わたしはかもめ2019年鴎の便り(10月)

便

10月29日

千葉で輝いてた小6佐々木朗希[ニッカン]

ロッテからドラフト1位指名を受けた大船渡・佐々木朗希投手(17)が29日、大船渡市の同校で指名挨拶を受けた。初対面の井口監督に少し緊張しつつも、約20分ほどの会談で今後について話し合った。猪川小6年時、ZOZOマリン(当時QVCマリン)で行われた岩手沿岸被災地域の学童のための「リアスリーグ」第1回大会決勝でプレー。マウンドにも立っていた。千葉のマウンドで夢への歩みを続ける。

6年前に始まった「リアスリーグ」の初代優勝メンバーに、佐々木の名前があった。

決勝はショートで出場し登板はなかったが、その後行われた千葉の少年野球チームとの親善試合で登板。総括プロデューサーの山田康生氏(56)は「眼鏡をかけていて、すごく繊細だなという印象でした。がつがつのスポ根の少年には見えなかったね」と振り返る。黒縁眼鏡の、どこにでもいるような少年。それでも「僕ら実行委員会の中では『あの子いいよね』となっていた」と印象に残った。

リアスリーグとは何か。広告業を営む山田氏は11年、東日本大震災後にトラック2台でうどんの炊き出しに岩手・大船渡へ向かった。これを機に毎月、同地を訪れた。1年ほど経つと学校の運動場に仮設住宅が立ち並んだ。ふと思った。「子供達は普段どこにいるんだろう」。そんな時、連れて行かれたのが小学校の体育館。他競技の隅でひっそりと素振りしかできない子供達がいた。練習ができず、野球を諦める子も少なくなかったという。

以前、仕事で一緒になったシドニー五輪金メダリスト高橋尚子氏の1番好きな言葉を思い出した。「夢はかなう」。思い立った山田氏は05、10年の日本一の際に仕事で関わったロッテに掛け合った。デーゲーム前の1時間30分ほどだったが、岩手の少年少女70人をグラウンドに招待。夢を諦めかけた子供達は、目を輝かせ球場を駆け回った。続けて欲しいという意見を受け、山田氏のプロデュースの下、地元住民が動き翌年から大会へと発展。決勝をマリンスタジアムで行うことになった。

昨年で6回を迎えた同大会。佐々木が出場した第1回パンフレットには、山田氏のコメントが掲載されている。「この中から、甲子園に進み、プロ野球選手になってまたこの球場に立つ選手が育っていくことを期待して、新たな夢を抱きます」。夢は現実になった。「『ありがとう』と言いたい。朗希くんが僕らの夢をかなえてくれた」という山田氏の目に涙があった。舞台はすでに踏んでいる。運命の糸に導かれ、佐々木が千葉に帰ってくる。

リアスリーグ
東日本大震災で「グラウンドを失った子供達に夢を」をコンセプトに13年に始まった少年野球大会。岩手沿岸地域が対象で、沿岸北と南に分かれて予選トーナメントを行い、第1回決勝はQVCマリン(現ZOZOマリン)で行われた。昨年で第6回を迎えたが、ここ2年間は球場の改修工事などの影響で、決勝はZOZOマリンではなかった。

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ロッテ益田が残留を決断、複数回の交渉で熱意感じた[ニッカン]

ロッテ益田直也投手(30)が、今季取得した国内FA権を行使せず残留する意思を固めたことが29日、分かった。関係者によると、球団から複数年契約の提示を受け、権利を行使するか否か熟考。複数回の交渉を重ねる中で熱意を感じ、ロッテでプレーしたい気持ちが高まったとみられる。

他球団からの評価を聞いてみたい気持ちを持っていたが、入団から熱い声援を送り続けてくれたファンやチームメートと自身初のリーグ優勝や日本一を達成したい思いが強まったという。

宣言残留も認められるため去就は未定だが、チームリーダーの鈴木が28日にFA権の行使を表明。ダブル流出となれば、チームにとっては大きな痛手だった。今季60試合に登板した守護神は、来季以降もピンストライプのユニホームに袖を通す。

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井口監督、佐々木朗希に「その先の目標があるよね」[ニッカン]

ロッテからドラフト1位指名を受けた大船渡・佐々木朗希投手(17)が29日、大船渡市の同校で、井口資仁監督(44)松本尚樹球団本部長(49)らから指名挨拶を受けた。

初対面の井口監督に少し緊張しつつも、約20分ほどの会談で今後について話し合った。令和の怪物が夢の実現へまた一歩、歩を進めた。

小雨の降る中、佐々木は190センチの大きな体を小さな傘に収め、会見場所に現れた。「緊張しました。(井口監督から)チームの一員となって優勝に貢献して欲しいと言われた。オーラがあってかっこよかった」と笑顔を見せた。

誰もが希望を抱く日本の宝だ。井口監督は「まずは日本一のピッチャーになるために体作りからやっていこうと。その先の目標があるよねという話をしました」。話題は将来のことにまで及んだ。日本球界最速の165キロ超え、メジャー挑戦。夢は尽きない。

あと2ヶ月ほどすれば、生まれ育った岩手を離れ、関東に出る。佐々木は「若い選手が活躍している。自分もそれに乗って一緒に活躍できたらなと思う。目の前の目標からしっかり達成していって、いつか夢がかなえられるように頑張りたい」と語った。無限の夢をかなえに。大船渡から幕張、幕張から世界へと飛び出していく。

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佐々木朗希、井口監督は「かっこよかった」一問一答[ニッカン]

ロッテからドラフト1位指名を受けた大船渡・佐々木朗希投手(17)が29日、大船渡市の同校で、井口資仁監督、松本尚樹球団本部長らから指名挨拶を受けた。

以下、一問一答。

≫面談を終えて。
佐々木
「緊張しました。」
≫実際に会った井口監督の印象。
佐々木
「オーラがあってかっこよかった。」
≫印象に残っている言葉。
佐々木
「チームの一員となって優勝に貢献して欲しいと言われた。」
≫ロッテの印象。
佐々木
「若い選手が活躍していて、自分もそれに乗って一緒に活躍できたらなと思う。」
≫監督から日本一の投手になって、その先の目標もと言われたと思うが。
佐々木
「一歩ずつ歩んで、頑張っていきたいです。」
≫関東でやってみたいこと、行ってみたい場所。
佐々木
「今はないので考えていきたい。」
≫残りの期間でやりたいこと。
佐々木
「体力面だったり、そういうところが大きく足りないと思うので、少しでも体を強くしていきたいと思う。」
≫将来、世界に羽ばたいて欲しい。
佐々木
「目の前の目標からしっかり達成していって、いつかその夢がかなえられるように頑張りたい。」

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ロッテ1位佐々木朗希「緊張」井口監督指名挨拶[ニッカン]

ロッテからドラフト1位指名を受けた大船渡・佐々木朗希投手(17)が29日、大船渡市の同校で、井口資仁監督、松本尚樹球団本部長らから指名挨拶を受けた。約20分にわたる懇談後「緊張しました。(井口監督は)オーラがあってかっこよかった。チームの一員となって優勝に貢献して欲しいと言われた」と笑顔を見せた。

現在ロッテは二木、岩下、種市など若い投手が活躍しており「若い選手が活躍していて、自分もそれに乗って一緒に活躍できたらなと思う」と力を込めた。

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ロッテ・井口監督、D1位・佐々木に「縁」感じた[サンスポ]

ロッテからドラフト1位で指名された佐々木朗希投手(17)=大船渡高=は29日、岩手・大船渡市の同校で井口資仁監督(44)、松本尚樹球団本部長(49)らの挨拶を受けた。

東日本大震災で被災した岩手沿岸13地区を対象に2013年から始まった学童野球大会「リアスリーグ」は、ロッテ本社の協賛でZOZOマリン(当時はQVCマリン)で開催された。佐々木は小学6年だった同年、猪川野球クラブの投手として第1回大会に出場。後に本拠地となる球場のマウンドに立ち、優勝に貢献した。当時の写真を見た井口監督は「ドラフトでくじを引いたときから縁だなと思った」と嬉しそうに語った。

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ロッテが指名挨拶、大船渡高・佐々木、井口監督は「とてもかっこよかった」[サンスポ]

プロ野球のドラフト会議でロッテから1位指名された岩手・大船渡高の佐々木朗希投手(17)が29日、岩手県大船渡市の同校で、井口資仁監督(44)から指名の挨拶を受けた。約20分の話し合いで「すごく緊張した。オーラがあって、とてもかっこよかった」と笑みを浮かべた。

4球団競合の末に当たりくじを引いた井口監督は「目力というか、気持ちがこもっている」と好印象を語り、今後について「間違いなく日本一の投手になる。世界に羽ばたける」と期待した。

佐々木投手は最速163キロを誇るが、身長190センチの体はまだ成長途上にある。「少しでも体を強くしていきたい。目の前の目標からしっかり達成して、いつか夢をかなえられたらいい」と先を見据えた。

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大船渡・佐々木、ロッテの印象「若い選手が活躍。自分も一緒に活躍できたら」[スポニチ]

ロッテからドラフト1位指名された大船渡・佐々木朗希投手(17)が29日、岩手県大船渡市の同校で井口資仁監督(44)らから指名挨拶を受けた。

◇佐々木に聞く

≫指名挨拶され、改めて感じたことは?
佐々木
「一歩ずつ、歩んでいって頑張っていきたいと思いました。」
≫井口監督にはどんなことを言われた?
佐々木
「チームの一員になり、優勝に貢献して欲しいと言われました。」
≫ロッテの印象は?
佐々木
「若い選手が活躍していて、自分もそれに乗り、一緒に活躍できたらなと思います。」
≫関東のチームへ入団することになる。行ってみたい場所などはある?
佐々木
「今はないので、これから考えていきたいと思います。」

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ロッテ守護神・益田、国内FA権行使せず、井口監督への感謝で残留決断[スポニチ]

今季、取得した国内FA権の行使を検討していたロッテの守護神・益田直也投手(30)が権利を行使せず残留することが29日、分かった。一両日中に表明する。抑えを任された今季60試合4勝5敗27セーブ、防御率2.15。シーズン後には「じっくり考える」と権利行使の可能性を語っていた。

8年間で7度、50試合以上登板したタフネス右腕が宣言すれば複数球団が獲得に乗りだす可能性もあった。ただ、17年に不調で2軍落ちした際、親身に相談に乗ってくれた井口監督に対する感謝や、チームへの愛着も強く、残留することを決断したようだ。

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大船渡・佐々木、ロッテから世界一のエースへ、世界一知る井口監督「まずは日本一の投手に」[スポニチ]

ロッテからドラフト1位指名された大船渡・佐々木朗希投手(17)が29日、岩手県大船渡市の同校で井口資仁監督(44)らから指名挨拶を受けた。2005年にホワイトソックスでワールドシリーズ制覇を経験した指揮官は、最終的な育成方針を「世界一の投手」に設定。最速163キロの剛腕も、その「夢」に向かうと同調した。二人三脚で、世界一の才能を開花させる。

東京から約5時間かけ、大船渡まで来てくれた。目の前には自らの右手で引き当ててくれた井口監督が、笑みを浮かべる。佐々木も自然と笑顔になった。身震いするような熱いメッセージも受けた。

「まずは日本一の投手になるために体力づくりからしっかり、やっていこう。その先の目標もあるよね?」。

日本一の先には「世界一」がある。そう、理解した。17日のドラフト当日は、大谷翔平(エンゼルス)の国内最速165キロの更新を誓ったが、その上には世界最速169キロ左腕のチャプマン(ヤンキース)もいる。170キロ、侍ジャパンのエース、そしてメジャー−。163キロ右腕には無限の可能性が広がる。

「(井口監督は)とてもオーラがあったし、かっこよかったです。目の前の目標からしっかりと達成し、いつかその夢を達成できるように頑張りたい」。途方もないチャレンジだが、佐々木は背筋が伸びるような思いで、その提案を受け入れた。

05年にホワイトソックスでワールドシリーズ制覇を経験した井口監督は「まだ、身長も伸びていると聞いた」と1メートル90の長身にさらなる伸びしろがあると知った。国保陽平監督とも話し込み、「内に秘めた思いが強い子と聞いた。目力というか(目に)気持ちがこもっている」とプロ向きの性格とも確信。4球団競合の末に引き当てた“恋人”と対面し「間違いなく、一流の投手になる」とも言った。

今オフ、球団は関東圏内の大学病院と提携し、さいたま市内の選手寮にスタッフが泊まり込むなど、「24時間体制」で食事、ケア、トレーニングのサポートが充実する。「しっかりパフォーマンスを上げてやりたい」と松本尚樹球団本部長。日本球界の宝を受け入れる準備も万全だ。

「体力面だったり、大きく足りないと思うので、少しでも体を強くしていきたいです」。大船渡の校章にデザインされた「いちょう」が鮮やかに色づく秋。雨が降り、身震いするほど肌寒い東北の秋。新たな世界へ挑む佐々木は、しっかり足元を見つめていた。

◇ロッテ最近の高卒ドラ1の1年目

15年=平沢大河(仙台育英)
10代選手では唯一の1軍キャンプスタートとなったが、オープン戦は12打数1安打7三振、打率.083。開幕は2軍で迎えた。イースタンでは5月上旬まで打率.294、4本塁打、22打点。同11日に1軍デビューし、最終的に23試合に出場。
17年=安田尚憲(履正社)
1、2軍の振り分けなしで実施したキャンプでは好評価。練習試合では1軍帯同となったが、オープン戦で不振を極め、3月中旬に2軍降格。そのまま開幕を迎えた。8月10日に1軍初出場を果たし、60打席で打率.151。
18年=藤原恭大(大阪桐蔭)
1軍キャンプでスタートし、対外試合全30試合出場。楽天との開幕戦では高卒新人では球団54年ぶり3人目のスタメンを果たした。プロ初安打も記録したが、4月7日に2軍降格。8月には走塁中に転んで左肩関節唇を負傷するなど、1軍出場はわずか6試合にとどまった。

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ロッテ、ドラ1佐々木を春季キャンプ1軍スタートに「体づくりや状態も把握したい」[スポニチ]

ロッテからドラフト1位指名された大船渡・佐々木朗希投手(17)が29日、岩手県大船渡市の同校で井口資仁監督(44)らから指名挨拶を受けた。

この日は挨拶のみだったが、12月上旬に新入団会見を予定しているロッテは今後、佐々木サイドとの条件交渉に入り、11月中にも大船渡市内で正式合意となる運びだ。1月上旬に入寮し、ロッテ浦和球場で新人合同自主トレに参加する。同席した永野吉成チーフスカウトは「担当は柳沼スカウトだけど全員で支援する。侍ジャパンのエースとして投げる姿を想像し、サポートしたい」と興奮気味に話す。すでに井口監督は春季キャンプについて「基本的には1軍でやらせるつもり。やりながら体づくりや状態も把握したい」と言及しており、来年2月1日からの石垣島キャンプは1軍スタートとなる見込みだ。

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大船渡高・佐々木、メジャー挑戦は「いつか」[報知]

ロッテからドラフト1位指名された大船渡高・佐々木朗希投手(17)が29日、将来的なメジャー挑戦に意欲を示した。岩手・大船渡市の同校で指名挨拶を受けた163キロ右腕は、日本ハム・大谷(現エンゼルス)がマークした日本最速「165キロ超え」という目標に加えて、さらに壮大な夢を思い描いた。

メジャー経験もある井口監督が「間違いなく日本一の投手になる。世界に羽ばたける」と断言。さらに「夢は大きく持って、1年1年、目標を持ってやっていけたらいい。彼の中でも日本最速を狙っていると思う。それを出すためにも1年目は、日本一の投手になるための体力づくりから一緒にやっていこう。その先の目標もあるよね?」と海外挑戦を期待した。佐々木も「いつかその夢がかなえられるように頑張りたい」と、きっぱりと答えた。

球団は、佐々木の夢の実現のため育成プランを作成している。今年度中にもスポーツ科学・医療の分野で日本トップとの呼び声が高い都内の医学部付属病院と提携を結ぶ予定で、24時間体制で佐々木の体調管理やパフォーマンス向上のための練習法などの知識を注入することになる。

井口監督に「我々が優勝するために何とか戦力になって欲しい。2年後、3年後、常に勝ち続けられる球団を作りたい。そこに朗希君も加わって欲しい」と熱いエールを送られると、朗希も「最近、若い選手が活躍していて、自分もそれに乗って一緒に活躍できたらなと思ってます」と、力強く約束した。夢と決意を胸にプロの世界に飛び込む。

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ドラ1佐々木朗希、リーグVの使者へ「自分も活躍できたら」[報知]

ロッテからドラフト1位指名された大船渡高・佐々木朗希投手(17)が29日、“リーグV”の使者になることを誓った。岩手・大船渡市の同校で井口監督、松本球団本部長、長野チーフスカウトから指名挨拶を受けた163キロ右腕は「(井口監督から)『チームの一員となって、チームの優勝に貢献して欲しい』と言われました。最近、若い選手が活躍していて、自分もそれに乗って一緒に活躍できたらなと思ってます」と力強く宣言。今季は3年目の種市がチームトップタイの8勝、5年目の岩下が5勝と同じ高卒投手が飛躍した先輩に続く覚悟を示した。

約30分の会談を終えた指揮官は「我々が優勝するために何とか戦力になって欲しい。2年後、3年後、常に勝ち続けられる球団を作りたい。そこに朗希君も加わって欲しいと話をしました」と、熱い口調で常勝軍団の一員になるように期待をかけた。

佐々木は小学6年の頃、東日本大震災で被災した球児達を招き開催した野球大会でQVCマリン(現ZOZOマリン)のマウンドを踏んだ。本拠地でプレーした当時の写真を見た井口監督は「ドラフトでくじを引かせてもらった頃から縁だなと思う。(マリンでプレーした)そういうことを含めて縁のある選手に来てもらったなと思う」と感慨深い様子だった。

「夢は大きく持って1年、1年、目標を持ってやっていけたらなという話はした。彼の中でも日本最速を狙っていると思う。それ出すためにも1年目は体作りをして、まずはけがしないように、1年でも長くやるために体を作ってからやっていこうという話をした」と井口監督。ロッテのみならず球界の宝を手塩にかけて育てていく。

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ロッテ、ドラ1佐々木を24時間サポート、万全の医療態勢整える[デイリー]

ロッテ・井口資仁監督(44)らが29日、岩手県大船渡市の大船渡高校を訪問し、ドラフト1位指名した佐々木朗希投手(17)に指名挨拶をした。球団は育成プランの一環として24時間サポート態勢を整え、最速163キロ右腕を将来的に侍ジャパンのエースに育て上げる考えだ。

井口監督は4球団競合の末に抽選で引き当てた佐々木と約20分、面談した。交渉権確定の当たりくじを手渡し「目力というか、その中に気持ちがこもっているのを感じる」と内に秘めた闘争心を感じ取った。その上で「世界に羽ばたける選手の1人だと思います」と言い切った。

高校生史上最速の163キロを誇る佐々木のプロフィルは190センチ、85キロとなっているが、井口監督によるといまだに「身長が伸びている」とのこと。最高峰の舞台で戦う頑健な体作りとともに、ダイヤの原石をどう磨いていくのか。今後の大きな課題に向けて大学病院と提携し、メディカル、フィジカルなどを含めた万全の医療態勢を整える。

松本球団本部長は「24時間態勢で佐々木の体をしっかりとサポートする。パフォーマンス的にも相談する」と語った。侍ジャパンの屋台骨を担うエース、世界の佐々木に育て上げるため、万全の環境を整えて金の卵を出迎える算段だ。

「手が大きかった。成長真っ盛りなので、しっかり育成したい」と井口監督。エンゼルス・大谷が日本ハム時代に記録した日本最速の165キロ超えへ。成長−育成−進化を後押しする。

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ロッテ・ドラ1佐々木、若手育つ風土で「自分も活躍できたら」、ZOZOでV経験あり[デイリー]

ロッテ・井口資仁監督(44)らが29日、岩手県大船渡市の大船渡高校を訪問し、ドラフト1位指名した佐々木朗希投手(17)に指名挨拶をした。

伸び盛りの若手投手陣の中へ割って入ってみせる。佐々木はロッテのチームカラーを歓迎した。改めて印象を問われると「すごく最近、若い選手が活躍していて、自分もそれに乗って活躍できたらなと思っています」と即答。先輩達の背中を手本に歩む姿勢だ。

チームは今季4位に終わってCS進出を逃したが、高卒投手の成長が著しい。チームトップタイの8勝を挙げた3年目の種市や7勝を挙げた6年目の二木らが台頭。若手が育つ風土があり、最速163キロ右腕が計り知れないポテンシャルを存分に伸ばせる環境だ。

本拠地のマウンドも既に味わっていた。小学6年時に東日本大震災で被災した球児向けに発足した「リアスリーグ」へ、猪川野球クラブの一員として出場。初代優勝に輝いた舞台が、ZOZOマリンスタジアムだった。「そういうことも含めて縁のある選手」と井口監督。運命の糸で結ばれた幕張で活躍する日を想像しながら、鍛錬を積んでいく。

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佐々木がロッテ・井口監督から指名挨拶、指揮官見て「オーラがあって…」[デイリー]

ロッテからドラフト1位指名を受けた佐々木朗希投手(大船渡)が29日、岩手・大船渡市内の同校で井口資仁監督らから指名挨拶を受けた。学校の玄関前で指揮官とがっちりと握手。緊張感を残しながらも、笑顔を浮かべた。

佐々木の一問一答は以下の通り。

≫指名挨拶を受けた感想は。
佐々木
「すごく、とても緊張しました。」
≫井口監督の印象は。
佐々木
「オーラがあってとてもかっこよかったです。」
≫話をした中で印象に残っていることは。
佐々木
「『チームの一員にとなってチームの優勝に貢献して欲しい』という風に言われました。」
≫小学生のときにプレーしたことのある球場がホーム。改めてロッテの印象は。
佐々木
「すごく最近、若い選手が活躍していて自分もそれに乗って活躍できたらなと思っています。」
≫自分の将来像は。
佐々木
「一歩ずつしっかり歩んでいって頑張っていきたいなと思っています。」
≫関東の球団。行ってみたい場所、やってみたいことは。
佐々木
「今はないので考えていきたいなと。」
≫プロではどういう練習をしていきたいか。
佐々木
「体力面であったり、そういうところがまだ大きく足りないと思うので。少しでも体を太くしてから行きたいなと思っています。」
≫「世界へ羽ばたける投手」という目標に向けては。
佐々木
「目の前の目標からしっかり達成していって、いつかはその夢がかなえられるように頑張りたいなと思います。」

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佐々木投手、井口監督に緊張訪問受け「オーラがあった」[デイリー]

プロ野球のドラフト会議でロッテから1位指名された岩手・大船渡高の佐々木朗希投手(17)が29日、岩手県大船渡市の同校で、井口資仁監督(44)から指名の挨拶を受けた。約20分の話し合いで「すごく緊張した。オーラがあって、とてもかっこよかった」と笑みを浮かべた。

4球団競合の末に当たりくじを引いた井口監督は「目力というか、気持ちがこもっている」と好印象を語り、今後について「間違いなく日本一の投手になる。世界に羽ばたける」と期待した。

佐々木投手は「少しでも体を強くしていきたい。目の前の目標からしっかり達成して、いつか夢をかなえられたらいい」と話した。

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