わたしはかもめ2020年鴎の便り(2月)

便

2月27日

練習試合:ロッテ11−5オリックス(宮崎市清武)

123456789R
千葉ロッテ200320204011
オリックス00020010025

◇打撃成績

打順守備名前
1藤原511
2中村奨201
香月200
3三二福田光400
西巻100
4井上200
打指福田秀100
打指柿沼100
5角中320
210
6菅野100
打右和田100
7田村220
佐藤111
8一三安田434
9藤岡433
361310
打順守備名前
1中川420
勝俣000
2福田210
200
3吉田正212
走左西村310
4モヤ200
打指松井佑312
5T−岡田200
白崎300
6大城220
走遊宜保000
7杉本310
走二山足100
8若月310
山崎勝100
9中右後藤301
36105

◇投手成績

名前
美馬342
岩下341
東妻100
石崎100
小野122

名前
山本353
榊原344
ディクソン100
神戸144
増井100

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叫ばずとも聞こえた安田かけ声、無観客試合レポート[ニッカン]

◇練習試合:ロッテ11−5オリックス(宮崎市清武)

「球春みやざきベースボールゲームズ」として予定されていたオリックス対ロッテの練習試合は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、無観客試合で行われた。一般公開のなかった試合をリポートする。


1回裏、オリックス1番中川の鋭いライナーがセンターへ飛んだ。それをロッテ藤原がファインプレー。一塁を守る安田が「よっしゃ」と気持ちを込めて口にした。叫んだ訳でもないのに、その声はネット裏まで聞こえた。

オリックス山本、ロッテ美馬。投手陣の柱を担う両先発の対決で、先に崩れたのは山本だった。3回表、ロッテの7番田村が右中間への二塁打で出塁すると、続く打者は8番安田。直近の試合では三振も多く苦しんでいたが、山本の153キロ直球を完璧にはじき返し、右中間二塁打。1点を先制した。

久しぶりの会心の当たりに、安田は「あのスイングを続けられるよう頑張ります」と喜んだ。さらに藤岡、藤原も続いて4連打。ロッテが3点を先制した。

対するオリックスも3回裏、ロッテ美馬から1死満塁のチャンスを作り、3番吉田正が、安田と同じような当たりの右中間二塁打。2点を返した。開幕投手内定済みの美馬は3回2失点。「ある程度、変化球で空振りが取れるようになったのはいいことかなと思います」としながら、シュート回転しがちな外角直球への課題も口にした。

4回からはオリックスが榊原、ロッテが岩下と、こちらも先発ローテーション入りが期待される右腕が登板した。榊原は6回までの3イニングを投げたが、4回と6回にそれぞれ2安打1四球を許し、合計4失点。山本同様、下位打線に打たれており、課題が残った。

ロッテ岩下は4回先頭打者に死球を許すも、何とか3回1失点でしのいだ。打者14人に対し、外野フライが4つ。芯で捉えられても外野の頭を越させない球威があり、3回8失点と荒れた19日DeNA戦からしっかり改善してきた。

ロッテは4点リードで迎えた8回表、オリックス神戸を捉え、4点を追加。先頭の福田秀が、フルカウントからしっかり四球を選んだことがビッグイニングにつながった。終盤でリードする展開ながら、福田秀は四球の瞬間に「ヨッシャー!」と喜び、ベンチを盛り上げた。

河野打撃コーチに「さぁ、ヤス!」と鼓舞されて打席に入った8番安田も、やや詰まりながらレフト前に落とした。この日、これで3安打。攻守に精彩を欠く試合が続いていたが、井口監督は「オープン戦は数字が出てくるので、しっかりアピールしてもらいたい」と、3月以降も引き続き1軍で積極起用する意向を示した。

ロッテは、好投を続けていた右腕小野が9回に2失点したものの、11対5で勝利。対外試合の連敗は「9」で止まり、今季NPB球団との試合でようやく初勝利となった。

試合後の野手ミーティングではいつも手厳しい鳥越ヘッドコーチも、打線がしっかり機能したこの日は「やればできるやないか」とただ一言。井口監督も「さぁ、帰ろう」とひと言で締めた。球場の外には、30人ほどのファンが寒い中を待っていた。

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佐々木朗希「いい練習」18.44m直球のみ21球[ニッカン]

ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)が27日、プロ入り後初めて、捕手が座った状態で正規の投球距離で投げた。

宮崎・清武でのオリックスとの練習試合前にブルペン入り。最速163キロを誇る直球は抑えめながらも、全21球の大半がストライクとセンスの良さを見せた。今後数回のブルペンを経て、次段階の「対打者」を目指す。


佐々木朗がプロ野球選手になって初めて、いるべき場所に座る捕手へと、マウンドから投げた。5分強で直球のみ21球。ロジンを何度も触り、焦らず確かめるように投げた。「しっかり感覚を戻していくための、いい練習だったと思います」と冷静に振り返った。

21球中、ストライクは14球。うち8球は、前里ブルペン捕手のミットが動かなかった。注目されたブルペンで、ストライクを取る。新人選手にとって、決して楽ではない。吉井コーチは「自分は1年目の初ブルペンで1球もストライクが入らなかった。それを思うと素晴らしいです」と、経験者ならではの言葉でセンスあふれる18歳を褒めた。

出力は抑えていた。「めいいっぱい力を入れないで大丈夫」と助言した吉井1軍投手コーチは、腕の振りを「5割くらい」と表現。18.44メートルの感覚を取り戻すことが最優先で、佐々木朗も「軽めの調整じゃないですけど、そういう気持ちで投げました」とマウンド上でも平静だった。

1ヶ月強に及ぶ1軍キャンプ、遠征を離脱せずに完走した。プロで活躍する基盤を作った。「1つ1つの経験が新しいこと。たくさん経験できてすごく良かったです」と支えてくれた周囲に感謝する。卒業式出席のために地元大船渡へ帰郷し、その後はひとまず2軍練習に合流する。吉井コーチの構想では今後5〜6回のブルペン投球を経て、打撃投手として「対打者」の段階へ。ここまでは、すこぶる順調だ。

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ロッテ吉田が左腹筋内側部筋挫傷と診断、走塁中負傷[ニッカン]

ロッテは27日、吉田裕太捕手(28)が順天堂大学浦安病院で検査を行い、左腹筋内側部筋挫傷と診断されたことを発表した。

2軍石垣島キャンプに参加していた吉田は、23日の琉球ブルーオーシャンズとの練習試合の走塁中、左ふくらはぎを痛めていた。

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悩めるロッテ安田が会心打含む3安打「続けるよう」[ニッカン]

悩めるロッテ安田尚憲内野手に会心の当たりが出た。オリックスとの練習試合、山本の153キロ速球を右中間に痛烈にはじき返す先制適時二塁打を放った。

直近の試合では三振も多かったが、この日は3安打。「最後にいい打席が続いたので、これを続けられるように。(二塁打の)あのスイングを続けられるように頑張ります」と気持ちを入れ直した。高卒3年目。和製大砲候補と期待されるも、走攻守にまだ不安要素もあり、スタメン確約には至らない。井口監督は「オープン戦は数字が出てくるので、しっかりアピールしてもらいたい」と飛躍を願っていた。

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佐々木朗希、初めて公の場で捕手が座りブルペン投球[ニッカン]

ロッテのドラフト1位、佐々木朗希投手(18=大船渡)が27日、プロ入り後、初めて公の場で捕手が座った状態で、正規の投球距離でのブルペン投球を行った。

宮崎・SOKKENスタジアムのブルペンで、ブルペン捕手を相手に21球を投げた。

佐々木朗は「いい練習だったと思います。距離に慣れたり、感覚を戻すための軽めの調整の気持ちで投げました」と話した。

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ロッテD1・佐々木朗、無観客ブルペンで捕手座らせ21球!プロ初18.44メートルで[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=が27日、オリックスとの練習試合(宮崎市清武総合運動公園)前にブルペン入り。初めて本来の距離(18.44メートル)から、捕手を座らせて本格的な投球練習を行った。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、この日から観客のいない環境での練習となったが、力感のないフォームから速球を連発し、大器の片鱗を示した。

静まり返ったブルペンに、ボールがミットをたたく音が響く。ドライチ右腕・佐々木が、宮崎のマウンドで躍動した。

「前よりも(距離は)遠かった中で、しっかりいい調整ができました。軽めの調整のイメージで投げました。感覚を徐々に取り戻していく上で、いい練習になりました」。

新たな“領域”に足を踏み入れた。プロ7度目のブルペン入り。初めて本来の距離(18.44メートル)から、捕手を座らせて直球を21球投げた。25日の前回は、捕手を少し投手寄りのホームベース上に座らせていた。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、プロ野球は前日26日、オープン戦の残り全試合を無観客で行うと発表。パ・リーグ4球団を中心に宮崎で開催されていた練習試合も、この日から無観客となった。ロッテ戦会場の清武総合運動公園のブルペンは、すぐ横の観客席でファンも投球練習を見られるのが通常だが、この日から立ち入り禁止。せっかくの黄金新人のピッチングにも、観客の姿はなかった。

だが、両球団の関係者や多くの報道陣、さらには増井らオリックス投手陣も集結。ブルペンは異様な雰囲気に包まれた。そんな中でも、最速163キロ右腕は冷静だった。

「シーズンはまだ始まっていないので、100%にする必要はない。徐々に(ペース)を上げていきたいです」。

テーマは“マウンドで気持ちよく、体操のつもりで投球する”。吉井投手コーチは「彼の中では5割くらいの力だと思う」と説明した。この日は力を抑えめの投球。しかし繰り返し受けている前里ブルペン捕手は、「一歩間違えると命に関わるから、マスクがないと怖い」と、その球威に改めて目を丸くした。

阪急で通算284勝を挙げたサブマリン、山田久志氏(71)=オリックス臨時コーチ=も視察。「色々な話を聞いていたが、目の当たりにして皆さんの言うことがよく分かった。フォームがスムーズで、理にかなっている」と高く評価し、「東北を盛り上げてくれと声をかけた。財産だから、大事に育てて欲しい」と望んだ。

1月26日から沖縄・石垣島、沖縄本島、高知、宮崎と遠征した約1ヶ月の“1軍キャンプ”を完走。18歳は「レベルの高いプレーを見たり、感じたりすることができた。充実した時間でした」と収穫を明かした。

この後は大船渡高の卒業式に出席するため、一時チームを離れる。「楽しみです。なかなか帰ることはないので、しっかりリフレッシュしてきたいです」。ファンにその剛腕を披露する日まで、着実に歩みを進める。

◇この日の宮崎市清武総合運動公園

メイン球場のSOKKENスタジアムで開催されたオリックス−ロッテの練習試合が無観客試合になったほか、29日まで第2野球場で行われるオリックスの2軍キャンプは観客席を閉鎖する措置がとられた。また、オリックスの春季キャンプに合わせて併設されたバファローズタウン(グッズショップや飲食店など)も閉鎖された。

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ロッテ・安田、覚醒!3安打4打点「いい打席が続いて良かった」[サンスポ]

ロッテはオリックスとの練習試合に11−5で勝利。3年目の安田尚憲内野手(20)が3安打4打点と活躍し、今年の対外試合10試合目で初白星を挙げた。

前日26日までの9試合(韓国サムスンとの1試合を含む)に全敗だったロッテが、ようやく勝った。貢献したのは「8番・一塁」で先発出場した安田。ここまでは攻守に精彩を欠いていただけに「遠征の最後にいい打席が続いて良かった」と安堵の表情を浮かべた。

3回無死二塁では昨季最優秀防御率に輝いた山本の速球を右中間へはじき返して適時二塁打とし、その後も2本の適時打を放った。29日からのオープン戦へ「競争に振り落とされないようにやっていきたい」と気持ちを入れ直していた。

先発して3回4安打2失点だった、開幕投手が決まっている美馬
「シュートすると、空振りにもファウルにもならない。いい時はいいけれど、かなりばらつきがある。」

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ロッテ・吉田、左ふくらはぎ挫傷、2軍の練習試合で[サンスポ]

ロッテは27日、吉田が千葉県内の病院で「左腓腹筋内側部筋挫傷」と診断されたと発表した。23日の2軍の練習試合で左ふくらはぎを痛めた。

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開幕投手のロッテ・美馬は3回2失点、井口監督「順調にきている」[サンスポ]

開幕投手を務める美馬がオリックスとの練習試合に先発し、3回を投げて4安打2失点だった。前回登板に続いて直球がシュート回転し「シュートすると、空振りにもファウルにもならない」と課題に挙げた。

投球フォームを試行錯誤している段階で「いい時はいいけれど、かなりばらつきがある」と厳しく自己評価。井口監督は「順調にきている。開幕まで何回か登板があるので、イニングや球数を調整していって欲しい」と信頼を寄せた。

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ロッテ・安田が3安打4打点「最後にいい打席が続いて良かった」[サンスポ]

3年目の安田がオリックスとの練習試合に「8番・一塁」で先発出場し、3安打4打点で定位置奪取へアピールした。攻守に精彩を欠いていただけに「遠征の最後にいい打席が続いて良かった」と安堵の表情を浮かべた。

3回無死二塁では昨季最優秀防御率に輝いた山本の速球を右中間へはじき返して適時二塁打とし、その後も2本の適時打を放った。29日からのオープン戦へ「競争に振り落とされないようにやっていきたい」と気持ちを引き締めた。

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ロッテ・佐々木朗、7度目のブルペンで新たな“領域”に[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=が27日、オリックスとの練習試合(宮崎市清武総合運動公園)前に、新たな“領域”に足を踏み入れた。 

プロ7度目となるブルペンで、初めて本来の距離(18.44メートル)から、捕手を座らせて直球を21球投げた。前回25日のブルペンでは、捕手をベース上に座らせて投げていた。

佐々木は「前よりも(距離が)遠かった中でしっかりいい調整ができました。軽めの調整のイメージで投げました。感覚を徐々に取り戻していく上で、いい練習になりました」と振り返った。

阪急時代にアンダースローで、通算284勝を挙げた山田久志氏(71)=オリックス臨時コーチ=が視察。「色々な話を聞いていたが、目の当たりにして皆さんの言うことがよく分かった。フォームがスムーズで理にかなっている」と評価した。

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ロッテ安田、3安打4打点も守備課題、一塁&三塁でミス…「競争に振り落とされないように」[スポニチ]

ロッテ・安田が、キャンプから続いていた長期遠征の最終日に3安打4打点とアピールした。3回、山本の直球を右中間適時二塁打とし「良いスイングができた。これを続けていけるように」。6回には右前打、8回には左前打を放った。

一方、守備では課題も見えた。一塁では飛び出した走者への牽制球を握り直している間に進塁を許し、三塁では三遊間の打球をさばけず左前打とした。井口監督は昨季のイースタン・リーグ3冠王へ「スタートで出られるようにしないと。オープン戦、数字が出てくる中でしっかりとアピールして欲しい」と期待。29日からのオープン戦に向け、安田は「競争に振り落とされないようしがみついていきたい」と意気込んだ。

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開幕投手のロッテ美馬、3回2失点反省も変化球収穫「ファウルや空振り取れていた」[スポニチ]

ソフトバンクとの3・20開幕戦に先発するロッテ・美馬が先発し、3回4安打2失点の投球だった。今季2度目の実戦だったが「0点に抑えたかったです。直球がシュートしていた」と反省する一方で、「変化球ではファウルや空振りを取れていた」と収穫も口にした。

前日に開幕投手を発表した井口監督は「順調に来ているね」と信頼していた。

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ロッテ・朗希、初本格投球21球!抜群の制球力に山田久志氏絶賛「東北の星」[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)が27日、ついに本格投球を開始した。宮崎・SOKKENスタジアムのブルペンで、プレートから本塁までの18.44メートルの距離で初めて捕手を座らせて21球。新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、ファンの目に触れることはなかったが、オリックスの臨時コーチを務めている伝説のサブマリン・山田久志氏(71)からは「東北の星」として期待された。

レジェンドの「乱入」にも、帽子を取ってしっかり挨拶して応じた。ブルペンで佐々木朗が肩慣らしを始めると、通算284勝を誇る山田久志氏が見学に訪れた。「同じ東北人なので頑張って欲しい」。このエールが合図となったように、怪物ルーキーは18.44メートルで初めて捕手に座ってもらった。

「初めての本当の位置で座らせて投げて、感覚を徐々に戻していくためのいい練習だった。しっかり調整ができたなと思います」。

1球目は右打者の外角低めに外れたが、2球目からはストライクを連発。計21球を投げ、ラスト6球はゾーンの枠に入れた。

石垣島キャンプを打ち上げた13日、初めてブルペンで立ち投げ。以降は座った捕手に約15メートルの距離で投げるなど段階を踏んできた。この日のオリックスとの練習試合は新型コロナウイルスの影響で無観客で開催。ブルペン投球もファンに披露できなかったが、山田氏が目撃者となった。

岩手出身の「令和の怪物」に対し、伝説のサブマリンは隣の秋田出身。「東北を盛り上げて欲しい、と伝えた。その次はジャパンね。その後は貴方の行きたいところに行きなはれ!」。将来のメジャー挑戦も踏まえたエールまで送られた。

1月26日に石垣島入りしてから沖縄本島、高知、宮崎と続いた遠征も最終日。夜の航空機で帰京し、さいたま市内の選手寮に戻った。今後は故郷に帰省し、卒業式に出席する。「凄く楽しみ。なかなか帰れないのでリフレッシュしたい」と笑顔で話した。

当面は2軍で調整し、3月7日のヤクルトとのオープン戦(神宮)から1軍に再合流する見通しだ。吉井投手コーチは「投球練習を5、6回やってから打撃投手を行う」とプランを描く。佐々木朗も新たな目標を掲げる。「今日投げた距離でもっと状態を上げて、次は打者に投げることかな」。新たなステップは3月下旬になりそうだ。

前里史朗ブルペン捕手
「今日は抑えて投げていたと思う。まずは18.44メートルに慣れるということで確認しながら投げていた。」

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ロッテ・安田、タイムリー3本で4打点!開幕スタメンへ猛アピール[スポニチ]

ロッテの安田尚憲内野手(20)が27日、練習試合のオリックス戦に「8番・一塁」で出場し、3安打4打点と開幕スタメンへアピールした。3回無死二塁で相手先発・山本の直球を捉え、右中間適時二塁打。「良いスイングができた。これを続けていけるようにやっていきたい」と好感触を口にした。

6回には右前打、8回には左前打を放ち、3安打すべてが適時打となった。この日は石垣島キャンプから約1ヶ月続いた長期遠征の最終日。安田は「遠征の最後に良い打席が続いて良かった。明日の休みで忘れないように練習でしっかりやっていきたい」と話した。

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ロッテ佐々木朗希、18.44メートルの距離で座った捕手へ21球「良い調整ができた」[スポニチ]

ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が27日、オリックス戦(SOKKEN)の試合前練習で7度目のブルペン入り。立ち投げを数球行った後、座った捕手へ21球。初めて18.44メートルの距離で座った捕手への投球練習を行った。「感覚を徐々に戻していくための良い練習だった。しっかり良い調整ができたと思います」と振り返った。

オリックスの臨時投手コーチを務める山田久志氏が見学し、声をかける場面もあった。佐々木朗と同じ東北出身の山田氏は「高校生でこれほど投げられる投手は今までそれほどいなかった。フォームが理にかなっていて、生で見た方がスムーズに投げられてるなという感じ」と絶賛した。

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佐々木朗希、開幕まで1軍…初本格ブルペンで21球締め[報知]

ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が27日、遠征先のオリックスのキャンプ地・宮崎SOKKENスタジアムで、プロ入り後初めて捕手を座らせての本格的なブルペン投球を行った。オリックスの選手ら約15人が熱視線を送る中で5分間、全て直球で21球を投げ、1ヶ月の長期遠征を締めくくった。今後も開幕までは基本的に1軍に帯同し、吉井投手コーチが生チェックする中で“英才教育”を施すプランも判明。万全を期して大器の育成を進める。

しなやかな腕の振りから投じられる直球が、何度もミットの中心をたたいた。ブルペンにすさまじい音が響き渡る。朗希にとってキャンプ7度目のブルペン入り。初めて通常の18.44メートルの距離で捕手を座らせた。構えてもらう位置を変えながら、感覚を確かめるように21球を投じていった。

「まずは距離に慣れたり、これまであった感覚を戻すために調整のイメージで投げました」と朗希。見守った井口監督も「ようやくここまできたかな。ここまで段階を経てこれたのがよかった」と目を細めた。

吉井投手コーチはこの日の本格ブルペンを“マウンドでのピッチング体操”と表現した。あくまでも感覚を上げることが目的だとし「あれで5割くらいかな。自分がルーキーの時、初ブルペンで1球もストライクが入らなかったけど(朗希は)ほとんどストライク。素晴らしい」とほほ笑んだ。

1月26日にキャンプ地の沖縄・石垣市に入ってから、1ヶ月続いた長い遠征を締めくくった。今後は卒業式のため、いったん岩手・大船渡に帰郷するが、その後は基本的にファームではなく、1軍の投手陣と鍛錬を行う。チームは3月3日から5日は関西へ遠征するが、その期間は1軍の残留投手と練習し、6日から1軍本隊に合流する。早ければ7日にも2度目の本格ブルペン投球が行われる予定だ。13日からの名古屋遠征にも1軍帯同が濃厚。まだ実戦の予定がない中でも、吉井コーチの目が届く中で“英才教育”が施されることになる。

「1軍で高いレベルを見たり、感じたりすることができた。新しいことをたくさん経験できた。1回も離脱しなかったですし、やりたかったことも徹底的にできて充実した1か月だったと思います」と朗希。帰郷には「なかなか帰ることはないと思うので、リフレッシュしたい」と心を弾ませた。「キャンプは終わりだけど、シーズンは始まっていない。徐々に状態を上げていければいい」と“令和の怪物”。まずは故郷で心身を整え、次のステップへ向かう。

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佐々木朗希ついに本格ブルペン、捕手座らせ21球[報知]

ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が27日、宮崎で捕手を座らせた状態での本格ブルペン投球を行った。

プロ入り後7度目のブルペンでついにベールを脱いだ。これまで吉井投手コーチの下、立ち投げやホームベース上に捕手を座らせるなど、着実にステップアップを図ってきた朗希。この日は立ち投げで10球を投げた後、捕手を座らせ5分間で21球を投げ込みブルペンに快音を響かせた。

ブルペンにはテレビカメラ6台と報道陣約40人、さらにオリックスの選手ら約15人が駆けつけた。

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ロッテ・ドラ1朗希、プロ初18.44!21球!元阪急・山田氏が絶賛「理にかなっている」[デイリー]

ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が27日、宮崎・SOKKENスタジアムのブルペンでプロ入り後初めて18.44メートルの距離で捕手を座らせ、21球の投球練習を行った。オリックスの臨時コーチで、通算284勝を挙げた元阪急の山田久志氏(71)は「フォームが理にかなっている」と最速163キロ右腕を絶賛した。

独特の緊張感に包まれた。井口監督ら首脳陣、巨人など他球団関係者も熱視線を送ったブルペン。佐々木朗がプロ入り後初めて、正規の距離で捕手を座らせた投球を披露した。

オール直球。力みはなく、浮き上がるような白球がミットに吸い込まれた。「(吉井投手コーチから)『目いっぱい力を入れなくて大丈夫』と言われてました。(気持ち的に)楽に投げられました」。初々しく21球を振り返った。

固唾をのんで見守ったのが山田氏。球筋を見るために本格投球前にマウンドの本人に近づいて「見させてもらうね」と了解も得た上で、後ろから生チェックした。「いい球筋で投げる。回転とか角度(もある)。フォームが理にかなっている。スムーズに投げている」と何度もうなずき、感心した。

伝説の右腕は秋田、佐々木朗は岩手と、同じ東北出身という縁がある。「東北を盛り上げて。次はジャパンで。そして次は貴方の行きたいところに行きなはれ」と熱いエールを送られた18歳は「『頑張ってほしい』と言っていただきました」と大感激した。

2月1日から1軍に帯同し、ここまで7度のブルペン投球。体を鍛える中で、心も成長した。「充実した1ヶ月にできたと思います」。貴重な経験を積み、次のステップに向けて徐々にギアを上げる。

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ロッテ・吉田が左ふくらはぎ筋挫傷、23日の練習試合で痛める[デイリー]

ロッテは27日、吉田裕太捕手が、順天堂大学浦安病院で検査を行い、左腓腹筋内側部筋挫傷と診断されたことを発表した。

吉田は23日の練習試合琉球ブルーオーシャンズ戦(石垣島)の走塁中に左ふくらはぎを痛めた。

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ロッテ佐々木朗、初の本格投球捕手を座らせて21球[デイリー]

ロッテのドラフト1位ルーキー佐々木朗(岩手・大船渡高)が27日、宮崎市でプロ入り後初めて本格的な投球練習を行った。ブルペンに入り通常の18.44メートルの距離で初めて捕手を座らせて21球。構えてもらう位置を変えながら感覚を確かめるように投げ「徐々に戻していくためのいい練習だった」と満足そうに笑った。

1月26日にキャンプ地の沖縄県石垣市に入ってから続いた長い遠征を締めくくった。「1軍で高いレベルを見たり、感じたりすることができた。新しいことをたくさん経験できた」と充実した1ヶ月間を振り返った。

佐々木朗は卒業式に出席するため、しばらくチームを離れる。

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ロッテ、ドラ1佐々木朗の剛速球に巨人関係者ら熱視線、ブルペンで捕手を座らせて21球[デイリー]

1軍同行中のロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が、試合前にプロ入り後初めて18.44メートルで捕手を座らせたブルペン投球を行った。

ソフトバンクや巨人の関係者、元阪急の大エース・山田久志氏も見守ったブルペン。

「ド〜ン」とミットの心地いい捕球音が鳴り響いた。黄金ルーキーは、捕手を座らせて21球の力強いストレートを披露した。

1軍の石垣島キャンプ最終日の13日に初めてブルペン入り。この日で7度目ブルペン投球となった。

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オープン戦の無観客で収入減、12球団経費面でも協力体制へ[デイリー]

プロ野球12球団の営業担当者会議が27日、都内で開かれ、今後無観客で行われることになったオープン戦の運営などについて話し合った。オープン戦は通常ならば主催側から相手球団にギャランティーが支払われる。ただ、今年は無観客となることで収入がなくなることから「減免しようという意見が出た。12球団で協力していこうという話をした」(杵渕セ・リーグ統括)と、主催側の経費面における負担減の方向性を確認した。

また、同統括は開幕が延期された場合における東京五輪期間中の公式戦実施の可能性について「(代表が活動していることから)戦力が均衡ではない。球団側も了承しないと思う」と否定的な見解を示した。

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