わたしはかもめ2020年鴎の便り(4月)

便

4月5日

2球で2ストライク、1球外すべきなのか[ニッカン]

野球のセオリーは本当か?一般的に投手は、2球で2ストライクに追い込んでも、次の球はボール球を投げるケースが散見される。1球外すことに意味があるのか。3球勝負するべきなのか。プロ野球(NPB)やMLBのデータを徹底検証。選手やコーチ、評論家ら、関係者の声を集めた。

◇カウント別の打率

カウント89年90年09年19年米大
0−0.326.325.339.332.354
1−0.343.338.338.354.351
2−0.373.353.329.364.367
3−0.367.421.396.482.410
0S合計.338.334.338.345.355
0−1.314.320.311.313.329
1−1.317.324.338.328.337
2−1.334.339.356.339.351
3−1.364.354.356.356.363
1S合計.324.329.335.328.339
0−2.160.157.139.145.149
1−2.176.176.175.168.161
2−2.206.199.198.187.180
3−2.219.226.231.216.202
2S合計.194.192.189.180.173
0−2割合5.0%5.9%6.7%8.1%10.3%

[注]米大は昨年のメジャー成績。

◇全打数に占める0−2打数割合

全打数0−2割合
005476131065.7%
015639730715.4%
025664637026.5%
035749334726.0%
045642032405.7%
055795535526.1%
065708437376.5%
075809536646.3%
085819939156.7%
095817939006.7%
105861237106.3%
115630938546.8%
125647135816.3%
135793235716.2%
145803537606.5%
155728537746.6%
165776242247.3%
175736044167.7%
185794542857.4%
195772946558.1%

◇過去3年の2ストライクからの打率

年度カウント通算0−2経由
打数−安打打率打数−安打打率
17年0−24416−596.1354416−596.135
1−210502−1771.1694157−698.168
2−29797−1836.1872133−414.194
3−25804−1284.221798−194.243
18年0−24285−650.1524285−650.152
1−210518−1816.1734186−729.174
2−29886−1913.1942135−442.207
3−26123−1343.219829−177.214
19年0−24655−674.1454655−674.145
1−210475−1765.1684069−705.173
2−29836−1838.1872057−383.186
3−26044−1307.216791−169.214

[注]0−2経由のデータはDELTA社提供。

巨人小林捕手
「追い込まれると、バッターはストライクゾーンを広げてくる。その心理を考えればゾーンを広げます。ボール球というわけではありませんが、際どいところで勝負となるとボール球になる可能性はあります。」
巨人炭谷捕手
「追い込まれた時の打者心理として、三振が怖いから、ストライクゾーンを広げます。特に、見逃し三振は避けたいから、当てにいくようなバッティングになることがあります。でも、三振を怖がらないイメージのある西武は追い込まれても自分の打撃に徹し、ボールを追いかけない印象があるので(他球団より)打率は高い傾向があるのではないでしょうか。」
巨人相川バッテリーコーチ
「日本の野球では、少年野球の時代から「ツーナッシングから打たれちゃいけない」という教育が根付いている。怒られたくないから、明らかなボール球を使うケースが見られる。(抑えるには)いかに早く打者を追い込むか。」
巨人杉内2軍投手コーチ(3球勝負に)
「たまには3球勝負も入れていかないとね。まあ試合の状況ですよね。序盤なのか終盤なのか、勝ってるのか負けてるのか、何点差かで使い分けないと。外に1球外すとか高めに1球外すとかも分からんでもないけど、球数も増えるし、その1球を勝負球に使った方がいい気はしますけどね。」
巨人木佐貫2軍投手コーチ(3球勝負に)
「僕の経験則から言うと1球外すことはランナーがいる時は有効だと思います。早くベンチに帰りたいという心理になるものなので。低めの変化球を入れることも重要かなと思います。」
ヤクルト古賀捕手
「場面や投手のタイプによる部分も大きいが、カウント0−2から勝負をすると、意外と打ち取れる。打者の立場だと、3球目で内角や外角を突かれ勝負されたらびっくりする。今年はオープン戦、練習試合でも打者のタイミングが合っていない場合は3球勝負を心がけた。」
日本ハム秋吉投手(カウント0−2に)
「セとパで配球の考え方に違いを感じます。パは3球勝負、セは1球外すことが多いイメージ。セは普段から、変化球でかわす投球を求められる。0−2となったら、ボール球で誘ってバットを振ってくれたらラッキーみたいな。」
ソフトバンク内川内野手
「打者にとっては3球三振が1番嫌なこと。はっきりボールと分かる形で外してくれるのは打者としては楽になる。0−2となったら外すだろうと思いながらストライクが来たら打つつもりで待っているが…。これまでよく言われることが、いざデータにしてみると、実はセオリーではないことが分かることも出てくるでしょうね。投手側からすれば『追い込んでから打たれるのはもったいない』と言われて怒られるパターンがあるが、あまり言い過ぎると『3球勝負』ができなくなる。失敗しても3球勝負をしなさいよと教えた方がいいですね。」
ソフトバンク和田投手
「3球勝負はありだと思う。投手としては、あからさまにボールと分かる球で外すのはもったいない。当然、制球力に自信があればだが、ギリギリのコースを狙っていった方がいい。もちろん、イニングとか打者との色んな状況もあるが、昔から割と3球勝負はしてきた方だと思う。」
西武栗山外野手
「まず一言でいうと『やばい』って言葉に尽きますね。ただ自分の打撃コンディションによって3段階に分かれると思います。(1)『メッチャやばい』(2)『ちょっとやばいな』(3)『やばいけど、なんとかなるやろ』。あと投手目線でいうと、その2ストライクが「空振り、空振り」なのか『見逃し、見逃し』なのかによって違うと思います。
空振りできていたら『どこでも打ち取れる』って思っているだろうし、見逃しできていたら『どこ投げたらいいんだろう』って同じ0−2でも意味合いが違ってくるでしょうね。
ただ、僕の印象としては打率1割4分5厘というのは意外と多い。もっと少ないと思ってました。自分の感覚だと10打席で1本打ってるかどうか。そういう意味では、打者が「やばい」って思うほど、投手は優位性を感じていないのかもしれませんね。」
楽天光山バッテリー兼守備戦略コーチ
「あえてボール球はいらない。打者を誘った結果のボールならいい。3球勝負でもいいと思う。球数制限が言われている中で、ただ1球外す、というのはナンセンス。」
オリックス山崎勝捕手
「(3球勝負か)どちらを選択するかは、投手陣の顔ぶれ、順位などチーム状況が影響します。強力な勝負球を持つ投手の場合は、その武器をより確実に生かすために違う変化をする球種を2ストライクから挟んで打者のタイミングをずらす。一方で、中継ぎが足りない時は先発に終盤まで投げてもらうために、球数減を考えて3球勝負を選ぶ場合もあります。チーム状況や監督の考えで、選択は違ってくる。」
オリックス高山ヘッド兼投手総合コーチ
「打者の心理から、追い込まれているからボール球を振るかもという考えで2ストライクから1球ボール球を挟むことはある。ただコントロールが悪かったり、これといったウイニングショットを持っていない投手には3球勝負をさせます。ボールカウントが先行するケースにつながるので。どちらの攻め方が有効かは、半々だと思いますよ。」

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外すごとに打者有利、カウント別打率を調査[ニッカン]

野球のセオリーは本当か?一般的に投手は、2球で2ストライクに追い込んでも、次の球はボール球を投げるケースが散見される。1球外すことに意味があるのか。3球勝負するべきなのか。プロ野球(NPB)やMLBのデータを徹底検証した。

◇カウント別の打率

カウント89年90年09年19年米大
0−0.326.325.339.332.354
1−0.343.338.338.354.351
2−0.373.353.329.364.367
3−0.367.421.396.482.410
0S合計.338.334.338.345.355
0−1.314.320.311.313.329
1−1.317.324.338.328.337
2−1.334.339.356.339.351
3−1.364.354.356.356.363
1S合計.324.329.335.328.339
0−2.160.157.139.145.149
1−2.176.176.175.168.161
2−2.206.199.198.187.180
3−2.219.226.231.216.202
2S合計.194.192.189.180.173
0−2割合5.0%5.9%6.7%8.1%10.3%

[注]米大は昨年のメジャー成績。

◇全打数に占める0−2打数割合

全打数0−2割合
005476131065.7%
015639730715.4%
025664637026.5%
035749334726.0%
045642032405.7%
055795535526.1%
065708437376.5%
075809536646.3%
085819939156.7%
095817939006.7%
105861237106.3%
115630938546.8%
125647135816.3%
135793235716.2%
145803537606.5%
155728537746.6%
165776242247.3%
175736044167.7%
185794542857.4%
195772946558.1%

◇過去3年の2ストライクからの打率

年度カウント通算0−2経由
打数−安打打率打数−安打打率
17年0−24416−596.1354416−596.135
1−210502−1771.1694157−698.168
2−29797−1836.1872133−414.194
3−25804−1284.221798−194.243
18年0−24285−650.1524285−650.152
1−210518−1816.1734186−729.174
2−29886−1913.1942135−442.207
3−26123−1343.219829−177.214
19年0−24655−674.1454655−674.145
1−210475−1765.1684069−705.173
2−29836−1838.1872057−383.186
3−26044−1307.216791−169.214

[注]0−2経由のデータはDELTA社提供。

NPBのカウント別打率を調べた。昨年は0−2で1割4分5厘、1−2で1割6分8厘、2−2で1割8分7厘、3−2で2割1分6厘と、ボール球が1球増えるごとに2分から3分、打率が上がる。データからは「1球外すことは打者を有利にするだけ」と言える。2ストライクだけでなく、1ストライクや0ストライクも同様。この傾向は、昨年に限ったことではない。さらに10年ずつ、1989年(平元)までさかのぼって検証しても、一貫して同様の結果となった。

カウント別打率では、1−2、2−2、3−2の場合に、ボール球が2球目までに投じられたケースが含まれる。そこで、データ分析会社「DELTA」の協力で、過去3年間の0−2を経由したケースだけを抽出した。19年は1−2が1割7分3厘、2−2が1割8分6厘、3−2が2割1分4厘。単純なカウント別打率と比較し、差は最大で1−2の5厘。2−2と3−2では2厘以内と、ほとんど両者に違いはなかった。やはり、ボールカウントの増加は、打者を利すると言える。

米大リーグではどうか。日本と同様に、ボールカウントが1つ増えるごとに、打率は上がる。0−2は1割4分9厘と最も低く、日本の1割4分5厘と大差ない4厘差だ。大きく違うのは、0−2での打数の割合だ。全カウントのうち、10.3%を占める。日本はここ20年ほど上昇傾向なのだが、昨年の8.1%が過去最高だった。米国ではデータ的に2ストライクから攻め込んだ方が有利であることが判明していることや、肩や肘を消耗品と捉え、球数を1球でも少なくする意図がありそうだ。打者の積極性も関係しているかもしれない。

少年野球などで、2球で追い込んだ後、3球目を打たれて「慎重にいけ」と怒られた投手は少なくないだろう。だが、高校野球で球数制限が始まり、データでも立証されているだけに、今後は3球勝負が増えるかもしれない。

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佐々木朗希、高3時15戦の奪三振割合47.7%[ニッカン]

4月6日は163キロ記念日−。ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)が、国内高校生史上最速の163キロをマークしてから6日で1年を迎える。井口資仁監督(45)が先発育成での170キロ到達を期待する大物は、この1年間でどれだけのものを示してきたのか。投球結果に関するデータを読み解く。

◇19年「大船渡・佐々木」の公開登板15戦の対戦結果

三振
47.7%
ゴロアウト
18.3%
フライアウト
13.0%
安打
11.5%
四死球
9.5%

高3時に公開された15試合で、262人から125個の三振を奪っている。対打者の47.7%が三振になる結果だ。

163キロのイメージが強いが、奪三振の約6割が変化球を空振りさせてのもの。ただ、スライダーが142キロをマークする時もある。昨夏岩手大会ではスライダー2球で追い込み、160キロ直球で外ぎりぎりを突き、最後はまたスライダーで三振シーンも。投手としての総合力が高い。

右打者に比べ、左打者の外野フライが少ない。直球をしっかり転がそうという意識が強いのか、一ゴロは1個もなく、三ゴロも1個だけ。二ゴロは9個あった。バッテリーや一塁、三塁への高いフライは、左右合計で3個しかなかった。打者が力勝負を挑んでも、押し込みきれない球威を物語る。唯一の被本塁打は浮いたスライダー。2年生の右打者に左翼席へ運ばれた。

◇奪三振割合(K%)

奪三振÷対戦打者数で計算。過去、対戦打者数200以上で最も高かったのは、97年佐々木(横浜)の45.2%。佐々木は96年にも40.0%を記録したが、40%以上は15、17年サファテ(ソフトバンク)19年ジョンソン(阪神)の過去3人(5度)しかいない。先発投手では15年バンデンハーク(ソフトバンク)の32.5%が最高で、日本人トップは68年江夏(阪神)の31.9%と、佐々木朗の47.7%がいかに優れているかが分かる。

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佐々木朗希、プロで平均152キロ超はシャーザー級[ニッカン]

4月6日は163キロ記念日−。ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)が、国内高校生史上最速の163キロをマークしてから6日で1年を迎える。井口資仁監督(45)が先発育成での170キロ到達を期待する大物は、この1年間でどれだけのものを示してきたのか。投球結果に関するデータを読み解く。

◇フリー打撃の直球球速分布

球速球数(割合)
1453(5.1%)
1461(1.7%)
1472(3.4%)
1480(0.0%)
1492(3.4%)
1502(3.4%)
1514(6.8%)
1524(6.8%)
1539(15.3%)
15417(28.8%)
1556(10.2%)
1562(3.4%)
1575(8.5%)
1582(3.4%)

※ZOZOマリンの測定。計測不能が10球。

◇メジャーでは

速球の平均球速が152.9キロ(約95マイル)に近い先発投手は、サイ・ヤング賞を3度受賞し昨季世界一に輝いたナショナルズの右腕マックス・シャーザー(35)、通算3006奪三振を記録し昨季サイ・ヤング賞に輝いたアストロズの右腕ジャスティン・バーランダー(37)。

20代ではレッズの右腕トレバー・バウアー(29)がトレーニングによって18年から球速を上げ平均ほぼ95マイルを出す。ちなみに昨季163キロ(101マイル)以上をマークした投手は通算20セーブのカージナルス抑え右腕ジョーダン・ヒックス(23)のみで、101.1マイルだった。

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佐々木朗希は「勝てる先発投手」終盤でも球速落ちず[ニッカン]

4月6日は163キロ記念日−。ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)が、国内高校生史上最速の163キロをマークしてから6日で1年を迎える。井口資仁監督(45)が先発育成での170キロ到達を期待する大物は、この1年間でどれだけのものを示してきたのか。投球結果に関するデータを読み解く。

◇佐々木朗希の高3時イニング別球速(キロ)

イニング直球平均最速
1回147.3157
2回148.6156
3回146.1153
4回149.1157
5回148.1157
6回147.4153
7回149.6156
8回149.4160
9回148.9159
10回149.3150
11回143.9151
12回144.8153

※完投の4試合が対象(うち延長突入1試合)

高3時代の完投した4試合を分析すると、イニングごとの直球平均球速は、終盤になっても落ちない。象徴的なのが昨夏岩手大会4回戦・盛岡四戦だ。中2日で先発し、最速160キロを出したのは8回裏の116球目。9回のピンチで157キロ、159キロを並べ、延長12回、最後の打者にも153キロを投げた。イニング単位でなく、勝負時にギアを上げられる。

ペース配分もうまい。同試合、10回裏の初球にあわやサヨナラ本塁打という大ファウルを打たれたが、力勝負にいかなかった。イニング別平均球速を見ると、3回と6回にやや落ちる。3回は下位打線の可能性が高く、5回のグラウンド整備中断後は制球が乱れやすい場面。細やかな意識が感じ取れる。試合終了までを見すえたプランニングは「勝てる先発投手」の条件を満たしている。

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佐々木朗希、直球505球の平均球速は147キロ超[ニッカン]

4月6日は163キロ記念日−。ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)が、国内高校生史上最速の163キロをマークしてから6日で1年を迎える。井口資仁監督(45)が先発育成での170キロ到達を期待する大物は、この1年間でどれだけのものを示してきたのか。投球結果に関するデータを読み解く。


佐々木朗が投じた直球505球の球速を分析した。使用したスピードガンが試合によって違うため参考値になるものの、平均球速は147.32キロだった。

1キロ刻みでの球速別最多は150キロで、50球を投じた。150キロ以上が183球あり、全直球の36.2%を占めた。145キロ以上では同72.5%。高校野球では異次元の直球を投げていた。

プロ入り後の「対打者」はまだ2度のフリー打撃登板のみながら、測定可能だった直球59球の平均球速は152.9キロ。最速は158キロ。数分間限定の投球で力配分の必要はないものの、明らかに球速を伸ばしている。まだ全力投球ではなく、自身も「もう少し良くなると思うので改善していきたい」と話すなど、165キロ到達は現実的な目標になっている。

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ロッテ井口監督、鳥谷起用は「内野全て可能性ある」[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(45)が、新加入の鳥谷敬内野手(38)のレギュラー獲得を期待した。5日、球団公式SNS上で応募された質問に回答。3月10日の入団以降、2軍調整する鳥谷について「当然、レギュラーを奪うつもりでやって欲しい」とコメントした。

一塁井上、二塁中村奨、三塁レアード、遊撃藤岡と各ポジションに本命はいるものの、井口監督は鳥谷起用について「内野は全ての場所で当てはまる可能性がある」とした。「代打とか守備からとかは全く考えていない」と明言。阪神で通算2085安打を放ったレジェンドを、あくまでもレギュラー候補の1人の認識でいることを強調した。

ライバルとなる若手にも、ベテランから学ぶことを求める。指揮官は「1軍の試合に出続けるというのは本当に大変なこと。それを彼はずっとやっていた。どんなことがあっても出続ける姿勢を見て欲しい。若い選手はどんどん質問をして欲しい」と願った。自主練習が再開されれば、本拠地ZOZOマリンで練習する見込み。鳥谷がいよいよ存在感を高め始める。

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ロッテ井口監督「打席外した」応援歌サビ聞きたくて[ニッカン]

ロッテ井口資仁監督(45)が5日、球団公式インスタグラムでのQ&Aコーナー「井口監督への質問箱」でファンから集まった質問への回答を披露した。

熱い応援で知られるロッテファンからは、スタンドの応援についての質問も多く届いた。この日は「ファンの応援歌は現役時代、どれくらい聞こえていましたか?」という質問に「自分はものすごく聞いていました。打席で口ずさんでいたぐらいです(笑)」と回答し「サビまで聞きたい時は、わざと打席を外したりしました」というエピソードも明かした。「やっぱり、スタンドが1番盛り上がっている状況で打席に入って打ちたいという思いがありました」と振り返った。

5日間連続で行った同企画には、合計1660件の質問が寄せられた。井口監督は「ファンの皆様とのつながりを強く感じることができた時間となりました」とコメントした。

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鳥谷よ定位置つかめ!ロッテ・井口監督が期待「実績、年齢とか関係なく、競争」[サンスポ]

ロッテ・井口監督が5日、3月に加入した鳥谷(前阪神)にハッパをかけた。球団公式インスタグラムでファンから募集した質問コーナーを実施しており、鳥谷の起用法について「レギュラーを奪うつもりでやって欲しい。実績、年齢とか関係なく、競争。代打、守備からとかは全く考えていない」と期待した。5日間にわたって行われたコーナーは最終回。今後に向けて「いざ開幕となったときに最高のパフォーマンスを見せ、ファンの皆さまに喜んでもらえるように頑張ります」とコメントした。

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ロッテ・井口監督、鳥谷の起用法は「代打とか守備からとかは全く考えていない」[サンスポ]

ロッテは5日、「井口監督への質問コーナー」と題して、1日から球団公式インスタグラムで5回にわたって行った井口資仁監督(45)への質問企画を終了した。5日間で計1660問の質問が寄せられ、その中から選ばれた58問に井口監督が回答した。

この日の最終回には、244件の質問が寄せられ、井口監督がその中から

11問に回答した。主な内容は以下の通り。

≫性格が似ている選手はいますか。
井口監督
「難しい質問ですね(笑)現役選手には、いないんじゃないですかね。ホークス時代は秋山(幸二)さんは似てかなあと思いました。オンとオフがはっきりしている。試合が終わるとロッカーでダラダラせずにすぐに球場を離れ家に帰るとか。リズムが一緒でしたね。基本的にはポジティブなので、ネガティブな人は真逆になると思います(笑)。」
≫好きな映画ありますか。
井口監督
「何でも見ますね。最近は『コンテイジョン』を見ました。2011年の映画ですけど今の状況を受けて改めて注目を集めている映画です。感染症の怖さを描いた映画で、やはり怖いなと。こんな状況下で自分達には何ができるのか、どう立ち振る舞うべきなのかを改めて考えさせられました。」
≫ファンの応援歌は現役時代、どれくらい聞こえていましたか。
井口監督
「自分はものすごく聞いていました。打席で口ずさんでいたぐらいです(笑)サビまで聞きたい時はわざと打席を外したりしました。やっぱり、スタンドが1番盛り上がっている状況で打席に入って打ちたいという想いがありました。」
≫鳥谷選手の起用のイメージを教えてください。スタメンもありえるのでしょうか?まずは代打、守備からなのでしょか?(メディアからの質問)
井口監督
「当然、レギュラーを奪うつもりでやって欲しい。実績とか年齢とか関係なく競争。まだまだやれるというところを見せて欲しい。代打とか守備からとかはまったく考えていない。若い子と争って競争を勝ち抜いてレギュラーの座を掴んで、結果を出して欲しいと思っています。内野は全ての場所で当てはまる可能性はあります。」

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ロッテ・井口監督、鳥谷に期待「競争勝ち抜いて」、球団インスタで起用法言及[スポニチ]

昨季限りで阪神を退団し、ロッテに入団した鳥谷に対して井口監督が大きな期待を寄せた。5日、球団公式インスタグラムでファンの質問に答える形で鳥谷について言及。起用法について「当然、レギュラーを奪うつもりでやって欲しい。まだまだやれるというところを見せて欲しい。代打とか守備からとかは全く考えていない」と話した。

「競争を勝ち抜いて、結果を出して欲しい。(守備位置も)内野は全ての場所で当てはまる可能性はある」と井口監督。チームは3月28日から練習を中止していたが、6日からZOZOマリンで選手らが自主練習を行う。これまで2軍で調整していた鳥谷も参加予定。自主練習は「密閉」「密集」「密接」の3つの密を避けるために午前、午後の2部制で実施し、ロッカーも一塁側と三塁側に分ける。

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ロッテ・井口監督、鳥谷に刺激を受けて欲しい選手は…インスタ企画最終回「質問読むのが楽しみでした」[スポニチ]

ロッテは5日、球団公式インスタグラムで、井口監督へ5回目の質問を午後2時まで募集し、244件が届いた。5日連続で実施した「井口監督への質問BOX」の企画はこれが最終回となり、合計で1660問の質問に対し、58問の回答を行った。

井口監督は「ファンの皆様、5日間ありがとうございました。合計で1660問にも及ぶ質問をいただき、私も毎日、質問を読むのを楽しみにしていました。自分にとって質問に回答をしていることでファンの皆様とのつながりを強く感じることが出来た時間となりました。また機会がありましたらぜひ質問コーナーに参加をさせてもらいたいと思っています。さて現状、状況は刻一刻と変化をしています。色々な壁が待ち構えていますが、まずは今、出来ることから始めて1つ1つ突ッパをしていきます。どんな逆境にも負けずに集中し、いざ開幕となった時に最高のパフォーマンスを見せ、ファンの皆様に喜んでもらえるように頑張ります。これからも熱い応援を宜しくお願いします」とコメントした。

なお、5回目の回答は次の通り。

(1)性格が似ている選手はいますか?または真逆な性格の選手はいますか?
井口監督
「難しい質問ですね。現役選手には、いないんじゃないですかね。ホークス時代は秋山(幸二)さんは似てるかなあと思いました。オンとオフがはっきりしている。試合が終わるとロッカーでダラダラせずにすぐに球場を離れ家に帰るとか。リズムが一緒でしたね。基本的にはポジティブなので、ネガティブな人は真逆になると思います(笑)。」
(2)最近、泣いたことはありますか?泣きますか?
井口監督
「子供の時とかは全く泣かない子でしたけど、最近は年をとったのか涙腺が弱くなりました。感動系のテレビ番組とかも見ても涙が出ます。スポーツのドキュメンタリー系でも泣いたりします。年ですね。」
(3)好きな映画ありますか?
井口監督
「何でも見ますね。最近は『コンテイジョン』を見ました。2011年の映画ですけど今の状況を受けて改めて注目を集めている映画です。感染症の怖さを描いた映画で、やはり怖いなと。こんな状況下で自分達には何が出来るのか、どう立ち振る舞うべきなのかを改めて考えさせられました。」
(4)サングラスはどれくらい持っていますか?
井口監督
「メチャクチャあります(笑)多分200個ぐらい。」
(5)野球をする上でランニングは重要だと思いますか?
井口監督
「重要だと思います。特にプロはシーズンが長い。1年を通して戦い抜くためには下半身の基礎体力が大事になると思います。もちろんプロに限らず何事も下半身がしっかりしていることは大事。そのためには走ることが必要です。」
(6)去年はライオンズに分が悪かったと思いますが、今シーズンのライオンズ戦のポイントは?
井口監督
「走られたりと、足でかき回された印象があります。足の速い選手が走者として出て走られて得点圏に行ってクリーンアップが返すという理想の野球をやられてしまいました。昨年でいうと秋山選手とか源田選手ですね。主軸にホームランを打たれるのは仕方がない部分がありますので、上位打線をどれだけ抑えられるかがポイントになると思います。」
(7)ファンの応援歌は現役時代、どれくらい聞こえていましたか?
井口監督
「自分はものすごく聞いていました。打席で口ずさんでいたぐらいです(笑)サビまで聞きたい時はわざと打席を外したりしました。やっぱり、スタンドが1番盛り上がっている状況で打席に入って打ちたいという想いがありました。」
(8)今岡2軍監督はどんな方ですか?どんな2軍監督ですか?
井口監督
「マリーンズを優勝させたいという想いが1番強い人ではないでしょうか。そういう意味では本当に心強いです。野球に対してド真面目でいつも2人でこのチームを強くするためにはどうすればいいのかと話をしています。シーズン中も常に電話をしています。監督同士でしか出来ない話もありますしね。2軍から推薦したい選手の話とか、選手の状態とか。しっかりと意見交換ができていますので、おかげで2軍の状態を、常にしっかりと把握できています。ありがたいです。」
(9)鳥谷選手の加入で刺激を受けて欲しい選手は誰ですか?
井口監督
「若い選手、全員ではないでしょうか。野球に取り組む姿勢を見習って欲しい。1軍の試合に出続けるというのは本当に大変な事。それを彼はずっとやっていた。どんなことがあっても出続ける姿勢を見て欲しい。そして若い選手はどんどん質問をして欲しいと思っています。トリ(鳥谷)にも若い選手を引っ張る存在として期待をしています。」
(10)鳥谷選手の起用のイメージを教えてください。スタメンもありえるのでしょうか?まずは代打、守備からなのでしょか?
井口監督
「当然、レギュラーを奪うつもりでやって欲しい。実績とか年齢とか関係なく競争。まだまだやれるというところを見せて欲しい。代打とか守備からとかはまったく考えていない。若い子と争って競争を勝ち抜いてレギュラーの座を掴んで、結果を出して欲しいと思っています。内野は全ての場所で当てはまる可能性はあります。」
(11)新社会人の皆さんへメッセージをお願いします。
井口監督
「こんな時だからこそ明るく元気を出してやっていきましょう!」
(12)優勝のために必要なことは?
井口監督
「いつ開幕をするか分かず、練習も思うようには出来ないという非常に難しい状況となっていますが、気持ちを切らさずに諦めずにチームが1つになって戦う心だと思います。今年は『突ッパ』というスローガンを掲げています。どんなことがあってもリーグを1位で突破してクライマックスシリーズを突破して日本一になるという想いです。そのためには個々が自分の限界も突破しないといけません。そしてこの調整が非常に難しい状況に負けずに突破しないといけないと思います。今こそファン、チーム一丸となってこの苦難を突ッパの気持ちで乗り越えていきましょう。」

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鳥谷敬、6日にZOZO初練習へ…自主練参加[報知]

阪神から自由契約で加入したロッテ・鳥谷敬内野手(38)が6日に本拠地ZOZOで初めて練習することが5日、分かった。自主練習に参加する。

これまで2軍で調整し、練習試合6試合にスタメン出場。打率2割5分で、守備では一塁以外の内野の全ポジションを守ってきた。この日、球団公式インスタグラムで公募した質問に応じた井口監督は、鳥谷の起用について「当然、レギュラーを奪うつもりでやって欲しい。まだまだやれるというところを見せて欲しい。代打とか守備からとかは全く考えていないし、内野は全ての場所で当てはまる可能性はある」と期待。これまでにファースト・鳥谷の可能性も示している。

チームはこの日まで活動を休止していたが、6日からは自主練習とし、2チームに分けて時間差で行う予定。内野陣は、二塁・中村奨、遊撃・藤岡、三塁・レアードがレギュラー候補だが、ルーキーの福田光もオープン戦などで活躍。外野手の清田、角中らもオープン戦で一塁を守っていた。開幕の見通しが立たない状況だが、レジェンドの合流で内野のポジション争いはさらに激化しそうだ。

◇12球団1軍の予定

球団6日以降の予定
巨人12日まで個人調整(取材自粛要請)
DeNA6日まで自主練習(取材自粛要請)
阪神当面活動休止
広島6日まで活動休止
中日7日まで活動休止
ヤクルト17日まで自主練習
西武当面自主練習(取材自粛要請)
ソフトバンク8日まで活動休止
楽天当面活動休止
ロッテ当面自主練習
日本ハム30日まで自主練習(取材自粛要請)
オリックス17日まで自主練習

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井口監督「最近は涙腺が弱くなりました」、インスタ企画第5弾「井口監督への質問箱」[報知]

ロッテは5日、球団公式インスタグラムで行った企画「井口監督への質問箱」で244件の質問が届いたと発表した。

4月1日から5日まで受け付け、5日間で1660問の質問が届いた。井口監督は「自分にとって質問に回答をしていることでファンの皆様との繋がりを強く感じることが出来た時間となりました。今、何が出来るのか、何をすべきなのかを考えながら活動を開始していきたいと思います。色々な壁が待ち構えていますが、まずは今、出来ることから始めて1つ1つ突ッパをしていきます」と球団スローガンになぞらえてコメントした。

主な問答は次の通り。

≫最近、泣いたことはありますか?泣きますか?
井口監督
「子供の時とかは全く泣かない子でしたけど、最近は年をとったのか涙腺が弱くなりました。感動系のテレビ番組とかを見ても涙が出ます。スポーツのドキュメンタリー系でも泣いたりします。年ですね(笑)。」
≫好きな映画ありますか?
井口監督
「何でも見ますね。最近は『コンテイジョン』を見ました。2011年の映画ですけど今の状況を受けて改めて注目を集めている映画です。」
≫ファンの応援歌は現役時代、どれくらい聞こえていましたか?
井口監督
「自分はものすごく聞いていました。打席で口ずさんでいたぐらいです(笑)。サビまで聞きたい時はわざと打席を外したりしました。やっぱり、スタンドが1番盛り上がっている状況で打席に入って打ちたいという想いがありました。」
≫今岡2軍監督はどんな方ですか?どんな2軍監督ですか?
井口監督
「マリーンズを優勝させたいという想いが1番強い人ではないでしょうか。そういう意味では本当に心強いです。野球に対してド真面目でいつも2人でこのチームを強くするためにはどうすればいいのかと話をしています。シーズン中も常に電話をしています。監督同士でしか出来ない話もありますしね。2軍から推薦したい選手の話とか、選手の状態とか、しっかりと意見交換ができていますので、おかげで2軍の状態を常にしっかりと把握できています。」

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鳥谷よレギュラー奪え、ロッテ・井口監督「代打とか考えてない」[デイリー]

ロッテ・井口資仁監督(45)が5日、昨季限りで阪神を退団して移籍した鳥谷敬内野手に“レギュラーを奪え”と猛ゲキを飛ばした。球団公式インスタグラムで公募した質問に応じたもの。

鳥谷はスタメンか、代打、守備固め要員なのか−。注目の起用法についての質問に指揮官の答えは、明確だった。「当然、レギュラーを奪うつもりでやって欲しい。まだまだ、やれる、というところを見せて欲しい。代打とか守備からとかは全く考えていない」と断言した。

当然のことだが、レギュラーポジションは与えるものではない。阪神の球団史上最多2085本の安打を積み重ねた“レジェンド”にも競争を求める。「実績とか年齢とか関係なく競争。若い子と争って競争を勝ち抜いてレギュラーの座をつかんで、結果を出して欲しい」とハッパをかけた。

2月の春季キャンプに参加せず、3月に入ってロッテ入りが決まった鳥谷。ここまで2軍で調整を続け、練習試合では“本職”の遊撃に加え、二塁と三塁にも入った。守備位置について井口監督は「内野は全ての場所で当てはまる可能性はあります」と明言した。

チームは6日にZOZOマリンスタジアムで自主練習を行い、鳥谷も参加する予定。「若い選手を引っ張る存在として期待をしています」と若手のお手本になることも求めた指揮官。大きな期待を背負った百戦錬磨のベテラン。新たな働き場所で本領を発揮する。

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ロッテ井口監督、鳥谷に「競争を勝ち抜いてレギュラーの座を」好評ファン質問企画で[デイリー]

ロッテは5日、球団公式インスタグラムで公募した井口資仁監督への質問に対する回答を発表した。第5回となる今回が企画最終回。井口監督は、鳥谷敬内野手に対して回答を通じて「当然、レギュラーを奪うつもりでやって欲しい」とハッパをかけた。

第5回の主な回答は次の通り。

≫去年はライオンズに分が悪かったと思いますが、今シーズンのライオンズ戦のポイントは?
井口監督
「走られたり、足でかき回された印象があります。足の速い選手が走者として出て、走られて、得点圏に行って、クリーンアップが返すという理想の野球をやられてしまいました。昨年でいうと秋山選手とか源田選手ですね。主軸にホームランを打たれるのは仕方がない部分がありますので、上位打線をどれだけ抑えられるかがポイントになると思います。」
≫今岡2軍監督はどんな方ですか?どんな2軍監督ですか?
井口監督
「マリーンズを優勝させたいという思いが1番強い人ではないでしょうか。そういう意味では本当に心強いです。野球に対してド真面目でいつも2人でこのチームを強くするためにはどうすればいいのかと話をしています。シーズン中も常に電話をしています。監督同士でしかできない話もありますしね。2軍から推薦したい選手の話とか、選手の状態とか。しっかりと意見交換ができていますので、おかげで2軍の状態を、常にしっかりと把握できています。ありがたいです。」
≫鳥谷選手の加入で刺激を受けて欲しい選手は誰ですか?
井口監督
「若い選手、全員ではないでしょうか。野球に取り組む姿勢を見習って欲しい。1軍の試合に出続けるというのは本当に大変な事。それを彼はずっとやっていた。どんなことがあっても出続ける姿勢を見て欲しい。そして若い選手はどんどん質問をして欲しいと思っています。トリ(鳥谷)にも若い選手を引っ張る存在として期待をしています。」
≫鳥谷選手の起用のイメージを教えてください。スタメンもありえるのでしょうか?まずは代打、守備からなのでしょうか?
井口監督
「当然、レギュラーを奪うつもりでやって欲しい。実績とか年齢とか関係なく競争。まだまだやれるというところを見せて欲しい。代打とか守備からとかはまったく考えていない。若い子と争って競争を勝ち抜いてレギュラーの座をつかんで、結果を出して欲しいと思っています。内野は全ての場所で当てはまる可能性はあります。」

球団広報担当は毎日15時に自宅待機中の井口監督に電話をして質問を伝え、回答をもらっていた。球団によると、第5回目の質問は244件だった。5回合計で、1660問の質問が届き58問に回答した。

井口監督は「ファンの皆さま、5日間ありがとうございました。私も毎日、質問を読むのを楽しみにしていました。ファンの皆さまとのつながりを強く感じることができた時間となりました。これからも熱い応援をよろしくお願いします」とコメントした。

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