1日に岩手で卒業式に出席したロッテのドラフト1位、佐々木朗希投手(18=大船渡)が2日、帰京した。
帰省中もトレーニングコーチ指定の練習メニューを消化し、軽いキャッチボールも続けていた。3日から2軍に合流するが「体の状態も問題ありません。みんな期待をしてくれているので、地元に明るい話題を提供できる存在になれるように頑張りたいと、改めて思いました」と気を引き締めた。
順調に調整が進めば、3月下旬にフリー打撃への登板を予定している。「打者と対戦することが次のステップとなるので、それを目指して状態を上げていきたいです。まずはブルペンでキャッチャーを座らせて、しっかりとしたボールを投げられるようにしなくてはと思います」と次段階を見据えた。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)は2日、前日1日にあった岩手・大船渡高の卒業式を終え、ロッテ浦和寮に戻った。
「帰省した際もトレーニングコーチから頂いた練習メニューを毎日消化しましたので、体の状態も問題ありません」と佐々木。軽くキャッチボールもしていたという。
3日から2軍に合流。「しっかりと練習をして打者と対戦することが次のステップとなるので、それを目指して状態を上げていきたいです。まずはブルペンでキャッチャーを座らせてしっかりとしたボールを投げられるようにしなくてはと思います」と話し、今月下旬にフリー打撃で打者相手に投げる予定だ。
「(同級生には)『頑張って』と言われました。みんな期待をしてくれているので、地元に明るい話題を提供できる存在になれるように頑張りたいと改めて思いました」。決意も新たに、次のステージを目指す。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗(大船渡)が4日のイースタン春季教育リーグ・ヤクルト戦(ロッテ浦和)で、昨夏のU18高校日本代表で同僚だったヤクルト1位の奥川(星稜)と再会する。1月10日の新人研修会以来で「新人研修以降は会えていない。話をする時間はないかもしれないが、顔が見られたらと思うと楽しみです」と待ち望んだ。
石垣島キャンプから1軍に同行してきたが、3日からの大阪遠征に伴い、2軍に合流。1日に大船渡の卒業式に出席した佐々木朗は「帰省してもメニューを毎日消化してきた。打者と対戦することが次のステップとなるので、それを目指して状態を上げたい」と、3月下旬に予定されるフリー打撃登板へ気合を入れた。
2軍ではデータ分析するチャートの勉強も開始し、4日には奥川と一緒にベンチ裏でスコアを付ける可能性もある。「現時点では同じようなステップを踏んでいる。これからも切磋琢磨しながら頑張りたい」と刺激を受ける機会になりそうだ。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が2日、ヤクルトのドラフト1位・奥川との活躍を誓った。
「お互い現時点では同じようなステップを踏んでいると思うので、切磋琢磨しながら頑張りたい」。2人は1月のNPB新人合同研修会以来会っていないが、4日のイースタン教育リーグ・ヤクルト戦(ロッテ浦和)で再会する可能性があり、当日はベンチ裏でチャート係の勉強を行う予定だ。「話をする時間はないかもしれませんが、顔が見られたらと思うと楽しみです」と再会を待ちわびた。
1日に岩手・大船渡高の卒業式を終え、この日に帰京。地元でもコーチからのメニューを消化し、3日からの再合流に備えてきた。「打者と対戦することが次のステップなので、それを目指して状態を上げていきたい」と今月下旬に予定されているバッティングピッチャー登板へ調整を続ける。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が、今月下旬にプロ入り初めての打撃投手を務めるプランがあることが2日、分かった。
2月27日に7度目のブルペン入りをし、初めて正規の距離で捕手を座らせて投球練習を行った。今後は5、6回のブルペン投球を経て、次のステップとなる打者相手の投球へ進む。「しっかりと練習をして、それ(打者相手の投球)を目指して状態を上げていきたいです」と意気込む。
高校の卒業式に出席するためチームを離れていたが、3日から2軍の練習に合流する。4日の教育リーグ・ヤクルト戦(浦和)で同球団のドラフト1位・奥川(星稜)と再会する可能性もあり、「顔が見られたらと思うと楽しみです」と心待ちにした。
「これから切磋琢磨しながら頑張りたいです」。ライバルの存在も励みにしつつ、新たな段階に入る。
「野球をやっていると悪い事の方が多いんだから。切り替えて!」。福田秀平外野手はミスをして肩を落とす若い選手に微笑みかけた。声を掛けられた若者はその言葉に救われた。精気を取り戻すとグラウンドへと元気よく飛び出して行った。常勝軍団・福岡ソフトバンクホークスからフリーエージェント(FA)で、打って走って守れる外野手が加入したことは戦力的に大きい。しかし、もう1つ大きいのがチームを引っ張るムードメーカーとしての存在だ。
「野球も人生と同じで悪い事は必ずある。その度に落ち込んでいても仕方がない。試合中に落ち込んで良いプレーが出来るようになるのなら別だけど、そんな訳はなくて、いい事なんて何もない。試合中は明るく向かっていくべき。肩を落とすのではなくて相手に向かっていくべき。次の打席、守備機会はすぐに回ってくるのだから」。
福田秀は自身のポリシーを熱く語る。石垣島キャンプでチームに合流すると、すぐに新たな仲間たちと打ち解けた。そして実戦が始まると存在感は増していった。ベンチでは誰よりも声を出す。仲間を叱咤する。そしてどんな窮地でもポジティブに振る舞い、仲間を鼓舞する姿は際立っていた。
「年間に1試合か2試合ぐらいしか実際に球場で野球を見られない人は沢山いると思う。そういう人達に調子が悪いからといって元気なく野球をやっている姿を見せたくはない。明るく、元気に、前向きに。それがモットー。『打ってもいないのによくあんなに元気に声を出せるなあ』と言われるかもしれないけど、自分の中で大事なのはいつでも大きな声を出す事。それはやっていこうと自分の中で決めている」。
これこそが最近10年間で6度、日本一に輝いているホークスのメンタリティーなのだろう。福田秀は偉大なる先輩たちの背中を見て育った。小久保、松中、川崎。そして今では松田。勝っている時はもちろん、負けている時でもどんな逆境でも中堅、ベテラン選手達が率先して声を出し若手を引っ張っていた。だからいつでもベンチは活気にあふれていた。その空気こそが時には大逆転勝利に導いた。
これについて福田秀は「教わったというか感じた事。偉大な先輩方の背中を見て感じて自分の野球観が変わった。だから若い子がボクからも何かを感じてもらえるようにやっていきたい。何かを感じることは人の成長につながる」と話す。
チームが練習試合9連敗で迎えた2月27日のバファローズ戦(SOKKEN)の事だ。福田秀が四球を選んだ場面があった。その瞬間、「ヨッシャー!」と雄たけびを上げ、一塁に全力疾走した。「本当に四球が取れてヨッシャーの想いだった」と本人が後述するこの場面でマリーンズベンチの空気が一変した。FA移籍した男がオープン戦でもない練習試合にて四球で出塁し全身で喜びを表現した。後輩選手達は、この姿に何かを感じた。それまで湿りがちだった打線はこの後、猛打を見せ最終的に11得点で勝利。連敗を止めた。鬼軍曹として知られる鳥越裕介ヘッドコーチは「勝つ集団の中でやってきた選手、見てきた選手が入ったのは大きい」と目を細める。
「若い子に声を掛けて引っ張ってあげたい。勝利に向かって一丸となって頑張りたい。同じベクトルに向かって突き進んでいきたい」。
新生マリーンズの中心には背番号「7」がいる。結果が出ず悩む若手を励まし、ベンチでは声を張り上げ、チームに叱咤激励を続ける。プレーに妥協はなくチームプレーに徹する。その姿勢が大きな刺激を生み、化学反応を起こそうとしている。マリーンズは大きく変わろうとしている。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)