4月16日4月16日ロッテ安田尚憲内野手が読書で自分磨きに励む。寮でトレーニングを続けながら「空き時間に積極的に読書するようにしています」と16日、球団を通じてコメント。球界でも愛読者が多い羽生善治氏の「決断力」や「孫子の兵法」など自己啓発本を読み、大砲開花が期待されるプロ3年目へ備える。
21歳を迎えた15日の誕生日には、種市から青森産りんごジュースを贈られるなど、充実の寮時間を過ごしている。
2018年ドラフト1位で3年目のロッテ・安田尚憲内野手（21）は16日、球団寮内で素振りなどのトレーニングを行った。チームは活動休止となる中、空き時間は読書に励む。最近読んでいるのは、将棋の羽生善治九段（49）の著書「決断力」。他分野からもヒントを得て、自身のプレーに生かす。
プロ3年目の飛躍へ。安田が、国民栄誉賞にも選ばれた名人に学ぶ。
「空いている時間に積極的に読書をするようにしています。今は他の分野の本を読んで人生（野球）のヒントを探しています」。
チームが活動休止となる中、さいたま市の球団寮でウエートトレーニングなどを行った後、球団を通じてコメントした。読んでいる本として例に挙げたのが、羽生善治氏の著書『決断力』（角川書店、2005年発売）だ。
同作品は勝負の分かれ目にある「集中力」と「決断力」をテーマに書かれたもの。将棋の世界で数々の名勝負を繰り広げ、頂点に君臨してきた羽生氏が勝負の極意について書き下ろしている。
他にもスティーブン・R・コヴィー氏の『7つの習慣』、田口佳史氏の『超訳 孫子の兵法最後に勝つ人の絶対ルール』を挙げた。昨季は1軍出場がなかったが、イースタン・リーグで本塁打王と打点王の2冠。オフにはプエルトリコのウインターリーグに初参加し、15試合に出て打率.349、9打点の成績を残した。躍進を目指し、本を読んで心の中も鍛える。
前日15日が21歳の誕生日。集まってのお祝いなどはできない状況だが、寮で種市から青森産のリンゴジュースをプレゼントされたという。
「青森のリンゴが心に染みました。今はこういう状況なので、できることをしっかりとやって、いつシーズンが始まってもいけるように心と体を準備していきたい」と誓った。
読書で「野球力」も「人間力」も磨く。ロッテ・安田がチーム活動の自粛期間を利用し「空いている時間に積極的に読書をするようにしています。スポーツ選手や野球の本も読みますが、今は他の分野や歴史上の人物の本を読んで人生（野球）のヒントを探しています」と明かした。
最近手にしたのは天才棋士・羽生善治九段が勝負の極意を記した「決断力」や、紀元前500年代の呉の国に仕えた孫武の兵法書に基づいたビジネス書「孫子の兵法 最後に勝つ人の絶対ルール」。15日に21歳の誕生日を迎え、この日は寮内でティー打撃などで汗を流した。2年目の昨季、2軍で本塁打＆打点の2冠に輝いた左の強打者は「いつ始まってもいいように心と体を準備していきたい」と心身を磨いている。
プロ野球は17日、12球団代表者会議をオンラインで行う。新型コロナウイルス感染拡大を受けての「コロナ特例」や、球場整備の進ちょく、今月いっぱいをめどとした対外試合自粛を、緊急事態宣言期間の5月6日まで延ばすかなどを議論する。
政府が緊急事態宣言の対象を全国に拡大すると表明したことについて、日本野球機構（NPB）の井原敦事務局長は「感染防止を第一義とし、先生方の助言の下、できる練習はやっていく」と従来の方針を強調した。12球団は23日に対策連絡会議と代表者会議を予定しており、凍結している開幕議論は23日以降に行う見込み。
ロッテの安田尚憲内野手（21）が16日、読書から成長につながるヒントを得ていることを明かした。チームが活動休止中のため、現在は寮の自室で成功哲学の原則をまとめた「7つの習慣」、将棋の羽生善治氏の「決断力」、「孫氏の兵法『最後に勝つ人』の絶対ルール」などの本を読んで過ごしている。球団を通して「今は他の分野の方や歴史上の人物の本を読んで人生（野球）のヒントを探しています」とコメントした。
21歳の誕生日だった15日には青森県出身の種市から、同県産のりんごジュースをプレゼントされたという。この日はウェートや素振りなどを行った若き大砲は「できることをしっかりとやって、いつシーズンが始まってもいけるよう心と体を準備していきたいと思っています」と意気込んだ。
ロッテ・安田尚憲内野手（21）が16日、新型コロナ禍で「読書トレ」に励む日々を明かした。チームは球団施設利用の自主練習を自粛中。寮生の安田は球団を通じ「時間はあるので積極的に読書をするようにしています」とコメントした。
「自己啓発本などが多いです。『7つの習慣』、羽生善治さんの『決断力』、『孫子の兵法最後に勝つ人の絶対ルール』。スポーツ選手や野球の本も読みますが、他の分野や歴史上の人物の本を読んで人生（野球）のヒントを探しています」。高卒3年目のスラッガーはジャンルを問わず野球力向上の肥やしにしている。
21歳の誕生日だった前日は「（青森出身の）種市さんが青森県産の美味しいリンゴジュースをプレゼントしてくれました」と明かした。
政府が新型コロナウイルス感染拡大に対応する緊急事態宣言の対象地域を拡大する意向を固めたことで、日本野球機構（NPB）の井原敦事務局長は16日、「専門家の先生のご意見をお聞きしながら、総合的に判断していくことは変わらない」と述べた。
NPBは今月下旬から来月上旬に開幕日を決めることを目指している。Jリーグと連携して設置した新型コロナウイルス対策連絡会議と12球団代表者会議を23日に開き、開幕日を議論する予定。17日の12球団代表者会議では“コロナ特例”などについて議論される見通しだ。
各球団143試合全てを消化することは困難な情勢。シーズンが短縮される可能性もある。