1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 5 |
埼玉西武 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 安 | 点 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 指 | 藤原 | 5 | 0 | 0 |
2 | 右 | 岡 | 4 | 2 | 0 |
打右 | 平沢 | 1 | 0 | 0 | |
3 | 二 | 鳥谷 | 2 | 1 | 0 |
二 | 高濱 | 0 | 0 | 0 | |
打一 | 細谷 | 2 | 0 | 0 | |
4 | 一 | 井上 | 2 | 1 | 0 |
一二 | 三木 | 1 | 0 | 0 | |
5 | 左 | 菅野 | 4 | 0 | 0 |
6 | 三 | 福田光 | 3 | 2 | 2 |
7 | 捕 | 田村 | 2 | 0 | 0 |
捕 | 柿沼 | 0 | 0 | 0 | |
8 | 中 | 高部 | 4 | 1 | 2 |
9 | 遊 | 茶谷 | 4 | 1 | 0 |
名前 | 回 | 安 | HR | 振 | 球 | 失 | 責 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
石川 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 |
二木 | 2 | 4 | 2 | 1 | 0 | 4 | 4 |
種市 | 2 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 |
松永 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
フローレス | 2 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 0 |
ロッテ佐々木朗希投手(18)が27日、プロ入り後初めて変化球を交えての打撃投手を務めた。安田尚憲内野手(20)山口航輝外野手(19)を相手に制球はやや荒れたが、40球を投げて安打性の打球は2本だった。最速156キロの直球に、10球のスライダー、4球のフォークを交ぜた8分間を振り返り、現状を整理する。
28、29日のイースタン・リーグの練習試合は首都圏の週末の外出自粛要請を受けて中止となった。1都、1県の外出自粛要請なら予定通り行われていたが、首都圏に及んだため。
今後、緊急事態宣言が出た場合も2軍戦、練習は中止となる。1軍の練習試合や、開幕後についてはセ・リーグ杵渕統括は「発令されたらやって大丈夫なのかは話し合わないといけない」と今後の協議と説明した。
ロッテは27日、新型コロナウイルス感染に伴う予防対策の観点から、ZOZOマリンで行う予定だった28日からの1軍練習の中止を発表した。
この間は監督、コーチ、選手、スタッフ、チームに関わる職員は自宅待機となった。27日の練習前のミーティングで伝えられた。
井口資仁監督(45)は「実際でも外出自粛要請が出ていますので、しっかり受け止めて、何とか早い時期に復帰できるよう、3日間自宅で待機しながらやっていきたい。いつ誰がかかるか分からない状況ではあるので、その対策だけはしっかりしていきたいし、しっかり予防しながらやっていきたいです」と話した。
練習再開は現時点では31日を予定している。自宅待機期間中は球団公式のもの、個人のものも含めてSNSの更新を自粛する方針も発表した。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が27日、プロ入り後初めて変化球を交えての打撃投手を務めた。
左打者の安田尚憲内野手(20)と右打者の山口航輝外野手(19)を相手に、それぞれ20球ずつを投げた。スライダーを10球、フォークも4球投げた。安打性の打球は2本程度だったが、全体的に高めへのボール球も目立った。直球の最速は156キロ、スライダーも140キロ前後をマーク。佐々木朗は「良かった球も悪かった球もあった」とコメント。新型コロナウイルスの影響次第でもあるが、予定通りなら4月3日にシート打撃に登板する。佐々木朗は「今度は球種を伝えないので、打者の反応とかがもっと実戦的に見られると思います」と話していた。
井口資仁監督(45)は「フリー打撃は打者が球種を分かっていますけど、それでも対応しきれていない」と変化球の切れ味を評価。打者目線として「全部(球が)厄介じゃないですか」と驚いていた。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=が27日、ZOZOマリンスタジアムで行われた練習で2度目の打撃投手を務め、初めて変化球を交えて40球を投じた。最速は156キロを計測し、安打性の当たりは2本にとどめた。最速163キロ右腕の調整は順調だが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、チームは28日から3日間の練習休止を決めた。
佐々木が2度目のフリー打撃登板で、変化球を解禁した。スライダーとフォークボールを交えて40球。高卒3年目の左打者・安田(履正社高出)と同2年目の右打者・山口(秋田・明桜高出)に対し、安打性の当たりは2本だった。
「前(24日)よりは、落ち着いて投げることができた。(変化球は)もっといいボールが投げられると思うのでどんどん経験を積んでレベルアップしていきたい」。
最後の球で最速156キロを計測した。変化球は14球で、フォークが抜けるなどボール球が目立った。それでも、見守った井口監督は「しっかりと投げている。スライダーもいいところにいっていた。次回、いい投球に期待したい」と語った。
4月3日はシート打撃に初めて登板する。黄金ルーキーは1つずつ階段を上がっているが、チームにコロナ余波が押し寄せた。首都圏で外出自粛要請が出され、阪神では藤浪らが新型コロナウイルスに感染。ロッテは感染拡大の予防策として、28日から3日間、行う予定だった練習を取りやめた。
1年目から思わぬ事態に直面した最速163キロ右腕。週末は「寮で、できることをやる」とし「これ以上、感染が拡大しないように自分も気を付けていきたい」と表情を引き締めた。
プロ野球は27日、新型コロナウイルスの感染拡大により東京都知事らが今週末の外出自粛を要請したことを受け、各球団が練習や試合の取りやめを発表した。西武は28、29日に埼玉県所沢市のメットライフドームで予定していたロッテとの2軍の練習試合を中止し、1、2軍ともに練習せず、監督、コーチ、選手を自宅待機とした。
ヤクルトは28〜30日の練習をやめ、1、2軍ともに31日に再開する。ロッテも28日から3日間、練習を行わず、監督、コーチ、全選手らを自宅待機とした。楽天は仙台市泉区で28、29日に予定していた巨人との練習試合を取りやめた。
ロッテのドラフト1位ルーキー佐々木朗希投手(岩手・大船渡高)が27日、ZOZOマリンスタジアムで行われた練習で2度目の打撃投手を務め、初めて変化球を交えて40球を投じた。直球は平均球速が150キロを超え、最速は球場表示で156キロをマーク。安打性の当たりは2本にとどめたが「思うように操れない球もあった。いい球を増やせるようにしていきたい」と課題を挙げた。
序盤はフォークボールの制球が定まらなかったものの、終盤にかけてスライダーを含めて低めに集めた。マウンド上できっちりと修正し「失投が許されない世界だと思うので、そういうことを100パーセントに近い形にできるようにしたい」と旺盛な探究心をのぞかせた。
スライダーは直球と同じ軌道から打者の手元で曲がり、打者を幻惑。井口監督は「スライダーと分かっていながら、手が出ない時があった」と絶賛した。
4月3日にシート打撃に登板する予定。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、28日から3日間は1軍の練習がなくなった。注目のルーキーは「気持ちを切らさず、できることをやりたい」と落ち着いた表情で話した。
プロ野球ロッテは27日、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として首都圏で広がっている外出自粛要請を受け、28日から3日間、1軍の全体練習を中止すると発表した。監督、コーチ、選手らは自宅待機とし、不要不急の外出を控えるように指示した。
井口資仁監督は「地方自治体からの要請をしっかり受け止めた。球場で練習できないのは難しいが、全員がプロフェッショナルなので、家でやれることをやって欲しい」と話した。
阪神は27日、藤浪晋太郎投手(25)と伊藤隼太外野手(30)、長坂拳弥捕手(25)が新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で陽性反応が出たと発表した。
大人の集団だ。球場を離れたプライベートの行動管理は、時に行き過ぎにも映る。ただこの新型コロナウイルスは、用心しすぎてもまだ足りないようだ。
藤浪ら3選手は14日、他4選手も含めた計12人という大人数で会食し、濃厚接触していた。これが感染経路という確定はない。外出自粛を呼び掛けていたが、基本的には自主性に任せていた。揚塩健治球団社長は「外出禁止で臨んだ方が良かったかな、という反省もございます」と振り返る。他球団からも、禁止ではなく自粛にとどめる対応に懐疑的な声は上がっていた。ある球団幹部は「ホテルで宅配ピザで済ませている選手もいるのに、いまだに制限もしていないのか?」と首をかしげる。阪神にも自主規制を働かせる選手は多かったが、結果的に小さなほころびが最悪の事態を招いた。
緊急事態宣言が発令された北海道の日本ハムは2月29日に外出禁止を決め、巨人も2日に遠征中の外出禁止を決定。行動把握の点において、楽天はキャンプ中の2月15日から外出を制限(3日から禁止)し、その上で外食する場合は同席者の名前を提出させていた。感染流行には地域差があるが、関西圏は当初から流行危険地域の1つだった。危機管理の面で12球団に温度差があったのは確かだ。
3人に続く罹患者を出さないことがまず第一だ。ユニホーム組に陽性者が出た以上、より厳格で規律ある対応が求められる。そうでないと開幕はいつまでも見えてこない。
東京都を含む首都圏4都県で出た週末の外出自粛要請を受け、西武、ロッテ、ヤクルトは1軍の練習を中止した。イースタン・リーグも2日間、計6試合の中止が決定した。
ロッテは28日から3日間、1、2軍の全体練習を中止とし、首脳陣、選手、スタッフ、職員は自宅待機とすることを決めた。井口監督は「自治体から外出自粛勧告が出ている。キャンプから検温したり、チームとして対策してきた。この3日間も極力外出せず、体調管理に努めたい」と話した。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が27日、ZOZOマリンで2度目の打撃投手を務め、打者を相手に変化球を「解禁」した。40球のうちスライダーを8球、フォークを6球投げ、山口航輝外野手(19)からスライダーで空振りを奪うシーンも。打撃ケージ裏から熱視線を送った本紙評論家の槙原寛己氏(56)はスライダーの切れ味は巨人・菅野智之投手(30)に匹敵すると高く評価した。
打撃ケージ裏にも、ボールの迫力が伝わってきた。まず直球。シュート回転もせず、特に高めは力があった。ファウルでカウントを取れる。佐々木朗の大きな武器の1つと言っていい。その武器があればこそ、変化球もさらに生きる。140キロ前後のスライダーは角度もあり、カットボール系で小さく、鋭く横にクッと曲がっていた。ほとんどストライクゾーンに来ていたし、切れもいい。使えるボールだ。指に掛かった時は巨人・菅野のスライダーを彷彿させた。それだけの完成度がある。
課題といえばフォークか。この日は落とそうと意識しすぎたのか、フォークを投げる時だけ上体が前に突っ込んでいた。その結果、右腕が体から離れて遠回りする形となり落ちが悪くなった上に抜けるボールが増えた。実はこのフォーム矯正のために役立つ球種がある。カーブだ。
登板後、28日放送のTBS系列「S☆1」の取材で佐々木朗に話を聞いた。カーブは高校時代、遊びの感覚で投げていた程度だったという。確かに彼ほどの腕の振りの速さだと、「抜く」感覚が大切なカーブを投げるのは難しいかもしれない。しかし、投球パターンに加えれば、縦の変化で打者の視線を動かせると同時に、160キロ超の直球との大きな緩急差を生み出せる。
また、カーブはしっかりとした縦の腕の振りで投げないと曲がらない。フォームの修正にはもってこいで、上体が突っ込むこともなくなる。佐々木にとっては一石二鳥、三鳥の球種といっていい。
本人と話していても「今年、1軍で早く投げたい」との強い思いが伝わってきた。ここまでは順調そのもの。その筋道ははっきり見えていると思う。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が27日、ZOZOマリンで2度目の打撃投手を務め、打者を相手に変化球を「解禁」した。40球のうちスライダーを8球、フォークを6球投げ、山口航輝外野手(19)からスライダーで空振りを奪うシーンも。
変化球を解禁した佐々木朗は「良かった球も悪かった球もあった。(プロは)失投が許されない世界。そういうところを100%に近い形でできるようにしたい」と話した。
打者2人にスライダー、フォークを交えて40球。初めて打撃投手を務めた24日はウオーミングアップで158キロを計測したが、球速にバラつきがあった。「前回よりは落ち着いて投げられた」。この日は直球を26球投じ、最速156キロながら計測できた中で150キロを下回ったのは1球だけだった。
幕張名物の風で変化球がどんな曲がりをするのか試したかったが、ほぼ無風。それでも右の山口をスライダーで空振りさせ、左の安田からは直球とスライダーで見逃しのストライクを奪った。45%となる18球がボールも球種を教えてからの投球。ストライクからボールになる球を見逃されるのは当然だった。
「4月3日にシート打撃を予定している。試合形式でどうなるのか見てみたい」と井口監督。佐々木朗も「今度は球種を伝えない。打者がどんな反応をするのかを見たい」と意気込んだ。これをクリアすれば、実戦デビューが見えてくる。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手が27日、ZOZOマリンで2度目のフリー打撃登板に臨んだ。
24日の前回登板は全25球が直球。この日はスライダー、フォークと初めて変化球をミックスし、時間も5分から8分に伸びた。
相手を務めたのは安田と山口。計40球を投げ、安打性の打球は計3本。山口からは134キロのスライダーで空振りを奪うシーンもあった。
直球は最速で156キロをマーク。登板後、佐々木朗は「しっかり工夫しながら投げた。前より落ち着いて投げられたし、良くなっているのは多くなっていると思う」と手応えを感じた様子。
今後に向けて「なかなか失投が許されない世界。そういうところを100%に近い形でできるようにしたい」と力を込めた。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手が27日、自身2度目となる打撃投手を務めた。スライダー、フォークを交えて40球。直球は最速156キロだった。
打席に立ったのは3年目の安田と2年目の山口。安田は初球、154キロの直球が打撃ケージ内のファウル。ボール球が多かったが、8スイングで安打性の打球は1本に終わり「ストレート、特に高めのストレートに強さを感じた。なかなか捉えることができなかった」。昨季はイースタン・リーグで本塁打、打点の2冠。今季は1軍での飛躍が期待されるスラッガーは「内角寄りのスライダーもスピードがあってすごく良かった。対戦していて楽しかった」と話した。
山口は10スイングで安打性の打球は3本。「マジで見たことのない速さだった。怖さを感じた。ヤバかったです」と仰天。134キロのスライダーを空振りするシーンもあり「変化球は来ると分かっている状態なのである程度、対応することができたけど、分かっていない状態だとスライダーを中心に振ってしまうと思います」と振り返った。
秋田・明桜出身。佐々木朗の母校・大船渡は隣県の岩手で「高校時代は何度か練習試合で(大船渡が)ウチのグラウンドに来ていた」。しかし佐々木朗は登板しなかったためにこの日が「初対戦」だった。
ロッテは27日、28〜30日にZOZOマリンで予定していた練習を中止すると発表した。
監督、コーチ、選手、スタッフ、チームに関わる職員は全て自宅待機となり、不要不急の外出は控えるように指示が出された。
新型コロナウイルスの感染拡大により、東京都の小池知事が週末の外出自粛を要請。千葉県ら周辺の各県も都との往来を自粛するよう県民に求めている。
また、プロ野球界では阪神・藤浪ら3選手が新型コロナウイルスに感染。事態が刻一刻と変化する中、ロッテも練習中止に踏み切った。31日に再開する予定。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手が27日、ZOZOマリンで2度目のフリー打撃登板に臨んだ。
24日の前回登板は全25球が直球。この日はスライダー、フォークと初めて変化球をミックスし、時間も5分から8分に伸びた。
相手を務めたのは安田と山口。計40球を投げたうち、ややボール球が多かったものの、安打性の打球はほとんどなし。安田からは直球で、山口からは134キロのスライダーで空振りを奪った。
直球は最速で156キロをマークした。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が27日、ZOZOで2度目の打撃投手を務めた。直球のみ25球だった前回から、スライダーとフォークも交えて40球と、より実戦的な内容にレベルアップ。変化球が高めに抜ける場面があったものの「思うように操れた球もあった」と手応えをつかんだルーキーに、井口資仁監督(45)も「全部の球種が厄介」と、打者目線で大絶賛した。
1分間の休憩を挟み、10分間で40球を小気味よく投げ込んだ佐々木朗は「前回より落ち着いて投げられました」と振り返った。3年目の左打者・安田と2年目の右打者・山口を相手に5球×4打席ずつ。24日の初登板では戸惑ったZOZO名物の強風にも「今日は風も少なかったし、工夫しながら投げられた」と対応した。
MAX156キロの直球、140キロ近い高速スライダー、指の開きを変えた大小2種類のフォーク。投げる前に球種を伝えるため、ストライクゾーンからボールになる変化球は見送られることが多く、明らかに高めに抜ける球もあったが、安打性の打球はそれぞれ1本ずつに抑えた。「(球種が)分かってなければ振ってしまう」(山口)、「ストレートに強さを感じた。なかなか捉えられなかった」(安田)と、1軍定着を狙う先輩2人をうならせた。
日米通算2254安打の井口監督もバットマン魂を揺さぶられた。「フォークは抜けたのが多かったけど、(大小)投げ分けてた。スライダーは(軌道に)膨らみがなくて、真っ直ぐ来て打者の近くで曲がる。(打者が)分かってて手が出ない球もあった。全部(の球種が)厄介じゃないですか」と、打者目線で絶賛した。次のステップとなる4月3日のシート打撃は、球種を告げないほぼガチンコ勝負。指揮官は「自分で打席に立ちたいくらい」と待ち遠しそうだ。順調にいけば4月9日の2軍・日本ハム戦(ロッテ浦和)で実戦初登板する可能性がある。
「打者が立つとブルペンと同じように投げられなかった」と、変化球の制球が乱れたことを反省した一方で「思うように操れた球もありました」と手応えも強調。「失投は許されない世界。100%近く(制球して)投げられるように修正していきたい」。また一歩近づいた実戦デビューへ向け、気を引き締めた。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)が27日、ZOZOマリンで2度目のフリー打撃に登板。10分間で計40球を投げた。
24日のフリー初登板から中2日。前回は直球のみだったが、今回はスライダーとフォークも披露。左打者の安田、右打者の山口に対し、安打性と見られる打球はそれぞれ1本ずつ。球速はMAX156キロをマークした。
見守った井口監督は「フォークは抜ける球が多かった。スライダーの(軌道の)膨らみがない。真っ直ぐのように来て打者の近くで曲がる。球種が分かってるのに(打者が)手が出なかったりしてた」と評価。実戦デビューへ向け、次は4月3日にシート打撃に登板する予定だ。
ロッテは27日、新型コロナウイルス感染予防のため、28日からの1軍全体練習を中止すると発表した。中止期間は週末の28、29日と当初から休日だった30日を含め3日間で、31日から再開する予定だ。
東京都の小池百合子知事が今週末の不要不急の外出自粛を要請。これを受けてロッテが本拠地を置く千葉県の森田健作知事も都内への外出自粛を呼びかけるなど、首都圏全体に警戒ムードが広がっていることを受けての措置。井口資仁監督(45)は「いつ、誰が感染するか分からない状況なのでしっかり対策したい」と話した。中止期間中、選手やスタッフ、球団職員は自宅待機となる。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が27日、ZOZOマリンスタジアムでプロ2度目のフリー打撃に登板した。打者に初めて変化球を投じ、計40球。直球は最速156キロだった。圧巻の投球に首脳陣や選手から驚きの声が上がった。
「(2度目で)落ち着いて投げられた」とリラックスして腕を振った。対戦した安田と山口は、球種を伝えられていても手こずり、安打性は3本。4球のフォークは抜けた球もあったが、10球投じたスライダーはキレ味抜群だった。
見守った井口監督は「膨らみのない(軌道の)スライダー。真っ直ぐきて、浮きながら(打者の)近いところで曲がる。スライダーと分かっていて、手が出なかったり」と高評価。「全部(の球種)が、やっかいじゃないですか」と舌を巻いた。
剛速球も繰り出した。150キロ超えは計21球。15球目に投じた154キロ直球は特に威力があった。ファウルにするのが精一杯だった安田は「ストレートに強さを感じました。なかなか捉えることができなかった」と語り、山口も「見たことのない速さでした。怖さを感じました」と驚いた。
「悪かったボール、良かったボールもありました」と佐々木朗。今後は4月3日にシート打撃に初登板し、同月中に実戦デビューする見通しだ。「もっといいボールを投げられると思う。経験を積んでレベルアップしたい」。最速163キロ右腕の実戦形式の投球にも注目が集まりそうだ。
週末に予定していたイースタン・リーグの練習試合が、首都圏の外出自粛要請を受け、中止となった。対象は28、29日に行われる予定だった楽天−巨人(森林どり泉)、ヤクルト−日本ハム(戸田)、西武−ロッテ(メットライフ)各2連戦の計6試合。
セ・リーグの杵渕統括は「現状の外出自粛のレベルでは練習試合は止めない。ただ、(東京だけでなく)周りの県も出したということで」と説明した。31日からは再開される予定。
プロ野球は27日、新型コロナウイルスの感染拡大により東京都知事らが今週末の外出自粛を要請したことを受け、各球団が練習や試合の取りやめを発表した。西武は28、29日に埼玉県所沢市のメットライフドームで予定していたロッテとの2軍の練習試合を中止し、1、2軍ともに練習せず、監督、コーチ、選手を自宅待機とした。
ヤクルトは28〜30日の練習をやめ、1、2軍ともに31日に再開する。ロッテも28日から3日間、練習を行わず、監督、コーチ、全選手らを自宅待機とした。楽天は仙台市泉区で28、29日に予定していた巨人との練習試合を取りやめた。
ロッテのドラフト1位ルーキー佐々木朗希投手(岩手・大船渡高)が27日、ZOZOマリンスタジアムで行われた練習で2度目の打撃投手を務め、初めて変化球を交えて40球を投じた。直球は平均球速が150キロを超え、最速は球場表示で156キロをマーク。安打性の当たりは2本にとどめたが「思うように操れない球もあった。いい球を増やせるようにしていきたい」と課題を挙げた。
序盤はフォークボールの制球が定まらなかったものの、終盤にかけてスライダーを含めて低めに集め、マウンド上できっちりと修正した。4月3日にシート打撃に登板する予定。
ロッテは27日、新型コロナウイルス感染予防のためZOZOマリンスタジアムで行われる予定だった28日からの1軍の全体練習を中止にすると発表した。
この間、井口監督をはじめ、コーチ、選手、スタッフ、球団職員は全員自宅待機とし、不要不急の外出を避けるように指示した。
練習は31日から再開する。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が27日、ZOZOマリンスタジアムでプロ入り後、2度目のフリー打撃に登板した。今回は変化球を解禁した。
打者が立つ前の投球練習で154キロを3連発し、周囲の度肝を抜いた。安田と山口を相手に40球を投じ、この日の最速は156キロだった。切れ味鋭いスライダーとフォークも投げ、見守った井口監督は「全部、やっかいじゃないですか」と舌を巻いた。
前回24日にプロで初めて打撃投手を務めた。その際は直前の投球練習で158キロをマークし、周囲の度肝を抜いた。ドラフト5位・福田光(法大)と茶谷健を相手にオールストレートで25球投げ、最速157キロを計測していた。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が27日、ZOZOマリンスタジアムでプロ入り後、2度目のフリー打撃に登板した。今回は変化球を解禁した。
打者が立つ前の投球練習で154キロを3連発し、周囲の度肝を抜いた。
前回24日にプロで初めて打撃投手を務めた。その際は直前の投球練習で158キロをマークし、周囲の度肝を抜いた。ドラフト5位・福田光(法大)と茶谷健を相手にオールストレートで25球投げ、最速157キロを計測していた。
ロッテのドラフト1位ルーキー・佐々木朗希投手が27日、プロ入り後2度目の打撃投手を務め、初めて打者相手に変化球を交えて投げた。見守った吉井理人投手コーチは「高卒で入ってきた18歳が、いきなりあんな風にバッピ(バッティングピッチャー=打撃投手)をできるものではない。変化球もそこそこストライクが入っていたし、あれだけ注目されてしっかり投げられるのはすごい」とこれまで通り、賛辞を並べた。
初めて打撃投手を務めた24日から中2日で変化球を解禁した。スライダーは井口監督も驚かせるキレだったが、フォークは抜ける場面もあった。吉井投手コーチは「(フリー打撃前の)ブルペンと比べると、直球は変わらなかったが、変化球はブルペンの方がバランスよく投げていた。どんな投手でも、打者が立つと、よりいいところに投げようと思うので、フォークが抜けていた。そういうところは、普通の高校生だなと思いました」と振り返った。
安田、山口が交互に打席に入った。佐々木朗は計40球を投じたが、ちょうど半分の20球を終えたところで休憩を入れさせた。吉井コーチは「あの子はテンポが速いんで、惰性になって最後にバランスを崩さないように、休憩を入れてじっくり投げさせました」と説明した。
佐々木朗はこの日も、2種類のスライダーを投げ分けていた。ストライクを取るものと、ストライクゾーンからボールゾーンへと曲がり空振りを誘うものだが、打撃投手はあらかじめ球種を伝えてから投げるので、後者に対して相手打者はまず振ってこない。吉井コーチは「佐々木もブルペンでそのことを気にしていて、『バッター、振ってこないっすよね?』と言っていた。『今日は相手が振ってくる振ってこないに関係なく、思い通りの球を投げてみい』と伝えた」という。
そこで楽しみになるのが実戦形式のシート打撃の登板である。1週間後の4月3日に予定されている。「球種を教えないでやった時の、相手打者の反応が分かる」と吉井コーチ。果たして、佐々木朗のボールになるスライダーをプロの打者が振らされるのかどうか−。吉井投手コーチは「やってみないと分からない」と言いつつ、「想像では、打てそうにないと思った」と付け加えた。
独自の育成プラグラムに従い、ようやく“真剣勝負”に近いところまでこぎつけた佐々木朗。吉井コーチは「(佐々木朗には早く打者と勝負したい気持ちが)あったと思うが、『投げたい投げたい』とは言わず、我慢して一生懸命投げていた」と評した。令和の怪物が着実に実戦モードに近づいている。