ロッテは0−1の5回に3四球と3失策につけ込み、1安打で4点を挙げて逆転した。7回に清田の適時打と井上の3ランで4点を加えた。土肥はピンチで粘り5回1失点で今季初勝利。西武は守備の乱れで自滅し、3位に後退した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 4 | 0 | x | 8 |
「セイヤ(晴哉)」が走って打って勝利を支えた。1点を追う5回1死二、三塁。ロッテ井上晴哉内野手は西武松本航の悪送球の間に、二塁から巨体を揺らして激走。
勝ち越しのホームを踏み、土肥に白星を付けた。さらに7回には、ダメ押しの14号3ラン。「この名前が2人いるって珍しい。セイヤ(星也)が頑張ってたんで、一生懸命走りました」と笑った。
ラッキー7のバースデー勝利だ。ロッテ土肥星也投手が24歳の誕生日を迎えた7日、西武戦で今季初白星を挙げた。悪天候のぬかるむマウンドで、5回を5安打1失点に抑えた。試合後には、キャンプ前の1月末に結婚していたことも公表。ダブルでめでたい、七夕になった。
土肥が雨空に負けない粘りを見せた。5回2死満塁。足元の土はゆるい。西武山川への押し出し四球で先取点を献上した。だが、踏みとどまる。「ちょっと抜けちゃったんですけど。1点で抑えられたのはよかった」。森に、内角低めへのチェンジアップで空を切らせた。
登板3試合目の今季初勝利は、くしくも誕生日だった。胃腸炎で登録抹消の種市に代わり、急遽巡ってきたバースデー登板。スタンドのファンにバースデーソングをおねだりし「帰って、気持ちいいお酒が飲めますね」と喜んだ。家には、待っている人がいる。
キャンプ前の1月27日に、結婚していた。福島県出身の、同い年の一般女性。昨年から同居し「朝早く起きてご飯をつくってくれる。手料理はコロッケが好き」と頬をゆるませる。挙式は未定だが、帰宅して「疲れたー!ご飯つくって、って言いたいです」とのろけた。試合後は、結婚発表定番の似顔絵にもチャレンジ。…したが、絵心のなさに「これじゃ怒られる」と、掲載NGの判断を下した。
「星也」。七夕に生まれたことから、両親が名付けてくれた。ササの葉に結ぶ短冊には「大谷翔平になりたい」と願い事を書いて笑わせた。ZOZOマリンでヒーローになるのは初めてだ。隣には背番号「7」の鈴木。もう1人の「セイヤ」である井上がダメ押し3ランを放ったのは7回だった。「僕平成7年生まれなんで『7』は良い数字なのかもしれません」。
24度目の7月7日。お立ち台の景色は「3年間、立ったことがなかった。最高です!」。見上げても織り姫もひこ星も見えない。でも確かな「星」がそこで光っていた。
阪神からトレードで加入したロッテ石崎剛投手(28)が7日、ZOZOマリンで入団会見を行った。時折笑顔を見せながら「自分の力を発揮して、チームのために投げていきたい」と意気込んだ。
救援陣を強化したいチームにとって、150キロ超の速球が武器の石崎は補強ポイントにマッチ。同席した松本球団本部長は「ファームで非常に安定した成績を残していた。実績も十分。オールスターくらいからしっかり1軍で投げて欲しい。5位ですけど、上とそんなに差はないので、夏場の苦しい時に活躍して欲しい」と期待をかけた。
社会人時代から貫く独特の投球フォームについては、自ら「サイドスローとスリークオーターの間。力強い真っ直ぐが投げやすい」と説明。パ・リーグで対戦したい打者に西武山川を挙げ「強打者ですし、持ち味の真っ直ぐでしっかり抑えられればなと思います」と楽しみにした。
またロッテファンには「石ちゃんと呼んでもらいたい」とアピール。「タイガースには『崎』が付く人が多かったので『いし』と呼ばれていた。そこにかわいらしく、ちゃんを付けて欲しい」とお願いした。
背番号は「58」に決定。スーツの上から真新しいユニホーム姿を披露して、会見を終えた。
ロッテは7日、8日からの日本ハム3連戦(ZOZOマリン)で、ロッテアイスの「爽(バニラ)」を配布すると発表した。
各日午後3時45分から先着5000人、3日間合計1万5000人に、球場外周特設テントで配る。当日の観戦チケット所持者1人につき1個で、なくなり次第終了。選手会長の鈴木大地内野手は「明日からの3連戦で、急きょアイスを配ることになりました。アイスはロッカーにも常備されていて、選手達も美味しくいただいています。ファンの皆さまもぜひ観戦をしながら美味しく食べてください」とコメントした。
最高の七夕だ!!平成7年7月7日生まれのロッテ・土肥星也投手(24)が5回5安打1失点で今季初勝利。雨が降る悪条件の中で、忘れられない誕生日となった。
「走者は出したけれど、しっかり粘れて良かった。(家に帰って)気持ちのいいお酒が飲める」。最速147キロ左腕が嬉しそうに笑った。
三者凡退に抑えた1回以外は、全ての回で得点圏に走者を背負った。0−0の5回には山川へ押し出し四球を与えて1点を許したが、続く森をチェンジアップで空振り三振。その裏の攻撃で味方が逆転し、昨年9月24日のオリックス戦以来となる通算3勝目が転がり込んできた。
香川・尽誠学園高から大阪ガスを経て、2017年のD4位で入団。名前の「星也」は、七夕に生まれたことに由来する。試合後にはキャンプ前に結婚していたことを明かし、「ご飯をしっかり作ってくれる。頑張ってくれている」と最愛の妻へ、感謝の言葉を口にした。
ロッテの鈴木が7月に入って初の打点をマークした。2−1の5回1死一、三塁で、松本航から左中間に適時二塁打を放った。
6月は打率3割4分4厘、7本塁打、21打点と好調だった。7月に入って安打こそ毎試合出ているものの、5試合続けて打点がなかった。「だいぶ7月は(バットが)湿っていた。1本出たので、ここから頑張る」と力強く話した。
ロッテは8日からの日本ハム3連戦(ZOZOマリン、いずれも午後6時15分試合開始)にて、ロッテアイスの「爽(バニラ)」を来場者先着5000人(3日間計1万5000人)に配布することを7日、発表した。
午後3時45分から球場外周特設テントで配布を開始し、なくなり次第終了。当日の観戦チケットを持った来場者1人につき1個が配布される。
選手会長の鈴木大地内野手(29)は「急遽アイスを配ることになりました。アイスはロッカーにも常備されていて、選手達も美味しくいただいています。ファンの皆さまも、ぜひ観戦をしながら美味しく食べてください」とコメントした。
「幕張ビーチ花火フェスタ」応援大使をを務めるタレントの山口智充(50)が7日、プロ野球公式戦ロッテ対西武(ZOZOマリン)の試合前に始球式を行った。
「久しぶりに緊張しました。投げれるかどうか、ちゃんと届くかどうか心配でした」。
愛称の「ぐっさん」にちなみ、「93」の背番号のユニホーム姿でマイクを片手に登場。持ちネタの「打ち上げ花火の口真似」で場内を盛り上げた後に、ワインドアップから見事なノーバン投球を見せた。
「キャッチャーの方が受けていただいた瞬間に、スタンドが『ウォー』となったのはすごく嬉しかった。フィールドが違う中ではありましたが、自分の持ちネタである花火のパフォーマンスもさせていただきました。お客さんの前で普段やったことのないことを披露する緊張感は相当大きかったです」。
国内最大級の2万3000発を打ち上げる「幕張ビーチ花火フェスタ」は、8月3日午後7時より、幕張海浜公園にて行われる。
ロッテに阪神からトレードで加入した石崎剛投手が7日、ZOZOマリンスタジアムで入団記者会見を行い「大きなチャンスをいただいた。チームの力になれるように頑張っていきたい」と意気込んだ。背番号は58に決まった。
右のサイドスロー気味のフォームから力のある速球を投じ、救援投手として期待される。松本球団本部長は「春先から追い掛けていた。オールスター戦明けくらいから、しっかりと1軍で投げてもらいたい」と話した。
ロッテは7番・井上が7回に試合を決める豪快な左越え14号3ラン。7月7日に7で埋め尽くす活躍に「チャンスで回ってきたので気持ちも入りました」と、うなずいた。
本塁打は2日のオリックス戦以来で、土肥とは晴哉と星也で「せいや」つながり。「土肥が誕生日だったので同じせいやとして勝たせてやりたかった」と満面に笑みを浮かべた。
まさに七夕男だ−。ロッテ・土肥星也投手(24)が7日、雨中の西武戦に先発。5回5安打1失点で今季初勝利を挙げた。この日が誕生日。試合後には今年1月に福島出身の一般女性と結婚していたことも明らかにした。チームは5位だが、4位・楽天に1.5ゲーム差と接近。七夕にちなんで「星也」と名付けられた左腕が、梅雨空を明るい話題で吹き飛ばした。
プロ3年目で初の本拠地お立ち台。土肥は「上がることがなかったので嬉しい」と笑った。雨の中で最後まで残っていた大勢のファンから誕生日の祝福も受け、「帰って気持ちよくお酒が飲めます」と笑わせた。
突然の先発指名だった。細菌性胃腸炎の種市の代役で、誕生日に回ってきた大役だったが「(誕生日は)意識しないようにした」と気負わず、初回3者凡退の立ち上がり。3回無死一、二塁のピンチも秋山を遊ゴロ併殺打。源田を一ゴロと無失点で切り抜けた。
0−0の5回は2死満塁から山川に四球で先制点を与えたが、続く森を119キロのチェンジアップで空振り三振に仕留め、大量失点を阻止。その裏の逆転劇はアイシング治療中に知った。「嬉しかった」と今季初勝利をかみしめた。
オフにはソフトバンク・和田の自主トレーニングに志願して参加した。「チューブを使ったり、お尻周りの体幹トレーニングを教えてもらったことが生きている」。メジャーも経験したベテラン左腕から多くを吸収した。
平成7年(95年)の七夕、7月7日生まれ。名前の「星也」は天の川に由来する。その彦星が、織り姫と出会っていた。「実は1月に結婚しました」。今年1月27日に福島県出身で同い年の一般女性と結婚したことも試合後に公表した。「僕の好きなコロッケを作ってくれるんです」。もちろん、七夕以外も2人は一緒だ。
ヒーローインタビューで七夕の願い事を聞かれた土肥は「大谷翔平になりたい」と宣言。球団の用意したささの葉に飾った短冊にも書き込んだ。ただ、二刀流については「交流戦で4三振したので…」と笑って否定した。土肥の願いは1つ。チームを支えるローテーションの柱になることだ。
ロッテは、この日は7、8月のホーム、ビジター計13試合に着用するサマーユニホームで臨んだ初日。あいにくの雨に見舞われたが、ハワイをテーマにしたデザインをまとったナインが奮闘し、快勝した。
5回に左中間へ適時二塁打を放った鈴木は「打ててよかった。土肥が誕生日だったので勝たせてやりたかった」と話した。
ロッテ・井上が豪快な左越え14号3ランでとどめを刺した。「チャンスで回ってきたので気持ちも入っていた」。2死二、三塁で森脇の132キロのフォークを左翼席中段まで運んだ。
7月7日に7番打者として出場。打ったのは7回と「7」ずくめだったが、「土肥が誕生日だったので同じせいやとして勝たせてやりたかった」と先発左腕の勝利を喜んだ。
井上は「晴哉」で土肥は「星也」だが、「誰かが『せいや!』と呼ぶから振り向くと土肥の方だったというのはよくある」と笑わせた。
「七夕男」が7月7日に輝いた。ロッテ・土肥が西武戦に先発し、5回5安打1失点の好投。今季初勝利を挙げた。
5回2死満塁から山川に押し出し四球を与えて1点を失ったが、続く森からはチェンジアップで空振り三振を奪って、大量点は阻止した。「全体的に追い込んでから狙いすぎ、球数も増えた」と反省の言葉が出たが、細菌性胃腸炎の種市に代わって急遽上がった先発マウンドを堂々と投げ切った。
7月7日生まれ。この日が24歳の誕生日だった。名前の「星也」は七夕にちなんで付けられた。
試合後には今年1月27日に同い年の一般女性と婚姻届を提出、結婚したと明らかにした。「僕の大好きなコロッケをつくってくれる」と笑顔。愛妻のサポートも受けて、節目の日に今季初白星を飾った。
「七夕男」が7月7日に輝いた。ロッテ・土肥が西武戦に先発し、5回5安打1失点の好投。4−1リードで勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。
5回2死満塁から山川に押し出し四球を与えて1点を失ったが、続く森からはチェンジアップで空振り三振を奪って、大量点は阻止した。「全体的に追い込んでから狙いすぎ、球数も増えた」と反省の言葉が出たが、細菌性胃腸炎の種市に代わって急きょ上がった先発マウンドを堂々と投げ切った。
7月7日生まれ。この日が24歳の誕生日だった。名前の「星也」は七夕にちなんで付けられた。
阪神からロッテにトレード移籍した石崎剛投手(28)が7日、ZOZOマリンスタジアムで入団会見を行った。
背番号は58で、愛称については「石ちゃんと呼んで」とファンに親しまれるキャラクターをアピール。阪神時代は岩崎、山崎らが在籍していたため「ザキが多くてイシと呼ばれることが多かった」という。石崎は「そこに可愛いから『ちゃん』を付けて」と報道陣を笑わせた。
サイド気味のフォームから最速155キロを誇る右腕。トレードを伝えられたのは4日の朝で「話を聞いたときは驚いたが、チームのために力になりたい」と抱負を明かした。
高野との中継ぎタイプ同士のトレードとなったが、同席した松本尚樹球団本部長は「阪神さんとシーズン前から話をさせてもらってきて編成上マッチした。実績は十分。1番しんどいところで活躍して欲しい」と後半戦の巻き返しのキーマンに期待した。
石崎は茨城出身で、三和高から新日鉄住金鹿島を経て14年ドラフト2位で阪神に入団。5年目の今季は2試合に登板して1勝1敗、防御率6.75。通算で58試合に登板して1勝1敗9ホールド、防御率3.00。17年のアジアプロ野球チャンピオンシップ、18年の強化試合・オーストラリア戦で侍ジャパンに選出された。
ロッテが8日から10日の日本ハム戦でZOZOマリンスタジアムの当日の観戦チケット持参の来場者先着5000人にロッテアイスの爽(バニラ)を配布すると発表した。
配布場所は球場外周特設テントで、3日間とも午後3時45分から計1万5000人に配布する。
選手会長の鈴木は「明日からの3連戦で急遽アイスを配る事になりました。アイスはロッカーにも常備されていて、選手達も美味しくいただいています。ファンの皆様もぜひ観戦をしながら美味しく食べてください」とコメントした。
“七夕の男”の元に白星が届いた。平成7年7月7日生まれの土肥が4四球を与えながら5回1失点。イースタンでは13戦で8勝を挙げている左腕は「長かったですね」とポツリ。1軍3戦目でようやくつかんだ今季初勝利をかみ締めた。
最大の試練は5回。2死満塁から山川に押し出し四球を与えたが、最後は森をチェンジアップで空振り三振に仕留めた。最少失点で切り抜けると、5回裏に味方が相手の失策絡みで4点を奪い、勝ちがついた。
ラッキーが重なった。この日は24回目の誕生日。当初は登板予定だった種市が細菌性胃腸炎で離脱したため急遽巡ってきたチャンスをモノにし「種市に感謝します」とジョークもさえた。
名前の「星也」は七夕が由来。昨年5月に49歳で亡くなった父・克彦さんと、母・規子さん(51)がつけてくれた自慢の名前だ。試合後には1月27日に福島県出身の一般女性(24)との婚姻届を提出していたことも発表。最愛の“織り姫”について「ご飯もしっかり作ってくれている。好きな手料理はコロッケです」と幸せそうな笑みを浮かべノロけた土肥。家族にもささげた記念の1勝となった。
ロッテは先発・土肥星也(せいや)投手が4四球を与えながらも5回1失点の粘投で今季初勝利を挙げた。平成7年7月7日生まれで、この日が24回目の誕生日の左腕は「たまたまですね。種市が胃腸炎になってくれたので(チャンスが)回ってきた。種市に感謝したい」とジョークを飛ばした。
打線は0−1の5回に相手の3失策に乗じて4点を奪い逆転に成功。「交代を告げられていてアイシングしていたなかで逆転してくれた。嬉しかったです」。7回には清田の適時打と井上の3ランで突き放した。
試合後には今年の1月27日に福島県出身の一般女性(24)と入籍したことも発表。「ご飯もしっかり作ってくれている。頑張ってくれている。好きな手料理はコロッケです」と幸せそうな笑みを浮かべた土肥。守るべき家族にも届けた1勝だった。
お笑いタレントの山口智充(50)が「LOTTEアイスMAKUHARI SUMMER STADIUM」として開催する7日の西武戦(ZOZO)で始球式を行った。
幕張ビーチ花火フェスタ応援大使も務める山口は背番号93(ぐっさん)番のユニホームに身を包みグラウンドに登場。投球前には「打ち上げ花火を上げます」と宣言し、口笛で打ち上げ花火の音を再現するという何ともシュールすぎるパフォーマンスを披露し、スタンドのファンを沸かせた。
“本業”の投球もノーバウンドでミットに収まる満点始球式となった。大役を終えた山口は「久しぶりに緊張しました。花火大会のイベントで2年連続来させていただいて、フィールドが違う中ではありましたが、自分の持ちネタである花火のパフォーマンスもさせていただきました。投げれるかどうか、ちゃんと届くかどうか心配でした。お客さんの前で普段やったことの無いことを披露する緊張感は相当大きかったです。キャッチャーの方が受けていただいた瞬間にスタンドが『ウォー』となったのはすごく嬉しかったです」と興奮した様子で振り返った。
なお、国内最大級の2万3000発を打ち上げる幕張ビーチ花火フェスタは8月3日の午後7時30分から幕張海浜公園で行われる。
ロッテは7日、8日からの日本ハム3連戦(ZOZO)でロッテアイスの「爽(バニラ)」を球場外周特設テントで各日来場者先着5000人、3日間合計1万5000人に配布すると発表した。
午後3時45分から配布を開始し、無くなり次第終了。当日の観戦チケット持参した1人につき1個。
チーム屈指の「爽」好きである鈴木は「明日からの3連戦で急きょアイスを配ることになりました。アイスはロッカーにも常備されていて、選手達も美味しくいただいています。ファンの皆様もぜひ観戦をしながら美味しく食べてください」とコメントした。
24歳の誕生日となった七夕。ロッテの左腕・土肥が5回5安打1失点の投球で、今季初白星を手中にした。名前は星也。“幸運の星”に恵まれて欲しい−という両親の願いが込められているに違いない。
実際、この日は登板予定ではなかった。種市が胃腸炎でダウンし、急遽出番が回ってきた。「誕生日の勝利はたまたまです」と言いながら、「種市に感謝です」と冗談交じりに笑わせた。
失点は5回。2死満塁から山川に押し出し四球を与えた。だがその裏、西武の1イニング3失策に乗じて逆転した。まさに誕生日プレゼントだ。
試合後、今年1月27日に福島出身で同い年の一般女性と結婚していたことを明かした。七夕の願いは「大谷翔平になりたい」。さて、星は願いを聞いてくれるか。
この日、24歳の誕生日を迎えた先発の土肥が5回を被安打5、1失点でマウンドを降りた。球数は103。
4回までは走者を出しながらも、要所を締めてきたが、5回に崩れた。1死後、佐藤と秋山の連打から外崎への四球も絡んで2死満塁となった。
ここで山川には押し出しの四球を与えてしまった。続く森は2−2から変化球で空振り三振に切った。
土肥は「全体的に追い込んでからきっちりと狙いすぎてしまったことで球数も増えてしまった。特に失点してしまった5回は自分で窮屈なピッチングにしてしまった」と振り返り、「もっと大胆にいけたら良かったかもしれないです」と反省した。
だが、ロッテはその裏に西武の3失策に乗じて4点を奪い、逆転に成功した。
今季未勝利の土肥は「あとはベンチでしっかり応援します」と話していた。
阪神からロッテにトレード移籍した石崎剛投手(28)が7日、ZOZOマリンスタジアム内で入団会見を行った。背番号は「58」。
松本尚樹球団本部長とともに壇上に並んだ石崎は「トレードの話を聞いた時はものすごく驚いた。でも大きなチャンスをもらったので持っている力をしっかりと出したい」と決意を語り、こう続けた。
「(阪神と同じように)ロッテは応援もすごいので、負けないように力を発揮したい」。
松本尚樹球団本部長は「春先からずっと追いかけていて評価していた。チャンスがあればと思い、(このたび)阪神さんと編成上の話をして現実になった」と高野とのトレードに至った経緯を説明した。
石崎は井口監督から「期待してるよ」と激励されたそうで、「(ZOZOマリンは)風が強いのでそれを生かす投球をしたい。対戦したいのは(西武の)山川、自分の持ち味である真っ直ぐで抑えたい」と抱負を語った。
茨城県・古河出身で「(ここから)1時間で帰れる。(趣味の)釣りも楽しみです」と話し、ニックネームには「イシちゃんと呼んでもらえれば」と笑顔を浮かべた。
球宴開けにも登板する予定だ。
石崎は茨城・三和高から新日鉄住金鹿島(現日本製鉄鹿島)を経て、15年にドラフト2位で阪神に入団。17年には26試合に登板して1勝1敗、防御率1.17の成績を残して日本代表にも選ばれた。
救援で通算58試合に登板し、防御率は3.00。
ロッテは7日、8〜10日の日本ハム戦(ZOZOマリン・18時15分開始)で、ロッテアイスの「爽(バニラ)」を球場外周特設テントで各日来場者先着5000人に3日間で合計1万5000人に配布すると発表した。
15時45分から配布を開始し、なくなり次第終了となる。1人1個、当日の観戦チケットを持っている人に限る。
鈴木大地選手会長は「明日からの3連戦で急遽アイスを配る事になりました。アイスはロッカーにも常備されていて、選手達も美味しくいただいています。ファンの皆さまもぜひ観戦をしながら美味しく食べてください」と呼びかけていた。