わたしはかもめ2019年鴎の便り(7月)

便

7月1日

北海道日本ハム4−9千葉ロッテ(札幌ドーム)

ロッテが連敗を4で止めた。1回にレアードの2点適時打、清田の適時打、三家のプロ初本塁打となる3ランなど打者一巡で一挙7点を挙げた。種市は5回2失点で5勝目。日本ハムは堀が4回途中8失点と乱れ連勝が5で止まった。

123456789R
千葉ロッテ7001001009
北海道日本ハム0110000204

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苦労人ロッテ三家プロ1号!戦力外、独立Lも経験[ニッカン]

ロッテの苦労人、三家和真外野手のバットが昨季から続いた札幌ドームでの連敗を10で止めた。角中の欠場で急遽回ってきた今季初スタメン。初回4点を先制し、なお2死一、三塁から内角スライダーを捉え高々と上がった打球が左翼席に吸い込まれた。「打った瞬間は分からなかった。ベンチから歓声が聞こえて、行くんじゃないかなと思いました」とプロ1号弾を振り返った。

11年育成ドラフトで広島に入団したが13年に戦力外になった。3年間の独立リーグ生活を経て、16年11月にロッテの入団テストに合格。NPB復帰を果たした。独立リーグ時代には派遣バイトに登録し、時給850円で働いた時期もあった。「こんなに働いてもこれだけしかもらえないんだ」と稼ぐ大変さを実感した。

次の日本ハム主催試合は東京ドーム開催のため、負ければ52年のフランチャイズ制導入後、球団史上初の相手本拠地未勝利でシーズンを終える危機だった。「ここまで(長く)1軍にいたことがなかったので、いい経験というか、こういうところでやらんといかんな、と常々思わされる」。この日は1軍昇格1ヶ月記念日。懸命にバットを振り続ける。

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1回いきなり!ロッテ・三家、プロ1号がトドメの3ラン[サンスポ]

「三家」と書いて「みけ」と読む。1回に4点を奪い、なお2死一、三塁。ロッテ・三家和真外野手(25)が左翼席へプロ初本塁打となる1号3ランを放った。

「感触も分からなくて夢中で走っていた。『おぉー!』っていう歓声が聞こえて、もしかして入るんちゃうかと思った」。

市和歌山高から2012年に育成ドラフト4位で広島に入団し、13年に戦力外通告を受けた。14年から3年間はBCリーグ・信濃、石川でプレー。16年11月にロッテの入団テストに合格し、NPB復帰3年目の今季、通算10打席目で初アーチを記録した。

チームは連敗を4で止め、札幌ドームで今季9試合目にして初勝利。昨季から喫していた同球場での連敗を10で止めた。

「独立にいた頃はプロに戻れる保証もなかった。こういう場所でやらなあかんなと、日々感じる」。強いハングリー精神が25歳を支える。

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ロッテ・種市、細菌性胃腸炎から復活5勝目[サンスポ]

種市が5回で102球を要したが、4安打2失点の8奪三振で5勝目を挙げた。「変化球も良くて、三振も取れていた」。今月上旬に細菌性胃腸炎を発症し、一時は40度近い高熱で、2日間はまともに食事もとれなかった。5日に出場選手登録を外れ、この日が復帰登板だった。白星にも「無駄な球数が多かった。次は最低でも6、7回は投げられるように準備したい」と反省も忘れなかった。

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ロッテ・種市5勝目、胃腸炎から復活!!5回8K2失点[サンスポ]

ロッテの種市篤暉投手(20)が21日、日本ハム17回戦(札幌ドーム)に先発し、5回4安打2失点。8奪三振の力投でチーム2位の5勝目を挙げた。

「2ストライクまではよかった。変化球も良くて、三振も取れていた」。

1回から7点の援護をもらった右腕は、その裏先頭から西川、大田を2者連続三振斬りで勢いに乗った。2、3回はそれぞれ1点を失ったが、最少失点で切り抜け、リードを保って102球でマウンドを降りた。5月30日の札幌ドームでの前回登板では4回8失点でKOされたが、しっかりと成長した姿を見せた。

前半戦でプロ初勝利から一気に4勝を挙げブレークした右腕だったが、今月5日に習志野市内の病院で細菌性胃腸炎と診断され、出場選手登録を抹消された。一時は40度近い高熱を患い、2日間まともに食事も取れなかった。それでも、体調回復後はウエートトレーニングなどに励み、15日の西武との2軍戦で3回無安打7奪三振。この日の1軍での復帰登板につなげた。

飛躍の3年目。大きな期待を背負う20歳の若武者は「四球が多く、無駄な球数が多かった。次は最低でも6、7回は投げられるようにしっかり準備したい」と反省も忘れなかった。

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ロッテの苦労人、三家“肝っ玉”プロ1号!持ち続けた野球への情熱、戦力外でバイト経験も夢かなえた[スポニチ]

1度、全て失った男に怖いものはない。初回に4点を先制し、なお2死一、三塁。2年ぶり2度目の先発出場となったロッテ・三家の肝は据わっていた。

「(直球も変化球も)全部いったろう」と左腕・堀のスライダーを強振。広い札幌ドームの左翼席に消えたプロ初アーチは大きく突き放す3ランとなった。 「感触がなくて夢中で走った。初めてのホームラン。これを何回も味わえたら最高やと思います」。初回は10人攻撃で7得点し、札幌ドームの2年越しの連敗を10で止めた。

11年育成ドラフト4位で広島入団。だが、1年目の秋に右膝を手術し、2年目に戦力外通告。野球への情熱は消えず、独立リーグ2球団を渡り歩く。「プロに戻りたかったけど、戻れるのか…」。不安を抱えながら、オフは引っ越し業、食品工場のアルバイトで食いつないだ。追い続けた夢は16年オフのテスト合格で現実になった。

昨季まで2年間で出場はわずか4試合。両打ちで右打席が課題と言われ、1月にソフトバンク・内川の自主トレに参加し、弟子入りした。もちろん面識はなかったが、思い切って飛び込むと最短距離でバットを出すことを徹底的に教わった。「少しずつ、はまってきた」。勇気を持って踏み出した一歩が形になり、右打席で記念すべき一発を放った。

同じ独立リーグ出身の角中がプロで最初につけた背番号61を継承した。その角中が19日の右腕への死球の影響で欠場。三家を先発起用し、監督通算100勝を達成した井口監督は「チャンスをものにしてくれた」と連敗を4で止めた苦労人を称えた。「MIKE」と表記するが、読みはマイクではない。三毛猫のTシャツを愛用する25歳が、広島入団から8年目で報われた。

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ロッテ・種市、細菌性胃腸炎から復活5勝も反省「最低でも6回まで投げなくては…」[スポニチ]

今月5日に細菌性胃腸炎で出場選手登録を抹消されていたロッテの種市が、復活の5勝目を挙げた。

初回7点の大量援護にも支えられ、5回を4安打2失点。決め球のフォークがさえ、8三振を奪った。ただ、5回で102球を要して降板したことに「初回に援護をもらったし、最低でも6回まで投げなくてはいけなかった。この内容ではいいコメントはできません」と反省した。

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ロッテ、三家、プロ初本塁打に喜び「打った感触がないような感じ」[スポニチ]

初回4点を先制し、なお2死一、三塁。ロッテ3年目・三家に嬉しいプロ初本塁打となる1号3ランが飛び出した。

「打った感触がないような感じでした。とにかく夢中で走りました。お客さんの歓声でスタンドに入ったのが分かりました。初ホームランは本当に嬉しい」。

市和歌山から2011年育成ドラフト4位で広島に指名された。1年目の秋に右膝を故障し、2年目の13年には戦力外通告を受けた。ただ、野球を断念することができず、12球団合同トライアウトで不合格になった後、独立リーグでプレー。16年11月にはロッテの入団テストに合格し、プロ野球界へ復帰した苦労人だ。

札幌ドームは2年越しの10連敗で迎えたこの日、角中が試合前練習中に上半身の故障でスタメンから外れた。その角中がかつて背負った背番号61をつける代役が見事、その穴を埋めて見せた。

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ロッテ、札幌ドーム今季9試合目で初勝利!連敗4でストップ[デイリー]

ロッテは札幌ドームで今季9試合目にして初勝利を手にした。1回に打者10人の猛攻で7点を奪い、好調な日本ハムの出はなをくじいた。

連敗を4で止めた井口監督は「チームとして流れが良くなかったが、1回の攻撃でそれを止められた」とうなずいた。

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