1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
巨人 | 1 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 2 | 0 | 3 | 11 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 遊 | 湯浅 | 3 | 0 | 0 |
遊 | 吉川大 | 2 | 0 | 0 | |
2 | 二 | 増田大 | 3 | 0 | 0 |
中 | 笠井 | 1 | 1 | 0 | |
3 | 中二 | 若林 | 3 | 3 | 1 |
4 | 一 | 北村 | 3 | 3 | 1 |
一 | 陽岱鋼 | 2 | 1 | 3 | |
5 | 左 | 石川 | 4 | 3 | 3 |
走左 | 加藤壮 | 1 | 0 | 0 | |
6 | 捕 | 炭谷 | 3 | 1 | 1 |
捕 | 田中貴 | 2 | 0 | 0 | |
7 | 三 | 山本 | 4 | 1 | 0 |
三 | 増田陸 | 0 | 0 | 0 | |
8 | 指 | ウレーニャ | 4 | 1 | 3 |
9 | 右 | 松原 | 4 | 1 | 0 |
計 | 40 | 15 | 11 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 左 | 荻野 | 3 | 0 | 0 |
右 | 平沢 | 0 | 0 | 0 | |
2 | 中 | 和田 | 3 | 1 | 2 |
3 | 遊 | 鳥谷 | 3 | 1 | 0 |
遊 | 三木 | 2 | 0 | 0 | |
4 | 三 | 安田 | 3 | 1 | 0 |
5 | 右左 | 菅野 | 4 | 1 | 0 |
走 | 高部 | 0 | 0 | 0 | |
左 | 三家 | 0 | 0 | 0 | |
6 | 二 | 西巻 | 3 | 1 | 1 |
7 | 一 | 香月 | 1 | 0 | 0 |
打一 | 細谷 | 2 | 0 | 0 | |
8 | 指 | 山口 | 4 | 1 | 0 |
9 | 捕 | 柿沼 | 3 | 0 | 0 |
打 | 高濱 | 0 | 0 | 0 | |
計 | 31 | 6 | 3 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
戸郷 | 5 | 4 | 2 |
巽 | 1 | 0 | 0 |
ラモス | 1 | 0 | 0 |
大江 | 1 | 2 | 1 |
堀岡 | 1 | 0 | 0 |
名前 | 回 | 安 | 責 |
---|---|---|---|
石川 | 6 | 9 | 5 |
森 | 1 | 2 | 1 |
原 | 1 | 1 | 0 |
土居 | 1 | 3 | 3 |
今季の日本シリーズを出場球団にかかわらず、ドーム球場で開催するプランが浮上していることが17日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で20日予定だったシーズン開幕が延期。日本野球機構(NPB)が4月中の新たな開幕日を検討しているが、日程確保のために11月7日からの日本シリーズを同21日にずらすことが有力。すでにイベントが入っている球場もあり、11月末までにシーズンを終えるには、天候に左右されないドーム開催で固定する案が出ているという。
東京ドームは同22日から都市対抗野球、ナゴヤドームも同28、29日とコンサートが入り、全てのドーム球場が使用できる訳ではない。また本拠地球場を確保できる球団はそこで開催し、できない場合は別球場で実施する案もある。
最短の開幕は4月10日。この日の12球団の営業担当者会議では10、14、17、21、24、28日の6パターンで想定し、日程を組んだ。ダブルヘッダーは行わずに消化できるが、五輪直後で空いていた8月11〜13日は1カード入る見込み。だが感染状況なども含めて、現状では10日実施は厳しい情勢とする球団が多い。次に有力な同17日だとCSの各ステージの試合数が短縮されることが決定的だ。
不死鳥が、新天地でよみがえった。ロッテ鳥谷敬内野手(38=阪神)が17日、2軍練習試合・巨人戦で入団後初めて実戦出場した。井口資仁監督(45)の希望で「3番遊撃」でスタメン出場し3打数1安打。5回でベンチへ下がった。
鳥谷は、18日からの2軍5連戦でも、内野でスタメン出場する。遊撃以外に、三塁や二塁でも起用される予定だ。
早ければ20日から、フル出場も視野に入る「4打席」の段階へと移行する。鳥谷は「開幕に合わせて、という立場じゃない」とするものの、月末に1軍合流する可能性もありそうだ。
不死鳥が、新天地でよみがえった。ロッテ鳥谷敬内野手(38=阪神)が17日、2軍練習試合・巨人戦で入団後初めて実戦出場した。井口資仁監督(45)の希望で「3番遊撃」でスタメン出場し3打数1安打。5回でベンチへ下がった。移籍からまだ1週間。それまで約5ヶ月間は自主練習のみだったが、走攻守にブランクを感じさせなかった。何よりも、前へ進もうとする姿は、野球ができる喜びに満ちあふれて見えた。
鳥谷が躍動した。5ヶ月ぶりの実戦、38歳のベテラン…そんな保険をかけた枕詞は必要ない。若手が奮闘する2軍でも、ひときわ目立つアグレッシブさ。「グラウンドに立っていることの喜びを感じながら試合をしてました」。約1時間半、土の香りを楽しんだ。
象徴的なシーンが、3回の初安打の時に生まれた。巨人戸郷の148キロ速球をレフト線へ流し、一塁を蹴った。その直前に左翼手がゴロを捕球したことを、鳥谷も知っていた。「タイミング的に難しいのは分かっていました」。それでも止まらず、二塁でタッチアウトになった。
狙いがあった。「自分の感覚と、実際に(外野手から)ボールが来たときの時間差や、スライディングした感覚とか、それをこなさないと」。今年はキャンプも経験できず、実戦感覚が球界の他のどの選手より遅れている現実はある。「無難に止まるよりは、どんどん行ってみて、積極的に行きすぎな方でやっていきたい」とも添えた。
その姿勢は、かつて二遊間を組んだ今岡2軍監督にとってもうれしいことだ。「阪神時代に背負っていた大きなものを1回外して、純粋に野球少年みたいに戻ってもらいたい」と願っている。ベテランの目の輝きは、必ず若手が見ている。入団1週間にして「間違いなく化学反応が起きています」と、早くも球団の期待通りになっている。
1人になった時間で、ますます大きくなった。「野球をできるありがたさは、そのままタイガースでやっていたら感じられなかったと思う」と、原点から見つめ直してきた。ベンチから遊撃のポジションへのダッシュは他の誰よりも早く、一目散に7秒弱。少年のように夢中で白球を追う先に、カクテルライトの舞台が待っている。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)の変化球動画が17日、球団公式YouTubeチャンネルで公開された。
最速163キロの速球がクローズアップされる一方で、スライダーやフォークの変化球も高校時代から高い評価を受けてきた。今回、15日に行われたナゴヤドームでのブルペン投球で、捕手斜め後方から撮影した動画が公開されている。
球団SNS担当者は「初ブルペン、そして初めて捕手を座らせてのブルペン。そして今回は変化球解禁と佐々木朗希選手のここまでの過程をカメラでしっかりと追いかけることができ、非常に大きな反響をいただいています」とした上で「今はスタジアムにファンの皆様がお越しになれない状況で非常につらい日々が続いていますので、今後もSNSを通じて色々な映像、画像を提供することができればと考えています」とコメントした。
ロッテに入団した鳥谷敬内野手(38=阪神)が17日、2軍練習試合・巨人戦(ロッテ浦和)で移籍デビュー戦に臨み、ロッテ初安打&好守で健在をアピールした。試合後は「1番はグラウンドに立って守備であったり打つことであったり、その場所に立っている喜びを感じながら試合をしていました」と力を込めた。
「3番遊撃」で先発。1回裏の1打席目は巨人戸郷の直球に押されて三邪飛に倒れたが、3回裏1死からの2打席目は戸郷の初球外角高め直球をライナーで左翼線へ。そのまま二塁を狙い、好返球の前にタッチアウトとなった。「基本的にはスライディングとかキャンプで出来ていない部分もある。試しながら多少は無理して行った感じにはなりましたけど」。5回2死ではフルカウントから見逃し三振に倒れた。
遊撃守備では3度のゴロを難なくさばいた。4回表の遊撃守備では先頭3番若林の三遊間への際どいゴロを流れるようにキャッチし、ジャンピングスローでアウトをもぎ取った。「ポジショニングであったり、自分の感覚で少しずつ動いたりしながらできた。そういう意味では1番長く守ったポジション。そこら辺の感覚を出しながらできた」。6回表の守備からベンチに退き、3打数1安打。「今までしっかり体を動かして、実戦でもできるんだと自分に言い聞かせながらやってきた。しっかり体を作った状態で来られた」と振り返った。
鳥谷は阪神16年目だった昨季、球団から“引退勧告”を受けたが、現役続行を選択。キャンプ不参加のまま自主トレを続け、3月にようやくロッテ入団が決まった。チーム合流日となった11日からわずか7日で早くも実戦に臨み、名球会選手の存在感を示した。
巨人炭谷銀仁朗捕手(32)が、ロッテ2軍との練習試合に出場し、ロッテに移籍した鳥谷との対戦を振り返った。
「印象は去年までと変わらないですね。選球眼もいいですし、狙い球とか、バットコントロールとか素晴らしいです」と話した。鳥谷は、1打席目は直球を三邪飛、2打席目は外角高めの直球を左前打、3打席目は見逃し三振だった。
ロッテに入団した鳥谷敬内野手(38=阪神)が17日、2軍練習試合・巨人戦(ロッテ浦和)で移籍デビュー戦に臨み、ロッテ初安打&好守で健在をアピールした。
「3番遊撃」で先発。1回裏の1打席目は巨人戸郷の直球に押されて三邪飛に倒れたが、3回裏1死からの2打席目は戸郷の初球高め直球をライナーで左翼線へ。そのまま二塁を狙い、好返球の前にタッチアウトとなった。5回2死ではフルカウントから見逃し三振に倒れた。
遊撃守備では3度のゴロを難なくさばいた。4回表の遊撃守備では先頭3番若林の三遊間への際どいゴロを流れるようにキャッチし、ジャンピングスローでアウトをもぎ取った。6回表の守備からベンチに退き、3打数1安打だった。
鳥谷は阪神16年目だった昨季、球団から“引退勧告”を受けたが、現役続行を選択。キャンプ不参加のまま自主トレを続け、3月にようやくロッテ入団が決まった。チーム合流日となった11日からわずか7日で早くも実戦に臨み、名球会選手の存在感を示した。
ロッテに入団した鳥谷敬内野手(38=阪神)が17日、2軍練習試合の巨人戦(ロッテ浦和)で「移籍デビュー戦」を迎えた。
試合開始予定は13時。試合前には「3番遊撃」での先発が発表された。
鳥谷は阪神16年目だった昨季、球団から“引退勧告”を受けたが、現役続行を選択。キャンプ不参加のまま自主トレを続け、3月にようやくロッテ入団が決まった。
チーム合流日となった11日からわずか7日で早くも実戦に臨む。
昨季限りで阪神を退団し、今月10日にロッテ入団が発表された鳥谷敬内野手(38)が17日、巨人との2軍練習試合(ロッテ浦和)に「3番・遊撃」で先発出場。三回の第2打席で左前打を放ち、昨年9月22日のDeNA戦(甲子園)以来、177日ぶりとなる実戦での安打をマークした。この日は3打数1安打、守備でも軽快な動きを披露し、新天地で上々のスタートを切った。
遊撃のポジションに鳥谷が帰ってきた。背番号「00」のベテランは慣れ親しんだ景色をかみしめた。
「グラウンドで、この場所(遊撃)に立っている喜びを感じながらプレーしました。(試合の)最初からグラウンドに立つことも、去年はなかなかありませんでしたから」。
昨季は代打が主戦場で先発出場はわずか8試合。16年間所属した阪神を退団し、3ヶ月超の浪人生活を経て、入団した“野球に飢えた男”が走攻守で躍動した。
3回1死、巨人で開幕ローテ入りが有力となっている2年目右腕、戸郷の直球を左翼線へ運んだ。昨年9月22日のDeNA戦以来、177日ぶりの安打で二塁を狙うも、タッチアウト(結果は左前打)。暴走に見えたが、明確な意図があった。
「キャンプに参加していない。スライディング(の練習)ができていなかったので」。1、2月の孤独な自主トレ中にできなかったスライディングの感覚を確認した。
守備でも四回に若林が放った三遊間へのゴロを華麗にさばいてジャンピングスローでアウトにした。2ストライクに追い込まれた左打席の若林が軽打するのを見越し、「1、2歩(三遊間に)寄っていたからアウトにできた」。遊撃で4度のゴールデングラブ賞に輝いた経験を発揮した。
ベンチで納得の表情を浮かべたのは、かつての“相棒”だ。阪神で三遊間を組んだ今岡2軍監督は「阪神時代に背負っていたものを取り外して、純粋に野球少年のように楽しんでいた」と後輩の姿に目を細めた。今後は22日までの2軍戦5試合に出場し、早ければ週明けにも1軍に合流する。
「いつそうなってもいいように、与えられた役目をこなしたい」。プロ通算2085安打。数々の金字塔を打ち立てた38歳に球春が到来した。
二塁・中村奨、遊撃・藤岡、三塁・レアードがレギュラー候補。そこにオープン戦で結果を出したD5位・福田光(法大)や3年目の安田、西巻も控えている。故障で出遅れている平沢も含めて若手が多い内野陣で、井口監督は鳥谷に、「若手をどんどん引っ張って模範になって欲しい」と大きな期待を寄せている。
ロッテD1位の最速163キロ右腕・佐々木朗(大船渡高)は17日、1軍の練習に参加し、キャッチボールなどを行った。前回のブルペン入りは15日で、変化球を交えて50球。調整が順調なら来週、初めてフリー打撃に登板する。18日からの福岡遠征に同行し、練習を続ける。
プロ野球は、Jリーグと連携した新型コロナウイルス対策連絡会議で感染症の専門家チームから意見を聞き、9日の12球団代表者会議で20日に予定していた開幕の延期を決定。12日に4月10日以降の開幕で、レギュラーシーズンは143試合を消化、11月末までに日本シリーズ終了を目指すことを明らかにした。
17日は12球団の営業担当者が集まり、セは4月10〜24日、パは同28日までの金、火曜日に開幕した場合の日程シミュレーションを確認。開幕が17日以降となった場合、両リーグともにCSの日程を短縮する可能性がある。19日に政府の専門家会議が大規模イベントの自粛要請について見解を示す見通しで、23日に第4回対策連絡会議と12球団代表者会議を開き、新たな開幕日を検討する。
昨季限りで阪神を退団しロッテに加入した鳥谷が17日、さいたま市のロッテ浦和球場で行われた巨人2軍との練習試合で移籍後初の実戦に臨んだ。「3番・遊撃」で先発出場して3打数1安打。
阪神時代にともにプレーした今岡2軍監督は「とにかくトリには納得するまで野球をやってほしい。阪神時代に背負っていたものを1度外し、純粋に野球少年に戻ったような気持ちで納得するまで野球をやって欲しい。今、背負っているものがないという意味ではないですけど、今まで背負ってきたものは大きかったでしょうから」とエールを送った。
若手の手本としても鳥谷の存在は大きい。「試合は3時間くらいだけど、朝来てから、ほとんどの時間を(若手は)見ている訳です。間違いなく化学反応はおきています」と鳥谷加入による相乗効果に期待を寄せた。
昨季限りで阪神を退団し、ロッテに加入した鳥谷敬内野手(38)が17日、さいたま市のロッテ浦和球場で行われた巨人2軍との練習試合で移籍後初の実戦に臨んだ。「3番・遊撃」で先発出場して3打数1安打だった。試合後の主な一問一答は以下の通り。
阪神を自由契約となりロッテに新加入した鳥谷敬内野手(38)が巨人との2軍練習試合(ロッテ浦和球場)に「3番・遊撃」で実戦デビューを迎えた。
阪神から引退勧告を受けた昨季は74試合の出場で打率.207、0本塁打、4打点。現役続行を希望して退団し、所属球団が決まらない中でオフも単独で練習を続けていた。10日にロッテの入団が発表され、11日にチームに合流。入団から7日で早速のデビュー戦となった。
試合前には2013年WBCでともに日の丸を背負って戦った巨人・阿部慎之助2軍監督(40)と言葉を交わす場面もあった。
昨季限りで阪神を退団し、ロッテに入団した鳥谷敬内野手(38)が17日、巨人2軍との練習試合に「3番・遊撃」で出場。昨年10月13日、巨人とのCSファイナルステージ以来となった移籍後初の実戦で3回、左翼線へ安打を放った。新型コロナウイルスの影響で開幕は延期となっているが、通算2085安打を誇る38歳のベテランは開幕1軍入りを目指してペースを上げていく。
長いブランクも鳥谷には関係ない。3回、痛烈な打球が左翼線へ。約5ヶ月ぶりの実戦で、昨年9月22日のDeNA戦以来177日ぶりの安打。19歳右腕・戸郷の149キロ直球に振り負けず「投手の球を見るのは去年の最終戦以来。思ったより速さは感じなかった」と言った。これには捕手の炭谷も「やはり目がいい」とうなった。
「グラウンドに立てる喜び、感謝の思いを持ちながら試合をしていた」。新天地で思う存分に打ち、走り、守った。3回の安打では強引に二塁を狙ってアウトに。春季キャンプ、オープン戦を経ておらず「無難に止まるより、どんどん行って自分で感じないと。スライディングもそう」と、感覚を研ぎ澄ますためにあえて激走した。
守備ではゴールデングラブ賞4度の「代名詞」の遊撃で出場。4回無死では三遊間の深い打球を華麗にさばきジャンピングスローだ。打席の若林がカウントを追い込まれており、強引に引っ張らないと瞬時に判断。「1歩2歩、(三遊間に)寄っていた。今までの経験が生きたプレーだと思う」とうなずいた。
準備は怠らない。この日も球場入り前に宿泊先のホテル周辺をジョギング。他球団からオファーが届かなかった時期にも兵庫県内を拠点に汗を流してきた。「練習する場所がなくて、探しながらやっていた時期もある」。無心に白球を追えることが何より嬉しい。
今後は打席数を増やし、二、三塁も守る予定。現役時代に阪神で三遊間を組み、同じロッテに移籍した経験を持つ今岡2軍監督はこう言った。「トリは阪神で大きなものを背負っていた。野球少年のように純粋に野球を楽しんで欲しい」。先輩の願いは、しっかりと届いている。鳥谷は「野球ができるありがたさは、阪神でずっとやっていたら感じられなかった。それを感じながら1年間やっていきたい」と誓った。
プロ野球は17日、新型コロナウイルスの感染拡大で20日に予定されていた公式戦開幕が延期となったことを受け、東京都内で12球団の営業担当者らによる会議を開き、4月中に開幕する複数のパターンを想定して日程の再編案を作成した。
開幕日は4月10日以降となることが決まっており、最も遅い想定は同28日。同一カード3連戦の初戦となる火曜日か金曜日に開幕する6パターンを検討したとみられる。クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズを含む全日程を11月までに消化することを目指す。
4月10日に開幕できればポストシーズンも例年通りの形式で実施できる見込みだが、さらにずれ込めばCSの試合数は削減する可能性がある。日本シリーズは11月21日開幕が有力で、既に球場の予定が埋まっていれば本拠地以外で開催する方針。神宮球場では同20日から高校、大学の明治神宮大会、東京ドームでは22日から社会人の都市対抗大会が開催される。
雨天中止などで予備日が足りなくなれば、シーズン終盤にダブルヘッダーを組み込むことも視野に入れている。
各球団は開幕まで無観客の練習試合を行う。3月19日に政府の専門家会議が大規模イベントの自粛要請について見解を示す見通しで、これを受けて23日にサッカーのJリーグと連携した「第4回新型コロナウイルス対策連絡会議」を開き、開幕の時期を議論する予定となっている。
昨季限りで阪神を退団し、ロッテに入団した鳥谷敬内野手が17日、移籍後初の実戦に臨み、初安打を放った。
巨人2軍との練習試合(ロッテ浦和)に「3番・遊撃」で出場。鳥谷にとって実戦は昨年10月13日の巨人とのCSファイナル第4戦(東京ドーム)以来、156日ぶり。
初回、いきなり巨人の1番・湯本の打球が正面に。鳥谷は軽快にさばいてアウトにした。その裏、2死からの第1打席は三邪飛だった。3回1死での第2打席では、巨人・戸郷の直球を左翼線へ。二塁でアウトになったものの、快打を放った。
5回2死の第3打席は見逃し三振で、この回限りでベンチに退いた。
試合前の練習では荻野貴とキャッチボール。三遊間を守る三塁の安田と守備の打ち合わせなどを行った。
打撃練習の際には巨人・阿部2軍監督らから挨拶された。
ロッテの鳥谷敬内野手(38)が17日、新天地で実戦デビューを飾った。昨年の10月13日、CS最終ステージ第4戦(対巨人・東京D)以来となる実戦に「3番・遊撃」で先発出場。3回1死、巨人・戸郷の初球を左翼線へと運んだ。一気に二塁へと向かいタッチアウトで記録は単打となったがロッテ初安打をマーク。「最初からグラウンドに立つのは昨年はできなかったので感謝しながら試合しました」と汗を拭った。
守備でも魅せた。直後の4回には三塁寄りの難しいゴロをランニングスローでアウトにする華麗なグラブさばきを披露。ブランクを感じさせず巨人・阿部2軍監督を「何ヶ月もやっていないのに大したもんだよ」と驚かせた。かつて阪神でチームメートだった今岡2軍監督は「練習通りの動きが出た。トリには納得するまでやってもらいたいし、良い意味で楽しんでもらいたい」とエールを送った。
2軍はこの日から6連戦がスタート。鳥谷は残り5試合も全て先発する予定で「与えられた役割をしっかりやっていきたい」。1軍でのレギュラー獲りへ第一歩を刻んだ。
新型コロナウイルスの感染拡大によるプロ野球の開幕延期に伴い、11月下旬に開催予定となった日本シリーズ(S)を全戦ドーム球場で開催するプランがあることが17日、分かった。主催する日本野球機構(NPB)は、当初の11月7日開幕から2週間遅れの11月21日開幕を想定。日程変更によって東京ドームや神宮が使用できないため、寒さや雨天の影響を受けない他のドーム球場が有力な選択肢となっている。公平性の観点から、出場チームの本拠地以外の“中立地”で全試合を行う可能性もある。
開幕延期を受け、日本S開催へ異例の構想が浮上した。公式戦開幕を4月10日以降に延期したことに伴い、レギュラーシーズン143試合を実施するため、日本Sを当初の11月7〜15日を同21〜29日に遅らせた。この日程変更により、本拠地が使用できない球団や天候の不安が生まれ、日本S全戦をドーム球場で実施する可能性が出てきた。
新たな日本S開催予定日には、ヤクルトの本拠地・神宮で高校・大学の全国大会の明治神宮大会(同20日から6日間)、巨人の本拠地・東京Dで社会人の都市対抗(同22日から12日間)が開催予定。チームによって本拠地が使用できない問題だけでなく、第7戦までもつれれば“史上最遅”となる日本Sには寒さという敵も加わる。さらに球団との契約で選手が活動できる参稼報酬期間(2月1日〜11月30日)いっぱいのスケジュールのため、雨天中止などで12月にずれ込む事態を避けたい実情もある。
関係者によると、これらの事情を踏まえ、全試合をドーム球場で実施するプランが浮上しているという。有力な開催地として挙がるのは、札幌D、ナゴヤD、京セラD、ペイペイD。外気が入る設計で寒さは避けられないが、雨天中止のないメットライフDも次点の候補となる可能性がある。中立地として那覇など地方球場も候補に挙がるが、雨天中止への不安が残る。
公平性の確保や準備の面から、例えば、セ本拠地試合の1、2、6、7戦をペイペイD、パ本拠地試合の3、4、5戦を京セラDと設定し、仮にヤクルトと日本ハムの日本Sとなっても札幌Dでは開催せず、予定された2球場を使用する−といった案も出ている。日本S出場チームの本拠地では開催しないパターンの他、出場チームにかかわらず全試合を同一のドーム球場で実施するというアイデアもある。
日本Sが本拠地以外で開催されれば、80年近鉄・広島の第3戦から第5戦が大阪球場で行われて以来40年ぶり。レギュラーシーズン全試合の実施を最優先しつつ、日本Sの開催球場についても慎重に検討を重ねていくことになる。
※初の日本シリーズだった50年は、(1)〜(6)戦を、順に神宮、後楽園、甲子園、西宮、中日、大阪と、異なる6球場で開催。51年は、主に使用していた南海の大阪で(1)(2)戦、巨人の後楽園で(3)〜(5)戦を行った。
ロッテは17日、球団公式YouTubeチャンネルにて佐々木朗希投手(18)のナゴヤドームでのブルペン入り動画を公開したと発表した。
佐々木朗のブルペン入り動画は今回が3度目で今回はフォークやスライダーなど、初めて変化球が交じっている。2月13日の初ブルペン動画(再生回数129万回)や、2月27日に初めて捕手を座らせてのブルペン動画(再生回数48万回)は大きな反響があったという。
球団のSNS担当者は「初ブルペン、そして初めて捕手を座らせてのブルペン。そして今回は変化球解禁と佐々木朗希選手のここまでの過程をカメラでしっかりと追いかけることができ、非常に大きな反響をいただいています。彼への期待をすごく感じますし、本人の多くのファンの方に見られることが自分の使命の1つと考えて理解をしていただいていることに感謝です。今はスタジアムにファンの皆様がお越しに慣れない状況で非常につらい日々が続いていますので今後もSNSを通じて色々な映像、画像を提供することができればと考えています」とコメントした。
ロッテの鳥谷敬内野手(38)が17日、巨人との2軍練習試合(ロッテ浦和)で「3番・遊撃」でスタメン出場した。
昨年10月13日に行われた巨人とのCSファイナル第4戦(東京D)以来の実戦。新背番号「00」で臨み、新天地で“実戦デビュー”した。
第1打席は三邪飛に終わったが、3回1死の第2打席で、戸郷の初球を捉え左翼線へと運んだ。鳥谷は一気に二塁を狙ったが、タッチアウト。記録は単打となったが、新天地で初めての安打をマークした。
昨季限りで阪神を退団してロッテに入団した鳥谷敬内野手(38)が17日、2軍練習試合・巨人戦(浦和)に「3番・遊撃」でスタメン出場。“デビュー戦”で移籍後初安打を放ち、軽快な守備も披露した。阪神での最終戦となった昨年10月13日・巨人とのCSファイナルS第4戦以来、156日ぶりの実戦出場に喜びを感じ、感謝の思いを込めてプレーした。
レジェンドが、試合のグラウンドにようやく帰ってきた。報道陣約50人が詰めかけた中、移籍後初の実戦出場で初安打を放った。鳥谷は「喜びを感じながら。(スタメンで)最初からグラウンドに立ってということは、なかなか昨年はできなかった。感謝を持ちながらやりました」としみじみと語った。
1回の第1打席は戸郷を相手に三邪飛。3回には「どんどん振っていこう」と初球149キロの外角直球を捉え、左線に運んだ。二塁を狙いアウトになったが「無難に止まるよりはどんどん行ってみて」と積極走塁を見せた。5回は見逃し三振に倒れたが、充実の3打席だった。
守備では“本職”の遊撃で3度のゴロを軽快にさばいた。4回、走者なしで若林を迎えた場面では経験値の高さを見せつけた。打球方向を予測し、三塁側に寄った。三遊間の深い打球に追いつき、ジャンピングスローでアウトに。「打球方向に合わせて一歩二歩、(三塁側に)寄った。今までやってきた経験が生きたプレーだった」と振り返った。
阪神を退団後、無所属のまま春季キャンプにも参加していない。156日ぶりの実戦出場となったが、阪神時代のチームメートでもある今岡2軍監督は「ブランクはない」と目を細めた。「自分自身、練習する場所もなかったですし、探しながらやっていた」と鳥谷。自分の体や長所、短所を見つめ直す時間に充てたことも功を奏した。
今後は18〜22日までの2軍練習試合5連戦に先発出場し、二塁や三塁にも入る予定。「野球をできるありがたさは、そのままタイガースでやっていたら感じられなかった。それを感じながら、それをずっと持ちながら1年間やっていきたい」。ロッテへの感謝の思いを込めて戦場に立ち続ける。
昨季限りで阪神を退団してロッテに入団した鳥谷敬内野手(38)が17日、2軍練習試合・巨人戦(浦和)に「3番・遊撃」でスタメン出場。“デビュー戦”で移籍後初安打を放ち、軽快な守備も披露した。阪神での最終戦となった昨年10月13日・巨人とのCSファイナルS第4戦以来、156日ぶりの実戦出場に喜びを感じ、感謝の思いを込めてプレーした。鳥谷との一問一答は次の通り。
昨季限りで阪神を退団してロッテに入団した鳥谷敬内野手(38)が17日、2軍練習試合・巨人戦に「3番・遊撃」でスタメン出場。“デビュー戦”で移籍後初安打を放ち、軽快な守備も披露した。
今岡2軍監督が、阪神時代の同僚・鳥谷の活躍に期待した。「(阪神時代に)背負っていたものが大きかったでしょうから」と気遣った上で「もう1回、野球少年に戻ってもらいたい」と楽しんでプレーすることを勧めた。
プロ野球は17日、新型コロナウイルスの感染拡大で20日に予定されていた公式戦開幕が延期となったことを受け、東京都内で12球団の営業担当者らによる会議を開き、4月中に開幕する複数のパターンを想定して日程の再編案を作成した。
開幕日は4月10日以降となることが決まっており、最も遅い想定は同28日。同一カード3連戦の初戦となる火曜日か金曜日に開幕する6パターンを検討したとみられる。クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズを含む全日程を11月までに消化することを目指す。
4月10日に開幕できればポストシーズンも例年通りの形式で実施できる見込み。
ロッテは公式YouTubeチャンネルに17日午後にドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=のナゴヤドームでのブルペン入り動画を公開したと発表した。
佐々木朗のブルペン入り動画は今回が3回目。今回は初めてフォーク、スライダーの変化球が交じった動画となっている。これまでは2月13日に初ブルペン動画(再生回数129万回)、2月28日に初めて捕手を座らせてのブルペン動画(再生回数48万回)をアップし、大きな反響があった。
球団のSNS担当者は「初ブルペン、そして初めて捕手を座らせてのブルペン。そして今回は変化球解禁と佐々木朗希選手のここまでの過程をカメラでしっかりと追いかけることが出来、非常に大きな反響をいただいています。彼への期待をすごく感じますし、本人の多くのファンの方に見られることが自分の使命の1つと考えて理解をしていただいていることに感謝です」とコメント。そして「今はスタジアムにファンの皆様がお越しに慣れない状況で非常につらい日々が続いていますので、今後もSNSを通じて色々な映像、画像を提供することができればと考えています」と話した。
URLは以下の通り。https://www.YouTube.com/watch?v=1a1eZCfCE9g
昨季限りで阪神を退団しロッテに新加入した鳥谷敬内野手(38)が「3番・遊撃」でスタメン出場し“実戦デビュー”。結果は3打数1安打だった。実戦出場は、阪神での最終戦となった昨年10月13日・巨人とのCSファイナルS第4戦(東京ドーム)以来となる。
1回の守備では湯浅の遊ゴロを軽快な動きでさばき、迎えた1回の攻撃。第1打席は開幕ローテ入りを目指し先発した巨人・戸郷を相手に三邪飛だった。
3回の第2打席に左前に移籍後初安打を放った。5回の第3打席は見逃し三振だった。
この日は午前9時に球場のグラウンドに姿を見せた鳥谷。約50人の報道陣が集まる中、遊撃の守備位置でノックを受け、フリー打撃などを行った。試合前には、現役時代に伝統の一戦で対決した巨人・阿部慎之助2軍監督と笑顔で握手し、挨拶をした。
昨季限りで阪神を退団しロッテに新加入した鳥谷敬内野手(38)が「3番・遊撃」でスタメン出場し“実戦デビュー”。実戦出場は、阪神での最終戦となった昨年10月13日・巨人とのCSファイナルS第4戦(東京ドーム)以来となる。
1回の守備では湯浅の遊ゴロを軽快な動きでさばき、迎えた1回の攻撃。2死走者なしの場面で第1打席の相手は、巨人の開幕ローテ入りを目指し先発した戸郷。フルカウントから三邪飛だった。
この日は午前9時に球場のグラウンドに姿を見せた鳥谷。約50人の報道陣が集まる中、遊撃の守備位置でノックを受け、フリー打撃などを行った。試合前には、現役時代に伝統の一戦で対決した巨人・阿部慎之助2軍監督と笑顔で握手し、挨拶をした。
昨季限りで阪神を退団しロッテに新加入した鳥谷敬内野手(38)が「3番・遊撃」でスタメン出場する。
10日にロッテ入団が発表され、ここまで2軍で調整してきたがこの日が“実戦デビュー”となる。実戦出場は、阪神での最終戦となった昨年10月13日・巨人とのCSファイナルS第4戦(東京ドーム)以来となる。
この日は午前9時に球場のグラウンドに姿を見せた鳥谷。約50人の報道陣が集まる中、遊撃の守備位置でノックを受け、フリー打撃などを行った。試合前には、現役時代に伝統の一戦で対決した巨人・阿部慎之助2軍監督と笑顔で握手し、挨拶をした。