わたしはかもめ2020年鴎の便り(6月)

便

6月10日

練習試合:千葉ロッテ4−10中日(ZOZOマリン)

123456789R
中日22000100510
千葉ロッテ0030010004

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ロッテ福田秀平「全部代打の気持ちで」3打数2安打[ニッカン]

ロッテ福田秀平外野手(31)が2番中堅で先発出場し、3打数2安打を記録した。

まずは3回1死一塁、中日小笠原から中前打で清田につなぎ、この回3点目のホームを踏んだ。続く6回先頭でも右翼線へ二塁打。代走を送られてベンチに下がった。

荻野と快足1、2番コンビを組み「特に意識することなく、自分の打撃ができればいいのかなと。昨日は5打席立ってやられてしまったので、今日は積極的にいった。全部代打の気持ちでいった」と、ともにファーストストライクをたたいて挽回した。

指名打者での出場が続いたため、練習試合再開後では初の外野守備。常時秒速10メートルを超えるマリン特有の浜風を経験し「打球があまり飛んでこなかったので、何とも言えないですけど、早くこの風に慣れることができたら」と話した。

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ロッテ3位高部が俊足生かしバント安打「結構得意」[ニッカン]

ロッテのドラフト3位、高部瑛斗(あきと)外野手(22)がバント安打を放った。

6回無死二塁で、福田秀の代走として途中出場。唯一の打席となった8回無死一塁で、中日R・マルティネスの初球を三塁線に転がし、堂上の一塁送球の間に滑り込んだ。

「あれはサインです。確実にランナーを送って、自分も勝負できるのであれば勝負しようと思いました。サードも前に来ていたので、打球を殺してピッチャーに取らせるぐらいにと思ってました。ああいうのでヒットになってくれたらありがたいですし、セーフティーバントは大学時代も結構得意だったので、これからも足を生かせるようにやっていきたいです」と俊足をアピールした。

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岩下、小笠原が先発、ロッテ−中日スタメン[ニッカン]

スタメンは以下の通り。

ロッテ
1(左)荻野
2(中)福田秀
3(指)清田
4(三)レアード
5(右)マーティン
6(二)中村奨
7(一)井上
8(捕)吉田
9(遊)藤岡
先発投手 岩下
中日
1(中)大島
2(右)平田
3(左)アルモンテ
4(一)ビシエド
5(三)高橋
6(二)阿部
7(遊)京田
8(捕)木下拓
9(指)井領
先発投手 小笠原

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ロッテ主催公式戦全試合を日テレNEWS24生中継[ニッカン]

ロッテは今季の公式戦全試合を18、19年に続いてCS有料放送チャンネル「日テレNEWS24」で生中継すると10日、発表した。

対象はロッテ主催公式戦全試合。試合後のヒーローインタビューまで中継する。本拠地開幕戦となる6月23日のオリックス戦は、試合開始30分前の午後5時30分開始予定。球団広報室は「試合開始15分前から様々な情報を発信していただきます。プレーボールから最後の1球。そして勝利の井口監督インタビュー、ヒーローインタビューまで、ぜひご堪能ください」とコメントした。

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ロッテCS「日テレNEWS24」で主催全試合を生中継[サンスポ]

ロッテは10日、今季も主催公式戦全試合を日本テレビ放送網株式会社が運営するCS有料放送チャンネル「日テレNEWS24」で試合開始から終了まで生中継すると発表した。

同放送では、試合開始15分前より試合後のヒーローインタビューまで完全放送する予定。本拠地開幕戦となる6月23日のオリックス戦は試合開始30分前の午後5時半から放送を開始する。

球団広報は「試合開始15分前から様々な情報を発信していただきます。プレーボールから最後の1球。そして勝利の井口監督インタビュー、ヒーローインタビューまで、ぜひ日テレでご堪能ください」とコメントした。

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[球界ここだけの話]ロッテ・佐々木朗の無限の可能性[サンスポ]

最速163キロ右腕、ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=が5月26日、本拠地ZOZOマリンで行われたシート打撃に登板。打者3人と対戦し、菅野に本塁打を浴びたものの、藤岡と福田光は空振り三振に仕留め、160キロを2度マーク。圧巻の快投を披露した。実戦デビューは、6月19日からの開幕前の練習試合での予定だったが、登板は回避に。吉井投手コーチは「強度が急に上がったので、その後の回復、反応がどうなのかなとみていたんですけど、思った以上に(体が元の状態に)帰ってこない。メディカルの方からも、まだ十分に中身が成長しきっていないので、それで強度が強くなると大きな故障につながる可能性があるといわれている。160キロぐらいを出してしまうと、今の体では多分持たないと思う」と説明した。

佐々木朗が高校生だった1年前、取材したときに聞いたある言葉を思い出した。

「状態がよくなかった訳ではないが、3年間で一番壊れる可能性が高いと思った。投球間隔や気温もある。故障を防ぐため。私が判断した」。

2019年7月25日の岩手大会決勝戦で、佐々木朗の登板はせず、花巻東に敗退。大船渡の国保陽平監督が登板をさせなかった理由について語った言葉だ。高校球界最速163キロを誇り、「日本の宝」とまで言われた逸材を指導する監督として、将来のこと考えての苦渋の決断だった。プロ顔負けの剛速球を投げる一方で、体はまだ未完成。前日24日の準決勝で、炎天下の中、129球を投げ抜き体力を消耗していた。真夏の連投は、最速163キロの剛速球を投げ、成長過程の高校生にとって体への負荷が大きいとの判断だった。

佐々木朗は「投げたい気持ちもあった」と本音を吐露しながらも、「すごくありがたいことだと思う。自分も将来、活躍したいと思う」と恩師の決断を理解した。

この時は、登板させなかったことが正解か、甲子園をかけた大一番だっただけに、登板させるべきだったんじゃないかと賛否両論で意見がわかれた。あれから1年の月日が経ち、プロという世界に飛び込み、一から体を鍛えた。それでも、160キロを超えるボールを投げることの負荷は、18歳の体への反動が大きいと改めて判断された。

体ができていない中での163キロ。佐々木朗の投じる1球1球は見る人を虜にする。体がしっかりと出来上がれば、大谷翔平(現エンゼルス)がマークしたプロ野球の最速記録165キロ超えも夢ではない。今年1月からは、ロッテと同じパ・リーグの西武担当。相手チームにはなるが、体が出来上がり、令和の怪物が1軍の舞台で160キロ台を連発し、打者を圧倒する姿を見たい。あのときの判断が正しかったと誰もが思う日がくること、そして、いつの日かスコアボードに170キロが表示されることに期待したい。

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ロッテ・福田秀、初の2番で2安打、井口監督腹案に応え「意識することなく、自分の打撃ができれば」[スポニチ]

ロッテ・福田秀が「強打の2番」としてポテンシャルを見せた。ソフトバンクからFA移籍後初となる「2番・中堅」で出場し、3打数2安打。ここまでは1、3番での出場だったが、快足の荻野と1、2番コンビを結成し「意識することなく、自分の打撃ができればいいと思った」と積極的にスイングした。

4点ビハインドの3回は藤岡の右前打で1点を返し、なおも1死一塁から中前打。清田の右越え二塁打で一塁から生還する快足も披露し、一挙3点のつなぎ役として機能した。6回は先頭で右翼線へ痛烈な二塁打。前日は5打数無安打だった。「今日は全部、代打の気持ちでいった」といずれもファーストストライクを捉えた。

福田秀の「2番起用」は、オフから井口監督が温めてきたプランだ。「右投手なら角中、左だったら清田が入ったり、(福田秀も含めて)色んなバリエーションができる」。下半身の調子を考慮し、練習試合はDH出場だったが、3月以来の中堅守備にも就いた。6・19開幕へ向け新戦力の状態も上がり、采配の幅が広がっている。

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ロッテ・福田秀、2番でマルチ安打、つなぎ役にチャンスメーク「自分の打撃ができればいい」[スポニチ]

ロッテ・福田秀平外野手が「2番・中堅」でスタメン出場し、3打数2安打のマルチ安打を記録した。

久々に守備に就いたが「あまり打球が飛んでこなかったので何ともいない」と振り返ったが、打撃は好調だ。4点ビハインドの3回は1点を返し、なおも1死一塁から中前打を放ち、この回3得点のつなぎ役として機能。2点差の6回は先頭で右翼線二塁打をマークし、レアードの二塁打で生還した。

この日は荻野との1、2番コンビを組んだが「特に意識することなく、自分の打撃ができればいいのかなと思った」と口にした。これまで1、3番で起用してきた井口監督は「強打の2番」としての構想もオフから描いていた。

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NPBと選手会、今季特別ルールに合意、1軍登録29→31人、ベンチ入り25→26人、延長は10回まで[スポニチ]

日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が10日、オンラインで行われ、今季限りとなる特別ルールに合意した。

1軍の登録人数は29人から31人へ、試合に出場できるベンチ入り人数は25人から26人へ拡大される。また延長は現行の12回までから、10回の1イニングのみ行うように縮小される。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕が大幅に遅れ、今季は6連戦が絶えず続く過密日程となる。夏場には9連戦が控え、雨天中止が予備日に入るとそれ以上の大型連戦となる可能性もある。新型コロナウイルス対策連絡会議の専門家チームからは「選手の心身の負担を軽減する特別ルールを」と提言を受けており、いずれも負担軽減を目指したもの。選手会の森忠仁事務局長は「今回の新型コロナウイルスによる影響に関しては、選手の健康を第一に考えてとのことなので。対応は評価できる」と話した。

開幕が3月20日から6月19日に遅れたことで、新外国人やトレードなどでの新戦力獲得期限は従来の7月31日から9月30日へ延長される。また外国人選手枠に関しても、1軍登録を4人から5人へ増やし、出場可能なベンチ入りは4人のままとする案が協議されている。選手会は外国人枠にも同調したが、12球団側での協議がまだ続いているという。

一方で最大の争点となっている出場登録日数の取り扱いについては合意に至らず、次回16日予定の事務折衝へ持ち越された。前回1日の事務折衝では、12球団側はシーズン全体の日数は短縮されたが、実際の日数を出場登録日数としてカウントすると提示。選手会は短縮幅に合わせた「みなし日数」で補うよう求めていた。「選手会が考えているところと開きはあるが、少し進んだ提案をいただいた。考え方の違いなのかなと思う」と森事務局長。「みなし日数」の換算への係数に差があり、次回交渉で19日の開幕前の合意を目指す。

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ロッテ、主催公式戦全試合「日テレNEWS24」で生中継[スポニチ]

ロッテは10日、公式戦全試合を昨年、一昨年に引き続き、日本テレビ放送網株式会社が運営するCS有料放送チャンネル「日テレNEWS24」で試合開始から終了まで生中継することを発表した。

対象試合は主催公式戦全試合。試合開始15分前より試合後のヒーローインタビューまで様々な情報を放送する。本拠地開幕戦となる6月23日のオリックス戦は試合開始30分前の午後5時30分から開始予定。

球団広報室は「試合開始15分前から様々な情報を発信していただきます。プレイボールから最後の1球。そして勝利の井口監督インタビュー、ヒーローインタビューまで、ぜひ日テレでご堪能ください」とPRした。

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福田秀、荻野と初の1、2番タッグ…チーム唯一のマルチでアピール[報知]

ロッテの福田秀が「2番・中堅」で荻野と初の1、2番タッグを組んだ。今季井口監督は、2人の1、2番起用プランを明かしており、荻野との初コンビに福田秀は「特に問題もなく。特に意識することなく自分の打席ができればいい」と振り返った。

打撃ではチーム唯一の2安打でアピール。俊足コンビが出塁することで好機も広がり「(2人が組むことで)色んなバリエーションができる」と井口監督も好感触だ。

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「特例2020」延長10回打ち切り、ベンチ入り26人拡大が決定[報知]

日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が10日、オンラインで行われ、今季の特別ルールとして延長10回打ち切りと、出場選手登録数31人、ベンチ入り人数26人への拡大が決まった。外国人枠は5人に拡大する方向で、12球団側でルールの細部を調整している。

12球団は新型コロナウイルスの影響を考慮し、「感染防止特例2020」(通称「特例2020」)を策定。この日、選手の負担軽減を目的とした延長10回打ち切りと、1軍枠の拡大について選手会と合意した。1軍枠は29人から31人、ベンチ入りは25人から26人に増える。

外国人枠を4人から5人へ拡大する特例にも選手会は同意。ベンチ入りは現行通り4人までとなる予定で、12球団で詳細なルールを協議している。トレードなどの補強期限は7月31日から9月30日に変更される。

一方、出場登録日数の取り扱いについての結論は先送りとなった。今季年俸を契約通りに支払う方針の球団側は、実日数でカウントする考え。選手会はシーズン短縮に応じて1.数倍での計算を要望している。12球団側からは、登録145日で1シーズンとカウントするFA日数を、今季は一定の日数で1シーズンと認める譲歩案も示された。

選手会は15日に臨時大会を開き、16日に再びNPBと事務折衝を行う。開幕まで10日を切っており、森事務局長は「開幕日は決まっているので15日の臨時大会を含め検討する」と話した。

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福田秀平がチーム唯一の2安打「全部代打の気持ちで」[報知]

ロッテの福田秀平外野手(31)がチーム唯一の2安打でアピールした。3回1死一塁から中前安打を記録すると6回無死には右翼線二塁打をマーク。9日の練習試合では「3番・指名打者」で出場したものの5打数無安打に終わり、「昨日はボールを見てしまったので今日は全部代打の気持ちで行きました」と打撃でアピールした。

さらには荻野と初の1・2番タッグを組んだ。井口監督は今季2人の「1・2番起用プラン」を明かしていたが、福田秀の左足のコンディション不良のため練習試合は指名打者での出場が続いていた。この日、練習試合で初の守備に就き、荻野と初の連係に福田秀は「特に問題もなく。特に意識することなく自分の打撃ができればいいのかな」と振り返った。井口監督も「(2人が組むことで投手が)右の場合は角中が入ったり、左の場合は清田が入ったり、色々なバリエーションができる」と好感触だ。

開幕まで残り9日。「やるしかないので。とにかく頑張ってコンディションを合わせて行きたい」と福田秀。古巣での開幕を待ち望んだ。

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プロ野球、特別ルール導入、1軍枠31人&ベンチ入り26人、延長10回打ち切りが決定、外国人枠5人も協議中[報知]

日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が10日、オンラインで行われ、新型コロナウイルスの影響に伴う「感染防止防止特例2020」(通称「特例2020」)について協議した。NPB側が8日の実行委員会で協議した特例を選手会も了承。出場選手登録人数とベンチ入り人数の拡大、延長10回打ち切りの特別ルールが導入されることになった。

選手の負担軽減を考慮して、出場選手登録人数は現行の29人から31人に、試合に出場可能なベンチ入り人数は25人から26人に拡大される。今季に限り延長は10回打ち切りとなる。また、トレードなどの補強期限は現行の7月31日から9月30日に変更される。

12球団では外国人枠を現行の4人から5人に拡大する案も議論されているが、12球団側でルールがまとまっていない現状とみられる。選手会の森事務局長は「選手の健康を第一に考えた対応は評価できると思います」と理解を示した。

Jリーグとの対策連絡会議ではこれまで、感染症専門家が選手の消耗による免疫力の低下を防ぐため、負担軽減を目的とした特別ルールの制定を提言していた。これに伴い、12球団は今季限定の特例を協議してきた。

また、NPBと選手会で意見が分かれていた出場選手登録日数の取り扱いについては結論は出なかった。同事務局長は「NPB側はFAを(今季)とる可能がある選手だけは(1シーズンにカウントすることを)考えようと言っていたが、全体の選手に(考える)、という提案があった。選手会が考えているところとは開きあるが、進んだ提案はいただいた」と話した。

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ホーム公式戦全試合を「日テレNEWS24」で生中継![報知]

ロッテは10日、公式戦全試合を昨年に引き続き、CS有料放送チャンネル「日テレNEWS24」で生中継すると発表した。

対象となる試合はホーム公式戦全試合で試合開始15分前から試合後のヒーローインタビューまで様々な情報を放送する。本拠地開幕戦となる6月23日のオリックス戦は試合開始30分前の午後5時30分から開始予定。球団広報は「試合開始15分前から様々な情報を発信していただきます。プレイボールから最後の1球。そして勝利の井口監督インタビュー、ヒーローインタビューまで、ぜひ日テレでご堪能ください」とコメントした。

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中日戦スタメン発表、ロッテは開幕ローテを争う岩下、中日は小笠原が先発[報知]

ZOZOマリンにて10日、13時から行われるロッテ対中日のスタメンが発表された。ロッテは開幕ローテ最後の1枠を争う岩下、中日はローテ入り当確を狙う小笠原が先発する。

発表されたスタメンは以下の通り。

[ロッテ]
1(左)荻野
2(中)福田秀
3(指)清田
4(三)レアード
5(右)マーティン
6(二)中村奨
7(一)井上
8(捕)吉田
9(遊)藤岡
先発 岩下
[中日]
1(中)大島
2(右)平田
3(左)アルモンテ
4(一)ビシエド
5(三)高橋
6(二)阿部
7(遊)京田
8(捕)木下拓
9(指)井領
先発 小笠原

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ロッテ・福田秀、2番で2安打「積極的にいけた」[デイリー]

ソフトバンクからFAで加入したロッテ・福田秀が2番に座り、ともに第1ストライクを捉えて2安打を放った。

「(打順は)特に意識することなく、自分の打撃ができればと思っていた。積極的にいけた」と納得顔だった。

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プロ野球、今季は延長10回打ち切り、外国人登録枠は継続審議[デイリー]

日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が10日に開かれ、「感染拡大防止特例2020(通称『特例2020』)」について、移籍期限や出場選手登録、ベンチ入り登録の拡大、および延長10回打ち切りについて選手会側が了承。事実上、導入が決定した。

出場選手登録枠は現行の29人から31人、ベンチ入り枠は現行の25人から26人に拡大。移籍期限は7月31日から9月30日となる。選手会の森事務局長は「選手の健康を第一に考えているということだというところで、評価できるのかなというところですね」と了承に至った理由を説明した。

1軍の外国人登録枠を4人から5人にすることについても、選手会側は了承。ただ、具体的な運用方法については12球団間で協議が続いている模様で、正式決定には至っていない。

1日の事務折衝で選手会側が「大きな隔たり」とした登録日数の取り扱いについては「ちょっと進んだ提案はいただいた」としつつ「選手会側の考えているところとは開きがある」と合意に至っていないことを明かした。今後は15日に選手会臨時大会を開き、選手の意思を確認。次回の事務折衝は16日を予定している。

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プロ野球、延長10回打ち切り合意NPBと選手会、コロナ特例[デイリー]

日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が10日、オンラインで開かれ、新型コロナウイルス感染拡大による開幕遅れなどへの今季の特例的な対応として、延長戦を10回までで打ち切ることや、出場選手登録とベンチ入り人数の拡大、トレードなどでの新規選手獲得期限の7月末から9月末への変更で合意した。

延長戦短縮や登録人数増は、日程過密化などによる選手の負担を軽減するのが目的。出場選手登録は29人から31人、ベンチ入りは25人から26人、外国人選手の1軍登録枠は4人から5人となる。

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プロ野球、今季は10回打ち切り、1軍枠は2増の31人に[デイリー]

日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の間の事務折衝が10日、開かれ、移籍期限、出場選手登録、ベンチ入り登録の拡大、延長10回打ち切りについて選手会側が了承。事実上、導入が決定した。

出場選手登録は現行の29人から31人、ベンチ入りは現行の25人から26人に拡大。移籍期限は現行の7月31日から9月30日となる。選手会の森事務局長は「コロナに関しては、選手の健康を第一に考えているということだというところで、評価できるのかなというところですね」と了承に至った理由を説明した。

出場選手登録に絡む、1軍外国人枠の拡大については、球団間での協議が続いている模様だ。

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ロッテが主催公式戦全試合を「日テレNEWS24」で生中継[デイリー]

ロッテは10日、今季の公式戦全試合を昨年、一昨年に引き続き、日本テレビ放送網株式会社が運営するCS有料放送チャンネル「日テレNEWS24」で試合開始から終了まで生中継をすると発表した。

対象試合はロッテ主催公式戦全試合。試合開始15分前より試合後のヒーローインタビューまで様々な情報を放送する。本拠地開幕戦となる6月23日・オリックス戦は試合開始30分前の17時30分から放送開始予定。

ロッテ広報室は「試合開始15分前から様々な情報を発信していただきます。プレーボールから最後の1球。そして勝利の井口監督インタビュー、ヒーローインタビューまで、ぜひ日テレでご堪能ください」とコメントした。

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腕をぐるぐる回した鉄腕助っ投、シコースキーが語る日本への感謝と愛情[Full-Count]

◇ロッテ、巨人、ヤクルト、西武で活躍したブライアン・シコースキー

日本プロ野球外国人選手OB会の協力のもと、パ・リーグで奮闘した外国人OB選手に話を聞く本企画。第4回は、ロッテ、巨人、ヤクルト、西武で活躍したブライアン・シコースキーさん。あの代名詞の「高速腕ぐるぐる」も披露してくれた(ブライアン、本当にありがとう!)。ぜひ「パーソル パ・リーグTV」のYouTubeでその姿を見て欲しい。

≫現在はどちらにお住まいで、何をされていますか?
シコースキー
「デトロイトで暮らしていて、現在、MLBのマイアミ・マーリンズの米国担当スカウトをしています。引退後はまずテキサス・レンジャースのスカウトとして3年働き、2019年12月にマーリンズと契約しました。」
≫ダルビッシュ投手がレンジャースに在籍していた2015年から2017年の間に、お会いしたことはありますか?また、ここ数年、北海道日本ハムがレンジャースと業務提携を結んでおり、コーチやスタッフを派遣しています。その方々との交流はありますか?
シコースキー
「はい。1度、ダルビッシュ投手にロッカーの前でお会いしました。彼が私のことを分かるか自信がなかったのですが、『ユウさん、私のことを覚えているか分かりませんが、シコースキーです』と伝えました。すると、彼は私を見て、英語で『あなたのことを覚えていますよ!』と言ってくれて、そのあと、簡単に挨拶と近頃の調子について話をしました。たしか、丁度、肘の手術(トミー・ジョン)からカムバックした頃だったかな。本当は30分くらいMLBのプレーや適応できないことなど話したかったのですが、少なくとも挨拶できて良かったです。」
「他には、読売ジャイアンツ所属時のチームメートである、ダイスケ。えーっと…元木(大介)!私のおぼつかない日本語と彼のおぼつかない英語で会話をしました。10分間の短い会話でしたが楽しかったですし、日本を去ってからというもの、日本が恋しかったので嬉しかったです。」
≫日本語でお話しされたのですね。
シコースキー
「よく家族は私のことをからかうのです。なぜなら私は日本語が上手に話せると思っているので。家庭で一言、二言、日本語を言うのですが、家族は私をみて、あなたは日本語が話せないでしょって言うのです(笑)。なので、私は『大丈夫、みんなは私が言おうとしていることは理解できるからね!』って言い返しています。」
「私が日本にいた時に知り合った人と再会することは嬉しいことですね。仕事柄、多くのNPBチームの外国人スカウトと出会うのですが。例えばロッテ時代のチームメートのネイト・ミンチー氏(現・巨人駐米スカウト)や、かつて対戦したルイス・ロペス氏(現・DeNA駐米スカウト)と再会したときには、日本での経験や思い出について語っていますよ。」
≫覚えている日本語はありますか?
シコースキー
「読売ジャイアンツに所属していた時に私達は、巨大なスコアボードに掲出されている、あるフレーズを言わなければなりませんでした。そのフレーズは『僕を見てくれ』。チームメートやスタッフが周りにいるときに、大声と早口で叫ぶと皆が私を見上げ、笑ってくれるのです。それが、覚えている『良い』日本語うちの1つですね。もちろん、みんな『悪い』日本語も教えてくれました(笑)。もう1度日本語を学んで、初めて会う人を驚かせたいですね。」

◇サブロー、福浦、黒木、小林、里崎…皆スーパースター、いい選手の集まりだった

≫ロッテに2度在籍(2001〜2003と2008〜2009)していますがチームの変化を感じた点と、逆に変わらなかった点はどこでしたか?
シコースキー
「私が初めて千葉ロッテに在籍したとき、チームメートは私と同世代が多かったです。若いチームでした。私が2度目に在籍した時は、皆より良い選手になっており、優勝したいというモチベーションもあり、精神的に大人でした。1度目の時が悪いチームだったという訳ではなく、より経験を積んでいたチームでした。サブロー、福浦、黒木、小林(雅英)、里崎がより成熟し、皆スーパースターとなっていました。いい選手の集まりでした。もし、今福浦やサブローと再会したら、彼らは日本語を話そうとする私をからかうでしょうね(笑)。本当にいい時を過ごしました。」
「変わらないものはファンですね。言葉で表現できないほど、素晴らしかったです。いつもファンがスタジアムに来ることと彼らの応援を楽しみにしていました。確か、私のロッテの2年目の開幕直後はあまりに酷いスタートだったと記憶しています。しかし、毎日スタジアムに入るときにファンがいつも外にいて『ファイト、ファイト』って応援してくれたのです。いつも私の心の中にありましたよ。千葉ファンは唯一無二の存在です。」
≫経験のある通訳の方が、新人通訳の方の靴が酷く傷んでいることを咎めているところを見かけ、靴を買ってあげたというエピソードを聞いたのですが、事実ですか?
シコースキー
「はい。ある新人通訳だったのですが、彼の靴は底がはがれているのを見て、彼は一体何をしているのだと思いました、なぜなら、球場のグラウンドにいる時、彼はマリーンズを代表し、私達(外国人選手)を代表しているからです。当時、彼にその靴について尋ねたところ、『新しいのを買います』と言っていました。確か、私達が沖縄の石垣島からのフライトの時ですね。ショッピングに行った先で、1足の靴を購入し、彼に『はい、これを履きなさい』と伝えプレゼントしました。『おねだりする必要はないけど、君はグラウンドにいる時は外見をしっかりしなきゃいけない。なぜなら、TVにも君は映るし、何より君はマリーンズを代表しているから。ボロボロな靴はダメだよ』と伝えました。」
「通訳は私達外国人選手のために多くのことをしてくれるのです。特に、1年目で初めて来日した際にグラウンド内だけでなく、グラウンド外でも助けてくれました。私は1年目に他の外国人選手から通訳者への振る舞いを教えられたのです。ネイト・ミンチー、デリック・メイ、フランク・ボーリックから、私達(外国人選手)は通訳を大事にしなければならないと。そして彼らが、私自身がすべき振る舞いを示してくれました。その背景には、国、家族、そして特に組織を代表してプレーしているという自負がありました。また、マリーンズは私と家族を2度も受け入れてくれています。それらの振る舞いはかつての外国人選手から脈々と受け継がれてきたのです。」
≫とても良い話ですね。シコースキーさんの言葉はプロフェショナリズムを示していると思います。選手としてのプロフェッショナルとは?についてさらにもう少し掘り下げていただけませんか?
シコースキー
「来日して、最初の3ヶ月間は異なる文化、生活への適応が難しかったです。しかし、私は自身に言い聞かせていました。ここ日本はきっと良い場所だと。人々は礼儀正しいですし、私は何度も何度も迷子になったのですが、その時は周りの人に近づき、携帯電話を渡し、道順を教えてくれと尋ねていました。いつもみんな礼儀正しく助けてくれました。ですので、私自身が私の国、家族を代表しているという気概をもち、皆をリスペクトしていました。」
「野球選手としてのプロフェッショナルリズムですが、ファンは選手をTVやコストコで見かけますよね。ですので、皆に対してリスペクトの気持ちをもって接していました。なぜなら、私達は広い意味で世界・時をともに共有しているからです。皆が幸せであれば、全て良しですよね。」

◇独特の腕を振る動き…「私の息子もやっている」

≫ミネソタ・ツインズに在籍している前田健太投手が、ピッチングの前に特徴のある準備体操をします。ご存知ですか?
シコースキー
「いえ、知らないです。」
≫私はその動きを見てシコースキーさんを思い出しました。ぜひシコースキーさんの登板前に腕を回すあの準備運動をこの場でやっていただけないでしょうか?
シコースキー
「もちろん!実は、私の息子が20歳で現在ウエスタンミシガン大学(シコースキーさんの母校)で野球をしています。面白いのが、彼もキャッチボールをする前に、私の動きをし、ピッチングに向かうのです。そこで、いつも彼に言うのです。君は間違っていると。だってまずは後ろ回しを先にやって、そのあとに前回しにしているから。できるか分からないね。だいぶ、歳をとってきたので(笑)。」
≫ワーオ!ありがとうございます!通算438登板は外国人投手として歴代2位の記録です。なぜ、それほどの登板数を重ねることができたのでしょうか?
シコースキー
「グラウンドにいることが好きだったからでしょうね。先発投手の時は休養が十分で、1度投げると約1週間、次の登板まで空きます。リリーフ投手になって良かったです。週に3、4試合、時には5試合投げることもありました。そんな時は、バッティング練習の時の投球を回避していました。また、それほどブルペン投球しなくても準備が可能でした。投球間隔が短いときは休息をとり、25球投げるところを10球に減らすなど調整していました。試合で投げる数を予め確保するということです。」
「私の目標は500試合登板でした。残念ながら膝の故障で目標を達成できませんでしたが、なぜか、私は500試合登板というのにこだわっていました。もう少しで達成できそうでしたが(MLB40試合、NPB438試合)、私は全力を尽くしたと思います。」
「お元気で、安全で、気を付けて!頑張って!」(日本語で)

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