わたしはかもめ2020年鴎の便り(3月)

便

3月12日

ロッテ鳥谷の開幕1軍可能性に「彼の動き次第」監督[ニッカン]

ロッテに入団した鳥谷敬内野手(38=阪神)が17日の2軍練習試合・巨人戦(ロッテ浦和)で20年初実戦を迎える。12日は浦和で2軍全体練習に初参加し、春季教育リーグ・楽天戦で早速ベンチ入り。ゲームを視察した井口監督が「来週あたりから少しずつ実戦に入っていく」と明かした。

試合前練習では遊撃だけでなく二塁も守った。背番号00番のピンストライプユニホームを初めて着用し、久々にゲームの雰囲気も肌で感じ取った。鳥谷は「みんなで練習をすることから遠ざかっていた。グラウンドでやるのも久しぶり。雰囲気を感じながらできて良かった」と充実感たっぷり。近日中に屋外フリー打撃も解禁予定。ロッテデビュー戦に向けて「感覚を取り戻す作業」を加速させる。

開幕戦が4月10日以降にずれ込むことが決まり、準備期間は約1ヶ月間ある。指揮官はレジェンドの開幕1軍について「彼の動き次第。ゲーム感覚を取り戻さないといけないので」と明言を避けたが、一方で「どこでも(レギュラー争いに)入ってこれるチャンスはある」と期待する。

すでに久保田スラッガー社の担当者が一塁ミットも用意。鳥谷は「当然、内野の全ポジションを守れる準備はするつもりでいました」と気合十分だ。遊撃だけにこだわらず、貪欲に居場所をつかみにかかる。

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ロッテ井口監督、開幕ずれ込み不調組に再調整示唆[ニッカン]

ロッテ井口監督が浦和での2軍戦を視察した。1軍ローテを争う岩下大輝投手が楽天を相手に2本塁打を含む5回5失点。

指揮官は「まだまだ調整しないといけない。真っ直ぐはしっかりと走っている。(2番手で投げた二木と)しっかりと2人とも仕上げて欲しい」と求めた。開幕が4月にずれ込み「調子が上がっていない選手はミニキャンプをさせたり、残して打ち込みさせたり、色々できると思う」と不調組の再調整プランも示唆した。

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ロッテ佐々木朗希がビックリマンに「ゲットして」[ニッカン]

ロッテのドラフト1位佐々木朗希投手(18=大船渡)がシールになって登場する。ロッテは12日、「ビックリマンプロ野球チョコ」(株式会社ロッテ)が関東甲信越・静岡で、3月17日から先行発売されると発表した。

ビックリマンイラストレーター描き下ろし景品シールはエンボスメタルシール全22種で佐々木朗のシールもある(現役選手はレアードと佐々木朗のみ。OBは里崎智也氏が登場)。

佐々木朗は球団を通じ「本当にシールになると思いませんでした。実際にシールを見て実感が湧きました!22種類あるのでなかなか当たらないと思いますが、ぜひボクのシールをゲットしてください(笑)」とコメントした。

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プロ野球4・24開幕ならCS第1Sは1試合案浮上[ニッカン]

プロ野球が異常事態による日程再編に“超法規的措置”で臨む。12日、都内で代表者会議を行い、本来の3月20日開幕が延期となり、新日程を協議。4月10日を最短での開幕目標としたが、感染拡大が続いており、正式決定できなかった。同日以降の金曜起点を基本線とする17、24日や火曜起点の14日などの可能性を含めた複数の開幕日も想定。政府の専門家会議による19日のイベント自粛継続の判断や、23日の第4回新型コロナウイルス対策連絡会議、さらに代表者会議で開幕を選定する。最終的には開幕10日前までに決断する。

4月10日開幕なら現行のCSを実施できる。11月7〜15日の日本シリーズを同月末まで遅らせて対応する。11月21日に第1戦を組むことが有力。50年の11月22日に次ぐ、史上2番目に遅い開催になるが背に腹は代えられない。本拠地が別のイベントで使用される場合は別の球場も利用する。五輪後の空き日(8月10日〜13日)の一部も使う可能性がある。五輪に出場する選手は即シーズン再開を強いられる。斉藤コミッショナーは「(開幕が4月)10日なら少し余裕がある。ダブルヘッダーが入るかも知れないが」と22年ぶりの1日2試合の選択肢も示した。

だが出席者の間では4月10日の開幕も難しい空気感が流れていたという。現在のシミュレーションで最も遅い開幕は4月24日。斉藤コミッショナーは「24日開幕の場合はCSの日程を少しいじらないといけないかも」と短縮の可能性を示唆。3試合制のファーストステージを1試合に、最大6試合のファイナルステージを同4試合にと短縮案が挙がりそうだ。

当面は、3月20日から予定していた公式戦は練習試合として行われる。当該球団同士の話し合いで3連戦が2連戦に、開催地や開始時間の変更も検討されている。143試合、球宴、CS、日本シリーズの実施は維持されるが、4月中の開幕が前提条件になる。

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ダブルヘッダーなら98年以来/開幕延期アラカルト[ニッカン]

プロ野球が異常事態による日程再編に“超法規的措置”で臨む。12日、都内で代表者会議を行い、本来の3月20日開幕が延期となり、新日程を協議。4月10日を最短での開幕目標としたが、感染拡大が続いており、正式決定できなかった。

同日以降の金曜起点を基本線とする17、24日や火曜起点の14日などの可能性を含めた複数の開幕日も想定。政府の専門家会議による19日のイベント自粛継続の判断や、23日の第4回新型コロナウイルス対策連絡会議、さらに代表者会議で開幕を選定する。最終的には開幕10日前までに決断する。

◇開幕延期アラカルト

過去最遅は4月14日
2リーグ制後、最も遅い開幕日は73年の4月14日(両リーグ同時開幕)。
閉幕日
公式戦の11月終了は50年セ、パ両リーグと55年セ、80年パで、最も遅い閉幕日は55年セの11月23日。55年セと80年パは公式戦未消化試合を日本シリーズ終了後に行った。
シリーズは
過去最も遅い日本シリーズ開幕日は、毎日が松竹を下して初代日本一となった50年の11月22日。同年はシリーズ終了日も最も遅い11月28日。
ダブルヘッダーは
日程が詰まるとダブルヘッダーを行う可能性も考えられる。両リーグで最後に行われたダブルヘッダーは、98年10月10日の横浜−中日戦(横浜)。

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NPB「中止の公式戦→練習試合」「CSやる計算」[ニッカン]

プロ野球12球団の代表者会議が12日、都内で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大で、3月20日からの開幕が延期に。日程面を中心に話し合った。

会見に出席した斉藤惇コミッショナー(80)は、開幕の日時について「流動的なために、一定の日にちだけを確定的に申し上げることはできない。4月10日以降の、いくつかのシミュレーションをするということで合意した」と説明。「政府が19日にメッセージを出すということですから、これを前提に、23日に4回目の新型コロナウイルス対策連絡会議をJリーグさんと開催する。そこで1歩進めた話になると思う。現場ではいつでも開幕できる準備をしていただくために、当初組まれた対戦カードのまま、練習試合をしてもらう」と話した。

4月10日に開幕を設定した場合は「予備日を全部つかってできる」とした。繰り下げの期限としては「計算の上では(4月)24日くらいになるかもしれない。それを超えると相当無理なスケジュールになる。ギリギリ24日ですかね。これも状況が変わって、ウイルスの状況が悪化していけば違う話になる」と話した。

クライマックスシリーズについては「やるという計算」。無観客試合は「考えていないという前提」とした。

ポストシーズンの開催時期について「4月10日(開幕)でもやっぱり(日本シリーズは)11月ギリギリです。CSも日本シリーズも、開くようにするんですけど、24日開幕の場合はCSの日程を少しいじらないといけないとか、出てくるかもしれません」と具体的に言及した。

日本ハム川村球団社長
「今の時点で我々は143試合、お客さんを入れてやることを優先しようと。ずらせる日程は限られているから、いくつかシミュレーションしましょうとなると、日本シリーズは後ろにずらさないとしょうがないよね、という議論をしています。(CSについて)うちの意見としては、143試合やって消化試合になるより、やった方がいいんじゃないかということ。」
オリックス湊球団社長
「(4月10日に開幕できるかは)19日の専門家の提言にもよる。今日から好転するのか、悪化するのか。社会的情勢も踏まえて、12球団プラスNPBで考えていく。」

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同ポジション選手は別行動を、第3回コロナ連絡会議[ニッカン]

日本プロ野球機構(NPB)とJリーグは12日、都内で両法人で設立した「第3回 新型コロナウイルス対策連絡会議」を行い、感染症の対策に関して専門家チームから新たに具体的な提言を受けた。

終了後の会見に出席したNPBの斎藤惇コミッショナーは「スポーツイベントを適切、安全に開催するにはどうするか、客観的なデータをいただいた。我々が責任を持って決断する」と話し、12球団での会議をして今後の予定について協議するとした。またJリーグの村井満チェアマンは「日本全体にぜひ知って欲しい提言をいただいた」と話し、JリーグやNPBのホームページなどを通して提言を公開すると話した。

会見には第2回会議と同様に東北大学名誉教授と東北医科薬科大学医学部感染症学教室特任教授を兼務する賀来満夫氏、愛知医科大学大学院医学研究科臨床感染症学教授の三鴨廣繁氏、東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授の舘田一博氏の専門家チーム3人も出席した。三鴨氏は、「実際にスポーツ観戦をした経験も織り込みながら、具体的な対策を考えた」と説明した。

チームに向けては、同じポジションの選手が可能な限り行動をともにしないことなどが指摘されている。また観客となる人々に向けてはスタジアム内コンコースの移動制限、入場ゲートの前に待機場を作って混雑緩和を狙うなど、細部にわたった。また応援スタイルについてもメガホンや指笛、旗の使用など細かく分類され、感染の危険度が示された。

観客を入れて試合を開催するには、スタジアムへのサーモメーターの設置など多くの対策準備が必要になるなど、提言のハードルは低くない。スタジアム外でも、公共交通機関の駅の混雑なども考えられる。斎藤コミッショナーは「最寄り駅の交通機関との会議もセットされると思う」と、移動時の対策について言及。村井チェアマンは「分散した入退場など、個々の対策も」と話した。全試合を開催する前提で、スケジュールの繰り下げなど検討を進めている。

また、この日は選手に陽性者が出た場合についても議論された。賀来氏は「検査を早く受けることを含め、濃厚接触者をチェックして感染が広がらないようにするのが大前提。チームにいれば全てが濃厚接触かという議論もした。陽性者が1人出たら全員が自宅待機になるかについては、個々のケースで考えていこうという結論」と話した。選手個々の行動を細かく記録する、ロッカールームやシャワーを時間差利用するなど、混乱に陥らない予防対策が重要とした。

同会議はNPBとJリーグが連携し、新型コロナウイルスの感染拡大防止、選手、スタッフらの安全確保を行っていく異例の取り組み。多くの他競技団体なども、オブザーバーとして参加している。

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NPB3月20日からの当初日程大部分は練習試合に[ニッカン]

日本野球機構(NPB)が、今季の日本シリーズを本拠地以外の球場で開催するケースを想定していることが11日、分かった。

新型コロナウイルスの感染拡大で3月20日からの開幕が延期。開幕がずれた分の日程確保へ、11月7〜15日の日本シリーズを同月末までの範囲で後ろ倒しすることで調整している。ただ神宮では同20〜25日まで明治神宮大会、東京ドームも同22日から12月3日まで都市対抗野球を予定。そのため本拠地が他のイベントで使用できない球団は別の球場で日本シリーズを開催することも検討している。

過去にも例はあるが、80年に近鉄が広島との日本シリーズで日生や藤井寺が収容人数、照明設備などの理由で大阪球場を利用したのが最後。CSの短縮や中止も検討されているが、143試合制の堅持とともに、ポストシーズンも現行制度で実施したい意向の球団が多い。

11日は12球団の営業担当者会議が行われ、12日の代表者会議に向けて土台案を準備した。4月10日の開幕が最短目標になる見込みだが、感染状況や予防態勢をにらみながら金曜日を起点に17、24日とずらしていく。また3月20日からの当初日程の大部分は練習試合になることが有力。NPBの井原敦事務局長は「感染状況とかを見ながらですので(12日の開幕日決定は)難しい」と話した。

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ロッテ・鳥谷、17日G戦デビューも!ファーストミットも発注「僕はどこでも守る」[サンスポ]

ロッテに新加入した前阪神の鳥谷敬内野手(38)が12日、ロッテ浦和での2軍の全体練習に合流。二塁、遊撃の守備練習では軽快な動きを披露すると「僕はどこでも守る」と、ファーストミットを発注したことを明かした。視察した井口資仁監督(45)は17日の練習試合・巨人戦(ロッテ浦和)での実戦デビューを示唆した。

虎でのクールな男のイメージから一転、鳥谷が無邪気な笑顔をみせた。今年も、また野球ができるという喜びをかみしめているかのようだった。

「みんなで練習をすることが(昨秋から)遠ざかっていたし、グラウンドでやるのも久しぶりだったので…。それにベンチに入って、試合の雰囲気もベンチに入って感じられてよかった」。

入団会見から一夜明けた午前9時、2軍ナインに挨拶。若手選手に話しかけた。二塁&遊撃のポジションでノックを受け、午後からは教育リーグ・楽天戦をベンチ入りして観戦した。8−7で勝利する瞬間まで見届けると、38歳から思わぬ発言が飛び出した。

「まだ、手元には届いていないんですが、(業者に頼んで)ファーストミットを作ってもらっているのはあります」。

マル秘エピソードを明かすと「(今年の)僕は内野の全ポジションを守れるように、準備はするつもりでいますから」と意気込んだ。ゴールデングラブ賞を4度受賞した遊撃に固執するつもりはない。「試合に出られるのならどこでも」。昨季は自己ワーストの74試合出場で、打率.207、0本塁打、4打点。プライドをかなぐり捨ててロッテに入団した証しだ。

この日、ロッテでのデビュー戦が17日の巨人戦になる可能性が出てきた。視察した井口監督が「今日の動きはよかった。来週初めの実戦から少しずつ出ていくことになる」と明かした。1軍昇格について、指揮官は「実戦から離れているし、まだ(1軍をいう)そこまでの段階ではない」と話したが、昨年10月13日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ巨人戦(東京ドーム)以来の打席で、またG倒を目指す。

もちろん、鳥谷も特別扱いされることは望んでいない。イチでもゼロでもない。背番号と同じ「00」からのスタート。若手ナインとの競争に勝って、1軍に昇格する。

「しばらく実戦をやっていないので、色々と(課題を)感じるかもしれない。まずは自分の感覚を取り戻す作業をしていきたい」。

「3・17」まで、あと4日。浦和で刃を研ぐ。

◇「00」披露せず

鳥谷は入団会見をした前日11日に続き、またしても新背番号「00」を披露しなかった。球場には約40人の報道陣が詰めかけたが、ジャンパーを脱がず…。「ユニホームは?」という質問にも、裾をめくって「着てますよ。試合でベンチ入りしたんだから」と笑った。じらし作戦は、いつまで続く!?

◇鳥谷の阪神退団経緯

2018年から北條ら若手の台頭で出場機会が減少。5年契約最終年の19年は主に代打での出場となったが、打撃不振で代打でも活躍できず。昨年8月29日に揚塩球団社長から「ユニホームを脱いでください」と引退勧告を受けた。しかし、現役続行を希望して「他球団に行きます」と即答。最終的に74試合で打率.207、0本塁打、4打点とプロ入り後最低の成績に終わり、退団した。シーズン終了後は代理人を立て、出場機会の確保などを条件に複数球団と交渉していた。

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日本シリーズ11・21開幕濃厚、CSも開催で11月中の終了目指す[サンスポ]

新型コロナウイルスの感染拡大で公式戦開幕を20日から延期した日本野球機構(NPB)と12球団は12日、東京都内で代表者会議を開き、4月10日以降に開幕する複数のパターンを想定して日程再編を進めることを決めた。まず、11月7日に開幕予定だった日本シリーズを同21日の開幕に確定させる方向で意見が一致。レギュラーシーズン143試合に加え、クライマックスシリーズ(CS)と日本シリーズの日程を繰り下げて11月中の終了を目指す。

公式戦開幕が最も早くても4月10日になることが正式に決まった。斉藤惇コミッショナーは「ファンの最大の関心は、いつスタートできるのか、条件は何かだと思う。事態が流動的で確定的に申し上げることはできない」とした上で、レギュラーシーズン143試合、CS、日本シリーズの全日程を11月中に終了する日程を目指していることを明かした。

この日、まず12球団で合意したのが日本シリーズ第1戦を11月7日から同21日に繰り下げることだった。選手が球団との契約に基づいて働く期間は11月末まで。第8戦までもつれても月内に決着できるギリギリの日程で確定させ、逆算する形で新たな日程を組みやすくするための措置だ。仮に同30日ならシリーズ史上最も遅い決着となる。

ただ、神宮球場では同20日から高校と大学の明治神宮大会、東京ドームでは同22日から社会人の都市対抗大会、ナゴヤドームでも同28、29日に音楽イベントが開催される。これらを本拠地とする球団が勝ち上がった場合は、主催するNPBが代替地を用意する方向。沖縄セルラースタジアム那覇など複数の球場が候補に挙がっている。

公式戦の開幕日は4月17、24日に延びる可能性もある。CS、日本シリーズを開催するための開幕日のデッドラインについて、斉藤コミッショナーは「計算の上では4月24日くらい」とした。

当初からCSを中止にする案もあったが、前日11日の営業担当者会議で開催を求める声が多く挙がったことなどから開催期間を確保する方針に。開幕が現時点で最も遅い想定の4月24日までずれ込んだ場合には、公式戦でのダブルヘッダー開催やCSの試合数削減などで対応する。

斉藤コミッショナーは、無観客試合での開幕については「考えない前提」と改めて強調した。Jリーグとの第4回新型コロナウイルス対策連絡会議、次回の12球団代表者会議は今月23日。19日頃には政府が専門家会議による新たな見解を公表する予定で、その内容も決定に大きく影響しそうだ。

4月24日開幕の場合のCS、日本シリーズ開催についてDeNA・三原球団代表(セ・リーグ理事長)
「ラフなシミュレーションをやっていただいた中だと物理的には可能だとなっているけど、実際に運用上それが可能なのかというところは、しっかり見ていかないといけない。」
中日・加藤球団代表
「現時点ではいつ開幕した方がいいというのは難しい。色んなパターンで開幕日を設定し、それに向けたスケジューリングをする。(練習試合は)当該球団の話し合いで3連戦を2つや1つにしてもいい。ナイターをデーゲームにしてもいい。」
日本ハム・川村球団社長
「予備日がほとんどなくなる。143試合にこだわるのか、もう1回議論しないといけない。」

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OP戦は15日まで、20日以降は練習試合、新型コロナ感染拡大[サンスポ]

新型コロナウイルスの感染拡大で公式戦開幕を20日から延期した日本野球機構(NPB)と12球団は12日、東京都内で代表者会議を開き、4月10日以降に開幕する複数のパターンを想定して日程再編を進めることを決めた。

オープン戦は15日に全日程が終了。当初の開幕日だった20日以降、12球団は公式戦で組まれていたカードで無観客の練習試合を行う。ただし、長時間の移動に伴う感染リスクを考慮し、3連戦全て行うかどうかや使用球場、試合開始時間などは当該球団同士で話し合って決める。

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プロ野球、開幕延期で日本シリーズは代替球場で開催も[サンスポ]

プロ野球の12球団代表者会議が12日、東京都内で行われた。4月10日以降の開幕に向けた複数の日程パターンを協議。日程を後ろ倒ししながらも、日本シリーズ、クライマックスシリーズ(CS)を開催する方向でまとまっている。

当初の予定では日本シリーズは11月7日開幕(15日に第7戦)に組まれていたが、開幕延期により日程を消化できるのは11月末の見込みだという。その場合、他のイベントなどで球場が使用されている可能性もあるが、パ・リーグの横田理事長は「各球場事情を確認しています。それが最悪、本拠地開催でなくても日本シリーズをやるということで12球団で合意が取れている。どこの球場にかかわらず、日本シリーズはやりましょうということです」といかなる状況でも開催する方向であることを説明した。

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プロ野球、4月10日以降の開幕を見据えて日程編成[サンスポ]

新型コロナウイルスの感染拡大によりセ、パ両リーグの公式戦開幕が延期となったことを受け、日本野球機構(NPB)と12球団は12日、東京都内で代表者会議を開き、新たな日程を協議した。開幕日はいずれも金曜日の4月10、17、24日を想定。レギュラーシーズン143試合に加え、クライマックスシリーズ(CS)と日本シリーズまで11月中の終了を目指す。11月7日に開幕の予定だった日本シリーズは同21日の開幕に繰り下げる。

11月中にポストシーズンまで消化するための開幕日のデッドラインについて、斉藤惇コミッショナー(80)は「計算の上では4月24日くらい」とし、金曜日の開催にこだわらず、CSの開催方法の変更の可能性も示唆した。

3月19日頃に予定される政府の専門家会議による見解を踏まえ、NPBは23日にJリーグと連携して専門家チームから意見を聞く第4回新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。その後、12球団代表者会議であらためて開幕日と日程について協議する。

今月15日にオープン戦の全日程が終了した後は、公式戦が組まれていたカードで、無観客の練習試合を行う。ただし、移動の際などの感染リスクを考慮し、使用球場や開始時間などは当該球団で話し合って決める。

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NPBとJリーグ、対策連絡会議で専門家チームが最終答申提言[サンスポ]

日本野球機構(NPB)とJリーグが新型コロナウイルスの感染拡大に対応するために連携した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第3回会議が12日、東京都内で開かれ、賀来満夫・東北医科薬科大特任教授を座長とする3人の専門家チームから、最終答申となる提言が出された。

「対策は個人予防、集団予防、社会予防の3つの見地から考える必要がある。何よりも重要なのは、選手・コーチ・監督・スタッフが発熱・せき・倦怠感などの症状を認めたら休む勇気を持つこと、観客も感染にあたっては発熱・せき・倦怠感などの症状を認めた場合にはスタジアムに行かないという文化を構成すること」を基本方針に、対策を考える上での重要事項、選手・関係者への対応、観客への対応などが具体的に示された。他の競技団体でも活用できるものとして、NPB、Jリーグともに、ホームページなどで公開する予定。

シーズン143試合制の維持を最優先とするNPBは午後に12球団代表者会議を開き、4月各週の金曜日(3、10、17、24日)に開幕するパターンを想定し、日本シリーズを含む全日程を11月末までに終えることを目指した日程などについて協議する。

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ロッテ・鳥谷17日初陣、開幕延期で1軍スタートもあるぞ![スポニチ]

昨年限りで阪神を退団し、ロッテに新加入した鳥谷が17日の巨人2軍との練習試合(ロッテ浦和)で新天地デビューを果たすことが濃厚となった。この日から2軍の全体練習に合流。「打撃はできなかったけど、ノックを受けたり、ランニングもできた」と語った。

視察した井口監督は「来週から少しずつ実戦に出てほしい」と明言。通算2085安打を誇るが昨年10月13日のCS巨人戦を最後に実戦から遠ざかる。それでも開幕延期となったことで調整の時間が生まれただけに、指揮官も開幕1軍の可能性を消してはいない。

イースタン教育リーグ楽天戦に背番号00のユニホームを着てベンチに入った鳥谷は「その(17日)あたりから試合に出してもらえれば」。経験のない一塁用ミットも発注済み。チームに身をささげる。

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ロッテ・鳥谷が2軍初合流、「試合の雰囲気に慣れたい」教育リーグでベンチ入り[スポニチ]

昨オフ、阪神を自由契約となり、ロッテに移籍した鳥谷敬内野手(38)が12日、ロッテ浦和で2軍の全体練習に初合流した。「実際にグラウンドでノックを受けたり、打撃はしなかったけれど、ランニングしたりできた」と二塁、遊撃の守備位置についてノックを受けるなど、精力的に体を動かした。

イースタン教育リーグの楽天戦にも「試合の雰囲気に慣れたい」との意向から、00番のユニホームを着て早速、ベンチ入り。視察した井口監督も「来週あたりから少しずつ実戦に入っていってもらう」と今後の見通しを明かした。

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ロッテ朗希「ぜひボクのシールをゲットして」、ビックリマンプロ野球チョコ発売[スポニチ]

ロッテのドラフト1位ルーキー・佐々木朗希選手(18=大船渡)のシールも入っている、ロッテ本社の新製品「ビックリマンプロ野球チョコ」が3月17日に関東甲信越・静岡で先行発売することになった。ウエハースチョコで、ビックリマンイラストレーター描き下ろし景品シールはエンボスメタルシール全22種類が1枚ランダムに入っている。

基本的にはビックリマンのキャラクターの野球バージョンで、現役選手はレアードと佐々木朗のみ。OBは里崎智也氏が登場。佐々木朗は「本当にシールになると思いませんでした。実際にシールを見て実感が湧きました!22種類あるのでなかなか当たらないと思いますが、ぜひボクのシールをゲットしてください(笑)」とコメントしている。

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NPBとJ、応援感染リスクをランク分け「高」はビッグフラッグ、ジェット風船…[スポニチ]

[感染リスク 高]
[感染リスク 中]
[感染リスク 要検討]
[専門家チームが掲げたプロ野球、Jリーグ観客のコロナ感染対策]
観客に生じる感染リスク
  • 不特定多数が集まるマスギャザリング
  • 遭遇、接触
  • 濃厚接触状態
観客に対する感染予防策
  • 発熱、せき、倦怠感、咽頭痛な どがある場合に観戦をご遠慮いただく
  • 心臓などに基礎疾患がある場合も同様
  • 流行国から帰国者の制限
  • 入場時の濃厚接触を減らす工夫
  • サーモメーター等で入場時の検温
  • マスク着用呼び掛け
  • 観戦時の濃厚接触減らす工夫
  • 移動制限
  • 合唱、鳴り物応援スタイル変更、ハイタッチ等の接触の禁止
  • 場内でのアルコール飲料販売の抑制
  • 手指消毒剤設置
  • 接触のあるファンサービス
  • ドーム内の空調管理
  • 流行時には無観客、延期も含めて専門家、チーム、アドバイザーと相談
観客から感染者が出た時の対応
  • 周囲に座った人を特定できる工夫
  • 感染者座席の公表
  • 専門家チーム、アドバイザーによる対応
  • マスコミ対応

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チームから1人陽性発生した場合、個々のケースで対応へ[スポニチ]

会議ではチームから1人感染者が発生した場合についても議論された。

賀来座長は「陽性者が1人出たら全員自宅待機になるかについては個々のケースで考えていこうという結論。感染が広がらないようにするのが大前提。その上でバックアップすることを考えていきたい」。今後の試合即中止とかパニックに陥るのではなく、シャワーの時間差活用など予防策に努めることが重要とした。

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プロ野球4.24開幕ならCS短縮案、ファーストSは1試合、ファイナルSは4試合[スポニチ]

プロ野球の12球団代表者会議が12日に行われ、4月10日以降に開幕する複数のパターンを想定し日程再編することを決めた。日本シリーズは当初の11月7日から同21日開幕に繰り下げ、本拠球場以外の開催も選択肢とする。最速の10日開幕ならば全日程を消化できるが、最も遅い想定の24日開幕の場合は、クライマックスシリーズ(CS)の短縮を余儀なくされる。斉藤惇コミッショナーは「10日ならそのまま。24日の場合は色々と変わる。短縮するとか、CSをいじるとか」と語った。

CSの短縮案では現行3試合のファーストステージを1試合、同6試合のファイナルステージを4試合などとする案が挙がっている。開幕候補は金曜日を前提に10、17、24日が挙がっていたが、火曜日の14、21日も新たに候補に加え検討する。10日開幕以外であれば何らかの短縮がCSに加えられる可能性は高まっている。

「24日を越えると相当無理が出る。五輪中断期間を使うとか。ただこれもウイルスの状況が悪化していけばまた違う話」と斉藤コミッショナーは状況次第では、24日より後ろに開幕がずれ込むことにも含みを持たせた。次回は23日に第4回の新型コロナウイルス対策連絡会議を開き、同日に12球団代表者会議を行う。「23日に(開幕日を)1日に決められるかは流動的」とメドが出せるかは不透明なまま。情勢を見極めながら、慎重に議論を重ねる。

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パ・リーグ横田理事長、日程消化へ「ダブルヘッダーやむなしで議論」[スポニチ]

感染終息の兆しがなく、斉藤コミッショナーは4月24日よりも開幕がずれ込む可能性を完全否定はできなかったが、パ・リーグの横田理事長は「パ・リーグはダブルヘッダーやむなしで議論している」と日程消化への意欲を示した。

この日は東京五輪の中断期間(7月21日〜8月13日)の試合開催は議論されなかったが、8月8日の決勝以降の9〜13日の利用も選択肢の1つつ。現時点で無観客試合は想定していない。

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20日からの練習試合は原則として無観客「選手、ファンの方々を守るのが何よりも重要」[スポニチ]

延期前の開幕予定だった3月20日から公式戦として組まれていたカードは原則としてそのまま無観客の練習試合として行う基本方針が確認された。細かな開催要項は当該球団同士の話し合いで変更できるよう柔軟性を持たせた。開催球場や開始時間、1カードの試合数などは、選手への負担や移動などを考慮され運用される。

地域別本拠地では日本ハムの札幌、中日の名古屋は他に比べ感染者が多いが「北海道、名古屋の問題は踏み込んで話していない」とパ・リーグ理事長の横田昭作氏(オリックス)。楽天の立花陽三球団社長は「選手の体調、移動リスクを考えるのが第一」と長距離移動による感染リスクの拡大も考慮する必要性を指摘し、開幕を含めて日程に注目が集まる現状に「選手、ファンの方々を守るのが何よりも重要」と警鐘を鳴らした。

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NPB・Jリーグ対策連絡会議、「チームから感染者発生も、個々のケース見極め」[スポニチ]

「新型コロナウイルス対策連絡会議」では、チームから1人感染者が発生した場合でも全試合即中止ではなく、個々のケースを見極めつつ、それ以上の感染者を出さないことが大前提と提言された。

賀来満夫座長(東北医科薬科大学医学部感染症学教室特任教授)は「選手1人に陽性が出た場合でも、その選手が自宅待機し、他のスタッフがPCR検査を受けるとか、しっかりチェックしてそれ以上の感染者が出ないように努めることが大前提。その上で濃厚接触とか個々のケースをしっかり見極めながら、バックアップすることを考えて行きたい」と話した。

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NPB・Jリーグ対策会議提言、「啓発、資機材確保、環境整備にあと数週間」の見解 応援スタイルにも言及[スポニチ]

日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」は12日、都内で会見を開き、提言をまとめた。

観客を入れての開催については「1日の感染者の増加数や感染経路が特定できない感染者の実数などのデータが安定することが大変重要。現状を見ると、啓発、資機材の確保や環境整備にあと数週間程度の時間が必要」と言及。専門家チームとしては「感染対策のために必要な資機材が確保され、環境清掃などの準備が整うことを前提に開催の適否を判断されることが望ましい」とした。

提言は8ページに渡ってまとめられた。

観客に対する感染予防策についても触れられ、応援スタイルのリスク評価例も記載された。感染リスクが高いものとして、ジェット風船、肩組みや飛び跳ねなど集団で動きの伴う応援、指笛や鳴り物、ビッグフラッグの使用、大声での応援などが挙げられた。

また、スタジアム内でのアルコール販売も制限や空調管理、消毒剤の設置にもふれたほか、発熱、咳、倦怠感、咽頭痛などが見られる場合は来場を避けたり、スタジアム内のマスク着用呼びかけなどが予防策として挙げられた。

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鳥谷敬、17日2軍巨人戦出場も、井口監督「しっかり動けている」[報知]

ロッテに新加入した元阪神の鳥谷敬内野手(38)が、17日の2軍の巨人戦(ロッテ浦和)に出場する可能性が12日、浮上した。ロッテ浦和球場を訪れた井口監督は「しっかり動けている。来週あたりから実戦に入ると聞いてる。1日でも早く感覚を戻してもらえたら」と17日の実戦デビューを示唆した。14、15日の日本ハム戦(鎌ケ谷)は浦和に残留して調整を続ける予定だ。

鳥谷はこの日、2軍の練習に初合流。「1番はグラウンドでできたこと。試合の雰囲気とかを感じながら練習できた」。井口監督も見守る中で二塁、遊撃の位置でのノックや走塁練習をこなし、約5か月のブランクを感じさせない軽快な動きを披露。新ユニホームに初めて袖を通したものの上着は脱がなかったが「若い選手が多いので、色んな話をしながら選手の特徴を感じていきたい」と意気込んだ。

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佐々木朗希「僕をゲットしてください」…「ビックリマンプロ野球チョコ」3月17日から関東甲信越・静岡で先行発売[報知]

ロッテが12日、株式会社ロッテの新製品『ビックリマンプロ野球チョコ』が3月17日から関東甲信越・静岡にて先行発売すると発表した。

価格はオープン価格(想定小売価格は80円、税抜き)で、同商品はサクサク食感が特徴のウエハースチョコ。ビックリマンイラストレーター描き下ろし景品シールはエンボスメタルシール全22種類が1枚ランダムに入っている。

基本的にはビックリマンキャラクターの野球バージョンで、現役選手はレアード内野手(32)とドラフト1位ルーキー・佐々木朗希投手(18)のみ。OBでは里崎智也氏が登場する。

佐々木朗は「本当にシールになると思いませんでした。実際にシールを見て実感が湧きました!22種類あるのでなかなか当たらないと思いますが、ぜひ僕のシールをゲットしてください(笑)」と嬉しそうにコメントした。

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鳥谷2軍に初合流し本格始動、新天地で再出発[報知]

ロッテに新加入した元阪神の鳥谷敬内野手(38)が12日、ロッテ浦和球場で初めて2軍の練習に合流した。

最初の円陣で鳥谷が挨拶。すると選手から拍手が起こり、そのまま練習へと入った。井口監督も見守る前でキャッチボールや二塁、遊撃の位置でのノック、走塁練習などをこなした。

約5ヶ月間実戦から離れ、春季キャンプも行っていないが「(球団が)決まったときにすぐ動けるように準備はしてきた」と前日の取材で話したように軽快な動きを見せていた。

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球場でビールも飲めない…酔って大声出し感染拡大、専門家チーム販売抑制を提言[報知]

球場でビールが飲めなくなる?プロ野球とJリーグの第3回「新型コロナウイルス対策連絡会議」で12日、専門家チームが場内のアルコール飲料販売抑制を提言した。酔っ払った観客が大声を出すと飛沫感染のリスクが高まるためだという。野球観戦の醍醐味はどうなるのか。専門家からは複数のプランが示された。

(1)限定販売
観客席でのビール販売を全面的にやめて売店販売のみにする。
(2)制限販売
ビールなどアルコール飲料の購入量そのものに制限をかける。
(3)人員削減
観客席でビールを売る販売員の数を削減して少人数で販売する。

これらの提言をもとに、詳細は各球団、球場に委ねられる。いずれにしろ、専門家は「これらの措置によって長時間飲酒を続ける観客を減らす案を検討するべき。当面の間、アルコール飲料の販売取りやめを選択する案もある」とした。

野球場でのビール販売はメーカー側からすれば、かき入れ時。「売り子」の削減となれば、売り上げや販売員の仕事、給与にも影響してくる難しい問題だ。ある球団幹部は「ビールの売り子さんをものすごく減らすとか、そうとう大胆なことをやらないと、観客への責任は負えなくなる」とし、立ち見席を設けないプランも検討するとした。

アルコールのある、なしに関係なく大声を出すことが感染拡大のリスクにつながると専門家は指摘。応援スタイルの見直しは必至な状況だ。NPBの斉藤コミッショナーが「国難」という非常事態。ビールなしの静かな野球観戦も覚悟しないといけないようだ。

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プロ野球開幕、4月24日ならCS短縮…98年以来のダブルヘッダーも[報知]

斉藤コミッショナーは開幕日次第でCSを短縮して開催する可能性を示した。想定している最も遅い開幕日の4月24日を例に挙げ「24日(開幕)の場合は短縮するとか、色々と変形も入ってくる。少し工夫はあるかもしれませんが、CSはやるという計算です」と説明した。

現行のCSでは第1ステージ(S)が3試合制、最終Sが6試合制(優勝球団に1勝のアドバンテージ)だが、試合数を削減して対応する可能性がある。また「ダブルヘッダーも入るかもしれない」と、公式戦の消化次第では98年以来となるダブルヘッダー開催の可能性も明かした。

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プロ野球生観戦、感染リスク3分類…ジェット風船は?熱男は?どすこいは?[報知]

日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)による「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第3回会議が12日、都内で行われ、専門家の提言として具体的な応援行為の禁止が盛り込まれた。広島のスクワット応援が「感染リスク高」に指定されたほか、巨人・パーラの“シャークダンス”まで要検討対象となった。また、12球団は直後の代表者会議で最短開幕日を4月10日とする複数の日程案を協議。日本シリーズ(S)の日程を11月末にずらし、クライマックスシリーズ(CS)を含めて開催する方向となった。

2020年のプロ野球は、異質な静寂の中で幕を開ける。Jリーグと合同の第3回対策連絡会議。専門家チームから受理した感染症対策の提言書には、ファンを守る術が列記されていた。観客に対する予防策として、応援歌の合唱や鳴り物を使用する応援スタイルの変更とハイタッチの禁止が盛り込まれ、具体的な応援行為がリスクごとに分類されていた。

「リスク高」に分類されたのは、広島のスクワット応援やDeNAの守護神・山崎が登場する際の“ヤスアキ・ジャンプ”。接触感染リスクを伴う名物応援に加え、飛沫感染リスクがあるとして鳴り物や観客同士のハイタッチも挙げられた。拍手や通常の声援でさえ「感染リスク中」。なるべく自粛するよう促された。さらには、巨人の応援スタイルといえるタオル回し、果ては新外国人・パーラの両手を上下に合わせるシャークダンスまで「感染リスク要検討」に“指定”された。

専門家チームの賀来座長は「ゼロリスクはあり得ない中で、どれだけリスクを下げていけるかが重要」と強調。NPBの井原事務局長は「必ず守らないといけない提言。応援団にも啓発させていただく」と重く受け止めた。感染リスクの高い応援行為の自粛が事実上、開幕の条件となった。

専門家チームからリアルな提言を受け、12球団は代表者会議を開催。斉藤コミッショナーは「事態が流動的なために一定の日にちだけを確定的には言えない」として、開幕日の候補を複数挙げて日程案を協議した。開幕の候補日は最短4月10日で、最も遅い想定は同24日。14日など火曜日も検討対象とした。当初11月7日開幕予定だった日本Sを21日開幕に遅らせることで、延期分の公式戦をカバー。本拠地以外の球場での日本S開催も視野に入れ、CSを含めて11月末日までに全日程消化を目指す。

ウイルスとの先の見えない闘いの中、最善を尽くしてシーズンを迎えられるのか。「選手、観客、そして日本の野球・サッカー文化を守る決断と実行を」と結んだ提言に対し、巨人の今村球団社長は「先生方がおっしゃったことを100%実現するように努力する」と約束した。鳴り物は禁止され、大歓声が沸くこともない。開幕を祈り、選手、球団、ファンがそれぞれに犠牲を払い、静けさに包まれるであろうオープニングゲームに備える。

◇具体的な応援スタイルの提言

感染リスク高
ジェット風船応援→×(飛沫感染リスク)
肩組み、飛びはねなど集団での動きの伴う応援→×(接触感染リスク)
立ったり座ったりを繰り返す集団での動きの伴う応援→×(接触感染リスク)
指笛の応援→×(飛沫感染リスク)
トランペット・ホイッスル等の鳴り物応援→×(飛沫感染リスク)
メガホンを打ち鳴らしながらの声援(自然に歓声が大きくなる)→×(飛沫感染リスク)
ビッグフラッグ応援(旗の下で多数が密集状態で旗を動かす)→×(接触感染リスク)
ビッグプレー、ファインプレー等での観客のハイタッチ→×(接触感染リスク)
両手をメガホン代わりにした大声での声援、応援→×(飛沫感染リスク)
フラッグ応援(多数が新聞紙大の手旗を振る)→×(接触感染リスク)
感染リスク中
応援団による声の指揮による歌唱+拍手応援→▲(自席で手をたたき歌う程度)
応援団の太鼓による声援、拍手→▲
プレーの度の拍手や通常の声援(両手をメガホン代わりに使わない)→▲
感染リスク要検討
サメダンス応援(両手の手のひらを上下に合わせる)
応援タオルを回す、応援タオルを横に広げて左右に振る

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プロ野球の開幕は4月10日以降に[報知]

プロ野球の12球団代表者会議が12日、都内で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月20日に予定されていたプロ野球の公式戦開幕が延期されることが9日に決まっていたが、この日の会議後、斉藤惇コミッショナー(80)は「事態が流動的なために一定の日にちだけを確定的に申し上げることは今の段階では出来ない」としながらも「4月10日以降の複数の日程でシュミレーションをするということを営業担当に指示することで合意した」と明かした。金曜日開催や火曜日開催も含めて今後の情勢を見て決めていくことになる。

また会見では「日本シリーズは11月ギリギリまで伸ばすことも含めた日程変更になる」とも話し、日本シリーズの日程をずらすことでCSを含めて全日程の消化を目指すことになりそうだ。

開幕までの期間は当初予定されていたカードで練習試合を行う予定。当該チーム同士で球場、時間、カードで行う試合数なども決めることになる。

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NPBとJリーグが設立した新型コロナ対策連絡会議で専門家チームから8ページの提言書…感染リスク要検討に「サメダンス」「タオル回し」も[報知]

日本野球機構(NPB)とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第3回会議が12日、都内で行われた。

専門家チームからNPB・Jリーグにおける新型コロナウイルス感染症対策の8ページの提言書が配布された。

対策を考える上での重要事項として

(1)
基本方針
(2)
対策を考える上での重要事項
(3)
選手・関係者への対応

などが詳細に明記され、

(4)
観客の皆様への対応
(5)
応援団、サポーターとの連携・協力
(6)
観客の入場を前提とした試合開催

についての6項目について詳細に記載。

その中で(4)観客の皆様への対応の中の2「野球・サッカー観戦の観客に対する感染予防策」の1つとして、応援歌合唱、鳴り物使用の応援スタイルの変更と観客同士のハイタッチ等接触の禁止が明記され、応援スタイルのリスク評価例が記載された。

感染リスク高
ジェット風船応援→×(飛沫感染リスク)
肩組み、飛びはねなど集団での動きの伴う応援→×(接触感染リスク)
立ったり座ったりを繰り返す集団での動きの伴う応援→×(接触感染リスク)
指笛の応援→×(飛沫感染リスク)
トランペット・ホイッスル等の鳴り物応援→×(飛沫感染リスク)
メガホンを打ち鳴らしながらの声援(自然に歓声が大きくなる)→×(飛沫感染リスク)
ビッグフラッグ応援(旗の下で多数が密集状態で旗を動かす)→×(接触感染リスク)
ビッグプレー、ファインプレー等での観客のハイタッチ→×(接触感染リスク)
両手をメガホン代わりにした大声での声援、応援→×(飛沫感染リスク)
フラッグ応援(多数が新聞紙大の手旗を振る)→×(接触感染リスク)
感染リスク中
応援団による声の指揮による歌唱+拍手応援→▲(自席で手をたたき歌う程度)
応援団の太鼓による声援、拍手→▲
プレーの度の拍手や通常の声援(両手をメガホン代わりに使わない)→▲
感染リスク要検討
サメダンス応援(両手の手のひらを上下に合わせる)
応援タオルを回す、応援タオルを横に広げて左右に振る

上記のように具体的な応援スタイルについての提言なども記載された。

提言書については今後、NPBとJリーグのホームページ等でも掲載される。

プロ野球は第2回会議で専門家チームから「開催延期が望ましい」という見解が示され、直後に12球団代表者会議を招集。全会一致で「3・20」からの延期を決定。4月開幕を目指し、日程確保に向けて日本シリーズを遅らせる案も検討されている。

また、Jリーグは9日にリーグ戦の中断期間を延長し、4月3日の再開を目指す方針を固めている。

◇新型コロナウイルス対策会議構成メンバー(29人)

専門家チーム(3人)
賀来満夫(東北医科薬科大学医学部感染症学教室特任教授)
三鴨廣繁(愛知医科大学大学院医学研究科臨床感染症学教授)
舘田一博(東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授)
NPB(13人)
斉藤惇コミッショナー
12球団代表者12人
Jリーグ(13人)
村井満チェアマン
反町康治特任理事
播戸竜二特任理事
理事7人
日本サッカー協会3人

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球場でビールが飲めなくなる?新型コロナ対策連絡会議で専門家、アルコール販売の抑制を提言[報知]

日本野球機構(NPB)とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第3回会議が12日、都内で行われた。

専門家チームからNPB・Jリーグにおける新型コロナウイルス感染症対策の8ページの提言書が配布された。

その中で専門家は、感染拡大のリスク管理の1つとして、スタジアム内でのアルコール飲料販売の抑制を提言。「例えば、観客席でのビール販売を全面的にやめて売店での販売に限定する。ビールなどアルコール飲料の購入量そのものを制限する。観客席でビールを売る販売員の数を削減する、といった措置によって長時間飲酒を続ける観客を減らす案を検討すべき。当面の間、アルコール販売の取りやめを選択する案もある」とした。

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NPBとJリーグが設立した第3回新型コロナ対策連絡会議で専門家チームから8ページの提言書…感染リスク要検討の1つにサメダンス応援も[報知]

日本野球機構(NPB)とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第3回会議が12日、都内で行われた。

専門家チームからNPB・Jリーグにおける新型コロナウイルス感染症対策の8ページの提言書が配布された。

対策を考える上での重要事項として、観客の皆様への対応の野球・サッカー観戦の観客に対する感染予防策として、応援歌合唱、鳴り物使用の応援スタイルの変更と観客同士のハイタッチ等接触の禁止が明記。応援スタイルのリスク評価例が記載され、感染リスクが高い順番にジェット風船の応援などが記載され、感染リスク要検討にはサメダンス応援(両手の手のひら上下に合わせる)や応援タオルを回す、応援タオルを横に広げて左右に振るなど詳細に記載された。

プロ野球は第2回会議で専門家チームから「開催延期が望ましい」という見解が示され、直後に12球団代表者会議を招集。全会一致で「3・20」からの延期を決定。4月開幕を目指し、日程確保に向けて日本シリーズを遅らせる案も検討されている。

また、Jリーグは9日にリーグ戦の中断期間を延長し、4月3日の再開を目指す方針を固めている。

◇新型コロナウイルス対策会議構成メンバー(29人)

専門家チーム(3人)
賀来満夫(東北医科薬科大学医学部感染症学教室特任教授)
三鴨廣繁(愛知医科大学大学院医学研究科臨床感染症学教授)
舘田一博(東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授)
NPB(13人)
斉藤惇コミッショナー
12球団代表者12人
Jリーグ(13人)
村井満チェアマン
反町康治特任理事
播戸竜二特任理事
理事7人
日本サッカー協会3人

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ロッテ鳥谷、17日初陣!ファーストミットを発注、内野全ポジションに意欲[デイリー]

昨季限りで阪神を退団しロッテに移籍した鳥谷敬内野手(38)が12日、さいたま市のロッテ浦和球場での2軍全体練習に初合流。新天地での“実戦デビュー”は、17日の2軍練習試合・巨人戦(浦和)になる見通しだ。また内野の全ポジションを守るため、ファーストミットを発注したと明かした。

ハツラツと動いた。2軍全体練習に初合流。午前8時30分にグラウンドに登場し、円陣で挨拶をするとナインから拍手で迎えられた。練習では二塁、遊撃の守備を黙々とこなし、軽快に動いた。

「みんなで練習するのも遠ざかっていてグラウンドでやるのもだいぶ久しぶり。雰囲気を感じながら、しっかり練習できた」と満足そうに充実の1日を振り返った。

視察した井口監督も「しっかり動けている。(今後は)少しずつ実戦に入る」と明言した。17日には2軍の練習試合・巨人戦(浦和)で移籍後初めて実戦出場する見通しだ。春季キャンプに参加していない状況でも、体を仕上げてきた虎のレジェンド。今後は2軍での屋外打撃練習などを行い、感覚を取り戻して新天地での“デビュー戦”に臨む。

準備も抜かりはない。「内野は全部、守ってもらいたい」という井口監督の期待に応えるため、ファーストミットを発注した。阪神時代は本職の遊撃に加え二塁と三塁の経験もあるが、一塁はない。レギュラー取りを目指すベテランは「内野の全ポジションを守れる準備は、ずっとするつもりでした」と強い覚悟を示した。

この日は早速、背番号00のユニホームを着て教育リーグ・楽天戦でベンチ入りするなど精力的に動いた。「若い選手が多い。色んな話をしながら、選手の特徴を感じていけたら」。ロッテの一員になった百戦錬磨の男が、上々のスタートを切った。

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ロッテ・鳥谷「どうですか?」2軍練習初合流で00番新ユニホーム姿[デイリー]

昨季限りで阪神を退団しロッテに移籍した鳥谷敬内野手(38)が12日、ロッテ浦和球場での2軍の全体練習に初合流。練習では二遊間の守備などをこなした。早速、背番号00のユニホームを着てイースタン教育リーグ・楽天戦でベンチ入りするなど精力的に動いた。

「みんなで練習するのも遠ざかっていて、グラウンドでやるのもだいぶ久しぶり。雰囲気を感じながら、しっかり練習できた」と充実の表情を浮かべた。視察した井口監督は「しっかり動けている」と目を細め、「1日でも早く実戦感覚が戻ってくれれば」と期待した。

慣れ親しんだ縦じまではなく、ロッテのユニホームに袖を通した鳥谷。新天地のユニホームについて「自分はユニホームを着ているだけ。どういうものか分からない。逆にどうですか?」と“逆取材”して周囲を和ませるシーンも。「慣れだと思う。みんなの目に付くようにしっかりやっていきたい」と意気込みを示した。

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ロッテ、「ビックリマンプロ野球チョコ」先行発売、佐々木朗のシール当たるかも?[デイリー]

株式会社ロッテより新製品『ビックリマンプロ野球チョコ』が3月17日に関東甲信越・静岡で先行発売することが12日、正式に発表された。

オープン価格(想定小売価格80円 税抜き)で商品特長は、サクサク食感のウエハースチョコ。ビックリマンイラストレーター描き下ろし景品シールは、エンボスメタルシール全22種類が1枚ランダムに入っている。

ドラフト1位ルーキー佐々木朗希選手のシールもある。基本的にはビックリマンのキャラクターの野球バージョン。現役選手はレアードと佐々木朗のみ。OBは里崎智也氏が登場している。

佐々木朗は「本当にシールになると思いませんでした。実際にシールを見て実感が湧きました!22種類あるのでなかなか当たらないと思いますが、ぜひボクのシールをゲットしてください(笑)」とコメントした。

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ロッテ鳥谷が練習に参加、春季キャンプ不参加も「できることやってきた」[デイリー]

昨季限りで阪神を退団しロッテに新加入した鳥谷敬内野手(38)が12日、さいたま市のロッテ浦和球場で行われた練習に参加した。

円陣で挨拶をするとナインから拍手が起こった。二塁やショートの位置で守備練習、走塁練習もみっちりこなした。

鳥谷は春季キャンプに参加していないが、11日に「野球に関しても打つ、投げるはやってきましたし。当然、ピッチャーの球を見たり打ったりはできないので。それ以外で自分ができることは、しっかりやってきた」と話していた。その言葉通り、“ブランク”を感じさせない軽快な動きを披露した。

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プロ野球開幕は4・10以降へ、複数パターンを想定、4月下旬ならCS短縮も[デイリー]

日本野球機構(NPB)は12日、都内で臨時の12球団代表者会議を開き、4月10日以降に開幕する複数のパターンを想定し、日程再編を進めていくことで合意した。開幕延期に伴い、11月7日開幕の日本シリーズは、同21日開幕となることが基本線に。クライマックスシリーズ(CS)については開催を前提とするが、4月24日まで開幕がずれ込んだ場合は変形開催となる可能性が出てきた。

2011年以来9年ぶりとなる開幕延期決定から3日。12球団が新たな開幕日設定へ動き出す。Jリーグは4月3日の再開を目指すが、プロ野球の現時点での開幕候補日は10日。以降、4月中の火、金曜日を候補とし、複数のパターンを想定。現時点で最も遅い設定は4月24日となった。

今後は各球団の営業担当者がシミュレーションを重ねていく。会見に臨んだNPBの斉藤惇コミッショナー(80)は、23日に行われるJリーグと合同の「新型コロナウイルス対策連絡会議」を経て「できるだけ見通しが立てられたら」と希望を口にした。新たな開幕日については「現場から10日前までには連絡が欲しいということなので」と実施10日前までに発表する。

延期により削られた日程は、シーズンの1番最後に組み込まれる。ポストシーズンに影響が出ることを想定し、まずは日本シリーズを11月の最終週に開催することを基本線とした。同月下旬は東京ドームや神宮球場など、すでに球場が埋まっているケースもあるが、その場合は本拠地以外で開催することで12球団が合意した。

一方、CSについては開幕日によって開催方法が流動的となる。中止は想定されていないが、仮に4月下旬の開幕となった場合、斉藤コミッショナーは「色々変形が入ってくる。少しいじらないといけないとか、色々出てくるかも」と、変則となる可能性を示唆した。

その場合、考えられるのはCS日程の短縮となる。現在はセ・パともにファーストSが3試合。ファイナルSは1位チームに1勝のアドバンテージを与えての6試合。これを両ステージ、もしくは片方のステージの試合を減らし、1日でも長く空き日を確保する選択肢はありそうだ。

大前提はレギュラーシーズン143試合を全うし、ポストシーズンも例年通りに行うこと。「状況を慎重に見極めながら進めていく」(同コミッショナー)と、感染拡大の動向を見極めながら、球界全体で最善の日程を探っていく。

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プロ野球3・20以降は公式戦カードに沿って練習試合を実施[デイリー]

日本野球機構(NPB)は12日、都内で臨時の12球団代表者会議を開き、4月10日以降に開幕する複数のパターンを想定し、日程再編を進めていくことで合意した。開幕延期に伴い、11月7日開幕の日本シリーズは、同21日開幕となることが基本線に。クライマックスシリーズ(CS)については開催を前提とするが、4月24日まで開幕がずれ込んだ場合は変形開催となる可能性が出てきた。

当初の開幕予定日だった3月20日以降の日程については、すでに組まれていた公式戦カードに沿って練習試合を行うことになった。

巨人・今村球団社長は「今の公式戦の部分を生かしながら、調整は当該球団で相談して決めていく」と説明。20日から組まれていたカードのまま練習試合とし、今後は当該球団同士で開催場所や開始時間を見直していく。

例えば楽天は20日に本拠地・楽天生命パーク宮城で開幕予定だったが、寒さという課題があった。楽天・立花球団社長は「それ(公式戦)でない以上、各球団と話し合って、よりよい日程を組んでいければ」と開催球場変更を模索していく。

さらに負担の大きい移動試合などを避けるために3連戦を2連戦にするなど、試合数についても話し合いで変更が可能となった。

「とにかく選手の環境とかリスクを下げることを第一に考える」と立花社長。各球団が選手の移動による感染リスクなどを考慮しながら、調整の場を確保していく形となる。

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プロ野球応援スタイル見直しも、対策確立へファンに理解求める[デイリー]

NPBとJリーグが合同で立ち上げた「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第3回会合が12日、都内で開かれ、3人で構成される専門家チームから同ウイルスの感染症対策についての提言書を受け取った。提言書は8ページにわたり、選手の対応や応援方法まで細かく記載された。

「第3回新型コロナウイルス対策連絡会議」での専門家チームからの提言を受け、プロ野球特有の応援方法も見直しが必要となった。

専門家から感染リスクが高いと指摘された応援スタイルには、ジェット風船、トランペットなどの鳴り物応援やメガホンを打ち鳴らしての応援から、広島のスクワット応援、西武などで見られるフラッグ応援など具体的な例も挙げられた。

また感染リスクが要検討とされた中には、巨人の新外国人・パーラの「サメダンス」、巨人などの応援タオルを回す、横に広げて左右に振るスタイルも指摘されていた。

NPB・井原事務局長が「必ず守らないといけない提言」と話すように、開幕へ踏み切るには開催球場での感染防止対策の確立が重要となり、開幕後はファンの応援に関しても感染のリスクとならない方法が求められる。

DeNA・三原球団代表は「何にしてもファンの人達や応援団に協力をしてもらわないとできないこと。そこは時間をかけて丁寧にやらないといけない」と、ファンの理解を求めていくとした。

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プロ野球、開幕は4月10日以降全日程の消化目指す[デイリー]

新型コロナウイルスの感染拡大で公式戦開幕を延期しているプロ野球は12日、東京都内で12球団代表者会議を開き、4月10日以降に開幕する複数のパターンを想定して日程再編を進めることを決めた。クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズを含めた全日程を11月までに実施することを目指す。

開幕日の候補には4月中の同一カード3連戦の初戦に当たる火曜日と金曜日が挙がっており、現段階で最も遅い想定は24日。斉藤惇コミッショナーは「事態が流動的なため、確定的に申し上げることはできない」と述べた。日本シリーズは11月21日開幕が有力。

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応援スタイル激変?NPBとJリーグ「長年培ってきた文化」と理解も…[デイリー]

プロ野球とJリーグが新型コロナウイルスの感染拡大に連携して対応するために設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第3回会議が12日、都内で行われた。

この日は公式戦を開幕、再開させた際に選手や監督、スタッフ、観客を守る視点から対策、対応を細かく議論。「日本野球機構・日本プロサッカーリーグにおける新型コロナウイルス感染症対策」として8ページに及ぶ提言書が配布された。

第2回の会議では専門家からの助言に対し、Jリーグは3月いっぱい公式戦の再開断念を決め、現時点で4月3日の再開を目指す方針。プロ野球も開幕延期を決め、斉藤コミッショナーは4月中の開催を目指すことを明言している。

この日、斉藤コミッショナーは「なかなか色んなことを用意しないといけない。物理的な資材、アルコール、サーモセンサーなど」とする一方で、「時間はかかるが不可能ではないと思っている」とも語った。

対応策は細かく明記され、応援に関しては「応援歌合唱、鳴り物使用の応援スタイルの変更と観客同士のハイタッチ等接触の禁止」を確認。日本の応援文化である鳴り物、メガホンやフラッグでの応援、巨人に加入したパーラの「サメダンス」も細かく要検討案件に指定された。

Jリーグの村井チェアマンは「選手やスタッフ、ファン、サポーターの1人1人に理解を深めていきたいとお願いすることは迅速に働きかけをしたい。応援スタイルは長年培ってきた文化もあるので、コミュニケーションをとっていきたい」と語った。

応援スタイルのリスク評価例は以下の通り。

[感染リスク高]
[感染リスク中]
[感染リスク要検討]

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プロ野球、現状の開幕“リミット”は4・24「それを超えると相当無理な…」[デイリー]

日本野球機構(NPB)は12日、都内で臨時の12球団代表会議を開催。新型コロナウイルスの感染拡大による開幕延期に伴う日程面の再編を協議し、新たな開幕日は4月10日以降の複数日程でシミュレーションしていくことで合意した。

シーズン143試合、CSも含めて全日程を消化する方針。4月10日であれば現行の予備日などを使うことで消化は可能とし、CSについても「ダブルヘッダーが入るかもしれないが、そういうところ(CS)はそのままです」とした。日本シリーズは11月末になる見通しだという。

最も遅いシュミレーションについて問われると「24日が最後。それを超えると相当無理な、オリンピックで空いているところを使わないといけない。ぎりぎり24日ですかね。これも状況が変わって、ウイルスの状況が悪化していけば違う話でしょうし、どれだけ準備できるかという問題もある」とした。

今後は23日に新型コロナウイルス対策連絡会議と、12球団代表者会議を開催。「現場の方からは(開幕の)10日前までに連絡がほしいということなので、考えないといけない」と語った。

プロ野球は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、9日の代表者会議で3月20日の開幕延期を決定した。

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プロ野球、開幕は4・10以降で複数案検討へ、日本Sは11月末開催も[デイリー]

日本野球機構(NPB)は12日、都内で臨時の12球団代表会議を開催。開幕延期に伴う日程面の再編などについて協議した。

斉藤コミッショナーは「事態が流動的なため、一定の日にちだけ確定的に申し上げることは今の段階でできないということで、開幕は4月10日以降の複数日程でシミュレーションしていくことを営業担当者に指示するということで合意した」と明言。続けて「日本シリーズは11月末ぎりぎりまで伸ばす可能性も含めた日程変更」と説明し、シーズン143試合、CSも含めて全日程を消化する方針をあらためて示した。

プロ野球は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、9日の代表者会議で3月20日の開幕を延期。斉藤惇コミッショナーは「遅くとも4月中には開幕できることを目指していく」としていた。

この日の午前中にはプロ野球とJリーグが設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第3回も行われ、シーズンを開幕させた場合の具体的な対応策を協議。斉藤コミッショナーは「明るい話題を提供するために最善の努力をしたい」と語っていた。

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プロ野球&J、規制退場や半券確保も呼びかけへ、専門家「ゼロリスクはありえない」[デイリー]

プロ野球とJリーグが新型コロナウイルスの感染拡大に連携して対応するために設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第3回会議が12日、都内で行われた。

公式戦を開幕、再開させた際に選手や監督、スタッフ、観客を守る視点から、専門家の指摘を受けながら対策、対応を細かく協議。「日本野球機構・日本プロサッカーリーグにおける新型コロナウイルス感染症対策」として8ページに及ぶ提言書が配布された。

感染予防策として入場時の体温チェック、マスク着用などを呼び掛けるほか「券種に基づいた規制退場による退場ゲートの混雑解消」などを明記。感染者が出た場合に備え、「どの席に座っていたか自分で確認できるよう半券の保管を呼びかける」「自由席・立ち見席のゾーンを細分化してプラカードなどで提示し、観客に自席をスマートフォンなどのカメラで記録するよう係員が呼びかける」なども挙げられた。

専門家チームの賀来満夫氏(東北医科薬科大学)は「感染症はゼロリスクはありえない。どれだけ下げるかが大事。この提言は非常に大事になると思います」と語った。

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[佐々木朗希 激球一閃]ありがたい地元の応援、1軍で投げている姿、早く見せたい[産経新聞]

千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希です。岩手県立大船渡高校からドラフト1位で入団をしました。1月の新人合同自主トレから始まり2月の沖縄・石垣島キャンプ。毎日、新しいことの連続でした。

地元を離れるのも初めてでしたし、沖縄に行くのも初めてでした。これまで国内では1番遠くて大阪。沖縄は2月なのに本当に暖かいなあと思いました。ホテルに着いたらフロントから海が見えました。とてもきれいで感動しました。

その後の高知、宮崎ももちろん初めてでした。練習も日々の生活も全てが新鮮でした。先輩選手たちの練習量と体力には驚きました。何よりもすごく大人に感じました。

2月28日には卒業式のため1度、大船渡に戻りました。約2ヶ月ぶりの故郷は何か不思議な感じがしました。

実家に着いたときの玄関の匂いが懐かしく、自分の部屋に入ったときは今までの日々が夢のように感じました。その日は目を閉じて開けたら朝という感覚でした。

卒業式では久しぶりにクラスメートやチームメート、先生方など色々な人と会えてよかったです。とてもリフレッシュができました。ニュースにもなりましたが、全校生徒の皆さんと教職員の方々にロッテのお菓子(コアラのマーチ)を1人1個、サプライズでプレゼントしました。

今までの感謝の思いとロッテを好きになって欲しいという気持ちからでした。

これをもって1つの区切りとして、これからはもう高校生ではないので1人の社会人として頑張っていかないといけないという気持ちです。

久しぶりに大船渡に帰って、地元のありがたみを感じることができました。ここはボクにとって1番の場所だと思いました。そして家族や応援してくださる多くの方のためにもプロでは充実した日々を過ごせるように努力をして、プロ野球選手として明るい話題を提供できる存在にならないといけないと誓いました。

2軍にいてはなかなか自分の姿を見せることはできません。だから、1日でも早く1軍に上がって投げている姿を地元の人達に見てもらいたいです。

今はようやくブルペンで本格的な投球練習を始めたばかりの段階ではありますが一歩一歩、しっかりとステップアップしていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
(月1回程度随時掲載)

佐々木朗希(ささき・ろうき)
平成13年11月3日生まれ、岩手県陸前高田市出身。23年に東日本大震災で被災し、同県大船渡市に移った。同県立大船渡高3年生だった31年4月に球速163キロをマーク。夏の岩手大会では花巻東高との決勝に登板せず敗れた。高校日本代表としてU18W杯に出場。190センチ、85キロ。右投げ右打ち。背番号17。

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