投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
---|---|---|---|
石川歩 美馬学 種市篤暉 東條大樹 石崎剛 小野郁 ハーマン 田中靖洋 中村稔弥 チェン・グァンユウ 益田直也 ジャクソン |
田村龍弘 佐藤都志也 柿沼友哉 |
鳥谷敬 藤岡裕大 安田尚憲 中村奨吾 福田光輝 井上晴哉 レアード |
荻野貴司 清田育宏 角中勝也 福田秀平 岡大海 和田康士朗 マーティン |
今季は120試合制となり、1軍登録人数やベンチ入り人数が増え、延長戦は10回に短縮される。
特別ルールで引き分けが増えるのは間違いない。昨年の延長戦は10回が45試合、11回が21試合、12回が28試合。11回以上だった49試合は10回同点で終了し、10回から逆算して投手起用ができるため、10回で決着がつく試合も減るはず。引き分けが昨年の22試合から大幅に増えそうだ。優勝は勝率で決め、引き分けの多さが有利に働くケースがある。プロ野球最多の19分けを記録した82年中日は、勝利数3位で優勝した。
逆に、減るかもしれないのが規定投球回到達者。最終の規定投球回数が120回で一見楽になったようにみえるが、6連戦が続くため、現日程では開幕から必ず中6日で投げても20試合しか先発できない。先発20試合で規定クリアには平均6回、毎週先発できずに18試合ならば平均6.7回が必要。昨年は20試合以上先発して平均6回以上が両リーグで14人、先発18試合以上で平均6.7回以上はわずか6人だった。ベンチ入りに救援投手が増えれば、先発の投球回数が短くなることもありそう。規定投球回到達者が昨年のセ9人、パ6人からさらに減る可能性がある。
ロッテ福田秀平外野手は、不安な船出を迎える。開幕前日の18日、完全別メニューで調整した。1番中堅でのスタメン起用が有力だったが、井口監督は「体調万全じゃない選手もいる。田村もそうですし、秀平も。スタメン?そこもまだ分からないです」と言葉を濁した。
3月の時点で左足首に不安を抱えたが、6月の練習試合では12球団6位の打率3割6分4厘をマークするなど、上向きだった。ところが、16日の巨人戦で右肩甲骨付近に死球。この日は右腕を振らずに歩くシーンもあるなど、明るい表情は見られなかった。
開幕戦への思いは強い。相手は昨年まで13年間プレーしたソフトバンク。古巣の旧友や、福岡のファンにも躍動を見せたいところだ。もちろん、新天地での存在感も示したい一戦。トレーナーが付き添い、バット持参で数分間、物陰に入ることもあり、意欲は十分だ。腰痛で一時離脱していた正捕手田村とともに、19日の試合前にスタメンか否かの最終判断が行われる。
マリンから「V」が見える!ロッテは18日、「アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>」の協力のもと、18日夜と19日夜に開幕戦勝利を祈念した「ビクトリー・イルミネーション」を実施することを発表した。
本拠地ZOZOマリンの近くにある同ホテルでは、昨秋の福浦和也選手(現2軍ヘッド兼打撃コーチ)の現役引退試合でも「9」のウインドウイルミネーションが行われた。
球団広報室は「アパホテル様のご協力をいただき、ホテルの窓明かりを利用したウインドウイルミネーションを、本日と明日と行っていただける運びとなりました。昨日17日にも試験的に行いましたが、Vの文字がくっきりと浮かび上がり、優勝への力強いエールを感じました。開幕は敵地で昨年日本一の福岡ソフトバンクホークス3連戦となりますが、絶対に3連勝をして勢いをつけて千葉に戻ってきたいと思います。イレギュラーなシーズンを突ッパして優勝します!」とコメントを寄せた。
ロッテ石川歩投手(32)が2年連続で開幕マウンドへ進む。開幕前日の18日は、ペイペイドームでキャッチボールなどで調整した。
5月末に再開した実戦では、3試合に先発するも、まだ最長イニングで4回。イニングも球数も少しずつ増やしている段階のため、開幕戦へは「不安しかないです」と声のトーンを落とす。
もっとも、井口監督も「先発がまだ長いイニングを放れる段階にはない」と認知しており、開幕戦も継投が濃厚。完投は非現実的とはいえ、直球は150キロ近い球速が出ており、ソフトバンク打線との対決が注目される。
ロッテ鳥谷敬内野手(38)が、プロ17年目も新天地で開幕1軍入りを果たした。開幕戦を翌日に控えた18日はペイペイドームで練習。球団を通じてコメントを寄せた。
「自分の役割をしっかりと果たせるように頑張りたいと思います。シーズンが進む中で、役割や求められることも変わってくると思う。ここまで16年間やってきた経験を生かしながら、流れを見ながら、いま自分に何が求められているのかを考えながら過ごしていきたいと思います。求められた場面で結果を出せるような選手でありたいです。今年はリーグが変わって、チームも変わった。どういう戦い方をするのか。外から見ていたマリーンズと、また中からだと違うことも多いかなと思います。その中で自分ができることをどんどんやっていきたい。チームのためにサポートをしたいと思います。チームが苦しいときに勝ちに貢献できるような選手でありたいと考えています」。
日本野球機構(NPB)は18日、19日の開幕に向けて開幕出場選手登録名簿を公示した。
今季は新型コロナウイルス感染予防のため選手の健康に配慮し、出場選手登録が29人から31人、ベンチ入りが25人から26人に拡大。外国人枠はベンチ入りは4人のままで、登録は4人から5人(投手と野手の比率を「4対1」「1対4」にすると、その後の比率の変更は不可)に増やすなど特例が設けられる。
ロッテの開幕1軍メンバーが18日、公示された。
※以上29人
ロッテは18日、ソフトバンクとの開幕戦に向けてペイペイドームで全体練習を行った。阪神から新加入の鳥谷敬内野手(38)は、1年目の2004年から17年連続の開幕1軍入り。球団を通じ「チームが苦しいときに勝ちに貢献できる選手でありたいと考えています」と決意を語った。
過去の栄光も名誉も投げ捨て、ゼロからのスタートを選んだ鳥谷の2020年が始まる。強調したのはベテランとしての役割。己の全てを生かして、ロッテの勝利に貢献することを約束した。
「シーズンが進む中で、役割や求められることも変わってくると思う。チームが苦しいときに勝ちに貢献できる選手でありたいと考えています」。
阪神ではNPB歴代2位の1939試合連続出場や球団最多2085安打など、結果でも姿勢でもチームを引っ張ってきた。昨年8月に球団から引退勧告を受けたが、拒否して現役続行を決断。チームが決まらない中でも練習を続け、今年3月にロッテに入団した。
主軸だった虎時代とは一転し、様々な起用に対応することが求められる。紅白戦、練習試合では27打数1安打と苦しんだが、スランプのない守備力は健在だ。ドラフト自由枠で阪神に入団した2004年から17年連続の開幕1軍。この日、1軍登録された選手の中で鳥谷は最年長だ。
「ここまで16年間、やってきた経験を生かしながら、流れを見ながら今、自分に何が求められているのかを考えながら過ごしていきたいと思います」。
ペイペイドームでのフリー打撃では41スイングで2本の柵越え。新しいチームメートと、柔らかい表情で汗を流した。ノックでも慣れ親しんだ遊撃の位置で軽快な動きを見せ、いよいよスタートするプロ17年目に備えた。ベンチスタートが濃厚だが、だからこそ、不変の準備を重ねて名前が呼ばれるのを待つ。
「自分ができることをどんどんやっていきたい。自分としても求められた場面で結果を出せるような選手でありたいです」。
ロッテに全てをささげる−。鳥谷敬が、その覚悟を背中で、プレーで見せていく。
ロッテのD1位・佐々木朗(大船渡)が18日、1軍に同行し、開幕戦の前日練習に参加した。5月26日にシート打撃で登板し、160キロを計測したが、その後は疲労の回復具合が思わしくなく、現在はノースローで調整中。井口監督は「(1軍同行は)しっかりとこちらで管理するということが大前提。開幕の瞬間というのはなかなか味わえない。雰囲気も彼の中で感じながら成長していって欲しい」と説明した。
プロ野球は18日、西武、ソフトバンク、楽天の3球団が新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査の結果を発表し、19日のセ、パ両リーグ開幕を前に12球団の1軍の選手、監督、コーチ、スタッフの全員が陰性と確認された。
西武は13日と16日に検査を受けた選手、監督、コーチ、スタッフの全195人が陰性だった。楽天も選手、監督、コーチ、スタッフ、球団職員の全176人が陰性と判定された。
ソフトバンクは16日までに検査を受けた支配下選手、監督、コーチ、スタッフの陰性を確認。2軍の首脳陣とスタッフ、育成選手の8人は22日に検査を受ける予定。
ロッテはシーズン開幕戦勝利を祈願し、アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉の協力を得て、18、19日に同ホテルのウインドウでビクトリーの頭文字の「V」マークを再現する。時間は両日とも午後6時から翌朝まで。
球団歌「闘魂こめて」を歌う動画や応援メッセージをファンから募集し、オーロラビジョンで放映する。バックネット裏観客席最前列に設置した大型LEDパネルにはファンが応援しているかのような映像を映し出す。
甲子園では、一塁ベンチ内にファンの応援メッセージや似顔絵を掲載。サイン入り本塁打球をプレゼント。イニング間にビジョンでファンのメッセージ、写真を表示。右翼席に医療従事者への感謝の言葉などを書いた横断幕を設置。
特別チケット購入者の写真とメッセージで製作された応援パネルを内野席に約5000枚掲出。右翼席には約1000枚のファンの写真を使った全長65メートルのビッグフラッグを掲げ、イニング間にはファンから募集した声援動画を流す。
19日の開幕DeNA戦のパブリックビューイングを本拠地・マツダスタジアムで開催する。新型コロナウイルス感染防止のため、抽選による広島県内に在住のペア500組(合計1000人)が対象。地元テレビ局が主催。
先発野手8人の直筆サイン入りボールを各3個ずつファンクラブ会員24人にプレゼント。また、ヒーローインタビューに登場した選手の直筆サインボールも球団公式ツイッターアカウントのフォロワーに贈る。
ナゴヤドームでは攻撃時、打席で各選手の応援歌を外野席から流れるよう準備中。チアドラゴンズはイニング間に観客席からパフォーマンスをする。ドアラは7回裏終了時のバック転を例年通り行う。
左翼席にファン作製応援フラッグ、三塁側席に同メッセージボードを配置する。また、新宿、川越プリンスホテルなどで、宿泊も兼ねリモート試合観戦を実施。試合中に、参加者の声援を本拠大型ビジョンで放映する。
19日の西武との開幕戦で、ウェブ会議システム「Zoom」を利用した開幕戦応援イベントを開催する。定員は500人。午後7時から2時間の予定で、球団OBの岩本勉氏、建山義紀氏らも参加して行われる。
本拠でファン参加型のイベントを行う。開幕前に募集した松田宣、バレンティンの「熱男ポーズ」、「ピーポーポーズ」の動画が、試合中に選手のパフォーマンスに合わせて大型ビジョンで流される。
「リモート応援チケット」を2000円で発売。特典として観戦証明書や今季配布予定だったユニホームなどの応援グッズ1点を贈る。また、人数限定の画像、動画で選手へエールを送る企画参加も可能となる。
開幕3連戦は楽天生命パークでライブビューイングを実施。人数を限定した上でマスクを着用し、ハイタッチや大声での応援は禁止するなどの感染予防対策を講じる。また、本拠の客席には選手の応援タオルを掲出する。
「応援し幕れ!バファローズ自宅応援団」と題し、ファンのメッセージを横断幕にして一塁側内野席に掲出。バファローズ☆ポンタや球団マスコットのバファローブル、ベルの縫いぐるみを一部客席に飾る。
日本野球機構(NPB)は18日、プロ野球開幕への感謝の気持ちを込めた「ありがとう!ブルーリストバンド」を選手ら出場者が着用すると発表した。開幕日が決まった際には巨人・原監督が「社会が1つになりコロナウイルスと闘ってきたからこそ、迎えられる開幕」と話すなど球界全体で思いは同じ。医療・介護従事者らをはじめ、全国民への感謝を込めプレーする。
着用予定日は19日の開幕戦と、それ以降の各本拠の初戦。その後、追加も予定している。着用は選手の任意で、それ以外の試合でも着用する可能性はある。NPBは08年から地球温暖化防止活動の一環でグリーンリストバンドを着用してきたが、今季はブルーで統一する。リストバンドの販売は検討中という。
2年連続で大役を務めるロッテ・石川は「ポイントは柳田とバレンティン。いい投球をしたい」と意気込む。
昨季チームは日本一王者を相手に17勝8敗と勝ち越したが「僕はあまり勝っていないんで」と控えめ。ただ自身も昨季2勝1敗、防御率3.63。「不安しかないけど頑張ります」と前を向いた。
また昨季限りで阪神を退団し、3月に加入した鳥谷は17年連続で開幕を1軍で迎え「チームが苦しい時に勝ちに貢献できる選手でありたい」と決意を語った。
昨オフ、ソフトバンクからFA移籍してきたロッテ・福田秀の開幕スタメンが微妙となった。2日以降の練習試合で33打数12安打、打率.364をマークし「1番・中堅」を予定していた井口監督は「体調が万全でないですからね。前回死球も当たっているし、足の方も100%ではない」と現状を明かした。
万全でなかった下半身の状態は回復傾向だったが、16日の巨人戦で受けた右甲骨付近の死球の影響は想像以上に大きかった。敵地で行った前日練習。注目度No.1の新戦力はキャッチボールすら行わなかった。前日は練習免除で、この日は完全別メニュー。歩く際も右腕を振れなかった。
レギュラー奪取を誓って移籍しただけに古巣で迎える開幕戦に対しての思いは強い。指揮官は「状況を見てから」と当日の朝まで熟考する方針。欠場を決断した場合は、3年目で初の開幕1軍となった安田をDHで起用し、角中を外野守備に就かせる可能性が有力だ。頂点を目指す就任3年目。初戦から難しい決断を迫られそうだ。
ロッテは開幕戦勝利を祈願し、アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>に協力してもらい、18、19日にVictory(勝利)の頭文字「V」をウインドーイルミネーションとして午後6時から翌朝6時ごろまで実施する。
17日にテストを行っており、球団広報室は「Vの文字がくっきりと暗闇に浮かび上がり、優勝への力強いエールを感じました。昨年日本一のソフトバンクに3連勝をして勢いをつけて千葉に戻ってきたい」とコメントした。
昨季限りで阪神を退団し、3月からロッテに加入した鳥谷敬内野手が、17年連続で開幕を1軍で迎えた。18日、ペイペイドームでの全体練習に参加し、意気込みを語った。
「自分の役割をしっかりと果たせるように頑張りたいと思います。シーズンが進む中で、役割や求められることも変わってくると思う。ここまで16年間、やってきた経験を生かしながら、流れを見ながら今、自分に何が求められているのかを考えながら過ごしていきたいと思います。そして自分としても求められた場面で結果を出せるような選手でありたいです」。
今季は球団だけでなく、リーグも替わる。立場も長年勤めてきたレギュラーから、リザーブとしてサポート役も求められる。「どういう戦い方をするのか。外から見ていたマリーンズとまた中からだと違う事も多いかなと思います。そして、その中で自分が出来ることをどんどんやっていきたい。チームのためにサポートをしたいと思います。チームが苦しい時に勝ちに貢献できるような選手でありたいと考えています」。ベテランらしく、緊張感を見せずに前日練習をこなしていた。
ソフトバンクとの開幕戦を翌日に控え、18日にペイペイドームで練習を行ったロッテ・石川歩投手は「いい投球できるように頑張りたいです」と意気込んだ。
2年連続で開幕投手を務めるが「手応えないんで。不安しかないです」と控えめ。前回登板した12日の西武戦で4回8失点と崩れただけに、威勢はよくなかった。
それでもチームは昨季の日本一球団を相手に、17勝8敗と大きく勝ち越している。石川自身も2勝をマークしているが「僕はあまり勝っていないんで。チームとしてはいいと思うけれど、バレンティンとかもいるし、昨年とは違うチームなと思います」と冷静に分析した。
試合を優位に運ぶためのポイントには「やっぱりバレンティンと柳田ですかね」と具体的な名前も挙げた。無観客の中でスタートするイレギュラーなシーズン。
「まだ、やってみていないので分からないです。1年間しっかりと戦い抜いて最後優勝したいです」。
強気な言葉はなくても、見据える目標だけはハッキリとしていた。
ロッテの開幕戦勝利を祈願して、アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>に協力してもらい、18日と19日にビクトリー(勝利=Victory)の頭文字から取った「V」マークをウインドウイルミネーションとして午後6時から翌朝6時頃まで実施することを発表した。
アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>のウインドウイルミネーションは、福浦2軍ヘッド兼打撃コーチの現役引退試合においても「9」の模様を作成してもらっている。
球団広報室は「アパホテルさまよりご協力をいただき、ホテルの窓明かりを利用したウインドウイルミネーションを本日と明日と行っていただける運びとなりました。17日にも試験的に行いましたがVの文字がくっきりと暗闇に浮かび上がり、優勝への力強いエールを感じました。開幕は敵地で昨年日本一の福岡ソフトバンクホークス3連戦となりますが絶対に3連勝をして勢いをつけて千葉に戻ってきたいと思います。イレギュラーなシーズンを突ッパして優勝します!」とコメントしている。
ロッテ15年ぶりのリーグ優勝へ、開幕投手の石川が鷹打線に挑む。当初開幕投手だった美馬が左脇腹を痛め、2年連続2度目の大役に任命された。
練習試合で登板した2試合とも4イニングずつしか投げておらず、「手応えがないので不安」と話したが、警戒選手にはバレンティンと柳田を挙げ、「まず1イニングずつ。いいピッチングができるように頑張りたい」。
ロッテの福田秀平外野手(31)が19日の開幕戦で「指名打者」として出場することが18日、濃厚となった。
福田秀は16日の巨人戦(東京D)で「1番・中堅」としてスタメン出場したが、6回の第3打席で巨人・藤岡から右肩甲骨付近に死球を受け、8回に途中交代していた。チームは17日からペイペイDで練習を行っているが治療のため17日は不参加。この日から合流したがアップ、打撃練習も行わずに球場を後にした。
ここまで練習試合では様々な打順を試してきた井口監督。田村の離脱など、本命の野手9人がそろってスタメン出場できない状況が続いていたが、開幕直前で守備位置も含めた「1番・福田秀」「2番・角中」「3番・荻野」の上位打線が固まったばかりだった。本来ならこの日開幕スタメンを公表する予定だった指揮官は、「田村も(福田)秀平もまだまだ100%(の状態)ではない。秀平は足も100%ではないので」と公表を見送った。本来中堅の福田秀を指名打者とし、角中を左翼、左翼の荻野を中堅に変更することが濃厚。当日の状態によっては欠場の可能性もゼロではない。
開幕戦の相手は福田秀が昨季まで13年間在籍した思い入れのある古巣・ソフトバンクなだけに、万全の状態で臨みたいところだったが、開幕直前、チームにとっても不安が残る状況となった。
ロッテの鳥谷敬内野手(38)が18日、開幕への思いを球団を通じてコメントした。
昨オフに阪神から事実上の戦力外通告を受け退団。ひたむきに単独でのトレーニングを続け3月にロッテに入団した。約5ヶ月間のブランクを感じさせない華麗な動き、さらには開幕が当初の予定から延期したこともありプロ入りの2004年から17年連続で開幕1軍を手にした。
この日ペイペイDで練習を行った鳥谷は「自分の役割をしっかりと果たせるように頑張りたいと思います。シーズンが進む中で、役割や求められることも変わってくると思う。ここまで16年間、やってきた経験を活かしながら、流れを見ながら今、自分に何が求められているのかを考えながら過ごしていきたいと思います。そして自分としても求められた場面で結果を出せるような選手でありたいです。今年はリーグが変わって、チームも変わった。どういう戦い方をするのか。外から見ていたマリーンズとまた中からだと違う事も多いかなと思います。そして、その中で自分が出来ることをどんどんやっていきたい。チームのためにサポートをしたいと思います。チームが苦しい時に勝ちに貢献できるような選手でありたいと考えています」とコメント。翌日に迫った開幕を目の前に、どん底からはい上がってきた“不死鳥”が新天地で新たな活躍を誓った。
セ、パ両リーグは18、19日の開幕戦でベンチ入り可能な選手の登録名簿を公示した。今季から出場選手登録数が31人(昨季は29人)、ベンチ入りは26人(同25人)、外国人枠は5人(同4人)にそれぞれ拡大される。
ロッテは、新人ではドラフト2位の佐藤、5位の福田光が登録された。また、新加入の鳥谷や、1日に支配下登録されたばかりの和田、さらには今季1軍定着を狙う安田がプロ3年目して初の開幕1軍に登録された。
一方で、開幕ローテに内定していた西野は16日に右肘内側側副靭帯損傷と診断されたため、登録漏れとなった。
セ、パ両リーグは18日、19日の開幕戦でベンチ入り可能な選手の登録名簿を公示した。今季から出場選手登録数が31人(昨季は29人)、ベンチ入りは26人(同25人)、外国人枠は5人(同4人)にそれぞれ拡大される。
阪神、DeNA、ロッテは「5」に拡大された外国人枠を、開幕からフル登録した。阪神はエドワーズ、スアレス、ガルシア、マルテ、ボーアの投手3、野手2。DeNAはピープルズ、パットン、ロペス、ソト、オースティンの投手2、野手3。ロッテはハーマン、チェン、ジャクソン、レアード、マーティンの投手3、野手2の布陣を敷いた。
開幕時点で最多の人数を出場選手登録したのは巨人と阪神で、30選手を登録した。昨季までは最大29人だったため、こちらも今季の特別ルールを利用した形になった。
ロッテは18日、ロッテの開幕戦(19日)勝利を祈願し、アパホテル&リゾート東京ベイ幕張で、窓の明かりを利用したウィンドーイルミネーションを実施すると発表した。
作成されるのは「Victory」の頭文字「V」を取った「ビクトリーイルミネーション」。実施期間は18、19日の午後6時から翌朝の6時まで。このウィンドーイルミネーションは福浦2軍ヘッド兼打撃コーチの現役引退試合でも「9」のマークで実施し、幕張の夜空に輝かせた。球団広報は「アパホテルさまにご協力をいただき、ホテルの窓明かりを利用したウインドウイルミネーションを本日と明日と行っていただける運びとなりました。昨日17日にも試験的に行いましたがVの文字がくっきりと暗闇に浮かび上がり、優勝への力強いエールを感じました。開幕は敵地で昨年日本一の福岡ソフトバンクホークス3連戦となりますが、絶対に3連勝をして勢いを付けて千葉に戻ってきたいと思います」とコメントした。
ロッテ・鳥谷敬内野手(38)が18日、今季にかける強い決意を明かした。阪神でのプロ1年目から17年連続開幕1軍メンバー入りが正式決定。ペイペイドームでの全体練習に参加後、「自分の役割をしっかりと果たせるように頑張りたい」と意気込みを示した。
いよいよ移籍1年目のシーズンがスタートする。「今年はリーグが変わって、チームも変わった。(戦い方は)外から見ていたマリーンズと、また中からだと違うことも多いかなと思います。自分ができることを、どんどんやっていきたい」。冷静に分析しつつ、熱い思いもうかがえた。
今季も開幕を1軍で迎える。プロ野球歴代2位の1939試合連続出場記録を持つベテランは「ここまで16年間やってきた経験を生かしながら、流れを見ながら、今自分に何が求められているのかを考えながら過ごしていきたい」と語った。
役割は守備固めなどになりそうだが、スタメン出場のチャンスもあるはず。「求められた場面で結果を出せるような選手でありたい」と覚悟を示す。
阪神を昨季限りで退団し、働き場所を求めたレジェンド。「チームのためにサポートをしたい。チームが苦しい時に勝ちに貢献できるような選手でありたい」。ベテランの新たな挑戦が始まる。
日本野球機構(NPB)は18日、開幕戦などで選手が着用する「ありがとう!ブルーリストバンド」を公開した。
新型コロナウイルスの影響で、19日に3ヶ月遅れでの開幕。全国で医療・介護従事者らの奮闘が続くなか、リストバンドに感謝の思いを込めてプレーする。開幕戦や本拠地初戦などで着用が予定されている。
ロッテは18日と19日に今季開幕戦勝利を祈願し、ビクトリー(勝利:Victory)の頭文字から取った「V」マークをウインドウイルミネーションとして作成する、ビクトリーイルミネーションを実施すると発表した。
同イルミネーションはZOZOマリンスタジアム近くにある千葉市美浜区のアパホテル&リゾート(東京ベイ幕張)の協力を得て実現。地上50階、高さ180メートルの同ホテルの窓を利用して、18日、19日ともに18時〜翌朝6時頃まで「V」の文字を浮かび上がらせる。福浦2軍ヘッド兼打撃コーチの現役引退試合でも「9」の模様を作成し、その際も好評を博した。
ロッテ広報室は「昨日17日にも、試験的に行いましたがVの文字がくっきりと暗闇に浮かび上がり、優勝への力強いエールを感じました。開幕は敵地で昨年日本一の福岡ソフトバンクホークス3連戦となりますが、絶対に3連勝をして勢いをつけて千葉に戻ってきたいと思います。イレギュラーなシーズンを突ッパして優勝します!」と強い意気込みを示した。