わたしはかもめ2020年鴎の便り(6月)

便

6月22日

ロッテ名物ウグイス嬢、無観客で始まる節目30年目[ニッカン]

◇深掘り。1日も早い野球観戦を−球場周辺の今

福岡でのソフトバンクとの開幕カードを勝ち越したロッテは23日、ZOZOマリンでの本拠地開幕オリックス戦を迎える。

スタンドの熱気はまだなくとも、いつもの声はある。球団職員の谷保恵美さん(54)は今季、場内アナウンス担当として30年目になる。ファンからは「殿堂入り候補」とも言われるマリン名物のあの声。まさかのスタートになった節目の年への、思いを聞いた。


ステイホームの春。谷保さんも在宅勤務が続いた。開幕を信じて、何をしておけばいいんだろう−。尊敬する巨人の先輩アナウンス担当2人に、話を聞いてみたという。

「声を出すトレーニングとして、腹筋や楽器で喉を鍛えていらっしゃるとお聞きして、さすがだな〜、見習わなければ〜と」。

腹筋運動をやり、気分転換も兼ねて自宅で歌った。歌は好きで、おはこはK−POPにドリカム。

「金曜ナイターからの土曜デーゲームとかだと、声が出ないんですよ。なので、海浜幕張の駅から球場まで歌いながら歩いたり。気分も上げて」。

試合中は、いつも傍らにスコアブックがある。ロッテ攻撃時はヒットを願って赤ペンを手に待機し、守備時は黒ペン。29年間で多くのルーティンができて、担当試合は昨季途中に1800を超えた。

野球が好きで、川崎時代のロッテに入団した。

「若い頃は試合に入り込みすぎて、声にも力が入りすぎて、連戦だと声がかれていましたね。今は…大人になりました」。

ベンチもフィールドもライトスタンドも見やすい放送室から、冷静に球場全体を見つめて進行する。落ち込む出来事があっても、マイクの前では明るい声が出るように。

節目の30年目は、無人のスタンドから始まる。大観衆が音を吸収しない分、音量目盛りを少し下げ、いつものように放送室の窓をちょっとだけ開ける。

「満員のお客さんっていう光景が当たり前だと思っていました。(今季は)違うんだなと。早く戻ってきて欲しいですね。こういう始まりですけれど、千葉で満員のお客さんと一緒に胴上げを見たいなと思います」。

マリーンズ、先発ピッチャー、二木康太〜。テレビの向こうへ届けと願いを込めて23日、海風にいつもの声を乗せる。

谷保恵美(たにほ・えみ)
1966年(昭41)5月11日生まれ、北海道帯広市出身。90年、ロッテオリオンズに入社、91年から場内アナウンス担当。現在は広報業務も兼務する。

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マリン外周にはチャーハン店「早く再開したい」[ニッカン]

◇深掘り。1日も早い野球観戦を−球場周辺の今

#野球場観戦を待ちわびるファンへ−。6月19日に開幕したプロ野球。チームだけでなく、プロ野球支える様々な人達が、それぞれの思いで異例のシーズンを迎えている。「球場周辺の今」としてルポする。

試合開催日のZOZOマリンの球場外周には、美味しそうな匂いと煙が立ちこめている。串焼き、牛すじ、ケバブ、たこ焼き、唐揚げ、ポテトなどなど、球場を囲むように屋台やキッチンカーが立ち並び、観客が行列を作っている。

その一角に4年ほど前から出店するチャーハン専門「濱龍」(はまりゅう)は、あんかけ、エビ、カニ、牛肉など10種類のチャーハンを提供する人気店。経営者の濱野貴博さん(33)は「ファンの皆さんに今季も当店のチャーハンを食べて欲しい。プロ野球開幕には期待しています」と話す。

濱野さんは、千葉市内で中華料理店の経営に携わっている。新型コロナウイルスの感染が拡大しはじめた2月から売り上げはドンと落ちた。4月以降は、ほぼ休業。6月から営業を再開したが、客足は戻っていないという。

「家賃や人件費などがかさみ、持続化給付金の100万円では、とてもじゃないが足りない。マリンは週末やイベントのある日は300食ほど売り上げるので、経営的にも大きい。早く営業を再開したい」と話している。

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ロッテ二木「自分よりチーム」本拠地開幕戦に気合[ニッカン]

ロッテは本拠地開幕戦を二木康太投手に託す。オリックス打線には昨季0勝2敗、防御率6.75と苦しんだが、16日の巨人との練習試合ではルーキー佐藤とバッテリーを組み、5回2安打無失点と仕上げてきた。

無観客でも例年通りの緊張感があると言い「上位から長打があり、打点を稼げるバッターがそろっている。自分の勝敗よりチームの勝利に貢献できるような投球をするだけです」と気合を入れた。

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プロ野球7・10有観客「観客も健康管理を」専門家[ニッカン]

プロ野球の新しい日常が7月10日にやってくる。

日本野球機構(NPB)は22日、Jリーグとの第10回となる新型コロナウイルス対策連絡会議と臨時12球団代表者会議をオンラインで開催。19日から無観客で開幕しているが、政府の指針に準じて7月10日から有観客に移行することを確認した。当面は最大5000人となるが、超満員のスタジアムへ戻るための第1歩となる。


プロ野球と共存するファンを、未知のウイルスがまん延する非日常からスタジアムへ、いざなう。斉藤コミッショナーは「政府関係者にも、7月10日からお客様を入れてやっていくと宣言していいと言葉をいただいた」とお墨付きを得たことを明かした。19日の開幕から史上初の無観客試合を続けるが、有観客へ移行が迫ってきた。

政府の指針では7月10日から上限5000人、8月1日からは各球場の収容人数の50%以内となる。感染状況には地域差があり、また席幅など球場の特性も異なることから、12球団一律で上限まで入れられるかは分からない。斉藤コミッショナーは「(目安の)ヒントの数字はあるが今日の段階では決まっていない。(開催地により)無観客と有観客という極端なことはないと思う。自治体との相談になるが、マックスここまでという数字をもとにそれ以下という差が出る可能性はある」と話した。ただドーム球場は密室には当たらないと専門家からも見解が示され、屋外球場と区別されない。

応援の新様式をファンと模索する。専門家メンバーの賀来教授は「コロナが収束してきたら昔のような応援風景も将来復活すると思うが、新たな応援スタイルをみんなでやっていこうと。選手も観客も健康管理を行う。観客からクラスターが出ると選手、球団、国民にとってもショック」と求めた。鳴り物もジェット風船も場内には浮遊しない。大声も自粛が必要。ファンとの相互理解が必須となる。

NPBは、今月中に有観客時のガイドライン完成を目指す。専門家からのこれまでの提言では観客席でのアルコール販売の禁止や売り子の削減が選択肢にあった。ただ全国的にもアルコール販売の伴うサービスの緩和の流れが進む。斉藤コミッショナーは「状況が違うんじゃないかと。宿題になるが先生方に検討をしていただくお願いをした」と次のステップを見据えた。

観客が感染した際に周囲の入場者に知らせるための追跡システムの構築など課題も多い。次回の対策連絡会議は7月6日だが、各球場の上限入場者数の決定に「できるだけ早く決めないと、切符を売らないといけない」と早急な決定を目指す。

サッカーでは
10日に行われたセルビア杯準決勝では、3月中旬のリーグ中断後、初めて無制限でファンの入場が認められた。会場にはおよそ2万5000人が詰めかけ、発煙筒もたかれた。試合はFW浅野拓磨のパルチザンがレッドスターに1−0で競り勝ち、浅野はフル出場した。

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リスク高いジェット風船など応援スタイルは変更へ[ニッカン]

日本野球機構(NPB)はJリーグとの第10回となる「新型コロナウイルス対策連絡会議」をオンラインで行った。

政府の指針で7月10日から有観客への移行が可能。

斉藤惇コミッショナーは「政府関係者の方にも7月10日からお客様を入れながらやっていくことを宣言していいという言葉もいただいている」と話した。政府の指針では感染状況を見極めつつ、7月10日から上限5000人、8月1日からは収容人数の50%以内とされている。

◇観客の観戦予防策

(1)
発熱、せき、倦怠感、咽頭痛などの症状がみられる場合は観戦を遠慮してもらう
(2)
流行国・地域から来た人の立ち入り制限
(3)
待機ゾーンの設置や時差退場などによる入退場時の濃厚接触を減らすための工夫
(4)
サーモメーターを利用した体温チェックとマスク着用の呼び掛け
(5)
応援スタイルの変更とハイタッチなどの接触の禁止
応援スタイルの評価例
(6)
マスクを着用せず飲酒・食事を続ける観客を減らすため、球場内での食品および飲料販売の抑制
(7)
喫煙所の使用禁止
(8)
ドーム球場の空調出力アップや適切な換気
(9)
手指消毒
(10)
ファンから渡されたペン、色紙、ボールなどでのサイン、ハイタッチなどは行わない

◇観客から感染者が出た場合

(1)
感染者座席周辺に座っていた入場者を特定する手段の確保
(2)
半券の保持や自席をスマホのカメラで撮影しておくなど記録を呼び掛け
(3)
観戦者座席の公表

「提言 日本野球機構・日本プロサッカーリーグにおける新型コロナウイルス感染症対策」から

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ロッテが本拠地のホームラン予想企画、賞品はアイス[ニッカン]

ZOZOマリン左翼席に「ホームランターゲット」が設置完了した。

ロッテは22日、本拠地開催の無観客試合でロッテ選手のホームランがどのバナーに当たるかをファンに予想してもらうプレゼント企画を実施すると発表した。ホームランターゲットと称した8枚の看板それぞれに、異なるロッテアイス賞品がひもづけられている。毎試合ツイッターでファンから予想を募り、正解者から抽選で5人と、本塁打したロッテ選手本人に「ロッテアイスひと夏分(90個)」が贈られる。応募方法など詳細は公式ホームページまで。

賞品のアイスは以下の8種。

(1)
クーリッシュバニラ
(2)
雪見だいふくバニラ
(3)
爽バニラ
(4)
クーリッシュカルピス
(5)
クーリッシュベルギーチョコレート
(6)
雪見だいふくれもんチーズケーキ風だいふく
(7)
爽チョココーヒー
(8)
クーリッシュフローズン白桃

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ロッテがリモート実験、ファンの声援を本拠に流す[ニッカン]

ロッテは22日、テレビやインターネット中継で応援するファンの声援を実際にZOZOマリンに流す実証実験を23日からのオリックス6連戦で行うと発表した。

ヤマハが開発したリモート応援システム「Remote Cheerer Powered by SoundUD(リモートチアラー・パワードバイ・サウンドユーディー)」を試験的に導入する。リモートチアラーは13日にJリーグ・ジュビロ磐田のトレーニングマッチでも利用された。日本プロ野球ではロッテが初めて。

12日から発売開始している「リモート応援チケット」の特典として追加され、購入者は試合開始30分前にメールで送付されるWebサイトからアクセスすることで使用可能となる。「歓声」「拍手」「激励」「大歓声」の4種類が選択できる。ボタンをタップすると、それに応じた拍手や歓声がZOZOマリン右翼スタンドに設置された3台のスピーカーから流れる仕組みだ。

ヤマハ株式会社クラウドビジネス推進部SoundUDグループの瀬戸優樹氏は、以下の通りコメントを発表した。

「我々に感動と勇気を与えてくれるスポーツ選手の皆様に、画面の向こう側にいる大勢のファンの熱い応援を届けたい!という思いでRemote Cheererは誕生しました。皆様1人1人の声援が集まることで大歓声を生み出します。ファンの皆様1人1人が気持ちを込めてボタンをタップすれば、思いは必ずや選手の皆様に伝わると信じています。今回、日本プロ野球初のRemote Cheerer採用となります。Remote Cheererにとって大きな第1歩を、ロッテファンの皆様とともに踏み出せることを心から感謝申し上げます。ぜひ大歓声を皆様の力でスタジアムに届けてください」。

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12球団代表者会議でPCR検査の実施など協議[ニッカン]

プロ野球の臨時12球団代表者会議が22日、オンラインで行われ、7月10日から観客を入れて試合を開催することを決めた。

斉藤惇コミッショナーは「7月10日をもってお客さんを入れるようにしようと。政府関係者とも。余程のことがない限り、準備していこうということになった」と説明した。

観客を入れての実施をファンに告知するには球場のある自治体、保健所の許可が必要。それぞれの地域の感染リスクによって、動員できる観客数にばらつきがでる可能性もある。同コミッショナーは「人数に関しては自治体との相談になるが、最大ここまでという数字をもとに、それ以下というところと、差が出ることは可能性としては、私はあると思っている」と、足並みがそろわない可能性を受け止めた上で、観客数に差が出たとしても7月10日から有観客で行うとした。

今後のリーグ運営に関してはコストを抑えながらPCR検査を実施する必要性などがある。同コミッショナーは「先生方からのヒントは合同、唾液をまぜるというか、今後、うまくいくのならば何人、何十人の検体をまとめながら検査を進めていく方法を考えていきたい」と話した。

政府の指針では感染状況を見極めつつ、7月10日から上限5000人、8月1日からは収容人数の50%以内とされている。次回の新型コロナウイルス対策連絡会議と実行委員会は7月6日。有観客での開催に向けて詳細を詰めていく。

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プロ野球7月10日から無観客解除、人数に上限付き[ニッカン]

日本野球機構(NPB)はJリーグとの第10回となる「新型コロナウイルス対策連絡会議」をオンラインで行った。

政府の指針で7月10日から有観客への移行が可能。

斉藤惇コミッショナーは「政府関係者の方にも7月10日からお客様を入れながらやっていくことを宣言していいという言葉もいただいている」と話した。政府の指針では感染状況を見極めつつ、7月10日から上限5000人、8月1日からは収容人数の50%以内とされている。

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プロ野球“日常”への大きな一歩、7・10から観客OK、最大5000人目安で[サンスポ]

19日に無観客で公式戦が開幕したプロ野球は22日、オンラインで12球団代表者会議を開き、7月10日から観客を入れて開催する方針を決めた。今後は各球場の上限入場者数などを検討する。会議に先立って行われたJリーグと連携する「第10回新型コロナウイルス対策連絡会議」では、感染症の専門家チームから、感染リスクを下げるための応援スタイルの変更などが求められた。

ようやく、球場に歓声が戻る。12球団代表者会議を終えた斉藤惇コミッショナー(80)は、7月10日からの有観客試合の開催を報告した。

「内閣府とも話をして、7月10日からいよいよ、お客さんを入れながら進めていきたい。その準備に、真剣に取り組んでいかないといけない」。

今後は入場者数とともに、入場券の販売方法、観客から感染者が出た場合の追跡方法などを早急に検討する。

新型コロナウイルスに対する政府の基本的対処方針では、段階的に観客を入れることが容認され、7月10日からは最大で5000人か収容人員の50%の少ない方、8月1日からをめどに50%が目安となっている。球場の大きさや、地域によって感染状況が異なるため、入場者数は球場によって差が出る可能性がある。

ただし、斉藤コミッショナーは「1メートル以上の間隔をとって、マスクをして大声を出さない形であれば、(屋内外の球場で)大きく条件が違うという話にはなっておりません」と語った。

チケット販売の期間も必要だ。7月10日までは3週間を切っており「専門家の先生とも可及的速やかにお話しし、とにかく早く決めたい」と議論を急ぐ姿勢を示した。

神宮球場を本拠地とするヤクルト・江幡専務はチケットについて「ソーシャルディスタンスをしっかり取った上で(座席を)決めて、売り出すことになる」と説明。販売価格などは未定のため今後、担当者らと詳細を詰める。

無観客でスタートしたプロ野球。7月10日からは歓声を背に、選手が躍動する。

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プロ野球、観戦スタイルは制限へ、ジェット風船など感染リスク高、ヤクルトの傘振り「東京音頭」はOKか[サンスポ]

19日に無観客で公式戦が開幕したプロ野球は22日、オンラインで12球団代表者会議を開き、7月10日から観客を入れて開催する方針を決めた。今後は各球場の上限入場者数などを検討する。会議に先立って行われたJリーグと連携する「第10回新型コロナウイルス対策連絡会議」では、感染症の専門家チームから、感染リスクを下げるための応援スタイルの変更などが求められた。

入場できても、ファンの応援や観戦スタイルは大きく変わる。感染症の専門家チームは5月22日に改定した「提言」の中で、観客に対する感染予防策を挙げ、リスク評価を具体的に示している。

[感染リスク高]
(1)ジェット風船
(2)肩組み、飛び跳ねなど集団での動きが伴う応援
(3)指笛
(4)トランペットなどの鳴り物
など。
[感染リスク中]
(1)応援団の指揮による歌唱、拍手
(2)プレーの度の拍手や声援
など。
[感染リスク要検討]
応援タオルを回す、横に広げて左右に振る。

ジェット風船の自粛はオープン戦から各球団が呼びかけており、応援団への交渉も済ませている。日本野球機構(NPB)は有観客での開催に備えたガイドラインを作成中で、感染リスクが高いものは盛り込まれる可能性もある。専門家チームに意見を仰いだ上で7月10日までに発表し、ファンに理解を求める予定。ヤクルトの得点時にファンが『東京音頭』を歌いながら小さな傘を振る名物応援は、感染リスクが低いとされる。

また、5月の提言では「ビールなどの飲料販売をやめるなどの措置により、一定時間マスクを着用せず飲酒・食事を続ける観客を減らす案を検討すべき」としていた。

斉藤コミッショナーは「基本的な応援の方法はその通りだと思う」としたが、アルコールの販売については「今はカラオケなどでもお酒を出してサービスすることになってきている。4、5月とは状況が違うんじゃないかということで、(専門家チームの)先生方に検討していただくことをお願いをした。返事を受けて対応する」と語った。

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ロッテのアイスがひと夏分、23日本拠地開幕戦から「ホームランターゲット」[サンスポ]

ロッテは本拠地開幕となる23日からのオリックス6連戦(ZOZOマリン)で「ロッテアイス ホームランターゲット」を開催。22日までに無観客の左翼席に8枚の看板を設置した。

同企画は看板に当てた選手にロッテのアイスが「ひと夏分(90個)」贈られる。また、球団公式ツイッターでは、どの看板に当たるかの予想も募集する。的中したファンのなかから抽選で5人に「ひと夏分」のアイスが届けられる。

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7月10日からの有観客試合は最大5000人[サンスポ]

プロ野球は22日、オンラインで12球団代表者会議を行い、7月10日から観客を入れて試合を開催することを確認した。政府の基本対処方針では最大5000人を入れた試合の実施が可能で、今後は球場ごとの収容人数、入場券の販売方法、観客から感染者が出た場合の追跡方法などを早急に検討する。

代表者会議に先立って開かれた「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第10回会議では、感染症の専門家チームから有観客試合への移行について前向きな方向性が示され、感染リスクを下げるための応援スタイルの変更などが提言された。

斉藤惇コミッショナーは代表者会議後の会見で「7月10日からお客さんを入れていく」と改めて宣言。監督、コーチ、選手、球団スタッフが開幕後も月に1度のペースで行うPCR検査について言及し、コストダウンの方法として、専門家チームから数人の唾液をまとめて1つの検体とする方法を提案されたことを明らかにした。

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プロ野球、Jリーグが7月10日から観客入れて開催へ[サンスポ]

日本野球機構(NPB)とJリーグが連携して感染症の専門家チームから意見を聞く「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第10回会議が22日、オンラインで行われ、プロ野球の斉藤惇コミッショナーとJリーグの村井満チェアマンは会見で、7月10日から観客を入れて試合を開催する方針を明らかにした。

政府の基本対処方針では、プロスポーツは7月10日から最大5000人を入れた試合の実施が可能になることが示されている。19日に公式戦が無観客で開幕したプロ野球の斉藤コミッショナーは「政府関係者からも宣言していいとの言葉をいただいている。余程のことがなければ、7月10日から観客を入れることを宣言したい」。同日にJ2の試合を予定しているJリーグの村井チェアマンも「(観客を入れる)準備をして臨みたい」と語った。

専門家チームの座長である賀来満夫・東北医科薬科大特任教授は「感染者がゼロにはなっていないので、対策をしっかり行った上で(観客を入れた試合を)前向きに考えていただく」とし、来場するファンに対して「密接、密集にならない新たな応援スタイルを確立して欲しい」と要望した。

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ロッテ、球界初の「リモート応援」導入!サッカー界では好評「素晴らしいシステム」[スポニチ]

ロッテが、球界で初めてリモート応援システム「リモートチアラー」を導入することを22日、発表した。本拠地開幕となる、23日からのオリックス6連戦で実証実験として実施する。誰もいない球場に歓声が響く。楽器大手「ヤマハ」が開発した応援システムで、自宅からテレビやインターネットで観戦するファンの応援を球場でプレーするナインに届ける。

リモートチアラーは12日から発売した「リモート応援チケット」の特典に追加され、購入者には試合開始30分前にメールで送付されるサイトにアクセスすることで使用可能。「歓声」「拍手」「激励」「大歓声」の4種類が選択でき、タップすると、それに応じた拍手や歓声が外野に設置されたスピーカーから流れる仕組みだ。球団関係者は「事前に録音した応援団の演奏も流す」と明かし、これによっていつもと同じような雰囲気を演出する。

既にサッカー界ではテスト済みだ。13日に行われたJ2磐田−J3沼津、清水−J3藤枝の練習試合では本番さながらの声援、拍手、さらには歌声がこだました。サポーターが押したエール回数は計190万回にも及び、磐田FW小川航は「歓声があるとないでは全く別。素晴らしいシステム」と感想を口にした。ヤマハのクラウドビジネス推進部SoundUDグループ・瀬戸優樹氏は「ファンの皆さまが気持ちを込めてボタンをタップすれば、思いは必ずや選手に伝わると信じています」とロッテの新たな挑戦に期待を寄せた。

リモートチアラー
ヤマハが開発した遠隔応援システム「Remote Cheerer powered by SoundUD(リモートチアラー パワード バイ サウンドユーディー)」。専用アプリを利用し、自宅などから画面の向こうの会場に声援を送れる独自の技術。

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ロッテ・井口監督、オリ6連戦は助っ人起用が鍵「今までにない戦いになる」[スポニチ]

パ・リーグは、23日の開幕2カード目から9週続く同一カード6連戦がスタートする。ロッテはオリックスとZOZOマリンで激突する。

異例の6連戦でもロッテ・井口監督は「各球団の先発と全員当たる。今までにない戦いになる」と前向きだ。継投がポイントになる。ソフトバンクとの開幕カードは1、2戦目にハーマン、ジャクソンを連投させ、3戦目はハーマンの代わりにベンチ入りさせたチェンを起用した。「まだ、先発が長い回を投げられない。いい形でつなぎながらいきたい」と1枠増えた外国人をうまく利用していく。

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7・10から球場観戦再開!まずは最大5000人、8月1日からは収容人数の50%めどに[スポニチ]

プロ野球は22日、12球団代表者会議をオンラインで開き、7月10日から観客を入れて公式戦を開催する方針を決めた。政府の目安に倣い、最大5000人がめどとなる。直前に行ったJリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議では、運営方法などを協議し、改めて「ウィズコロナ」の新たな応援スタイルの構築を求められた。従来と違う新様式を、ファンも強く意識しなければならない。

政府のイベント開催制限の段階的緩和の目安では、プロスポーツは7月10日から最大で5000人か収容人数の50%の少ない方とし、8月1日からは収容人数の50%をめどとしている。無観客での開幕3連戦を終えた斉藤惇コミッショナーは、次のステップを目指す考えを宣言した。

「政府関係者からも、7月10日からお客さんを入れていくと宣言していいと言葉を頂いている。よほどのことがない限り、代表者会議でも10日からお客さんを入れる準備をしようとなっている」。

当面の目標は政府の指針に倣い「上限5000人」。ただ、地域によって感染状況にばらつきがある。各都道府県知事との調整も必要。「自治体との相談になるが、少し差が出る可能性はあるだろうなと思う」とした。

球場の熱気がすぐ元に戻る訳ではない。3月の段階から、応援歌や鳴り物入りの応援スタイルは変化の必要が指摘されてきた。「本当に終息すれば、昔の応援風景も復活すると思う。それまでは新たな応援スタイルで」と専門家チーム座長の賀来満夫氏。観戦者の発症時に求められる追跡システムは世界標準となりつつあるが、斉藤コミッショナーは「以前に住所が分かるようにするとか話は出たが、何らかの方法を考えないと。今から検討です」と明かす。客席の間引き方や入場券の販売は、球場により異なる形状などに応じた措置が必要で、各球団ごとの対応となる。販売の告知を含めて「可及的速やかにやらないといけない」と続けた。

最寄り駅の混雑を避ける調整も必要。制限を提言されていたアルコール販売は、全国的に提供の自粛緩和が進んでおり「以前とは状況が違うのではないかと。先生方にご検討をお願いした」と再検討される。有観客時のガイドラインも6月中を目標に作成を急いでいる。「ウィズコロナ」の在り方を求め、足を止めることはできない。

◇23日に甲子園で有観客テスト

23日のウエスタン・リーグ、阪神−オリックス(甲子園)で有観客開催のテストが行われる。地元のファンクラブ会員ら300人の来場協力を得て、マスク着用やサーモグラフィーの検温など、感染対策を確認する。「保健所とも相談し、確認しながらやっていく」と阪神の谷本修球団本部長。日本野球機構の井原事務局長は「事務局からも人を出す。有観客ガイドラインに反映させるものもあるかと期待している」と話している。

観客に対しての主な感染予防策

※5月22日公表の専門家チーム提言ver.2から。

検討を要するもの
中程度のリスクが考えられるもの
高いリスクが考えられるもの

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[記者の目]7・10有観客開催解禁…各球場は準備万端、求められるのはファン個々の意識[スポニチ]

プロ野球は22日、12球団代表者会議をオンラインで開き、7月10日から観客を入れて公式戦を開催する方針を決めた。政府の目安に倣い、最大5000人がめどとなる。直前に行ったJリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議では、運営方法などを協議し、改めて「ウィズコロナ」の新たな応援スタイルの構築を求められた。従来と違う新様式を、ファンも強く意識しなければならない。

球場内外での検温用サーモグラフィーや専用消毒液など、物的な各球場の準備は有観客へ向けて万端だという。これから求められるのは、ファン1人1人の意識や心掛けだ。

ジェット風船に応援歌、肩を組んでの合唱など。従来のスタンドは「密集・密接」の2密の下、飛沫感染リスクの最前線にあった。そのリスクを下げるのはファン自身。生ビールを手に大声を張り上げることは野球観戦の醍醐味だったかもしれないが、今は我慢し、専門家の指導に耳を傾ける時だ。客席がクラスターを生めば、プロ野球界そのものが揺らいでしまう。

専門家チーム座長の賀来氏は「新たな応援スタイルをつくることが、プロ野球やJリーグの選手を“応援”することになります」と呼び掛けた。プロ野球は19日の無観客開幕にあたり、医療従事者をはじめ、自粛生活を強いられた全国民への感謝を表した。その感謝とプレーに、ファンも応えよう。賀来座長の言う“応援”の形で。

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対策連絡会議でPCR検査を協議、今後は月に1度予定、コスト面で課題[スポニチ]

プロ野球は22日、12球団代表者会議をオンラインで開き、7月10日から観客を入れて公式戦を開催する方針を決めた。政府の目安に倣い、最大5000人がめどとなる。直前に行ったJリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議では、運営方法などを協議し、改めて「ウィズコロナ」の新たな応援スタイルの構築を求められた。

対策連絡会議ではPCR検査についても協議され、専門家チームからはコストを抑えるための対策が紹介された。複数の検体の唾液を混ぜるなどして検査回数を減らす。プロ野球は開幕前に1軍全選手やスタッフらの検査を終え、今後は月に1度行う予定。斉藤コミッショナーは「スタッフをどこまで検査するか、コストとの関係もある。これから検討を始める」と今後の課題とした。

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ロッテ、アイスひと夏分当たる「ホームランターゲット」実施[スポニチ]

ロッテは22日、無観客試合においてZOZOマリンの左翼席に「ホームランターゲット」と称したバナー(看板)を設置し、マリーンズの選手が放ったホームランが、どのバナーに当たるかをファンの皆様に事前に予想してもらうプレゼント企画を実施することを発表した。

23日の本拠地開幕戦から実施する。看板は8枚設置され、それぞれバナーごとにロッテアイス賞品が紐づいている。毎試合、ロッテ選手のホームランがどのバナーに当たるかを予想してもらい、的中者から抽選で5人と打った選手本人に、「ロッテアイスひと夏分(90個)」がプレゼントされる。

企画への応募方法は、それぞれのホームランターゲットに設定されたハッシュタグを付けてのツイッター投稿で完了。ホームランがバナーに当たる度に抽選を行い、当選者には球団ツイッターから直接連絡が届く。

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ロッテ、リモート応援システム「リモートチアラー」試験導入、グラウンドへ「大歓声」届ける![スポニチ]

ロッテはテレビやインターネット中継を通して応援するファンの声援をZOZOマリンでプレーする選手達に届けるため、23〜28日のオリックス6連戦にてヤマハ株式会社が開発したリモート応援システム「Remote Cheerer powered by SoundUD(リモートチアラー パワードバイ サウンドユーディー)」を実証実験として試験的に導入すると22日、発表した。13日にJ2磐田のトレーニングマッチにおいても実証実験として利用されている。

リモートチアラーは12日から発売開始をしている「リモート応援チケット」の特典に追加され、購入者は試合開始30分間前にメールで送付されてくるWebサイトへアクセスすることで使用が可能となる。「歓声」「拍手」「激励」「大歓声」の4種類のボタンが選択できるように設定されており、ボタンをタップするとそれに応じた拍手や歓声がZOZOマリンスタジアムライトスタンドに設置されている3台のスピーカーを通して実際に届けられる。

ヤマハ株式会社クラウドビジネス推進部SoundUDグループ・瀬戸優樹氏は「リモートチアラーは皆様1人1人の声援が集まることで大歓声を生み出します。ファンの皆様1人1人が気持ちを込めてボタンをタップすれば、想いは必ずや選手の皆様に伝わると信じています」とコメントしている。

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プロ野球も7・10からスタンド開放へ、生観戦できるぞ[スポニチ]

プロ野球の斉藤惇コミッショナー(80)は22日、7月10日からファンがスタンドへ入場して観戦する有観客開催を行う考えを明かした。プロ野球は19日に当面は無観客開催として開幕していた。

「もちろん状況を十分勘案しないといけないが、政府関係の方々とも7月10日からお客様を入れてやっていくということは、宣言してもいいという言葉もいただいている。よほどのことがなければ7月10日からお客様を入れていく、ということを宣言していきたいと思います」と話した。

この日はJリーグと合同の新型コロナウイルス対策連絡会議の第10回がオンラインで行われた。会議では専門家チームと、今後の有観客開催へ向けた課題を協議し、助言ももらった。

政府は5月25日にイベント開催宣言の段階的な緩和に向けた目安を公表した。その中でプロスポーツ興行は、6月19日から無観客で開催、7月10日からは最大5000人または収容人数の50%での有観客開催、8月1日からは収容人数の50%での有観客開催がめどとして示されていた。

既にJリーグは7月10日から有観客開催を目指す方針を明らかにしている。

有観客開催の際に入場するファンが気を付けるべきことについて、専門家チームの座長を務める賀来満夫氏(東北医科薬科大特任教授)は「コロナが収束してくれば、昔のような応援が復活してもよいが、それまでは新たな応援スタイルをみんなでやっていこうと。互いに感染しない、させない健康管理を行い、しっかり守りながら新たな応援スタイルをつくっていこうと。この新たな応援スタイルをつくることが、プロ野球やJリーグの選手達を応援することになる」と呼び掛けた。

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リモート応援システム球界初導入…ZOZOマリン右翼席スピーカーから「大歓声」[報知]

ロッテは23日からの本拠地開幕6連戦(対オリックス)でヤマハ社が開発したスマートフォンなどを利用するリモート応援システム「Remote Cheerer powered by SoundUD(リモートチアラー パワードバイ サウンドユーディー)」を導入すると22日、発表。サッカー・J2磐田の紅白戦で取り入れられた例はあるが、球界で導入されるのは初となる。

スマホなどの画面に「歓声」「拍手」「激励」「大歓声」の4つのボタンがあり、タップすると拍手や歓声がZOZOマリン右翼席のスピーカーから球場の選手へ届けられるシステム。球団が12日から発売している「リモート応援チケット」の特典として利用でき、試合開始30分前にメールで送られてくるサイトにアクセスすることで使用可能となる。

同社クラウドビジネス推進部の瀬戸氏は「大きな第一歩をロッテファンの皆さまとともに踏み出せることを心から感謝申し上げます。ぜひ大歓声を皆さまの力でスタジアムに届けてください」とコメントした。

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お待たせ!プロ野球7・10に6球場一斉観客解禁…上限5000人[報知]

プロ野球は22日、新型コロナウイルスの影響で19日に無観客で開幕した公式戦について、7月10日から観客を入れて開催する方針を決めた。6球場で一斉に無観客試合が解除され、5000人を上限に観客が入場する見通し。巨人は同日のヤクルト戦(ほっともっと)から有観客試合とする方向で調整している。8月以降は感染状況次第で上限が緩和され、収容人数の50%の観客入場が可能になる。

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23日からアイスひと夏分が当たる「ロッテアイス ホームランターゲット」を実施![報知]

ロッテは23日の本拠地開幕戦から、無観客試合を利用した「ロッテアイス ホームランターゲット」を実施する。

ZOZOマリンのレフトスタンドに「ホームランターゲット」と称したパネルを設置し、ロッテの選手が放ったホームランが、どのパネルに当たるかをファンに事前予想してもらう企画。パネルは左翼席に8枚設置され、それぞれにロッテアイス賞品が描かれている。予想が的中した人の中から抽選で5人と、打った選手本人に、「ロッテアイスひと夏分(90個)」がプレゼントされる。

応募方法は、それぞれのホームランターゲットに設定されたハッシュタグを付けてTwitterに投稿で完了。ホームランが当たるごとに抽選を行い、当選者にはマリーンズ公式Twitterから通知が来る。応募方法等の詳細は公式HPにて要確認。

パネルのサイズは最小で横4.5メートル×縦8.5メートル、最大で横5メートル×縦18メートル。ホームランターゲットの賞品はクーリッシュバニラ、雪見だいふくバニラ、爽バニラ、クーリッシュカルピス、クーリッシュベルギーチョコレート、雪見だいふくれもんチーズケーキ風だいふく、爽チョココーヒー、クーリッシュフローズン白桃の8種類。

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二木康太が本拠地開幕戦に今季初登板「自分の勝敗よりチームの勝利」[報知]

ロッテの二木康太投手(24)が23日からの本拠地開幕戦(オリックス戦)に今季初登板する。

16日の巨人との練習試合では5回2安打無失点と好投。井口監督も納得の投球で開幕ローテをもぎ取った。「無観客なので緊張はいつもより少ないかなと思っていましたが、登板日が近づいてくるにつれて緊張感が増してきました。明日は毎年と同じように緊張した初登板になるかなと思います」と球団を通じコメントした。

昨季はオリックスに0勝2敗防御率6.75と課題が残るだけに「バファローズ打線は上位から長打があり、打点を稼げるバッターが揃っているので、厄介な打線だなという印象」と二木。チームは19日の開幕戦さえ白星を落としたものの、2年ぶりの開幕カードを勝ち越した。23日から始まる本拠地開幕6連戦。「明日は自分の勝敗よりチームの勝利に貢献できるような投球をするだけです」。マリンの地でまずは1勝をつかみ取るために、7年目右腕がチームを牽引する。

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プロ野球、12球団代表者会議開催、7・10から有観客開催へ斉藤コミッショナー「準備していこうと」[報知]

プロ野球は22日、臨時12球団代表者会議を開いた。午前中に行われたJリーグと合同の「新型コロナウイルス対策連絡会議(第10回)」で斉藤コミッショナーは「7月10日からお客さんを入れて開催させて頂きたいと思っている」と話していたが、その後の12球団代表者会議でも全球団で共通認識となり、斉藤コミッショナーは「代表者会議でも7月10日から準備していこうとなりました」と話した。

また入場者数の上限については各球団の自治体、保健所との協議が必要ということもあり「今日はまだ決まっていない。少しばらつきもあると思います」と示した。

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プロ野球、有観客開催なら「新たな応援スタイルを」…専門家チームが提言[報知]

日本野球機構(NPB)とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第10回が22日、感染拡大防止の観点からWeb会議システムにて実施された。

斉藤コミッショナーは7月10日から有観客での開催の方針を示したが、有観客後について専門家チーム・賀来満夫座長(東北医科薬科大特任教授)は「コロナが終息したら、昔のような応援風景を復活させていいと思いますが、それまでは新たな応援スタイルをみんなでやっていこうということです。スタジアムに来た人同士がお互いに感染をうつさないように、あるいはうつらないようにする最低限の手洗い、マスクなどをしっかりと行う。新たな応援スタイルを作ることが、プロ野球やJリーグの選手を応援することにもなります」と話した。

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プロ野球、7月10日から有観客目指す…斉藤コミッショナー明言[報知]

プロ野球は22日、Jリーグと合同の「新型コロナウイルス対策連絡会議(第10回)」をオンラインで行い、専門家を交え、観客を入れての試合開催に向けて協議した。プロ野球の斉藤コミッショナーは6月19日の公式戦開幕に際して改めて感謝を述べた上で、「7月10日からお客さんを入れて開催させていただきたいと思っている」と話した。

プロ野球は観客を入れるタイミングについて政府の方針に従う方針を示しており、政府の基本的対処方針では7月10日から上限5000人で観客の入場ができる。感染状況次第で、8月1日以降は収容人数の50%までの入場が可能になる。

専門家チーム・賀来満夫座長(東北医科薬科大特任教授)
「新たな応援スタイルを確立した上で、7月10日から観客を入れて頂く。社会の動きとも連動する形で、観客の方に入って頂く。まだ感染がゼロにはなっていないので、引き続き感染対策を十分に行った上で、前向きに考えて議論しています。」

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プロ野球、7・10から有観客開催!最大5000人か収容人数の50%を目安[デイリー]

プロ野球は22日、臨時の12球団代表者会議を開き、7月10日から観客を入れて公式戦を挙行する方針を決めた。政府指針では段階的に観客を入れることが容認されており、同日からは最大5000人か収容人員の50%が目安となっている。斉藤惇コミッショナー(80)は内閣府から方針への了解を得ていることを明かし「よほどのことがない限りやっていこう、準備していこうということ」と話した。

新型コロナウイルスの影響で、約3ヶ月遅れでの開幕から4日。今度はファンを入れた形での試合開催が現実となる。「7月10日から観客を入れて進めていきたい」と斉藤コミッショナー。声援が戻るのは、無観客開幕から19試合目。「よほどのことがない限りやっていこう、準備していこうということ」と力を込めた。

7月10日はセ・パ6試合が予定されている。阪神は本拠地・甲子園でのDeNA戦。入場の上限が設けられるとはいえ、虎党の前でのプレーは何よりの刺激となるに違いない。政府指針では、8月1日からは5000人の上限が外され収容の50%に引き上げられる。球場にも日常が少しずつ戻ってくる。

無観客からの切り替えは、感染予防策の幅が広がることを意味する。球場内におけるアルコールを含む飲食の販売方法や、最寄りの駅の混雑緩和や駅から球場までの動線など、公共交通機関や自治体と協力しての対策、観客に感染者が出た場合の追跡方法…。挙げられる課題は多い。これから2週間強をかけ、より安全な開催方法を練り上げていく。

また、ファンの自覚ある行動も求められる。新型コロナウイルス対策連絡会議の専門家チーム座長を務める東北医科薬科大の賀来満夫特任教授は「お互いにうつさないよう、うつらないように。新たな応援スタイルを作ることが、選手を応援することにもなる。ともに戦っていく、みんなで協力できるようにお伝えできれば」。穏やかな口調で、ファンに呼びかけた。

最初は応援歌を歌うことも、旗を振ることも、近くのファンとハイタッチで喜びを表現することも制限される。それでも、自身を守る行動が選手を守ることにつながる。コロナ禍での新たな応援様式の下で行われるプロ野球。超満員の風景が戻るその日まで、一歩ずつ前進していく。

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プロ野球、PCR検査コスト削減へ研究、複数人の検体をまとめて検査する案[デイリー]

プロ野球は22日、臨時の12球団代表者会議を開き、7月10日から観客を入れて公式戦を挙行する方針を決めた。政府指針では段階的に観客を入れることが容認されており、同日からは最大5000人か収容人員の50%が目安となっている。斉藤惇コミッショナー(80)は内閣府から方針への了解を得ていることを明かし「よほどのことがない限りやっていこう、準備していこうということ」と話した。

斉藤コミッショナーは12球団代表者会議後の会見で、新たなPCR検査の方法を研究していく考えを示した。今後は1ヶ月に1回のPCR検査実施を予定しているが、「お金が掛かるので、どうやってコストを抑えながらやるかを検討していく」と説明した。

専門家チームからは、複数人の唾液から取った検体をまとめて検査する方法も提案され「時間的に7月には間に合わないが、先生方から1つの方法としてお話をいただいた。今から研究を始めるということ」とした。

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ロッテ・鳥谷、本拠開幕6連戦でスタメンあるぞ!右サイドスロー先発なら起用も[デイリー]

阪神を昨季限りで退団しロッテに加入した鳥谷敬内野手(38)が、本拠地開幕カードとなる23日からのオリックス6連戦でスタメン出場する可能性が出てきた。

敵地でのソフトバンクとの開幕カードでは新天地デビューも果たし代走や守備固めで出場。21日の同戦では移籍後、初打席でサブマリンの高橋礼と対戦し空振り三振に倒れた。それでも堅実な守備と内野陣を引っ張るリーダーシップは健在だ。

井口監督は、鳥谷について「サイドスローだったり、相性が良さそうな時に打席を含めて戦力としてチャンスを与えたい」と話してきた。今回の6連戦では、オリックスのドラフト3位・村西(近大)と対戦の可能性もある。右のサイドスローが相手先発ならば、首脳陣としてもベテランの先発起用は、選択肢の1つだろう。

「求められた場面で結果を出せるような選手でありたい」と語ってきた鳥谷。まずはレジェンドが本拠地デビューを果たす。

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プロ野球とJリーグ、“観客あり”試合でのアルコール販売を可能性探り再検討へ[デイリー]

日本野球機構(NPB)が7月10日以降、観客を入れての試合再開を目指している。Jリーグも同様の日程を組んでいるが、両団体とも、アルコール類の販売について容認する可能性を見せている。

NPBは従前、球場内のアルコールの販売を自粛する方針だったが、これを再検討する。斉藤惇コミッショナーが22日、「4月の時点では全国において飲食店、ナイトクラブとかにおけるお酒のサービスを極力抑える、やらないで欲しいという要請というかそれが当然という雰囲気でしたが、今は全国、カラオケもホストクラブもお酒も出してサービスするとなっている、ちょっと状況が違う」と見解を述べた。

Jリーグでも臨時実行委員会後のウェブ会見で「結論を出したものではない」とした上で、所感を述べた。飲食店でのアルコール販売が多く見られるようになった点に加え、「Jリーグの場合はタンクを担いで、観戦席のところに売り子がまわってくるというケースはゼロではありませんけどそんなに多くない」ことを意識。「恐らく、今日のところは複数のお客様を巡回するような売り子については時期尚早だろうというのは大方、合意だったと思うのですが、売店におけるアルコール販売等は、社会通念に照らしても過剰な酔っ払いが現れないという状況を前提にすれば許容される範囲ではないか」との見解を示した。

サッカーの場合は試合前に売店を訪れて酒類を買い求めるスタイルが一般的になっている。12日にJリーグから最新版が発表された「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」ではアルコール類の販売は控えるよう定められているため、何らかの見直しが行われる可能性がある。

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プロ野球、有観客でのアルコール販売自粛を再検討、斉藤コミッショナー「状況が違う」[デイリー]

日本野球機構(NPB)は22日、臨時12球団代表者会議を開催。午前中に行われたJリーグと合同の「新型コロナウイルス対策連絡会議」で7月10日以降の有観客での開催を目指す方針を固めたことを確認。今後に向けての課題などを話し合った。

これまでは球場内のアルコールの販売を自粛する方針だったが、これを再検討する。斉藤惇コミッショナーは、「4月の時点では全国において飲食店、ナイトクラブとかにおけるお酒のサービスを極力抑える、やらないで欲しいという要請というかそれが当然という雰囲気でしたが、いまは全国、カラオケもホストクラブもお酒も出してサービスするとなっている、ちょっと状況が違う」と見解を述べた。

「宿題になっちゃいましたが先生方にご検討をお願いしました。返事が来ましたら対応したい。売り方も決めていきたい」と話し、「新型コロナウイルス対策連絡会議」専門家チームの意見を踏まえ検討していく。

また、「基本的なお客さんの応援の方法はジェット風船は飛ばさない、大声を出さない、トランペット吹かない」と説明した。

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プロ野球、代表者が観客入場決定段階的に緩和、上限は慎重に検討[デイリー]

プロ野球は22日、臨時12球団代表者会議をオンラインで開き、7月10日から観客を入れて公式戦を開催する方針を決めた。入場者数は地域によって新型コロナウイルスの感染状況の違いや、各球場によって事情が違うため、今後、慎重に判断する。

セ、パ両リーグは当初の予定から約3カ月遅れて今月19日に無観客で開幕。政府の指針では段階的に観客を入れることが容認されており、7月10日からは最大で5千人か収容人員の50%の少ない方が目安となっている。入場者の上限について斉藤惇コミッショナーは「自治体との相談になるが、少しずつ差が出る可能性はあると思っている」と述べた。

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当たれば「アイスひと夏分」ロッテが「ホームランターゲット」設置[デイリー]

ロッテは22日、今季の本拠地無観客試合でレフトスタンドに「ホームランターゲット」と称したバナー(看板)を設置し、ロッテの選手が放ったホームランが、どのバナーに当たるかをファンが事前に予想するプレゼント企画を実施すると正式発表した。

23日のオリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)から無観客試合の期間中に実施する。ホームランターゲットの看板はレフトスタンドに8枚設置され、それぞれバナーごとにロッテアイス賞品がひもづいている。毎試合、ロッテ選手のホームランがどのバナーに当たるかを予想し、的中したファンの中から抽選で5名と打った選手本人に「ロッテアイスひと夏分(90個)」がプレゼントされる。

企画への応募方法は、それぞれのホームランターゲットに設定されたハッシュタグを付けてのツイッター投稿で完了。ホームランがバナーに当たる毎に、該当するハッシュタグを投稿された方から抽選を行い、当選者には球団公式ツイッターから直接連絡する。応募方法などの詳細は球団公式ホームページまで。

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プロ野球、PCR検査コスト削減へ、複数人の唾液を混ぜて検査するプランも[デイリー]

日本野球機構(NPB)は22日、臨時12球団代表者会議を開催。午前中に行われたJリーグと合同の「新型コロナウイルス対策連絡会議」で7月10日以降の有観客での開催を目指す方針を固めたことを確認。今後に向けての課題などを話し合った。

斉藤惇コミッショナーは冒頭でプロ野球が19日に開幕したことに対する感謝を述べ、「国民の方々、社会に対してかなり明るいメッセージといいますか、希望を、選手の一生懸命のプレーを通してお伝えすることができたのでは」と話した。

有観客で開催するにあたって、政府が示している指針では、7月10日からは上限5000人か収容人数の半分の少ない方、8月1日からは収容人数の半分が観客数の上限の目安としている。

斉藤コミッショナーは各自治体で発症者数に差があることを踏まえて「自治体との相談でもあるが、最大ここまでという数字をもとに、それ以下ということで少しずつ差が出る可能性はあると思います」と説明。それに伴うチケット販売などもあることから「できるだけ早くやらないといけないと思う」と語った。

また、同コミッショナーは「連絡会議、代表者会議でも主題はPCR検査のやり方。一月に一回やると、お金がかかるのでどれだけ有功にコストを抑えながらやるか検討していこうと」と課題を挙げた。

その上で「(連絡会議専門家チームの)先生からのヒントでは何人か合同でやる検査のやり方がある。唾液を混ぜるという。今後何人か何十人か分かりませんが検体をまとめながら検査を進めていく方法も考えていきたいと思います」と複数人の唾液をまとめて検査する提案があったことを明かした。

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7月10日から球場観戦を解禁へプロ野球とJリーグ[デイリー]

プロ野球とサッカーのJリーグが新型コロナウイルスの感染拡大に連携して対応するために設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第10回会議が22日、オンラインで開かれ、会議後の記者会見でプロ野球とJリーグはともに7月10日から観客を入れる方針を示した。

プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「状況を十分勘案しなければいけないが、政府関係の方とも7月10日からお客さんを入れながらやっていくことは宣言してもいいとの言葉を頂いた」と述べた。22日午後の臨時12球団代表者会議で協議を進める。Jリーグもこれまでの方針通り、7月10日から観客を入れる考えを改めて示した。

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プロ野球、7月10日から観客を入れて開催[デイリー]

プロ野球は22日、Jリーグと共同で設立した新型コロナウイルス対策連絡会議を開いた。主に観客を入れての課題が協議され、会議後に会見に臨んだ斉藤惇コミッショナーは「政府関係の方々とも、10日から(観客を入れて)やっていくということは宣言していいという言葉もいただいている」と7月10日から有観客で開催する方針を明らかにした。

政府が示している指針では、7月10日からは上限5000人か収容人数の半分の少ない方、8月1日からは収容人数の半分が観客数の上限の目安としている。

専門家チームの座長を務める東北医科薬科大の賀来満夫特任教授は、来たるべき有観客開催に向け「お互いにうつさないよう、うつらないよう、手洗い、マスクをしっかり行って欲しい。スタジアムの中で大声で話すのはリスク。新たな応援スタイルを作ることが選手を応援することにもなる」とファンに呼びかけた。

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[千葉魂]和田、積極果敢に初盗塁、甲斐キャノン撃破、同点の生還[千葉日報]

2020年シーズン、マリーンズで最初にホームを踏んだのは1ヶ月前まで育成選手だった和田康士朗外野手だった。19日のホークスとの開幕戦(ペイペイドーム)。0−1と1点ビハインドの9回無死一塁で代走として1軍プロ初出場を果たすと2死から二盗を敢行した。

「めちゃくちゃ緊張しましたよ。やばかったです。なかなかスタートを切る事ができなかったですけど、ベンチからサインも出て、思い切り行くことができました」。

和田は緊迫のプロ初盗塁を振り返る。自分がホームを踏めば土壇場で同点。一方で牽制死や盗塁死となると試合終了となる状況。プロ入り初の1軍試合出場の場面は、天国と地獄が交差する緊迫のシチュエーションとなった。相手バッテリーとの10分47秒の攻防で牽制は7回。マウンドの森唯斗投手は2回、間を取った。絶対警戒の中、リードを短くしながらスタートで勝負をする事を決めた。いつもなら人工芝の部分までリードを広げるが左足をアンツーカー。右足が芝という通常より一歩短く構えた。最後は首脳陣からいつも言われている言葉を信じた。「思いっきり行け」。ベンチからもストップのサインが出ることはなかった。信頼の証であり、失敗を恐れずに走る事を求められていることを感じとった。好スタートを切るとプロ野球界屈指の甲斐拓也捕手から見事にプロ初盗塁を決めた。

「絶対に成功しないといけない場面で成功できたのは嬉しかった」と和田。その後、中村奨吾内野手の中前打で快足を飛ばし、ホームを踏んだ。井口マリーンズの2020年型野球を見せつけた瞬間だ。

井口資仁監督も満足げに振り返る。「あそこで走れるのは凄い。練習試合でも牽制が上手い投手相手でも初球から走りに行っていた。盗塁は割り切りが大事。中途半端では駄目。思い切りが大事。それを和田は分かっている。大戦力だよ」。指揮官は練習試合から和田の足に注目をしていた。見ていたのはその姿勢だった。練習試合13試合で7盗塁。そのほとんどは初球、もしくは2球目で二塁を陥れていた。積極的な姿勢が光った。13日のライオンズとの練習試合では牽制死。初めてミスをした。普通の若者なら縮こまるところだが、翌14日の同カードでは積極的に走った。

「あの日、失敗するのは正直、怖かったです。でもここで怖がったら自分が1軍にいる意味、価値がなくなってしまう。出番をもらえたら絶対に走ってやると思っていた」と和田。

二塁ベース上で汗を拭う姿は鬼気迫るものがあった。一塁ベースコーチを務める伊志嶺翔大コーチからはいつも「準備と思い切り」と言われ続けている。出番が来るまでベンチ裏でスタートを切る練習や念入りにストレッチを行う。そして投手のクイックや牽制の特徴に目を光らせる。捕手の肩の強さも入念に調べ上げ、下調べを徹底する。それらを頭に叩き込んだ上で走る。

開幕戦で究極の場面で決めたプロ入り初盗塁にマリーンズ入りをする前に所属をしていたBCC富山の関係者たちも喜んだ。「たくさん、連絡をいただきました。頑張れよと」と和田。BCリーグもようやく開幕の時を迎えた。「自分がNPBで頑張ることで少しでも後輩達の希望になればという想いはあります。富山がなければ、今の自分はいませんから」。ここまで、はい上がってきた男は自分が走る事が夢を追いかける後輩達を勇気づけることを知っている。色々な人の想いを乗せて、これからも走る。積極果敢に大胆に。その走りがマリーンズを勝利へと導く。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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