1月31日1月31日さぁ、野球の季節が始まる。2月1日、プロ野球12球団が一斉にキャンプインする。今季最大の注目は、ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手（18＝大船渡）だ。国内高校生史上最速163キロをマークした“令和の怪物”は、一体どれほどの投手に成長していくのだろうか。知られざる縁もある沖縄・石垣で、やがて伝説になるかもしれない男が第1歩を踏み出す。
キャンプイン直前、佐々木朗の仕事は「挨拶」だった。初対面の先輩達に次々、頭を下げる。「まだ挨拶しかできていないんですが、基本的にはもう全員にできたかなと思います」。その言葉通り、新外国人ハーマンにも早速イジられていた。
初めてのキャンプを迎える。教えを請う吉井1軍投手コーチへの挨拶は、30日のうちに済ませられなかった。31日、自主トレ開始早々に、先輩投手の種市が吉井コーチのところまで連れて行ってくれた。「真面目な子やね」。好印象だったようだ。
その種市と初めてキャッチボールをこなし、キャンプイン前日を過ごした。首脳陣の方針で、第1クール（1〜4日）にブルペン入りする予定はない。吉井コーチも「第1クールが終わったあとに予定を考えようかな」と大器をゆっくりと育てていく方針だ。
焦らないように−。井口監督も吉井コーチも、佐々木朗にそう伝えている。投げるよりも、長く活躍できる基盤を作ることが最優先のキャンプになるかもしれない。その重要性を、18歳はしっかり理解している。
「これから最終的にどんな選手になるのかっていうのは、1年目がすごく大事だと思うので、そういうのをモチベーションにしながら頑張っていきたいなと思います」。
ファン、報道陣、評論家、他球団スコアラー。石垣島を訪れる人も、1月31日に一気に増えた。多くの視線を浴びながら、プロ野球選手の日々が本格的に始まる。
ロッテ井口資仁監督（45）とドラフト1位・佐々木朗希投手（18＝大船渡）ら新人7選手が31日、沖縄・石垣市の児童養護施設「ならさ」を訪問した。
井口監督が行っているボランティア活動「愛基金」の活動の一環として、入団した09年から12年連続でキャンプ中に訪問している。「毎年、子供達の元気な姿を見るのを楽しみにしていたので、みんなの元気そうな表情を見られて良かったです」と話した。
選手達はキャッチボールやサイン会などで、子供達と触れ合った。質問コーナーでは佐々木朗に「どうやったら速い球を投げられるんですか？」との質問があり「いっぱい寝て、いっぱい食べて、いっぱい練習することです」と笑顔で答えていた。佐々木朗は「たくさん元気をもらうことができました」と喜び、来年以降の訪問についても「なるべく来たいなと思います」と井口監督の思いを継承するつもりだ。
さぁ、野球の季節が始まる。2月1日、プロ野球12球団が一斉にキャンプインする。今季最大の注目は、ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手（18＝大船渡）だ。国内高校生史上最速163キロをマークした“令和の怪物”は、一体どれほどの投手に成長していくのだろうか。沖縄・石垣で、やがて伝説になるかもしれない男が第1歩を踏み出す。
佐々木朗希の一問一答は以下の通り。
さぁ、野球の季節が始まる。2月1日、プロ野球12球団が一斉にキャンプインする。今季最大の注目は、ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手（18＝大船渡）だ。国内高校生史上最速163キロをマークした“令和の怪物”は、一体どれほどの投手に成長していくのだろうか。沖縄・石垣で、やがて伝説になるかもしれない男が第1歩を踏み出す。
キャンプイン直前、佐々木朗の仕事は「挨拶」だった。初対面の先輩達に次々、頭を下げる。「まだ挨拶しかできていないんですが、基本的にはもう全員にできたかなと思います」。その言葉どおり、新外国人ハーマンにも早速イジられていた。
初めてのキャンプを迎える。教えを請う吉井1軍投手コーチへの挨拶は、30日のうちに済ませられなかった。31日、自主トレ開始早々に、先輩投手の種市が吉井コーチのところまで連れて行ってくれた。「真面目な子やね」。好印象だったようだ。その種市と初めてキャッチボールをこなし、キャンプイン前日を過ごした。
首脳陣の方針で、第1クール（1日〜4日）にブルペン入りする予定はない。吉井コーチも「第1クールが終わったあとに予定を考えようかな」と大器をゆっくりと育てていく方針だ。
焦らないように−。井口監督も吉井コーチも、佐々木朗にそう伝えている。投げるよりも、長く活躍できる基盤を作ることが最優先のキャンプになるかもしれない。その重要性を、18歳はしっかり理解している。
「これから最終的にどんな選手になるのかっていうのは、1年目がすごく大事だと思うので、そういうのをモチベーションにしながら頑張っていきたいなと思います」。
ファン、報道陣、評論家、他球団スコアラー。石垣島を訪れる人も、31日に一気に増えた。多くの視線を浴びながら、プロ野球選手の日々が本格的に始まる。
ソフトバンクからFA加入したロッテ福田秀平外野手がチームに合流した。自主トレでは井上に声をかけ、キャッチボール。「親友の李杜軒（元ロッテ）のSNSによく井上選手が出てくるので、自分から声をかけました。李杜軒に感謝です」。
キャンプインに向け「ルーキーのような気持ちでやっていきたい」とすがすがしい表情だった。
ロッテの新外国人、フランク・ハーマン投手（35）とジェイ・ジャクソン投手（32＝ブルワーズ）が31日、春季キャンプ地の沖縄・石垣市で入団会見を行った。
ハーマンは昨年まで楽天、ジャクソンは18年まで広島でプレーしていた。井口資仁監督（45）は「補強ポイントだった中継ぎというところに、日本での実績がある投手2人が加わってくれたのは非常に嬉しい」とコメント。ロッテでも、ともにリリーフとしての活躍が期待される。
今季の目標として、ハーマンは「投げた試合をしっかり抑えたい。素晴らしいリリーフ陣を敵チームから見ていたので、そんな彼らを自分が引っ張れるように」と掲げた。ジャクソンも「目標は優勝、そのためにここにいる」と頼もしく話した。
会見前の練習では、ペアになってキャッチボールを行った。「キャッチボールで相手の球の印象は？」「メジャーでもプレーした井口監督の印象は？」などの質問に、2人が同時に楽しそうに話し出すなど、記者会見というより、さながらトークショー。早くも名コンビの空気を醸し出す2人は「監督の起用に応えて、2人で頑張っていきたい」と気持ちを1つにしていた。
伝説への第一歩だ。ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手（18）＝岩手・大船渡高＝が31日、沖縄・石垣市でのプロ初キャンプを前に「身が引き締まる思い。この期間ですごく成長できると思うので、1日1日を大切にしながら集中していきたい」と決意を新たにした。
この日は石垣市中央運動公園野球場で約2時間、体を動かした。最速163キロ右腕は、プロ4年目の種市と初めてキャッチボールを行い、同じ東北出身で昨季チーム最多に並ぶ8勝を挙げた右腕を「すごかった。速い」とうならせた。
練習後は井口監督やほかの新人選手と石垣市内の児童養護施設を訪問。「これからも、こういう活動ができたらいい」と、現役時代から慈善活動を続ける指揮官を手本にプロとしての将来像を思い描いた。
“朗希フィーバー”も予想される中、石垣市役所はキャンプ期間中に球場で新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大について注意喚起のビラを500枚配布することを決定した。大きな注目を集め“令和の怪物”の初キャンプが始まる。
ソフトバンクからロッテにFAで新加入した福田秀が31日、新しいチームメートと初練習を行った。石垣島に来たのは初めてという外野手は「チームのことなど話をしました」と、1学年下の井上と打撃練習で汗を流した。新天地で迎えるプロ14年目のキャンプへ「ルーキーのような気持ちで頑張る」と気合を入れた。
ロッテの新外国人のジャクソン（前ブルワーズ）、ハーマン（前楽天）が31日、宿舎の隣接施設での入団記者会見に臨んだ。ともに日本での実績が豊富で、勝ちパターンの継投の一角で期待がかかる。昨季5勝、21ホールドのハーマンは「コンスタントに投げ抜きたい」。昨季メジャーで28試合に登板した元広島のジャクソンは「井口さんがメジャーで世界一になったことを知っている。今度は僕らの力で優勝監督にしたい」と誓った。
ロッテ・井口資仁監督（45）が行っているボランティア活動「愛基金」の一環として31日、ドラフト1位・佐々木朗希投手（18）＝岩手・大船渡高＝ら新人7選手とともに、春季キャンプ地の沖縄・石垣島にある児童養護施設「ならさ」を訪問した。
子供達ともにキャッチボールや、質問コーナー、特別サイン会など約1時間にわたって交流した。球団から、ロッテのお菓子や図書カードもプレゼントされた。
井口監督は活動の意義について「（プロ野球選手として）役割というか当然のことだと思っている。子供達に夢を与えられるような活動をこれからも続けていきたい。新人達もプロ野球選手として、こうやって子供達が見ているということを感じながらやって欲しい」と語った。
佐々木朗も「応援されていることを実感したし、僕自身たくさん元気ももらった。こうやって近くで接することはすごく大切だと思うし、これからもこういう活動ができたらいい」と終始笑顔で、子供達との交流を楽しんだ。
ロッテのドラフト1位新人、佐々木朗（岩手・大船渡高）は沖縄県石垣市の石垣市中央運動公園野球場で約2時間、体を動かし「自分を高められるのが1番の楽しみ。最終的にどんな選手になるかというのは、1年目がすごく大切になる」と気持ちを引き締めた。
1軍でスタートするが、注目されるブルペン入りはしばらく先になりそうだ。昨季8勝を挙げた21歳の種市と約60メートルのキャッチボールを行い、指にかかった球には威力があり、種市を「すごかった。速い」と驚かせた。
練習後は井口監督、他の新人選手と市内の児童養護施設を訪問した。子供達とにこやかに交流し、初めての社会貢献活動も経験。「近くで接することが大切だと思うし、これからもそういう活動ができたらいい」とプロの自覚を口にした。
昨季は7、8回を任せる投手が固定できず、終盤に逆転を許す試合が多かった。井口監督は「中継ぎが補強ポイントだった。日本で実績のある2人に加わってもらい、非常に嬉しく思う」と期待した。
さあ、球春到来だ。プロ野球は1日、沖縄、宮崎の両県で12球団が一斉にキャンプインする。最速163キロを誇るロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手（18＝大船渡）は石垣島で自主トレを行い、昨季8勝を挙げた種市篤暉投手（21）とキャッチボール。一線級で活躍するプロの球を初めて体感した。「日本一の投手」を目指し、「朗希伝説」がいよいよ幕を開ける。
ズッシリとした感触が手に残った。これがプロで活躍できる球なのか−。初めて迎えるキャンプインを目前に、佐々木朗は「本物の球」を肌で感じた。
「とても重たかったです。今日はそんな強度で投げていないと思うので、こう言ったら失礼かもしれないけれど、球の重さが1番印象的でした」。
午前9時から選手宿舎で全体ミーティングを行い、同10時50分に球場入り。昨季チームトップタイの8勝を挙げ高卒3年目でブレークした、同じ東北（青森）出身の種市に「一緒に練習しましょう」と自ら申し出た。1月8日にさいたま市内の寮に入ってから、初めて1軍主戦級とのキャッチボールとなった。
計81球。距離は約60メートルだったが、低い弾道で飛んでくるボールにプロの凄みを実感。最初は「球筋を確認するため。相手の胸に投げようと思っ た」と山なりの球を交えていたが、18歳の力も徐々に入る。途中から先輩に負けない軌道も描いた。
今季の開幕投手候補に挙がる21歳右腕も「いやー、凄かった。多分、あれでも軽く投げていたんだろうけれど、速かった」と絶賛。最速163キロを誇る後輩のポテンシャルを察知した。
1軍スタートだが、佐々木朗は体づくりがメインとなる。井口監督は「第1クールはブルペンに入らない」と言い、当面は平地での投球で強度を上げていく。この日、佐々木朗と初めて挨拶を交わした吉井投手コーチも「明日（佐々木朗と）話をする。意見は聞くけれど、高校生だし、こっちから指示することもある。（ブルペンの予定などは）第1クールが終わってからもう1度話さないとな」と明かした。
球団の大きな期待を背負うルーキーは、将来的に「人類最速170キロ超え」「全タイトル」、さらに「日本一の投手」を目標に掲げる。
「最終的にどんな選手になるのかというのは1年目が凄く大事だと思う。それをモチベーションにして、1日1日を大切にしながら集中していきたい」。
早く投げたいが、我慢す ることが「日本一への道」となるならば、焦る必要はない。怪物は静かに、そして力強くプロ第一歩を踏み出す。
ロッテの井口監督と新人7選手は石垣市内にある児童養護施設「ならさ」を訪問。指揮官が行っているボランティア活動「愛基金」の活動の一環で、メジャーからロッテに移籍した09年から実施している。子供から手作りのメダルを首に掛けられた佐々木朗も「応援されていることを実感した」と笑顔だ。
約30人の子供達とキャッチボールやサイン会、お菓子をプレゼントするなどして交流。「（子供から憧れられる）そういう存在であり続けるためにも頑張っていきたい。機会があれば、また来たい」と元気をもらっていた。
ロッテ新外国人のハーマンとジャクソンが、キャンプ地の沖縄・石垣島で入団会見を行った。
ジャクソンは、同席した井口監督がホワイトソックス時代の05年にワールドシリーズを制覇したことに触れ「今年は監督を優勝監督にする。チームの勝利に貢献したい」と話した。
ハーマンは「積極的に打者を追い込む投球を」と抱負を述べ、ドラフト1位の佐々木朗へ「本当に注目されている。質問してくれればアドバイスできる」とバックアップを約束した。
ロッテ・井口監督が31日、自身取り組んでいるボランティア活動「愛基金」の活動の一環として沖縄・石垣市内の児童擁護施設を新人7選手とともに訪問し、サイン、キャッチボール、ロッテ本社の主力商品「コアラのマーチ」と「トッポ」などのお菓子をプレゼントした。
井口監督は「僕がロッテに入団してからずっとキャンプに来た時に続けている活動。毎年、子供達の元気な姿を見るのを楽しみにしていたので、みんなの元気そうな表情を見られて良かったです」とコメント。また、佐々木朗らルーキー達を連れてきた意味についても言及。「こういう活動もプロ野球選手にとってはとても大事なので若い子には積極的に取り組んで欲しいと思っています。今日の訪問がキッカケになればと思います」と社会貢献活動の重要性も説いていた。
ロッテのフランク・ハーマン投手（35）とジェイ・ジャクソン投手（32）が31日、沖縄・石垣島で入団会見を行った。ハーマンは昨季まで3年間楽天でプレーした。ジャクソンは18年まで広島で3連覇を経験。井口監督は「補強ポイントだった中継ぎに、日本で実績のある投手2人が加わってくれた。非常に嬉しく思います」とコメントした。
ハーマンは「熱狂的なファンの声援、大歓声の印象がある。この場に来られて嬉しく思う。マリーンズのために貢献したい」と抱負を述べた。ジャクソンは「日本は住みやすく、千葉での生活も楽しみ。今ワクワクしている。目標は優勝。そのために僕がここに来たと思っている」と話した。
ロッテの井口監督とドラフト1位・佐々木朗希（18）投手ら新人7選手が31日、沖縄・石垣島の児童養護施設「ならさ」を訪問。キャッチボールや質問コーナーなどで約30名の子供達と交流した。佐々木朗は「どうやったらあんなに速い球が投げられますか」の問いに「いっぱい寝て、いっぱい食べて、いっぱい練習すること」と回答した。
児童の代表が「日本一を目指して頑張ってください。石垣島から応援しています」と選手達にメッセージを送った。終始笑顔を見せていた佐々木朗は「応援されていることを実感しましたし、たくさん元気をもらいました。これからもそういう存在であり続けるためにも頑張っていきたい」と決意を語った。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手（18＝大船）は31日、沖縄・石垣島で春季キャンプイン前の最後の自主トレを行った。
キャッチボールでは昨季8勝を挙げた4年目・種市と約60メートルの距離で投げ合った。宿舎から球場入りした際にルーキーの方から誘ったもので、プロで活躍する投手のボールを初めて受け、「球が重かった」と驚きの表情を浮かべた。
一方、種市も「凄かった。球が速かった」とこちらも目を丸くしていた。
ロッテのドラフト1位、佐々木朗希投手（18）＝大船渡高＝が1月初めにブルペン入りしていたことが31日、判明した。
「令和の怪物」の新たな戦いが幕を開ける。27日から石垣島に先乗りし、合同自主トレに参加してきた佐々木朗は「レベルの高い中で練習するので、自分を高められると思う」と、いよいよ始まるキャンプに目を輝かせた。
朝、球場に着いた朗希は、4年目右腕の種市に「練習しましょう」と声をかけ、一緒に1キロ走2本、81球のキャッチボールを行った。昨季チームトップタイの8勝を挙げた種市から「すごかったです。速いっす」と絶賛された。
それもそのはず、佐々木朗はこの日、年明け早々に地元・大船渡での自主トレでブルペン入りし、投球練習を行っていたことを明かした。「いつでも（ブルペンに）入れるようにしています」とアピール。今キャンプでのブルペン入りは6日からの第2クール以降の見込みだが、昨年の高校球界を沸かせた、あの剛球が、いきなり“炸裂”するかもしれない。
そんな令和の怪物が掲げた今季の目標は「初勝利」だ。最速163キロ右腕がルーキーイヤーで1勝をつかむには、まずはキャンプで猛烈なアピールが必要となる。「初めての世界なので慣れないことがたくさんあると思う。自分がどれだけできるのか」と不安な気持ちものぞかせたが「最終的にどんな選手になるのか、1年目が大事」とキャンプの意味は十分、理解している。
夕方には井口監督が行っている「愛基金活動」の一環として石垣市内の児童養護施設を訪問。キャッチボールやサイン会で子供達と交流を深め「憧れられる存在であり続けるために頑張りたい」と夢を膨らませた。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手（18）＝大船渡高＝が31日、井口監督が行っている愛基金活動の一環として石垣市の児童養護施設「ならさ」を訪問。子供からの「どうやったらあんなに速く投げられるんですか？」という質問に「いっぱい寝て、いっぱい食べて、いっぱい練習することです」と“速球の秘訣”を明かした。
子供達との交流で「たくさん元気をもらえた」と話した「令和の怪物」は「憧れられる存在であり続けるために頑張りたいです」とプロでの活躍を改めて誓った。
ロッテに加入したフランク・ハーマン投手（35）とジェイ・ジャクソン投手（32）が31日、キャンプ地である石垣島のホテルで入団会見を行った。
会見に同席した井口資仁監督（45）は「補強の課題であった中継ぎ。実績のある2人がチームの一員になってくれて非常に嬉しく思います」と歓迎した。
ハーマンは名門・ハーバード大卒で17年にフィリーズから楽天に入団。勝ちパターンの一角として33ホールドをマークした。「この場に来れて嬉しい。楽天でプレーしたとき、素晴らしくてしっかりとしたチームという印象を受けた。チームの勝利に貢献したい」と意気込んだ。
ジャクソンは16年に広島に入団。昨季はブルワーズで28試合に登板して1勝0敗2ホールド、防御率4.45。30回1/3で47個の三振を奪い、奪三振率13.95をマークした。「日本に戻ってこれて嬉しい。素晴らしい監督、コーチ、選手の下で、自分のできることをしっかりやってチームの勝利に貢献したい」と新しいユニホームに袖を通したてやる気に満ちあふれていた。
♪もういくつ寝るとオリンピック…なんて浮かれていられない今日この頃。中国からの「招かれざるウイルス」が、半年後に迫ったスポーツの祭典にも暗い影を落としています。さてプロ野球のキャンプも2月1日からスタート。こんな物騒な時だからこそ、宮崎や沖縄から元気なニュースを全国に届けて欲しいものです。まずはスポーツ報知の担当記者が選んだ「我らがチームの金メダリスト」でお楽しみください。
ドラフト1位・佐々木朗希投手（18）＝大船渡高＝のフィーバーぶりが堂々の金メダルだ。ZOZOマリンで行われた新人合同自主トレでは昨年のドラフト1位・藤原恭大外野手（19）の550人を大幅更新する、球団史上最高の1200人のファンが詰めかけ「朗希フィーバー」に。「令和の怪物」という肩書に「相応しくないです」と謙遜する最速163キロ右腕だが、ロッテ浦和での自主トレ終了後には沿道にいた164人のファン全員にサインする心優しい一面も。帰り際、大勢のファンを引き連れながら小走りで車に乗る姿は、まるで芸能人のようだった。
注目の初キャンプは1軍スタート。朗希自身、初めてだという沖縄（石垣島）にいよいよ乗り込む。石垣島でも「朗希フィーバー」で球団史上最高の“ファン金メダル”となるか。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手（18）＝大船渡＝が31日、石垣島で行われたキャンプ前日の合同自主トレに参加。キャッチボール相手の4年目・種市篤暉投手（21）を驚かせた。
約60メートルの距離から力強いボールを投げ込んだ。受けた種市は「あれでも軽く投げていると思う。すごかったです。速いです」と目を丸くした。昨季8勝をマークし今季はエース候補として期待される右腕が、ドラ1ルーキーの潜在能力の高さを認めた。
ただ今キャンプは体作りとフォーム固めが最優先。プロ初のブルペン投球は6日からの第2クール以降になる見込みだ。
吉井投手コーチは1日に佐々木朗と調整法について“面談”し、第1クール終了後に再び話し合う意向。「意見は聞くけどこっちから指示をする」との方針も示した。
いよいよ迎える1軍春季キャンプ初日。“令和の怪物”は「身が引き締まる思いです」と胸を高鳴らせた。
ロッテの井口資仁監督とドラフト1位・佐々木朗希投手＝大船渡＝ら新人7選手が31日、石垣市内の児童養護施設「ならさ」を訪問し、図書券やお菓子をプレゼントした。
指揮官が行ってきた社会貢献の「愛基金」活動の一環。新人は子供達とキャッチボールをするなどで触れ合った。佐々木朗は「応援してもらっていることを実感した。ボク自身、たくさん元気をもらうことができました」と優しい笑みを浮かべた。井口監督は「子供達に夢を与えられるように。継続していきたい」と語った。
ロッテのジェイ・ジャクソン投手とフランク・ハーマン投手が31日、沖縄県石垣市内で新入団会見を行い、ドラフト1位・佐々木朗希投手＝大船渡＝にアドバイスを送った。
ジャクソンは「しっかり自分を信じて練習に取り組んで欲しい」と助言。ハーマンは「注目されている」と最速163キロ右腕に興味津々で「聞かれればアドバイスはできると思う」と“相談役”もOKの姿勢を見せた。
ジャクソンは元広島、ハーマンは元楽天で日本でも実績のあるリリーバーが新加入。会見に同席した井口資仁監督は「補強ポイントは中継ぎ。2人がチームの一員になったことを嬉しく思います」と大歓迎した。