)が雨天中止となり、振り替え試合が8月5日に入る可能性が浮上。仮にこの日程に決まれば、7月30日のオリックス3連戦(ZOZO)から10連戦をこなし、中1日で9連戦というハードスケジュールとなる。
井口資仁監督(44)は「(中止は)しょうがないですね」と切り替えつつ、リーグ戦再開直後のカードを1勝1分けで終えられた点を評価。「交流戦明けでいいスタートが切れた。昨日も何とかドローに持ち込めたのでそういう意味ではチームの力がついてきた。ここからが勝負だと思います」と気を引き締め直していた。
雨天中止となったこの日の試合が8月に組み込まれる可能性があることに、ロッテ・井口監督は「過密日程になるが仕方ない」と話した。今月2日からは9連戦となるが「ここからが勝負になる」と切り替えた。
2日のオリックス戦に先発する岩下は「(相手は)調子いいですが僕は器用なことができない。パワープレーでいきます」と気合を入れた。