ロッテがFA権行使を表明した楽天美馬学投手の獲得に動く。
今季の先発陣は、8勝を挙げた種市ら若手の台頭があった一方で、規定投球回を達成した投手は1人もいなかった。投手層に厚みを増したい思惑があり、ここまでも宣言した場合に備えて水面下で調査を進めてきた。
今秋ドラフトで指名した投手は大船渡・佐々木ら高卒2人と大卒の育成枠1人。即戦力投手の補強は必須で、争奪戦覚悟で乗り出す。
ロッテが27日、秋季キャンプ参加メンバーを発表した。
鴨川市総合運動施設内鴨川市営球場で11月1日から15日まで行われる。5、11日は休日。井口監督は「振りこむ量、ランニング量を増やして限界を超えるところまでやってもらう。そうしないと1歩前にいかない。そういう意味では今回のキャンプは体をしっかりと動かせるメンバーを連れて行きます」とコメントした。
ロッテは27日、千葉県鴨川市で11月1日から15日まで行う秋季キャンプに井上、種市ら26人が参加すると発表した。左肩を痛めている藤原は不参加となった。
楽天の美馬学投手(33)が27日、楽天生命パークで今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使することを表明した。「一生に1度の権利だと思うので、他球団の評価を聞いてみたい」。楽天は複数年契約を提示した上で、宣言残留を容認。関係者によると、美馬は在京球団でのプレーを希望しており、移籍を決断した場合はロッテが最有力とみられる。
楽天への愛着は強いが、家庭環境を考えた上での決断だった。今月11日に第1子となる長男が誕生し「家庭がうまくいかないと、野球もうまくいかない。家族も増えて、良い環境でできるところを1番に考えたい」。球団とは残留に向けた話し合いを重ねて「宣言残留を認めてもらっている。条件は良い評価をいただいている」。熟考した末、26日に石井一久GMに権利を行使する意思を伝えた。
9年目の今季は開幕からローテーションを守って2年ぶりに規定投球回に到達し、8勝5敗。通算51勝右腕に強い関心を寄せているのがロッテだ。3年連続で2桁勝利した日本人投手はおらず、先発陣の整備は不可欠。美馬の表明を受け、井口監督はスポニチ本紙の取材に「うちはいきますよ」と参戦を表明した。
FA宣言した選手との交渉は11月3日に解禁される。「楽天(残留)を含めて、しっかり考えて結論を出したい」と美馬。交渉を見極め、ベストな選択を導き出す。
ロッテは11月1日から15日まで千葉県鴨川市総合運動施設内鴨川市営球場で行う秋季キャンプのメンバー26人を発表した。
休日は5、11日。井口監督は「振りこむ量、ランニング量を増やして限界を超えるところまでやってもらう。そうしないと一歩前にいかない。そういう意味では今回のキャンプは体をしっかりと動かせるメンバーを連れて行きます」とコメントした。
ロッテ・荻野貴司外野手(34)が今季取得した国内FA権を行使せず、残留する見込みであることが27日、分かった。24日に球団と交渉を行い、チームへの愛着や残りの野球人生について球団側と意見交換を行ったようだ。
度重なるケガに泣かされてきた荻野はプロ10年目の今季、腰痛による一時的な離脱はあったものの、不動のリードオフマンとして自己最多の125試合に出場し打率3割1分5厘、10本塁打、46打点、28盗塁。いずれもキャリアハイでベテランの域を超えた活躍を見せた。さらに通算200盗塁をマークするなど、自慢の快足は衰えを知らない。
球団は将来的な指導者候補に対して、今季年俸4500万円から大幅アップの好条件を用意。荻野も残留に向けて気持ちを固めつつある。“幕張のスピードスター”が「生涯ロッテ」を貫き通すことになりそうだ。
ロッテは27日、秋季鴨川キャンプの参加メンバーを発表した。プエルトリコのウィンターリーグに参加する山本、岡、安田は不参加。けがの治療を行っているメンバーも不参加となった。
井口監督は「振りこむ量、ランニング量を増やして限界を超えるところまでやってもらう。そうしないと一歩前にいかない。そういう意味では今回のキャンプは体をしっかりと動かせるメンバーを連れて行きます」とコメント。18年のドラフト1位・藤原は左肩痛のリハビリによる別メニュー調整中で、15年の同1位平沢も右肘痛のリハビリのため不参加となった。
法大が連勝で勝ち点を4とし、優勝の可能性を残した。ロッテからドラフト5位指名を受けた福田光輝内野手(4年・大阪桐蔭)が8回に値千金の同点ソロ本塁打。9回に2点を勝ち越し、接戦をものにした。明大は立大に先勝。入江大生投手(3年・作新学院)が6回1失点でリーグ戦先発初勝利を挙げた。
主将が意地を見せつけた。法大・福田は3−4の8回に先頭として打席へ入り、「何とかチームに勢いをつけようと」と初球の直球を強振。右翼席へ同点弾を突き刺し、逆転勝利へつなげた。最終週で慶大が早大に連敗すれば優勝決定戦となる。「しっかり練習して気持ちを切らさずに」と2季ぶりのリーグ制覇へ向けて前を向いた。
ロッテは27日、19年の秋季キャンプ参加メンバーを発表した。
井口監督は「振りこむ量、ランニング量を増やして限界を超えるところまでやってもらう。そうしないと一歩前にいかない。そういう意味では今回のキャンプは体をしっかりと動かせるメンバーを連れて行きます」とハードなキャンプを宣言していた。