ロッテのドラフト1位右腕・佐々木朗希投手(18=大船渡)が13日、プロ入り後初のブルペン投球を行った。捕手が中腰の状態で、約5分間で25球を投げた。大船渡高時代の昨年も佐々木朗希の“シーズン初ブルペン”を見た金子真仁記者は、その変化を探った。
ブルペンでも会見でも、佐々木朗は笑わなかった。周囲は絶賛も「全体的にダメだったと思います」と己に手厳しい。25球で納得いく球はゼロだという。「長く感じました」と300人近くが見守ったブルペンでの約5分間を振り返った。
まだ試運転だ。左足は顔の高さまで上がりきっていない。力投時に見られる、相手打者を射抜くような目、歯の食いしばりもなかった。「傾斜を使って投げられてよかったです」。プロ初ブルペンは、やがて来る実戦デビューへの過程の1つに過ぎなかった。
吉井1軍投手コーチが願う「高校の絶好調時」には及んでいないという。佐々木朗本人が「ベストピッチ」と話すのは、昨年3月31日、作新学院との練習試合(先発し3回1安打6奪三振の1失点。最速157キロ)。この年の初ブルペンはその3日前、関東遠征中の同28日、場所は千葉・富津市の浅間山運動公園野球場だった。厳しい寒さの中、歯を食いしばって変化球も交え20球を投げた。同30日のブルペンでは、日刊スポーツ所持のスピードガンで151キロを記録していた。
佐々木朗は、当時の投球フォームに満足している。ただ、振り返れば危うかった。冬の大船渡は日没の早さに加え、海風も冷たく「キャッチボールもあまりできていません」という状況での、いきなりのブルペンだった。本人も、大船渡・国保監督も故障に注意しながら進めていたが、実戦経験との兼ね合いもあった。
今年は違う。吉井コーチらの指導下で、丁寧に段階を踏んでブルペンに至った。課題はあっても、威力ある直球はほぼ、中腰の柿沼の顔付近に集まった。1年前にはない「まとまり」。本人は手厳しかったが、フォームを固めてきた成果は、確実に表れているように感じた。
ロッテは山本大貴投手(24)が1月6日に千葉県在住の女性(21)と結婚したことを発表。
南国に大きな衝撃を残した。ロッテの石垣島1軍キャンプ最終日の13日、ドラフト1位の佐々木朗希投手(18=大船渡)がプロ入り後初めて、ブルペン投球を行った。柿沼友哉捕手(26)を相手に、約5分間で25球。佐々木朗本人は首をひねるも、井口資仁監督(45)ら首脳陣からは力強い直球を絶賛された。14日以降も1軍の沖縄本島遠征に同行するため、この日の練習後に那覇入り。実戦デビューへの階段を着実に上がる。
南国に大きな衝撃を残した。ロッテの石垣島1軍キャンプ最終日の13日、ドラフト1位の佐々木朗希投手(18=大船渡)がプロ入り後初めて、ブルペン投球を行った。柿沼友哉捕手(26)を相手に、約5分間で25球。佐々木朗本人は首をひねるも、井口資仁監督(45)ら首脳陣からは力強い直球を絶賛された。14日以降も1軍の沖縄本島遠征に同行するため、この日の練習後に那覇入り。実戦デビューへの階段を着実に上がる。
「うわー…」という感嘆の声が、ブルペンのあちこちから漏れた。初めての佐々木朗に、その快速球に、ブルペンを囲んだ約300人が、ワクワクを抑えきれなかった。
最速163キロ右腕に無数の視線とカメラが向けられる。スピードガンはなく、1軍捕手達が体感を口にした。球を受けた柿沼は「体感で155キロくらい出ていたんじゃないかと」と言い、柿沼とのじゃんけんに敗れて後方に退いた田村は「目測ですが153、154キロくらい出ていたのでは」と評した。
実際のスピードは分からない。それでも、この投手はすごい−。そう思わせる5分間、25球だった。井口監督は「想像をはるかに超えていましたね。今年ブルペンを見た中で、すでにNO.1かなと」と驚きの言葉を口にした。経験豊富な石川、美馬、益田。生きのいい種市、二木、岩下。彼らを差し置いてのNO.1評価に、衝撃の大きさがうかがい知れた。
指揮官は、現役時代に対戦経験のあるカブス・ダルビッシュ、エンゼルス大谷と比較し「2人とは全く違うタイプと感じました」と加えた。特に回転量の多さが目に留まったという。「スピンが利いて、捕手のミットに突き刺さるような投球をしていました」とうなった。
吉井1軍投手コーチは「すごかったです。驚いていたので、細かいところは見てないです」と続けた。きめ細かな指導に定評があり、綿密な計画で育成している名コーチの大ざっぱな感想がむしろ、佐々木朗の衝撃を物語る。「あんな球投げるやつ、見たことないです」と付け加えた。
国際経験豊富な首脳陣からの、リップサービスを超えた賛辞。そんな評価とは対照的に、投げた佐々木朗に笑顔はなかった。「全体的にダメだったと思います」と初のブルペン投球を振り返った。今後は1軍遠征に同行し、コンディションを見ながら、投球練習の強度を上げていく。捕手が座ってのブルペン投球は25日以降になる見込み。佐々木朗が自身に満足する時、どれほどの衝撃がもたらされるのだろうか。
佐々木朗の捕手役は、田村とのじゃんけんを制した柿沼が務めた。「初めての感覚でした。体感で155キロくらい出てたんじゃないかと感じました」と感想を話した。捕球した左腕が少し張ったという。チョキで敗れた田村も、柿沼の背後で視察。「目測ですが153、154キロくらい出ていたのでは」と衝撃を受けていた。
南国に大きな衝撃を残した。ロッテの石垣島1軍キャンプ最終日の13日、ドラフト1位の佐々木朗希投手(18=大船渡)がプロ入り後初めて、ブルペン投球を行った。
佐々木朗は14日以降、沖縄本島などでの1軍練習試合遠征に帯同する。試合前などに、吉井コーチらの指示の下、調整を進める。間隔を空けながらブルペンに入り、25日以降に捕手が座ってのブルペン投球が実現することになりそうだ。
ロッテは、ジェイ・ジャクソン投手(32)が石垣市内の病院で左大腿二頭筋肉離れと診断されたことを発表。
全治3〜4週間。
ロッテは13日、沖縄・石垣島での1軍キャンプを打ち上げた。14日からは沖縄本島で他球団と練習試合を行う。
キャンプで目立った選手を問われた井口資仁監督(45)は「新人3人」として、ドラフト5位・福田光輝内野手(22=法大)同2位・佐藤都志也捕手(22=東洋大)同3位・高部瑛斗外野手(22=国士舘大)の存在を挙げた。
「高部はケガしてしまいましたけれど、福田光なんかはかなりアピールしてくれた。明日以降もチャンスがあればスタメンでどんどん使っていきたいなとは思ってます。佐藤もいいリードしてくれましたし。これからのオープン戦が楽しみです」と期待した。
練習後には選手会長の益田直也投手(30)が円陣の中央で「明るく前向きに、リーグ優勝、CS突破、日本一を目指し、必ず井口監督を胴上げするという強い気持ちで頑張りましょう」と話し、一本締めを行った。
ロッテは13日、福田秀平外野手(31)が右前腕外側近位部の打撲のため、14日以降も石垣島で調整を続けることを発表した。
当初は14日からの沖縄本島での練習試合遠征メンバーに入っていたが、大事をとることになった。13日も別メニューで調整した。
また、中村奨吾内野手(27)の沖縄本島遠征帯同も発表された。
ロッテは13日、沖縄・石垣島での1軍キャンプを打ち上げた。11日間で2万900人の観衆が集まった。19年は10日間で1万6500人だった。
キャンプ関係者は「今年は天気にも恵まれ、非常に多くの方にご来場いただきました。例年になく活気のあるキャンプだったのではないかと考えています。佐々木朗希投手がいたことによる注目度の高さも感じました。マスコミの方が過去にないほど非常に多かったのも印象的でした。1軍キャンプ打ち上げ日に佐々木朗希投手が石垣のマウンドで投げてくれて本当に嬉しかったです」とコメントした。
1軍は14日から沖縄本島などで練習試合を行う。2軍は25日まで引き続き、石垣島でキャンプを行う。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)が13日、プロ入り後初めてとなるブルペン投球を行った。
柿沼友哉捕手(26)が中腰の状態で、ストレートのみ25球を投げた。井口資仁監督(45)ら球団関係者、報道陣、ファンなど約300人が見つめる中での投球となった。公の場でのブルペンでは昨年9月6日、韓国・機張でのU18ワールドカップ以来、160日ぶり。
ロッテのドラフト1位右腕・佐々木朗希投手(18=大船渡)が13日、プロ入り後初のブルペン投球を行った。捕手が中腰の状態で、約5分間で25球を投げた。
最速163キロを誇る「令和の怪物」の快速球に、視察した井口資仁監督(45)は「想像をはるかに超えていました。速さもスピン量も」と驚きを隠せなかった。「ダルビッシュや大谷とも対戦してますが、2人とは全く違ったタイプ。スピンが効いていた。(捕手が)座ったときにどうなるか、楽しみです」と話した。
吉井理人1軍投手コーチ(54)も「すごかったです。驚いたので、細かいところは見ていないです」と、投球に圧倒されたようだ。ブルペン前に特にアドバイスはしなかったという。今後も間隔を空けながら、ブルペン入りさせる方針を明かした。
記念すべき佐々木朗の初ブルペンは柿沼友哉捕手(26)が受けた。田村龍弘捕手(25)とのじゃんけんに勝って「ラッキーでした」と笑った。体感ながら「155キロくらい出てたんじゃないかと感じました」という。高めに抜けた球は「ミット(のひも)が切れそうになりました」と球威の豊かさを明かした。
しかし、佐々木朗本人は納得していない様子。「(ブルペンの)傾斜を使って投げられたのは良かった」としながら「全体的にダメだったと思います」納得いく球は1つもなかったという。14日からは1軍の沖縄本島での練習試合遠征に帯同する。「メイン球場ではすごく緊張感のある練習でしたし、1軍の投手のブルペンもたくさん見られたのでとても勉強になりました」とキャンプを振り返った。
レジェンド級の衝撃だ!!ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=が13日、石垣島キャンプ最終日に初めてブルペン入りし、25球を投げた。高校球界最速の163キロを誇る右腕の“剛球デビュー”に周囲は驚愕。受けた柿沼友哉捕手(26)は「体感155キロ」と証言し、吉井理人投手コーチ(54)は近鉄時代の後輩で米大リーグ、ドジャースなどで活躍した野茂英雄氏(51)に重ねた。
無数のシャッター音とどよめき。のどかだった石垣島のブルペンが、興奮に満ち満ちた。捕手を立たせて25球。テレビカメラ9台、報道陣約50人、ファン約200人の視線が注がれる中、佐々木は長い腕から放つ剛速球で甲高いミット音を響かせた。
「全体的には駄目だった。納得できる球はなかったです」。
周囲の騒ぎにも、佐々木はどこ吹く風。公の場でのブルペン入りは昨年9月6日、韓国でのU18W杯以来160日ぶりだったが「(心地良さは)なかった」と首を振った。
しかし“目撃者”は一様に大きな衝撃を受けていた。「今まで受けてきた人とは違う初めての感覚です。体感で155キロくらい出ていたんじゃないかな」。声を上ずらせたのは球を受けた5年目の柿沼だ。正捕手・田村とのじゃんけんで得た大役に「前側が張りました」と左腕をさすった。
ネット裏に陣取った首脳陣も、顔を見合わせ笑みをこぼした。井口監督は「既にナンバーワンかな、今年ブルペンを見た中で。想像より、はるかによかった」。さらに、現役時代に対戦したダルビッシュ(現カブス)や大谷(現エンゼルス)の名前を挙げ「2人とは全く違うタイプ。スピンが利いていて、捕手のミットに突き刺さるような球」と絶賛した。
吉井投手コーチは「あんな球を投げるやつ、見たことないです」とあっけにとられた。近鉄時代の1990年、野茂英雄氏がプロ初ブルペンに入った際と重ね「野茂を見たときだけは(自分は)負けたと思いました。野茂と阿波野さん(現中日投手コーチ)は衝撃的だった」と証言。日本ハムで指導したダルビッシュや大谷を飛び越え、世紀をまたいだインパクトがあったことを明かした。
夜には1月26日に合同練習のため先乗りした石垣島を離れ、チームとともに沖縄本島に移動。試合には出場しないが、今後も1軍の遠征に同行してブルペンでの投球練習の強度を高めていく。
19日間の石垣島生活を終え「1度も離脱することなく、最後までやり切れた」と総括した佐々木。衝撃の25球を序章に、黄金右腕が伝説を紡ぐ。
1989年のドラフト会議で8球団競合の末に21歳で近鉄入りした野茂英雄投手は、翌90年のサイパンキャンプで2月6日に初めてブルペン入り。捕手を立たせて34球を投げた。途中から評論家の梨田昌孝氏がミットを構え、掛布雅之氏が左打席に入る豪華布陣。「遠投の距離が短くなっただけ」とクールな本人をよそに、梨田氏は「左手が赤く腫れたよ」と絶賛した。野茂は1年目から18勝8敗、防御率2.91と活躍。タイトルを総なめにし“トルネード旋風”を巻き起こした。
プロ野球のロッテは、沖縄・石垣島キャンプ中の7日に、若手20選手を対象にした「口腔健康セミナー(健口講義)」を行った。東京歯科大スポーツ歯学研究室の武田友孝教授が「噛む力」の大切さと鍛え方を解説した。
事前にチームは選手の噛む力を測定する「咀嚼能力チェック」を実施。成人男性の平均は600〜700ニュートン(N)であるのに対し、D1位・佐々木朗(大船渡高)は、新人7人中5位の1027.4N(1位は育成D2位・植田)をマーク。
セミナーで武田教授は「口の中のバランスがすごくいい。18歳という若さだが奥までしっかり噛んでいる。プレーにかなりいい影響が出ると思う」と最速163キロ右腕の咀嚼力に太鼓判を押した。
同教授は井口監督の現役時代の打撃などの映像を使って「噛む力」について解説。短距離走の加速中は強く噛むが、加速後はあまり筋肉を使っていないことなどの例も挙げた。「噛む力が強くなれば、脳が活性化して反射神経がよくなる。また握力が上がるメリットもある」と話し、「噛むことは顎だけでなく、首の筋肉や他の部分に影響する。噛む力は鍛えられる。ガムなどを噛むことを習慣化して欲しい」と訴えた。
噛む力がプレーに密接にかかわることを学んだ佐々木は、「普段からガムや固いものを噛めば、さらに鍛えられる」とロッテが開発したトレーニング用のガムを試した。
ロッテはこの日の観衆は1500人で、1軍キャンプの11日間で観衆は計2万900人。10日間で1万6500人だった昨季を大幅に上回った。関係者は13日、「佐々木投手がいたことによる注目度の高さも感じました。マスコミの方が過去にないほど非常に多かったのも印象的」と説明。「最終日に石垣のマウンドで投げてくれて、本当に嬉しかったです」と記念すべきプロ初ブルペンを喜んだ。
プロ野球の12球団代表者会議が13日、那覇市内で開かれ、今季中の導入を目指す新制度「ブレークスルードラフト(現役ドラフト)」について議論。具体的な制度の内容について結論は出ず、引き続き協議する。
1月に日本野球機構(NPB)側が提示した案に対して日本プロ野球選手会から新たな要望書が届き、12球団で対応を話し合った。選手会との交渉窓口を務める選手関係委員会・谷本修委員長(阪神球団副社長兼球団本部長)は「あくまで2020年シーズンから実施することで協議を続けている」と説明した。
現役ドラフトは、選手会が出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させるため強く要望。NPBは
などの案を選手会に提示していた。
ロッテのジェイ・ジャクソン投手(前ブルワーズ)が13日、沖縄・石垣市の病院で左大腿二頭筋の肉離れと診断された。全治3〜4週間の見込み。13日のランニング中に痛みを訴えていた。
ロッテ・福田秀平外野手が右前腕外側近位部打撲のため、大事をとって石垣島の2軍キャンプに残留することが13日、決まった。12日の走塁練習中に打球を当て検査を受けていた。18日の巨人との練習試合(那覇)からの合流を目指す。また左足の張りのため別メニュー調整だった中村奨吾内野手(27)は1軍に帯同することが決まった。
ロッテは13日、新加入のジャクソンがランニング中に左太もも裏に痛みを訴え、沖縄県石垣市内の病院で「左大腿二頭筋肉離れ」と診断されたと発表した。全治3、4週間の見込み。
ロッテは13日、山本が1月6日に千葉県在住の女性(21)と結婚したと発表した。山本は球団を通じて「1軍のマウンドで多く投げられるように頑張っていきたい」とコメントした。
ロッテは12日の走塁練習中に右前腕に打球を受けた福田秀が打撲のため、大事を取って石垣島に残留すると13日発表した。18日に那覇市で行われる巨人との練習試合での合流を目指す。
左足の張りのため全体練習を外れて調整していた中村奨は、14日から行われる沖縄本島での練習試合に同行することになった。
ロッテの石垣島春季キャンプが13日、最終日を迎えた。
注目のドラフト1位ルーキー・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が初めてブルペン入りしたこの日は、観衆が1500人。キャンプ11日間では計2万900人で、昨年の1万6500人(10日間)を大きく超えた。
関係者は「例年になく活気のあるキャンプだったのではないかと考えています。佐々木朗希投手がいたことによる注目度の高さも感じました。マスコミの方が過去にないほど非常に多かったのも印象的でした。1軍キャンプ打ち上げ日に佐々木朗希投手が石垣のマウンドで投げてくれて本当に嬉しかったです」とコメントした。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が石垣島春季キャンプ最終日の13日、初めてブルペンに入り5分間、25球を投じた。
佐々木は午前9時56分にブルペンへ。スタンバイしていた捕手の柿沼、田村が「(受けるのは)どっちでもいいよ」と声をかけると、思わず「選べません」と苦笑い。じゃんけんで勝った柿沼がミットを構え、テレビカメラ9台、スチール15台、報道陣約50人の注目を集めるなか、ウオーミングアップ10球の後、5分間の投球を行った。
徐々にギアが上がりはじめると球の速さに、見学していたファン約200人からはどよめきがおきた。ネット裏で見守った井口監督や、捕手陣、スタッフらも「速い!」とつぶやき驚きの表情。捕手を座らせての本格投球は2月下旬頃になる予定だが、早くもその剛球の片鱗を見せつけた。
ロッテの柳沼強担当スカウトはネット裏から佐々木朗の投球を見つめた。「ベース板で球が強いのは、球持ちがいい証拠。上出来でしょ」。球団関係者、マスコミ、ファンが見つめる中での投球だったが「あいつは何も気にしていなかったと思う。一球一球修正していたし、ボールを引っかけても、次の球では真っ直ぐラインを出して放っていた」と目を細める。
ブルペン捕手からスカウトに転向し、1年目で巡り合った逸材。昨年3月、作新学院との練習試合で初めて投球を見た。「ブルペンでは適当に投げていたのに、マウンドに上がるといきなり140キロ台後半を投げた」と驚いた。あれから、もうすぐ1年になる。キャンプ中は18歳を近くで見守ってきたが、14日からはチームを離れてスカウト活動に集中する。「長男と同じ18歳。話し相手になることが大事。困ったことがあればLINEでやりとりしますよ」。誰もが驚く剛速球だったが、1人だけ当然といった様子だった。
スポーツ紙記者から転職し、球団広報となって15年。多くのルーキーの初ブルペンを目撃してきた梶原紀章広報室長(43)だが、佐々木朗のブルペン入りには「これまでにないピリピリ感があった。正直、数だけならば京大から入った田中英祐(14年ドラフト2位)も同じぐらいだった。でも、一球ごとにザワザワすることはなかった」と口にする。ブルペンの外のファンから「ナイスボール!」と叫び声も飛んだ。こんな光景は見たことがなかった。
午前7時30分には投球を見ようとファンの場所取りも始まった。神奈川県から来た下郡山永一さん(56)は「今日はこれを見るためだけに来ました」と笑顔。石垣島キャンプは11日間で2万900人のファンが押し寄せた。昨年は10日間で1万6500人。まさに怪物フィーバーに揺れ、打ち上げた。
足を運んで良かったよ。今キャンプ3度目の石垣島。いいお土産をもらった。
待ちに待った初ブルペン。久しぶりに傾斜を使ったからか最初の2、3球はどこかしっくりこない感じがしたけど、瞬時に修正できるところが凄い。左足を高く上げながら上と下のバランスがよく、腕がしなってリリースポイントで爆発する。格好いいんだよ。
5分間、シュート回転する球は一球もなかった。むしろ外角でカット気味に動く球があったんだけど、指にしっかりかかっている証拠。これを覚えれば1つの武器になる。
捕手も捕るのに苦労する力強い投球。近くで見ていた井口監督、田村も「150キロは出てますよね」で一致した。球持ちもよく、18.44メートルが物凄く近く感じる。打者はタイミングを合わせるのが大変だと思うよ。
私が対戦した中にこんな投手はいない。異次元の世界からやってきたオリジナルのモンスター。井口監督はシーズン後半のデビューを考えてたみたいだけど「だいぶ早まるんじゃないの?」と振ったら「そうですね」とうなずいた。そうそう。前倒ししないともったいない。こんな初ブルペン見せられたら、夏までなんて待てないよ。
やっぱり、「令和の怪物」は本物だ!ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)が13日、石垣島キャンプ最終日にプロ入り初のブルペン投球を行った。最速163キロを誇る右腕は制限時間5分の中、捕手を立たせた状態で25球。150キロを超えるとの証言が相次ぎ、井口資仁監督(45)は今キャンプで視察した投手のブルペン投球で「No.1」と絶賛した。
ウオーミングアップで14球を投げたところで、吉井投手コーチから「ほな、いこうか」の合図が出た。佐々木朗はセットポジションから左足を高く上げ、長い右腕をムチのようにしならせた。
「バッチーン」。ミットを突き破りそうな勢いの直球。25球を投げ込んだ。「投げた感覚は良くなかった。全体的に駄目。納得できる球はなかった」。抜けた球や引っ掛けた球もあった。これまでの平地から傾斜に変わり「タイミングが違った。(気持ち良さも)今日はなかった」と不満顔。それでも周囲の反応は対照的だった。
ボールを受けたのは5年目の柿沼。佐々木朗が誰に受けてもらうか迷っていると、正捕手・田村とのジャンケンに勝利した。その女房役は中腰で捕球し、「カコイチ(過去1番)!」とうなった。「体感で155キロぐらいは出ていた。本人はあまり良くなかったと言うけれど、高めの球はミットが切れそうだった」と証言する。
真後ろから見た田村は「立ちで真っ直ぐだけやけど、既に千賀さんぐらい」と昨年9月にノーヒットノーランを食らったソフトバンクの絶対エースに姿をダブらせた。キャンプ中はあえて1度も投球練習を見なかった井口監督も初視察し「今年ブルペンを見た中で既にNo.1。自分の想像をはるかに超えていた。ダルビッシュや大谷とも対戦したが、全く違うタイプ。スピン量が凄い」と絶賛した。
1月8日に球団寮に入る直前に、故郷・大船渡でマウンドから投げたが、ファンが見守る前では昨年9月6日のU18W杯・韓国戦以来だった。「(人に見られても)あまり気にならなかった。テンポよく投げました」。マウンドの傾斜に慣れるまでの時間は必要だが、コンディションの良さは確認できた。
石垣島キャンプを打ち上げたが、今後も沖縄本島で実戦を行う1軍に同行。順調なら今月下旬にも捕手を座らせた本格投球を行い、4月頃の2軍での実戦デビューを見据える。「1度も離脱することなく、最後までやりきれた。1つ1つの精度を上げて、より良いものをできたらなと思います」。この日「駄目」と言ったネガティブな言葉は、逆に末恐ろしさを感じる。
ロッテ・吉井投手コーチは「あんな球投げるやつ見たことない。驚いていたので細かいところは見ていない」と佐々木朗を称賛した。
どれくらいの衝撃かとの問いに、近鉄時代に後輩だった野茂英雄の名を挙げ「野茂を見た時は負けたと思いました」と当時を回想。ブルペン投球の前の行程として、平地で座った捕手への投球練習を飛ばしたことを明かし「僕のミス」と認めた。今後のブルペン入りについては「ある程度、間隔を空けて体調を見ながら決めていきたい」と話した。
ロッテは石垣島キャンプを打ち上げた。井口監督は「天候にも恵まれて、明日(14日)から実戦が始まる準備ができた。若い選手がしっかりと引っ張ってくれた」と手応えを口にした。
練習後には選手会長の益田が円陣の中心で「今年こそリーグ優勝してCSを突破し、日本一。井口監督を胴上げできるように頑張りましょう」と挨拶し、一本締めを行った。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が13日、沖縄・石垣島の春季キャンプでプロ入り後初のブルペン投球を行った。5分間で25球。最速163キロ右腕は「良くはなかった。全体的に駄目だった」と納得いかない様子だったが、中腰の柿沼相手に、力強い投球を披露した。
初めて投球を受けた柿沼は「体感155キロくらい出てた」と球威を説明。投球を見守った井口監督は「今年ブルペン見た中ですでにナンバーワン。想像をはるかに超えてた」と絶賛。吉井投手コーチも「あんな球投げるやつ見たことない。凄かった」と評した。今後も座った捕手への本格的な投球練習を行う前に、何度か立ち投げをする予定。ブルペン入りの間隔は、体調を見ながら慎重に判断していく。
ロッテは13日、今季から加入したジェイ・ジャクソン投手(32)がランニング中に左大腿二頭筋の痛みを訴え、沖縄・石垣島市内の病院での診断の結果、左大腿二頭筋肉離れと診断されたと発表した。全治は3〜4週間の見込みだ。
ロッテの山本大貴投手(24)が13日、1月6日に千葉県在住の一般女性と入籍したことを発表した。昨季は1軍登板がなかった3年目左腕。「今までと違い自分1人ではないので、とにかくケガをせずに1軍のマウンドで投げられるように頑張っていきたいと思います」とコメントした。
ロッテの石垣島キャンプは13日に打ち上げられた。最終日の観衆が1500人で、11日間で2万900人となった。
昨年は10日間(2月11日打ち上げ)で1万6500人。石垣島キャンプの運営関係者は「今年は天気にも恵まれ、非常に多くの方にご来場いただきました。例年になく活気のあるキャンプだったのではないかと考えています。佐々木朗希投手がいたことによる注目度の高さも感じました。マスコミの方が過去にないほど非常に多かったのも印象的でした。1軍キャンプ打ち上げ日に佐々木朗希投手が石垣のマウンドで投げてくれて本当に嬉しかったです」とコメントした。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)が石垣島キャンプ最終日となった13日、プロ入りしてから自身初となるブルペン投球。捕手の柿沼を相手に約5分間、25球を投じた。
沖縄・石垣市内のホテルをバスで出発し、午前7時45分に球場到着。室内練習場で入念にストレッチを繰り返し、メイン球場でウオーミングアップを行い、注目の投球に備えた。
午前9時57分にブルペンに移動し、立ち投げでセットポジションから注目のプロ第1球を力強く投げ込んだ。井口監督など球団関係者やファンが見守る中での投球。「傾斜を使って投げられるのでとても楽しみ」と話していたように、気持ちよさそうに腕を振ると、最後は柿沼に頭を下げ、笑顔を見せた。
ここまでは40メートルでのキャッチボール、逆傾斜を利用してのネットスローなど、吉井投手コーチと工夫をこらしたドリルを反復し、この日に備えてきた。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=が13日、キャンプ地・石垣島でプロ初となるブルペン投球を行った。捕手を立たせて25球、受けた捕手・柿沼が「体感で155キロ」と証言する威力を披露。見守った吉井投手コーチは「野茂英雄のような衝撃」と名投手と重ね合わせ、井口監督も「すでにNO.1」などと絶賛の嵐。本人は不満のスタートも、圧巻の初投げとなった。
待ちわびた佐々木朗の登場に、誰もがくぎ付けになった。気温27度。暑さがこもるブルペン。その記念すべき第1球から、右腕を豪快かつシャープに振り下ろした。ボールはすさまじい音で風を切り、ミットを突き刺した。「バチーン!」−。衝撃音が響き渡った。
ギャラリーがどよめいた。「スロートレーニング」で朗希をじっくり育成してきた吉井コーチでさえも驚きを隠せなかった。これまでは「あんな球を投げるヤツ見たことない」と目を丸くしていたが、それ以上に「野茂英雄と似たような衝撃」とまで言わしめた。近鉄時代にドラフト1位で入団してきた後輩・野茂のピッチングを思い出し「入ってくるドラフト1位の後輩には負けないと思っていたけど、野茂を見たときは負けたと思いました」と回想。伝説のトルネード右腕と「令和の怪物」を重ね合わせた。
受けたのは、柿沼だ。ブルペンでは田村とともに待機し、ブルペンに入った朗希に「(捕手)どっちがいい?」と問いかけた。さすがの朗希も「選べません」と苦笑い。じゃんけんで勝利した柿沼が初ブルペンの女房役に決まった。5分間で25球。柿沼は「初めて受けるような感覚の球。体感だけど155キロくらいは出ていたんじゃないかな」とすごさを実感。左手の「前腕が張ってしまいました」とも明かした。
熱視線を送っていた井口監督も「想像をはるかに超えていた。今年ブルペンに入った選手の中ですでにNO.1」とうなった。そんな絶賛の嵐も、本人は「納得の球は一球もない」と真顔で言うから末恐ろしい。初めての傾斜を使った投球に「全体的にだめだった。慣れていかないといけないな」と冷静に課題を口にした。
初のブルペン披露に約200人のファンと多くの報道陣が集まった。石垣島最終日まで「朗希フィーバー」は続き、衝撃を残したまま、1軍は打ち上げた。朗希は「技術的なこともトレーニングも1つ1つ精度上げていけたら」と前を向いた。最速163キロ右腕は異次元の輝きを放ちながら、超一流への階段を上り始めた。
ロッテは13日、2020年石垣島春季キャンプの観衆が11日間で2万900人の観衆実績となったことを発表した。
なお昨年は10日間(2月11日打ち上げ)で1万6500人。
石垣島キャンプ関係者は「今年は天気にも恵まれ、非常に多くの方にご来場いただきました。例年になく活気のあるキャンプだったのではないかと考えています。佐々木朗希投手がいたことによる注目度の高さも感じました。マスコミの方が過去にないほど非常に多かったのも印象的でした。1軍キャンプ打ち上げ日に佐々木朗希投手が石垣のマウンドで投げてくれて本当に嬉しかったです」とコメントした。
ロッテは13日、福田秀平外野手(30)が右前腕外側近位部打撲のため大事をとって石垣島に残留することになったと発表した。
福田は12日の走塁練習中、右前腕部に打球が直撃。13日に石垣島でのキャンプを打ち上げ本島に移動する1軍メンバーに入っていたが、大事を取った形だ。18日の巨人との練習試合(セルラー、13:00試合開始)からの合流を目指す。
また、左足の張りのため大事をとり別メニュー調整を行っていた中村奨吾内野手(26)が13日、那覇遠征に参加することが決まった。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=が13日、石垣島でプロ初となるブルペン入りを果たした。
佐々木朗がブルペン入りするとそこに座って待っていたのは柿沼友哉捕手(26)と田村龍弘捕手(25)。どちらに受けてもらうか迷い、苦笑いする佐々木朗を見て、2人はじゃんけんをすることに決め、グーを出して勝った柿沼が受けることとなった。
5分間で25球。「今までで受けてきた人の中でも、初めて受けるような感覚だった。体感ですけど、155キロくらい出てたんじゃないかな」と女房役は衝撃を口にした。
「速い球が来るので力を入れて構えてたのもあるけど、左腕の前腕が張りました。ミットが切れそうになりました。(球を受けられて)嬉しいです」と笑った。
1軍はこの日石垣島キャンプ最終日。ブルペンには最速163キロ右腕の剛速球を見ようとブルペンには200人ほどのファンと50人ほどの報道陣が詰めかけ、ここでも“朗希フィーバー”。吉井1軍投手コーチが見守る中、立ち投げで25球、柿沼友哉捕手(26)相手に投げ込んだ。
ミットの快音が響く度にギャラリーからは「お〜」とどよめきの声。捕手の柿沼は「やばいっす」と苦笑いするほどの球速だった。
レジェンド級の衝撃だ−。ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が13日、プロ入り後初めてブルペン入りし、捕手を立たせて25球を投げた。見守った吉井理人投手コーチ(54)は“野茂英雄級”と評価。受け手を務めた柿沼友哉捕手(26)は「体感で155キロ」と証言した。
最速163キロ右腕がついにベールを脱いだ。報道陣約50人、テレビカメラ9台、ファン約200人が固唾をのんで見守った。佐々木朗が9時57分にブルペンに登場し、圧巻の投球を披露した。
「ド〜ン」。ブルペンにすさまじい捕球音が鳴り響いた。左足を高く上げるダイナミックな投球フォームから放たれる剛速球。ファンからは「オ〜ッ」とどよめきが何度も起こった。捕球した柿沼は「体感で155キロぐらい出たんじゃないか」と証言した。
5分間で25球。衝撃の初ブルペンに吉井投手コーチは「驚いていて、細かいところを見てないです」と苦笑い。日本ハム時代にダルビッシュや大谷を指導しているが「あんな球投げるやつ、見たことない」と舌を巻いた。
あの時と同じ衝撃を受けた。近鉄時代に新人の野茂英雄の投球を見た時だ。「入ってくるドラフト1位の後輩に絶対に負けへんな、と思って見ていた。野茂が来た時は負けたと思いました」。1年目の90年に最多勝など投手部門のタイトルを総なめにし、沢村賞も獲得したトルネード右腕がフラッシュバックした。
ただ、佐々木朗は「良くはなかったです。全体的にダメだった」と納得しておらず「傾斜を使って投げられて良かった」と努めて冷静に語るなど、ヒートアップする周囲とは対照的だった。
調整の計画は順調。今後は再び捕手を立たせた状態でブルペン投球を行い今月末にも捕手を座らせた投球練習に進む見込みだ。完璧な状態なら一体、どんな怪物ぶりを披露するのか−。末恐ろしい18歳だ。
レジェンド級の衝撃だ−。ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が13日、プロ入り後初めてブルペン入りし、捕手を立たせて25球を投げた。見守った吉井理人投手コーチ(54)は“野茂英雄級”と評価。受け手を務めた柿沼友哉捕手(26)は「体感で155キロ」と証言した。
ロッテは13日、新加入のジェイ・ジャクソン投手が石垣島市内の病院で診察を受け、左大腿二頭筋肉離れと診断されたと発表した。全治3、4週間の見込。この日のランニング中、患部に痛みを訴えたという。
ジャクソンは16年から広島で3年間プレー。貴重なセットアッパーとして、リーグ3連覇にも大きく貢献した。昨季は大リーグ・ブルワーズに在籍し、今季らロッテに加入した。
(練習後に取材対応)
ロッテが13日、沖縄・石垣島でのキャンプを打ち上げた。新選手会長の益田が「これから先、良いときも悪いときもあると思いますが、常に前を向いて、元気に明るく、みんなでやっていきましょう」と挨拶し、手締めを行った。
ドラフト1位新人の佐々木朗(岩手・大船渡高)が注目されたが、2位の佐藤(東洋大)や5位の福田光(法大)ら大学から入った野手も実戦で存在感を示した。14日から沖縄本島で練習試合が続き、井口監督は「これからが楽しみ。選手間の競争が始まる」と話した。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が、1軍の石垣島キャンプ最終日にプロ入り後、初のブルペン投球を披露した。
約200人のファン、報道陣約50人が集結したブルペン。井口資仁監督ら首脳陣も見守った。捕手の田村と柿沼が準備をし、田村から「どっちでもいいよ」と言われた佐々木朗は恐縮し困惑した。結局2人の捕手がじゃんけんし、勝者の柿沼が捕手役を務めた。
5分間と時間が設定された投球練習。セットポジションから左足を高く上げるダイナミックな投球フォームから剛速球が投じられた。「ビシッ」。ミットに収まる衝撃音がブルペン内に響いた。ファンから「オーッ」と何度もどよめきが起こった。
25球の圧巻のブルペン投球。日本ハムコーチ時代にダルビッシュ有や大谷翔平投手を指導した吉井投手コーチは思わす「素晴らしい」とつぶやいた。