わたしはかもめ2020年鴎の便り(3月)

便

3月28日

ロッテ佐々木朗希、自粛期間は「頭と体」で筋肉学ぶ[ニッカン]

自粛期間は頭と体で筋肉を学ぶ。ロッテは28日から1軍練習、2軍練習試合が中止され、ドラフト1位・佐々木朗希投手も埼玉・浦和寮から外出NGとなった。

グラウンドで練習ができない3日間は、寮4階のウエートルームで体を動かす。ベンチプレスやバイクなどの設備があり“自宅待機”しながらトレーニングを継続する予定だ。

せっかくの時間を有効に使う。自室は絶好の読書タイム。1月の入寮時、井口監督の著書とともに持ち込んだ本があった。「プロが教える筋肉のしくみ・はたらき パーフェクト事典」。各骨格筋の名称や動き、役割が図解されており「トレーナーさんと話す時もスムーズに進むと思う」と持参したバイブルを読み込む。練習が無事に再開されれば、4月3日にZOZOマリンのシート打撃に登板予定。投げられない日も、心身をアップデートして備える。

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NPBと選手会の事務折衝は再延期「せかせない」[ニッカン]

日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会が4月1日に行う予定だった事務折衝が再延期されることが28日、分かった。

当初は今季からの導入を目指している現役ドラフトについて協議するはずだった。だが新型コロナウイルスの影響で開幕が延期となり、3月12日予定だった事務折衝が延期。26日には阪神で藤浪ら3選手が球界初の感染者となり、首都圏を中心に多数の自治体が外出自粛を要請するなど感染状況が悪化している。現状は4月24日開幕を目指しているが、5月以降に繰り下げるパターンも想定を開始。開幕が不透明の中で事務折衝を行える状況ではなくなった。

選手会の森忠仁事務局長も24日には開幕延期に伴う現状把握が優先との意向を示していた。協議が大詰めを迎えていた現役ドラフトにも「こういう状況なので、あまりせかせない。やらないとはならないだろうから、期限を設けずに話し合っていきたい」と慎重だった。開幕実施が確定的なものにならなければ、選手救済のための改革も進まない情勢だ。

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プロ野球4.24開幕目指すも…選手の感染で5.8筆頭に5月開幕のシミュレーションも[スポニチ]

新型コロナウイルスの感染拡大により、プロ野球は先行きが不透明な状況が続いている。2月の春季キャンプから、各チームはファンサービスなどを自粛。オープン戦は2月29日から無観客で行われ、当初予定されていた3月20日のシーズン開幕は延期に。その後、最短で4月10日の開幕を検討していたが、それも延期された。

Jリーグと連携して設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」で専門家チームの意見を受けるなどして、現在は4月24日の開幕を目指している。ただ、今月26日には阪神・藤浪ら現役選手の感染が明らかに。12球団が最も恐れていた事態となり、5月8日を筆頭に5月開幕のシミュレーションも進める見込みとなっている。

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ロッテ・朗希、体も頭も鍛える!外出自粛要請もウエートルームで筋トレ&読書で体の仕組み勉強[スポニチ]

時間を無駄にはしない。ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)は28日から3日間、全体練習が中止になったため、さいたま市内の寮で「体」と「頭」を鍛える。

新型コロナウイルスの感染拡大で東京都を含む首都圏4都県で出た週末の外出自粛要請を受け、ロッテは1、2軍ともに首脳陣、選手らが自宅待機。不要不急の外出を控えている。最速163キロを誇る怪物が暮らす球団寮の4階にはウエートルームがあり、前日には周囲に「ウエートルームにこもります」と明かしていたという。

エクササイズバイクをこいでの有酸素運動や、ベンチプレスや肩周りを鍛えるトレーニングマシンも設置されている。24日と27日にフリー打撃に登板し、順調に段階を踏んでいる佐々木朗にとっては、寮生であることが不幸中の幸いとなった形だ。

体を鍛えるだけではない。入寮した1月8日には「筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典」の本を持ち込んでおり、今回の時間を利用して「読み込みます」と話していたという。体の仕組みを勉強し、頭も鍛える。

4月3日には初の実戦形式となるシート打撃に登板する予定。井口監督も「寮でやれることはやらすつもりだけど、本人に任せている」と有意義な時間にしてくれることを願っていた。

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ロッテ・佐々木朗希、練習再開まで筋トレ「できることをやっていきたい」[デイリー]

ロッテは28日から新型コロナウイルス感染予防のため30日まで全体練習が中止。1、2軍の首脳陣、選手、スタッフらは3日間の自宅待機となったが、ドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=はその間も筋トレで肉体の強化に取り組む。

寮生の佐々木朗はさいたま市のマリーンズ寮内にあるウエート場でトレーニングに集中。成長過程の体を徹底的に鍛える時間に充てる。前日には「気持ちを切らさずに、できることをやっていきたい」と時間を有効活用したいという思いを明かしており、入寮の際に持参した「プロが教える筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典」も読んで勉強していく。

27日に2度目のフリー打撃に登板し、直球は最速156キロを計測、打者に初めて変化球も投じた。4月3日には初のシート打撃に登板する予定。最速163キロ右腕が、実戦デビューに向けて着々と準備を進める。

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ロッテ佐々木朗、“虚弱体質”不安を払拭!?吉井コーチ太鼓判「思ったより体は頑丈」[Full-Count]

◇吉井コーチ「当初は体力がないからどうだこうだと言われてましたが…」

ロッテのドラフト1位ルーキー・佐々木朗希投手が、入団前のいくつかの懸念を払拭しつつある。27日にプロ入り後2度目の打撃投手を務め、初めて打者相手に変化球を解禁。安田、山口に対して計40球を投じた。

実戦デビューにまた一歩近づいた右腕に、吉井理人投手コーチは「当初は体力がないからどうだこうだと言われてましたが、思ったより体は頑丈。ウチのコンディショニングコーチもしっかりやってくれているんで、体が強くなってきているのも確か」と目を細めた。

今さら言うまでもなく、佐々木朗は大船渡高3年の昨夏、岩手大会決勝の登板を回避して物議を醸した。同校の國保陽平監督は「故障を防ぐために私が判断した。今日の試合が1番壊れる可能性が高いと思った」と明かしたが、佐々木朗の体力を懸念する声や「怪我をしやすい体質ではないか」との“疑念”が広がった。

日の丸を背負って臨んだ昨年の「U-18ワールドカップ」では9月6日の「スーパラウンド第2戦」韓国戦に先発。初回は評判通りの豪速球を披露し、無安打1奪三振1四球無失点に抑えたが、右手中指のマメが悪化し、結局1イニング限りでマウンドを降りた。昨年4月の高校日本代表候補合宿の紅白戦で163キロを計測して一躍名を上げた“令和の怪物”は、甲子園出場を逃したのに続き、国際大会でも実力を発揮しきれずに終わり、大舞台での経験のなさを差し引いて評価するプロのスカウトも現れた。

だが、ここにきて佐々木朗は“実戦派”であるところも見せ始めている。吉井コーチは「これだけ注目されて、何も感じていないかのようにしっかり投げられるのは凄い」と舌を巻く。

さらに、佐々木朗は自身のスライダーについて「ストライクゾーンに投げる球と、ボール(になる)球を投げ分けられる」と明かした。この日は予め球種を打者に伝えてから投げたためボールになるスライダーを振らせることはできなかったが、4月3日に予定される実戦形式のシート打撃登板では「もっと実戦的にバッターの反応が見られると思います」とうなずいた。

こうしたコメントの端々に、技術に裏打ちされたクレバーさがうかがえる。決して球速や身体能力だけの投手ではない。まだプロの実戦では1球も投げていないが、段階を追うごとに、見る側の楽しみが増していく投手だ。

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