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千葉ロッテ | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 5 |
北海道日本ハム | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 |
巨人坂本勇人内野手、大城卓三捕手の2選手が新型コロナウイルスの陽性反応が出たことに対し、日本野球機構(NPB)は3日、6月19日の開幕は変わらない方針を示した。
井原事務局長は「今回の検査結果の内容を専門家の先生方にお伺いしても、こういう内容でしたら特に開幕に影響はないというふうに、現時点では考えています」と話した。4日以降の練習試合の開催も予定通り行うとした。
現在、感染予防のためのガイドラインを作成中。PCR検査で陽性となった場合は陰性が確認できてから14日間、自宅待機とすることが検討されている。ただ、今回は症状が出ない不顕性感染で、当てはまらないという。
「ガイドラインは発症に伴うPCR検査です。今回の場合は不顕性感染なので、別のものとなる」と説明。ウイルスの遺伝子量が微量で回復を示すIgG抗体を持っていることも引き合いに「かなり早期に、またグラウンドで素晴らしいプレーを見せてくれるのではないかと。そういう意味ではちょっと安心はして、今後期待しているところ」と話した。
専門家からの提言では、感染者が出てもチームはすぐに活動停止にはならず、濃厚接触者の自宅待機や厳正な健康チェックなど対応し、試合や練習を行うとされていた。今回は練習試合ということもあり、球団判断で中止が決定された。公式戦で陽性者が出た場合の想定は今後協議する。8日に実行委員会が控えており「そこら辺の取り決めを議論すると思う。開幕までに決めなければいけないことだと考えています」と話した。
NPBは、12球団全体での検査実施について協議を重ねているとした。
巨人、ソフトバンクが抗体検査を実施。井原事務局長は「12球団それぞれやるという方法もあると思うが、唾液のPCR検査も認定されたので、状況がどんどん変わってきた。その状況に合わせてどういう検査をすればいいのかと研究しているところです」と話した。
ロッテのブランドン・レアード内野手(32)が無観客のスタンドへ向けてすしを握った。
1回2死一塁3ボール1ストライク、日本ハムのドラフト1位左腕・河野から左翼席中断へ先制2ランを放った。本塁打を打った時恒例のすしパフォーマンスを、今季はスタンドにファンがおらずとも続けると宣言。31日の紅白戦に続く「幕張すし」開店だった。
釣って、さばいて、握って、客役の荻野に“ヘイ、お待ち”。「シーズン中はもちろんだけど、シーズンに入るまでもたくさん幕張すしを握りたいね。そういう気持ちが乗ったホームランだったかな」と満足げだった。
1日に支配下登録されたロッテ和田康士朗外野手(21)が、昇格後初盗塁を決めた。
2日連続で代走として途中出場。6回2死一塁でレアードに代わって塁に立った。続くマーティンの打席の3球目、日本ハム井口の高め142キロの速球の間に二塁を陥れた。マーティンの二塁打で生還。8回無死一塁の打席では遊撃正面へのゴロで、俊足も併殺に倒れた。
井口監督は「足で年間を通して戦力になってもらわないといけないと思うし、彼の持ち味であるパワフルなバッティングとか、そういうところも期待している。外野手の枠もあるし、そこはしっかり残りの練習試合でアピールしてもらいたい」と話した。
昨年7月に阪神からトレード移籍したロッテ石崎剛投手(29)が3番手で6回に登板し、1回を3者凡退に抑えた。
日本ハム王柏融を一ゴロ、渡辺を中飛、横尾は空振り三振に。「状態もすごくいいので、この状態をキープしたいのと、欲を言えばもう少しスピードを出したいのでこれからかなと思います。(久々の対外試合で)めちゃくちゃ緊張しました。ボール先行にならなかったですし、自分を苦しめるようなピッチングにならなかった。スムーズにいけて良かったなと思います」とコメント。
井口監督は「スピードも安定感も出てきている。いい形で食い込んできてくれたら」と勝利の方程式入りを期待した。
ロッテ藤岡裕大内野手(26)が2試合連続の本塁打を放った。
1点を追う7回1死二塁で、日本ハム吉田輝から一時逆転の右越え2ラン。2安打4打点だった前日に続いてアピールした。「打ったのはストレートです。自分のスイングをすることができましたし、タイミングも取れているのでこのまま続けていきたいです」と手応えを感じていた。
19日開幕へ向けロッテと日本ハムが練習試合。5−5で前日と同じスコアで引き分けた。
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千葉ロッテ | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 5 |
北海道日本ハム | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 |
「Smiley J Tシャツ」(税込み3300円、カラーはブラック/ホワイト)と「Smiley J Jackson58タオル」(同1650円)。ジャクソンは「オレはいつもどんな時もスマイルを大切にしているんだ。ぜひこのTシャツを着てスマイルで日々を過ごして欲しい。そう思っています」とコメントした。
ロッテ−日本ハムのスタメンが発表された。
巨人は3日、坂本勇人内野手(31)と大城卓三捕手(27)が新型コロナウイルスに感染し、東京都内の医療機関に入院したと発表。同日に東京ドームで予定されていた西武との練習試合は中止した。2選手とも症状はなく、既に感染から時間が経過していると判断されたという。日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は19日の公式戦開幕について「影響はないと現時点では考えている」と語った。
球界に激震が走った。巨人の主力選手、坂本と大城が新型コロナウイルスに感染した。
球団によると、5月29〜31日に選手、首脳陣ら220人に希望を募り、218人に抗体検査を実施。即日判明する結果では全員陰性と判定されたが、のちの詳細な判定で選手やスタッフ計4人に、感染後に回復したことを示す「IgG抗体」が確認された。
球団は練習試合の初戦となった西武戦(東京ドーム)が行われた2日に結果を把握。同日夕に4人がPCR検査を受け、3日午前に坂本、大城の2人の陽性が判明。午後2時開始予定だったこの日の西武戦を、午後1時に急遽中止とした。
2選手は3月下旬以降、体調不良や味覚、嗅覚などの異常を感じていないという。球団は、検出されたウイルスが微量で、正常値ぎりぎりの「微陽性」と説明。感染が広がっていなければチーム活動に影響がないと強調した。
感染経路や詳しい時期は不明だが、専門家からは既に感染から時間が経過していると判断されたという。坂本は5月29日に友人と昼食を取り、大城は同28日にチームメートと2時間、夕食を取った以外は「外食も夜の外出も一切していませんでした」と、球団は説明した。
現段階で保健所は選手ら9人を濃厚接触者に認定。保健所の基準よりも厳しい「1メートル以内で15分以上、会話した人物」の17人を合わせた26人がこの日、PCR検査を受けた。4日までに1軍の全選手、首脳陣らが検査を受ける。抗体が確認され、PCR検査で陰性だった2人は既にチームに合流した。
プロ野球で選手の感染が判明するのは、3月下旬に阪神の藤浪ら3選手がPCR検査で陽性となって以来。今月19日の開幕に向け、2日に練習試合を再開した矢先の出来事で、球界には動揺が広がった。
ただNPBの井原事務局長は「専門家の先生方にうかがっても、こういう内容なら開幕に影響はないと現時点では考えている」と説明。練習試合の開催についても「変更点はない」とした。
坂本、大城はともに球団関係者に対し「大変驚いている。迷惑をかけてとても残念。早く合流して開幕に備えたい」と話しているという。NPBでは「陰性確認後2週間は自宅待機とする」などのガイドラインを策定中だが、高熱などの症状がみられた場合を想定しており、無症状の場合はあたらないという。
抗体検査を実施したことで今回の陽性発覚につなげた巨人・今村司球団社長は「開幕を迎えるための前向きな一歩。シーズンが始まっても、その繰り返しになる。2人は開幕に間に合う可能性はある」と説明。今後は一般の感染者と同様、入院した東京都内の医療機関で毎日PCR検査を行い、陰性となったことが確認され次第、専門家の助言を受けながら、早期の復帰を目指す。
検査診断に詳しい日本内科学会の指導医、一石(いちいし)英一郎氏(54)=国際医療福祉大学病院・内科予防医学センター教授=が3日、本紙の取材に応じ、巨人の2選手がPCR検査で陽性判定を受けたことについて、見解を述べた。
やはり新型コロナウイルスは「未知なるウイルス」。検査の陽性と陰性の境界は極めて曖昧です。今回の坂本選手、大城選手のように、抗体を持っていてもPCR検査で陽性が出るケースがある。4日までに1軍選手全員がPCR検査を受けるそうですが、そこで陽性判定が複数出た場合には、開幕を延期させるという判断も必要になってくるかもしれません。
抗体検査で検出された「IgG抗体」は感染ののちに回復したことを示す抗体。ただし、PCR検査の結果が「微陽性」で回復しつつあったとしても、他の人に移してしまう可能性はゼロとは言い切れません。
治りかけている数日の間にチーム内に暴露(細菌・ウイルスなどにさらすこと。また、さらされること)している可能性は否定できず、抗体を持っている本人も2度とかからないとも断言できません。新型コロナウイルスにはさまざまな型があり「1回かかったから大丈夫」ということは決してないのです。
対戦相手があってのプロ野球。たとえば塁上での接触にしても“2密”の状態にあたります。皇居の周りを走っていて感染した例もあります。もはや“3密”ではなく“2密”でも感染のリスクはあります。
完全な私見ですが、全球団が同じルールのもと、同じ検査を受けて、お互いに安心できる環境をつくってからプレーすることがベストだと考えます。まずは球界のリーダーとして、巨人が正しい判断と方針で方向性を考えていくことが、プロ野球全体の今後につながっていくと思います。
ロッテのブランドン・レアード内野手(32)が3日、古巣・日本ハムとの練習試合(ZOZOマリン)の1回2死一塁で左翼席中段まで豪快に運んだ。
「約2ヶ月(試合で)打席に立っていない割には、自分でも驚くぐらい良いスイングができている」。5月31日の紅白戦でも1回に一発を放っており、この日も3ボール1ストライクから河野の甘い速球にミスショットすることはなかった。
チームの活動休止中は、2018年に誕生した長男のセバスチャン・カイ君(1)とゆっくり過ごせたという主砲。無観客試合でも恒例のすしパフォーマンスは健在。「テレビを通じて見ているファンがいると思うので、たくさんの幕張ずしを握り続けていきたいね」。今季の目標は「40貫」だ。
日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長は3日、巨人の2選手に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が確認されたことを受け、12球団全選手のPCR検査を求めることを検討していると明らかにした。
森事務局長は「安心して開幕を迎えるために検査をした方がいいという声が選手からも挙がっている」と説明した。
ロッテは6月23日からマリーンズストア海浜幕張駅前店とオンラインストアで、今季から新加入したジェイ・ジャクソン投手(32)の「Smiley Jグッズ」を販売開始する。「Smiley J Tシャツ」(税込3300円)、「Smiley J Jackson58タオル」(税込1650円)。ジャクソンは「オレはいつもどんな時もスマイルを大切にしているんだ。ぜひ、このTシャツを着てスマイルで日々を過ごして欲しい」とコメントした。
日本野球機構の井原敦事務局長が巨人2選手が陽性反応を示したことに言及。「感染からかなり回復して時間がたっている。感染させるリスクが低いという専門家の判断です」と語り「検査結果の内容を先生方にお伺いし、この内容でしたら特に開幕に影響はないと考えています」と19日の開幕に影響がないとの見通しを示した。
4日以降の各球団の練習試合の予定も変更はないという。作成中の開催へのガイドラインには感染後の対応も含まれるが、前提が発症に伴うPCR検査を受けた場合。井原事務局長は「今回は(症状が見られない)不顕性感染なので別のもの」と説明した。3日は巨人の判断で試合は中止されたが、開幕後の同様のケースを含め、対応は12球団での議論を継続する。結果的に2選手は体内にウイルスがある状態で2日の試合に出ていたことになるだけに、ガイドラインの拡充を求める声が上がる可能性がある。
プロ野球は選手ら関係者への新型コロナウイルスの事前検査を検討しており、井原事務局長も「どういう検査をすればいいのか研究している」と明かす。今回の巨人は希望者全員に抗体検査を行い、絞り込んだ上でPCR検査を行った。ソフトバンクも5月下旬に同じくチーム関係者全員に抗体検査を行い、こちらはその時点で全員が陰性だった。専門家チームメンバーで東邦大医学部教授の舘田一博氏は巨人広報を通じて「抗体検査でスクリーニング(選別)し、陽性者にPCR検査を実施する対応も考えていいのでは」とコメントした。
巨人、ソフトバンクの対応はプロ野球はもちろん、プロスポーツチームにおいての1つのモデルケースとなる可能性はある。
日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長は、巨人の2選手に新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が確認されたことを受け、12球団全選手のPCR検査を求めることを検討していると明らかにした。「安心して開幕を迎えるために検査をした方がいいという声が選手からも上がっている」と説明した。
巨人は3日、主将の坂本勇人内野手(31)と大城卓三捕手(27)が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が出たと発表。東京ドームで予定していた西武との練習試合を中止とし、2選手は都内の医療機関に入院した。ともに2日の同戦に出場し、嗅覚異常などの症状は全くなし。正常値ぎりぎりの「微陽性」のため再度の検査で陰性が確認されれば早期復帰が可能で、チームも6月19日の開幕に向けて準備を進める。
ロッテ・レアードが初回2死一塁で河野の直球を左翼席中段に運ぶ豪快な先制2ラン。3ボール1ストライクからの5球目を会心のタイミングで捉え「あのカウントで打ちごろの球が来たのでミスせず良いスイングができた」と振り返った。
一塁ベンチ前では新型コロナウイルス感染防止対策の「エアハイタッチ」で迎えられ、無観客のスタンドへもお約束の「寿司パフォーマンス」を披露。握った「エア寿司」を戸惑う荻野に食べさせ、得意げに笑った。
活動自粛期間も「家族と過ごし、散歩したりリラックスできた。体も少し休めた」と前向きに捉える。三塁強襲安打を放った3打席目でお役御免となったが、18年まで在籍した古巣を相手に2安打2打点の助っ人は「お客さんが来たら喜んでもらえるように続けたい」と、パフォーマンスにもこだわった。
藤岡も2戦連発の右越え2ランでチームは11安打5得点。レアードを中心に好調な打線に井口監督は「これを開幕までキープしないといけない」と手応えを口にした。
ロッテのブランドン・レアード内野手(32)が1回2死一塁で、河野の直球を左翼席中断まで運ぶ豪快な先制2ランを放った。3ボール1ストライクからの5球目を会心のスイングで捉え、「あのカウントで打ちごろの球がきたので、ミスせずに良いスイングができた」と振り返った。
新型コロナウイルス感染防止対策のため、「エアーハイタッチ」で迎えられたが、無観客のスタンドへ向けてお約束の「すしパフォーマンス」を披露。握った「エアーすし」を手渡された荻野は照れ笑いで口にした。
移籍2年目の助っ人は「ファンは今いらっしゃらないけど、TVを通じて見ている方がいると思うので、これからいつになるか分からないが、お客さんが来たら喜んでもらえるようにパフォーマンスは続けていきたい」と笑顔を浮かべた。
ロッテが23日からマリーンズストア海浜幕張駅前店およびオンラインストアで、ジェイ・ジャクソン投手の「Smiley Jグッズ」を販売開始すると発表した。
「Smiley J Tシャツ」(300円)、「Smiley J Jackson58タオル」(1650円)=金額は税込み
新ストッパーとして期待されるジャクソンは球団を通して「オレはいつもどんな時もスマイルを大切にしているんだ。ぜひこのTシャツを着てスマイルで日々を過ごして欲しい。そう思っています」とコメントした。
3日の練習試合・ロッテ−日本ハム(ZOZOマリン)のスターティングメンバーが発表された。
“レアード寿司”が開店だ。初回2死一塁、カウント3−1から日本ハム・河野の直球を捉えたレアードは本塁打を確信。見上げた打球は左翼席上段へと飛び込む豪快な先制2ランとなった。「2ヶ月打席に立ってない割には驚くくらい感覚が良かったよ」と笑顔で無観客のスタンドへ“すしパフォーマンス”を披露した。
活動休止中は“ステイホーム”を合言葉に自宅でできる限りのトレーニングを続けた。実戦感覚が遠のくことは避けられなかったが「家族との時間を過ごせたのがよかったよ」とリフレッシュできた期間をプラスに捉えた。
予定されている「6・19」の開幕は無観客となるが「お客さんがいない中でも続けていきたい」とパフォーマンス続行を宣言。今季日本通算200本塁打を目指す幕張の“すし職人”ののれんが2ヶ月ぶりに掲げられたようだ。
巨人の2選手にPCR検査の陽性判定が出たことを受け、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は3日、6月19日の公式戦開幕には支障がないとの考えを示した。感染症専門家に検査結果に対する見解を求めた上で「特に開幕に影響はないと現時点では考えている」と述べた。
新型コロナウイルスの遺伝子量(CT値)がわずかで、回復を示すIgG抗体を保有しているため、専門家からは「感染から回復してかなりの時間がたっているので感染させるリスクが低い」との判断が示されたという。他球団を含めた今後の練習試合についても「現時点で変更点はない」と強調した。
現在は球団ごとの判断で過去の感染歴を調べる抗体検査が実施されているが、NPBも適切な検査方法を模索している。これまでに専門家からは、効率的な検査として唾液を検体とするPCR検査を全選手に実施する選択肢が示されてきた。2日には厚労省が唾液検査の導入を決めたこともあり、井原事務局長は「方法論として12球団それぞれが(検査を)やるというのもあると思うが、状況に合わせてどういう検査をすればいいか研究している」と話した。
また、開幕後に陽性者が判明した場合の公式戦実施可否などに関するルールは、開幕までに定める方針。プロ野球独自のガイドラインには主に感染防止策を列挙し、試合挙行に関する取り決めはアグリーメント(申し合わせ事項)に盛り込まれる見通しとなっている。
巨人の2選手にPCR検査の陽性判定が出たことを受け、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は3日、6月19日の公式戦開幕には支障がないとの考えを示した。感染症専門家に検査結果に対する見解を求めた上で「特に開幕に影響はないと現時点では考えている」と述べた。
新型コロナウイルスの遺伝子量(CT値)がわずかで、回復を示すIgG抗体を保有しているため、専門家からは「感染から回復してかなりの時間がたっているので感染させるリスクが低い」との判断が示されたという。他球団を含めた今後の練習試合についても「現時点で変更点はない」と強調した。
現在は球団ごとの判断で過去の感染歴を調べる抗体検査が実施されているが、NPBも適切な検査方法を模索している。これまでに専門家からは、効率的な検査として唾液を検体とするPCR検査を全選手に実施する選択肢が示されてきた。2日には厚労省が唾液検査の導入を決めたこともあり、井原事務局長は「方法論として12球団それぞれが(検査を)やるというのもあると思うが、状況に合わせてどういう検査をすればいいか研究している」と話した。
また、開幕後に陽性者が判明した場合の公式戦実施可否などに関するルールは、開幕までに定める方針。プロ野球独自のガイドラインには主に感染防止策を列挙し、試合挙行に関する取り決めはアグリーメント(申し合わせ事項)に盛り込まれる見通しとなっている。
ロッテ・藤岡裕大内野手(26)の勢いが止まらない。
1点を追う7回1死二塁、日本ハム・吉田輝のストレートを捉え、ライトスタンドへ運ぶ逆転の2ラン。2日の練習試合でも右翼席への2ランでチームを勢いづけた。鳥谷の加入で激しいレギュラー争いが続く中、正遊撃手の座を狙う藤岡が、2試合連続2ランで猛アピールだ。
ロッテのブランドン・レアード内野手(32)が初回から“すし”を握った。初回2死一塁、日本ハム先発・河野の直球を芯で捉え、レフトスタンドへ運ぶ豪快な先制2ラン。ベンチでは新型コロナウイルス対策のため“エアーハイタッチ”で迎えられ、無観客のスタンドへ向けてお決まりの「すしパフォーマンス」を披露した。
ロッテは3日、マリーンズストア海浜幕張駅前店とオンラインストアで23日からジェイ・ジャクソン投手(32)の「Smiley Jグッズ」を販売すると発表した。
どんな時も“ジャクソンスマイル”という、とびっきりの笑顔を見せてくれるジャクソンは「オレはいつもどんな時もスマイルを大切にしているんだ。ぜひこのTシャツを着てスマイルで日々を過ごして欲しい。そう思っています」とコメントした。
巨人は3日、坂本勇人内野手(31)、大城卓三捕手(27)が新型コロナウイルスの感染有無を調べるPCR検査で陽性と判定されたことを発表した。巨人の発表後に、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長が対応。19日の開幕について、影響がないという見解を示した。
冒頭「CT値が低く、IgG抗体はあるということなので、かなり早期にグラウンドで素晴らしいプレーを見せてくれるのではないか」と話した同事務局長。「今回の検査結果の内容を専門家の先生方にお伺いしても、特に開幕に影響ないというふうに現時点では考えております」とした。
両選手ともに「微陽性」で、回復を示すIgG抗体を持っていることから、巨人が陰性確認後の早期復帰の方針を示したことには「巨人さんの判断でよろしいかと思います」と追認。今後の練習試合の日程についても「現時点では変更点はございません」と予定通り行う方向性を示した。
球団独自に実施した検査で判明した、選手の感染の事実。全選手の抗体検査を含む、今後の実施体制については「方法論として12球団それぞれやるという方法もあると思うが、唾液のPCR検査も認可されて状況は変わってきた。その状況に合わせて、どういう検査をすればいいのかを研究しているところです」と話すにとどめた。
無観客のスタンドに豪快な一発をたたきこんだ。1回2死一塁。ロッテ・レアードが新人の河野から左翼席に運ぶ先制2ランを放ち、「ミスせずにいいスイングができた」と笑みを浮かべて自画自賛した。
お約束のパフォーマンスも披露した。本塁打を打った際に大好きなすしを握るポーズ。ベンチでナインに出迎えられると、“エアすし”を握って荻野にプレゼントし、さらにチームを盛り上げた。
「シーズン中はもちろんだけどシーズンに入るまでも、たくさん幕張すしを握りたいね。そういう気持ちが乗ったホームランだったかな」と満足そうに語り、パフォーマンスの継続を約束した。
「ファンは今、いらっしゃらないけど、テレビを通じて見ている方がいると思う。いつになるか分からないが、お客さんが来たら喜んでもらえるようにパフォーマンスは続けていきたい」。ファンを大切にする思いは不変。そのために多くの本塁打を打ち、多くのすしを握る。
日本ハムは、ドラフト1位・河野竜生投手(JFE西日本)が開幕ローテ入りを目指して先発マウンドに上がる。ロッテは鳥谷敬内野手がスタメンからは外れた。移籍後、1軍の対外試合初出場となった2日の同戦は「3番・三塁」でスタメン起用された。2日の試合後、井口監督は鳥谷について井口監督は「色々なポジションをやりながら、実戦の感覚を取り戻して欲しい」と期待していた。
両軍のスタメンは以下の通り。
ロッテは、23日(火)からマリーンズストア海浜幕張駅前店およびオンラインストアにてジェイ・ジャクソン投手の「Smiley Jグッズ」を販売開始することを3日、発表した。
ジャクソンは「オレはいつも、どんな時もスマイルを大切にしているんだ。ぜひこのTシャツを着てスマイルで日々を過ごして欲しい。そう思っています」とコメントした。