1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
埼玉西武 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 |
打順 | 守備 | 名前 | 打席 | 打数 | 安打 | 打点 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 左 | 藤原 | 4 | 4 | 0 | 0 |
2 | 二 | 中村 | 4 | 3 | 0 | 0 |
一二 | 香月一 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
3 | 中 | 福田 | 4 | 4 | 1 | 0 |
4 | 一 | 井上 | 4 | 4 | 1 | 1 |
二遊 | 西巻 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
5 | 指遊 | 福田光 | 4 | 4 | 2 | 0 |
走右 | 和田 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
6 | 右一 | 菅野 | 4 | 3 | 0 | 0 |
7 | 捕 | 田村 | 2 | 2 | 0 | 0 |
打捕 | 佐藤 | 2 | 0 | 0 | 0 | |
8 | 三 | 安田 | 3 | 2 | 0 | 0 |
9 | 遊指 | 藤岡 | 3 | 3 | 0 | 0 |
名前 | 回数 | 安打 | HR | 三振 | 四死 | 失点 | 自責 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
二木 | 3 | 4 | 0 | 2 | 0 | 2 | 2 |
西野 | 3 | 3 | 0 | 4 | 1 | 2 | 2 |
南 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
東妻 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
小野 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
“ロウキの部屋”で球筋だけに集中した。ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)が23日、西武との練習試合で訪れた高知・春野でブルペン入り。
吉井投手コーチの方針で、初めて報道陣完全シャットアウトで投球。「人がいない方が集中できるかなと思います」と16分間、ミットだけに視線を送った。
高さ4メートルの鉄壁が四方を囲む、約500平方メートルのブルペンを独占した。前里ブルペン捕手を含む球団関係者6人だけが居合わせた。吉井コーチは「色々な環境で投げさせたい」との育成方針を常々話しており、プロ入り後5度目のブルペンは“極・集中”の空間を満喫した。
26球を投げて1度休憩を挟むと、前里ブルペン捕手が座った。そこから直球のみ23球。ブルペンで捕手が座っての投球は、プロで初めてだ。吉井コーチは「1つ投球練習の難易度が上がるので、集中して投げて欲しかった」と非公開理由を説明した。
前里ブルペン捕手は定位置ではなく、本塁上に座った。リリースから捕球まで約15メートル。「捕手が座ると、いい球がいったかどうかがすごく気になる。それが結果が出る前に捕手が捕ってしまうので、本当に気分よく投げられる」と吉井コーチは狙いを説明した。
佐々木朗は意図をあえて伏せられた。「6割くらいで」という吉井コーチの指示以上に力が入り、球が上ずる場面も。「捕手が座ると角度や高さが違うと思うので、その中である程度まとめながら強い球を投げていきたい」と課題を見つけた。初体験の15メートルを終え「どういう成果が得られるかを試していきたい」と、やがて来る18.44メートルの本格投球への効果を期待する。ロウキの部屋は今回限り。25日からの宮崎遠征では再び多くの視線を浴びて、15メートルに集中する。
ロッテ先発候補の二木康太投手、西野勇士投手の両右腕が及第点の投球を見せた。西武との練習試合でともに3回2失点。
二木は「抜け球が多かった」、西野は「クイックで(着地とリリースの)タイミングが少し合わなかった」と反省したものの、井口監督は「いい球がいっています」と2人を評価。次回オープン戦では投球イニングも増えそうだ。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)が23日、初めて捕手が座った状態でブルペン投球を行った。
西武との練習試合に帯同する高知・春野で、報道陣をシャットアウト。四方を4メートル級の壁に囲まれたブルペンで、ウオーミングアップも含めて、直球だけ49球のピッチングをした。
ロッテは石垣島キャンプでも、本塁上に捕手が座ってブルペン投球をする投手の姿があった。約15メートルの投球練習は「1つのドリルです。気に入ってる人はやってくれているし、感覚が合わない人はやっていない」(吉井投手コーチ)と、チーム全体での運用ではない。「米国ではやっている選手が結構いる」と証言するのは新外国人のジャクソン。吉井コーチは「(ストライクかどうかの)結果が出る前に捕手が捕る」ゆえの投手の気楽さを話す一方、ジャクソンは「捕手が近いから、低めに投げてもショートバウンドにならない。低めに投げる意識付けを高めることにもつながる」と付加価値を説明した。
ロッテは24日からの宮崎遠征で石川歩投手(31)らが合流すると発表した。
石川以外にはフランク・ハーマン投手(35)小島和哉投手(23)岩下大輝投手(23)益田直也投手(30)角中勝也外野手(32)が1軍に合流する。
これまでは石垣島2軍キャンプで調整していた。25、26日はソフトバンクと、27日はオリックスとそれぞれ練習試合を行う予定になっている。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)が23日、初めて捕手が座った状態でブルペン投球を行った。
西武との練習試合に帯同する高知・春野で、報道陣をシャットアウト。四方を4メートル級の壁に囲まれたブルペンで、ウオーミングアップも含めて、直球だけ49球のピッチングをした。
後半の23球は、前里ブルペン捕手がホームベース上にしゃがんでの投球だった。佐々木朗は「人がいない方が集中できるかなと思います。いつも通り自分の感覚を意識しながら投げました」と話した。
張本勲氏(79)が23日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。ロッテのドラフト1位ルーキー、佐々木朗希投手(18=大船渡)を絶賛した。
張本氏はロッテキャンプを2日間取材。佐々木のブルペン投球も真後ろからチェックし、初対面も果たした。
「佐々木の話をする前に『あっぱれ!』をあげてください。佐々木が動くと大変な数の報道陣、ファンが動くんですよ。で、キャッチボールして、(球団の)広報担当と2人で真っすぐこっちに来るから、どこ行くかと思ったら私の方へ来る訳ですよ。こんな広報担当、高橋っていうんですかね、どうでしょう。筋を通す。マナー、エチケット、私は一応(ロッテの)大先輩ではあるけども、この球団におったから。先輩だから挨拶しなさいと。私はねえ、こういうことには弱いじゃない。胸がずーんときてねえ。後ろから『ありがとう』と言ったもんですよ」とまずは古巣ロッテ球団の対応に感謝した。
そして「すごいピッチャーが出てきたなと思いましたね。驚いたね。私は高校生(高卒新人)で5〜6人いいのを見てますよ。例えば尾崎(行雄=浪商→東映)。17歳で出てきて20勝したからね。池永(正明=下関商→西鉄)、森安(敏明=関西→東映)、大谷(翔平=花巻東→日本ハム)、松坂(大輔=横浜→西武)。ランクあげたらどうでしょう。速さなら尾崎、2番目に佐々木をあげますよ。163キロと言ってるけどね。下半身鍛えたらもっと出ますよ。3番目が大谷、4番目が松坂。大谷は5年しか(日本に)いなかったからねえ。あと3年くらいでうまくなるだろうと思っておったけどアメリカに行った。松坂は20勝を1回もしてないからね。まあ(佐々木の)ランキングはトップクラスだ。これでフォークがいい、カットボールがいいと言うからね。楽しみだね」と絶賛した。
さらに「最後にもう1つ佐々木。手が非常に大きい。手と足が大きくないと大成する人は少ないですよ」と付け加えた。張本氏は佐々木と対面の際に「右手を見せて」と自分の手と合わせ「おお〜、いい手をしてる。頑張って、期待してるぞ」と声をかけていた。
このほか、広島のドラフト1位森下暢仁投手、巨人岡本和真内野手、日本ハム中田翔内野手を取材した様子も放送された。
異例の“非公開投球”で、また1つ階段を上がった。ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=は23日、西武との練習試合が行われた高知・春野総合運動公園野球場でキャンプ5度目となるブルペンに入り、通常の位置より短い距離ながら初めて捕手が座った状態で投球練習を行った。
この日は初めて報道陣完全シャットアウトで行われたが、吉井投手コーチによると、ホームベース上に座った捕手に23球を投げたという。「ストライクを取るのは近い方が簡単。結果を気にしないで気持ちよく投げられるように」と同コーチは意図を説明。最速163キロ右腕は「前回と同じように良かった」と好感触を示した。
同学年のヤクルト・奥川(星稜高)が22日に初めてブルペン入りした映像はニュースで確認。佐々木は表情を変えずに「僕より(ブルペン入りが)遅かったけど、投げていてよかった」と喜んだ。次の段階は捕手を座らせた通常の投球練習。今後も状態を確認しながら慎重に進める。
ロッテ・二木が西武との練習試合で3回4安打2失点。実戦2度目の登板を「結果どうこうよりも、投げているボールが前回(15日の中日戦)より良かった」と振り返った。昨季7勝10敗の先発右腕は1、2回を無安打に抑えたが、3回に4安打を許して2点を失った。「回が進むにつれ、真っ直ぐが抜け始めた」と次回登板への課題も口にした。
ロッテ・二木が西武との練習試合に先発し、3回4安打2失点だった。15日の中日戦と比較し「前回より良かった。結果どうこうより、ボールが良くなった」と収穫を口にした。
1、2回は無安打に抑えたが、3回に4安打を許して2点を失った。「回が進むにつれ、真っ直ぐが抜けた」と課題も見えてきた。森、山川らが並んだ強力打線との対戦にも「今は相手より、自分のボール。1試合ずつ上げていきたい」と足元を見詰めた。
アジャことロッテ・井上が“ランニング本塁打”を放った。4回無死一、二塁で増田の直球を右中間へ。本塁への送球を捕手が前へはじき、さらにベースカバーに入った増田へ悪送球する間に一気に生還した(記録は右中間への適時二塁打)。
新人だった14年2月の紅白戦では正真正銘のランニング本塁打を放っているが、その時以来となる114キロの巨体を揺らした激走。「ラッキーです。周りが見えている。逆に隙を僕らはつくらないようにしないと」と振り返った。
ロッテの開幕投手候補の二木が先発し、3回4安打2失点だった。
初回、2回は西武の上位打線を無安打に抑え「投げてる球は前回より少しは良くなった」と手応えを口にしたが、3回は3連打などで失点。追い込んでから痛打される場面もあり「変化球が抜けることが多かった。体の開きが早いからだと思う」と課題を口にした。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗(大船渡)が、入団以来初めて座った捕手へのブルペン投球を行った。立ち投げ26球の後、本塁ベース上に座って構えた捕手へ23球を投じ「本来の距離とは違うのでどういう感覚かは分からないですけど、しっかり投げられて良かった」と振り返った。
短い距離で投げさせた狙いを吉井投手コーチは「簡単な環境で結果を気にしないで気持ちよく投げられるように」と説明。過去4度のブルペンは全て立ち投げで本格的な投球へ一歩近づいた。この日は集中できるよう、初めて報道陣をシャットアウトして行われた。
佐々木朗の前に西武・松坂もブルペン入りしたが、別々の時間帯だったため「平成の怪物」と「令和の怪物」の初対面は実現せず。「(正規の位置で捕手を)座らせた時に、いい投球ができるように状態を上げていきたい」と佐々木朗。25日からの宮崎遠征でもう1度、近い距離での投球練習を行う予定だ。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が23日、高知・春野で5度目のブルペン投球を行った。
まずは立った捕手へ26球。その後、1分間のインターバルを経て、ベース付近に座った捕手相手に23球を投じた。正規より短い距離だったが、ブルペンで初めて座った捕手へ投げ込んだ。「良かったかなと思います。いつも通り、自分の感覚を意識しながら投げました」と振り返った。
ブルペンで通常より前に座った捕手への投球は初めて。「本来の距離とは違うのでどういう感覚かは分からないですけど、しっかり投げられて良かった」。本格的な投球練習へまた一つステップを上がった。
ロッテの井上が西武戦で“ランニング本塁打”をマークした。
2点を追う4回無死一、二塁。増田から右中間二塁打を放つと、中継プレーをホームベース前で捕球しようとした相手捕手・森が前にはじく間に、一塁走者も本塁へ突入。森の本塁送球が大きくそれると114キロの巨体を揺らし、アジャも生還した。スコアボードに失策が点滅しなかったこともあり一時“逆転3ラン”となり「ラッキーです。隙を見てですね」と振り返った。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が23日、“隠密ブルペン”で投球練習の強度を上げた。練習試合の西武戦(春野)の前にプロ5度目のブルペン入り。初めて捕手に座ってもらうメニューがあったため、報道陣には非公開となった。右腕は「前と同じようによかった。人がいない方が集中できるかなと思います」と振り返った。
20日のブルペン入りから中2日。5メートル近い壁に囲まれたブルペンに入り、まずは立ち投げで26球を投じると、1分間の休憩を経て、防具をつけた前里ブルペン捕手に、ベースの上に座ってもらい、約15メートルの距離から直球23球を投げた。吉井投手コーチは「指示は6割程度で投げろという感じでしたが、本人は『割と力を入れた』と言っていました」。過去4度はいずれも捕手が体感150キロ超を証言。今回はそれ以上のスピード感があったかもしれない。
この練習の意図について、吉井投手コーチは「捕手が座るといい球がいったかがすごく気になるし、フォームのことも気になってしまう。(捕手がベース上にいれば)結果が出る前に捕手が捕ってしまうので、気分よく投げられる」と説明。ストライク、ボールの結果ではなく、あくまでも感覚を養うことに重点を置き、本格投球へのステップを踏んだ。
「(捕手が)座った時にいい投球ができるように、状態を上げていきたい」と朗希。24日にはチームとともに宮崎へ移動し、遠征最終日となる27日に本格ブルペンが見込まれている。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が23日、高知・春野で5度目のブルペン投球を行った。立ち投げで26級投げた後、1分間のインターバルを経て、通常より2メートル程前のベース上に捕手に座ってもらい、23球を投げた。
初めて捕手が座る中での投球だったが「いつも通り自分の感覚で投げることを意識しながら投げました。前と同じように良かったかなと思います」と振り返った。
13日にキャンプ地・石垣島でプロ初となるブルペンで立ち投げで真っ直ぐのみ25球を投げ、15日に沖縄・北谷で中日のキャンプ地でブルペンを貸し切り、捕手が立った状態で5分間24球。18日に那覇でプロ入り3度目のブルペン投球では最多44球。20日には沖縄・恩納村の赤間ボール・パークでプロ入り4度目のブルペン投球を行い、4分間で直球21球、1分間のインターバルを挟み、再び直球19球の計40球を投げ込むなど、徐々に強度を上げてきた。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が23日、西武との練習試合があった高知・春野で、捕手を座らせたブルペン投球を初めて実施した。捕手がホームベース上で捕球する条件付きだったが真っ直ぐのみ23球を投球。最速163キロの剛腕ルーキーが新たなステップを踏んだ。
「いつも通り自分の感覚で投げることを意識しながら投げました。しっかり投げられてよかったです。(投本間で)座らせたときにいいピッチングができるように状態を上げていきたい。どういう成果が得られるか試していきたい」。
投本間の18.44メートルより短い約15メートルの距離。吉井投手コーチはその意図を「結果を気にせず気持ちよく投げられるように。キャッチャーが座るといい球がいったか、フォームも気になる。結果が出る前にキャッチャーが捕るので気持ちよく投げられる。そこが狙いです」と説明した。
順調に調整を進める注目右腕のブルペン入りはこの日で5度目。投球練習の難易度が上がった今回は、静かな環境で集中するための配慮でロッテでは超異例の「非公開」で決行された。報道陣らが隙間や近くの小高い丘から熱視線を送る中、ブルペン外に響かせた豪快なミット音。アップを含めた立ち投げの26球と合わせ計49球の投げ込みだった。
野球評論家・張本勲氏が23日、TBS系「サンデーモーニング」に生出演し、ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手をべた褒めした。
キャンプ地巡りで実際に佐々木の投球を視察。本人から直接、挨拶も受けた。この行動には張本氏も嬉しかったようで、いきなり「あっぱれ!」を授けた。
「広報担当の2人が真っ直ぐこっちにくるから、どこに行くんかと思ったら私のところにくる。筋を通す、マナー、エチケット。私は一応大先輩で、球団におったけど、『だからあいさつしなさい』と。私はこういうことに弱い、胸がズンッとしてね。後ろから、ありがとうと言ったもんです」。
その実力にも太鼓判を押した。ブルペンでの投球を捕手の真後ろから眺め、「すごいピッチャーが出てきたと思いました。あれは驚いた」と大絶賛。長く野球界を見てきた張本氏は「高校出で5、6人いいのを見てきた。尾崎、17歳で20勝したから。池永、森安、大谷、松坂。速さなら尾崎、2番目に佐々木を挙げます」とうなずいた。
伸びしろにも期待。辛口のイメージが定着しているが、「163キロ出るけど、下半身を使えたらもっと出る。これでフォーク、カットボールもいいというから楽しみだねえ」と、褒めちぎった。