わたしはかもめ2020年鴎の便り(1月)

便

1月18日

163キロ源は何?佐々木朗希解剖で得た意外な結果[ニッカン]

ロッテは18日、今季から提携する順天堂大で行った新人体力測定の結果を一部公表した。注目のドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)の数値は「メジャー級」と「平均以下」が共存するという意外な結果に。背反する“2人のロウキ”が、国内高校生史上最速163キロの源か。令和の怪物が少しずつ解き明かされていく。


誰もが気になる「なぜ163キロ?」。学術界の一次見解を知り、ロッテ楠貴彦コンディショニングディレクター兼育成統括(42)は驚いた。

「測定数値に突出したものはありませんが、逆にいうと、それでも160キロ超の直球を投じられることに将来的な可能性、ポテンシャルを非常に感じます」。

大人と子供。“2人のロウキ”が同居している。楠育成統括は「同世代のトップアスリートの中では全ての部位で(筋力が)劣っている」と明かす。それでも163キロを投げる。

肩の動作速度が速くなっても、筋力が落ちない。「力の発揮範囲が広い。ボールを長く、力強く持てることを証明している」。群を抜く垂直跳びには「地面を蹴る力、床反力が強い証拠。上半身の回旋力につながる。この能力は球速に比例すると言われています」と話す。

球速の肝について、楠育成統括は「リリースの瞬間にいかに力を集められるか。集め方は人によってまちまちなので、どれが正解というのはないと思います」と話す。平均以下の「基礎」から、メジャー級の「応用」をたたき出す佐々木朗のメカニズムは奥が深い。

順天堂大との提携は今季からで、蓄積するデータから浮き出るものもあるはず。「新人では今まで見たことがない能力の高さ。弱いところを強化すれば、能力はもっと伸びると思います」。2人が1人になった時、何が起きるか。

フィートポンド
トルク(力のモーメント=物体を回転させる力の大きさを表す量)の単位の1つ。力学において、ある固定された回転軸を中心に働く、回転軸の周りの力のモーメントをさす。
肩関節外旋筋力の測定
測定機器にひじを置き、腕を横に旋回させ、筋力を測定。ひじ固定時の旋回角度には限界があるため、力の加え方や速度からコンピューターで推算する。単位はフィートポンド。

◇順天堂大スポーツ健康科学部・窪田敦之准教授による「肩の筋力」の分析

肩関節外旋筋力は投手3名の中で最も低く、メジャーリーグの投手を対象とした過去の研究と比較しても低いです。一方でそれらの平均値は、角速度が大きくなると全員筋力が下がっているのに対し、佐々木投手のみ角速度が大きくなっても筋力が高くなっています。もしかしたらこれこそが、高校生の体格・体力で160キロ級のストレートを投じる佐々木投手の特徴かもしれません。より高速下の動作でもちゃんと力を出せるのは、競技力や障がい予防の観点でも重要です。

◇順天堂大スポーツ健康科学部・窪田敦之准教授による「足の筋力」の分析

短縮性の筋力(ハムストリングスなど)と伸張性の筋力(大たい四頭筋など)を測定、数値化し、我々の持つデータに照らし合わせると、100メートルを10秒3程度で走るスプリンターと同等の数値になりました。佐々木選手がまだ高校生で体が成熟していない状況を踏まえると、筋力的にもまだまだポテンシャルがあるのは間違いありません。

佐々木朗は垂直跳びは新人トップの73センチをマークした。他の新人6選手の平均63.2センチを大きく突き放す、NBA選手顔負けの数値だった。座位体前屈では新人2位の21センチ。投球時に左足を顔の高さまで上げる、持ち前の柔軟性も実証された。体力測定を終え、佐々木朗は「初めて色々な筋肉などを計測したりして興味深かったです」とコメント。「弱い部分などをしっかりと把握し、良いところは伸ばして頑張りたい」と意気込んだ。新人合同自主トレは19日から第3クールに入る。

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ロッテ佐々木千隼が20球「いい状態で入れるよう」[ニッカン]

ロッテ佐々木千隼投手(25)が18日、さいたま市のロッテ浦和球場で自主トレを行った。

テークバックを確認しながらキャッチボールを進めた上で、ブルペンにも入った。志茂ブルペン捕手を相手に約20球。球威ある球を投げ込んでいた。「ブルペン入りは年明けで2、3回目です。体の開きとかを確認しながら投げました」と振り返った。

16年ドラフト1位右腕は今季4年目。オフは主に都内で自主トレを続けている。「(キャンプに)いい状態で入れるようにしたい。去年はリハビリからだったので、しっかり投げられるようにしたい」と着々と準備を進めている。

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NBA選手超え!ロッテD1位・佐々木朗、体力測定で見せた驚異の脚力[サンスポ]

驚異のばねだ!!ロッテは18日、新人7選手が今年からメディカル体制の強化のために提携する順大で行った体力測定の結果を公表した。高校球界最速の163キロ右腕、ドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=は、垂直跳びで米プロバスケットボールリーグ・NBAの平均値を超える73センチをマーク。一方で、上体の筋力などでは、成長の余地を残した。目標とする世界最速の170キロ到達へ−。夢が膨らむ結果となった。

無限大の可能性を数値で示した。佐々木朗が、今年から提携する順大のさくらキャンパス(千葉・印西市)で16日に実施された体力測定の垂直跳びで新人トップの73センチをたたき出した。

「色々な筋肉を計測できて、興味深かった。まだまだ体は鍛えなくてはいけないなと。弱い部分をしっかりと把握して、良いところは伸ばして頑張りたい」と佐々木朗。これが人生初の本格的な体力測定だった。

垂直跳びの平均値はプロ野球選手が約60センチ、NBA選手が約70センチ。93センチといわれているNBAウィザーズの八村塁には及ばないが、跳躍力はワールドクラスであることが証明された。

佐々木朗は50メートル走が5秒9。測定を担当した順大スポーツ健康科学部の窪田敦之准教授によると、ハムストリングなど短縮性の筋肉や、大腿四頭筋など伸長性の筋肉の測定結果では、100メートルを10秒3で走るスプリンターと同等の数値が出たという。

新人を指導する楠コンディショニングディレクター兼育成統括は「床反力、地面を蹴る力が強いほど、球の速さと比例するといわれています」と説明。強く、ばねのある下半身が高校球界最速の163キロを生み出したことが明らかになった。

一方で課題も示された。体力面や上体、肩周りなどの筋力が弱かった。肩関節の外旋筋力では同期のD4位・横山(専大松戸高)、育成D1位・本前(北翔大)よりも数値が低く、改善点が見つかった。

窪田准教授は「まだ高校生で身体が成熟していない状況を踏まえると、筋力的にもまだまだポテンシャルがあるのは間違いない」と証言。今後にプロの環境でじっくり鍛えることができれば、本人が「そこを目指して頑張っていきたい」と語る史上最速の170キロ到達も夢物語ではない。

この日は休養日で、19日から新人合同自主トレは第3クールがスタート。春季キャンプを前に、26日には沖縄・石垣島に入る。“令和の怪物”の壮大な挑戦が、いよいよ始まる。

◇ロッテと順大の提携

今年1月から順大医学部付属順天堂医院、同浦安病院と提携。「整形外科」と「コンディショニング・栄養管理」などの専門医師がサポートする。24時間体制でケガの治療を受けられるだけでなく、医師の指導の下で健康管理、ケガの早期発見が可能に。メディカルチェックを年間5度行うほか、全選手に支給されているiPadを使って脈拍や体温の報告を義務づけるなどメディカル体制が強化される。

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ロッテD1位・佐々木朗、肩は“メジャー超え”、順大准教授「これこそが佐々木投手の特徴」[サンスポ]

ロッテは18日、新人7選手が今年からメディカル体制の強化のために提携する順大で行った体力測定の結果を公表した。高校球界最速の163キロ右腕、ドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=は、垂直跳びで米プロバスケットボールリーグ・NBAの平均値を超える73センチをマーク。

興味深いデータも出た。肩関節の外旋筋力測定で、数値では新人投手3人中3位だった佐々木朗だが、180度/秒、240度/秒、300度/秒で角速度が大きくなるほど筋力数値が上がった。メジャーリーガーの平均値では、角速度が大きくなると筋力が下がっており、18歳右腕が肩関節の柔軟性と力を発揮する範囲が広いことを示した。順大の窪田准教授も「これこそが高校生の体格・体力で160キロ級のストレートを投じる佐々木投手の特徴かもしれません」。座位体前屈も新人トップの21センチを計測するなど、体全体の柔軟性を証明した。

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伸びしろ無限大!ロッテ・ドラ1朗希、“平凡”な体力測定から見えた怪物の秘密…「まだまだ鍛えなくては」[スポニチ]

伸びしろは無限大!ロッテは18日、新人7選手が16日に順大で行った体力測定結果を公表。最速163キロのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)は大半の部位で同世代のアスリートに比べ劣っていたが一部で非凡な数値を記録した。今後のトレーニング次第では目標の170キロ到達も近い。

最先端機器による体力測定。投球に深く関わる肩関節外旋筋力はドラフト4位・横山(専大松戸)、育成ドラフト1位・本前(北翔大)の3投手で最も低い数値だった。だが運動学において回転運動の速さを表す角速度で珍しい数値が出た。

担当したスポーツ健康科学部の窪田敦之准教授は「大リーグの投手を対象とした過去の研究と比較しても、角速度が大きくなると全員筋力が下がるが、佐々木投手のみ下がらないどころか高くなる。これこそが高校生の体格、体力で160キロ級の直球を投じる特徴かもしれない」と目を丸くした。

垂直跳びでは新人7選手でトップの73センチを記録した。NBAの平均記録は71センチで陸上跳躍競技のトップクラスの選手でも70センチ台とされている。肉体は成長途上にあり、今後にさらに伸びる可能性はある。さらに50メートル5秒8の記録を出す太腿の細かい筋力を測った結果、窪田准教授は「短縮性(ハムストリング)の筋力と伸張性(大腿四頭筋)の筋力を測定、数値化し、我々のデータに照らし合わせると100メートルを10秒3程度で走るスプリンターと同等の数値」と明かした。

佐々木朗は「まだまだ体は鍛えなくてはいけない。弱い部分などを把握して、よいところは伸ばして頑張りたい」と目を輝かせる。己を知ることで、怪物はさらに強くなれるはずだ。

楠貴彦コンディショニングディレクター兼育成統括
「トレーニングを積み、弱いところを強化することで、もっと能力は伸びる。今まで見たことのない能力の高さを感じる。」

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ロッテ・千隼、ブルペンで好感触10球、勝負の4年目へ「しっかりアピールしたい」[スポニチ]

ロッテ・佐々木千がさいたま市内の浦和室内練習場でブルペン入り。捕手を座らせて10球を投じ「体の開きとかを確認した。良い感じだと思います」と好感触を得た。

16年のドラフト1位も、18年7月に右肘の手術を受けたこともあり3年間で計6勝。勝負の4年目へ「良い状態で(キャンプに)入って、しっかりアピールしていけるように」と意気込んだ。

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ロッテ佐々木千、4年目への意気込み「しっかりアピールして」ブルペンでは好感触[スポニチ]

ロッテの佐々木千隼投手(25)が18日、さいたま市内の浦和室内練習場で自主トレを行った。ブルペン入りし、座った捕手相手に10球を投げこみ「良い感じだと思います」と手応えをつかんだ。

佐々木千は1年目の17年に4勝を挙げたが、翌18年は7月に右肘の手術を受け、1軍登板なし。昨季は7月9日の日本ハム戦で656日ぶりの勝利を挙げた。16年のドラフト1位右腕は今季4年目を迎える。春季キャンプに向けて「良い状態で入れるように。去年はリハビリからスタートだったが、今年は投げられる。しっかりアピールしていけるように」と意気込んだ。

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佐々木朗希、インターハイ100m3位相当の瞬発力持っていた[報知]

ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=が、陸上の一流スプリンターに匹敵する下半身の瞬発力を持っていることが18日、明らかになった。

球団が今年から医療サポート提携を結んでいる順大での体力測定データによると、全体的に筋力はまだ不十分だが、太ももを中心とした足の短縮性と伸張性の筋力測定では、100メートルを10秒3程度で走るスプリンターと同等の数値をマークした。10秒3は昨年の全国高校総体で3位に相当する。自主トレでも50メートルを5秒9で走破。垂直跳びもルーキーではトップの73センチと、下半身のバネや瞬発力はやはり一級品だ。

他にも肩の筋力測定では、数値自体は低いものの、同じ速度で関節を動かす角度を広げても数値が上昇。通常はメジャーリーガーでも角度を広げると数値が下がるだけに、同大の窪田敦之准教授は「投球パフォーマンスとの結びつけは難しいが、もしかしたらこれが160キロを投げる彼の特徴かもしれない。より高速下での動作でもちゃんと力を出せるのは、競技力や外傷・障害予防の観点からも重要」と評価した。

球団では今後も継続的に数値を測定して育成プログラムに役立てる方針。佐々木朗も「初めて色々な筋力を測定して興味深かった。弱い部分などをしっかり把握して、いいところは伸ばしていきたい」と、最新テクノロジーの活用に前向きだ。

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ロッテ・佐々木朗希 太もも筋力五輪スプリンター級!肩関節は大リーグ選手匹敵[デイリー]

脚力は五輪スプリンター級!ロッテは18日、東京都文京区の順大で16日に実施した新人選手の体力測定結果を公表。ドラフト1位の佐々木朗希投手(18)=大船渡=が太ももの筋力で五輪代表を狙える陸上短距離選手と同等の数値を計測した。

表側の大腿四頭筋と裏側のハムストリングスの収縮を測定して数値化。順大スポーツ健康科学部の窪田敦之准教授は「データに照らし合わせると、100メートルを10秒3程度で走るスプリンターと同等になった」と説明した。

昨夏の高校総体100メートル走の優勝タイムは10秒19で2位は10秒29。本格的に陸上短距離をしていれば、優勝争いできる可能性もあり「身体が成熟していない状況を踏まえると、筋力的にもまだまだポテンシャルがある」と指摘した。

このほか肩関節を使った回転運動の筋力を測定したところ、大リーグ選手に匹敵する数値を記録。旋回する角度が大きい場合、大リーグ選手でも筋力が下がる傾向にあるとされるが、佐々木朗は逆に数値が高くなったという。同准教授は「これこそが高校生の体格、体力で時速160キロ級の直球を投じられる特徴かも」と指摘した。

佐々木朗本人は「弱い部分などをしっかりと把握して、良いところを伸ばして頑張りたい」とコメント。発展途上の珠玉の肉体は、プロの世界でどこまで進化を遂げていくか−。

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鳥谷、引退危機から急転ロッテ再浮上、選手からは待望論噴出[東スポ]

昨年、阪神からの引退勧告を拒否して自由契約となったものの、いまだに去就が決まらない鳥谷敬内野手(38)の周辺が、にわかに注目されている。一部で「このまま引退か」ともささやかれるなか、ここへきて獲得の可能性がある球団が複数あることが分かった。その1つが「球団が難色を示していた」とされるロッテ。すでに選手からも待望論が噴出するなど、キャンプを前にした近日中にも、何らかの動きがありそうな状況だ。

鳥谷は昨季限りで阪神を退団した当初、公私にわたって親交が深い井口監督が指揮を執るロッテへ移籍することが有力視されていた。

ところが、当のロッテは現時点で獲得の意思を示していないばかりか、球団関係者も「その件(鳥谷の移籍)はもう立ち消えでしょ。ウチは若手育成にかじを切った訳だからね。いくら彼(鳥谷)が(井口)監督と親しくてもベテラン獲得となれば球団、チーム方針に反する訳だから」と獲得を否定してきた。

だが、鳥谷のロッテ入りは完全に消滅した訳ではなかった。球界関係者によると「井口監督は鳥谷の獲得をまだ諦めていないようだ。鳥谷サイドも条件面などで軟化しており、どうなるか分からない状況だと聞いている。キャンプまでに動く可能性はある」という。

舞台裏では何が起きているのか。関係者の話を総合すると、鳥谷サイドの希望した条件とは、金額よりもある程度の出場試合数を確保することだったという。だが、球団側が「若返り」を理由に出場試合数を契約に盛り込むことに難色を示し、交渉はストップ。それでも井口監督だけでなく、選手や球団OB達からも「鳥谷獲得」を望む声が噴出し、鳥谷サイドも軟化の兆しを見せてきていることから、交渉が一気に進む可能性が出てきたという。また、ロッテ以外にも「条件にこだわりがないのなら…」と関心を寄せている球団があることも分かった。

実際、現在自主トレ中のロッテ主力選手は「球団の育成方針は間違っていないと思いますが…」と前置きしながら、現場の声をこう明かす。

「実は鳥谷さんが阪神を退団して以降、選手の間ではロッテに来て欲しいという意見が圧倒的に多いんです。野球に対する取り組み、姿勢がお手本になるほど素晴らしいと聞いているので、みんな『1度一緒にやってみたい』と。それに戦力としても内野の全ポジションを守れた(鈴木)大地が楽天に移籍してしまったので、内野のバックアップ要因が手薄です。若手が育っているとはいえ、シーズンを通して活躍できるか、となると不安が多い。優勝を狙うなら鳥谷さんが必要だと思います」。

球団OBも「若手育成というけれど、そのためにも鳥谷の力は必要。キャプテンシーもあるし、試合に出たいとアピールする姿勢や、練習に取り組む姿勢など、若手に見てもらいたいところはたくさんある。若手と本気で競争させたら、ロッテは確実に強くなると思うよ」とほぼ同意見だ。

ロッテではこれまで、この時期に去就が決まっていない選手を入団させる際には、春季キャンプでテストを実施するパターンが目立っている。2年前には大隣(現投手コーチ)が同様の流れで入団。現在の今岡2軍監督も阪神を自由契約になった翌年の2010年春季キャンプにテスト生として参加し、入団した。

果たしてキャンプまでに鳥谷の去就は決まるのか。それとも−。

◇ロッテの内野事情

ロッテの今季内野陣は4番候補の一塁・井上を筆頭に、二塁に中村、三塁には昨季チーム最多の32本塁打を放った助っ人・レアード、昨季イースタン打撃3部門(本塁打、打点、安打数)でリーグトップに輝いたプロ3年目の安田も控える。

ショートもプロ3年目藤岡と同5年目の平沢がいるため、一見すればコマ不足には見えない。だが、レアード以外は1軍で確固たる実績を残しているとは言い切れない選手ばかり。ケガにより戦線離脱の可能性も否めない。となれば、豊富な実績に加え、内野の複数ポジションを守れる鳥谷は戦力としても必要な存在といえそうだ。

現在、鳥谷はハワイなどで自主トレを行っている様子。昨年12月に出演した関西テレビのスポーツ番組で「他の球団から声がかかるのを待っている状況」などと現状を説明している。

例年、新規選手の契約可能期間は7月31日まで。鳥谷は独立リーグなどでプレーする意思はないとされ、3月20日の開幕までにNPB球団からのオファーがない場合、7月31日を待たずに進退を決めるとみられる。

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