オープン戦3発のロッテ即戦力ルーキー福田光輝内野手は、勢いを止めていない。
寮で体幹トレなどに励み「チーム練習が始まるまでに、もう一段レベルアップしたい。それしか考えていないです」と球団を通じコメントした。部屋ではアニメ「スラムダンク」を人生初視聴。「諦めないことの大切さ、勝利への執念を学んでいます」と、数々の名言から刺激を受けている。
プロ野球の臨時12球団代表者会議が23日、オンラインで開催された。新型コロナウイルス感染拡大の影響で6月以降に延期となっているセ、パ両リーグの公式戦について協議。無観客で開幕する方針が示された。公式戦での無観客は史上初となる。
プロ野球84年の歴史で、初めてスタンドからファンを奪われる。斉藤コミッショナーは3月9日の時点では「個人的な感覚だが最後の最後の選択、ほとんどありえないに近い」と無観客試合を評していた。だが新型コロナウイルスの感染状況は鈍化傾向も見られるが、医療崩壊の危機も叫ばれる苦境。最後の選択肢を専門家の提言を踏まえ「最初のうちは、無観客で開かざるを得ないと思う」と受け入れるしかなかった。
12球団から反対は出なかった。発症率に地域差があり、チーム、ファンともに移動を伴うプロ野球興行は感染リスクが高い。無観客は現実となった。球団経営のダメージは甚大だが「こういう暗い時こそ、国民スポーツである野球を何とか皆さんの家庭に届けたい気持ちはみんな強く持っている」と説いた。
開幕、有観客の切り替えに世論と行政の後押しが不可欠とされた。専門家メンバーの三鴨氏は「世論の動きも大事。地方自治体の都道府県知事との折衝も必要になる」と説明。今後は球団が自治体と連携を取り、開催への理解を求める。感染が緩和されれば、段階的にファンを球場に入れていく。賀来氏は「一例だが仙台でかなり抑えられたら観客は1/3から入っていただく。(開幕が)先行する韓国、台湾(プロ野球)の情報や、欧州サッカー、大リーグが再開された時の情報共有が必要」と話した。
4月下旬から5月上旬に開幕日を決める方針だった。斉藤コミッショナーは「全国に緊急事態宣言が発出している中で今日の時点で開幕日の設定は無理だろう。(5月の)連休明けぐらいに決めたい気持ちは強く持っている」と示した。現状では指針としている政府の専門家会議の日程次第だが、5月11日以降に開幕日を協議。早くても6月中旬以降の開幕になりそうだ。
だが緊急事態宣言下での試合実施は厳しく、専門家は5月6日以降の一斉解除の可能性も低いとした。「このウイルスはゼロにはならないだろう。緩和方向が見えてきた段階で前向きに取り組む」。好転の兆しを頼りに、今を耐え忍ぶ。
プロ野球の臨時12球団代表者会議が23日、オンラインで開催された。
専門家チームでは移動リスクを軽減する方法論として開催地も話題に上った。斉藤惇コミッショナーは「先生方からは球場をどうするかという話もちょっと出た」と明かした。
大リーグではテキサス、アリゾナ、フロリダの3州で公式戦を開催する案も浮上。ただヤクルト衣笠球団社長は沖縄、宮崎など地域名を挙げながら「やはりホームの神宮球場で興行をするのが大前提です」と否定的だった。
プロ野球の臨時12球団代表者会議が23日、オンラインで開催された。
斉藤惇コミッショナーは、試合数の大幅減に伴う選手の年俸削減に関し「今日はそういう話題は出ていない」と語った。
前回17日の12球団代表者会議後も、選手会と協議する可能性に言及を避けていた。野球協約には参稼期間、参稼報酬について定められているが、不測の事態に「開幕日が決まってどうか、そこは不透明」と語るにとどめた。
プロ野球の臨時12球団代表者会議が23日、オンラインで開催された。新型コロナウイルス感染拡大の影響で6月以降に延期となっているセ、パ両リーグの公式戦について協議。無観客で開幕する方針が示された。公式戦での無観客は史上初となる。
会議後のオンライン会見で斉藤惇コミッショナーは「全国に緊急事態宣言が発出している状況下で、今日の時点で開幕日を設定するのは無理だろうと。4月末は無理ということで、(5月の)連休明けぐらいに開幕日を決めたいという気持ちは非常に強く持っている。最初のうちは、無観客で開かざるを得ないと思う」と話した。
開幕日の決定については5月11日以降となる見通しを示した。また無観客での開幕に、12球団から反対はなかった。斉藤コミッショナーは「財政的な問題は考えなければいけないが、スポーツ、野球を通して全国の皆さんに元気になっていただきたい。明るい話題を持ってもらいたいという思いが、全球団で強い。金銭的な話にはなっておりません」と説明。「とにかく野球をやりたいと。国民の方々にテレビ、ネットを通して見て欲しいという思いが強いので、状況を考えて、まずはやっていこうということに、(12球団)どこも反対はありません」と話した。
ロッテのルーキー福田光輝内野手(22)が開幕1軍入りを目指し、寮生活を過ごしている。体幹トレやストレッチなどを連日2時間。「素振りも毎日行っていますが、ボールを打つことができないので感覚をつかむ感じです」と球団を通じてコメントした。
法大からドラフト5位で入団し、練習試合、オープン戦と好調をキープ。井口監督からも「レギュラーをつかんで欲しい」と期待を受けていた中、コロナ禍で停滞を余儀なくされている。それでも「チーム練習が始まるまでに、もう一段レベルアップしたい。それしか考えていないです。プロでは試合数も多いので、今はそれについていく体を作る期間にしたいです」と前向きに動いている。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けてJリーグと日本野球機構(NPB)で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第6回会議が23日、 オンライン会議システムで行われた。
NPB斉藤コミッショナーは「緊急事態宣言が解除されない限りは試合の開催は難しいという話を伺った。今日の段階で何らかの判断をする状況には至っていない。今後、地方自治体の理解をいただきながら開幕する方法がないか模索していきたい」と説明した。
また専門家チームからは、開幕から当面は無観客での開催が現実的だとの見解が示された。同コミッショナーは「まずはできるだけ元気なスポーツの状況をテレビ、ネットをお家で、何とかお伝えして、国民の元気に役に立てたらという気持ち。無観客をやる上でも大きなリスクがある。1番は移動という問題。ソーシャルディスタンスを強く求められる。国民の方々からサポート、理解をしてもらわないと厳しい」と受け止めた。
さらに、開催後も過去に例がない規制が行われる可能性がある。専門家チームの東北大学名誉教授の賀来満夫氏は「宿泊については外出、食事の規制は前後の中でディスカッションはしている。ベンチの中でもマスクをつけて、会話はできるだけ慎むという対応についてもディスカッションしている」と説明した。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けてJリーグと日本野球機構(NPB)で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第6回会議が23日、オンライン会議システムで行われた。
NPB斉藤コミッショナーは「緊急事態宣言が解除されない限りは試合の開催は難しいという話を伺った。今日の段階で何らかの判断をする状況には至っていない。今後、地方自治体の理解をいただきながら開幕する方法がないか模索していきたい」と説明した。
日本野球機構(NPB)は23日、オンラインで12球団代表者会議を開き、新型コロナウイルスの感染拡大で6月以降に延期となっている公式戦開幕について協議。斉藤惇コミッショナー(80)は「状況から見て、最初のうちは無観客で開かざるを得ないと思う」と語り、史上初めて無観客で開幕することが決定的となった。新たな開幕日決定は次回の代表者会議が開催される、5月11日以降となる見通しだ。
大幅な収入減も覚悟の上−。プロ野球は史上初めて、無観客での公式戦開催を目指すことになった。
「状況から見て、最初のうちは無観客で開かざるを得ないと思う。スポーツを通して全国の皆さんに元気になってもらいたい。テレビやネットを通して、みていただこうという気持ちが強い」。
12球団代表者会議後に会見した斉藤コミッショナーが、無観客開催の意義について説明した。
ある球団幹部は無観客の場合は「チームによって差はあるが、1試合1億円程度の収入が失われる」と証言する。斉藤コミッショナーも3月9日の時点で「(無観客試合は)私の感覚でいうと、最後の最後の選択」と語っていたが、この日、代表者会議に先立って行われた「第6回新型コロナウイルス対策連絡会議」では、感染症の専門家チームから、シーズンを始める場合も無観客からが望ましいという見解が示された。
専門家チームからは無観客の場合でもチームの移動などで感染リスクが伴うことを指摘された。今月12日に無観客で開幕した台湾プロ野球に新規参入した楽天からは「各球団は自前のバスで、遠いところでは4時間ほどかけて移動している」と報告が入った。
米大リーグではキャンプ地のアリゾナ州やフロリダ州に集結して公式戦を行うプランが進行中。日本でも宮崎、沖縄などが候補となる可能性もあるが、集中開催について、コミッショナーは「考え方は色々あるだろうから、今後考えられていくと思う」と慎重な姿勢を示した。
すでに5月中の開幕は断念し、交流戦の中止も決定。政府の専門家会議による緊急事態宣言の効果の分析を待ち、5月11日に次回の連絡会議、代表者会議を開催する。早くても6月19日以降とみられる新たな開幕日が、次の焦点となる。
ロッテのドラフト5位・福田光輝内野手(22)=法大=が23日、球団を通じて取材に応じ、寮での過ごし方や現在の心境について明かした。
強豪の大阪桐蔭高出身の福田は3月14日の中日とのオープン戦で2打席連続アーチを放つなど好調を維持し、開幕1軍入りへ猛アピールを続けていた。
プロ野球は23日、オンラインで12球団代表者会議を開き、新型コロナウイルス感染拡大で6月以降に延期となっているセ、パ両リーグ公式戦の開幕について協議した。斉藤惇コミッショナーは会議後の記者会見で「状況から見て最初のうちは無観客で開かざるを得ないと思う」と述べた。
開幕日は4月下旬から5月上旬に決定することを目指していたが、政府から全国に緊急事態宣言が発令されている状況では設定できないとして、早くても5月11日に予定される代表者会議まで持ち越すことを決めた。
代表者会議に先立ってサッカーのJリーグと連携して設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第6回会議が開かれ、緊急事態宣言の下では試合を開催できないことを確認。シーズンを始める場合も無観客からが望ましいという専門家の見解が示された。
政府の専門家会議による緊急事態宣言の効果の分析を待ち、5月11日にJリーグとの連絡会議、12球団代表者会議を開催し、開幕について話し合う。斉藤コミッショナーは「こういう暗いときであればこそ、国民スポーツである野球を何とか皆さんの家庭に届けたいという気持ちはみんな強く持っている」と話した。
プロ野球は当初3月20日に開幕する予定だったが、感染拡大が止まらず延期を決定。今月17日に5月中の開幕を断念し、交流戦の中止を決めた。
日本野球機構(NPB)とJリーグが連携した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第6回が23日、ウェブ会議によって行われ、NPBの斉藤コミッショナー、Jリーグの村井チェアマン、3人の専門家がオンラインで報道陣の取材に応じた。
専門家チームの1人で、東邦大の舘田一博教授は「新型コロナウイルス感染症の蔓延の真っただ中にいるような状況。今はとてもじゃないけど(プロ野球)開幕、(Jリーグ)再開を考えられる(実施する)状況ではない。経過をしっかり見ていかないといけない」と置かれている現状を説明した。
また、「台湾や韓国でいくつかのスポーツで再開がみられている。4万人以上が亡くなっているアメリカでも、出口を見据えた対策、シフトを考えようとしていることが報告されています」と各国の現状も報告した。
その上で、「将来、必ずくる出口をしっかりと意識しながら、それに向けた道筋を用意していくことが重要なのかなと感じています」と進言。依然として開幕、再開の見通しは立っていないが、きたるべき日に備えて対策を立てる必要性も述べた。
日本野球機構(NPB)とJリーグは23日、連携して感染症の専門家から意見を聞く「第6回新型コロナウイルス対策連絡会議」をウェブ会議で行った。会議後にウェブ会見が開かれた。
座長を務める東北医科薬科大の賀来満夫特任教授は「日本でも緊急事態宣言が継続中で、開催の日程というよりも現在の状況についてお話しさせていただいた」と説明。これがいつ、どのような基準で緩和されていくかが両リーグの開催に向けた大きな基準になると話した。
愛知医科大学大学院医学研究科の三鴨廣繁教授は、この状況下で選手やスタッフの感染対策について「頭が下がります。医療関係者以上に努力されている」と話した。
プロ野球とサッカーのJリーグが新型コロナウイルスの感染拡大に連携して対応するため設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」は23日、オンラインで第6回会議を開き、政府の緊急事態宣言から2週間が経過した現状について、感染症の専門家チームの報告を受け、ビデオ講義で選手、家族、スタッフに感染予防のポイントを伝える啓発活動を行うことなどを協議した。
セ、パ両リーグの開幕を延期しているプロ野球は、既に5月中の公式戦開催を断念し、5月26日からの交流戦の中止を決めている。連絡会議に引き続き、12球団代表者会議を開き、開幕日を協議する。
Jリーグは2月下旬から公式戦を中断している。J1、J2の再開とJ3開幕の時期は白紙で、YBCルヴァン・カップの簡略化など日程再編案を検討している。
プロ野球の12球団代表者会議が23日、オンラインで行われ、新型コロナウイルス感染が拡大の一途であることで開幕から当面は無観客開催とする方針で一致した。早くても6月以降である新たな開幕日については5月11日前後に協議する見込みだ。
当初は開幕日を4月下旬から5月上旬にかけて議論するとしていたが、5月6日までの連休明け以降となることが確実だ。緊急事態宣言などへの政府の専門家会議の見解が、同日前後に出る見込み。それを受け次回の対策連絡会議と12球団代表者会議は5月11日の予定とした。
ただ同宣言が延長される可能性もあり「その内容次第でもある。物凄く厳しくなると、また様子を見ないといけないかもしれない」と斉藤コミッショナー。最短の開幕候補は6月19日が挙がるが、状況次第では同月末から7月頭へとずれ込む可能性もある。
プロ野球の12球団代表者会議が23日、オンラインで行われ、新型コロナウイルス感染が拡大の一途であることで開幕から当面は無観客開催とする方針で一致した。状況次第で徐々に入場者を増やす方針だが、終息への兆しが見られなければシーズンを通して無観客となる可能性もある。早くても6月以降である新たな開幕日については5月11日前後に協議する見込みだ。
過去、プロ野球の公式戦が無観客だった例はない。午前中の対策連絡会議で専門家チームから当面の無観客開催を提案され、12球団も無観客での開幕で一致。斉藤惇コミッショナー(80)は、覚悟を口にした。
「もちろん財政的な問題は考えなければいけない。だが今は野球を通じ、皆さんに元気になっていただきたい。その気持ちの方が全球団強いということ」。
1試合の入場料などの興行収入は1億円以上とされ、各球団は少なくとも年間50億以上の減収は避けられそうもない。感染状況次第で徐々に入場者を増やす青写真も描いてはいるが、終息の兆しが見えなければシーズンを通して無観客の可能性もある。同コミッショナーは「今は無観客でも、どう開幕するかという段階。(観客を)入れるという話は随分、先になるんじゃないか」と見解を示した。
無観客開催でも課題は山積する。最大のリスクは集団の長距離移動。大リーグは春季キャンプ地のアリゾナ州など1ヶ所に集結しての開催案も議論している。同コミッショナーは「どこか球場を数ヶ所決めてそこでしかやらないとか。具体的に出てないが今後は考えられていくと思う」と語り、セ・リーグ球団の幹部も「集まるとなると沖縄とか、宮崎とか」と候補地を挙げたが、球場周辺やスポーツバーなどにファンの密集を招く可能性もある。試合中に感染する可能性もゼロではなく、専門家チームの賀来満夫氏は「ベンチでもマスクをつけて会話する、なども議論されている」と明かした。
プロ野球は公共性が高く、以前から「無観客でも開催して外出を自粛するファンに楽しみを届けるべき」という声はあった。3月上旬の段階で同コミッショナーが「あり得ないに近い最後の選択肢」と語っていた無観客開催を前提に、今後は開幕時期を模索する。
台湾プロ野球は本来の開幕日の3月14日から2度の延期を経て、無観客での開催を条件に4月12日に開幕。韓国プロ野球は当初は3月28日の開幕予定だったが、感染拡大で延期。今月21日から対外試合を再開し、5月5日の開幕を決定した。当面は無観客での開催。また、大リーグはテキサス、アリゾナ、フロリダの3州でシーズンを開催する案が浮上したとCBSスポーツ(電子版)が報道。時期は5月中旬を目指すも、困難な状況が続いている。
プロ野球の12球団代表者会議が23日、オンラインで行われ、新型コロナウイルス感染が拡大の一途であることで開幕から当面は無観客開催とする方針で一致した。状況次第で徐々に入場者を増やす方針だが、終息への兆しが見られなければシーズンを通して無観客となる可能性もある。
プロ野球の12球団代表者会議が23日、オンラインで行われ、新型コロナウイルス感染が拡大の一途であることで開幕から当面は無観客開催とする方針で一致した。状況次第で徐々に入場者を増やす方針だが、終息への兆しが見られなければシーズンを通して無観客となる可能性もある。
専門家チーム座長の賀来氏は、選手や家族、チーム関係者らへ感染症対策のビデオ講義を行う意向を示した。「具体的な感染予防のポイントについて、教育的な、啓発的な活動も新たに行おうと話させていただいた」と賀来氏。
三鴨氏は「選手、スタッフの皆さまの質問に答えていきたい」とし、各地域のアドバイザーを含めた8人の専門家で応対していく。また賀来氏は「大リーグ、欧州サッカーとも今後ぜひ情報を共有していきたい」と情報網を世界へ広げる考えも明かした。
ロッテのドラフト5位・福田光が人気バスケットボール漫画「スラムダンク」にはまっていることを明かした。
不要不急の外出が禁止される中で周囲から薦められ、アニメ版を視聴。同作品は96年に連載を終了しており、97年生まれの22歳とは縁がなかったが「刺激になっています。諦めないことの大切さや勝利への執念。セリフが熱く、名言があって自分も学んでいます」と生きた教材となっている。
現在は毎日2時間ほど、体幹やインナーマッスルを鍛える時間に充てており「プロは試合数も多いので、それについていく体をつくる期間にしたい」。豪快なスイングが売りで大阪桐蔭、法大では主将も務めた左の大砲候補は、地道にプロ仕様の肉体をつくり上げていく。
プロ野球12球団の臨時代表者会議が23日、都内で行われ、会議後に会見した斉藤惇コミッショナーは開幕の際の試合形態については「無観客で開かざるを得ない」と言及。開幕を迎えた場合、台湾や韓国球界と同様に無観客での開催になる可能性を示した。
この日の会議で最終決定した訳ではない、とした上で「もちろん財政的な問題は考えなければいけないが、今はスポーツ、野球を通して全国の皆さんに元気になっていただきたいという気持ちの方が全球団、強いということ。お客さんを入れないでまずはやっていこう、ということにどこも反対はない」とした。今春の練習試合も無観客だったが、シーズン公式戦が無観客開催となれば史上初となる。
また、未定となっている開幕日の決定時期については「全国に緊急事態宣言が発出されている状況下で、今日の現時点で開催日を設定するのは無理」と斉藤コミッショナー。「5月上旬、連休明けに開幕日を決めたいという気持ちは強い」とし、ゴールデンウイーク明けにも今季の開幕日を設定したい意向を示した。
ロッテのドラフト5位、福田光輝内野手(22)=法大=が23日、近況を明かした。ボールを打つことができない現在は、毎日素振りを行い、感覚をつかむとともに2時間ほど、寮の中でインナー、体幹、ストレッチを継続しているという。
開幕が不透明な中、「しっかりと体を作ってどんな時でもレベルアップしたいという気持ちを持っています。体作りをもう1回しっかりとしたいという気持ちです」と心境を吐露。「チーム練習が始まるまでにもう一段レベルアップしたい。それしか考えていないです。技術練習はチーム練習が始まらないとできないけど、体幹やインナー、ストレッチはしっかりと出来る。プロでは試合数も多いので今は、それについていく体を作る期間にしたいです」と語った。
日本野球機構(NPB)とJリーグが合同で設置した新型コロナウイルス対策連絡会議の第6回が23日、オンライン会議で行われ、専門家チームからは開幕から当面は無観客試合での開催が望ましいとの提言を受けた。
Jリーグの村井満チェアマンは「最初は無観客試合を想定するのが妥当ではないか、というお話でした」と話した。
専門家チームの座長を務める賀来満夫氏は「まずは無観客という形になると思います」と冒頭に触れ、「選手の移動、宿泊管理についても今日は話がされた。無観客でも起こり得るリスクに対しては、選手達はベンチの中でマスクをつける、会話は慎むなどの対処法もあると思う。それら何が相応しいかは、今もディスカッションしているところ」と説明した。
プロ野球は5月中の開幕を断念。新たな開幕日は4月下旬から5月上旬にかけて決めていきたいとしている。この日は午後、12球団の代表者会議を予定。既に開幕から当面は無観客開催となる可能性が高まっていた。
斉藤惇コミッショナーは「こういう環境ですと、まずはできるだけプロスポーツの状況を、おうちにおられる子供さん、皆さんにお届けできれば。こういう状況であるからこそ、何とかお伝えして国民の元気に、お役に立てたらと。無観客でもスタートしたいという気持ちは今でも変わりません。無観客でも大きなリスクがある訳でして、1番は移動という問題」と話した。
全ては感染状況次第だが、仮に無観客で開幕した場合でも、新型コロナウイルスの感染に終息への兆しが見られれば段階的に入場者を増やす方法など、様々な形式を討論している。
ロッテのドラフト5位・福田光輝内野手(22)が23日、人気バスケットボール漫画「スラムダンク」から飛躍のヒントを得ていることを明かした。
チームは活動休止中のため、さいたま市内の寮で毎日2時間のトレーニング。それ以外の時間は、アニメ「スラムダンク」を見るのに時間を費やす。主人公・桜木花道が素人でバスケットの世界に挑み、仲間と全国制覇を目指す井上雄彦原作の人気漫画で、93年にアニメ化された。「野球とバスケでスポーツは違うけど、感じることはある」と刺激を受けている福田光。普段は漫画やアニメを見ないが、名ゼリフ「諦めたらそこで試合終了だよ」から「諦めないことの大切さや勝利への執念など、名言があったりして自分も学んでいる」とスポーツマンとしての精神の在り方を学んでいる。
正遊撃手を争う左打者。「こんな状況の中でもしっかり体を作ってどんな時でもレベルアップしたい」と心身の向上に励む。
新型コロナウイルスの影響で開幕を延期しているプロ野球が23日、開幕から当面の間は無観客試合とする方針を固めた。無観客での公式戦実施は85年目で初。専門家からは台湾、韓国プロ野球の対策を参考にすべきとの意見が出され、ベンチでのマスク着用など異例の措置も提案された。6月19日の開幕案を軸に大型連休明けの開幕日決定を目指すが、厳格なルールの下での幕開けとなる。
無観客開幕に伴い、感染者が少ない特定地域での集中的な試合開催の可能性について、斉藤コミッショナーは「球場を決めてそこでしかやらないという話は出ていない」とした上で「今後、考えられていくと思う」と言及した。
セの球団首脳は、候補として宮崎と沖縄が考えられるとしたが「現実的ではない」と消極的。楽天の立花球団社長は「日程を組み替えることを含めて、極力移動を少なくすることは非常に重要」と日程変更も視野に移動リスクの軽減を訴えた。
新型コロナウイルスの影響で開幕を延期しているプロ野球が23日、開幕から当面の間は無観客試合とする方針を固めた。無観客での公式戦実施は85年目で初。専門家からは台湾、韓国プロ野球の対策を参考にすべきとの意見が出され、ベンチでのマスク着用など異例の措置も提案された。6月19日の開幕案を軸に大型連休明けの開幕日決定を目指すが、厳格なルールの下での幕開けとなる。
新型コロナウイルスの影響で開幕を延期しているプロ野球が23日、開幕から当面の間は無観客試合とする方針を固めた。無観客での公式戦実施は85年目で初。専門家からは台湾、韓国プロ野球の対策を参考にすべきとの意見が出され、ベンチでのマスク着用など異例の措置も提案された。6月19日の開幕案を軸に大型連休明けの開幕日決定を目指すが、厳格なルールの下での幕開けとなる。
新型コロナウイルスの影響で開幕を延期しているプロ野球が23日、開幕から当面の間は無観客試合とする方針を固めた。無観客での公式戦実施は85年目で初。専門家からは台湾、韓国プロ野球の対策を参考にすべきとの意見が出され、ベンチでのマスク着用など異例の措置も提案された。6月19日の開幕案を軸に大型連休明けの開幕日決定を目指すが、厳格なルールの下での幕開けとなる。
85年目の歴史上初めて、プロ野球が静寂の中でプレーボールを迎える。専門家を交えたJリーグとの対策連絡会議、12球団代表者会議をオンラインで開催。開幕から当面の間、無観客試合として実施する方向性を確認した。1試合1億円とも言われる興行的なダメージは計り知れないが、斉藤コミッショナーはプロ野球の使命を強調した。
「スポーツ、野球を通して全国の皆さんに元気になっていただきたい。テレビ、ネットを通して見て欲しいという思いが強く、(無観客に)どこも反対はありません」。
対策連絡会議では専門家の意見を踏まえ、緊急事態宣言中の開催は無観客でも不可能との認識で一致。開幕後は段階的に3分の1、2分の1…と観客を入れる可能性を模索するが、同コミッショナーは「随分先になると思う」と見解を示した。
無観客によってファンの感染リスクが低下する一方、チームの移動に伴うリスクは残る。専門家チームの賀来座長(東北医科薬科大特任教授)は「政府や自治体が公共性の高いスポーツをどう後押ししていくかが重要なポイント」と指摘。70〜80人規模でチームが各地を転戦するため、今後、各球団が本拠地の地方自治体との交渉を進めていく。
さらに専門家チームは、先行する海外プロスポーツの感染予防策に着目。すでにプロ野球が開幕した台湾、5月5日開幕の韓国との情報共有を促した。韓国では審判にマスク、手袋着用を義務づけるなど厳しい予防策を実施。賀来座長は、すでにベンチでのマスク着用、不要な会話やかけ声自粛等の対策を提案していることを明かした。
緊急事態宣言の期間中とあって、この日の開幕日設定は見送られたが、斉藤コミッショナーは「連休明けくらいに開幕日を決めたい気持ちは非常に強い」と話した。現状では6月19日の開幕を軸に検討中だが、今後の感染状況次第。セ・リーグの球団首脳は「無観客だとしてもまずは開幕。7月に入っても初旬」と、遅くとも7月上旬の開幕を想定していることを示唆した。
開幕日の設定は現状で5月11日が有力。斉藤コミッショナーは感染拡大の鈍化を願いつつ、「緩和方向が見えてきた段階で(開幕に向け)前向きに取り組む」と明言した。3月には「最後の最後の選択」としていた無観客試合を受け入れ、プロ野球は厳格な“管理開幕”に備える。
台湾プロ野球は本来の開幕日の3月14日から1か月遅れの4月12日に開幕。当初はシーズンチケット購入者の観戦を認める方針だったが、感染防止の観点から無観客でスタートした。また韓国プロ野球は、延期していた公式戦を5月5日に無観客で開幕すると、4月21日に発表している。
ロッテのドラフト5位・福田光輝内野手(22)が23日、新型コロナウイルスの影響で開幕延期となっている現在の心境を、球団を通じてコメントした。
「1年目なのでいつもの流れも分かっていないので何ともいえませんが、こういう状況の中でしっかりと体を作って、どんな時でもレベルアップしたいという気持ちを持っています。もったいないとかそういう気持ちはないです」。
2月の石垣島キャンプから1軍スタートし、オープン戦では西武・山川、ソフトバンク・松田らと並ぶ3本の本塁打を放つなど、ルーキーながら抜群の打撃センスと存在感をアピールしてきた。開幕1軍も目前ではあったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、プロ初のシーズンは開幕延期が決まった。
チームが活動休止中の現在は、さいたま市内の寮で体幹やストレッチ、素振りなど毎日2時間の自主練習を行い感覚を維持している。「体作りをもう1回しっかりとしたいという気持ちです。チーム練習が始まるまでにもう一段レベルアップしたい。それしか考えていないです。技術練習はチーム練習が始まらないとできないけど、体幹やインナー、ストレッチはしっかりと出来る。プロでは試合数も多いので今は、それについていく体を作る期間にしたいです」と前向きだ。自身のレベルアップに向け、トレーニングを重ねながら開幕を待つ。
新型コロナウイルスの影響で開幕が延期となっているプロ野球は23日、オンラインで12球団代表者会議を開き、無観客で開幕する方針を確認した。公式戦での無観客開催は初めて。また、移動による感染リスクを下げるため、感染率の低いエリアで集中開催する可能性も浮上した。
Web上での会見に臨んだ斉藤コミッショナーは「代表者会議で移動リスクについて細かく討議したことはありませんが、先生方からは非公式な会議で相当細かい話をたまわっております」と明かした。そして「台湾あたりでは、長時間かかってもバスでしか移動しないという情報もいただいてます。どこか球場を数ヶ所決めて、そこでしかやらないとか、そういう具体的な話は出てませんが、今後、そういうことは考えられていくと思います」と話した。
新型コロナウイルスの影響で開幕が延期となっているプロ野球は23日、オンラインで12球団代表者会議を開き、無観客で開幕する方針を確認した。また、5月上旬に開幕日を決める方向性も示した。3日に行われた同会議では、開幕日は4月下旬か5月上旬に決めるとしていた。
その後、Web上で行われた会見に臨んだ斉藤コミッショナーは「全国に緊急事態宣言が発されてる状況で、今日の時点で開幕日を設定するのは無理だろうということ。5月上旬、連休明けぐらいになると思いますが、ここでは開幕日を決めたいという気持ちは強く持っております」と説明。また、「状況から見て、最初のうちは開幕しても無観客で開かざるを得ないと思います。それでも、何とか開幕していこうということをみんなで決めました」とも話した。
プロ野球は、当初開幕が予定されていた3月20日から4月10日以降、4月24日と開幕日を延期。また、5月26日から予定されていた交流戦全108試合の中止を決め、6月以降の開幕を目指す方針を示している。
この日午前には、NPBとJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第6回会議が行われ、斉藤コミッショナーは「緊急事態宣言が解除されない限り、試合の開催は難しい。今日の時点で具体的な判断を下す状況には至っていない」と話している。
ロッテのドラフト5位・福田光輝内野手(22)=法大=が23日、球団を通じて取材に応じ、アニメでの“脳トレ”を明かした。
空いた時間も有効活用する。この機会に周囲から勧められていたバスケットボール漫画の名作「スラムダンク」のアニメを見た。高校のバスケットボール部が日本一を目指す物語。「諦めない事の大切さだったり勝利への執念だったり。セリフが熱かったり、名言があったりして自分も学んでいます」と刺激を受けた。
本業の調整では寮内で毎日、素振りを行っている。オープン戦で3本塁打を放った内野のレギュラー候補。「チーム練習が始まるまでに、もう一段レベルアップしたい」と前向きに準備を整える。
プロ野球が史上初の無観客で開幕を迎えることが23日、決定的となった。臨時の12球団代表者会議がオンラインで開かれ、決議には至らなかったが方向性は一致。斉藤惇コミッショナー(80)は「暗い時期だからこそ、国民スポーツの野球を皆さんの家庭に届けたいと、みんな強く思っている」と言葉に力を込めた。また、白紙となっている開幕日の決定は5月上旬になる見通しとなった。また、プロ野球と連携した新型コロナウイルス対策連絡会議に出席したサッカーJリーグの村井満チェアマン(60)は、無観客試合の実施へ準備を進める方針を示した。
今年で85年目を迎えるプロ野球が、史上初となる無観客開催に舵を切る見通しとなった。緊急事態宣言が全国に発出されている現状。先の見えない中で、プロ野球の持つ公共財としての意義に重きを置いた。「どこも反対はありません」と斉藤コミッショナー。言葉の節々に、強い使命感をにじませた。
「暗い時期だからこそ、国民スポーツの野球を皆さんの家庭に届けたいと、みんな強く思っている。明るい話題を持ってもらいたいという思いが全球団で強い」。
すでに交流戦の中止が決定し、今季の公式戦は最大でも125試合。試合数削減に無観客が重なる。1試合の興行収入は約1億円とみられており、財政面で大きな痛手になることは間違いない。だが「少しずつ明るくなっていくなという希望的な物の具体的な例に(プロ野球界が)なるのでは」とヤクルト・衣笠社長。プロスポーツの先駆者としての思いを強調した。
12日に開幕している台湾や、5月5日に開幕する韓国も無観客でのスタート。日本も同様の措置を取り、その後は状況を見定めながら段階的に観客を入れての開催を模索するとみられる。ただ、「まだ先の話。(観客を入れるのは)ずいぶん先になると思う」と斉藤コミッショナー。収束の気配が見えない厳しい現実に、慎重な姿勢を崩さなかった。
無観客という方向で一致した一方、白紙となっている開幕日の決定については「今日の時点で設定するのは無理」と5月に先送りとなった。交流戦までのチケットをすべて払い戻していることや、開幕日決定後の調整期間の必要性などから、現時点での有力な候補は6月19日とみられる。球音の響かない日々は1ヶ月を超えた。大型連休を挟んで、事態が好転するのを願うしかない。
ロッテのドラフト5位・福田光輝内野手(22)=法大=が23日、球団を通じて取材に応じ、現在の心境などを明かした。
3月14日の中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)で初回先頭打者本塁打を含む2打席連続アーチを放つなどオープン戦3本塁打と猛アピールした。好調だった中、開幕をいつ迎えられるか不透明な状況になった。それでも「もったいないとかそういう気持ちはないです」と言い切る。そして「1年目なので、いつもの流れも分かっていませんので何とも言えませんが、こういう状況の中でしっかりと体を作って、どんな時でもレベルアップしたいという気持ちを持っています」と前を向く。
寮内では体幹、ストレッチなどを毎日、継続して約2時間行っているという。「素振りも毎日、行っていますが、ボールを打つ事ができないので感覚をつかむ感じです」。前向きに今できることを、しっかりとこなしている。「チーム練習が始まるまでにもう一段レベルアップしたい。プロでは試合数も多いので今は、それについていく体を作る期間にしたいです」。内野のレギュラー候補。来るべき日に向けて、着実に準備を進めている。
プロ野球は23日、オンラインで12球団代表者会議を開き、新型コロナウイルス感染拡大で6月以降に延期となっているセ、パ両リーグ公式戦の開幕について協議した。斉藤惇コミッショナーは会議後の記者会見で「状況から見て最初のうちは無観客で開かざるを得ないと思う」と述べた。
開幕日は、政府から全国に緊急事態宣言が発令されている状況では設定できないとして、早くても5月11日に予定される代表者会議まで持ち越すことを決めた。
政府の専門家会議による緊急事態宣言の効果の分析を待ち、5月11日にJリーグとの連絡会議、12球団代表者会議を開催し、開幕について話し合う。
日本野球機構(NPB)は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、オンラインによる臨時の12球団代表会議を開催した。
全国に緊急事態宣言が発令され、開幕日は不透明な状況。斉藤コミッショナーはWeb会見で「結論としましては、全国に緊急事態宣言が発出されている状況下で開幕日を設定することは無理だろう。5月の連休明けくらいになるが、このときに開幕日を決めたい気持ちは強く持っている」とコメント。専門家などの意見を踏まえて慎重に検討するとしたうえで「状況から見て、最初のうちは無観客で開かざるを得ないが、何とか開幕に向けて準備したいと決めました」と語った。
無観客での開催について「どこも反対はありません」と方向性は一致していることも明かし、「暗い時であればこそ、国民スポーツの野球を何とか家庭に届けたいという気持ちを持っている。バランスを考えて、しっかり状況を見極めて開幕日を決めたい」と述べた。
この日午前、プロ野球とJリーグは「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第6回会議を開催。専門家チームの賀来満夫氏(東北医科薬科大学)から「緊急事態宣言がある中で再開するのは難しい。(解除後は)まずは無観客という形になると思うが、選手、スタッフの健康管理をどうしていくか」との指摘を受けていた。同会議は次回、5月11日に行われる。