わたしはかもめ2020年鴎の便り(7月)

便

7月6日

ロッテ井上がレアードが気合、本塁打アイス贈呈倍増[ニッカン]

ロッテが無観客試合最後の3試合で、プレゼントのアイスクリームを倍増させる。

6月23日の本拠地開幕戦から、ZOZOマリン左翼スタンドに「ロッテアイス ホームランターゲット」として8枚のバナーを設置。自軍選手が放ったホームランが「クーリッシュ」「雪見だいふく」「爽」のどのバナーに当たるかをファンに予想してもらい、的中者から抽選で5人と、打った選手に「ロッテアイスひと夏分(90個)」をプレゼントしてきた。

球団はこの企画が9日で終わる(10日から有観客試合で外野にもファンを入れるため)ことを受け、最後の7、8、9日の3試合(西武戦)は、アイスの数を倍(180個)に、また当選者の人数も倍(10人)にすると発表した。

応募方法は、それぞれのホームランターゲットに設定されたハッシュタグを付けてのTwitter投稿。本塁打がバナーに当たるごとに、該当するハッシュタグを投稿したファンの中から抽選が行われ、当選者にはロッテ公式Twitterから直接連絡される。

これまでは、6月23日オリックス戦で中村奨吾がクーリッシュ弾、6月24日オリックス戦でレアードが雪見だいふく弾、6月26日オリックス戦でレアードが雪見だいふく弾を放っている。ロッテの広報室は、「今回のホームランターゲットは非常に好評で毎回、1000件を超える応募がありました。その最後となる7日から9日の3試合では出血大サービスとしてアイスを倍、当選者も倍にします。どんどんアイスをプレゼントしたいと思いますのでガンガン、レフトスタンドに打ち込んでください。本命?やはり、レアードさんですかねえ(笑)」と予想とともにコメントした。

レアード
「幕張アイス大好きね!ラスト3ゲーム、レアードさん、まだまだ打つよ。どんどん打つよ。当てていない看板はいっぱいあるからね!幕張スシ大好き!アイスさいGO!」
井上
「マジすか?倍すか?まだ1度も当てていないのでラストチャンスにかけます。レアードが2回当ててうらやましかったです。最後に何とか当てて、そしてチームの勝利に貢献できるように頑張ります。」

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走るロッテへ「足で勝て」伊志嶺コーチが語る変革[ニッカン]

◇深掘り。

ロッテが変わろうとしている。開幕から15試合での15盗塁は、12球団で2位。井口資仁監督(45)が掲げた「試合数と同じ盗塁数」の目標をキープし、昨季の同7位から大きく増やしている。盗塁でチャンスを広げ、接戦をタフに戦うケースが目立つ。今季から一塁ベースコーチを務める伊志嶺翔大走塁兼打撃補佐兼外野守備コーチ補佐(32)に、オンライン取材で手応えを聞いた。


韋駄天と強肩の10分47秒の息詰まる攻防だった。0−1で迎えたソフトバンクとの開幕戦の、9回無死一塁。俊足を買われ支配下登録されたばかりの和田康士朗外野手(21)が、代走に起用された。

2死後、試合終了まで「あと1球」から二盗を敢行した。球界屈指の強肩でならすソフトバンク甲斐の1秒98の二塁送球に、二塁到達3秒07の快足で勝ち、土壇場でプロ初盗塁。中村奨の適時打で一時同点となるホームを踏んだ。

緊張のプロ初出場を、伊志嶺コーチが後押しした。昨秋に現役引退した。「自分もあの試合がコーチとして初めてで…。ちょっと落ち着きがなかったと思います」。盗塁失敗イコール、試合終了の局面。しかも3月20日の練習試合で、和田は甲斐に刺されている。「あそこは絶対にアウトになれない場面。せめぎ合いでした」と回想する。

和田の登場後、10球が打者に投じられ、アウトは2つ増えた。ソフトバンク森からの牽制球は7度。投手や打者が計3度、タイムを取った。20度あった間(ま)の全てで、和田に近寄った。「状況確認です。カウントによっても流れは動いていくので」。

丸腰で臨んではいない。キャンプ直後の練習試合からチームは積極的に走った。例えば2月25日のソフトバンク戦(アイビー)。初回から走塁死と盗塁死でチャンスをつぶした一方、2回以降も盗塁も3度企図し、2つを成功させた。多くの挑戦から学んだ。「失敗することで、こういう牽制をするんだって分かったり。積極的に走らないと得られないことはあると思います」。気付いたことはすぐにメモ。長いシーズンを見据え、データを蓄積していく。

走者からコーチに、立場が変わった。「見える景色は違いますね」と話す。走者にはアウトのリスクがつきまとう。「だから投手とかの細かい動きは見られない。ベースコーチはそこを重点的に。微妙な動きの違いを見逃さないように」。常に集中が求められる仕事を「第三者として状況を見つめ、伝える。とても難しい立場」と感じている。

孤独ではない。選手と対話し、情報を深める。大塚三塁ベースコーチとも、綿密にすり合わせる。見事な甲斐キャノン撃破を「あそこは本当に、全てが集約されました」と振り返る。「ミーティング、情報共有、練習…その中での最善策があの場面で出ました。そして、和田の足が勝ったんです」。緊迫の10分47秒を経ての成功は、十分な準備があってこそ。伊志嶺コーチにも忘れられない“初盗塁”になった。

幾多の企業秘密を駆使し、約27メートル先の塁を目指す。「企業秘密?何個とも言えないですが…でも、盗塁はやっぱり準備が大切です」と断言する。「準備、情報がないと思い切ってスタートできない。塁に立ったら、思い切ってスタートを切るだけですから」。

最後は人と人の勝負。ここ一番で背中を押せる存在になりたい、という。和田にも時に「足で勝て」と奮い立たせる。15盗塁は「何より、選手が1番頑張っている」と感謝する。成功率も7割8分9厘で、昨季より約1割増した。脚力×情報×組織力。相乗効果で、ホームベースへの距離が縮まる。


俊足和田は今季ここまでリーグ3位タイの4盗塁をマーク。伊志嶺コーチが「場数や経験がすごい」と驚く荻野が7盗塁でリーグ1位、12球団1位の座にいる。19年は75盗塁、18年は124盗塁。ともに成功率は6割8分台だった。87年の年間152盗塁以降、シーズン盗塁数が総試合数を超えたことはない。

井口監督(開幕戦含め、和田らの盗塁について)
「今年は最後に足で追いつける力がある。負けている展開で足で追いつける。普段は基本的にはバントになっちゃうんですけど、そこをバントじゃなくてしっかりと走れてつなげる。攻撃的にできている。」
井口監督(楽天6連戦で、和田の代走起用のタイミングが1度もなく1勝5敗)
「そういうチャンスも少なかったし、少ないチャンスも生かし切れなかったので、こういう結果になってしまった。」
和田
「開幕戦は、初出場が大事な場面で、めちゃくちゃ緊張しました。限られた緊迫する場面で、盗塁を決めることや生還することが大事だと思っています。盗塁での課題はスタートです。中間走は自信があります。」

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観客数拡大は状況次第、求められるファンのモラル[ニッカン]

プロ野球が新型コロナウイルスの猛威を注視しながら、有観客へのステップを上げていく。日本野球機構(NPB)は6日、Jリーグとの第11回となる新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。専門家メンバーから東京都を中心とする感染者増加の状況は予断は許さないとしながらも10日からの有観客、8月1日をめどとする収容人数50%での開催は可能との見解が示された。苦難を乗り越えて開幕した愛するスポーツをファンも守ることが求められる。次回の同会議は27日に行われる予定だ。


有観客へのロードマップは変わらない。東京都で5日連続で100人以上の感染者。小康状態だった地方でも感染者連続ゼロが止まった県もある。専門家メンバーの愛知医大・三鴨廣繁教授からは「東京は第2波と呼べる波が起こっているが観客をお迎えする方針は変えない」と歩みを止める言葉は出なかった。NPBの斉藤コミッショナーは「ベストを尽くして感染者が出ないようにしたい。着々とバランスを取りながら事業としての野球も盛り上げていかないといけない」と決意を示した。

現在の無観客から10日からは5000人まで、8月1日をめどに収容人数の50%を入れる。政府がこの日に開いた有識者による分科会でも、10日からの緩和で一致した。約2万人レベルの収容となる8月以降の次なるステップに斉藤コミッショナーは「今のところ、余程のことがない限り8月1日から50%のラインは崩れていないと理解して準備する。早い段階で内閣の確認もしたい」と話した。踏み切るかは、20日前後の感染状況が判断材料になる。賀来氏は「ここ2、3日前からの国民の注意によって下がってくるかは10日後くらいに分かる」とした。

観客から陽性者が出た時を想定し、厚労省が開発した接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の利用も提言された。各球団から来場者に導入を啓発する運びになりそうだ。議論となっていたアルコール販売に関しては禁止とはならなかった。世間でも飲酒の伴う飲食店も通常営業している。ただロッテは当面の販売中止を発表しており、球団ごとで対応が分かれそうだ。

球団、選手も感染防止へ神経を注ぐが、ファンのモラルも求められる。三鴨氏は「球団も選手もめちゃくちゃ努力してきたことを観客にもご理解いただきたい。この文化を守るためにも今度は努力していただくのは観客の皆さん」と訴えた。双方向の力で日常を取り戻す。

◇その他の主な決定、報告事項

(1)
ファーム日本選手権は宮崎県内で11月7日(予備日は8日)
(2)
みやざきフェニックス・リーグは11月8〜28日。四国アイランドリーグプラス選抜は不参加
(3)
12球団ジュニアトーナメントは12月29日〜31日の変則日程で開催の方向で調整中

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7・10球場観戦は最大5000人、8月から50%[ニッカン]

プロ野球が新型コロナウイルスの猛威を注視しながら、有観客へのステップを上げていく。日本野球機構(NPB)は6日、Jリーグとの第11回となる新型コロナウイルス対策連絡会議を開催。専門家メンバーから東京都を中心とする感染者増加の状況は予断は許さないとしながらも10日からの有観客、8月1日をめどとする収容人数50%での開催は可能との見解が示された。苦難を乗り越えて開幕した愛するスポーツをファンも守ることが求められる。


政府の指針に沿い、10日からは最大5000人での有観客試合となり、8月1日からは観客の上限を、球場最大収容人数の半数に引き上げることを目指している。8月1日以降の対応について、NPBの井原敦事務局長は会議後のオンライン会見で「(7月)20日メドで状況を1度みましょうという話はしました。それだけでした。現状は政府から新しい指針が出ているということがない。現時点では新しい指針が出たらその都度、対応しようと思っている。政府の指針ががらっと変われば、自治体の判断も変えざる得ない。そういった場合には対応しなければいけない」とした。

また、東京都が都外への不要不急の外出を控えるよう移動自粛を呼びかけている。有観客試合でのファンの移動にも関わる点について、同事務局長は「自治体の判断を仰ぐしかない」と話した。

今季の日本シリーズについては、開催球場は利用可能な本拠地球場は使用し、使用できない球団は、本拠地に近い球場を使用。延長規定はこれまで通り、12回で決まった。

ファーム日本選手権は11月7日(予備日同8日)に宮崎県内で開催。有観客を予定しているが、今後の状況をみて判断する。フェニックスリーグは、11月8日から29日まで実施する。

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ロッテ井口監督サインボール、勝利の余韻残る状況で[ニッカン]

ロッテは、CS放送「日テレNEWS24」加入者限定で井口資仁監督直筆サインボールのプレゼントキャンペーンを開始した。

日テレNEWS24で生中継されているZOZOマリンスタジアムでのロッテ主催公式戦(6月23日オリックス戦〜7月9日西武戦)計9試合のうち、ロッテが勝利した試合で、井口監督が試合後に日付を入れてサインをしたボールを各日3人にプレゼントする。

応募は日テレNEWS24ホームページ内の千葉ロッテマリーンズ特設ページ(https://www.news24.jp/news24/marines/)で受け付ける。すでに行った6月23日〜28日の6試合(6勝)も応募可能。

ロッテ広報室は「試合後の勝利監督インタビュー直後に井口監督がサインをしたボールになります。勝利の余韻が残る状況で、その日の日付が入った貴重なサインボールですので、どしどし応募ください。なお、すでにオリックス6連戦は6連勝し、各日3個の合計18個のサインボールがあり、こちらにも応募が可能です。明日7日からの埼玉西武戦でも視聴者の皆様にサインボールをプレゼントできるように勝ちます!」とコメントした。

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ロッテ、新デザインのCHIBAユニホーム[ニッカン]

ロッテは新デザインのCHIBAユニホームの7月着用試合を発表した。ユニホームの右袖には様々なロゴを掲示する。7月7日は「千葉県」のロゴが右袖に入る。

ロッテ広報室は「千葉移転20周年を記念して2012年から始まったCHIBAユニホーム。9年目となる今季もサンライズレッドを基調としたユニホームを着用します。リニューアルしたキャップとシャツは全面にサンライズレッドを施すことで、より精悍で力強い印象となっていますのでぜひお楽しみにしてください!」とコメントした。

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プロ野球10日から有観客「感染者が出ないように」[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグの第11回「新型コロナウイルス対策連絡会議」(Web会議システム)が6日、実施された。

会議後のオンラインでの合同記者会見で、NPB斉藤惇コミッショナーは「いよいよ、今週末からはお客様を5000人に制限した開催を期待している。一方では、東京中心に100人以上の感染者が出ている。願わくばなるべく移動などの規制がない方がいいが、我々としてもベストを尽くしながら感染者が出ないようにしたい」と7月10日から有観客での開催を再開することを明言した。

さらに「8月1日から50%のお客さんを入れるとなれば、数万人。時間があまりないので、政府、保健所、関係各所と早めに準備をさせていただき、決定したい」とした。

専門家チームの東北大・賀来満夫名誉教授、愛知医大・三鴨廣繁教授らが参加した。三鴨教授は「8月1日からはスタジアム、球場(の最大収容人数)半数を上限にして観客をお迎えする。新たなステージに立っている。その中で、東京が再び第2波と呼べる波が起こっている。この週末から観客をお迎えするというので、そこに議論があった。観客を入れるという方針自体は変えない。大きくは変わりませんが、問題は8月1日から半数をお迎えできるかという点については、今後の感染状況を注意深く見ていかなければいけない」と慎重な姿勢も見せた。

専門家チームによると、8月1日以降の観客動員数などについては、7月20日前後をメドに決定する見込みだという。

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三鴨教授「今度は観客の皆さんが努力を」呼びかけ[ニッカン]

日本野球機構(NPB)とJリーグの第11回「新型コロナウイルス対策連絡会議」(Web会議システム)が6日、実施された。

会議後のオンラインでの合同記者会見で愛知医大・三鴨廣繁教授がプロ野球ファンへの“努力”を呼びかけた。7月10日からの5000人を上限に有観客での開催に向け「スポーツ文化を守るために選手、球団、スタッフの皆さんは、めちゃくちゃ努力してきた。今度は観客の皆さんが努力をしてもらいたい。接触者アプリを活用したり、体調が悪いときは球場に行かない。それを徹底してもらいたい」と語気を強めた。

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プロ野球、応援新時代、7・10から厳戒球場生観戦[サンスポ]

プロ野球は6日、Jリーグと連携する「第11回新型コロナウイルス対策連絡会議」と12球団代表者会議をオンラインで開き、斉藤惇コミッショナー(80)が改めて10日から観客を入れて試合を開催する方針を示した。東京都では5日連続で100人以上の感染報告が続き、感染の第2波が懸念される中、厳戒態勢で10日から最大5000人、8月1日から上限を収容人員の50%に引き上げることを目指す。ファンには万全のコロナ対策を要請し、新たな応援スタイルで再スタートを切る。

6月19日に無観客で開幕を迎えたプロ野球は、今月10日から新たなステージに進む。連絡会議を終えた斉藤コミッショナーが、有観客開催への思いを力強く語った。

「ベストを尽くしながら、絶対に感染者が出ないように努力したい」。

東京都では今月2日以降、5日連続で100人以上の感染報告が続いており、連絡会議でも感染症の専門家チームから現在の感染状況の分析が報告された。座長の賀来満夫・東北医科薬科大特任教授は「再び増加傾向にあるのは事実」とする一方で、「感染状況を見て、社会活動、経済活動を回しながらトライしていくことも必要」と観客の受け入れを支持する姿勢を示した。

厳戒態勢の12球団は球団公式サイトなどで観客への注意事項を発表し、10日に向けて準備を進めている。ソーシャルディスタンスを保つため、座席は間隔を空けて用意。全球団が観客に入場前の検温やマスクの常時着用を求め、巨人はアルコール類の販売を行わず、持ち込みも禁止する。スタンドに入ったボールは係員によって回収される。

コロナ禍で観戦スタイルも変わる。阪神名物のジェット風船や広島の“スクワット応援”は禁止となった。DeNAも大声での応援、立ち上がっての応援が規制されており、守護神・山崎が登板する際の「ヤスアキジャンプ」もしばらくは見られそうもない。ヤクルトは応援方法について、制限を設ける予定としているが、神宮名物・東京音頭での傘振りは容認される見込みだ。日本野球機構(NPB)は一両日中に有観客ガイドラインを公開予定で、試合後の混雑を避けるため、観客には時差退出を要請する。

観戦にはかなりの制限が設けられるが、全ては感染防止のためだ。専門家チームの三鴨廣繁・愛知医科大大学院教授は「球団も選手も、試合の開催に向けて努力してきた。スポーツ文化を守るため、今度は観客の皆さんも努力してほしい」とファンに協力を求めた。感染者が出た場合に備え、厚生労働省が提供するスマートフォン向けの新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の活用も呼びかけた。

8月1日(中日は7月31日)からは、観客を球場収容率の50%に増やすことを目指している。専門家チームからは、上限50%は感染状況を慎重に見極め、7月20日前後に判断すべきとの意見が出された。

斉藤コミッショナーは8月1日以降について、内閣府に判断を仰ぐ意向で「(50%は)数万人となる。政府、保健所のご指導を早めにいただいて、準備をさせていただきたい」と慎重な姿勢を示した。7・10。プロ野球が、ファンとともに新時代を迎える。

◇NPB、日本Sで本拠地使用できなければ“近い球場”確保を承認

日本野球機構(NPB)の理事会では、11月21日に開幕する日本シリーズの開催球場について、本拠地が使用できない場合は本拠地に近い球場を確保することなどを承認した。

日本シリーズの開幕日が当初の11月7日から21日に延期されたが、東京ドームは期間中に社会人野球の都市対抗が、神宮球場も21、22日は高校、大学の明治神宮大会が開催される。新型コロナウイルスの感染拡大などによって打ち切りとなった場合の優勝チーム決定方法などは、事業推進員会で検討を続ける。

また、実行委員会ではファーム日本選手権を11月7日に宮崎県内で開催することを決定。宮崎フェニックス・リーグは同8〜29日に行われる。

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日本シリーズ、本拠地使用不能なら近い球場で/プロ野球[サンスポ]

日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が6日、オンラインで開かれ、日本シリーズの開催球場について本拠地が使用できない球団が進出した場合は、本拠地に近い球場を使用することなどを承認した。

公式戦の開幕の遅れに伴い、日本シリーズの開幕日は当初の11月7日から同21日に延期。このため巨人の本拠地である東京ドームのように期間中に他のイベントが組まれ、使用できない球場もある。期間中に新型コロナウイルス感染拡大などで打ち切りとなった場合、どのように優勝チームを決めるかは事業推進委員会で検討を続ける。

理事会ではこのほか、毎年12月に開催している12球団ジュニアトーナメントを12月29〜31日に開催する方向で検討していることが報告された。

実行委員会ではイースタン、ウエスタン両リーグの優勝チーム同士が対戦するファーム日本選手権を11月7日に宮崎県内で開催することを決定。有観客を予定しており、今後の状況をみながら最終的に判断する。宮崎フェニックス・リーグ(秋季教育リーグ)は11月8〜29日に行われる。

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7月10日からの有観客開催を確認/プロ野球[サンスポ]

プロ野球は6日、オンラインで12球団代表者会議を開き、政府の方針通り、7月10日から最大5000人の観客を入れて開催、8月1日から観客を球場収容率の50%に増やして開催することを確認した。

代表者会議に先立って行われたJリーグと連携する「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第11回会議では、感染症の専門家チームから現在の感染状況の分析が報告され、座長の賀来満夫・東北医科薬科大特任教授は「(感染者が)再び増加傾向にあるのは事実」とする一方、「感染状況を見て、社会活動、経済活動を回しながらトライしていくことも必要」と観客の受け入れを支持する姿勢を示した。

東京都では2日以降、100人以上の感染報告が続いており、小池百合子知事が不要不急の他県への移動を控えるよう呼び掛けている。専門家チームからは上限を50%に引き上げるかどうかは感染状況を慎重に見極め、7月20日前後に判断すべきだとの意見が出された。

斉藤コミッショナーは連絡会議後の会見で「ベストを尽くしながら、絶対に感染者が出ないように努力したい」と表明。8月1日以降については「(50%は)数万人となる。政府、保健所のご指導を早めにいただいて、準備をさせていただきたい」と語るとともに、「最終的には内閣府に了解をとらないといけない」と慎重な姿勢も示した。

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ロッテ、CS放送加入者に勝利試合で井口監督のサインボールプレゼント[サンスポ]

ロッテは6日、CS放送「日テレNEWS24」加入者限定で井口資仁監督の直筆サインボールのプレゼントキャンペーンの実施を発表した。

同チャンネルで生中継されているZOZOマリンスタジアムでのロッテ主催公式戦(6月23日のオリックス戦から7月9日西武戦まで)計9試合で、ロッテが勝利した試合において各日3人に井口監督の日付入りサインボールがプレゼントされる。

応募は、日テレNEWS24ホームページ内のロッテ特設ページ(https://www.news24.jp/news24/marines/)にて受け付けている。 すでに消化した先月23日から28日の6連勝の分も申し込みが可能で、球団広報は「勝利の余韻が残る状況でその日の日付が入った貴重なサインボールですので、どしどし応募ください」と呼びかけた。

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ロッテ、CHIBAユニホームの7月着用試合を発表[サンスポ]

ロッテは6日、新デザインのCHIBAユニホームの7月着用試合を次の通り発表。ユニホームの右袖には様々なロゴを掲示される。

7月7日(西武戦、千葉県のロゴ)、28日(楽天戦、市原市のロゴ)、29日(楽天戦、袖ケ浦市のロゴ)、30日(楽天戦、柏市のロゴ)。

千葉移転20周年を記念して2012年から始まったCHIBAユニホームは、9年目となる今季もサンライズレッドを基調としたユニホームとなっている。

球団広報は「リニューアルしたキャップとシャツは全面にサンライズレッドを施すことで、より精悍で力強い印象となっていますのでぜひお楽しみにしてください!」とコメントした。

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ロッテ・和田、陸上部出身“異色の新スピードスター”盗塁の3つの極意[スポニチ]

プロ3年目で育成から支配下登録されたロッテ・和田康士朗外野手(21)が「代走のスペシャリスト」としてブレーク中だ。6月2日から行われた練習試合では12球団ダントツの7盗塁をマークし、開幕後も4盗塁に成功。井口資仁監督(45)も切り札に挙げる。埼玉・小川時代には陸上部に所属した「異色のスピードスター」の盗塁の極意に迫った。

◇牽制の速さで変わるリード

常に限界を探る。開幕から15試合を消化し、和田は7試合に出場した。代走起用は5度で4盗塁。「牽制では絶対にアウトになれない」と力を込める。同点、または勝ち越しを狙った大事な代走として起用されるからだ。

1メートル85の長身で足も長い。一塁走者としてならば、リードの歩数は5歩半をベースにする。「投手の牽制の速さを確認してリードの大きさを変える。ある程度取らないと盗塁を狙ってもセーフにならない。ギリギリのところを攻めるようにしています」。アンツーカーの広さは球場によって異なる。「ペイペイドームならば両足が芝から出たい。ZOZOマリンはアンツーカーが広いので片足ぐらい。リードは普通の人より少し大きいぐらいかな」と分析する。

右投手よりも左投手の方がリードは大きいこともある。「(牽制の)タイム的には左投手の方が遅いので」。一般的に二盗を仕掛けるのが難しいとされるサウスポーにも、和田はリードからプレッシャーをかけられる。

◇日本ハム・西川に学んだ足の入れ替え

二盗成功の可否はスタートが大きく左右する。ポイントについて、和田は「どれだけ速く二塁方向に体を向けられるか。(蛇行しないように)ベースの正面に入って走る。あとは、なるべく起き上がらないことを意識しています」と挙げる。

リードでは右足の先を二塁方向へ最初から向けている。そこから右足を引くようにして左足を出す。「西川さんの足の入れ替えが速い。昨年は、色々試したけれど、これが1番うまくいった」。盗塁王3度の日本ハム・西川の動画を見て学んだ。

和田が高校で陸上部に入ったことは有名だ。走り幅跳びが専門だったが、短距離の練習が生きる。「僕はスタートを切って、捕手に球が収まるぐらいに打者が打っていないか1度確認する。それまではずっと下を向いています」。上体が起き上がるのを抑えて、トップスピードに乗せる。その動作は「(陸上で学んだ)スタートした時の低い姿勢が生きているかもしれない」と説明する。異色の経歴を誇る和田だからこそ可能にしている。

◇尻が汚れないスライディング

成功の鍵は「尻を汚さない」だ。和田は二塁ベースを突き刺すようなスライディングを心掛ける。「なるべく強く、ベースに近くでと考えています」。時には、その勢い余って二塁を越えそうになるほどだ。

50メートル5秒8で駆け抜ける俊足は「スライディングした時に尻に土がついていなければいいかな」とも言う。左利きらしく、スライディングも左足を伸ばして右足を畳む。「土がつくのは足だけ。尻に土がつくと摩擦で遅くなる。なるべくベースの近くで。(左足を)引きながら滑るのではなく、伸ばしてバンという感じ」と独自の理論を明かす。

今年5月まで育成選手だったが、6月1日に支配下選手となり、6月2日から開幕まで行われた1軍の練習試合で12球団ダントツの7盗塁をマークした。「1位は嬉しかったけれど、まだ自信はついてない。1軍は牽制も速いし、捕手もベースのギリギリに投げてくる」。目標は30盗塁だ。代走中心で、警戒される中でかいくぐる。「そんなに甘くないのは分かっていますけれど…」と話すが、盗塁数とともに自信も積み上げる。

◇井口監督も認める「終盤の切り札」

現在チームは9勝6敗の2位。開幕から井口監督は「今年のうちは終盤に追い付くことができる」と繰り返す。その根拠が和田だ。接戦ならば、とっておきの切り札を代走で起用し盗塁で一気にチャンスをつくる。

6月19日のソフトバンクとの開幕戦では、9回に和田の二盗から同点。同23日のオリックス戦では一塁走者・和田に警戒した相手バッテリーがミスを犯し、サヨナラ勝ち。一方で首位攻防となった楽天6連戦では和田を代走に送る展開に持ち込めず1勝5敗。指揮官は「(和田を代走で使う)チャンスもなかった」と悔しがった。

2軍での2年間は18年が6盗塁(失敗7)19年は23盗塁(同8)。伊志嶺走塁兼打撃コーチ補佐は「経験を積めば盗塁王も獲れる。この先は自分次第」と成長を期待した。

和田康士朗(わだ・こうしろう)
1999年(平11)1月14日生まれ、埼玉県東松山市出身の21歳。小4から野球を始め、東松山北中では野球部。小川高時代は野球部には入らず都幾川倶楽部硬式野球団でプレー。卒業後はBC・富山に入団し、17年育成ドラフト1位でロッテ入団。今年6月1日に支配下登録された。豪快なスイングから愛称は「和ギータ」。1メートル85、77キロ。左投げ左打ち。

◇盗塁成功率7割超えズラリ…球界の「代走屋」列伝

青木実(ヤクルト)
558試合中236試合が代走出場。81年には34盗塁で盗塁王も半分の17盗塁を代走で出場した試合で記録。通算79盗塁(成功率.712)
藤瀬史朗(近鉄)
79年の代走→25盗塁はプロ野球記録。通算117盗塁のうち105盗塁を代走でマーク。(成功率.807)
今井譲二(広島)
通算263試合に出場しながら打席数はわずか31。主に代走で84、86年に2桁盗塁。通算62盗塁(成功率.747)
鈴木尚広(巨人)
代走で131盗塁はプロ野球記録。通算228盗塁。成功率.829は200盗塁以上の巨人の選手で歴代1位。
周東佑京(ソフトバンク)
育成出身。支配下登録された19年に代走で15盗塁。侍ジャパンにも選出された。通算25盗塁(成功率.833)

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NPB、予定通り10日から上限5000人の有観客解禁も…集客拡大は慎重[スポニチ]

プロ野球とJリーグは6日、新型コロナウイルス対策連絡会議をオンラインで開き、10日から上限5000人の観客を入れて試合を開催することを確認した。プロ野球は8月1日をめどに集客を球場の収容人数の50%へ拡大する方針だが、この日で都内の新規感染者は5日連続で100人を超えるなど、感染第2波への警戒は強まっている。専門家チームからは感染状況を慎重に見極めて今月20日前後に、8月1日以降の方針を判断するよう意見が出された。

第2波の足音が大きくなりつつあるが、しっかりと対策した上で再開を目指す。斉藤惇コミッショナー(80)は10日から上限5000人、そして8月1日からは数万人規模となる収容人数50%の集客を目指す考えを改めて繰り返した。

「10日から5000人のお客さまを入れた開催ということで期待している。余程のことがない限り、8月1日から50%のラインは崩れていないと理解して準備していく」。

政府の専門家会議の後継である「新型コロナウイルス感染症対策分科会」はこの日の初会合で、イベント開催制限を予定通り10日から1段階緩和することを了承した。5月25日発表の目安では、その次の段階として8月1日をめどに収容人数の50%とされており、プロ野球もそれに従い準備を進める。斉藤コミッショナーは「最終的には内閣府での了解がないといけない」と行政判断を尊重することを大前提とした。

一方で専門家チームの三鴨広繁氏は「問題は8月1日から本当に半数のファンをお迎えできるのか」と提起した。都内で4日に移動自粛が要請され、効果を見るには10日から2週間が必要となる。「感染者数の推移を注意深く見て、最終的に7月20日前後に決断されることになろうと思う」と指摘した。座長の賀来満夫氏は「社会、経済を回しながらリスクコントロールし、トライすることも必要」とも訴えた。ゼロリスクという理想は追えない中で、緩和拡大へ慎重な判断が求められる。

◇有観客「賛成」は約20%

早大スポーツビジネス研究所はスポーツ観戦に関する調査結果を公表し、プロ野球とサッカーJリーグの観客を入れた通常開催への賛成意見はそれぞれ22.4%、20.6%にとどまった。観客を制限した縮小開催には40%以上、無観客には過半数がともに賛成した。今後、会場での観戦を希望するのはプロ野球が29.3%、Jリーグが15.3%。「大勢の人が同じタイミングで集まること」「不特定多数の人との接触」への心配が、それぞれ8割を超えた。

◇その他の主な審議・報告事項

(1)
年末恒例の12球団ジュニアトーナメントは12月29〜31日での開催可能性を検討
(2)
ファーム日本選手権は11月7日、宮崎県内で行う。秋季教育リーグにあたるフェニックスリーグは11月8〜29日で開催
(3)
有観客開催に向けての感染対策ガイドラインは近日中に公開。時差退場などを導入
三鴨広繁氏(愛知医大感染症科部長)
「敵(ウイルス)の正体がだいぶ分かってきた。(4月の同程度の感染者数の際と)判断は変わって当然。スポーツ文化を守るために球団も選手も努力してきた。今度、努力していただくのは観客の皆さん。接触者アプリ(COCOA)を入れて、体調が悪いときには球場に足を運ばない。これを徹底していただきたい。」
賀来満夫氏(東北大名誉教授)
「(感染者数が)再び増加傾向にあるのは事実。ただ爆発的に市中感染が広がっている状況ではない。7月20日前後である程度、評価ができるだろう。(都内の新規感染者数が)100人前後はこれから10日ぐらいは続いていくと思う。完全なゼロリスクはない。感染の出方、流行のあり方を東京都、政府が解析していくと思うのでその結果を注視していく。」

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日本シリーズで本拠地使えない場合は代替球場で開催[スポニチ]

プロ野球は対策連絡会議後に12球団代表者会議、理事会、実行委員会を開いた。理事会では日本シリーズが11月7日開始から21日開始へ繰り下げられたことに伴い、開催地球場について使用可能な本拠地は使用し、確保できない球団は本拠に近い都市の球場を軸に代替球場選びを進めることが承認された。

巨人は都市対抗、ヤクルトは明治神宮大会などで、一部日程が行えない球団がある。また試合規定について、延長戦は従来通り12回まで。感染拡大などに伴いシリーズを打ち切る必要が出た際の優勝決定方法を今後議論することも確認された。

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ロッテ・アジャ、当てるぞ看板アイス2倍!「ラストチャンスに懸けます」[スポニチ]

7日からZOZOマリンの左翼席に設置した「ホームランターゲット」で贈呈するロッテアイスが倍増される。

10日から有観客試合となるため、今企画はラスト3試合。看板弾を打った選手にはこれまでの90個から180個、打者予想を当てたファンにもこれまでの5人から10人に増やし、1人180個をプレゼントする。

過去にはレアードが2度、中村奨が1度アイスをゲット。打撃好調の井上は「1度も当ててないのでラストチャンスに懸けます。レアードが2回当ててうらやましかった」と意気込んだ。

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ロッテ、井口監督直筆サインボール贈呈キャンペーン実施[スポニチ]

ロッテは6日、CS放送「日テレNEWS24」加入者限定で井口資仁監督の直筆サインボールのプレゼントキャンペーンを開始したことを発表した。

日テレNEWS24にて生中継されているZOZOマリンでの主催公式戦で、6月23日のオリックス戦から7月9日の西武戦の計9試合のうちマリーンズが勝利した試合において、各日3人に井口監督が試合後に日付を入れてサインをしたボールをプレゼントする。

応募は日テレNEWS24ホームページ内の千葉ロッテマリーンズ特設ページ( https://www.news24.jp/news24/marines/)で受けつける。

なお、すでに消化した6月23〜28日の6試合(6勝)も応募可能。球団広報室は「試合後の勝利監督インタビュー直後に井口監督がサインをしたボールになります。勝利の余韻が残る状況でその日の日付が入った貴重なサインボールですので、どしどし応募ください。なお、すでにオリックス6連戦は6連勝し、各日3個の合計18個のサインボールがあり、こちらにも応募が可能です。7日からの西武戦でも視聴者の皆様にサインボールをプレゼントできるように勝ちます!」とコメントした。

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ロッテ、CHIBAユニホームの7月着用試合発表、右袖に様々なロゴ[スポニチ]

ロッテは6日、新デザインのCHIBAユニホームの7月着用試合を発表した。なお、右袖には様々なロゴを掲示する。

7日(西武戦)は千葉県のロゴ。28日(楽天戦)は市原市のロゴ、29日(楽天戦)は袖ケ浦市のロゴ、30日(楽天戦)は柏市のロゴ。

球団広報室は「千葉移転20周年を記念して2012年から始まったCHIBAユニホーム。9年目となる今季もサンライズレッドを基調としたユニホームを着用します。リニューアルしたキャップとシャツは全面にサンライズレッドを施すことで、より精悍で力強い印象となっていますのでぜひお楽しみにしてください!」とアピールした。

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プロ野球7・10から観客5000人変更なし、8・1から数万人へ拡大は専門家が20日前後に再検討へ[スポニチ]

日本野球機構(NPB)とJリーグが合同設置した新型コロナウイルス対策連絡会議の第11回が6日、オンラインで行われ、上限5000人での有観客開催が10日からに迫る中で直近の感染状況などが議論された。

都内では最近4日連続で新規感染者が100人以上続いている。第2波への懸念が高まっているが、NPBの斉藤惇コミッショナー(80)は10日から上限5000人の有観客開催を始める考えを改めて明言した。

「いよいよ今週末、10日からはお客様を5000人に制限していますが、お客様を入れた開催を期待しています。一方では、東京を中心に100人以上の感染者が出ている。ベストを尽くし、感染者が絶対に出ないように努力していきます」。

また、政府が5月25日に発表したイベント開催制限の段階的緩和の目安では、8月1日をめどに収容人数の50%となっている。「我々は8月1日からは50%入れる予定、つもりでいる。最終的には内閣府の了解を得なければならないと思う」とこちらも目標に変わりはないとした。

専門家チームは今後、数日間の感染者数の推移などを慎重に見極めていく姿勢を示した。専門家チームの三鴨廣繁氏(愛知医科大教授)は「私は第2波だと思っている」とし、「先週の土曜日(4日)に都内から移動自粛要請がなされた。これから10日から2週間後に落ち着き始めるのではないか。問題は8月1日から半数をお迎えできるか。7月20日前後に決断されることになろうと思います」と指摘した。会議としての方向性ではなく、私見として、移動自粛要請などの効果がみえてくる20日前後に再検討すべきと訴えた。

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有観客のロッテ−西武、6席に1人の割合、売り子による販売なし…10日・ZOZOマリン対応策と準備[報知]

プロ野球が新たなステージへと突入する。6月19日の開幕から無観客での開催が続いていたが、10日から5000人を上限として観客が入る。10日に主催試合を行うセ・パ6球団は、それぞれ準備と対応に力を入れてきた。

◇ロッテ−西武(ZOZOマリンスタジアム、収容人数3万118人)観客数5000人、内外野、観客の割合16%

客席の配分
5000人を内外野席に配分。全席指定席で前後左右一定の間隔を空け、6席に1人の割合で座る。
チケット販売
購入するタイミングによって価格が変動する「ダイナミックプライシング」で販売。シーズンシート、外野マイシート購入者、ファンクラブ有料会員、無料会員、一般販売の順で販売。
イベント
7回裏の「ラッキー7」や、イニング間にビジョンで簡単な演出を行う。
ショップなど
球場内外の一部店舗を営業。6回裏終了まで時間を短縮して営業。アルコール飲料の販売、売り子による販売は行わない。

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プロ野球、日本シリーズ本拠地使用できない場合は近い都市の球場を使用へ[報知]

プロ野球は6日、臨時12球団代表者会議、実行委員会、理事会を行った。

11月21日開幕の日本シリーズ開催球場と試合の一部規定について、Web会見でNPBの井原事務局長は「開催球場は使用可能な本拠地球場は使用し、球場確保が出来ない球団は本拠地に近い都市の球場を軸に進める」と話した。

現状では巨人の本拠地・東京ドームでは11月22日から12日間、社会人野球の都市対抗野球が開催されるため、巨人がセ・リーグで優勝した場合は日本シリーズは他球場での開催となる。

また試合の一部規定について、シーズンでは今季の特別ルールとして延長10回打ち切りとなっているが、日本シリーズでは従来通り延長12回が規定とされる。

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プロ野球、10日からの有観客開催で試合後の“時差退場”を導入へ[報知]

プロ野球は6日、臨時12球団代表者会議、実行委員会、理事会を開催した。

10日からの有観客開催に向けたガイドラインはすでに12球団に配布されているが、試合後の観客の退場方法について、井原事務局長は「ガイドラインでは時差をつけて退場して頂くというような施策を示しております。入場の時は時差があると思うのですが、退場の時が大きな塊になってしまうことが考えられますので、ガイドラインでは退場の際に時差をつけるようにと示しています」と明かした。

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7月の「CHIBAユニホーム」着用試合が決定[報知]

ロッテは6日、新デザインの「CHIBAユニホーム」の7月着用試合が決定したと発表した。

千葉移転20周年を記念して始まった「CHIBAユニホーム」。同ユニホームの右袖には様々なロゴを掲示する予定で、7日の西武戦は千葉県のロゴ、28日〜30日の楽天戦はそれぞれ市原市、袖ケ浦市、柏市のロゴを使用する。球団広報は「千葉移転20周年を記念して2012年から始まったCHIBAユニホーム。9年目となる今季もサンライズレッドを基調としたユニホームを着用します。リニューアルしたキャップとシャツは全面にサンライズレッドを施すことで、より精悍で力強い印象となっていますのでぜひお楽しみにしてください!」とPRした。

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「日テレNEWS24」加入者限定で井口資仁監督のサインボールをプレゼント![報知]

ロッテは6日、CS放送「日テレNEWS24」加入者限定で、井口資仁監督(45)の直筆サインボールをプレゼントするキャンペーンを開始したと発表した。

「日テレNEWS24」で生中継されているZOZOマリンでのロッテ主催公式戦(6月23日オリックス戦から7月9日西武戦)の計9試合のうち、ロッテが勝利した試合につき各3人に井口監督が試合後に日付を入れてサインをしたボールをプレゼントする。応募については「日テレNEWS24」ホームページ内の千葉ロッテマリーンズ特設ページで受け付け。すでに消化した6月23日〜28日の6試合(6勝)も応募が可能。球団広報は「試合後の勝利監督インタビュー直後に井口監督がサインをしたボールになります。勝利の余韻が残る状況でその日の日付が入った貴重なサインボールですので、どしどし応募ください。なお、すでにオリックス6連戦は6連勝し、各日3個の合計18個のサインボールがあり、こちらにも応募が可能です。明日7日からの埼玉西武戦でも視聴者の皆様にサインボールをプレゼントできるように勝ちます!」とコメントした。

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NPB、7・10からの有観客試合に変更なし[報知]

日本野球機構(NPB)とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第11回が6日、感染拡大防止の観点からWeb会議システムにて実施された。

冒頭で斉藤コミッショナーは「いよいよ今週末の10日からは(入場人数に)制限はありますが、お客様を入れた開催を期待しています」と話した。

プロ野球は6月22日に、6球場一斉に7月10日から観客を入れて開催する方針を決めた。東京都内で5日までに4日連続で100人超の新型コロナ感染者が確認されているが、10日の試合はセは西日本での集中開催。パも3球場中、ロッテ―西武戦が行われるZOZO以外は西日本での開催となっている。

◇新型コロナウイルス対策会議構成メンバー(29人)

専門家チーム(3人)
賀来満夫(東北医科薬科大学医学部感染症学教室特任教授)
三鴨廣繁(愛知医科大学大学院医学研究科臨床感染症学教授)
舘田一博(東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授)
NPB(13人)
斉藤惇コミッショナー
12球団代表者12人
Jリーグ(13人)
村井満チェアマン
反町康治特任理事
播戸竜二特任理事
理事7人
日本サッカー協会3人

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プロ野球&Jリーグ、7・10有観客予定通り開催!東京都感染拡大も方針変えず[デイリー]

プロ野球とJリーグが合同で設立した新型コロナウイルス対策連絡会議が6日、オンラインで開かれ、現在の政府指針に沿う形で10日から有観客開催を実施する方向を確認した。東京都で感染者が5日連続で100人を超えるなど、感染再拡大の兆候を示しており、会議では専門家チームが感染状況について評価。会議後、Jリーグの村井満チェアマンと会見に臨んだプロ野球の斉藤惇コミッショナー(80)は「ベストを尽くし、感染者が出ないように努力していきます」と話した。

当初から予定していた有観客実施日まで4日。専門家チームとの協議を経て、プロ野球とJリーグはともに10日から5000人を上限とする開催を最終確認した。斉藤コミッショナーは「いよいよ今週末からはお客さまを入れた開催となる」とし、「感染者が絶対に出ないように努力していきたい」と力を込めた。

感染状況は刻一刻と変わっている。東京都では5日連続で感染者が100人を超え、第2波が懸念される。この日の会議では、専門家チームからの分析も示され、愛知医科大の三鴨廣繁教授は「(注意喚起され始めた)この10日から2週間ぐらいで、少しは落ち着くのではと思う」と見解を示した。

政府の指針に変更がなければ、8月1日からは上限を5000人から収容人数の半分まで引き上げる。「(収容の)50%を入れる予定でいるのは、その通りです」(斉藤コミッショナー)と、方針に変更はない。ただ、同教授は「私見」とした上で、注意喚起の効果が見えてくる20日前後を最終判断のメドとすべきと指摘。今後の動向も、注意深く見守っていく。

有観客試合開催に際し、専門家チームは厚労省が提供する接触確認アプリ「COCOA」の導入を推奨。また、有観客開催のガイドラインには時差退場の施策が記述されているといい、観客の感染防止対策も進んでいる。

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ロッテ、ホームランターゲットで当たるアイスが倍に!ラスト3試合特別サービス[デイリー]

ロッテが、無観客試合限定で実施してきた「ホームランターゲット」でプレゼントするロッテアイスの数を“倍”にする特別サービスを行うことが6日、分かった。ZOZOマリンでの企画で、10日・西武戦から有観客になるため、7〜9日の同カード3試合が最後のチャンスとなる。

ロッテ選手の本塁打が左翼席に設置された8枚のバナー(看板)の中で、どこに当たるかをファンが予想し、球団公式ツイッターに投稿。これまでは的中した中から抽選で5人と打った選手本人に、それぞれアイス90個がプレゼント。最後の3試合は抽選で10人と打った選手に180個と倍に変更される。

「雪見だいふく」の看板に既に2度当て、計180個のアイスをゲットしたのがレアードだ。助っ人は「幕張アイス、大好きね!ラスト3ゲーム、レアードさん、まだまだ打つよ。どんどん打つよ。当てていない看板は、いっぱいあるからね」と自信を見せつけた。

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日本シリーズ、本拠地使えない場合は近郊球場での開催へ[デイリー]

臨時12球団代表者会議、日本野球機構理事会、日本プロフェッショナル野球組織実行委員会が6日、行われ、ウェブ会見が行われた。11月21日開幕予定の日本シリーズについて、本拠地球場が使用できない場合は、本拠地に近い都市の球場での開催が、日本野球機構理事会で承認されたことが発表された。

具体的には11月22日から12日にわたって、都市対抗野球が東京ドームで開催されるため、巨人は東京ドームを使用できない。そのため、巨人は近郊の球場をホーム戦の球場で手配する必要がある。

また、日本シリーズの延長戦については従来通り12回までと決まった。ただ、新型コロナウイルスの影響で日本シリーズを途中で終了せざるを得ない場合、優勝チームをどのように決めるかは議論を継続するとした。

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プロ野球とJ、7・10から観客入れる方針変えず、今後も政府方針や状況は注視[デイリー]

日本野球機構(NPB)とJリーグは6日、「新型コロナウイルス対策連絡会議」を開いた。オンライン会見でNPBの斉藤惇コミッショナーと、Jリーグの村井満チェアマンは、10日から観客を入れて試合を開催する方針を改めて示した。

プロ野球とJリーグは10日から観客5000人もしくは収容人数の50%の少ない方を上限とし部分的に観客を入れた試合を開催する予定でいる。8月1日以降は収容人数の50%に拡大する予定になっている。

斉藤コミッショナーは「8月1日からは50%を入れる予定であるというのはその通りです」としたが、「最終的には内閣府の方で、それで了解だということにならなければならない」と、政府との足並みをそろえる考えを明かした。村井チェアマンも「7月10日の件、8月1日の件、それぞれ政府見解に基づいている。ここに大きな変更が加えられるかは注視していきたい。大きな変更がなければ、それに向けて既存の考え方で準備を進めていく」とした。

ただ、東京では2日以降4日連続で陽性者が100人を超えており、感染拡大への懸念が広がっている。専門家チームの三鴨広繁氏(愛知医科大教授)は「第2波と呼べるものが起こってきている。10日間程度はどうしても今の状況が続くものと予想している」と私見を述べ、8月1日以降に観客数の上限を引き上げるかについては今後の感染状況を見極めながら、20日前後に判断されるとした。

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ロッテ、新デザインのCHIBAユニホームの7月着用試合決定、7日は千葉県ロゴ[デイリー]

ロッテは6日、新デザインの「CHIBAユニホーム」の7月着用試合が決まったと発表した。ユニホームの右袖には、様々なロゴを掲示し、7月7日は「千葉県」のロゴとなる。

詳細は以下の通り。

ロッテ広報室は「千葉移転20周年を記念して2012年から始まったCHIBAユニホーム。9年目となる今季もサンライズレッドを基調としたユニホームを着用します。リニューアルしたキャップとシャツは全面にサンライズレッドを施すことで、より精悍で力強い印象となっていますので、ぜひお楽しみにしてください!」とコメントした。

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ロッテ・井口監督直筆サインボールのプレゼントキャンペーン実施[デイリー]

ロッテは6日、CS放送「日テレNEWS24」加入者限定で、井口資仁監督直筆サインボールのプレゼントキャンペーンの実施を開始したと発表した。

日テレNEWS24にて生中継されているZOZOマリンスタジアムでのロッテ主催公式戦6月23日・オリックス戦〜7月9日・西武戦の計9試合のうち、ロッテが勝利した試合において各日3人に井口監督が試合後に日付を入れてサインをしたボールをプレゼントする。

応募は、日テレNEWS24ホームページ内の千葉ロッテマリーンズ特設ページ(https://www.news24.jp/news24/marines/)まで。なおすでに消化した6月23日〜28日の6試合(6勝)も応募可能。

ロッテ広報室は「試合後の勝利監督インタビュー直後に井口監督がサインをしたボールになります。勝利の余韻が残る状況でその日の日付が入った貴重なサインボールですので、どしどし応募ください。明日7日からの埼玉西武戦でも視聴者の皆さまにサインボールをプレゼントできるように勝ちます!」とコメントした。

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[千葉魂]2年目は地道に、確実に。藤原、まずは「2軍で打率3割」[千葉日報]

プロ野球が6月19日に開幕した。マリーンズは福岡でホークスと激闘を繰り広げた。そして、はるか遠い浦和球場に藤原恭大外野手はいた。年の初めに開幕1軍をハッキリと目標に掲げていた若者はしかし夢破れ、開幕戦がナイトゲームで行われている時には、まだ室内練習場でバットを握っていた。

「すぐに切り替えました。駄目なものは駄目なので。その代わり、2軍で3割打つ。そう決めています」。

普段は負けん気の強い男は淡々としていた。華やかな舞台とはかけ離れた2軍という世界。黙々とティー打撃を繰り返す。それが藤原の試合後の日課となっている。

「試合での目標は毎試合、安打と四球で出塁をすること。1年間の中で調子が悪くてヒットが打てない時もあるのでそういう時に四球を選べるようにしたい。そういう細かい打撃を身に付けることで打率は上がる。とにかく、もったいない打席を減らしたいと思います」。

1軍レベルに到達するために確実性を課題とする日々を過ごしていた。本人が言う「もったいない打席」の一例として7月3日のイースタンリーグ・ジャイアンツ戦(浦和)を挙げる。初回に中前打で出塁し先制に貢献。2点をリードして迎えた2回の第2打席目だ。1死一、三塁と追加点の絶好機でマウンドにはジャイアンツ今村信貴投手。カウント3−2から三邪飛に倒れてしまう。

「外角を待っていたらインコースにスライダーが来て振ってしまった。最低でも犠牲フライを打たないといけない場面。それに少しボール球だったと思う。本当にもったいないです」。

1つ1つの悔しい打席を思い返し、反省を繰り返す。失敗と向き合いながら若者は成長を続けている。試合後に室内練習場で行うティー打撃。フォームを見直し、1日のもったいなかった事を振り返る貴重な時間となっている。

ドラゴンズ根尾昂投手、ファイターズ吉田輝星投手。同じ世代の選手達も開幕2軍スタートが目立った。その中でジャイアンツの戸郷翔征投手が開幕から1軍入りを果たすと連勝スタートを切り話題となっていた。ふと、あるニュース記事が目に入った。侍ジャパン高校代表だった藤原が宮崎選抜として出場をした戸郷に手も足も出なかったという内容のものだった。その試合では安打を記録していただけに負けん気に火がついた。「悔しいですよね。早く1軍の舞台でまた対戦をしたいです」。今は2軍と1軍と立場が違う。渡り合える舞台にいないが来年の交流戦では堂々と相まみえたい考えだ。

「自分の中で引き出しが増えている。色々と研究をしてフォームも変えてやっていく手ごたえを感じている。ファームで3割を打つ自信はありますよ。そうでないと絶対に1軍にいけない。今はしっかりと結果を出すことに専念しています」。

プロ1年目は開幕1軍のスタメン出場でプロ初ヒット。2年目は開幕から2軍での日々が続いている。しかし、今の背番号「2」は足元からしっかりと見つめ直し、前を向く。目指すべき未来はハッキリと見える。だから焦りも不安もない。ただひたすら自分の思い描くプレーに邁進するのみ。その先に1軍の舞台は待っている。この若者にはやっぱり華やかなフィールドがよく似合う。
(千葉ロッテマリーンズ広報・梶原紀章)

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