ロッテが今季最多の16安打を放った。2回に藤岡の適時三塁打で先制し、3回はマーティンの10号2ランなどで3得点。マーティンは4回も2点二塁打で計4打点。二木が7回2失点で今季初勝利。オリックスはK−鈴木が乱調だった。
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千葉ロッテ | 0 | 1 | 3 | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 9 |
オリックス | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 3 |
ロッテのレオネス・マーティン外野手が2戦連発の10号2ランなど3長打の活躍で、今季最多16安打を放った打線を牽引した。
「相手の失投を逃していないのが1番。集中しきれていないのがあるので修正したい」とさらなる活躍を予感させた。人気女優の広瀬アリスに似ているとSNS上で話題になって久しい。「笑った顔は似ていると思うよ。自慢です」と嬉しそうだった。
ロッテ二木康太投手(25)が初回1死、規定打席到達者で三振数が12球団最少のオリックス吉田正から三振を奪い、今季初勝利への道筋を作った。
直球、カーブ、フォークボールは全て低く外れ、3ボール。しかし、丁寧だった。焦りもない。内、外と直球2球で流れを戻す。フルカウント、最後の球は?
前回6月23日の対戦ではフォークを続けてカットされ、直球に絞られ致命的な適時打を浴びた。1勝目が逃げたほろ苦さから「フォークのケアも入ってくる」と思い出す。リベンジは「強い球で、割り切って」と直球を選択。バットは空を切り、二木は息を吐いた。
時にバックを眺め、マウンドをならし、自分の時間軸を保った。2回途中6失点で2軍落ちした6月30日楽天戦では、甘い初球を狙われ続けた。繰り返せない。「試合にしっかり入れるよう」「回の先頭打者を気をつけて」とマクロから意識、各打者の初球にまで繊細だった。
26人と対戦し、14人にボール球から入った。それでもストライク率は66%もあった。生命線の制球力を生む地盤も2軍で磨いてきた。「右足の親指が、投げにいく時に浮いてしまって、力をロスしてしまっていたので」。7回5安打2失点と結果は出たが、本人も井口監督も評価は「まだまだ」。力が抜群でなくても、課題を消し、リスクを減らし、勝負どころでは胆力で攻め込む。背番号18が、今年のロッテの戦いぶりを凝縮したような粘りを見せた。
ロッテ藤岡裕大内野手が、自身の27歳の誕生日を祝う先制の適時三塁打を放った。「誕生日?そうですね。打点がついてよかったです」と笑った。
2回1死一塁、オリックスの先発K−鈴木の144キロのストレートを「甘いところに来たので、思い切っていきました」と鋭く引っ張ると、打球は右中間へ。二塁で減速せず、一気に三塁まで到達した。前日7日も第1打席に三塁打。ここまでスタメンを外れる日もあったが、夏場に調子を上げてきた。
ロッテ松永昂大投手(32)が8日、出場選手登録が7年となり、国内FA権取得の条件を満たした。
松永は球団を通じ「中継ぎ投手での取得は難しいことですし、ここ2、3年は目標の1つにしていたので、素直に嬉しいです。これからも1試合でも多く投げられるように、しっかりと準備をしてチームに貢献できたらと思います」とコメントした。
貴重なリリーフ左腕として、プロ入りから昨季まで7年連続で40試合以上に登板。今季はここまで5試合に登板し、3ホールドをマークしている。
ロッテのレオネス・マーティン外野手(32)が8日、オリックス11回戦(京セラドーム)で3安打4打点をマークし、9−3の勝利に貢献。3回に右翼席へ2戦連発となる10号2ランを放つと、4回は右翼線へ2点二塁打を運んだ。女優、広瀬アリス(25)に似ている助っ人が大活躍だ!!
豪快なフルスイングが勝利を呼び込んだ。3回、マーティンがK−鈴木の緩いカーブを完璧に捉えた。打球は京セラドームの右翼席上段に吸い込まれた。
「チームの勝利に貢献する一打を狙った。感触もよかったし、早い段階で追加点を取れてよかった」。
2試合連発の10号2ラン。4回にも右翼線へ2点二塁打を運ぶなど3安打4打点。今季最多の16安打を放ち、9得点した打線を引っ張った。
来日2年目。キューバ出身の32歳は米大リーグ、マリナーズやレンジャーズなどで通算58本塁打、126盗塁をマーク。昨年7月、ロッテに途中加入すると52試合の出場で14本塁打、39打点を記録。オフに1年の契約延長を勝ち取った。
パワフルな打撃を持つが、大きな目が特徴の顔はキュートだ。最近は会員制交流サイト(SNS)上で、女優の広瀬すずの姉、広瀬アリスに似ていると話題に。
「(この話題は)自慢です。笑っているときには似ているかもしれないけど、普通の顔は似ていないかな」。妹のすずがロッテのアイスクリーム『爽』のCMに出演していることもあり、アリスとの対面を熱望した。
好調なマーティンが主軸を務めるチームはオリックスに9勝1敗1分けと圧倒。シーズンの貯金を2とした。美人女優にも負けない“美貌”を持つ助っ人が、勝ち星に貢献する。
動画配信サービス「パ・リーグTV」は、マーティンが広瀬アリスに似ていることをPRに活用した。オリックス−ロッテを盛り上げるため、YouTubeにアップした映像では、7日に先発したオリックス・榊原が広瀬すずに似ていることから「今夜 パ・リーグ広瀬姉妹対決が実現」と題した動画を制作。視聴回数は早くも21万再生を超えるなど、話題を呼んでいる。
ロッテの3番マーティンが3安打4打点で勝利に貢献した。1−0の3回に右翼席上段へ来日から2年連続となる10号2ランをたたき込むと、4回にも右翼線に2点二塁打を放った。「相手の失投を逃していないのが1番だ」と好調の要因を自己分析した。
打率は2割7分8厘だが、四球を多く選び、出塁率は4割を超える。最近は会員制交流サイト(SNS)上で、笑顔が女優の広瀬アリスに似ていると話題に。「聞いたことはある。笑っている顔は似ていると思う」とまんざらでもない様子だった。
ロッテのレオニス・マーティン外野手(32)が8日、オリックス戦(京セラ)の第2打席で2戦連発となる今季10号2ランを放った。
「打ったボールはカーブ。完璧なスイングができたよ。今日も勝てるようにまだまだ頑張るよ。YES!マーティン!」。
1点リードで迎えた3回2死一塁。相手先発・K−鈴木の3球目カーブを完璧に捉えた打球は、右翼席2階に飛び込む特大弾となった。
マーティンは4点リードで迎えた4回1死二、三塁での第3打席でも、右翼線に2点二塁打を放つなど序盤で4打点と大暴れ。
ロッテ打線はこの回までに11安打7得点で、K−鈴木を早々とKOした。
新型コロナウイルの感染拡大の勢いが止まらない。球界関係者も危機感を強めている中、8月1日にソフトバンクの長谷川勇也外野手(35)がPCR検査で陽性だったというニュースが飛び込んできた。オリックスでも球団職員の陽性が確認されている。プロ野球の本拠地を抱える大都市を中心に感染が広がっており、在京球団のあるスタッフは「どこの球団で感染者が出ても不思議じゃない。むしろ“うちも感染者が出る”と想定してやっていかなければ」と危機感を募らせている。
球団内やチーム内の感染だけでなく、球場内での感染も懸念されている。東日本の球団で球場管理を担当する職員は「クラスターが起きることだけは避けたい。できる限りの感染対策と注意喚起はやっているけど、お客さんに“新様式”の観戦スタイルに協力してもらうことが不可欠なんです」と話す。
有観客試合がスタートしたのは7月10日。1カ月が経過し、観戦マナーが問題になったケースも少なくない。試合中に大きな声でヤジが飛んでゲームが中断したり、守備側のチームから「捕手の構えたコースを声に出すファンがいる」という指摘もあった。
各球場ではマスク着用を呼びかけた上で、大声を出したりハイタッチや飛び跳ねるなどの行為も禁止されている。ほとんどのファンがルールを守っている一方、マナー違反の観客も一定数いるのが現実。取材中、球場内でそういった光景を目にすることもしばしば。
主軸打者にサヨナラ本塁打を飛び出したある試合では、あちらこちらでファン同士がハイタッチやハグで大喜び。試合後には入場ゲートを出てすぐの敷地内で興奮冷めやらぬファンたちが立ち飲みスタイルの「二次会」で盛り上がっていた。
別の球場ではスタンド内で複数のファンが大声を出しながら酒盛りが始まり、周囲のお客さんが別の空いている席に避難する場面も目にした。残念なことに、いずれのケースもマスクを着用せずにソーシャルディスタンスが守られていなかった。
先ほどの球場管理職員は「スタッフを巡回させているけど、全てに目が届く訳ではい。特にBOXシートやVIPルームなどは“密”が生まれやすい。その中に無症状の人がいる可能性もある訳で…」と頭を抱える。その上で「制約が多くて申し訳ないが、今は色々我慢して欲しい。もしクラスターが発生したと認定されてしまったら、しばらくその球場には人を入れられない。せっかく球場にファンの皆さんが戻ってきたのに、またスタンドが無人になって欲しくない」を訴える。
選手も同じ思いだ。「球場にファンの皆さんがいることで、選手達はやりがいを感じている。人が入ることでリスクはあるけど、感染予防を徹底してやっている。球場ごとのルールを守った上で楽しんでもらいたい。力を合わせて(新様式の)いいものをつくっていければ」。こう呼びかけたのは楽天の則本昂大選手会長だ。
シーズンは全日程の約1/3を消化した。12球団が有観客のまま全120試合を完走するためにも「ウィズコロナ時代」の新様式への理解が求められている。
10号2ランを含む3安打4打点と活躍したロッテのマーティンが、ヒーローインタビューで「広瀬アリス似」の笑顔を披露した。
6日にはマーティンの動画を引用したアリスが「うん、これは私。笑」とリツイートしたほどで、マーティンも「ツイッターで色んな人がつぶやいていたので(アリスの存在を)知った。笑うと似ている」と自己分析。前日には妹の広瀬すず似と称される榊原と“姉妹対決”も実現したが、連続三振を喫していた。
ロッテ・二木は「今日駄目だったら、今季チャンスはもうないと思った」と振り返る。8連勝とチームが絶好調時に臨んだ6月30日の楽天戦に先発し、1回1/3でまさかの6失点KO。約1ヶ月の2軍生活を経て、39日ぶりにマウンドで7回5安打2失点にまとめた。
汚名返上の今季初勝利。前回登板を反省し、「試合の入りからしっかりできるように」と誓い、3回まで完全投球。初回には2番・吉田正を3ボールから3球連続直球で空振り三振に斬った。規定打席到達者の中で唯一、三振数が1桁9個だった「三振しない男」から6回にもフォークで空振り三振を奪った。
今カード3勝1敗1分けとし、チームは6カードぶりの勝ち越しを決めて貯金は2。井口監督も「要所で強い直球を投げていた」と今季から18番を背負う右腕の復活を喜んだ。
ロッテのマーティンが3回2死一塁でK−鈴木から2戦連発となる10号2ランを右翼席へ運んだ。
「打ったボールはカーブ。完璧なスイングが出来たよ。今日も勝てるようにまだまだ頑張るよ。YES!マーティン!」。
昨季は7月途中から合流し、14本塁打をマークした。今季は43試合目で2桁本塁打に乗せた。
ロッテ・藤岡がバースデータイムリーを放った。0−0の2回1死一塁からK−鈴木の3球目を右中間へ運んだ。
「打ったのは真っ直ぐかツーシームですかね。甘いところに来たので思い切っていきました」。
一塁から菅野が一気に生還すると、藤岡も三塁まで陥れる先制適時三塁打となった。
開幕から打撃の調子が上がらなかったが、これで5試合連続安打となった。藤岡にとってこの日が27回目の誕生日。「今日誕生日ですけど?そうですね(笑)。打点が付いて良かったです」と嬉しそうだった。
ロッテ・松永昂大投手(32)が8日、出場選手登録が7年となり、国内FA権取得の条件を満たした。プロ1年目から58試合に登板するなど、昨季まで7年間で354試合に登板していた。今季は開幕2軍でスタートしたが、7月に出場選手登録されると、今季はここまで5試合に登板し、3ホールドをマークしている。
松永は「今月末くらいかなと思っていたので少しびっくりしています。中継ぎ投手での取得は難しいことですし、ここ2、3年は目標の1つにしていたので素直に嬉しいです。これからも1試合でも多く投げられるようにしっかりと準備をしてチームに貢献できたらと思います」と話している。
あの人気女優に激似!?ロッテのマーティンが2試合連続本塁打を含む3安打4打点の活躍で打線を牽引した。3回1死一塁からオリックス・K−鈴木のカーブを完璧に捉えると、打球は5階右翼席へと飛び込む特大10号2ラン。2試合連続となる1発に「完璧なスイングが出来た。先発の二木が頑張っていたから(点を取って)自信をもって投げられるようにと思った」とバットで援護した。その後も2打席連続二塁打をマークした。
約1ヶ月ほど前から、マーティンが女優の広瀬アリスと顔が似ているとSNSで話題に。その情報は瞬く間に広がり、今では広瀬本人がツイッターで「うん、これは、私。笑」と公認するほど。マーティンもファンのつぶやきで彼女を知り、「確かに笑った顔は似ていると思うよ」と初めて言及した。広瀬はバスケ女子で、スポーツ万能でも知られている。いずれは始球式やイベントなどで対面する可能性もゼロではない。マーティンは「もちろん、知り合ってみたいよ」と“対面”を願った。
チームは今季最多の16安打で快勝。貯金を2に増やし、今季オリックスには9勝1敗1分けとなった。
再び手にした1軍のマウンドで“3度目の正直”を果たした。ロッテの先発・二木が7回5安打2失点7奪三振の好投で今季初勝利を挙げた。
初回から3者凡退でテンポ良くスタートすると3回まで9人で抑える完璧な立ち上がり。4回と7回には長打を許し失点するも最後まで制球乱れず与えた四球は1つのみ。丁寧な投球で試合を作った。「今日もダメだったら今シーズンはもうチャンスはないくらいの気持ちだったので、ホッとしているというか、いいピッチングができて良かったです」と安堵の表情を見せた。
二木は開幕ローテ入りしカード頭の火曜日を任されていたが6月23日のオリックス戦では5回2/3で4失点、さらに6月30日の楽天戦で1回1/3で6失点と炎上し翌日に抹消された。悔しい思いを胸に2軍にいる間は直球に磨きをかけ、イースタンでは4試合に登板。防御率2.63と結果を残し約1ヶ月ぶりに1軍のマウンドを手にした。
「今日は本当に相手のことよりも自分のピッチングすることだけを考えてやった。次に向けてもしっかり練習していきたい」。安定した投球で“3度目の正直”を果たした期待の背番号「18」がチームを連勝に導き、貯金を2に増やした。
ロッテの松永昂大投手(32)が8日、出場選手登録が7年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。松永は球団を通じ「今月末くらいかなと思っていたので少しびっくりしています。中継ぎ投手での取得は難しいことですし、ここ2、3年は目標の1つにしていたので素直に嬉しいです」とコメントした。
昨季からの左肘や肩の故障によりキャンプは2軍スタート。7月21日に選手登録されると、ここまで左のセットアッパーとして5試合に登板し、無失点で防御率0.00。3ホールドをマークしている。今季8年目を迎える左腕は「これからも1試合でも多く投げられるようにしっかりと準備をしてチームに貢献できたらと思います」と意気込んだ。
ロッテの1点目は記念すべき“バースデー打”となった。2回1死一塁から藤岡裕大内野手(27)がオリックス・K−鈴木の変化球を捉え、右中間を破る適時三塁打。ロッテが1点を先制した。
「打ったのは真っ直ぐかツーシームですかね。甘いところに来たので思い切っていきました」と振り返った。
さらにこの日は藤岡の27歳の誕生日。貴重な1点目を自らのバットで演出し「(誕生日に)打点が付いて良かったです」とはにかんだ。今季まだ本塁打は出ていない藤岡だが7日の試合でも三塁打をマークするなど徐々に調子を上げている。
口角を上げ、笑顔をはじけさせた。ロッテのマーティンが一発を含む3安打4打点と爆発。今季最多16安打を放った打線を牽引し「打席に立つ度にいい感じ」とご機嫌だった。
ノリノリだ。3回には右翼席に運ぶ2試合連続の10号2ランをかっ飛ばした。来日後2年連続の2桁本塁打に到達。「完璧なスイングができたよ。興奮した」と白い歯を何度ものぞかせた。
本業以外で話題の人になった。SNSやファンの間で女優の広瀬アリスに似ていると指摘された。広瀬アリス本人が、自身のツイッターで“反応”したこともあった。マーティンは「笑っている時は似ていると思う。普通の顔の時は似てない(笑)」と話し、「(似ていることが)自慢だよ」と分厚い胸を張った。
キューバ出身の陽気な助っ人は「知り合いになりたい」と広瀬アリスとの対面を熱望した。日本の有名人との不思議な“縁”をモチベーションに、もっと打ちまくる。
ロッテが快勝し、今回の対オリックス6連戦勝ち越しを決めた。今カードは引き分けから始まってロッテの3勝1敗1分けとなった。6連勝した前回対戦から通じて、オリックスとは9勝1敗1分けと大きく勝ち越している。
2回に藤岡が先制適時打。3回には、マーティンの10号2ラン、菅野の適時打と得点を重ねた。4回にもマーティンは2点適時二塁打と活躍。井上にも適時打が出て、序盤で大きくリードを広げた。マーティンはこの日5打数3安打4打点と爆発した。
投げては二木が7回2失点と崩れず今季初勝利。オリックスは先発のK−鈴木が3回1/3を7失点と誤算だった。
ロッテのレオネス・マーティン外野手が大暴れした。3回には右越えに2試合連続となる10号2ランを放ち「完璧なスイングができたよ」と大満足の様子で振り返った。4回には右線に2点適時二塁打を打った。
5回までに7得点を奪った打線を3番打者として4打点をマークして牽引。女優の広瀬アリスに似ていることで話題になった助っ人が、絶好調ぶりを披露した。